1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
東北楽天 | 2 | 1 | 4 | 1 | 6 | 0 | 1 | 2 | x | 17 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 左 | 藤原 | 3 | 1 | 0 |
左 | 西川 | 1 | 1 | 0 | |
2 | 指 | ポランコ | 2 | 0 | 0 |
打指 | 松川 | 0 | 0 | 0 | |
3 | 右 | 山口 | 3 | 1 | 1 |
右 | 菅野 | 1 | 0 | 0 | |
4 | 三 | 安田 | 3 | 2 | 0 |
三 | 茶谷 | 1 | 0 | 0 | |
5 | 一 | 佐藤 | 2 | 0 | 0 |
一 | 福田光 | 1 | 0 | 0 | |
6 | 二 | 池田 | 4 | 1 | 0 |
7 | 中 | 平沢 | 3 | 0 | 0 |
中 | 山本 | 0 | 0 | 0 | |
8 | 捕 | 田村 | 2 | 1 | 0 |
打捕 | 植田 | 2 | 0 | 0 | |
9 | 遊 | 友杉 | 2 | 0 | 0 |
遊 | 小川 | 1 | 0 | 0 | |
計 | 31 | 7 | 1 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 三 | 平良 | 4 | 0 | 1 |
打遊 | 小深田 | 1 | 0 | 0 | |
2 | 右中 | 小郷 | 6 | 2 | 3 |
3 | 二 | 伊藤裕 | 1 | 1 | 0 |
打二 | 黒川 | 4 | 2 | 0 | |
4 | 指 | ウレーニャ | 4 | 4 | 4 |
打指 | 安田 | 1 | 1 | 1 | |
5 | 一 | 渡邊佳 | 5 | 2 | 3 |
6 | 遊 | 茂木 | 1 | 0 | 1 |
打遊三 | 入江 | 1 | 0 | 0 | |
7 | 左 | 田中和 | 2 | 1 | 0 |
右 | 正隨 | 2 | 0 | 0 | |
8 | 捕 | 太田 | 2 | 1 | 2 |
打捕 | 堀内 | 2 | 1 | 0 | |
9 | 中左 | 吉野 | 4 | 2 | 1 |
計 | 40 | 17 | 16 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
鈴木 | 3 | 6 | 7 |
佐藤奨 | 2 | 6 | 6 |
小沼 | 1 | 0 | 0 |
小野 | 1 | 2 | 1 |
廣畑 | 1 | 3 | 2 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
荘司 | 2 | 2 | 0 |
小孫 | 2 | 1 | 0 |
鈴木翔 | 1 | 1 | 0 |
宮森 | 1 | 2 | 1 |
内 | 2 | 1 | 0 |
津留ア | 1 | 0 | 0 |
ロッテはZOZOマリンの収容人数が、昨季より202人減の2万9916人になったと発表。
2階通常席を改修し、三塁側に「ogawaキャンプBOX」を新設したため。
ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(31=巨人)が移籍後初の対外試合に出場した。
楽天との練習試合に「2番DH」で先発し、2打数無安打。2打席予定だったが、希望して3打席立った。「去年はコロナで来日が遅れたので、しっかり調整できる時間があってありがたい。変化球など見られてよかった」と話した。吉井監督不在の間、代行を務める福浦ヘッドは「やっぱり試合に出たいみたい。明日(ヤクルト戦)もDHで使います」と話した。
メジャーの名門球団が超異例の“侍詣で”だ。17日から侍ジャパン強化合宿の視察に訪れているドジャース編成トップのアンドリュー・フリードマン編成本部長(46)が18日、宮崎で取材対応した。合宿初日からメジャー志望のトップ選手が多く集う日本代表に熱視線。米国では自軍のスプリングトレーニングが始まったが、あえて来日した本気度満点のチェックで、将来の“補強候補”達を見極める。
ワールドシリーズを7度制覇した米西海岸の名門ドジャースが、遠路はるばる宮崎までやってきた。編成トップのフリードマン氏を含めて4人体制の超本気モード。17日から3日間の弾丸視察の狙いについて同氏は「こんなに才能のあふれる選手が1つの場所に集まるのは、なかなかない。敬意を込めて来た。選手のルーティンを把握できる。なかなか試合では見られないので、しっかり自分の目で確認したい」と話した。
今回の侍ジャパンには、メジャー志望を公言する山本や村上らが集結している。この日も熱心に視察した同氏は「特定の選手名は挙げられないが、すごくいい選手がいっぱいいる。投手陣は大会でナンバーワン。メジャーで活躍できるような才能もあるし、できればドジャーブルーを着てもらいたいね」。個人名を挙げることは避けたが、将来の“補強候補”がいることは示唆。続けて、個人名で印象を問われた質問には、答えられる範囲で反応した。
まずは、今オフにもポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している山本については「色んなタイトルを取るなど、日本で活躍している情報はアメリカにも届いている。もし正式にポスティングが決まったら、迎え入れられるような姿勢は準備しています」と、言及した。
25年シーズン終了後に同システムでメジャー移籍を目標とする村上については「この数年間、三塁の守備が良くなっているというリポートもスカウトから聞いている。すごく興味深い。アメリカに来る準備ができたら、しっかりと目を向けます」と、興味を示した。
昨季の完全試合達成で米球界にも名をとどろかせた佐々木については「もちろん若くて才能あふれる投手と知っている。近い将来、しっかり映像で見ます」と、今後の動向を注視する。
日本マーケットを重要視している理由の1つは「日本とドジャースの絆は歴史をさかのぼると深い。その伝統を今後も続けたい」からだという。米国で始まった自軍のキャンプよりも来日を選んだ、過去にも例を見ない“侍詣で”は、95年の野茂英雄氏から始まったストーリーの新たな主役候補がめじろ押しだから。意中の日本人選手との“縁結び”を願いながら、来る“その時”に備える。
フリードマン編成本部長は14年10月にドジャース入りし、名門復活から常勝軍団へと導いた立役者だ。8年間で7度の地区優勝を果たし、20年には球団32年ぶりの世界一。同年のMLB最優秀フロントに選出されるなど、チーム編成ではメジャー屈指の手腕を誇る。
大学時代は外野手も、故障でプレーを断念。その後、投資銀行で勤務し、04年にデビルレイズ(現レイズ)で球団幹部のキャリアをスタートさせた。05年11月に28歳の若さでGMに就任し、低予算ながら在任中に2度の地区優勝を達成。08年には球団初のシーズン勝ち越しを決め、リーグ初Vにも導いた。
デ軍時代には岩村明憲、ド軍では前田健太(現ツインズ)の獲得に尽力。17年途中にはダルビッシュをレンジャーズから獲得した。また18年途中にマチャド(現パドレス)をオリオールズから獲得するなど、大型トレードも成功させている。
今オフにもメジャー挑戦の可能性がある山本が、ド軍編成トップの視察に感謝した。17日からフリードマン編成本部長が宮崎を訪れていることは「知りませんでした」と、びっくり。練習風景も動画撮影されるなど、動向を注目されていたことを伝え聞き「ありがたい。もっともっと頑張ろうと思いますね」と話した。
侍ジャパンの強化合宿には、多くの著名人が訪れている。高橋由伸氏、岩村明憲氏、中畑清氏、松坂大輔氏、野茂英雄氏、川崎宗則氏、金村義明氏、斎藤佑樹氏、杉谷拳士氏、牧田和久氏ら豪華な顔ぶれ。前日には俳優・東山紀之、この日はタレントの南原清隆もテレビ番組の取材で訪れた。また、この日、同じ公園内の球場で巨人2軍と練習試合を行ったソフトバンクの小久保2軍監督が来場し、栗山監督と談笑。前回と今回の侍指揮官がそろい踏みした。
ロッテ山口航輝外野手(22)がアーチ量産態勢に入った。楽天との練習試合(金武)に「3番右翼」で先発。6回1死、フルカウントから、宮森の直球を左翼の芝生席後方に運んだ。「狙ってました。完璧でした。真っ直ぐがいい投手なので、ずっと真っ直ぐを待っていた」と7球目を捉え、大敗試合で一矢報いた。
15日のヤクルト戦(糸満)では場外弾を含む2打席連続2ラン。対NPBの練習試合で4戦3発と大当たりしている。加えて7つのアウトは全て飛球。「まだゴロアウトが1つもない。去年、一昨年はゴロアウトが多かったのが課題だったので」と、凡退の内容も進歩を遂げている。
昨季の16発から、目標のシーズン30発へ。“球界の俳人”はリーグ優勝まで俳句封印を宣言しており、量産となれば気になるのは本塁打パフォーマンス。自主トレの師匠、西武山川からは「『どすこい』あげる」と権利譲渡?の話もあったようだが「先輩のなんで。何か新しいの、アイデアあったら募集中です。広報まで」と呼びかけた。
ロッテ種市篤暉投手(24)が、開幕ローテーション入りを目指し、19日のヤクルトとの練習試合(浦添)に先発する。
午後0時30分開始予定。種市は球団を通じて「前回の試合で出た反省を生かし、変化球の精度とストレートの強さを意識して、アピールできるように投げたいと思います」と意気込んだ。
侍ジャパンの投手陣が一斉に“ダル詣”した。ダルビッシュ有投手(36=パドレス)の強化合宿初ブルペンを佐々木朗希、山本由伸、宮城大弥、戸郷翔征、大勢、湯浅京己、高橋奎二、栗林良吏らが捕手の後ろからじっと投球を見つめた。佐々木は自らのスマホで撮影する場面もあった。
チームメートの主な反応は以下の通り
先発の一角を担う佐々木朗希投手(21)=ロッテ=は、ブルペンでポケットからスマートフォンを取り出した。ダルビッシュ(パドレス)の投球を捕手の後ろから凝視。動画で撮影し「どの変化球もすごかった。真似できるか分からないですけど、自分に足りないところをいろいろ聞いていけたら」と目を輝かせた。
前日には全体練習後に室内練習場でダルビッシュからスライダーの投げ方の助言を受けるなど、連日コミュニケーションを取っている。生きた教材≠ノ「器用に投げ分けているなと。すごいなと思いました」と感嘆が続いた。
第1クール最終日となる19日はブルペン入りする予定。調整が順調に進めば25、26日のソフトバンクとの壮行試合(宮崎)で実戦マウンドに立つ可能性が高い。既に15日のヤクルトとの練習試合(糸満)で実戦登板し、160キロを計測した右腕。ダルビッシュから得た財産を糧に、さらなる成長曲線を描く。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む日本代表の強化合宿が17日、宮崎市内で始まり、佐々木朗希投手(21)=ロッテ=がダルビッシュ有投手(36)=パドレス=から変化球の投げ方を教わった。宮城大弥投手(21)=オリックス=とともにダル塾≠ナ指導を仰ぎ、さらなるレベルアップを期す。
自室でくつろぐような異空間が広がった。室内練習場に腰を下ろし、和やかに談笑する。ダルビッシュから変化球の投げ方を教わった佐々木朗は「秘密です」と詳細を伏せたが、「すごくありがたかったです」と感謝を忘れなかった。
全体練習後の個別練習だった。ダルビッシュが見守る中、宮城とキャッチボールを行い、スライダーの握りやリリースポイントの指南を受けた。佐々木朗のスライダーといえば、最速164キロを誇る直球と鋭く落ちるフォークボールに次ぐ球種。変化球に関して約40分にわたる手ほどきを受け、スマートフォンに映る投球動画を見ながら助言を仰ぐ一幕もあった。
昨季に史上最年少で完全試合を達成した「令和の怪物」は、ウオーミングアップからチーム最年長の36歳と交流。キャッチボール前に取り組むメニューについて意見を交換した。背番号14の注目度の高さは日本国内にとどまらない。視察に訪れた米大リーグ・ドジャースの球団関係者からも熱視線を浴びた。
そんな若き侍をダルビッシュは気遣う。チーム合流前には「戦争に行く訳ではない。気負う必要はない」と説き、「結果を気にしすぎてしまうと、どんどん自分が追い詰められていく。その日に集中することが大事。そこは間違えてはいけない」と強調した。
先発の一角として期待される佐々木朗は「たくさんのことを教えていただきました。(世界一に向けて必要なのは)個人個人が力を出すこととチームワークで戦うこと」と表情を引き締めた。メジャーを舞台に活躍する右腕の言葉は、未来を担う才器の胸に響いている。
運動場で投手陣のキャッチボールが始まる中、球場へと向かい、別メニューとしてストレッチに時間をかけた。キャッチボールの相手は日本ハムでバッテリーを組んだことのある鶴岡慎也氏。ネット越しに観客が殺到した中、鶴岡氏によると7球種を投げたという。その後は室内練習場で佐々木朗らと変化球談議に花を咲かせた。「キャリアは関係ない。ずっと成長する姿勢は崩してはいけない。特に自分は米国生活も長いので年功序列とかは全くない」と頼もしかった。
ロッテ5年目の山口が、6回に楽天・宮森の直球を左翼席へ。「狙ってました。力じゃなく、体のバランスで打てた」と自賛した。オフには西武・山川に弟子入り。そこで学んだ「風船トレ」をキャンプ中も実践。
国内球団との練習試合は4戦3発でゴロアウトはゼロと、成果が出つつある。今季目標に30本塁打を掲げ「この状態をキープすることが大切。練習から丁寧にやっていきたい」と先を見据えた。
ロッテは18日、沖縄・金武町の金武ベースボールスタジアムで楽天と練習試合を行い、1−17で敗れた。今季初めて対外試合に出場したグレゴリー・ポランコ外野手(前巨人)は2打数無安打1四球と結果は出なかったが、「最初の試合にしてはしっかりボールは見られた。ストレートが来なかったけど、変化球が多かったことも収穫」と強調。当初は2打席の予定だったが、「この時期は打席数に立ちたいと思っているし、しっかり生きたボールを見ることは大切なので」と1打席“おかわり”して、「良い3打席だったんじゃないかと思う」と納得の表情だ。
昨季はコロナ禍のため、来日が3月までずれ込み、この時期は米アリゾナで調整。今年はキャンプインからは遅れたものの、13日に来日し、チームに合流し、17日にはライブBPで投手と対峙した。昨季24本塁打の左の強打者は「今年は制限がなく、早く来日できたし、しっかり調整できる時間ももらえているので、これから楽しみ」と笑顔で話した。
元ロッテのドラフト6位・信楽晃史氏(31)が野球系YouTube番組「トクサンTV」に出演。イップスで引退した野球人生を振り返った。
宮崎梅田学園時代に自動車学校の教官を務めた異色の右腕として注目された。社会人時代の決め球はツーシーム。即戦力の中継ぎ候補として、15年ドラフト6位で入団。ところがプロに入って成長しないといけないと試行錯誤するうち「自分の投げ方を忘れてしまった」という。
「変なところに力入って腰を痛めたり、腕に力入りすぎた。ツーシームも落ちなくなった」。
いわゆるイップスで、決め球がなくなり、三振が取れなくなった。苦しんだ末、16年オフに引退した。
「プロは毎日試合がある。中継ぎだったので修正する時間がなかった」。ところが「自分と向き合う時間が長くなると少しずつよくなってきた」。下半身と体幹、胸を開くことを意識することで腕に力が入らなくなり、コントロールも取り戻した。現在軟式野球でプレーもしている。
「もっと自分の体について勉強しておけばよかった」という後悔から現在は投球動作専門のアカデミーで小中学生を指導。「僕みたいな思いをして欲しくない。少しでも伝えたい」と話した。
プロでは2年間で1軍登板はなかったが、「挫折して気づいて今はよかった。いい経験。2年しかいなかったけど今の人生に生きている。ありがとう、マリーンズ」と感謝の気持ちを忘れていない。
ロッテは19日、浦添市の「ANA BALL PARK浦添」でヤクルトと練習試合を行う。プロ7年目を迎える右腕・種市篤暉(24)が先発予定。
20年9月に受けた右肘のトミー・ジョン手術からの完全復活を目指す種市は球団を通じて「前回の試合で出た反省を生かし、変化球の精度とストレートの強さを意識して、アピールできるように投げたいと思います」とコメントした。
ロッテは18日、沖縄・金武町の金武ベースボールスタジアムで楽天と練習試合を行い、1―17で敗れた。先発の鈴木が3回6安打7失点、2番手の佐藤も2回6安打7失点と打ち込まれた。打線は3番・山口の左越えソロ本塁打による1点に抑えられた。
プロ5年目の山口は6回1死から楽天・宮森の直球を左翼席に運んだ。国内チームとの練習試合4戦で3本目のアーチ。一矢報いる一発に期待の長距離砲は「狙っていました。真っ直ぐが良いピッチャーなので一球で仕留めることができて良かった。完璧でした」と胸を張った。
このオフは西武・山川の自主トレーニングに参加。昨季も41本塁打を放つなど、これまで3度の本塁打王を獲得している山川から体の使い方やスイングの形、意識する打球方向などの助言を受けた。キャンプ中も打撃練習時には山川が行っている「風船」トレを実践。その成果が発揮されつつある。
この日の1、2打席はともに中飛だったが、山口いわく「内容のある凡打」。「今年に入ってゴロアウトは(楽天モンキーズ戦の)1度しかないので、状態は良いと思います」と自賛。「この状態をキープすることが大切。去年は開幕前にコケているので、今年は良い状態を保てるように、練習から丁寧にやっていきたい」と先を見据えた。
ロッテは18日、2023年シーズンからZOZOマリンスタジアムの収容人員が29916人になると発表した。フロア4(2階席)3塁側に「ogawaキャンプBOX」を新設したためで、昨季の30118人から微減となった。
23年シーズンよりフロア4の通常席333席を改修し、「ogawaキャンプBOX」を27ボックス(座席数は131席)を設置。同BOXの3人席、4人席は一般販売中。購入方法は球団チケット特設サイトで。
ロッテは18日、2023年シーズンから、フロア4(2階席)3塁側「ogawaキャンプBOX」の新設により、収容人員が2万9916人となったことを発表した。
今季からフロア4の通常席333席を改修し、ogawaキャンプBOX27ボックス、座席数は131席を設置。収容人員が3万118人から2万9916人に変更となった。またogawaキャンプBOXの3名席、4名席は一般販売中。購入方法は球団チケット特設サイトを要確認。
合宿3日目は佐々木朗希投手がブルペン入りする。
18日はダルビッシュのブルペン投球を捕手後方からスマホを構えて見つめていた右腕。終了後には「すごかったです。全部の球がすごかったです」と驚きの表情を浮かべていた。ロッテのキャンプでは実戦登板も果たしており、状態を確認するためのものと思われる。
佐々木朗は先発候補の1人として期待されており、侍ジャパンでの実戦登板を見据えながら調整を進めていく。
巨人から新加入のロッテ・ポランコが18日、今季初の対外試合に出場した。
2打席の予定だったが「この時期は生きたボールを見るのが大事だから」と志願してもう1打席追加。2打数無安打1四球の結果も「いい3打席だったと思う」と納得の表情を浮かべた。昨季24本塁打をマークした新助っ人は「しっかり練習できる時間をもらえている。これからが楽しみだね」と終始ご機嫌だった。
「完璧だった」と自画自賛する一撃で順調な歩みを裏付けた。ロッテの山口が18日、沖縄・金武で行われた楽天との練習試合で本塁打。フルカウントからの速球を狙い通りに仕留め「いい1日になった」と胸を張った。
第1、2打席と中飛に倒れても「感じ的には良かった」そうで好結果につなげた。15日のヤクルトとの練習試合でも2打席連続アーチを放つなど充実。同じ右打ちのスラッガーとして鳴らした村田打撃コーチも「いい感じで練習でも振れている。狙った高さをスイングできているのはすごくいいこと」と目を細める。
初日からドジャースがフリードマン球団社長を含む4人態勢で侍戦士達の動きを追っている。投内連係では山本由伸のフィールディングを映像におさめるなど、同球団社長は「1つのチームにこれだけの才能が集まる場所はない。敬意を込めて(宮崎に)きた」と語る。
今回の侍ジャパンはメジャー市場において才能の宝庫だと言われている。近年中のメジャー挑戦が噂される山本に加え、今オフに3年契約を結んだ一方で米球界への思いを吐露した村上宗隆。さらに佐々木朗希は昨年の完全試合達成が米国でも大きく報じられた。投手陣は平均年齢も若く、数年後を見据えた上で調査を進めている米球団もある。
またWBCではメジャーリーガー達と対戦する機会もあり、メジャースカウトにとっては力量を測る恰好の機会。一方でメジャー挑戦の意思を持つ選手達にとっては、評価を上げ、移籍の際に良い契約を勝ち取るためのアピールチャンスとなる。
「特定の選手は名乗れないが、いい選手がいっぱいいる。すごく楽しかった」とフリードマン社長は言いつつも、「山本由伸?名前は聞いたことがある。すごく才能を持った選手」と評した。佐々木朗の話題を振られると「もちろん佐々木投手を含めて、色んな選手を見たい。侍ジャパンに注目している」と語っていた。
ダルビッシュが初めてブルペン入りし、35球を投じた。捕手後方のネット裏には佐々木朗ら若手投手陣が総出で見守る異様なブルペンとなった。
佐々木朗は「すごかったです。全部の球がすごかったです」と驚きの様子。女房役を務めた甲斐は「とても緊張しましたけど、素晴らしいボールでした。これから試合に入るんで、僕自身の構えであったり、色んな話をさせてもらいました」と振り返った。
投球練習後にはコミュニケーションを図った意図について「これからダルさんが投げやすいようにやりたいのでと。ダルさんも今のままを続けてくれればと言うことだったので」と明かした甲斐。「今まで受けたことがないボール。どの球も素晴らしく、受けてて楽しかったというか、感動しました」と振り返っていた。
ロッテの美馬学は昨季チームトップの10勝を挙げ、FA移籍後3年間で通算26勝を挙げる。今やロッテ先発陣に欠かせない存在だ。
美馬の凄さは、ゲームメイク力にある。2月11日に行った取材で本人は「イニングを投げるというのが自分の仕事だと思っています。代わってしまったら終わりだと思うので、何とか後ろのピッチャーにも迷惑をかけないように長く投げられるようには常にやっています」と、ゲームメイク力の高さの裏に“1イニングでも長く投げよう”という心構えがあった。
移籍1年目の20年6月26日のオリックス戦、移籍後初めてZOZOマリンスタジアムでの公式戦先発となったこの日、初回に3点を失い、2回、3回も走者を背負う苦しい投球も、4回以降はリズムよく打たせてとるピッチングで、終わってみれば7回を7安打3失点に抑えた。19年までロッテ先発陣は、当時若手が多く、早いイニングで失点したあと、試合を立て直すことができる投手が少なかった。それだけに、この日の登板の投球を見て、さすがのゲームメイク力だったというのを今でも記憶している。その後の登板でも、どこかのイニングで失点しても大きく崩れることなく、試合をしっかり作るところに凄さを感じた。
そして、長いイニングを投げて試合を作るだけでなく、少ない球数で6回、7回まで投げるのも美馬の魅力の1つだ。
昨季は20試合に先発して6イニング以上投げた試合は12試合あったが、そのうち半分以上の7試合が100球以内で交代している。7回途中降雨コールドも移籍後初完封勝利を挙げた昨年8月16日のオリックス戦は、序盤から球数少なくリズムの良い投球で、バックも好守備を連発。5回を終えた時点で54球という省エネピッチング。最終的に6回1/3を投げて、83球で完封勝利を飾った。
少ない球数で長いイニングを投げることも意識しているのだろうか−。
「やっぱり、年齢のこともあるのか球数で見られることもあるので、球数を少なくして長いイニングを投げられるようにと思ってやっています」。
意識して少ない球数で長いイニングを投げられるように心がけているのだ。少ない球数で抑えようとして球が甘く入ったり、投げ急ぐことなく、しっかり抑えられるのが、美馬が持つ技術力の高さといえるだろう。
今季も先発ローテーションの一角として期待されるベテラン右腕。「去年も一昨年も1年間しっかり投げられていないので、しっかり1年間投げてローテーションを守って規定投球回は投げたいと思います」。移籍1年目の20年以来となる3年ぶりの規定投球回到達を目指し、チームのために今季も腕を振る。