日本ハムは五十幡が3安打2盗塁で1番打者として開幕先発に向けアピールした。清宮は3号2ランを放ち好調を維持。開幕投手の加藤貴は4回を3安打1失点にまとめた。ロッテは沢村が今季初実戦で1回3安打4失点と苦しんだ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道日本ハム | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
3年ぶり復帰のロッテ沢村拓一投手(34=レッドソックス)の実戦初登板は1回3安打4失点だった。
5回に登板し、松本剛に適時二塁打。その後は味方失策などでさらに2失点し、石井には右翼フェンス直撃のランニング本塁打を許した。最速は153キロ。「今日は試合に投げることが目的。(マウンドや球に)まだ慣れきっていない。もうちょっと時間がかかるかなって感じ」と振り返った。
独立リーグのBC・埼玉は8日、元ロッテ清田育宏外野手(37)と練習生契約を結んだと発表した。2年ぶりの現役復帰となる。
自身のインスタグラムで「この度ルートインBCリーグ、埼玉武蔵ヒートベアーズさんと練習生契約をしていただけることになりました。今までもたくさんの方にお世話になりました。もう1度野球をさせていただける機会を頂き本当に感謝しております。全力でプレーしてチームの優勝に貢献できるように頑張ります。皆さんに応援していただけるように頑張ります。これからもよろしくお願いいたします」(原文まま)と投稿した。
市柏から東洋大、NTT東日本を経て09年ドラフト4位でロッテに入団。10年の日本シリーズで、新人ながら6打点を挙げる活躍で日本一に貢献し、優秀選手賞。15年は自己最多の15本塁打を放ち、ベストナイン、ゴールデングラブ賞。20年に史上13人目の全打順本塁打を達成した。
20年秋のコロナ禍での内規違反などで21年1月に無期限謹慎処分を受け、5月に契約解除となっていた。
同年11月に、新型コロナ禍での規律違反などを理由にしたロッテの自身との契約解除を巡って、計約9700万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたが、今年2月に自身のインスタグラムで球団と和解したことを報告。「千葉ロッテマリーンズ球団との裁判は、両者にとって円満に和解する形で終わることができました。こちらが訴訟を取り下げ、裁判外で和解しました。今1度自分をしっかり見つめ直し、これまでお世話になった方々に恩返しができるよう、また多くの方々の力になれるよう、色々なことをやっていきたいと考えています」などとコメントしていた。
長い髪を後ろに束ね、毛先をくるりと巻いた団子ヘア≠ナ登場した。3年ぶりに古巣復帰したロッテ・沢村拓一投手(34)=前レッドソックス=が対外試合に初登板。2020年11月8日の西武戦以来、850日ぶりにZOZOマリンスタジアムのマウンドで腕を振った。
「僕が前にいたときはコロナ禍で、声援はなかった。声援をくれるファンの方とともに、勝っていけたらいいなと思う」。
その姿が見えた途端に大歓声。名前がコールされる前から球場がどよめく中、5回から3番手で登板した。味方の失策なども絡み、1回3安打4失点(自責点3)。NPB使用球への適応を課題とし「今日より明日よくなるというマインドで練習に取り組む」と開幕に向けて仕上げていく。
21年からレッドソックスで2年間プレー。メジャー通算104試合の登板で、6勝2敗、防御率3.39と結果を出した。米国生活で肩まで伸びた髪は普段は下ろすが、グラウンドに立つ際は結んでスイッチを入れる。「自分の野球人生。自分で考えなきゃ」と話す剛腕が、マリンのマウンドでも自己流を貫いた。
9日にはWBC日本代表が初戦を迎える。13年の大会で日の丸を背負った右腕は、「勝てると思うし、勝って欲しい。一ファンとして応援します」とエールを送った。
ロッテ・沢村拓一投手(34)=前レッドソックス=が今季初の対外試合に臨み、3年ぶりに本拠地ZOZOマリンスタジアムのマウンドで腕を振った。5回から3番手で登板。守備の乱れもあり、1回3安打4失点(自責点3)だった。沢村の一問一答は以下の通り。
ロッテの新外国人、クリストファー・メルセデス投手は29歳のバースデー登板。オープン戦初登板で1回につかまった。
日本ハム・清宮にフルカウントからのカーブを捉えられ、右翼ホームランラグーンへ2ランを浴びるなど3失点。2、3回は何とか持ち直した。3回5安打3失点だったが、5奪三振と力強さは光った。昨年まで在籍した巨人時代の頼もしさは垣間見せた。
「初回は思うような投球ができなかった。最後のイニングは良い感覚で投げることができた」。先発ローテ入りが期待される左腕は、ここから徐々にペースアップしていく。
ロッテの沢村は今季初の実戦マウンドで高めに浮いた速球を捉えられ、1回を投げ3安打4失点と崩れた。失策が絡んだ失点の他、松本剛に適時二塁打、石井にランニング本塁打を浴び「試合で投げることが目的だったので、ケガなく終われたのは良かったが球はまだ弱い」と不満げだった。
米大リーグから3年ぶりに復帰し、日本のマウンドや球にまだ適応できていない様子。「これからどんどん慣れて、ちゃんとした状態にしたい」と修正を誓った。
ロッテ・沢村拓一投手(34)=前レッドソックス=が、今季初の対外試合に臨み、3年ぶりに本拠地ZOZOマリンスタジアムのマウンドで腕を振った。その姿が見えると、名前がコールされる前から大歓声が沸き上がった。
5回から3番手で登板。守備の乱れもあり、1回3安打4失点(自責点3)だった。先頭の五十幡は右前打。犠打で1死二塁とされた後、松本剛から右中間への適時二塁打を浴びた。その後、2死一、三塁から重盗を決められると、2つの失策が重なり、ランナー2人が生還した。さらに、石井の右翼ポール際への飛球がランニング本塁打となった。
3年ぶりに復帰したロッテの沢村が対外試合に初登板。守備の乱れも重なって1回を投げて3安打4失点(自責3)、1四球も「試合で投げることが目的だったので、ケガなく終われて良かった」と淡々と振り返った。
最速は153キロでスプリットもまだ完全には制球できておらず、実戦を重ねる中でNPB球、マウンドの硬さなどへの対応を進めていく。
3年ぶりにロッテに復帰した沢村拓一投手が8日、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハムとのオープン戦で対外試合に初登板し、1回を3安打1四球で4失点だった。
5回に3番手でマウンドに上がり、先頭の五十幡に151キロの直球を右前に運ばれると、投前犠打で1死二塁とされ、3番・松本剛に右中間適時二塁打を浴びて1点を失った。さらに2死一、三塁から重盗に2失策も重なって2失点。石井の右翼フェンス際への飛球を藤原が目測を誤り、ランニング本塁打となって4点目を失った。
以下は沢村との一問一答。
巨人からロッテに移籍したC.C.メルセデス投手が8日、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハムとのオープン戦に先発し、3回を5安打3失点だった。
今月1日のソフトバンクとの練習試合(アイビー)に続き、今季2度目の対外試合登板は、立ち上がり制球に苦しみ、2死三塁から4番・野村に左翼線適時二塁打、5番・清宮に右越え2ランを浴びた。2、3回以降は走者を出しながらも無失点で切り抜け、左腕は「初回は自分の思うような投球ができなかったですが、以降は修正することができて最後のイニングは良い感覚で投げることが出来ました。次回登板は初回からしっかり投げられるようにしたいと思います」とコメントした。
3年ぶりにロッテに復帰した沢村拓一投手が8日、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハムとのオープン戦で対外試合に初登板し、1回を3安打1四球で4失点だった。
5回に3番手でマウンドに上がり、先頭の五十幡に151キロの直球を右前に運ばれると、投前犠打で1死二塁とされ、3番・松本剛に右中間適時二塁打を浴びて1点を失った。さらに2死一、三塁から重盗に2失策も重なって2失点。石井の右翼フェンス際への飛球を藤原が目測を誤り、ランニング本塁打となって4点目を失った。
直球の最速は153キロだったが、スプリットは140キロ台後半の球速で低め制球されていた。
ロッテの沢村拓一投手が、対外試合初登板。守備の乱れもあり1回3安打4失点だった。
5回にマウンドに上がると、先頭の五十幡に右前打。犠打を決められ1死二塁から、松本剛に右中間適時二塁打を浴び1点を失った。その後、2死一、三塁から重盗を決められると、2つの失策も重なり一塁走者の清宮も生還。さらに石井の右翼ポール際への飛球を藤原が目測を誤り、ランニングホームランとした。
登板後、沢村は「ボール自体まだ弱いし、きょうは試合で投げることが目的だったので、投げて良かったな、だけですね」と淡々。2年間メジャーでプレーした右腕は、NPB球への対応について「徐々にはよくなってますけど、急にはよくなんないし、まだ慣れきってないなという感じはしますね。球がまだ捕まってないし、もうちょっと時間かかるかなという感じですね」と話していた。
前巨人でロッテのC.C.メルセデス投手が、オープン戦初先発。初回に清宮に2ランを浴びるなど3点を奪われ、3回5安打3失点だった。
初回、先頭の五十幡に左前打を許すと、二盗も決められ、奈良間の一ゴロで1死三塁。松本剛は146キロの真っ直ぐで空振り三振に仕留めたが、続く野村に左翼線適時二塁打を打たれた。さらに、続く清宮には右越え2ランを浴び、この回3点を失った。
2回も2本の安打を許しピンチを招いたが、踏ん張って無失点。3回は味方の失策などで1死三塁とされたが、続く清宮を見逃し三振に仕留めるなど、無失点で切り抜けた。
メルセデスは登板後、「初回は自分の思うような投球が出来なかったですが、以降は修正することが出来て最後のイニングは良い感覚で投げることが出来ました。次回登板は初回からしっかり投げられるようにしたいと思います」とコメントした。
ロッテの沢村拓一投手が、対外試合初登板。守備の乱れもあり1回3安打4失点(自責3)だった。
5回にマウンドに上がると、先頭の五十幡に右前打。犠打を決められ1死二塁から、松本剛に右中間適時二塁打を浴び1点を失った。その後、2死一、三塁から重盗を決められると、2つの失策も重なり一塁走者の清宮も生還。さらに石井の右翼ポール際への飛球を藤原が目測を誤り、ランニングホームランとした。
ロッテと日本ハムによるオープン戦のスタメンが発表された。
ロッテは昨季まで巨人でプレーしたメルセデスが、オープン戦初登板。1日に球春みやざきベースボールゲームズのソフトバンク戦(アイビー)に先発し、2回無安打無失点と好投している。
スタメンは以下の通り。
レッドソックスから3年ぶりに復帰したロッテ・沢村が、5回から3番手として実戦に初登板した。
大歓声の中、長髪を団子にまとめて登場。味方の2失策や、藤原が右翼フェンス際の飛球の目測を誤ってランニング本塁打とされるなど1回3安打4失点。「ボール自体はまだ弱い」と反省しながらも「試合で投げるのが目的だったので、投げることができてよかった」と振り返った。
ロッテの新外国人、ルイス・ペルドモ投手がオープン戦初登板した。4回から2番手としてマウンドへ。1回を無安打無失点、1奪三振と、ツーシームとチェンジアップを低めに集め、三者凡退に抑えた。
先頭・上川畑を一ゴロに仕留めると、続く宇佐見も二ゴロ。最後は江越を空振り三振に斬って取った。入団会見では「ゴロを取れるようなピッチングでチームに貢献したい」と話していた右腕。予告通りのピッチングを披露し「今日は自分の持ち味のゾーンに投げてゴロを打たせる投球ができた」と振り返った。
ロッテの沢村拓一投手が復帰後初の実戦登板。5回から3番手として登板し、1回を3安打4失点(自責点3)だった。
沢村の名前がコールされると、球場がどよめいた。1−3の5回からマウンドへ。先頭・五十幡に右前打を許すと、なおも1死二塁では、松本剛に右中間への適時二塁打を浴び追加点を与えた。
1死を挟み、2死三塁では清宮には四球。続く石井の2球目には、1走・清宮と3走・松本剛がスタートし、重盗を決められ、2失点目を喫した。
その際、捕手・松川が二塁へ悪送球。それを捕球した中堅・岡も三塁へ悪送球し、その間に清宮も生還。石井には3球目を右翼越えに運ばれ、ランニング本塁打とされた。
最後は上川畑を一ゴロに仕留め、この日はマウンドを降りた。ベンチに戻った右腕は、黒木投手コーチと会話を交わしていた。
ロッテの平沢大河がオープン戦に入ってから“バット”でアピールを続けている。
今季を迎えるにあたってシーズンオフの自主トレでは「体力強化ももちろんそうですし、バットを振る数を多く、例年以上に多く振ろうかなと思ってやっていました」と徹底的にバットを振り込んできた。
2月14日以降の練習試合では捉えた打球が多かったものの、正面をついたり、相手の好守備に阻まれるなど、打率.138(29−4)、1打点だった。それでも、オープン戦初戦となった3月4日のヤクルト戦、『2番・左翼』で出場すると、0−0の初回の第1打席に先発・エスピナルが2ストライクから投じた3球目の145キロインコースストレートをライトへ先制2ラン。翌5日のヤクルト戦では第1打席にライト前に弾き返すと、3打席目にセンター前に安打を放ちマルチ安打を達成した。
今年初めて遊撃での実戦出場となった7日の日本ハム戦では、4−1の6回の第3打席にセンター前に安打と、オープン戦は出場した3試合全てで安打。ここまで打率.364(11−4)、1本塁打、2打点だ。開幕1軍、レギュラーポジションを掴み取ろうと、存在感を示す。
世界中で新型コロナウイルスが流行し、コロナ禍で取材制限もあり2020年春季キャンプ以降、平沢を取材できていなかった。時計の針を3年前の春季キャンプに巻き戻すと当時、体の内側を意識して打っていた。この3年で意識するポイントは変わったのだろうか−。
「今は足からパワーをもらって、バットに伝えられるようにというのを意識しています」。
この3年で左中間への強い打球が増えた印象だ。昨年でいえば、7月12日の日本ハムとの2軍戦で、根本悠楓の外角のストレートを逆らわずに放った左中間への本塁打、7月27日のヤクルトとの2軍戦で石山泰稚が投じた真ん中高めのスライダーを左中間スタンドへの本塁打は素晴らしかった。
平沢本人も「右中間、左中間に強い打球がいっているときは状態がいい時」と分析。「それがもっと多く、確率良く打てればいいかなと思います」と、左中間、右中間に強い打球を打てる確率をもっと増やしていきたいと考えている。
「まずはバッティングで打てないと話にならない。打つことと、どこでも守れるように全ポジションチャンスがあればと思ってやっています」。
平沢は内野手登録だが、石垣島春季キャンプでは内野だけでなく外野でも守備練習を行い、練習試合は全て外野で出場するなど、どこのポジションでもやっていく覚悟。マリーンズファンの平沢に対する期待値は大きい。その期待に今季こそ“結果”という形で応えたい。