ロッテ小島和哉投手(26)は2日、沖縄・石垣島キャンプで初のブルペン入りし、習得を目指すフォークに「ボチボチです。あとはバッターが立ってみての感覚」と手応えを得つつある。カーブ、スライダー、チェンジアップなども各変化球も試しながら全55球。昨季チーム唯一の規定投球回数到達者で、先発左腕の軸として2ケタ勝利が期待される。
ブルペンの隣では最速164キロ右腕・佐々木朗希投手(21)が注目を浴びる状況下での投球に「投げやすくはないですけれど、まあまあ…」と苦笑いだった。
ロッテの新外国人C.C.メルセデス投手(28=前巨人)が2日、沖縄・石垣島でのキャンプで初めてブルペン入りし、44球を投げた。
スライダーなどの変化球も交え「コントロールのチェックと腕の振りの状態を確認しながら投げました。変化球も良かった」と納得の表情。来日7年目を迎えて日本語もかなり上達しており、記者の挨拶にも「オツカレサマデス」「タイヘンデスネ」と丁寧な受け答えで、ファンのサインや記念撮影の求めにも快く応えていた。通算29勝の実績がある188センチ左腕には、吉井理人監督(57)監督も先発として期待している。
侍ジャパン合流前に「朗希VS村神様」実現へ−。ロッテ佐々木朗希投手(21)が、侍ジャパン合宿前の15日に行われる練習試合ヤクルト戦(午後1時開始、糸満)に登板することが有力となった。
2日、沖縄・石垣島で、今キャンプ初のブルペン投球を行った。49球を見届けた吉井理人監督(57)が、今後の実戦プランに言及。調整過程も考慮するため正式決定ではないが、最速164キロ右腕と日本人最多56本塁打の村上宗隆内野手(23)の対決は、WBCに向けた絶好の腕試しとなりそうだ。
佐々木朗が、ブルペンでWBC公式球を受け取った。軽くキャッチボール後、右足スパイクのひもを結び直してスイッチを入れ直した。立ち投げで7球。捕手に開始を告げると、1球目は外角低めにズバッと直球から投げ込んだ。
11球目からは変化球に突入。スライダーに「今の(曲がりが)早いっすか?」。フォークにも「落ちてますか?」。捕手に質問したり、計測している回転量を画面で確認しながら、約20分間の初ブルペンを内角低めの直球で締めた。
直球29球、スライダー11球、フォーク9球の全49球。最速は球団計測で156キロだった。「ストレートはもう少し状態を上げていかないといけないけれど、変化球は合格点だと思います。(WBC球も)だいぶ慣れました。しっかり操れている感覚があります」。昨季終了以降、年末年始もキャッチボールを増やしてきた。昨年11月の強化試合で目立った抜け球は1球もなし。
吉井監督からは17日の侍ジャパン合宿(宮崎)までに試合で2、3イニングを投げられるよう要求されてきたが「一番はケガなく。その中で実戦もあると思うので、バッターに投げて少しでもよくなっていければ。とにかく、いま出来ることを精一杯やって結果がついてくればいい。足元固めから」と準備を進めている。
今後の調整法について侍ジャパン投手コーチを兼務する吉井監督は、中1日もしくは2日でブルペン入り後、9日にライブBP(シート打撃)を行う構想を明かした。「実戦は15日かなあ。まだ、その前のブルペンやライブBPを見てみないと分からないので決定ではないですけれど」。
15日の相手は、村上擁するヤクルト。2次キャンプ地糸満市での練習試合での登板を想定し、佐々木朗の投球時はWBC球を使用することで内諾を得ている。「他の侍メンバーが(合宿前に)投げるかは分からないですけれど、朗希には投げて欲しい」。佐々木朗が村神様との“手合わせ”で実戦感覚を研ぎ澄ます。
新外国人C.C.メルセデス投手(28=巨人)が今キャンプ初めてブルペン入りし、44球を投げた。スライダーなどの変化球も交え「コントロールのチェックと腕の振りの状態を確認しながら投げました。変化球も良かった」と納得の表情。日本で通算29勝の実績がある188センチ左腕には、吉井監督も先発として期待している。
小島和哉投手はキャンプ初ブルペン入りし、習得を目指すフォークに「ボチボチです。あとはバッターが立ってみての感覚」と手応えを得つつある。カーブ、スライダー、チェンジアップなども試しながら55球。昨季チーム唯一の規定投球回数到達者で、先発左腕の軸として2ケタ勝利を期待される。隣では佐々木朗が注目を浴びる状況下に「投げやすくはないですけれど、まあまあ…」と苦笑い。
ロッテは2日、キリンビバレッジ社(本社・東京都中野区)との23年ダッグアウト内オフィシャルドリンクサプライヤー契約締結を発表した。ZOZOマリンスタジアムとロッテ浦和球場のダッグアウト内で飲料が提供される。同契約は3年連続となる。
沖縄・石垣島の春季キャンプ地で飲料寄贈式に参加した吉井理人監督(57)は「キリンビール、キリンビバレッジ様からたくさんのノンアルコールビールと清涼飲料水をいただき、大変感謝しております。選手およびスタッフの体調管理に今シーズンも飲用していきます。応援してくださるファンとともに今年のスローガン『今日をチャンスに変える。』を胸にリーグ優勝、日本一を目指します」と話した。
侍ジャパン合流前に「朗希VS村神様」が対決する可能性が出てきた。ロッテの佐々木朗希投手(21)が侍ジャパン合宿前の15日に行われる練習試合ヤクルト戦(午後1時開始、糸満)に登板することが有力となった。
2日、沖縄・石垣島での春季キャンプでの初ブルペンを見届けた吉井理人監督(57)が「ライブBP(シート打撃形式)が9日に予定している。(実戦は)15日かなあ。まだ、その前のブルペンやライブBPを見てみないと分からないので決定ではないですけれど」と言及した。登板が実現すれば、ヤクルト村上宗隆内野手(23)との“夢対決”が見られるかもしれない。
佐々木朗はこの日、直球29球、スライダー11球、フォーク9球の全49球を投げ、「ストレートに関してはもう少し状態を上げていかないといけないと思うんですけれど、変化球は合格点だと思います」。WBC公式球の対応にも「(昨年)11月の強化試合の時よりはだいぶ慣れました。しっかり操れている感覚があります」と手応えを口にしていた。
ロッテの佐々木朗希投手(21)が2日、沖縄・石垣島での春季キャンプで初めてブルペン入りした。直球29球、スライダー11球、フォーク9球の全49球。キャンプでの初ブルペンとしては過去最多の投球数だった。
第2球場でウオーミングアップ、ダッシュ、キャッチボール後、サブグラウンドで投内連係練習。その後、午前10時34分にブルペンに入った。黒木知宏投手コーチ(49)、小野晋吾投手コーチ(47)と少し話をしたあと、同36分に味園博和ブルペン捕手からWBC公式球を受け取ってキャッチボールを開始した。
同38分、右足のスパイクのひもを結び直し、立ち投げで少し投げたあと、同38分に座った味園ブルペン捕手と本格的な投球練習を開始した。同40分、ストレートを右打者の外角低めに。スライダー、フォークも交えながらセットポジションから投げ込んだ。時折、映像を確認した。吉井理人監督(57)から声をかけられ、スライダーの握りなどを確認する場面もあった。佐々木朗が「(フォーク)落ちてますか?」「(スライダーの曲がりが)今のは早いっすか」と確認しながら、1球1球、丁寧に投げている印象だった。同57分、最後はストレートで締めた。
自身でマウンドをしっかり整備し、午前11時、黄色いグラブを片手に、少し急ぎ足でブルペンをあとにした。
3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選ばれているロッテ・佐々木朗希投手(21)は2日、沖縄・石垣島でキャンプ初のブルペン入り。WBC使用球で変化球を交え49球を投じ、球団の計測で最速は驚異の156キロをマークした。今季初の実戦登板は、15日のヤクルトとの練習試合(糸満)になる見通し。村上宗隆内野手(23)との対決から、世界一とリーグ優勝に向けた戦いが始まる。
快速球が次々とミットに突き刺さる。60人以上の報道陣が見守る中、佐々木朗が石垣島でブルペン入り。精密機器「ラプソード」による球団計測で直球の最速は156キロに達した。自己最速には8キロ及ばないが、これがキャンプ初投球。それでも剛腕は、涼しい顔で手応えを示した。
「(3月に)WBCがあるので、仕上がりを早くできるように意識しながらやっています。(WBC使用球を)しっかり操れているなという感覚がある」。
WBC使用球を用い、座った捕手にシーズン初ブルペンでプロ最多となる49球を投じた。内訳は直球29球、スライダー11球、フォークボール9球。合間に機器で計測された球の変化量などを確認し、日本代表の投手コーチを兼任する吉井監督とスライダーの握りについて言葉を交わす場面もあった。
昨年11月の強化試合では滑りやすいとされるWBC球の扱いに苦戦。ボールが抜ける場面があっただけに「変化球に関しては合格点。いい感覚で投げられている」と順調な歩みを実感した。自主トレから同球を握り、例年より強く投げる量を増やして臨んだ成果が表れ、指揮官も「フォークをちゃんと投げられているし、良かったと思います」とうなずいた。
WBCに向けた日本代表集合を前に、夢対決が実現する可能性も出てきた。今後は9日に打撃投手を務める予定で、吉井監督は今季初の実戦登板にも言及。調整が順調なら「15日が有力かな」と明かした。
同日の沖縄・糸満での練習試合の相手は侍の主砲、村上擁するヤクルト。右腕は公式戦で過去に2021年6月10日の1度だけ対戦して本塁打を浴びた相手との再戦≠経て、翌16日に宮崎へ移動し、17日からの代表合宿に備える。
「たくさん投げて不安なくいけたら。自分ができることを精一杯やって、その中で結果がついてくればいい」と佐々木朗。目指すは世界一と2005年以来のリーグ制覇。進化を重ねたその先に、2つの頂が待つ。
現役時代にジョニー≠フ愛称で親しまれた新任の黒木投手コーチは佐々木朗の投球練習を見守り「チームの柱として投げる自覚と、日の丸を背負う責任を感じた中での自主トレの成果が、ピッチングに表れていた」とうなった。令和の怪物の底知れない可能性を感じた様子で「もっとすごくなる。もっと体を強くしたら、まだすごいボールを投げる。おこがましいですけど、伸びしろがすごい」と目を細めた。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に名を連ねるロッテ・佐々木朗希投手(21)が春季キャンプ初のブルペン入り。WBC使用球で座った捕手に対して直球、フォークボール、スライダーを合計49球投じた。一問一答は以下の通り。
ロッテ・小島和哉投手(26)がキャンプ初のブルペン入り。昨季、先発枠の一角を担った5年目左腕は、昨秋から習得に励むフォークボールなどの変化球を交えて55球を投じた。「思ったより投げられている」とうなずいた。新球の落ちる球については「ボチボチです。打者と対戦する中で確認、修正していきたい」と試行錯誤する。チームの勝ち頭となるべくキャンプで土台をつくる。
小島がブルペン入りし、チェンジアップなど変化球を織り交ぜて55球投げた。投球練習は佐々木朗の隣で、多くの報道陣が「令和の怪物」に注目する中。「投げやすくはなかった」と苦笑いしながら、状態は良さそうだった。
昨季はチームでただ1人、規定投球回に到達した。「キャンプではケガをしない中で、できるだけ練習したい」とペース配分を意識しつつ、意気込んだ。
ロッテは2日、キリンビバレッジ株式会社首都圏統括本部(本社・東京都中野区)と2023年ダッグアウト内オフィシャルドリンクサプライヤー契約を締結したことを発表した。同社とのダッグアウト内オフィシャルドリンクサプライヤー契約は3年連続となる。
2023年シーズンのZOZOマリンスタジアムとロッテ浦和球場のダッグアウト内でキリンビバレッジ株式会社の飲料が提供される。
サプライヤー契約の締結にあたり、キリンビバレッジ株式会社首都圏統括本部から「キリン iMUSE レモン」、「キリン iMUSE 水」、「キリン iMUSE ヨーグルトテイスト」を合計1400本、同グループのキリンビール株式会社首都圏統括本部から「キリン カラダFREE」720本が寄贈された。
吉井理人監督(57)は球団を通じて「キリンビール、キリンビバレッジ様からたくさんのノンアルコールビールと清涼飲料水をいただき、大変感謝しております。選手およびスタッフの体調管理に今シーズンも飲用していきます。応援してくださるファンとともに今年のスローガン『今日をチャンスに変える。』を胸にリーグ優勝、日本一を目指します」とコメントした。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に名を連ねる佐々木朗希投手(21)が春季キャンプ初のブルペン入り。WBC使用球を用いて、足を高く上げるダイナミックなフォームで、座った捕手に対して49球を投じた。内訳は直球29球、スライダー11球、フォークボール9球だった。
ブルペンではWBC日本代表の投手コーチを兼任する吉井理人監督(57)と、WBC使用球を見ながら言葉を交わす場面もあった。会話後に投じたスライダーを受けた味園ブルペン捕手は「いいスライダーや!」とうなっていた。
これが侍仕様の朗希だ。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するロッテ・佐々木朗希投手(21)が2日、沖縄・石垣キャンプで初めてブルペン入り。これまで軸とした直球、フォークに加えて国際大会に向けた新たな武器としてスライダーを入念に投げ込んだ。直球の最速は早くも156キロを計測。先発として期待されるWBCへ、手応えのスタートを切った。
11球目だった。左足を高く上げるおなじみのフォーム。佐々木朗の右腕から繰り出されたボールが滑るように曲がり、ミットに収まった。昨年、投球のわずか5.3%だった球種。そこから3球連続で投じるなど、入念に変化を確認した。
「仕上がりを早くできるようにと意識しながらやっている。不安なく良い状態でできているし、変化球は合格点くらいある」。
今キャンプ初のブルペン投球。テレビカメラ8台を含む約60人の報道陣と多くのファンが見守った。WBCで使用する大リーグ公式球で、まずは速球を10球投げ込んだ全49球の内訳は直球29球、スライダー11球、フォーク9球。本来、直球とフォークが軸球の右腕が、多投したのはスライダーだった。まだバラつきがあったものの、明らかに以前のスライダーより曲がり幅は大きくなった。相手を務めた味園博和ブルペン捕手が「いいスライダーや」と声を上げるなど、佐々木朗自身も手応えの表情。世界と戦う、新たな武器として精度を磨いていく。
日本の公式球よりも縫い目が高く、滑りやすいという大リーグ公式球。一般的に変化球が曲がりやすくなるとされている。160キロ前後の直球と140キロ台中盤のフォークに、140キロ前後のスライダーが加われば緩急の幅が広がる。さらに曲がり幅も大きくなることで、国際大会で武器になるのは間違いない。ボールへの対応についても「11月(の強化試合)よりもしっかり操れている感覚はある」と手応え。黒木投手コーチも「うまく変化球を投げていたし、国際球にも対応できている」と太鼓判を押した。
直球も球団の計測で最速156キロをマーク。春季キャンプの初ブルペンでは過去最多の49球と上々の調整ぶりだ。吉井監督は今後、9日にライブBP(実戦形式の投球練習)、15日の練習試合・ヤクルト戦(糸満)での登板プランを披露。侍メンバーの村上との対戦の可能性もある。「打者に投げないと、分からないこともある。まだ変化球の精度など課題はあるので、時間を有効に使いながらやっていきたい」。侍の軸として、佐々木朗が最大限の準備を重ねる。
佐々木朗の昨季の球種構成は直球とフォークだけで89.6%を占め、スライダーとカーブはいずれも5%台だった。直球(1000球以上)の空振り率は今永(DeNA)の11.8%に次ぐ2位の9.8%、フォーク(500球以上)も高橋宏(中日)の31.4%に次ぐ2位の29.6%。スライダー(90球以上)も13位の20%と高い方で、決め球として使うことができれば奪三振も増える。
ロッテの佐々木朗希(21)が沖縄・石垣島での春季キャンプ2日目の2日、初ブルペン入りした。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む侍ジャパンに選出されている右腕は、スライダ―、フォークの変化球を交えて49球を投げた。
今後の予定について、侍ジャパンの投手コーチを務める吉井理人監督(57)は9日のライブBP(実戦形式の投球練習)に登板すると明かした。実戦初登板は15日のヤクルトとの練習試合(糸満市西崎総合運動公園)が有力だという。
ロッテは2日、キリンビバレッジ株式会社首都圏統括本部(本社:東京都中野区)が2023年ダグアウト内オフィシャルドリンクサプライヤーとなったと発表した。ZOZOマリンスタジアムとロッテ浦和球場のダグアウト内で同社の飲料が提供される。ダグアウト内オフィシャルドリンクサプライヤーとなるのは3年連続。プライヤー契約の締結にあたり、キリンビバレッジ株式会社首都圏統括本部から「キリン iMUSE レモン」「キリン iMUSE 水」「キリン iMUSE ヨーグルトテイスト」計1440本、同グループのキリンビール株式会社首都圏統括本部から「キリン カラダFREE」720本を寄贈され、この日、春季キャンプ地である沖縄・石垣市中央総合運動公園のメイン球場で贈呈式が行われた。
吉井理人監督は球団を通じ、「キリンビール、キリンビバレッジ様から沢山のノンアルコールビールと清涼飲料水をいただき、大変感謝しております。選手およびスタッフの体調管理に今シーズンも飲用していきます。応援してくださるファンとともに今年のスローガン『今日をチャンスに変える。』を胸にリーグ優勝、日本一を目指します。」とコメントを寄せた。
ロッテの佐々木朗希(21)が沖縄・石垣島での春季キャンプ2日目の2日、初ブルペン入りした。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む侍ジャパンに選出されている右腕は、スライダ―、フォークの変化球を交えて49球を投げた。
侍ジャパンの投手コーチを務める吉井理人監督(57)らが見守る中、ブルペンに入った味園博和ブルペン捕手からボールを受け取ると、軽く4球。その後、ステップ幅を確認して立ち投げで7球投げて捕手を座らせた。10球連続でストレート、11球目にスライダーを投じると、捕手に「今の速い?」と確認したり、吉井監督に握りについて話し合うなどしながら計49球を投げ込んだ。味園ブルペン捕手からは何度も「お〜〜いい球だぁ!」「最高〜!」など声が上がった。
昨年4月には史上最年少で完全試合を達成するなど大きな進化を遂げた“令和の怪物”はプロ4年目となる今季はさらなる活躍が期待されている。まずはWBCでの世界一奪回。前日の練習ではキャッチボールはもちろん、ノックや投内連係プレーでもWBCで使用される大リーグ公式球を使うなど、大舞台に向けて準備を整えている。
ロッテ・佐々木朗はキャッチボール、投内連係などをこなしたが、過去2年は初日に行っていたブルペン投球は実施しなかった。一方で練習は全てWBC使用球を使うなど大舞台への準備は進めている。
キャッチボール後に右腕と話した吉井監督は「具合はどうですか?と聞いたら“Goodです”と言っていました」と明かし「順調だと思います。明日(2日)は(ブルペンに)入るんじゃないですか」と予告した。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出されたロッテ・佐々木朗希投手(21)が2日、沖縄・石垣島キャンプで初めてブルペン入りし、球団のスピードガンで早くも156キロをマークした。滑りやすいとされるWBC使用球で49球を投じ、「変化球に関しては合格点くらいあるかな」と手応えを口にした。
「ウッ!」と声を上げながら投じられたボールは味園ブルペン捕手のミットを突き刺した。ブルペンには報道陣約60人、周辺には100人ほどのファンが集まり大混雑。ボールの変化量やフォークの落ち方も気にしながら直球29球、スライダー11球、フォークを9球。キャンプの初ブルペンでは4年目で最多の49球を投げ「11月(強化試合)よりもだいぶ慣れたし、しっかり操れてる感覚はある。ストレートはもう少し精度を上げていかないけど」とさらなる向上を目指していく。
3月9日から始まるWBCへ向け、今オフはこれまでにない早さで調整を続けてきた。年末年始も長期休暇は取らず元日からブルペン入り。経験のない調整だが「急ぎすぎず、基本的なことを疎かにしないように。その中で変化球の仕上がりを意識しながらやった」。軸をぶらさず自分なりの調整を続け「去年のこの時期と比べて変化球の仕上がりはいい。不安なくいい状態で練習できている」と手応えを口にした。
ブルペンを見守った吉井監督は「順調に仕上がっている」と評価し「2、3回ブルペンに入ったらライブBP(実戦形式の打撃練習)にいける感じで黒木コーチに組んでもらっている」と説明。初実戦について指揮官は「15日になるかな」とヤクルト戦(糸満)に登板する見通しだ。試合もWBC使用球で行われる予定で「朗希対村神様」が実現する可能性も浮上。侍の主砲を斬って、勢いのままに17日の侍合宿に合流したいところだ。
初めてトップチームの日の丸を背負う右腕は「とにかく今自分ができることを精一杯やって、その中で結果がついてくれば。足元を固めながらやっていきたい」。世界一を見据え、着々と準備を進める。
WBC日本代表のロッテ・佐々木朗希投手が2日、石垣島キャンプで初のブルペン入り。直球、フォーク、スライダーを織り交ぜ計49球を投げ込んだ。
練習後取材に応じた右腕は「11月の(強化)試合よりもだいぶ(ボールを)操れるようになってきた感覚はある。去年と比べて変化球の仕上がりはいいと思うので、誤差とかも色々あるけどそこを詰め進めていけたら」と振り返った。
この日はフォークの落ち方などを気にする素振りもあったが「ストーレトに関してはもっと上げていかないといけないけど変化球に関しては合格点かな」と手応えを感じつつある。
ブルペンを見守った吉井監督は「2、3回ブルペンに入ったらライブBPいける。回復具合にもよるが中6日でゲームにいけるようにしたい」と本島で15日に予定されているヤクルト戦(糸満)での登板が有力と明かした。
ロッテは2日、キリンビバレッジ株式会社首都圏統括本部が2023年ダグアウト内オフィシャルドリンクサプライヤーとなったことを発表した。
2023年シーズンのZOZOマリンとロッテ浦和球場のダグアウト内でキリンビバレッジ株式会社の飲料が提供される。同社がオフィシャルドリンクサプライヤーとなるのは3年連続で、契約締結にあたり、キリン飲料水計1440本が寄贈された。また、同グループのキリンビール株式会社首都圏統括本部からも「キリン カラダFREE」720本が寄贈。吉井監督は「キリンビール、キリンビバレッジ様から沢山のノンアルコールビールと清涼飲料水をいただき、大変感謝しております。選手およびスタッフの体調管理に今シーズンも飲用していきます。応援してくださるファンとともに今年のスローガン『今日をチャンスに変える。』を胸にリーグ優勝、日本一を目指します」とコメントした。
WBC日本代表のロッテ・佐々木朗希投手が2日、石垣島キャンプで初のブルペン入り。WBC使用球で直球、スライダー、フォークを交え計49球を投げ込んだ。
キャッチーボール、投内連携などを終えた午前10時36分、報道陣60人以上が集まる中、ブルペン入り。吉井監督や黒木投手コーチが見守る中、味園ブルペン捕手を座らせ、「ウッ!」「ウイッ」と声を出しながら直球を19球、フォークを9球、スライダーを11球。フォークの落ち方などを気にしながら腕を振り、ブルペンにはミット音が響き渡った。投球後は味園ブルペン捕手と投球内容を確認。17日から始まる侍強化合宿へ向け着々と準備を進める。
3月のWBCに出場する侍ジャパンに選出されたロッテ・佐々木朗希投手(21)が、15日の練習試合・ヤクルト戦(糸満)で今年初めて実戦登板することが2日、有力となった。吉井監督が明かした。同戦はヤクルト・村上も出場が濃厚で、仕上がりを確認する絶好の機会となりそうだ。
キャンプ2日目は、初めてブルペンに入ってWBC公式球を使用。最速156キロを計測した直球29球に加え、スライダー11球、フォーク9球の計49球を投げた。
滑りやすいと言われるWBC球にも慣れてきている。「しっかり操れているなって感覚はある。ストレートはもう少し状態を上げていかないといけないけど、変化球に関しては合格点くらいある」と手応えは十分。見守った指揮官も「よかった」と評価した。
今後は順調にいけば9日に打撃投手を務め、中5日で初の実戦に臨む。「バッターに投げる時の感覚だったりを確認できたら」。昨季のセ・リーグ三冠王との“侍対決”では、WBCへ向けて新たな課題を見つけにいく。
「不安なく良い状態で練習できている。(侍ジャパンに)合流してからすぐに試合で投げられる準備をしないといけないので、なるべくたくさん投げて不安なく行けるようにしたい」。令和の怪物が大舞台へ向けて、まずは順調に滑り出した。
WBCに出場する侍ジャパンに選出されたロッテの佐々木朗希投手(21)が、WBC公式球を使用し今キャンプ初ブルペン入り。味園ブルペン捕手を座らせ、直球29球、スライダー11球、フォーク9球の計49球を投げ込んだ。
3月9日に初戦を迎えるWBCに向け、早めの仕上げに取りかかっている。直球には「もう少し状態を上げていかないといけない」と振り返ったが、変化球には「去年のこの時期と比べて仕上がりはいいかなと思う。合格点」と手応えを得た。
WBC公式球にも「11月の(侍ジャパン強化試合の)時よりもだいぶ慣れましたし、しっかり操れてるなって感覚はあります」と、慣れを感じており「投げていって慣れることだと思う」と調整を続ける。
右腕の初実戦登板については、吉井監督が「15日が有力」と、15日の練習試合・ヤクルト戦での登板の可能性を明かした。9日にライブBPで打撃投手を務め、順調にいけば中5日での登板。ヤクルト・村上もこの日の取材で「多分出ます」と話しており、“侍対決”が実現するかもしれない。
佐々木朗は村上と、2021年6月10日の交流戦と、昨年7月27日の球宴で2度対戦している。1度目の対戦では村上にプロ初被弾。2度目の対戦の第1打席目で中前打を浴びていた。
普段から謙虚な剛腕が胸を張るキャンプ初ブルペン投球となった。ロッテの佐々木朗が2日、沖縄県石垣市で捕手を座らせて49球を投げ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ「仕上がりを早くできるようにと意識しながらやっている。不安なく良い状態でできているし、変化球は合格点くらいある」と順調な歩みを実感した。
直球は29球投げ、最速は156キロだった。投球の合間には、精密機器で計測された球の変化量などを確認し、捕手にフォークボールの落ち具合を聞くなど入念に調整。見守った吉井監督は「いい調整ができているんじゃないかな」と評価した。
ロッテは2日、キリンビバレッジ株式会社首都圏統括本部が2023年ダグアウト内オフィシャルドリンクサプライヤーとなったことを発表した。
今季のZOZOマリンスタジアムとロッテ浦和球場のダグアウト内でキリンビバレッジ株式会社の飲料が提供される。サプライヤー契約の締結にあたり、同社から「キリン iMUSE レモン」「キリン iMUSE 水」「キリン iMUSE ヨーグルトテイスト」計1440本が、同グループのキリンビール株式会社首都圏統括本部からも「キリン カラダFREE」720本を寄贈された。
吉井理人監督は「キリンビール、キリンビバレッジ様から沢山のノンアルコールビールと清涼飲料水をいただき、大変感謝しております。選手およびスタッフの体調管理に今シーズンも飲用していきます。応援してくださるファンとともに今年のスローガン『今日をチャンスに変える。』を胸にリーグ優勝、日本一を目指します。」とコメントした。
侍ジャパンに選出されたロッテ・佐々木朗希投手が、春季キャンプで初のブルペン入りした。
念入りなウォーミングアップと投内連係を終え、ブルペンへ。味園ブルペン捕手を相手に、まずは立ち投げで11球。その後は捕手を座らせ、直球を29球、フォークを9球、スライダーを11球と、計49球投げ込んだ。途中にはデータ確認も挟み、フォークを投げ込んだ際には「(曲がるのが)今の早いですか?」と、フォークを投げた際には「落ちてますか?」と確認した。
ブルペンでは、吉井監督も見守った。投げ始めは捕手の後ろから観察していたが、途中から佐々木朗の背後へ。声をかけ、WBC球を気にする素振りも見せた。
1974年以来の勝率1位でのリーグ優勝を目指すロッテ。若手選手の成長が必要不可欠だが、計算のできる中堅、ベテラン選手達の出来、不出来がチームの勝敗に大きく関係してくるだけに、期待通りの働きをする選手が1人でも多い方がいい。
近年の実績を踏まえれば、先発陣ではチームで唯一2年連続規定投球回に達している小島和哉、昨季チームトップの10勝を挙げた美馬学、昨季開幕投手を務めた石川歩、リリーフ陣では21年に最多セーブのタイトルを獲得し、4年連続で20セーブ以上をマークする益田直也、移籍後3年連続40試合以上登板する小野郁、さらには今季3年ぶりに復帰した澤村拓一が、安定した活躍を見せて欲しいところ。
小島と小野は96年世代で今年27歳の年齢を迎える。中堅と呼ばれる年齢に差し掛かってきており、Vision2025を掲げるチームとしても小島が先発、小野がリリーフで、“数字”で引っ張る存在になり、そこに美馬、石川、澤村、益田といったベテランも活躍して若手、中堅選手を支える形ができれば、世代交代がスムーズに進みチームの未来も明るくなる。
小島は今季に向けて「2桁勝利、防御率も2点台というところをクリアして、成長したところをしっかり見せられるように頑張りたいと思います」と誓う。
野手陣はキャプテンの中村奨吾、チーム最年長の荻野貴司だろう。中村は昨年新型コロナウイルス陽性判定を受け、17年6月28日の西武戦から続いていた連続試合出場が、新型コロナ陽性判定を受けた影響で「630」でストップしたが、4月10日のオリックス戦で1軍復帰すると1試合も休むことなく138試合に出場した。勝負を決めるバッティングに繋ぎのバッティング、走っても“1つ先の塁”を狙う姿勢、堅実な二塁の守備と今マリーンズで最も替えのきかない選手だ。チームを支えるリーダーとして、故障なく1年間グラウンドに立ち続け、3割近い打率を残せればチームも上向くはずだ。
荻野は昨季故障で出遅れたが、スタメンに“荻野”の名前があることで相手チームにもプレッシャーを与えることができる。今年の10月で38歳を迎えるベテランだが、うまく休養を使いながら、怪我なく1年間戦うことができれば、大きな戦力であることは間違いない。
昨季は美馬が10勝を挙げたが、投手、野手ともにここ数年結果を残してきた中堅、ベテラン選手達の多くが悔しいシーズンに終わった。“ある程度計算のできる”中堅、ベテランが引っ張って、それに若手が続いていく。今年はそんな戦いが見せることができるだろうか−。