わたしはかもめ2023年鴎の便り(1月)

便

1月7日

[ロッテ]最年長荻野貴司、出塁率アップで成績跳ね上げる「自ずと得点につながっていく」[ニッカン]

ロッテ最年長の荻野貴司外野手(37)が、最年“跳”としてチームの成績を跳ね上げる。7日、本拠ZOZOマリンスタジアムで自主トレを公開した。年末年始は地元・奈良で過ごし、橿原神宮での初詣では「家族が健康でありますように」と参拝。自身も近年は膝の状態に不安を抱えながらの調整が続いていたが「何年ぶりだろう…久しぶりに体の感覚は良いと思います。不安な要素も今のところはない」とポール間ダッシュなどを繰り返した。

21年には史上最年長盗塁王を獲得するなど今季もトップバッターを含むチャンスメークが期待される。「もちろん優勝を目指してやるのと、個人的には去年は離脱(期間)が長かったので1年間通して戦えるようにしたい」。その上で「具体的な数字は分からないですけれど、やっぱり出塁が増えると自ずと得点につながっていくと思うので、そこは大事なところかなと思います」と出塁率アップで勝利に貢献する決意だ。

昨季は高部瑛斗外野手(25)が44盗塁で盗塁王に輝くなど若手の成長次第では、吉井理人監督(57)の組む打順構成は未確定だ。「(監督とは)まだ話していないです。監督に任せます。どこを打ちたいとかもない」。報道陣から「4番は?」と問われると「4番を打てと言われたら打ちますけれど…特に打ちたいとかはないです」と笑った。

他競技ながら来月で56歳を迎えるサッカー元日本代表FWカズ(三浦知良、55)にも敬意を抱く。「野球より体力的にも厳しいと思うので、その中であそこまで出来るということは、すごいなとしか言えないです」。自身については「どれくらいまでというのは本当にないです。クビと言われるまでやりたい」と日々の準備を大切に、チームを引っ張り続ける。

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ロッテ・荻野貴司が自主トレ公開、チーム最年長37歳「不安要素ない。久しぶりに感覚がいい」[サンスポ]

ロッテ・荻野貴司外野手(37)が7日、本拠地のZOZOマリンスタジアムで自主トレを公開した。外野フェンスに沿ってレフトとライトのポール間を10本走るなど汗を流し、「(体の)不安な要素は、今のところないです。結構長い間、膝に不安があったんですけど、久しぶりに体の感覚がいい」と状態の良さをうかがわせた。

今季の目標は「もちろん優勝」とし、プロ入りから13年間、果たせていないリーグ制覇を目指す。昨季は古傷の右膝痛や右脇腹を痛めた影響で、1軍初昇格が5月下旬と出遅れた。「個人的には去年離脱が長かったので、今年は1年を通して戦えるようにしたい」と力を込めた。

今年で38歳を迎えるチーム最年長のベテラン。サッカー界ではキングカズ≠アと三浦知良が55歳で現役を続けており、「野球より体力的にも厳しいと思うので、その中であそこまでできるということはすごいとしかいえないです」と目を輝かせた。

2年間、ロッテでともにプレーし、40歳で現役を退いた鳥谷敬さんの試合前のアップ法を取り入れるなど、長く第一線で活躍するための準備を続けている。「クビといわれるまでやりたい。どれくらいまで(やりたいとか)は本当にないです」。強い覚悟を持って1年1年、グラウンドに立っている。

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ロッテ・荻野、今年38歳チーム最年長「去年は離脱が長かったので、1年間通して戦えるように」[スポニチ]

ロッテの荻野がZOZOマリンで自主トレを公開した。今年で38歳となるチーム最年長。「去年は離脱が長かったので、1年間通して戦えるようにしたい」とフル稼働を誓った。

昨季は右膝痛、右脇腹痛などで、1軍初昇格が5月下旬と出遅れて89試合出場ながら、打率.310をマーク。「例年の自主トレ始動では、膝に不安があったけど、今年は久しぶりに体の感覚がいい」と状態の良さを口にした。

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ロッテ・三木が結婚、お相手は19年12月から交際の一般女性「にぎやかな家庭に」[スポニチ]

ロッテの三木亮内野手(31)が結婚したことが7日、分かった。お相手は19年12月から交際を続けていた一般女性(32)。昨年11月7日に婚姻届を提出した。挙式は今季終了後に予定しており、愛するパートナーのためにさらなる飛躍を誓った。

「にぎやかな家庭にしていきたいですね。奥さんを不安にさせてはいけない。支えてくれる存在ができたので、より一層頑張ります」。

出会いは知人の紹介がきっかけだった。「付き合い始めた時から“この人と結婚するんだろうな”と感じていました。はっきりした性格で、僕に足りないところを補ってくれる。尊敬できる存在です」。1年前から一緒に生活しているそうで、夫人は今も仕事を続けながら、食事面など野球に専念するためのサポートを続けている。

今季10年目を迎える三木は、内野ならどこでも守れる万能さが魅力で、通算525試合に出場。一方で試合途中から出場する役割には決して満足しておらず、吉井新監督になる今季は「チャンスはあると思うので、レギュラーを狙っていく」と鼻息は荒い。定位置奪取に向け、オフは打力向上をテーマにトレーニングに励んでいる。

昨季まで同僚だったレアードとのパフォーマンスが有名だ。本塁打の後、ベンチで握った寿司を食べてハイタッチするのがお決まりだった。相棒は昨季限りで退団したが「これからは僕が寿司を握る側になります!」と宣言。愛する伴侶とともに、チームの力になる。

三木亮(みき・りょう)
1991年(平3)10月25日生まれ、大阪府出身の31歳。遊学館から上武大に進み、関甲新リーグでベストナイン3度。4年時に大学選手権優勝を経験した。13年ドラフト3位でロッテ入団。2年目の15年10月5日の日本ハム戦でプロ初アーチ。昨季は46試合で打率.160、1打点だった。1メートル75、78キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ荻野が自主トレ公開!チーム最年長も近年最高の状態「不安ない。久しぶりに体の感覚がいい」[スポニチ]

ロッテ・荻野貴司外野手(37)が7日、ZOZOマリンで自主トレを公開。グラウンドでランニングメニューをこなし、室内練習場に移動して打撃練習も行った。

今年で38歳となるチーム最年長のベテラン。昨季は古傷の右膝痛で開幕2軍となり、その後も右脇腹を痛め、1軍初昇格は5月27日と大きく出遅れたが、「チームとして優勝を目指してやるのと、個人的には去年は離脱が長かったので、今年は1年間通して戦えるようにしたい」とフル稼働を誓った。

昨季は89試合出場ながら、打率.310をマークするなど、コンディションさえ整えば、力を発揮できることは間違いない。「いつも膝に不安があったけど、久しぶりに体の感覚がいい。毎年、今年はどれだけできるだろうかと楽しみにしながら自主トレをやっている。今年も自分の可能性を信じてやりたい」と意気込んだ。

春季キャンプでは「締め付け具合のいいスパッツ履く。ケガ予防にもなるので」と、コンディションに細心の注意を払いながら、14年目のシーズンに挑む。これまではリードオフマンとしてチームを牽引してきた。吉井監督となり、役割がどのようになるかはまだ不明だ。

「打順は監督に任せます。どこを打ちたいとかもない。4番を打てと言われれば、打ちますけど…」。

日々の準備を大切にしながら、1年間を戦い抜いていく。

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ロッテ、荻野貴司が自主トレ公開、38歳でも健在「クビって言われるまでやりたい」[デイリー]

ロッテの荻野貴司外野手(37)が7日、ZOZOマリンスタジアムで自主トレを公開した。これまで右膝のコンディション不良に悩まされてきたが「不安な要素は今のところない。久しぶりに体の感覚がいい」。ポール間走や打撃練習に取り組み汗を流した。

年始は5日から動き始めたといい、1月は「体を少しずつ作る」ことに専念。「体の可動域を作って、自分の使いたい筋肉に刺激を与える」トレーニングに取り組んでいる。

シーズンに照準を合わせ「去年離脱が長かったので1年間を通して戦えるようにしたい。(試合では)出塁が増えれば得点につながると思うのでそこは大事なところ」と目標を口にした。

年末年始は地元・奈良で過ごしたという荻野。初詣は橿原神宮に初詣に参拝し、「家族が健康でありますように」と願いを込めたという。

そんな荻野も今年で38歳を迎えるチーム最年長男だ。体のケアがこれまで以上に重要になってくるが、「そんなに体にムチを打たずに体と相談しながら徐々に上げていって、シーズン中もやれることをやりたい。クビって言われるまでやりたい」と笑顔。今年の干支のウサギのように、跳躍し続ける。

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“常勝軍団”を築くため必要なロッテ・藤原恭大の成長[BASEBALL KING]

ロッテの若手は昨季部瑛斗が盗塁王を獲得し、佐藤都志也がリーグトップの盗塁阻止率を記録、山口航輝はチームトップの16本塁打、安田尚憲はオールスター明け打線の中心を担い、今季に向けて期待の持てる内容でシーズンを終えた。 “常勝軍団”を築くため、野手陣では彼らと共に藤原恭大もチームを引っ張る存在になって欲しいところ。

「しっかり活躍してマリーンズの1番は藤原だという印象をつけられるように結果を残していきたい」と意気込んだ22年シーズンは自主トレで「踏み込みというか下半身の力強さというのを凄く感じていて、打球もそうですけど、力が伝わっているなと感じています」と自身の中で手応えを掴んでいた。しかし、春季キャンプ直前に新型コロナウイルスに感染。2月6日にB組の全体練習に合流と出遅れた。充実の自主トレを過ごしていただけに「ここまで体を作ってきて、ゼロからではないですけど、また戻ってキャンプに入ったので、もったいないというか、キャンプで戻せるとこまで戻してやろうかなと思ってやっています」と悔やんだ。

2月22日のオリックスとの練習試合では、2ボール2ストライクから本田仁海が投じた6球目のストライクゾーンからボールゾーンに落ちるフォークを冷静に見送ると、2球ファウルにしたあと最後は9球目の外角変化球を見送り四球で出塁。この出塁をきっかけにこの回5点を奪うと、同月24日のソフトバンクとの練習試合では、藤井皓哉に対し2球で追い込まれるも、1ボール2ストライクから投じた5球目のフォークを見逃し2ボール2ストライクとし、そこから2球連続でファウル。8球目のインコースストレートを見送り3ボール2ストライクとするとファウルで粘り、10球目の低めのストレートを見送り四球を選ぶ内容のある打席。その後、山口の3ランにつなげた。

オープン戦では3月18日の巨人戦で2打席目に菅野智之の高めのつり球に空振り三振するなど自分の打撃をさせてもらえていなかったが、3打席目にインコースのカットボールを対応しライトスタンド中段へ本塁打。3月21日の中日戦では谷元圭介が1ボール2ストライクから投じたインコース低めの128キロスライダーをライトへ満塁本塁打を放った。2月の練習試合からオープン戦までの打率は.246(61−15)だったものの、簡単に打ち取られず粘って四球を選んだりオープン戦終盤には長打を打ったりとシーズン開幕に向け期待の持てる内容だった。

開幕1軍を掴むと、4月1日の西武戦で2安打、9日のオリックス戦では山本由伸から2安打するなど猛打賞を達成したが、その後が続かず1、2軍を何度も往復。一方で開幕前にレギュラーを争っていた部がオープン戦で12球団トップの打率を残すと、シーズンが開幕してからは荻野貴司が不在の間に1番を任され、武器である盗塁を重ねた。

それでも藤原はシーズン最終盤の9月、18日の日本ハム戦で、4−3の9回1死二塁の第2打席、石川直也が3ボール2ストライクから投じた7球目のナックルカーブを前進守備の横を抜けていくセンター前に貴重な同点適時打を放つと、翌19日には加藤貴之から2安打。28日の日本ハム戦では、0−2の4回無死走者なしの第2打席、1ボール2ストライクから上沢直之が投じた4球目の146キロフォーク、5球目の124キロナックルカーブをファウルにし、外角に外れた132キロチェンジアップを見送り2ボール2ストライク。7球目に投じたインハイ高めの144キロカットボールをライトへ今季第1号ソロ。ファウルで粘ってしっかり本塁打にしたのがよかった。6−3の7回の第4打席では、井口和朋が投じたインコース寄りの140キロカットボールをセンター前に安打。

30日のオリックス戦でも、1−2の7回1死二塁の打席、山本が1ボール1ストライクから投じた3球目の124キロのカーブに詰まったあたりもレフト前に落ちる安打で二塁走者の部が生還する同点打。さらに2−3の9回2死一、二塁の第5打席、守護神・平野佳寿が1ボール1ストライクから投じた真ん中高めの135キロフォークをライト前に弾き返す同点の適時打を放った。

シーズンの打撃成績は打率.209、1本塁打、5打点、9盗塁に終わったが、9月は月間打率.333(30−10)、1本塁打、4打点。21年シーズンは9月以降インコースに苦戦するも、昨季の9月はインコースにも対応し安打する場面が増えた。また左投手に対しても21年が打率.157(51−8)だったが、昨季は打席数が少ないとはいえ.314(35−11)と対応した。

今季でプロ5年目。21年に7.8月の月間MVP、そして昨季9月には月間打率.333を記録するなど、短期間で結果を残すことはできる。打撃面では追い込まれてから低めの変化球に手を出さずしっかりと見送り四球を選んだり、ファウルで粘って反対方向に安打を放つなど確実に成長した姿を見せる。あとは状態が落ちた時に、いかに調子を早く取り戻すことができるか。安田や山口らにもいえることだが、安定感がレギュラー定着する上で大事になってくる。

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