1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
台湾楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 藤原 | 2 | 1 | 2 |
中 | 平沢 | 2 | 1 | 0 | |
2 | 左 | 山本 | 3 | 1 | 0 |
左 | 西川 | 2 | 1 | 0 | |
3 | 右 | 山口 | 3 | 1 | 0 |
右 | 菅野 | 2 | 0 | 0 | |
4 | 三 | 安田 | 3 | 0 | 0 |
三 | 茶谷 | 2 | 1 | 1 | |
5 | 二 | 池田 | 3 | 0 | 0 |
遊 | 友杉 | 2 | 0 | 0 | |
6 | 一 | 佐藤都 | 2 | 1 | 0 |
一 | 福田光 | 1 | 1 | 0 | |
7 | 捕 | 植田 | 3 | 2 | 0 |
打捕 | 松川 | 1 | 1 | 0 | |
8 | 指 | 村山 | 1 | 1 | 1 |
打 | 勝又 | 1 | 0 | 0 | |
打 | 黒川 | 1 | 0 | 0 | |
打 | 金田 | 1 | 0 | 0 | |
9 | 遊二 | 小川 | 4 | 0 | 0 |
計 | 39 | 12 | 4 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
秋山 | 3 | 2 | 0 |
佐藤奨 | 2 | 1 | 0 |
東妻 | 1 | 1 | 0 |
小沼 | 1 | 0 | 0 |
永島田 | 1 | 0 | 1 |
中森 | 1 | 1 | 0 |
3月開幕のWBC台湾代表で15年から6年間ロッテで活躍した楽天モンキーズのチェン・グァンユウ投手(32)が先発登板し、1回無失点に抑えた。
ロッテの山本大斗外野手(20)、山口航輝外野手(22)に連打を浴びたが、左腕から繰り出す直球で安田尚憲内野手を三飛に封じるなど、1回無失点でマウンドを降りた。
チェンはWBC台湾代表に選出されたため、当初は石垣島メンバーから外れていたが、古巣との対戦を望み、チームに直訴して遠征に加わった。「ロッテのユニホームを見られて良かったし、みんなの顔が見られて嬉しい。ずっとロッテの試合はテレビで見ていたし、対戦したかった」。試合後には旧友との対面にも笑顔を見せた。
台湾はA組(台湾ラウンド)を勝ち抜けば、侍ジャパンと対戦する可能性もある。ロッテ佐々木朗希投手(21)の成長には「すごくボールが速くて、コントロールも良い。台湾チームで東京に行けたら対戦したい。ボールが速いし、体も良いし、若いし、イケメンだし、台湾でも人気のスーパースターです」。侍ジャパンの印象にも「若い選手がたくさんいて、特に中継ぎの投手が若くてスゴイチーム」と賛辞を並べた。
台湾代表での自身の役割は「今回は中継ぎなので2連投する準備をしている。調子は上がっています」。オランダ、キューバ、イタリア、パナマとの戦いを勝ち抜くことを誓った。
ロッテ吉井理人監督が新監督として対外試合初勝利を挙げた。台湾楽天戦でスタメン起用した「高卒2年目19歳コンビ」が活躍。先発秋山が3回無失点、「8番DH」の村山が左翼線に先制適時二塁打でチーム今季初打点で貢献した。「みんな頑張ってくれた。村山は1スイングで結果を出し『やるな』と思った」とご満悦。一方、4番抜擢の安田が無安打に終わったことには「安田は明日8番。4番は松川。打てる捕手になって欲しいのでかっ飛ばして欲しい」と期待した。
○…「1番中堅」で先発した藤原が、1点を先制した2回1死二、三塁から右前に2点適時打を放った。今オフはレッドソックス吉田と自主トレを行い、レベルスイングに近い新打撃フォームを構築中。前さばき良く押し込めた打球に「(スイングの)面が長くなったのでいつもだったらファウルだったりファーストゴロでしたが、良いところに落ちてくれた。大きな1歩」と手応えを得ていた。
台湾プロ野球・楽天モンキーズのチアリーダー「Rakuten Girls」が11日、沖縄・石垣島での練習試合ロッテ−台湾楽天戦を盛り上げた。モデル兼タレントでインスタグラムのフォロワー数が約147万人の人気メンバー、リン・シャン(25)も登場。セレモニーではメンバー6人の代表でマイクを握り、「メンバーはダンス以外では、MCをしたり、モデルをしたり、バラエティー番組に出たり。毎年1回、歌も出しています。応援してください」と挨拶。日本語で「皆さん、大好き〜」と叫ぶと、超満員約4000人の観衆から拍手とカメラのシャッター音を浴びた。
試合前には写真撮影会を行い、試合中には日本では解禁前の声出し応援とともに、キレ味鋭いダンスも披露。ロッテ吉井監督も「やっぱり応援は良いですね。村山なんかベンチに引っ込んでからはモンキーガールズ(楽天ガールズ)ばかり見ていた」と笑顔。今季チーム初打点を挙げた村山は「結構踊っていましたね。自分も1軍で応援を受けたい」と気分上々だった。
吉井新監督が率いるロッテが今キャンプ初の練習試合で台湾楽天と対戦。4−1で勝利した。台湾プロ野球・楽天モンキーズのチアリーダー「Rakuten Girls」がパフォーマンスでスタンドを盛り上げた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
台湾楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
ロッテは2回無死一、二塁で「8番DH」村山亮介捕手(19)の左越え適時二塁打で先制した。さらに1死二、三塁から「1番中堅」藤原恭大外野手(22)が右前2点適時打を放って3−0とした。
先発した高卒2年目左腕の秋山正雲投手(19)は、3回を投げて2安打1死球無失点の好投を見せた。
ロッテと台湾プロ野球・楽天モンキーズの練習試合(沖縄・石垣島)前の球場前で11日、楽天チアリーダー「Rakuten Girls」が写真撮影会を行った。モデル兼タレントでインスタグラムのフォロワー数が約147万人の人気メンバーのリン・シャン(25)も登場した。
グラウンド内でもオープニングセレモニーを行った。リン・シャンは代表でマイクを握り、「メンバー6人で石垣島に来ました。初めてなので、すごく楽しみにしています。私達楽天ガールズは全部で24人のメンバー。ダンス以外では、MCをしたり、モデルをしたり、バラエティー番組に出たり。毎年1回、歌も出しています。皆さん応援してください。台湾のプロ野球も見てください」と挨拶。最後に、日本語で「皆さん、大好き〜」と叫ぶと、球場内が拍手に包まれた。
ロッテの先発は以下の通り(ロッテ先攻)。
有料試合だが、会場は満員で、外野席も開放された。
ロッテは11日、山口航輝外野手(22)が伊藤園が実施する「第34回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」の募集開始を受け、応援メッセージを送ったことを発表した。
「僕自身も13歳の時、第26回『伊藤園お〜いお茶新俳句大賞』で佳作特別賞を受賞させて頂き、今回は応援メッセージを送らせて頂くこととなりました。大変嬉しく思います。今シーズン、必ず優勝して渾身の一句をよみたいと思います。ぜひ、たくさんのご応募をお願いします」。
応援メッセージは伊藤園公式ユーチューブチャンネルや、お〜いお茶くん公式ツイッターにて動画配信中。新俳句大賞の締め切りは2月28日まで。
集まった4000人の観衆から降り注ぐ拍手に右手を挙げて応えた。ロッテは11日、沖縄・石垣島キャンプで台湾プロ野球、楽天モンキーズと練習試合を行い、4−1で勝利。吉井理人監督(57)は背番号「21」のユニホームを着て初めて指揮を執り、初陣≠白星で飾った。
「皆、張り切って頑張ってくれたのでよかったと思います」。
対外試合の開幕投手≠託した期待の星が流れをつくった。東京・二松学舎大付高から入団2年目の秋山正雲(せいうん)が3回を投げ、2安打無失点。1軍での登板経験がない左腕は1回は変化球でかわす投球が目立った。すると、経験豊富な指揮官が動いた。
1回終了後、ベンチで「真っ直ぐを投げろ」と声をかけた。「投球の基本は真っ直ぐ。修行中の若い選手は特に、自分の1番自信のある球で勝負して欲しい」との親心≠ゥら出た言葉で背中を押した。秋山は指揮官の助言を受けた後の2、3回は直球主体の投球で無失点。「初回は力んだけど、その後は落ち着いてできた。逃げないで真っ直ぐでいこうと」と汗を拭った。
「自分のできることをやって、教訓を得て、引き出しにしてくれたら」と指揮官。2005年以来18年ぶりのリーグ優勝へ。雲1つないロッテ晴れ≠フ中、好発進した。
ロッテは台湾・楽天モンキーズと練習試合(○4−1)を行い、市和歌山高からドラフト1位で入団して2年目の松川虎生捕手(19)が、3−0の8回に代打で出場した。
初球を引っ張って左前打。キャンプでは村田コーチの指導のもと、打つポイントを前にするよう改善に努めており、練習の成果を示した。昨季は76試合に出場して打率.173。吉井監督は19歳の進化に目を細め、12日の試合で4番で起用することを明言。「打てる捕手になって欲しい。4番で気分良く長打をかっ飛ばして」と期待した。
ロッテは台湾プロ野球・楽天モンキーズと練習試合(○4―1)を行い、育成の村山亮介捕手(19)が「8番・DH」で先発し、自慢の打撃でアピールした。
「1打席勝負」と告げられて臨んだ一戦。0−0の2回無死一、三塁の好機で右打席に入ると初球を強振。左越えの適時二塁打としチーム初打点≠マークした。吉井監督に1番光った選手として名前を挙げられた幕張総合高出身の高卒2年目捕手は「チャンスで結果を残せて良かった。支配下を目指してこれからも頑張っていく」と力を込めた。
台湾プロ野球、楽天モンキーズとの練習試合が石垣市中央運動公園野球場で行われ、ロッテは東京・二松学舎大付高から入団して2年目の左腕、秋山正雲投手(19)が先発。3回40球を投げ、2安打無失点に抑えた。
秋山は10日の練習後に「1年目は体づくりに専念させてもらった。2年目からは今まで以上に競争が始まってくる。1軍で投げられるようにしっかりアピールしていきたい」と意気込んでいた。
台湾プロ野球、楽天モンキーズとの練習試合が石垣市中央運動公園野球場で行われ、ロッテの背番号「126」、村山亮介捕手(19)がチーム初打点≠マークした。
「8番・DH」で先発出場。0−0の2回、先頭の6番・佐藤都が右前打で出塁し、続く7番・植田も右前打。無死一、三塁の好機で、初球を引っ張り、左越え適時二塁打とした。9番・小川は空振り三振。1死二、三塁から1番・藤原が右前へ2点適時打を放った。
対外試合初戦の先発に抜擢されたロッテの2年目・秋山が3回2安打無失点と好投した。初回は1死満塁のピンチを切り抜け、2回は無死一塁から狙い通りの遊ゴロ併殺。3回は3人で片付け、WBC台湾代表の成晋(チェンジン)も三失、中飛に封じた。
吉井監督が「見た目よりもボールに力がある」と期待する左腕。指揮官が「立ち上がり変化球でかわしているように見えたので“真っ直ぐでいけ”と言った」という2回以降は直球を主体に攻めた。
自主トレでは体幹強化と動きの連動を意識。「まだ成果を出せていない」と話すが、目標の1軍デビューに向けて一歩前進だ。19歳は「競争の中に入っていかなくちゃいけない。少しでもアピールできたら」と気を引き締めた。
ロッテは11日、沖縄・石垣島の石垣市中央公園野球場で台湾プロ野球の楽天モンキーズと対戦、今季初の対外試合に4―1で勝利した。先発した高卒2年目の左腕・秋山正雲(19)が3回を2安打無失点と好投、打線は12安打で4点を奪った。
この試合で吉井監督は高卒6年目の安田尚憲内野手(23)を4番・三塁で起用。「そこだけが心配」と話していたが、安田は3打数無安打1失策と悪い予感が的中。指揮官は「明日は8番」と12日の試合では安田を降格させて、4番には2年目の松川虎生捕手(19)を起用することを明言。「打てるキャッチャーになって欲しいので、4番で気分良く長打をかっ飛ばして欲しいなと思っています」と期待した。
この日の1番輝いた選手には2回無死一、三塁から左翼線へ適時二塁打を放った育成2年目の村山亮介捕手(19)の名を挙げ、「あの場面で一発ガンと打って打点付きですから」とほめた。
近鉄、巨人などで投手として活躍し、NPB通算35勝をマークした入来智(いりき・さとし)さんが10日に交通事故のため55歳で死去したことを受け、近鉄時代に同僚投手だったロッテの吉井理人監督(57)が悲痛な胸中を語った。
突然の悲報が届いた11日、春季キャンプ中の沖縄県石垣市内で報道陣の取材に対応。「残念としか言いようがない。入来とは冗談ばかり言い合う仲だったので、本当に残念です」と2学年下にあたる入来さんを悼んだ。
入来さんは10日午後9時50分ごろ、軽自動車を運転して都城市野々美谷町の市道を走行中に普通乗用車と衝突。病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
NPBで最後に所属したヤクルトの発表によると、死因は交通事故による重症頭部外傷。通夜は12日午後5時から、葬儀・告別式は13日午前11時から平成会館(宮崎県都城市鷹尾1−23−19)で行われ、父・喜門さんが喪主を務める。
ロッテは11日、春季キャンプを実施している沖縄・石垣島で台湾プロ野球の楽天モンキーズと練習試合を実施。今季初の対外試合は「アジアゲートウェイ交流戦 Power Series2023 in石垣島」として開催され、試合前にはモンキーズ&マリーンズパフォーマーのトークショー、八重山諸島出身のガールズユニット「KI−HAT」による歓迎パフォーマンス、マーくん・M☆Splash!!・楽天ガールズのコラボダンスが披露され、会場を盛り上げた。
楽天モンキーズの公式チアリーダー「楽天ガールズ」メンバーには日本でも人気上昇中のリン・シャンも含まれており、球場の外で“撮影会”も行われ、大勢のファンがメンバーを囲んでいた。
ロッテの山口航輝外野手が第34回「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」の募集開始を受け、応援メッセージを送った。新俳句大賞は1989年の「お〜いお茶」販売開始から開催され、今回で34回目。山口は第26回実施時に、13歳で佳作特別賞を受賞している縁で応援メッセージを送ることになった。
山口は球団を通じて「僕自身も13歳の時、第26回『伊藤園お〜いお茶新俳句大賞』で佳作特別賞を受賞させて頂き、今回は応援メッセージを送らせて頂く事となりました。大変嬉しく思います。今シーズン必ず優勝して渾身の一句を詠みたいと思います。是非沢山のご応募をお願いします」とコメントを寄せた。
応援メッセージの動画は伊藤園公式YouTubeチャンネルや、お〜いお茶くん[公式]Twitterで配信中。新俳句大賞の締め切りは2月28日まで。
台湾プロ野球・楽天モンキーズのチアリーダー「Rakuten Girls」が12日までにインスタグラムを更新。沖縄・石垣島で行われたロッテとの練習試合の応援に駆け付けた様子を公開した。
チアユニホームを着たメンバーは「ハッピー」「携帯電話の子供達」「準備ができてます」などとつづり、集合ショットや石垣島を観光するシーン、さらに人気メンバーのリン・シャンがロッテの若きエース佐々木朗希と並んで撮影したショットなどを投稿。野球そっちのけで“フィーバー”が起きていることがうかがえた。
試合では球場内のステージでダンスを披露するなど本職?でしっかりとチームを応援した。
この投稿に「みんな可愛い頑張って」「ZOZOマリンにも是非来て下さい」といった声や、佐々木と並んだ写真には「うらやましい」の声が寄せられていた。
バットの“サク越え”に球場は騒然となった。
ロッテが3点リードの5回、山口の振ったバットが根元から折れ、観客のいる三塁スタンドへと飛び込んだ。打席からスタンドまでは約30メートルほど。打球は三邪飛となったが、バットの“サク越え”に球場は騒然。ファンも幸い大事には至らなかったようだ。
ロッテの藤原恭大外野手(22)が台湾・楽天モンキーズとの練習試合で2打数1安打2打点を記録した。2回1死二、三塁でカットボールを捉えて右前2点適時打。「取り組んできた打撃ができた」と手応えを得た。
オフはオリックスから米大リーグ・レッドソックスに移籍した吉田と自主トレし、打撃を教わった。以前は打つたびにタイミングや振りが違ったというが「去年に比べてバランスがよくなって、自分の形で打てている」と成長を実感している。
この日、高部とともに侍ジャパン強化試合のサポートメンバーに選出されたことが分かった。25、26日・ソフトバンク戦と3月3、4日・中日戦に帯同する見込み。5年目のレギュラー定着へ向けて、着実にレベルアップを目指す。
台湾プロ野球・楽天モンキーズのチアリーダー「Rakuten Girls」が11日、石垣市中央運動公園野球場で行われたロッテとの練習試合の応援に駆け付けた。
球場入り口に登場すると、50人以上の観衆が集まり即席撮影会に。試合前にはトークイベントが開催され、人気メンバーのリン・シャンは日本語で「皆さん大好き〜!」と愛嬌たっぷりに挨拶した。
ロッテが3−1で楽天モンキーズを下し、今季初の対外試合を制した。
打線は、両軍無得点の2回、無死一、三塁で村山の適時二塁打で先制すると、なおも1死二、三塁から藤原の2点二塁打で追加点を奪った。2点リードの9回2死三塁では、茶谷が右前打でさらに1点を追加した。
投げては先発の秋山が3回を投げて2安打無失点と好投。初回、味方失策、安打などで1死満塁のピンチを迎えるも、その後は5番打者を空振り三振、6番打者は一ゴロに仕留めリズムを作った。
2年目の村山亮介捕手が先制の適時打を放った。
両軍無得点の2回無死一、三塁、今季初打席を迎えた村山が初球を捉え左翼への適時二塁打とした。
打った瞬間、観客からはどよめき。二塁へ到達すると、ベンチに向かってガッツポーズでアピールした。
台湾プロ野球・楽天モンキーズのチアリーダー「Rakuten Girls」が練習試合の応援のため、ロッテのキャンプ地・石垣島に駆けつけた。
SNSでも話題を呼んでいる人気メンバーのリン・シャンらが試合前に球場入り口に登場すると、50人以上の観衆が集まり即席撮影会が開始。笑顔で手を振り、ピースサインで撮影に応じた。
リン・シャンはモデル業もこなしており、インスタグラムのフォロワー数は147万人を超える。
ロッテの高卒5年目・藤原恭大が、今季初の実戦となった11日の楽天モンキーズとの国際交流試合に『1番・センター』で先発出場し、1安打2打点1盗塁とアピールした。
藤原は初回の第1打席は初球を打ちにいき遊ゴロに倒れたが、続く1−0の2回1死二、三塁の第2打席は、ライトへ貴重な2点適時打。山本大斗の打席では、二塁盗塁と持ち味である足でも魅せた。
昨季は「しっかり活躍してマリーンズの1番は藤原だという印象をつけられるように結果を残していきたい」と意気込んだ22年シーズンは自主トレで「踏み込みというか下半身の力強さというのをすごく感じていて、打球もそうですけど、力が伝わっているなと感じています」と自身の中で手応えを掴んでいた中で、春季キャンプ直前に新型コロナウイルスに感染。
シーズンが始まってからは1、2軍を往復。それでも、シーズン最終盤の9月18日の日本ハム戦で、3−4の9回1死二塁の第2打席、石川直也が3ボール2ストライクから投じた7球目のナックルカーブを前進守備の横を抜けていくセンター前に貴重な同点適時打を放つと、9月30日のオリックス戦でも1−2の7回1死二塁の打席、山本が1ボール1ストライクから投じた3球目の124キロのカーブに詰まったあたりもレフト前に落ちる安打で二塁走者の部が生還する同点打。さらに2−3の9回2死一、二塁の第5打席、守護神・平野佳寿が1ボール1ストライクから投じた真ん中高めの135キロフォークをライト前に弾き返す同点の適時打を放った。
シーズンの打撃成績は打率.209、1本塁打、5打点、9盗塁に終わったが、9月は月間打率.333(30−10)、1本塁打、4打点と結果を残し、2023年シーズンに向けて期待の持てる内容で終えた。
一冬を越えて、この春、昨年までに比べて打撃フォームが少しコンパクトになった印象を受ける。そのことについて藤原は「なるべく無駄な動きをなくすということも取り組んでいるので、そこはあるかなと思います」と明かす。
追い込まれるまでは積極的に力強いスイングをし、追い込まれてからアプローチバッティングに切り替えていたが、初球からアプローチ気味のバッティングをしているようにも見える。
藤原は「特に(意識は)ないですけど、まだやっぱりちょっとコンパクトにしているので、爆発的な力はまだないです。徐々に力もついてくるかなと思うので引き続きやっていきたいと思います」と現在取り組んでいることを継続し自分のモノにしていくつもり。
バットも昨年とは違う色のバットを使っているが、そこに関しては「気分転換でやっています」とのこと。ただバットの長さは昨年までから比べて1センチ長い86センチに変更した。
外野のポジション争いに目を向けると、昨季までの実績を踏まえればベテランの荻野貴司、昨季競争を勝ち抜き盗塁王に輝くなどレギュラーをつかんだ部瑛斗は決定的で、残り1枠を複数の選手で争うことになりそうだ。
「5年目は1つの区切りだと思うので、スタメンを勝ち取らないといけないと思いますし、後もないのでしっかり自分のやるべきことをやりたいと思います」。短期間で結果を残すことはできている。今取り組んでいることをモノにし、今季こそシーズン通して活躍したい。
「結果として(安打が)出たというのは、素直に良かったと思います」。
ロッテの高卒3年目・西川僚祐が、1軍の実戦で初安打を放った。
西川は昨季までの2年間公式戦での1軍出場がなく、練習試合、エキシビションマッチといった1軍の実戦でも過去2年間は7打数0安打だった。11日に行われた楽天モンキーズとの国際交流試合は外野の守備から途中出場し、7回の第1打席は一邪飛に倒れたが、3−1の9回1死走者なしで迎えた第2打席、1ボール1ストライクから真ん中にきたスライダーを振り抜きレフトへ二塁打を放った。これが西川にとって、1軍での実戦初安打となった。
西川は1年目はタイミングを取るのに苦労していたが、昨季は「試合前の打撃練習からしっかりと試合を意識して思いっ切り強く振れているということが理由だと思います」と思いっきり強く振ることでタイミングをしっかり取れるようになり、ファームでは1年目の打率.157から2年目の昨季は8月にリーグトップの月間打率.386、月間27安打を放ちファーム月間MVPに輝くなど、打率.276をマークした。
実戦に向けて8日に行った取材で西川は「キャンプはまだこれから実戦的な練習が増えてくると思うので、そこでどんどん自分で思い切りバットを振って、初球から振ることをアピールできたらいいかなと思います」と思いっきり振ってアピールすることを誓っていた中で安打を放った。
この日、安打を放った打席では“思いっ切り振る”ことはできたのか−。西川は「それはダメでしたね。基本真っ直ぐを狙って打ちにいく中で、変化球はああいう力のないスイング。思いっ切り振れたと言われたら全然ですね」と反省した。
本人は反省の一打も「試合で形は良くなかったですけど、(安打が)出てくれたのでホッとしました」と、とにかくどんな形であれ1軍へ生き残っていくためには“結果”が求められる。その中で1本出たことに意味がある。これから練習試合、オープン戦と続いていく中で、結果とともに内容を上げていき、開幕1軍を掴んでいきたいところだ。
ロッテの小沼健太が、11日の楽天モンキーズとの国際交流試合に登板。フォークで2つの三振を奪うなど、1回無失点に抑えた。
3−0の7回に登板した小沼は、先頭の陳佳楽をストライクゾーンからボールゾーンに落ちるフォークで空振り三振。続く打者を二ゴロに仕留めると、最後の打者もフォークで空振り三振に斬って取った。
先頭打者を空振り三振に奪ったフォークは、これまでに比べてかなり落差が大きく、3人目の打者から奪った三振のフォークはスピードも上がった印象を受けた。小沼は「速くした訳ではないですけど、握りをキャンプ中にちょっと変えてみてハマったので、それが今いい感じにいっている」と明かした。今後も「落差も欲しかったので、色々握りは試行錯誤して今年はあの形でいこうかなと思っています」と今日投げたようなフォークを投げていきたい考えを持つ。
今季実戦初登板で1回、2奪三振、無失点と最高のスタートを切った小沼は「ブルペンはちょっとバラバラだったんですけど、そこを調整してしっかり真っ直ぐもゾーンで勝負できたのでそこは良かったと思います」と振り返った。
6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した野球解説者の平松政次氏と斎藤雅樹氏が、WBCへ向け早い仕上がりを見せているロッテの佐々木朗希投手について言及した。
プロ3年目の昨季は、20試合に登板し9勝4敗、防御率2.02をマーク。完全試合を達成するなど球界を代表する投手に成長し、3月に開幕するワールドベースボールクラシック(WBC)日本代表のメンバーにも選出された。
しかし、昨季は夏場以降にコンディション面の理由から登板間隔が開くケースが増え、体力面での不安も残っている佐々木。今春のキャンプでは、WBCが控えているため、例年よりも早いペースで調整を行っており、シーズンの終盤まで体力が持続するのか心配な面もある。
佐々木について、平松氏は「(昨年4月に)パーフェクトゲームをやって、次の試合も8回まで完全投球。ああいう力は持っている。休養をどれだけ与えなきゃいけないのかなという難しいところもあるけど、シーズンを通してローテーションを守れば大変な成績を残すと思いますよ」と話した。
また、斎藤氏は「今年はWBCもあってこの時期からこれだけ投げられている。そうなるとシーズンに入って疲れも出ちゃうのかなと思うので、シーズン前半は大事に使ってあげて欲しいなと思いますけど、それは吉井監督がうまく調整してくれると思います」との見解を述べた。
WBC日本代表の投手コーチでもあり、プロ入り当初から指導を受けてきた吉井理人新監督のもと、佐々木朗希はどのような成績を残すのか。まずは3月9日に侍ジャパンが初戦を迎えるWBCから注目だ。