ロッテがメジャー通算23勝で前ブルワーズのルイス・ペルドモ投手(29)の獲得に大筋合意したことが19日、分かった。
ドミニカ共和国出身で、16年にパドレスでメジャーデビュー。17年は規定投球回数到達(163回2/3)する活躍で、先発として8勝(11敗)を挙げた。19年には主にリリーフで47試合に登板するなど、先発、救援を問わずに適応できる身長188センチ右腕だ。20年にトミー・ジョン手術を受けているが、22年シーズンはブルワーズで3年ぶりに白星を挙げるなど、リリーフで14試合23回2/3を投げ、3勝0敗1ホールド、防御率3.80の好成績だった。メジャー通算では147試合登板で23勝31敗、防御率5.12。昨年11月にFAとなっていた。
ロッテのドラフト5位金田優太内野手(17=浦和学院)が「DeNA宮崎バット」で3割打者を目指す。
19日、ロッテ浦和球場で行われた新人合同自主トレでは、室内で入念に打撃練習に取り組んだ。高校の先輩で西武ドラフト1位の蛭間拓哉外野手(22=早大)の薦めで、DeNA宮崎モデルのバットを使用。「癖のないバットで、しっくり来てる感じがします」と長さ84.5センチ、重さ860〜870グラムの新相棒に手応えを感じている。
高校通算28本塁打とパンチ力もあるが「タイプ的に言えば中距離打者。何でも出来るバッティングが持ち味かなと思います」と冷静に自己分析。17年にセ・リーグ首位打者を獲得し、NPB通算打率3割2厘を誇る宮崎を「たくさんヒットを打てる打者も、すごい憧れます」とリスペクトする。
昨年11月の入団交渉の席では「ゴールデングラブ賞&3割」を目標に掲げた金田。好打者モデルの新バットで、持ち味の打撃に磨きをかけていく。
ロッテが米大リーグ、ブルワーズからフリーエージェントとなったドミニカ共和国出身の最速155キロ右腕、ルイス・ペルドモ投手(29)と大筋で入団に合意したことが19日、分かった。2020年オフに右肘の靱帯再建手術を受け、復帰した昨季は救援で14試合に登板し、3勝0敗、防御率3.80。メジャー通算成績は147試合で23勝31敗、防御率5.12。
昨季5位に終わったロッテは今オフ、昨季まで巨人に在籍したメルセデス投手、ポランコ外野手らを獲得している。
ロッテのドラフト5位ルーキー金田(埼玉・浦和学院高)が19日、さいたま市のロッテ浦和球場で行われている新人合同練習で、打撃やダッシュに汗を流した。木製のバットには慣れてきたようで「バッティングはいい感じで上がってきている。体の状態も良いし不安なくできている」と手応えありの様子。
バットはDeNA・宮崎モデルを使用しており「重さも重心の位置も平均的で癖のないバット。しっくりきている」と好感触を口にした。
誰もが認めるチームの精神的支柱だ。ロッテ・益田直也投手(33)は今季も選手会長を継続し、会長として4年目のシーズンを迎える。
昨季52試合に登板するなど救援投手として活躍。今季プロ12年目を迎える33歳は、オフの期間も若手を引っ張る存在だ。静岡県内での自主トレーニングには、ロッテの二木、岩下、小野、八木、横山、江村、田村、平沢、佐藤都の10選手が参加する。これだけの大所帯での自主トレーニングは球界で珍しく、それだけ益田への信頼度の高さがうかがえる。
「切磋琢磨しながら『こいつらには負けない』っていう気持ちで毎日頑張っています」。
自分自身の刺激にする一方、沖縄・石垣島キャンプが始まる2月1日に向けた調整ビジョンを問われると、リーダー≠ニしての自覚がにじんだ。
「(僕が)2月1日に求められているのは、元気にキャンプに入ることだと思う。あとはチームを強くして優勝したいので、今いる子らにしっかり体をつくってもらえるようにサポートしてあげたい。個人的にもしっかりやらないといけないけど、チームのレベルを上げるために今できるサポートもしていきたい」。
体幹や持久力を養うために徹底的に走り込む鬼メニュー≠ナ知られる益田塾。厳しいトレーニングで表情をゆがめながらもペースを落とすことなく朝から夕方まで体を鍛え抜く益田の姿は、後輩の気持ちを奮い立たせるきっかけにもなっており、田村龍弘捕手(28)は「益田さんが同じ量を走っているので妥協できない」と汗を拭った。
背中で引っ張るだけでなく、若手に積極的に歩み寄るのが益田流。横山陸人投手(21)は、キャッチボールでペアを組んだ際に、投球時の体重移動に関するアドバイスをもらい、「意識して投げたら自分の中で感覚がいい」。好感触をつかんだ様子で白い歯を見せた。
ロッテ担当1年目の記者が自主トレーニングの取材で、静岡県に訪れた際、益田は「記者さんにも縄跳びやってもらいたいな。きつさが分かるから」と報道陣に声をかけた。サーキットトレーニングの1つに含まれる重さ3キロの縄跳びを1分間跳び続けるトレーニング。記者は35秒でリタイアしたが、選手の輪に少しだけ入らせてもらい、練習を体感することができた。
残り18セーブに迫った通算200セーブの早期到達に意欲を燃やすシーズン。「まだ若い子に負けるつもりはない」。チームの柱としてマウンドに立つ。
おしゃれで流行に敏感なプロ野球選手を取り上げる企画「NPB MEN'S CLUB」。今回は3年目だった昨季に盗塁王やゴールデングラブ賞に輝くなど大きく飛躍したロッテ・高部瑛斗外野手(25)だ。プロ1年目にはピザ柄とコーラ柄の靴下という“攻め”の着こなしで入寮して話題となった無類のファッション好きが、そのこだわりなどを語った。
3年目だった昨季にレギュラーに定着した高部は137試合に出場して、打率.274、3本塁打、38打点をマーク。44盗塁で盗塁王に輝き、快足を生かした外野守備でゴールデングラブ賞も獲得した。「1年間試合に出ることができたことに意味を感じている。もっとできると感じたし、今年はそれを実行できるようにしたい」と高みを目指していく。
初球から打っていくスタイルが持ち味だ。今季も積極性は変えず、パワーアップを図る。出塁率.324からの向上も見据えつつ、今オフはウエートトレーニングに励んで本塁打も増やしたい考え。「(首位打者、最多安打といった)打撃の賞も狙いたい。ヒットを打つことによって相手に嫌がってもらえる。そうすれば四球も増える」と意気込んだ。
ロッテがブルワーズからFAとなったルイス・ペルドモ投手(29)と1年契約で基本合意したことが19日、分かった。近く正式発表される。
ドミニカ共和国出身の右腕で、20年オフに右肘靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、復帰した昨季は14試合に救援して3勝0敗、防御率3.80。メジャー通算成績は147試合で23勝31敗、防御率5.12。平均球速94マイル(約151キロ)のツーシームを軸球とし、スライダーとチェンジアップを操る。
ロッテのドラフト5位・金田優太内野手(浦和学院)が19日、ロッテ浦和で行われた新人合同自主トレでノック、フリー打撃などに取り組んだ。
投げては最速143キロを誇り、打っては高校通算28本塁打をマークした次世代の遊撃レギュラーは「高校時代も練習では木製バットを使っていたけど、だいぶ慣れてきました。そのときよりも40グラムぐらい軽いものをつかっているし、自分の中ではいい感じで上がっています」と、17年に首位打者を獲得したDeNA・宮崎敏郎モデルのバットで打撃強化に取り組んでいる。
卓越したバットコントロールが武器だ。「高校時代も体が大きくなって飛距離も出るようになったけど、タイプ的には中距離打者。何でもできるのが持ち味かなと思います」と自己分析する。
プロの世界で相棒となる宮崎モデルのバットについては「しっくりと来ています。クセのないバットで、重さも、重心も平均的」と84.5センチ、860〜70グラムを形を好んでいる。
では、なぜ、宮崎モデルなのか?理由は浦和学院の先輩となる西武のドラフト1位・蛭間拓哉外野手が早大時代に愛用していたからだという。
「蛭間さんが高校の先輩なので、連絡もよくとらしてもらっていて、バットも同じミズノなので“お薦めだよ”と言われて、一本頼んでみたら、よかったので使っています」。
ちなみに、グラブもDeNAの藤田一也内野手が使用するモデルだが、特にベイスターズファンという訳ではないそうだ。
ロッテがブルワーズからFAとなったルイス・ペルドモ投手(29)を獲得することが19日、分かった。1年契約とみられ、すでに大筋で合意している。
ペルドモはドミニカ共和国出身の右腕で、188センチの長身から繰り出す150キロ超の直球が武器。16年にパドレスでメジャーデビュー。1年目は先発と中継ぎを兼任し、19年以降は救援に専念。20年オフに右肘の手術を受けたが、メジャー実働6年で通算147試合に登板し23勝31敗、防御率5.12だった。13日(日本時間14日)には米国内でもロッテ入りを報じられていた。
チームは益田、東條、小野ら経験のあるリリーフ陣はいるが、昨季勝ちパターンを担ったオスナはソフトバンクへ、ゲレーロは米メジャーのレッズへ移籍。勝利の方程式再構築へ昨年12月には前タイガースのカスティーヨを獲得しており、ともに守護神・益田へとつなぐ役割として期待がかかる。吉井ロッテを05年以来のリーグ優勝へ導くべく、期待の助っ人が加わった。
ロッテがブルワーズからFAになったメジャー通算23勝右腕のルイス・ペルドモ投手(29)と大筋合意したことが19日、明らかになった。
昨季まで抑えを務めたオスナがソフトバンクに移籍。最速155キロの直球を武器に2019年以降は主にリリーフを主戦場としてきたペルドモが補強ポイントと合致した。
16年にパドレスでメジャーデビュー。1年目は先発と中継ぎを兼任で9勝、17年は先発ローテを守って8勝を挙げた。19年はリリーフに専念し、47試合に登板した。20年オフに右肘のトミー・ジョン手術を受けたが、昨季から復帰。メジャー通算147試合(先発61試合)に登板して23勝31敗、防御率5.12の成績を残している。
平均151キロのツーシーム、スライダー、スプリットも大きな武器。メルセデス、ポランコ、カスティーヨに続く新戦力が18年ぶりのリーグVを導く。
ロッテ・安田が19日、広島県呉市内でソフトバンク・柳田主催の自主トレに3年連続で参加。
日本ハム・清宮、楽天・安田、DeNA・梶原と同学年がそろい、「なかなかない交流。すごく刺激ももらいますし、仲良くトレーニングしています」と話した。「1年間出続けるのが大前提。サードのポジションでゴールデングラブとベストナインを目指したい。そのためのトレーニングをしています」と力強かった。
ロッテのドラフト5位・金田優太(浦和学院高)は、2月1日の春季キャンプに向けて新人合同自主トレで汗を流している。
新人合同自主トレ2日目の11日、三塁ベンチ前からライトスタンド方向へ向かって打ったロングティーで、滞空時間の長い当たりやフェンスに直撃する鋭い当たりを放つなど、かなり木製バットに対応しているように見えた。
金田自身は「自分の中では凄く良い感じです」としながらも、「大学生は4年間(木製)バットを使っていますし、その選手に比べてどうなのかなというのはまだあります」と半信半疑のようだ。
高校時代から打撃練習で木製のバットで打っていたようで、現在はその当時より40グラムくらい軽い84.5センチ、860〜870グラムの重さのバットを使う。モデルはDeNA・宮崎敏郎だ。本人によると重さも重心の位置も平均的で、クセのないバットとのこと。
浦和学院高校時代は3年春の『第94回選抜高等学校野球大会』では本塁打を放つなど、打率6割を超えるアベレージを記録。外角の球にも逆らわずに左中間へ長打を打つなど、広角に打ち分ける打撃が魅力的な印象を受けた。
本人は「芯を外さないというか、ミート力だったり高校時代でも体も大きくなったので、飛距離が出るようになりました」と明かし、「タイプ的には中距離打者なんですけど、何でもできるバッティングというのが持ち味かなと思います」と自己分析する。打率を残したり、短打でも安打を量産できる選手を理想としている。
プロの投手の球に対応するためには打撃練習だけでなく、プロで戦い抜く体を作っていく必要がある。金田は「体重はそこまで増やそうという気はないんですけど、フォルムをもっと大きくして怪我しない体だったり、1軍で通用する体をこれから作りたい」と意気込む。
これまで骨折や大きな怪我などはないとのことだが、「怪我したら終わりというのは色んな方からたくさんお話をいただいているので、高校の時よりも入念にストレッチ、体のケアをするようになりました」と、プロに入ってから新たに体のケアも入念に取り組むようになった。
自身が目指す選手像、そのためにどうしていかなければならないかということをしっかりと口にできている。2月1日から始まる春季キャンプでは、新人選手だけでなく、2年目以降の選手達とも一緒にプレーすることで、新たな学びや気づきは増えていくはずだ。