ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(31=巨人)が17日、初のライブBPに臨み、ルイス・カスティーヨ投手(27=タイガース)を相手に15球で安打性1本をマークした。
チームに合流してまだ3日。バットを折られる場面もあったが「球自体の見極めもしっかり出来ていたと思う」と振り返った。「温かい雰囲気で非常に感謝しています。しっかりと自分の打撃をしてチームに貢献できるように頑張ろうと思います」と新天地での活躍を誓った。
ロッテの新外国人ルイス・カスティーヨ投手(27=タイガーズ)が17日、沖縄・糸満でキャンプ2度目のライブBPに登板。巨人から新加入のグレゴリー・ポランコ外野手(31)と西川を相手に計25球を投げ、安打性3本に抑えた。
2度目の“実戦”で順調な仕上がりを披露した。ポランコへの5球目、真ん中から外角へ滑り落ちるチェンジアップでバットをへし折り、直球も最速148キロをマーク。「初回(10日)に投げたときより感じよく投げられました。試合に向けて完全に仕上がっているという感じ」と、振り返った。
特に精度を上げたチェンジアップについて、見守った黒木投手コーチも「アウトコースの低めに沈んでいくのは非常に大きな武器になる。左バッターを抑える必殺のボールになるのかな」と評価した。
ロッテは17日、韓国のロッテジャイアンツとの練習試合を、2月22、24日の午後1時から、沖縄・石垣市中央運動公園野球グラウンドで行うことを発表した。
同球団との練習試合は16年以来となる。
ロッテは17日、4月8日楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)を対象に「WHITEパーカー」を受け取ることができるグッズ付きチケットを販売すると発表した。
「WHITEパーカー」はホームユニホームと同じ白地に、胸にMARINESのロゴが施されたシンプルなデザイン。チケットは2月18日午前10時から開始するファンクラブ有料会員スぺシャルシートWEB限定抽選販売より順次販売となる。
グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種で、チケット購入時に選択可能。グッズ有無による金額は差なく、シーズンシートオーナー、ホーム外野応援指定席マイシートオーナーなども対象。グッズ付きチケット1枚につきWHITEパーカーを1着受け取ることができる。詳細は球団公式ホームページまで。
侍ジャパンのダルビッシュ有投手(36=パドレス)が2日連続で“ダル塾”を開講した。木の花ドームで佐々木朗希投手(21=ロッテ)と宮城大弥投手(21=オリックス)と約40分、キャッチボールしながら話し込んだ。
佐々木朗にはスライダーの感覚や握り、リリースをアドバイス。投手側からみて左側へそれる球について「気にしなくていいよ。むしろそっちの方がいいから」と助言し、「今のめちゃくちゃいいやん!」と手応えを感じる球につながった。佐々木朗は「すごくありがたい」と感謝した。
宮城にはフォークの投げ方を伝授。キャッチボール相手の佐々木朗の右足を狙って投げる意識を伝え、その意識で投げた球に佐々木朗も「めちゃくちゃ揺れた!」と変化の違いに驚いていた。宮城は「すごくよかったです。頑張ります」と金言を生かしていく。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む日本代表の強化合宿が17日、宮崎市内で始まり、佐々木朗希投手(21)=ロッテ=がダルビッシュ有投手(36)=パドレス=から変化球の投げ方を教わった。宮城大弥投手(21)=オリックス=とともにダル塾≠ナ指導を仰ぎ、さらなるレベルアップを期す。
自室でくつろぐような異空間が広がった。室内練習場に腰を下ろし、和やかに談笑する。ダルビッシュから変化球の投げ方を教わった佐々木朗は「秘密です」と詳細を伏せたが、「すごくありがたかったです」と感謝を忘れなかった。
全体練習後の個別練習だった。ダルビッシュが見守る中、宮城とキャッチボールを行い、スライダーの握りやリリースポイントの指南を受けた。佐々木朗のスライダーといえば、最速164キロを誇る直球と鋭く落ちるフォークボールに次ぐ球種。変化球に関して約40分にわたる手ほどきを受け、スマートフォンに映る投球動画を見ながら助言を仰ぐ一幕もあった。
昨季に史上最年少で完全試合を達成した「令和の怪物」は、ウオーミングアップからチーム最年長の36歳と交流。キャッチボール前に取り組むメニューについて意見を交換した。背番号14の注目度の高さは日本国内にとどまらない。視察に訪れた米大リーグ・ドジャースの球団関係者からも熱視線を浴びた。
そんな若き侍をダルビッシュは気遣う。チーム合流前には「戦争に行く訳ではない。気負う必要はない」と説き、「結果を気にしすぎてしまうと、どんどん自分が追い詰められていく。その日に集中することが大事。そこは間違えてはいけない」と強調した。
先発の一角として期待される佐々木朗は「たくさんのことを教えていただきました。(世界一に向けて必要なのは)個人個人が力を出すこととチームワークで戦うこと」と表情を引き締めた。メジャーを舞台に活躍する右腕の言葉は、未来を担う才器の胸に響いている。
運動場で投手陣のキャッチボールが始まる中、球場へと向かい、別メニューとしてストレッチに時間をかけた。キャッチボールの相手は日本ハムでバッテリーを組んだことのある鶴岡慎也氏。ネット越しに観客が殺到した中、鶴岡氏によると7球種を投げたという。その後は室内練習場で佐々木朗らと変化球談議に花を咲かせた。「キャリアは関係ない。ずっと成長する姿勢は崩してはいけない。特に自分は米国生活も長いので年功序列とかは全くない」と頼もしかった。
巨人から加入したポランコが初のシート打撃に臨んだ。新加入のカスティーヨとの対戦で196センチの長身を生かした力強いスイングを披露し「初めてだったが見極めもできていた。いい当たりも何本かあった」と好感触を口にした。
13日に来日したばかりだが18日の楽天との練習試合に出場予定。「打席数を増やして投手の球を見ていきたい」と意気込んだ。カスティーヨは変化球の精度が良く「試合に向けて完全に仕上がっている」と手応えを口にした。
ロッテの新外国人カスティーヨが打者と実戦形式で対するライブBPに2度目の登板。ポランコ、西川に25球投げ、安打性3本、最速148キロをマークする順調な仕上がりを見せた。
ポランコへの5球目には「自分の中で特に意識した」というチェンジアップで昨季24本塁打の左打者のバットを折り、「前回よりも良い感じで投げられた」。黒木投手コーチは「左打者への必殺のボールになるのかな」と期待した。
ロッテは18日、沖縄・金武ベースボールスタジアムで楽天との練習試合に臨む。先発は20年ドラフト1位でプロ3年目を迎える左腕・鈴木昭汰(24)。「今季初めての実戦登板なので結果にこだわって投げたい」と意気込みを語った。
1年目は開幕ローテーション入りし、23試合に登板し、1勝4敗1ホールド、防御率4.08。だが、2年目は6試合の登板にとどまり、1勝3敗、防御率7.30と振るわなかった。勝負の3年目。オフから原点である直球を磨くことに取り組んできた左腕は「キャンプインから充実しているので、今までやってきたことを出したい」と力を込めた。
巨人からロッテに移籍したグレゴリー・ポランコ外野手が17日、糸満市西崎運動公園で春季キャンプ初となるライブBP(実戦形式の打撃練習)に臨み、新加入のルイス・カスティーヨ投手(前タイガース)が投じた15球中8スイングで安打性1本だった。
チームに合流して3日目。投手と対峙するのは米マイアミでの自主トレ以来、2週間ぶりで、5球目には外角低めに逃げていくチェンジアップにバットを折られたものの、ラスト15球目には鋭いライナーを右前へ。昨季24本塁打の強打者は「良い球種をたくさん持っているし、バットを1本折られた。本当に素晴らしいピッチャーだと思うよ」とカスティーヨをほめ、「タイミング的に少し遅れたかなとは思うけど、ボールの見極めもできたし、最初にしては自分の思っていた通りのライブBPだった」と冷静に振り返った。
その後のフリー打撃では柵越えこそなかったものの、コースに逆らわず、広角に強い打球を飛ばした。「1番大事なことはケガなく、体調を管理して沖縄から続くオープン戦に臨んでいければ。自分としてはシーズンに向けて生きた球と対戦できる打席数にこだわっていきたい」と話した。
ロッテは17日、韓国プロ野球のロッテ・ジャイアンツとの練習試合を2月22、24の両日、石垣市中央運動公園野球場で行うと発表した。
ロッテ・ジャイアンツとの練習試合は2016年以来、7年ぶりとなる。試合開始は午後1時、入場は無料となっている。
ロッテは17日、4月8日にZOZOマリンスタジアムで開催される楽天戦(午後2時試合開始)を対象に「WHITEパーカー」を受け取ることができるグッズ付きチケットを販売すると発表した。
WHITEパーカーはホームユニホームと同じ白地に、胸にMARINESのワードロゴが施されたシンプルなデザイン。グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種でチケット購入時に選択可能となっている。(グッズ有無による金額差なし、シーズンシートオーナー、ホーム外野応援指定席マイシートオーナーなども対象)。グッズ付きチケットの購入者は4月8日楽天戦のチケット1枚につきWHITEパーカーを1着受け取ることができる。
受け取り場所の詳細や注意事項はマリーンズ公式ホームページで。チケットは18日午前10時から開始するファンクラブ有料会員スぺシャルシートWEB限定抽選販売より順次販売される。
3月のWBCに臨む侍ジャパンの強化合宿が17日、宮崎県総合運動公園でスタートした。1万8541人のファンが詰めかけ、チーム最年長のパドレス・ダルビッシュ有投手(36)は、優勝した09年の第2回大会以来14年ぶりに代表のユニホームに袖を通した。栗山英樹監督(61)は主将を置かない方針を示したが、ダルビッシュは対話重視で初日から存在感を発揮。合宿は27日まで行われ、3月9日に中国との初戦を迎える。
ロッテは17日、石垣市中央運動公園野球場で22、24日に韓国プロ野球・ロッテジャイアンツとの練習試合行うと発表した。
ロッテジャイアンツとの練習試合は2016年以来7年ぶり。試合開始は午後1時で入場は無料。
ロッテは17日、4月8日の楽天戦(ZOZOマリン)を対象に「WHITEパーカー」の付いたグッズ付きチケットを販売すると発表した。
グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種でチケット購入時に選択が可能。同チケットの購入者は4月8日楽天戦のチケット1枚につきWHITEパーカーを1着受け取ることができる。受け取り場所の詳細や注意事項はマリーンズ公式ホームページで要確認。同戦のチケットは18日から開始するファンクラブ有料会員スぺシャルシートWEB限定抽選販売で順次販売する。
ロッテの新外国人・ルイス・カスティーヨ投手が17日、沖縄・糸満市での全体練習でライブBPに登板。打者・ポランコと西川に計25球を投じ、安打性は3本。最速は148キロをマークし、順調ぶりをアピールした。
西川には安打2本、ポランコには右前へ運ばれたが、ポランコへの5球目ではチェンジアップでバットをへし折る場面も。
「あれがチェンジアップ。真ん中から外に落ちる球。前回のライブBPは真ん中ゾーンに落ちずに残ってしまった失投が多かったので今日は落とすことを意識した」と振り返った。
見守った黒木コーチも「左バッターにとってのアウトコースの低めにボールが沈んでいくというのは非常に大きい武器になるのでその精度が高くなればなるほど、特に左には必殺のボールになる。(打者)誰が来ても問題ないと思うし、そういうボールを投げる投手」と評価した。
ロッテは17日、4月8日の楽天戦(ZOZOマリン)を対象に「WHITEパーカー」の付いたグッズ付きチケットを販売すると発表した。
グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種でチケット購入時に選択が可能。同チケットの購入者は4月8日楽天戦のチケット1枚につきWHITEパーカーを1着受け取ることができる。受け取り場所の詳細や注意事項はマリーンズ公式ホームページで要確認。同戦のチケットは18日から開始するファンクラブ有料会員スぺシャルシートWEB限定抽選販売で順次販売する。
ロッテの新外国人・ルイス・カスティーヨ投手が17日、沖縄・糸満市での全体練習でライブBPに登板。打者・ポランコと西川に計25球を投じ、安打性は3本。最速は148キロをマークし、順調ぶりをアピールした。
西川には安打2本、ポランコには右前へ運ばれたが、ポランコへの5球目ではチェンジアップでバットをへし折る場面も。
「あれがチェンジアップ。真ん中から外に落ちる球。前回のライブBPは真ん中ゾーンに落ちずに残ってしまった失投が多かったので今日は落とすことを意識した」と振り返った。
見守った黒木コーチも「左バッターにとってのアウトコースの低めにボールが沈んでいくというのは非常に大きい武器になるのでその精度が高くなればなるほど、特に左には必殺のボールになる。(打者)誰が来ても問題ないと思うし、そういうボールを投げる投手」と評価した。
WBCに出場するキューバ代表の1番打者で、2017年にロッテでプレーしたロエル・サントス外野手が、ロッテ在籍時にも話題になった「走り打ち」で内野安打をマークした。
6回先頭で迎えた第3打席。1ストライクから投手・畔柳が2球目を投げると、一塁側に足を動かしながらスイング。低めのカーブをバットの先に当てると、打球が一塁・清宮の前に転がる間に悠々と一塁に駆け込んだ。
1番打者の得意技でチャンスを作ったキューバ打線はその後、1死一、二塁から前ソフトバンクのデスパイネが左翼線に適時二塁打を放って初得点をあげた。
メジャー組で唯一、侍合宿に参加しているダルビッシュ有投手(36)は全体練習初日を終え「みんなテレビで見ている選手だったので、ジャパンのユニホームを着ているみんなを見てすごいなと思いました」と充実感を漂わせた。
日本ハム在籍時にバッテリーを組み、スタッフとして参加する鶴岡慎也氏とキャッチボール。全体練習終了後は木の花ドームに移動し、佐々木朗と宮城に即席の“ダル塾”を開講。佐々木朗にはスライダー、宮城にはフォークの極意を解説した。
今後も投手陣に惜しみなく技術を伝授していくつもりで「全然自分は大丈夫なので、どんどん聞いて欲しいです。僕もどんどん話しているので」とウエルカムな姿勢を示す。
3大会ぶりの世界一奪還を狙う。日本代表の強みを問われると「人と人との距離が近いこと」と即答し、「チーム一丸となって野球が見せられたら」と笑顔を見せた。栗山ジャパンの精神的支柱が、侍投手陣を牽引する。
ロッテ・ポランコが初のシート打撃に臨み、新加入のカスティーヨとの対戦で196センチの長身を生かした力強いスイングを披露。
「初めてだったが見極めもできていた。いい当たりも何本かあった」と好感触。13日に来日したばかりだが、18日の楽天との練習試合に出場予定で「打席数を増やして投手の球を見ていきたい」と意気込んだ。
メジャー組で唯一参加のパドレス・ダルビッシュが、室内の木の花ドームでロッテ・佐々木朗とオリックス・宮城に変化球の握りを伝授した。
室内に3人が座り込み、白球を片手に野球談議。21歳の若き2人は、先輩の話に夢中だった。
“ダルビッシュ塾”の後半には、佐々木朗に「ツーシーム投げるん?」と質問。佐々木朗が自身の握りを見せると、スマホを取り出し、動画を見せて、投げ方を伝授した。
2人は興味津々で動画に食い入り、充実した時間になった様子。ダルビッシュは「今のところ、結構警戒されていると思うので、まだ話せていない選手もいる」と言っていたが、積極的に若手とコミュニケーションを図っている。
18日にも、ダルビッシュはブルペン入り。この日のキャッチボールでは、オリックス・山本や阪神・湯浅が熱い視線を送っていた。
また、ダルビッシュは木の花ドームからメイングラウンドへと戻るバスへと乗り込む前に、サインを求めるファンに快く“プチサイン会”も開催。写真撮影にも応じていた。
合宿がスタートし、練習前に選手がグラウンドで記念撮影した。
ともに21歳コンビのロッテ・佐々木朗とオリックス・宮城は、高校時代の日本代表でもチームメート。現在も仲が良いことから、ミーティングや記念撮影でも行動をともにする様子がみられた。
メジャー組で唯一参加のパドレス・ダルビッシュも存在感絶大。佐々木朗、宮城ともに他の大物選手にいかに近づこうか作戦を考えているとも語っていたが、ダルビッシュが近づくとソワソワ。緊張の様子で、言葉を交わす姿もあった。
ダルビッシュは宮城が興南高校時代、ツイッターで「興南の宮城投手いいわぁ。俺あんなピッチャーになりたかったわぁ」などと絶賛したこともある。
午前の練習を終え、「今のところ、結構警戒されていると思うので、まだ話せていない選手もいる」と笑っていたダルビッシュ。午後には室内練習場でダルビッシュ、佐々木朗、宮城の3人が座り込み、白球を片手に野球談議。21歳の若き2人はお近づきに成功したようで、先輩の話に夢中だった。
「バッティングで結果を出していきたい」。
ロッテ・福田光輝に石垣島春季キャンプ中に行った取材で、熾烈な内野の競争を勝ち残るためについて質問すると、冒頭の言葉が返ってきた。
言葉通り、ここまで実戦5試合はバットで結果を出している。今季チーム初の対外試合となった2月11日の楽天モンキーズ戦に守備から途中出場すると、8回の第1打席、「いいスタートが切れるように自分のバッティングをしようと思って打席に入りました」とライト前に安打を放った。初打席で結果を残せたことに「とりあえずは良かったかなと思います」と振り返った。
『7番・一塁』でスタメン出場した翌12日の楽天モンキーズ戦は4打数0安打に終わったが、14日から始まった沖縄遠征の初戦の中日との練習試合、守備から途中出場すると7回の第1打席に適時二塁打を放った。走塁も素晴らしかった。二塁への強襲の当たりでボールがレフト方向に転々としている間に二塁を陥れた。“1つ先の塁を狙う”積極的な走塁でもアピールした。
『7番・一塁』で先発出場した16日のDeNA戦では、法政大の後輩・三浦銀二からライトへ打った瞬間に本塁打と分かる3ランを放つなど、3安打4打点の大暴れ。第1打席に放った二塁打、第2打席に放った適時二塁打はいずれも左投手。第2打席に放ったレフトへの適時二塁打は昨季8勝を挙げたM口遥大と、調整の時期とはいえ、1軍で実績のある左投手から打ったことに意味がある。
「今年1年いい結果が出るように準備してきました」と、今年のオフは結果を残すためのトレーニングを積んできた。
昨年はシーズン中、何度も打撃フォームを変更していたが、今季は打撃フォームを固定する意識があるのか訊くと、福田光は「固めていこうとは思っていないですけど、ある程度形にして対ピッチャーで結果を残せるようにやっていきたい」と教えてくれた。
内野の競争を勝ち抜くためにも、福田光が話しているように“バッティング”がカギとなる。打てれば、1軍での出場チャンスが広がってくる。福田光はこの練習試合では三塁と一塁で出場しているが、昨季はファームで内野の全ポジションを守った。
春季キャンプではショートでノックを受けている日もあり、ショートを含めた内野の全ポジションでプレーしていく考えを持っているのか聞いてみると、本人は「多分ショートはないと思うんですけど、言われたところでいい準備をしていいプレーができるようにやりたいと思います」と語った。
今季でプロ4年目。同じ大卒でプロ入りした部瑛斗が昨季レギュラーに定着し盗塁王に輝き、佐藤都志也も昨季リーグトップの盗塁阻止率を誇った。福田光も1年目のオープン戦で1試合に2本塁打を放てば、昨季も開幕直後に代打で勝負強さを見せるなど、部、佐藤に負けないくらいの素質はある。
「毎年大事ですけど、今年は大事なので自分の力をしっかり出せるように1年間頑張りたい」。勝負の1年。結果にこだわっていく。