ロッテは4日、社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として、長期治療を必要とする子供達の自立支援とコミュニティーの創出を支援する「TEAMMATES(チームメイツ)」事業を昨年に引き続き実施することを発表した。長期療養中の子供達がロッテの一員として「入団」してもらい、月1、2回程度ZOZOマリンでのチーム練習などに参加、見学する予定だ。
事業の開始にあたり、1人の「入団」選手を今月12日まで募集する。なお、「入団」期間は4月から11月の8ヶ月間。継続的に通院や治療が必要な、6歳から15歳(23年4月時点で小学生、中学生)の児童または生徒が対象で、主治医の許可が必要となる。事業の詳細は、認定NPO法人「Being ALIVE Japan」の公式ホームページにて。
侍ジャパンのロッテ佐々木朗希投手(21)が4日、沖縄・石垣島キャンプ2度目のブルペン入りし、日米通算201勝の野茂英雄氏(54=パドレス・アドバイザー)も熱視線を送った。野茂氏の「伝家の宝刀」だったフォーク13球を含む全63球に、同氏は仕上がりの早さを評価。WBCでの活躍にも太鼓判を押した。吉井監督を含めた3人で変化球の握り方や投球内容を対話する場面も。最速164キロの「完全男」は、世界の「ドクターK」の期待も背負った。
佐々木朗希と野茂英雄−。時代は違えど、誰もが憧れるスーパースター2人の真剣な眼差し。緊迫感にあふれ、話し声1つしない緊張の糸が張り詰めた。開始から10球連続でストレート。最速157キロ。約25メートル先には、フォークと剛速球を武器に世界に認められた「パイオニア」野茂氏の姿があった。
フォーク13球、スライダー22球、ストレート28球。見届けた野茂氏は「2月初めにしてはだいぶ出来上がっているんじゃないかと思います」と仕上がりの早さに、大きくうなずいた。さらに「(球速は)元々球は速いんでね。WBCもありますし、本人も意識していると思うので」と続けた。メジャーでも通用するかを問われると「そんなん言わなくても大丈夫。みんな分かっていますから」と太鼓判を押した。
11球目に初めて投じたスライダーがあまり曲がらず、苦笑いを浮かべる佐々木朗。続くスライダーがワンバウンドすると黄色いグラブをポンっと軽くたたき、少し悔しい表情。スタッフに「他のボールもんでありますか?」とWBC公式球の交換も求めた。17球目には初めてフォークを披露。捕手に「落ちてる?」と確認して自身の感覚と照らし合わせる。大粒の汗を右腕のアンダーシャツで拭って、大きく息を吐くほどの緊張も感じた。
受けた松川は「スライダーは縦に入ってくる曲がりもありますし、本当に使えると思いました」との新球種に手応えを得ていた。滑りやすいWBC球に対応するために、新たな握りを試す過程で生まれた“縦スラ”。「1球種でも増えれば打者も考えることが多くなる」と幅は広がった。
投球直後の室内で、野茂氏から佐々木朗に歩み寄った。近鉄時代の僚友で仲介した吉井監督は「球種や投球内容について『こうしろ』という訳ではなくて、野茂は『こうやっていた』という例を話してくれた」と明かした。佐々木朗もかぶっていた帽子をとり、聞き入った。世界を封じてきた“金言”を心に留めた。
ロッテの選手達も3月4日からの声出し応援解禁を喜んだ。ロッテは4日、来月4日に行われるヤクルトとのオープン戦(午後1時試合開始)から、マスクを着用した状態での声を出しての応援を解禁することを発表した。声出し応援は19年以来4年ぶりとなる。
チーム最年長の荻野貴司外野手(37)は「拍手も良い応援をしてもらえたと思うんですけれど、やっぱりグラウンドに入った時の大歓声の中でやる楽しさ、何とも言えない緊張感もあったりというのは、僕らも気が引き締まる思いなので楽しみです」歓迎した。
高卒2年目の松川虎生捕手(19)にとっては、プロとして声での応援を受ける中でのプレーは初経験となりそうだ。高校時代もコロナの影響で応援してもらえる機会は少なかっただけに「本当にありがたいですし、マリンの大歓声の中で出来ることが本当に楽しみです」と心待ちにした。「自分も応援などを言いながら見ていましたし、僕の応援歌をつくってもらえれば、本当に嬉しいですね 」と胸躍らせた。
ロッテの新外国人ルイス・カスティーヨ投手(27=タイガース)が4日、沖縄・石垣島のキャンプで初ブルペン入りした。
スライダー、シンカー、チェンジアップを含む全30球。ゆったりとしたフォームで投げたり、クイックで投げたりと投球術も示した。「今日はコントロールと変化球の精度を意識しました。感じは良かったです」と納得の表情。今後に向けては「フィジカル的には全く問題ないので、とにかく開幕までにどれだけ試合で投げられるか。だいぶ試合に投げていない期間が空いたので、試合にどんどん投げて試合勘を取り戻したい」と調整していく。
受けた松川虎生捕手(19)は「1番はコントロールがいいなと感じました。スライダーの幅があったし、チェンジアップも放っていましたし、打たせてとるピッチャーだと感じました」と印象を明かした。吉井理人監督(57)も「デカイなと思いました。シンカーピッチャーでゴロピッチャー」と低めを丹念につく投球に期待した。
3年ぶりにロッテ復帰が決まった前レッドソックスの沢村拓一投手(34)が4日、沖縄・石垣島のキャンプ地に紺色スーツに水色ネクタイ姿で登場し、首脳陣や選手、スタッフらに挨拶した。5日からチームに合流し、練習に参加する予定だ。
吉井理人監督(57)は「『やあっ!』と話しただけ。会見の時にもたくさん話したのでね。(合流は)明日(5日)からですね」と笑った。今後の調整については「あいつもメジャーリーガーなので、今の時期でも(キャンプインが)早い。開幕の時期は(メジャーと)変わらないので、3月頃にゲームで投げてくれると思う」と自身のペースで調整することを求めた。
米大リーグでノーヒットノーランを2度達成するなど日米通算201勝の野茂英雄氏(54=パドレス・アドバイザー)が4日、ロッテの沖縄・石垣島キャンプを訪れ、佐々木朗希投手(21)のブルペン投球にも視線を送った。
ストレート28球に加え、スライダー22球、フォーク13球を含めた全63球を捕手の後ろ側で見届けた野茂氏は「2月初めにしてはだいぶ出来上がっているんじゃないかと思う」とし、球団計測で157キロをマークした直球に関しても「元々球は速いので。WBCもありますし本人も意識していると思うので。そこじゃなくて、シーズンに入ってどうつくっていくか」と期待を寄せた。
ブルペン投球が終わると、佐々木朗、現役時代に一緒にプレーした吉井理人監督(57)と3人で、変化球や投球内容の話などをする場面もあった。
ロッテ佐々木朗希投手(21)が沖縄・石垣島キャンプの4日、日米通算201勝の野茂英雄氏(54=パドレス・アドバイザー)の前でブルペン入りした。ストレート28球に加え、スライダー22球、フォーク13球を含めた全63球。途中からは打者が打席に立ち、投球は熱を帯びた。野茂氏は捕手の後ろ側で視察。佐々木朗は15日の練習試合ヤクルト戦(糸満)に登板することが有力で、2日にブルペン入りした際には「ストレートに関してはもう少し状態を上げていかないといけないと思うんですけれど、変化球は合格点だと思います。(WBC球には)11月の強化試合の時よりはだいぶ慣れました。しっかり操れている感覚があります」と話していた。
「L・O・T・T・E お〜お〜お〜お〜 ロッテ!」。ZOZOマリンスタジアムに、声出し応援が帰ってくる。
ロッテは4日、来月4日に行われるヤクルトとのオープン戦(午後1時試合開始)から、マスクを着用した状態での声を出しての応援を解禁することを発表した。先月27日に政府から発表された新型コロナウイルス対応の「基本的対処方針」改定によるスポーツイベントの制限緩和を受け、ZOZOマリンも一部緩和。声を出しての応援の解禁は19年以来4年ぶりとなる。
なお、スタジアムルールに関しては後日決定次第、発表される。
また、ZOZOマリンスタジアムで開催する主催試合(オープン戦、クライマックスシリーズ、日本シリーズなど除く)を、ホーム外野応援指定席(ライトスタンド)で観戦できる年間予約席「ホーム外野応援指定席マイシート」の2次販売も実施中。販売期間は2月19日午後10時まで。
佐々木朗希と野茂英雄さん。2人のフォークボールは大きく異なります。
朗希の場合は、左右の打者に対して外角に逃げていく感じです。打者目線だと内側に入ってくればバットで拾えるけれど、逃げていくから当たらない。直球に近い軌道で、浮くことなく、球速も速いのでスプリット・フィンガード・ファストボールとフォークボールの間くらいです。
追い込んだ後、カウントを稼ぐときは投げ分けていた。ウイニングショットは、わざとボール球になるように腕を振っていました。自分の現役時代を含めて、朗希の落ちる球の制球力はトップクラス。どんどん振ってくる打者には、初球からフォークボールでカウントを稼ぐことができる。
野茂さんとは、実際に対戦したことはないですが、映像でみると落差が大きい。だから、打者はカーブを待つタイミングで構えているように見て取れます。実際に対戦した打者は「スプリット系ではなく、大げさにいえば落差のあるカーブ」と話していた。大ブレークしたときのフォークボールには衝撃を受けました。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に名を連ねる佐々木朗希投手(21)が、2度目のブルペン入り。日米通算201勝を誇る野茂英雄氏(54)=パドレス・アドバイザー=が見守る中、課題の変化球を交えて63球を投じた。代名詞のフォークボールを武器に米大リーグで活躍したレジェンドから世界一へのアドバイス≠授かった。
球界のレジェンドから熱視線を浴び、令和の怪物の投球に熱がこもった。最高気温22度の石垣島で、佐々木朗が春季キャンプ2度目のブルペン入り。WBC使用球を用いて、計63球を黙々と投げ込んだ。精密機器「ラプソード」による球団計測で最速は157キロ。クイック投法や途中から右打席に打者を立たせた。爽快なミット音を響かせ、充実の汗を拭った。
「2月の初めにしては、だいぶ、でき上がっているかなと思います」。
佐々木朗の取材対応はなかったが、そう証言したのは、日米通算201勝を誇る野茂氏だ。吉井理人監督(57)と近鉄時代にともにプレーした縁があり、石垣島まで駆けつけた。トルネード投法で知られる大投手は、捕手の後ろから日本のホープに真剣なまなざしを向けた。
2日にブルペンで変化球を中心に49球投げてから中1日。「細かいところはまだまだ。コントロールだったり、変化球の精度だったり。そこはつめていければ」と語っていた佐々木朗は、2度目のブルペンでもフォークボール13球、スライダー21球と変化球を念入りに確認した。
課題克服に励むべく懸命に腕を振る右腕に、野茂氏が歩み寄った。ブルペンでの投球後に室内練習場で会話。日本代表の投手コーチを兼任する吉井監督は「球種について『俺(野茂氏)はこうやっていた』という例を(佐々木朗に向けて)話してくれた」と打ち明けた。具体的な内容は明かされなかったが、代名詞のフォークボールを武器に日米通算3122奪三振を誇るドクターK≠フ助言は、世界一へプラスに働くに違いない。
今後はブルペンでの投球練習をへて、9日にフリー打撃に登板。15日のヤクルトとの練習試合(糸満)で初実戦を迎える予定。佐々木朗は「なるべくたくさん投げて不安をなくしていく」と決戦へ腕を磨く。
野茂氏は「(佐々木朗は)世界でも通用するポテンシャルか」との問いに、「そんなん言わんでも大丈夫。みんな分かっています」と返答。日本選手の米挑戦の道を切り開いた伝説の男も認めた剛腕が、世界へ羽ばたく準備を進める。
昨季、完全試合を達成した黄金バッテリー≠ェブルペンで実現。佐々木朗の球を受けた高卒2年目の松川は「真っすぐも力強かったですし、スライダーもフォークもすごくいい曲がり方をしていた」と2学年先輩の投球に目を細めた。ルーキーイヤーに76試合に出場した扇の要は「まだまだレギュラーではない。(2年連続で)開幕スタメンを狙えるように」と誓った。
新加入したルイス・カスティーヨ投手(27)が春季キャンプ初のブルペン入り。スライダー、シンカー、チェンジアップを交え、30球を投じた。サイド気味に投げる右のスリークォーター。「コントロールと変化球の精度を意識した」と丁寧に低めに制球し、抜群の投球術を示した。
リリーフとしての活躍が期待されるドミニカ共和国出身の右腕は「フィジカル的には問題ない。開幕までにどんどん試合で投げて、感覚を取り戻したい」と力を込めた。
新外国人投手カスティーヨが初めてブルペン入りして直球にスライダー、シンカー、チェンジアップを織り交ぜて30球投げた。クイック投法も試し「制球と変化球の精度を意識して感じは良かった」と振り返った。
上背190センチから低めに投げ込み、ブルペンに厚みを加える存在として期待される。球を受けた松川は「制球が良くてスライダーの幅もあった。打たせて取る投手だと思う」と新戦力の持ち味を分析した。
米大リーグ、レッドソックスを自由契約となり3年ぶりにロッテに復帰した沢村がキャンプ地の沖縄県石垣市に入った。紺色のスーツ姿で球場を訪れ、監督やコーチらに挨拶した。5日から練習に参加する予定。
取材対応はなかったが、吉井監督は「あいつもメジャーリーガーなので、うまく3月頃に試合で投げられるように調整してくれると思う」と信頼を寄せた。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出された佐々木朗希投手(21)が、日米通算201勝を誇る野茂英雄氏(54)=パドレスアドバイザー=の前で、春季キャンプ2度目のブルペン入り。WBC使用球を用い、スライダー、フォークボールを交えて、合計63球を投じた。
ブルペンでの投球後には、室内練習場で野茂氏、吉井理人監督(57)と3人で会話をする場面も。吉井監督は「『こうしろ』という訳ではないけど、球種や投球内容について『俺(野茂氏)はこうやっていた』という例を(佐々木朗に向けて)話してくれた」と明かした。
令和の怪物≠フ投球を見守った野茂氏は、「2月の初めにしては、だいぶでき上がっているかなと思います」と目を細めた。「(佐々木朗が)メジャーでも通用するポテンシャルか」という質問に対しては、「そんなん言わんでも大丈夫。みんな分かっています」と応じた。
ロッテは4日、3月4日にZOZOマリンスタジアムで行われるオープン戦(対ヤクルト、午後1時開始)から、マスクを着用した状態での声出し応援を解禁すると発表した。新型コロナウイルス感染対策の指針「基本的対処方針」が改定され、スポーツイベントにおける制限が緩和されたことを受けての措置。ZOZOマリンスタジアムでも制限を一部撤廃し、マスクを着用した状態で声を出しての応援が可能となる。声出し応援は2019年以来4年ぶり。スタジアムルールに関しては後日発表する。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するロッテ・佐々木朗希投手(21)が4日、今キャンプ2度目のブルペン入り。近鉄や大リーグで活躍し、現在はパドレスのアドバイザーを務める野茂英雄氏(54)が見守る前で、直球にスライダー、フォークを交えて63球を投じた。直球の最速は157キロを計測。順調な仕上がりとポテンシャルの高さを、日米通算201勝のレジェンドが称賛した。
トルネード投法で一時代を築いた大物の来場に報道陣がザワつく中、ブルペンに姿を見せた佐々木朗に動じる様子は全くなかった。プレート手前から4球投げ、いつも通りにステップ幅を確認し、まず7球。その後に捕手の松川を座らせると、一気に出力を上げた。
35球目からクイックも交え、48球目からは右打席に打者を立たせた。直球29球、スライダー21球と、野茂氏の代名詞でもあったフォークを13球の計63球。最速は2日の初ブルペンより1キロ速い157キロで、見守った野茂氏をうならせた。
「WBCもあるし、本人も意識していると思う。2月初めにしては、だいぶ出来上がっているかなと思います」。
吉井監督と、光山1・2軍統括コーチ兼統括コーディネーターが近鉄時代の同僚という縁で実現した野茂氏のロッテキャンプ初訪問。投球後には吉井監督を交え、佐々木朗と会話する場面もあった。取材対応がなかった佐々木朗に代わり、吉井監督は「投げる球って人それぞれ違うんだけど、野茂は“こうやっていた”みたいな話。(球種や投球内容について)“こうしろ”という訳ではなく、1つの例を話してくれた」と明かした。
WBCに向けて例年よりも早いペースで調整を進める右腕に、指揮官は「ブルペンで強度も数も、それなりに投げられるようになっているので、進歩していると思います」と目を細める。球を受けた松川は「真っ直ぐも力強かったですし、スライダーもフォークも良い曲がり方をしていた」と、WBCで使用される大リーグ公式球への対応も着実に進んでいることを証言した。
佐々木朗のポテンシャルがメジャーで通用するかを問われた野茂氏は「そんなの言わんでも大丈夫って、みんな分かってますよ」と太鼓判を押した。大リーガーも多く参戦するWBC。「令和の怪物」への期待度は一段と高まった。
レッドソックスを自由契約となり、3年ぶりにロッテに復帰した沢村が石垣島入りし、球場を訪れて首脳陣やナインに挨拶した。
吉井監督は「今日は“やぁ”しか言ってないです。(練習は)明日からです」と、5日のキャンプ合流を明言。4日遅れてのスタートとなるが、指揮官は「メジャーリーガーなので何も心配していない。3月頃にゲームで投げられる感じで調整してくれるんじゃないかな」と全幅の信頼を寄せた。
ロッテ新外国人カスティーヨ(前タイガース)が、今キャンプ初のブルペン入り。直球、スライダー、チェンジアップなどを低めに集めて30球を投げた。
「コントロールと変化球の精度を意識した。凄く良かったと思う」と充実の表情。吉井監督が救援陣の一角として期待する右腕は「フィジカル的には全く問題ない。試合で投げていない期間が長いので、どんどん試合で投げて感覚を取り戻したい」と意欲満々だった。
ロッテから3月4日にZOZOマリンで行われるヤクルトとのオープン戦から、声出し応援が解禁されると発表された。
政府の制限緩和を受けてのもの。マスク着用が条件となる。声出し応援が可能となるのは19年以来4年ぶり。吉井監督は「球場に活気があるのは選手達もモチベーションが上がるし、良いことだと思います」と歓迎。19年秋のドラフトで入団した佐々木朗にとっては初体験となる。
ロッテ・荻野貴司外野手(37)が球団広報から衝撃の事実を突きつけられた。
ロッテの公式YouTubeが、沖縄・石垣島キャンプ中の新人・金田優太内野手(浦和学院)と育成新人・勝又琉偉内野手を密着レポート。先輩達に混じってトレーニングする様子を映した。
インタビューで年齢を聞くと、勝又は18歳。2月12日が誕生日の金田はまだ17歳と判明。合わせて「35」ということで、なぜか荻野を直撃。「2人足しても荻野さんの歳の方が上なんです」と余計な報告を受けたが、37歳の荻野は「ありがとうございます。気持ちだけは若いです」と神対応していた。
何歳になってもイケメンの人格者だ。
ロッテの新外国人投手ルイス・カスティーヨ(27)が4日、沖縄・石垣島での春季キャンプ4日目にして初ブルペン入り。スライダー、チェンジアップ、シンカーと変化球を交えて30球を投げた。
ドミニカ共和国出身で、昨季タイガースでメジャーデビューし、3試合に登板して防御率0.00の右腕は、横手投げに近いフォームから速球、変化球とも低めに集める前評判通りの投球。「初ブルペンの感じは良かったよ。コントロールと変化球の精度を意識した。すごく良かったと思う」と充実の表情だ。
捕手を務めた松川虎生(19)は「コントロールが良かった。スライダーの幅もあるし、チェンジアップも低めにコントロールされていて、打たせてとるタイプだなと思った」と絶賛。吉井理人監督(57)が救援陣の一角として期待する右腕は右腕は「フィジカル的には全く問題ない。試合で投げていない期間が長かったので、どんどん試合で投げて、感覚を取り戻したい」と実戦練習へ意欲を示した。
ロッテは4日、社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として、長期治療を必要とする子供の自立支援とコミュニティの創出を支援する「TEAMMATES(チームメイツ)」事業を実施すると発表した。
TEAMMATES事業では、長期療養中の子供にマリーンズの一員として“入団”してもらい、月1〜2回程度、ZOZOマリンスタジアムでのチームの練習などに参加、見学してもらうという。事業開始にあたり、“入団”選手1人を2月12日まで募集する。入団期間は4月から11月までの8ヶ月間で、継続的に通院や治療を必要とする6〜15歳(2023年4月時点で小学生、中学生)の児童または生徒が対象。応募には主治医の許可が必要。
「TEAMMATES」事業の詳細は事業にご協力いただく認定NPO法人Being ALIVE Japanの公式ホームページにてご確認ください。また2022年「TEAMMATES(チームメイツ)」事業ではKANTA選手(小学5年生)が入団し、会見、練習参加、始球式、引退式など行った。その他の実績はMARINES LINKS特設ページで見ることができる。
米大リーグ、レッドソックスを自由契約となり、ロッテに3年ぶりに復帰した沢村拓一投手(34)が4日、沖縄・石垣キャンプが行われている球場に姿を見せた。
首脳陣やナインに挨拶してまわった。5日からキャンプに合流する予定。
ロッテは4日、来月4日にZOZOマリンスタジアムで行われるオープン戦(対ヤクルト)から、マスクを着用した状態で声を出しての応援を解禁すると発表した。
先月27日に政府が新型コロナウイルス対応の指針「基本的対処方針」の改定、スポーツイベントにおける制限の緩和を発表したことを受けてのもの。ZOZOマリンスタジアムでは制限を一部撤廃し、マスクを着用した状態で声を出しての応援を可能とした。
声を出しての応援は2019年以来4年ぶり。なお、スタジアムルールに関しては後日決定次第発表するとしている。
現在、2023年にZOZOマリンスタジアムで開催する主催試合(オープン戦、クライマックスシリーズ、日本シリーズなど除く)をライトスタンドで観戦できる年間予約席「ホーム外野応援指定席マイシート」を2次販売中。販売期間は2月19日午後10時まで。
WBC日本代表のロッテ・佐々木朗希投手(21)が4日、沖縄・石垣島キャンプで2度目のブルペン入り。視察に訪れた日米通算201勝のレジェンド・野茂英雄氏(54)=パドレス・アドバイザー=をうならせた。
WBC使用球で直球29球、スライダー21球、フォーク13球で、今キャンプ最多となる63球。最速は球団のスピードガンで157キロをマークした。近鉄時代の先輩である吉井監督とともに投球を見つめた野茂氏は「2月初めにしてはだいぶ出来上がっている」と太鼓判。現役時代にトルネード投法でメジャーを席巻した右腕は、朗希がメジャーで通用するかを問われ「そんなん言わんでも大丈夫。みんな分かってる」とうなずいた。
取材対応のなかった本人に代わり、捕手を務めた松川は「去年より縦に入ってくる曲がり方になっているし、本当にスライダーも使える」と昨季投球割合が10%にも満たなかった球種を絶賛。途中から右打席に立った中溝ブルペン捕手は「キレッキレ。伸びるし曲がるしこの時期なら打てない」と打席の中で何度も目を丸くしていた。
米大リーグ・レッドソックスを自由契約となり3年ぶりにロッテに復帰した沢村拓一投手が4日、石垣島キャンプに姿を見せた。
長い髪を結い、ネイビーのスーツ、水色のネクタイで登場。吉井監督や、黒木投手コーチ、村田打撃コーチら首脳陣に握手をしながら挨拶を交わした。吉井監督は「『やあ!』と話しただけ。会見の時にたくさん話したので(練習合流は)明日(5日)からですね」と明かした。
今後の予定については「3月頃にはゲームで投げられるようにして欲しい」と説明した。
WBC日本代表のロッテ・佐々木朗希投手が4日、石垣島キャンプで2度目のブルペン入り。直球にフォーク、スライダーを含む63球を投じ、球団のスピードガンでは最速157キロを計測した。
またこの日は米大リーグ・パドレスのアドバイザーを務める野茂英雄氏が訪れ、キャンプを視察。佐々木朗のブルペンもネット裏で見守り「2月始めにしては出来上がっている」とうなずいた。
ロッテは4日、3月4日からのヤクルトとのオープン戦(ZOZOマリン)で声出し応援を解禁することを発表した。
1月27日に政府から新型コロナウイルス対応の指針「基本的対処方針」の改定、スポーツイベントにおける制限の緩和が発表され、ZOZOマリンでも制限を一部撤廃。マスクを着用した状態での声出しを可能とし、4年ぶりの声出し応援を解禁する。
またホーム外野応援指定席マイシートの2次販売も実施中。販売期間は19日までとなる。詳細は球団公式HPを要確認。
米大リーグ、レッドソックスを自由契約となり3年ぶりにロッテに復帰した沢村が4日、キャンプ地の沖縄県石垣市に入った。紺色のスーツ姿で球場を訪れ、監督やコーチらに挨拶した。5日から練習に参加する予定。
取材対応はなかったが、吉井監督は「あいつもメジャーリーガーなので、うまく3月頃に試合で投げられるように調整してくれると思う」と信頼を寄せた。
ロッテの新外国人ルイス・カスティーヨ投手が、今キャンプ初のブルペン入りした。
捕手の松川を座らせ、まずは7球を投じ調整した後、30球を全力投球。「コントロールと変化球の精度を意識しました」と、直球に加え、チェンジアップ、シンカー、スライダーを低めに集めた。「入る前から意識していたことを重点的に練習していこうと思って、それが実際練習できたので今日はすごくよかったブルペンでした」と振り返った。
日本に来て初のキャンプには「フィジカル的には全く問題ないので、開幕までにどれだけ試合で投げられるか。だいぶ試合で投げていなかった時間が空いたので、試合でどんどん投げていって試合感覚を取り戻したいなと思います」と意気込んだ。
初めてカスティーヨの球を受けた松川は「スライダーの幅もすごくあった。チェンジアップも右へ放ってましたし、本当に打たせて取るピッチャーじゃないかなと思った。コントロールが良いのが1番の印象」とした。
カスティーヨは昨季タイガースでメジャーデビューを果たし3試合に登板。1月31日に行われた入団会見では「防御率は意識してやっていきたい。それ以上に自分が任されている仕事、勝っている試合は0に抑える、負けている試合はチームに勢いをつけるようなピッチングをしたい」と意気込みを語っていた。
ロッテ・佐々木朗希投手が、元メジャーリーガー・野茂英雄氏が見守る中、キャンプイン後2度目のブルペン入りした。
ウオーミングアップとキャッチボールを終えブルペンへ。球団計測で最速157キロの直球にスライダー、フォークなどを交え63球を投げ込んだ。終始鋭い視線を送った野茂氏は「2月始めにしては、だいぶできあがっている」と上々の評価。球速については「元々球は速いんでね。WBCもありますし、本人も意識していると思うので、そこじゃなくてシーズンに向けてどうやって作っていくか」と話した。
右腕は、順調に調整が進めば9日にライブBPで打撃投手を務め、15日の練習試合・ヤクルト戦(糸満)で今年初の実戦登板をする見込みだ。
キャンプ2日目の2日にもブルペン入りしており、直球29球、スライダー11球、フォーク9球の49球を投げ込んだ。「去年のこの時期と比べて仕上がりはいいかなと思う。変化球は合格点」と手応えを得ていた。
ロッテ復帰が決まった沢村拓一投手が、スーツ姿でキャンプ地入り。佐々木朗希ら、チームメートと握手を交わした。
沢村は巨人からトレードで加入した20年、ロッテで22試合に登板して防御率1.71の好成績。同年オフにレッドソックスへ移籍した。
昨季途中に自由契約となり移籍先を模索していたが、今年のキャンプ直前、1月28日にロッテ入団が正式発表。20年以来、3年ぶりの古巣復帰となった。入団が直前となったことで遅れていたが、練習には5日から合流する。
ロッテのキャンプに元メジャーリーガーの野茂英雄氏が訪れた。
車で室内練習場を訪れ、報道陣に挨拶。キャッチボールやウオーミングアップをしている投手陣を、吉井監督と話しながら観察している。
野茂氏は吉井監督の近鉄時代の後輩。投手陣の練習を見ながら、話に花を咲かせている様子だ。
ロッテは4日、ZOZOマリンスタジアムで行われるオープン戦3月4日・ヤクルト戦から、マスクを着用した状態で、2019年以来4年ぶりに声を出しての応援が解禁となることを発表した。
1月27日に政府から新型コロナウイルス対応の指針「基本的対処方針」の改定、スポーツイベントにおける制限の緩和が発表され、ZOZOマリンスタジアムでも制限を一部撤廃し、マスクを着用した状態で声を出しての応援が可能となった。
また、現在ホーム外野応援指定席マイシートの2次販売も行っている。
2023年ホーム外野応援指定席2次販売期間:2月3日〜19日22時まで。(年間)税込み115000円。対象試合:2023年ZOZOマリンスタジアムで開催される主催試合。(オープン戦、オールスターゲーム、クライマックスシリーズ、日本シリーズを除く)
打率.209(521−109)、15本塁打、62打点。
この数字は、昨季4番でスタメン出場したロッテの選手達の成績だ。チーム全体の“4番打者”の成績としてはかなり寂しい。昨季の開幕戦は21年にチームトップの29本塁打、95打点を挙げたレアードが4番に座ったが、開幕から状態が上がらず、マーティン、佐藤都志也、山口航輝など8人の選手が4番で出場。2番や3番の打順を打つことの多い中村奨吾も4番に座り、6月1日のヤクルト戦ではプロ入り後初めて4番で出場して本塁打を放ち、全打順本塁打を達成した。
夏場以降は将来の4番候補・山口、安田が出場することが多く、安田はシーズン最終戦となった10月2日のソフトバンク戦、『4番・三塁』で出場し7回の第4打席に適時二塁打を放つなど、3安打1打点の活躍を見せた。シーズン通して、4番打者を固定することができず、最多出場は山口の35試合、最多本塁打はレアードの4本、最多打点も山口の16打点と、冒頭にも述べたように物足りない数字だった。
昨季はシーズン全体で見ると4番打者の数字はかなり残念な結果に終わったが、夏場以降、安田、山口が4番で出場して特にシーズン終盤は打線としての繋がりもあった。
安田は9月18日の日本ハム戦、『4番・三塁』で出場し、初回の第1打席に犠飛、続く3回の第2打席にセンターへ適時打、4−4の9回2死二、三塁の第5打席にライトスタンドに決勝の第8号3ランと、1ホーマー、5打点の大暴れ。山口も9月7日の西武戦と9月10日の楽天戦で1本塁打、3打点と打っている。
現状のチーム状況を考えれば、長打力の打てる外国人選手が4番にどっしりといるのが理想ではあるが、常勝軍団を掲げるチームにおいて、長い目で見ると安田、山口のどちらかが4番に定着できるのであればそちらの方が良い。
安田と山口に期待をかけてしまっているが、完全にレギュラーを定着した訳ではなく、両選手とも練習試合、オープン戦からアピールしていく必要がある立場ということも忘れてはならない。昨季の終盤のような働きを見せてくれれば、4番候補は間違いなくこの2人になる。安田、山口が本格開花すれば、4番だけでなく、その前後の打順も昨季からパワーアップする。部瑛斗、荻野貴司のチャンスメーカーはおり、ポイントゲッターが機能すれば得点力は上がっていくはずだ。