わたしはかもめ2023年鴎の便り(1月)

便

1月4日

[ロッテ]佐々木朗希、個人タイトルに初めて言及、2ケタ勝利、規定投球回は最低ライン[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(21)が、狙う個人タイトルに初めて言及した。

4日、岩手・大船渡市内での自主トレ後にオンラインで取材対応。「もちろん勝ち星とか勝率も大事ですけれど、(最優秀)防御率とか(最多)奪三振の方が、どちらかというと狙いたい」と、23年の目標の1文字に挙げていた「冠」を具体化した。その上で「チームの中心として投げられるように。自分の投げた日に絶対勝つという気持ちでやって、チーム優勝がついてくればいい」。誰もが認めるエースに君臨する自覚たっぷりだった。

初詣も行かず、おみくじも引かず、「初夢は覚えていないです」。神頼みではなく、目の前の現実に対し、自身が出来る準備を貫くスタイルだ。「去年よりも、すべてにおいてレベルアップした状態で、よりよい1年に。自分の足りなかった部分を補っていければ」。昨季達成できなかった2ケタ勝利や規定投球回到達も最低ラインと位置づけている。

3月にはWBCが開催される。侍ジャパン選出は濃厚なだけに、元日もブルペンで投球。例年よりペースは速い。「まだキャッチボールの延長ですが、ほぼ毎日強めに」とし、立った捕手に「20球以上投げるようにしている」。WBC公式球にも「(11月の)強化試合の時よりも慣れてきている」と手応えを得ている。

家族や地元の友人らと交流するなど気分転換の時間も力に変える。「年末のカニが美味しかった」と食も満喫。「良い意味でのんびり、楽しく、その中で集中しながらやっているところ。他の選手とは準備の仕方が違ってくると思うので、自分で決めたメニューを自分のペースで出来たらいい」。この日もストレッチ、坂道ダッシュ、キャッチボール、ノックなどで調整。世界一と日本一に挑む最速164キロ右腕は「ダブルVサイン」で故郷での自主トレを終えた。

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[ロッテ]松川虎生、DeNA小園健太と母校・市和歌山に寄付金「形の残る恩返しをしたいと」[ニッカン]

21年ドラフトで史上初となる同じ高校のバッテリーで1位指名を受けたDeNA小園健太投手(19)とロッテ松川虎生捕手(19)が4日、和歌山市役所を訪問し、母校の市和歌山野球部に寄付金を贈った。尾花正啓市長(69)から感謝状を受け取った小園は「形の残る恩返しをしたいと思っていたのでうれしい」。松川も「高校3年間でたくさんのことを学ばせていただきましたし、良い環境をつくっていけば、もっともっと後輩達も伸び伸び楽しくやれると思うので力になれれば」と挨拶した。寄付金は同校野球部発展のための施設充実費などに使用される予定だ。

年末年始にかけて帰郷している2人は、それぞれが昨年12月に野球部の練習にも訪れた。小園は「後輩達のひたむきに頑張っている姿を見て刺激を受けました。今年は自分としても頑張らないといけない年。覚悟が決まった。1軍でしっかり投げられるように体をつくっていきたい」とプロ初登板に挑む。佐々木朗希とのバッテリーで完全試合を経験した松川も「1年ぶりに和歌山に帰ってきて、高校時代の泥臭さを感じましたし、そういう初心を忘れずに頑張っていけたらいい。しっかりレギュラーをつかめるように」と決意をあらたにした。

尾花市長も「そろって来てくれるなんて夢のよう。市高の後輩達も大きな励みとなり、2人の背中を追って頑張ってくれると思う。野球部発展のために有効に使わせていただきたい」と感謝した。

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[ロッテ]佐々木朗希「しっかり結果を出したい」、チーム&WBC「ダブル優勝」貢献誓う[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(21)が4日、岩手・大船渡市内での自主トレ後にオンラインで取材対応し、ロッテでの優勝とWBCでの世界一への貢献を誓った。

年末年始も長期休暇はとらず、元日もブルペンでの投球を行った。「まだキャッチボールの延長ですが、ほぼ毎日強めに」とし、捕手を立たせたまま「20球以上投げるようにしている」と状況を明かした。正月は家族や友人らと交流するなど気分転換の時間もあった。「年末のカニが美味しかった」と食も満喫。「初夢は覚えていない」と笑った。

22年シーズンは完全試合は達成したものの、規定投球回数や2ケタ勝利には届かず、満足はしていない。今季に向け、日本一はもちろん、個人タイトルにも「勝ち星や勝率もですが、(最優秀)防御率や(最多)奪三振のほうが狙いたい」と意欲を見せた。

3月に開幕するWBCでの侍ジャパン選出も濃厚だ。「すごい選手が集まっている中、レベルの高い大会になるので、自分のできることを精一杯やって、しっかり結果を出したい」。現在はWBC公式球を使用して練習を続けており、「強化試合の時よりも良くなってきている」とボールへの対応にも手応えを得ている。

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DeNA・小園&ロッテ・松川、母校にお年玉′v800万円寄付、松川「たくさんのことを学んだ」小園「形に残る恩返しをと」[サンスポ]

DeNA・小園健太投手(19)とロッテ・松川虎生捕手(19)が4日、母校の市立和歌山高野球部に各400万円の計800万円を寄付。和歌山市役所を訪れ、寄付受入式に出席した。松川が「高校時代にたくさんのことを学びました」と寄付への思いを明かし、小園は「何か形に残る恩返しをと思っていた」と説明した。

2人は中学時代に貝塚ヤングでバッテリーを組み同高に進学。同じ高校から初めて投手と捕手が1位指名される形で昨季プロ入りした。松川は開幕戦を含む76試合に出場。1100万円増の年俸2400万円で更改した。球団の方針で2軍で1年目を過ごした小園は、増減なしの同1200万円で今季を迎える。

昨年末にはそれぞれ母校を訪問。松川は開幕スタメンとプロ初本塁打を誓い「初心を忘れずに今年もやっていければ」。小園はプロ初登板とローテーション入りを目標に掲げ「後輩達のひたむきに頑張っている姿を見て刺激を受けました」と背筋を伸ばした。

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ロッテ・佐々木朗希の2023、元日からWBC仕様「ほぼ毎日、強めに20球以上は投げるようにしている」[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が4日、故郷・岩手県の大船渡市内で自主トレーニングを行い、オンラインで年明け初取材に応じた。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表入りが内定している最速164キロ右腕が掲げた2023年の目標は、WBCでの世界一奪還とロッテでのパ・リーグ制覇。2つの栄冠に向けて元日から休みなく調整を進めていることを明かし、タイトル奪取にも意欲を示した。

充実した表情に闘志がみなぎった。自主トレを終えた佐々木朗は、年末年始も長期休養をとらず、パ・リーグ制覇、WBC優勝という2つの目標へ邁進していることを明かした。

「昨年よりも、全てにおいてレベルアップした状態で(シーズンを)迎えたい。より良い1年にしたい」。

オフは感覚が鈍らないよう「ほぼ毎日、強めに20球以上は投げるようにしている」と元日からボールを握っており、この日はキャッチボールや坂道ダッシュで汗を流した。近く一部メンバーが先行発表されるWBC日本代表にも名を連ねており、3月の世界一決定戦へ「(練習でWBC使用球とNPB球を使う)割合は10−0。なるべく多く投げて微妙な感覚のズレをなくし、自分のものにできるように」と気合十分だ。

滑りやすいとされるWBC使用球。昨年11月の強化試合ではオーストラリア戦に先発し、4回4安打無失点に抑えた。その時よりも「(感覚は)良くなっている」という。

最強ライバルの存在にも胸を高鳴らせる。主将でメジャー通算350本塁打のトラウト(エンゼルス)、昨季40本塁打のアロンソ(メッツ)ら超一流が集う米国の攻撃陣に「すごい選手が集まるレベルの高い大会になる。そこで経験できるのは貴重。優勝に貢献できるよう精一杯やる」と表情を引き締めた。

吉井新監督のもと、ロッテでのプロ4年目に向けた思いも強い。昨季は史上最年少で完全試合を達成し、登板20試合で9勝4敗、防御率2.02、173奪三振を記録した。今季の目標はさらに上。吉井監督が4日付の本紙インタビューで23〜25試合、平均6イニングでの規定投球回到達を今季の青写真に描いた中で「チームの中心として投げられるように規定投球回、試合数を意識していく」と呼応した。

「勝ちたい」とリーグVへの思いを募らせ、その上で「防御率と奪三振を狙いたい」と宣言。昨季はオリックス・山本が独占した投手主要タイトルの一角を奪いにいく。「自分の投げる日は絶対に勝つ」。令和の怪物≠ヘ、強い覚悟で新春の誓いを立てた。

◇家族・友人と気分転換

佐々木朗は年末年始、故郷の岩手で家族や友人と交流し気分転換した。地元の食も満喫。「年末に食べたカニがおいしかった」と顔をほころばせ、初夢は「覚えていないです」と笑った。大船渡市内での自主トレは4日で終了。今後は千葉に戻って本拠地・ZOZOマリンスタジアムで汗を流し、2月1日のキャンプインに備える予定だ。

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ロッテ・佐々木朗希、WBCモード、岩手で大会使用球用い練習[サンスポ]

ロッテの佐々木朗希投手が4日、出身地である岩手県の大船渡市内での自主練習後にリモート取材に応じ、日本代表に内定している3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け「ボールはほぼ毎日、結構強めに投げるようにはしていた。自分のやれることを精一杯して、チームに貢献できるようにしたい」と意気込んだ。

キャッチボールや坂道ダッシュを精力的に行った。今オフは滑りやすいとされる大会使用球を用いて練習し、徐々に慣れを実感しているという。「変化球や、捕手を座らせて試合に近い出力で投げたときにどうなるか。なるべく多くWBCの球を投げて早く自分のものにしたい」と話した。

2月の春季キャンプまで1ヶ月を切った。「他の選手とやり方が違ってくると思う。しっかり自分のペースで集中してやっていきたい」と語った。

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ロッテ・朗希、WBCへ全力投球、大リーグ球のみで練習「まずボールに慣れる」[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が4日、故郷の岩手県大船渡市での自主トレを打ち上げ、内定済みの3月WBCでの世界一とチームの日本一に貢献することを誓った。

「レベルの高い大会になる。その中でしっかり結果を残したい」。元日から始動し、連日4時間の練習を重ねた。WBCで使用される大リーグ公式球は滑りやすいとされるが、NPB球と「10:0」の割合でWBC球を握り続けているという。WBC球を初めて握った昨年11月の侍ジャパン強化試合では4回無失点と好投したが、序盤は高めに抜けた球が目立ち、フォークの制御にも時間を要した。

「まずボールに慣れること。とりあえずキャッチボールで100%に近い形で操れるように頑張っている」。現在はキャッチボールの延長で、20球前後の立ち投げを行っている段階。「捕手を座らせて試合に近い出力で投げた時にどうか。早く自分のものにしたい」と試していく。3月に備え、キャンプでは調整のペースを周囲より早める考え。「他の選手とやり方が違ってくる。自分のペースで集中して」とまずは大一番に全力を傾ける。

昨季は完全試合達成など飛躍の年となったが、規定投球回には届かず、9勝4敗と2桁勝利も逃した。「今年は規定投球回や試合数を意識しながら投げたい。まずは自分の投げる日に“絶対に勝つ”という気持ちでやり、その上で優勝がついてくれば」。全開で臨む世界一決戦の先に、真価が問われる4年目を見据えた。

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DeNA・小園&ロッテ・松川、母校・市和歌山野球部に800万円寄付[スポニチ]

高卒2年目を迎えたDeNA・小園とロッテ・松川が、母校の市和歌山野球部に寄付金を贈呈した。

21年ドラフトで史上初の高卒バッテリー1位指名を受け、各400万円の合計800万円。小園は「母校に恩返しをしたいと思っていた。このような機会を得て嬉しく思います」と声を弾ませた。2人で和歌山市役所を訪問し「寄付受入式」に出席。尾花正啓市長(69)からも感謝の意を表された。松川は佐々木朗の完全試合を受けるなど、1年目から1軍76試合に出場。小園は1軍未登板も、三浦監督は今季デビューの可能性を示唆している。

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ロッテ佐々木朗希が故郷で自主トレ、WBCへ意欲「しっかり結果を残せるように頑張りたい」[スポニチ]

ロッテの佐々木朗希投手(21)が4日、岩手県大船渡市内での自主トレ後にオンラインで取材対応し、3月に開幕するWBCに向けて「優勝に向けて自分にできることを精一杯やって、チームに貢献できるようにしたい」と抱負を語った。

今回のWBCにはバリバリのメジャーリーガーも出場予定。佐々木朗は「本当に凄い選手が集まっている中で、日本もそうですけど、レベルの高い大会になると思うので、そういったところで経験できるのは凄く貴重だと思うでの、その中でしっかり結果を残せるように頑張りたい」と意気込む。昨年11月のオーストラリアとの強化試合では4回無失点と好投したが、立ち上がりは高めに抜けるボールも目立っただけに、「まずはボールに慣れることだと思うので、なるべく多くWBCのボールを投げて、少しでも違和感だったり、微妙な感覚のズレを早く自分のものにできるようにしたい」と自主トレ期間中もWBC公認球を使用。現在はキャッチボールの延長で強度を上げ、20球程度の立ち投げも行っているという。

昨シーズンは史上最年少での完全試合を達成するなど飛躍の1年になったが、9勝4敗と2桁勝利はならず、規定投球回数にも届かなかった。今シーズンに向けて「規定投球回だったり試合数を意識しながら投げられたら」とし、チームのリーグ優勝、日本一に加えて「勝ち星や勝率もですけど、個人では防御率や奪三振の方を狙いたい」と初の個人タイトル獲得にも意欲を示した。

地元での自主トレはこの日で打ち上げ。2月のキャンプに向けて「他の選手とは準備の仕方も違うと思うので、自分の中で決めたメニューをこなしていって、しっかり自分のペースで集中してやっていけたら」と話した。

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DeNA・小園がロッテ・松川とともに母校に寄付金を贈呈「形ある恩返しをしたいと思っていた」[スポニチ]

DeNAの21年ドラフト1位・小園健太投手が4日、同じく同年ロッテに同1位で入団した松川虎生捕手とともに、母校の市和歌山に寄付金を贈呈した。

この日は、和歌山市役所で尾花正啓市長、同校野球部の半田真一監督らが出席のもと「寄付受入式」が行われ、小園は「プロ野球選手になり、母校に形ある恩返しをしたいと思っていたので、このような機会を得て嬉しく思います」と話した。

また同市長は「史上初の高校生バッテリーでのドラフト1位指名に県民は喜びました。高校の後輩達も励みになる。寄付金は有効利用させて頂きます」と感謝していた。

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[ロッテ]佐々木朗希、タイトル奪取宣言「防御率、奪三振狙いたい」…昨季は山本由伸が総なめ[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(21)が4日、地元の岩手・大船渡市内で自主トレを行い、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での世界一とチームでの日本一に加え、最優秀防御率と最多奪三振のタイトル奪取を誓った。昨季はオリックス・山本が防御率、勝利数、勝率、奪三振のタイトルを総なめしたが、「個人としては防御率、奪三振の方(タイトル)を狙いたい」と宣言。4年目は1年間通じてローテを守り、さらなる飛躍を目指す。

白い息を吐きながら、まずは選出が確実なWBCに視線を向けた。「本当にすごい選手が集まってくる。しっかり結果を残せるように」と改めて世界一の誓いを立てた。年始は元日から始動。この日は捕手を立たせて約20球、坂道ダッシュ、ノックなど、約4時間の練習で汗を流した。ボールは現在、WBCで使用するMLB球を「10対0の割合で使っている」。昨年11月の侍ジャパン強化試合では扱いに苦労したが、「あとは試合に近い出力で投げた時にどうなるか。まずはキャッチボールで100%に近い形で操れるように」と自信を深めつつある。

年末年始は練習を継続しながら、家族でカニに舌鼓を打ち、友人ともリフレッシュ。心身を充電した21歳は世界一に続く青写真も描いた。昨季は20登板で9勝4敗、防御率2.02。4月には史上最年少で完全試合を達成したが、疲労による4度の登録抹消などで規定投球回には到達できなかった。1年ずつ着実にステップを踏み、迎えた4年目。「チームの中心として投げられるように。規定投球回、試合数を意識しながら、投げる日に絶対勝つという気持ちでやりたい」とエースに君臨する決意を口にした。

23年に掲げる一文字は「冠」。昨季は山本が独占したタイトルのうち、防御率と奪三振の「冠」を「狙いたい」と語気を強めた。世界一を経て、絶対的エースへ。潜在能力の全てを解放する1年にする。

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[ロッテ]佐々木朗希が地元・大船渡市内で自主トレ、WBCへ「レベルの高い体験。その中でしっかり結果を」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手が4日、地元・岩手の大船渡市内で自主トレを行い、オンラインで取材対応を行った。

年末年始は「練習しながら地元の友達と遊んだりしました」とリラックスした様子の右腕。年始は元旦から始動し、この日は、ストレッチ、強めのキャッチボール、坂道ダッシュ、ノックなどで約4時間汗を流した。

現在は立ち投げで約20球ほど投げているという右腕は3月に控えているWBCへ向け、「1番はまずはボールに慣れることだと思うので、なるべく多くWBCのボールを投げて、少しでも違和感とか微妙な感覚のズレを自分のものにできるようにしたい」とまずは徐々に状態を上げていく。

アメリカ代表や世界のトップレベルの選手と戦うことについては「本当にすごい選手達が集まっている中で、すごくレベルの高い体験になると思う。そういった所で経験できるのはすごく貴重だと思うので、その中でしっかり結果を残せるように頑張りたいなと思います」と気を引き締めた。

チームとしては新体制となり、リーグ優勝へ向かうのみ。4年目となる今季は「今年はしっかりチームの中心として投げられるように。規定投球回だったり、試合数、そういったものを意識しながら投げられたらなと思います。自分の投げてる日に絶対勝つというそういう気持ちでやって、自分のできること精一杯やった上でチームの優勝が付いてくればいいなと思います」とローテの柱として戦う抜くことを誓った。

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ロッテ・佐々木朗、WBC「結果残す」元旦から決意の始動、シーズンでは“2冠”宣言[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が4日、岩手県大船渡市内での自主トレ後にオンライン取材に応じた。3月開幕のWBCに出場する日本代表入りが内定している右腕は、WBC公式球を使って調整。「しっかり結果を残せるように頑張りたい」と本番での活躍を誓った。またシーズンでは防御率、奪三振のタイトル奪取を宣言した。

WBCに懸ける思いが体を突き動かした。地元・岩手県大船渡市で年末年始を過ごした佐々木朗は、「新年明けてからは家と練習場の往復」と元旦から始動。大舞台での戦いに向け、精力的に汗を流した。

「すごい選手達が集まってる中でレベルの高い戦いになる。そういったところで経験できるのはすごく貴重だと思うので、しっかり結果を残せるように頑張りたい」。

目指す世界の頂点に向け、既にWBC仕様にシフトチェンジしている。「1番ハボールに慣れること」と言うように、練習ではWBC公式球を使用。「なるべく多くWBCのボールを投げて少しでも違和感だったり、微妙な感覚のずれを自分のものにできるようにしたい」と感覚を研ぎ澄ませている。

現在は20球程度の立ち投げでの調整。常に強めに投げることを意識しているという。「優勝に向けて自分のできることを精一杯やって、チームに貢献できるようにしたい」。徐々に状態を上げ、準備を整える。

もちろん、シーズンへの思いも熱い。

昨年は完全試合を達成し、飛躍を遂げた右腕。ただ9勝4敗で2桁勝利に届かず、規定投球回にも到達できなかった。

そんな悔しさを晴らすため、「勝ち星とか勝率も大事。でもやっぱり個人としては防御率だったり、奪三振が狙いたい」。大きな目標を掲げた“令和の怪物”が日本を引っ張る。

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ロッテ、内田順三氏を臨時コーチに招聘、打撃指導の名伯楽、春季キャンプから指導[デイリー]

ロッテが臨時コーチとして、打撃指導の名伯楽として知られる内田順三氏(75)を招聘することが4日、分かった。春季キャンプから指導を開始し、安田尚憲内野手や山口航輝外野手ら期待の若手育成に力を注ぐ。

内田氏は主に打撃コーチとして、幾多の強打者を育成。広島では金本知憲や新井貴浩(現監督)、巨人では松井秀喜や阿部慎之助、岡本和真も指導した。19年に巨人巡回コーチを退任するまで37年間、指導者としてユニホームを着続けた。

ロッテは昨季5位。外国人選手の不振が響き、チーム打率.231はリーグ5位だった。一方で安田や山口ら、若手も台頭。名伯楽の指導でさらにその才能を伸ばし、チーム再建を目指す。

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DeNA・小園&ロッテ・松川、計800万円寄付、市和歌山ドラ1バッテリーが母校に[デイリー]

市和歌山から史上初めてそろってドラフト1位指名された高校生バッテリーで、今季が2年目となるDeNA・小園健太投手(19)とロッテ・松川虎生捕手(19)が4日、和歌山市役所を訪れ、母校に400万円ずつ計800万円を寄付し、尾花正啓市長に目録を手渡した。

小園は「プロ野球選手になって、何か形に残る恩返しをしたいと思っていたのでうれしい」と話した。松川も「寄付をすることが目標でもあった。いい環境をつくれば選手もさらに楽しくできると思います」と野球部の施設充実を希望。尾花市長は「高額のご寄付をいただき、ありがとうございました」と2人に感謝状を手渡した。

昨年末に母校を訪れた2人は今年の目標も明確。松川は「昨年は打てなかった本塁打を今年は打てるように。今年も開幕スタメンは取れるようにしたい」と2年連続開幕マスクを誓う。1年目は1軍の登板がなかった小園も「今年は1軍でまず投げるというのが目標。そこからローテーションに食い込んでいけるような投手に成長したい」と言い切った。

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佐々木朗、3月のWBCモード地元岩手で大会使用球使い練習[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が4日、出身地・岩手県の大船渡市内での自主練習後にリモート取材に応じ、日本代表に内定している3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け「ボールはほぼ毎日、結構強めに投げるようにはしていた。自分のやれることを精一杯し、チームに貢献できるようにしたい」と話した。

キャッチボールや坂道ダッシュを精力的に行った。今オフは滑りやすいとされる大会使用球を用いて練習し、徐々に慣れを実感しているという。「変化球や、捕手を座らせて試合に近い出力で投げたときにどうなるか。なるべく多くWBCの球を投げて早く自分のものにしたい」と話した。

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ロッテ・佐々木朗希が地元満喫、WBCへ照準「レベルの高いところで経験できるのは貴重」[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が4日、地元の岩手県大船渡市内で自主トレを行い、オンライン取材に応じた。

年末年始は「練習しながら、地元の友達と遊んだりとかしました」と地元を満喫。新年は元旦からトレーニングを開始しているという。

練習ではWBC球を使用している。「(WBC球とNPB球球の)割合は10:0です」とシフトチェンジ。現在は立ち投げで調整中で「なるべく多くWBCのボールを投げて少しでも違和感だったり微妙な感覚のずれを自分ものにできるようにしたい」と話した。

残り約2ヶ月と迫るWBCの舞台。「すごい選手達が集まってる中で日本もそうですけど、すごくレベルの高い戦いになると思うので、そういったところで経験できるのはすごく貴重だと思う。その中でしっかり結果を残せるように頑張りたい」と世界での活躍を誓った。

シーズンでの目標も掲げた。「自分の投げている日に絶対勝つという、そういう気持ちでやりたい」。もちろんチームとしての優勝を狙うが、それに加え「個人としては防御率だったり奪三振を狙いたい」と宣言。チームの大黒柱となり飛躍の1年にする。

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選手に“自主性”を求めるロッテ、“差”がつく自主トレ期間[BASEBALL KING]

1月4日。正月休みも終わり、今日から仕事始めという社会人も多いのではないだろうか。プロ野球界に目を向けると、2月1日の春季キャンプまで1ヶ月を切った。キャンプインに向けて選手達も、さらに練習の強度が上がってくることが予想される。

ロッテでいえば、今季から吉井理人監督が就任し“選手の自主性”について口にすることが多い。吉井監督は就任会見で、「我々はプロ野球なので、みんなプロフェッショナルになってもらいたいと思っていて、自分の頭でしっかり考え、自分の責任のもとに行動してそれが勝利につながる選手になってもらいたいと考えている」と“プロとしての責任”、“自覚”を求めた。

秋季練習が終わればシーズンオフを迎えることもあり、厳しい練習を課す球団も多い。昨年10月に行われたZOZOマリンスタジアムでの秋季練習では、フェニックス・リーグ組が戻ってきた11月以降は自分自身で考えて目的意識を持って練習を取り組むよう、打撃廻りも希望性で行われていた。打撃廻りの間、日によってはひたすらロングティーを行っている選手もいれば、守備を磨いている選手もいた。選手の自主性で練習は行っているが、間違った方向に進まないよう、都度打撃練習や守備練習でコーチ陣が、アドバイスを送る場面も見られた。

2月1日から石垣島で行われる春季キャンプでも、吉井監督は球団を通じて「チームプレーはしっかりと行いますが、実技の練習に関しては個別の時間を多めに設定して、自主的に取り組んでもらおうと考えています。選手は自分自身で足りない部分は何か、伸ばさないといけないことは何か、そのためにどのような練習が必要かを考えてもらい、練習に取り組んでもらいながら個々のレベルアップ、そしてチーム力を上げていきたいと考えています」と秋季練習から引き続き選手達の自主性を促すキャンプとなりそうだ。

“自主性”に重点を置くということは、自分の足りないところを補ったり、自分の長所などを考えて練習ができる選手は自分の練習に充てる時間が増え、大きなメリットになる。結果が全てなので結果を残せれば問題ないが、“自主性”の意味を履き違えて、今やるべきこと、必要なことを理解せず、間違えた方向に進んでしまった選手(間違えた方向に進まないよう春季キャンプではコーチ陣も指示を送ると思うが…)、何も考えず練習をこなしている選手は、取り残される可能性が高い。“自主性”を促すということは、首脳陣が考えた猛練習で鍛えるよりも実はシビアで厳しい。もちろんプロでの経験が少ない若手選手は、プロで戦う体力、技術を身につけるため長時間の練習は必要だが。

春季キャンプだけでなく、自主トレでも同じことがいえる。自主トレからある程度自分で考えて、追い込んでいける選手は、自主トレから継続してきていることを春季キャンプの個別練習で補足していけばいい。春季キャンプではコーチ陣、裏方スタッフが多くいるのだから、自分が考えていること、取り組んでいることを伝えチェックポイントを見てもらうこともできる。反対に自主トレで何も考えずに練習しているだけでは、“自主性”を重んじる春季キャンプにおいて、考えて練習している選手とそうでない選手との間に大きな差が生まれるのではないだろうか。特に経験の少ない若手選手達は、自主トレーニングから春季キャンプの“個別練習”が始まっていると思って、しっかりと考えて練習していく必要がありそうだ。

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