わたしはかもめ2023年鴎の便り(3月)

便

3月10日

東北楽天2−3千葉ロッテ(静岡)

両チームの開幕投手が順調な仕上がりを見せた。楽天の田中将は5回を無四球と安定し、1安打無失点。ロッテは小島が4回で5安打を許しても大崩れせず、味方の失策絡みの2失点にまとめた。新戦力のポランコがオープン戦初本塁打。

123456789R
千葉ロッテ0000012003
東北楽天0200000002

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[ロッテ]ポランコ、巨人から移籍“1号”に上機嫌「開幕に向けて準備したい」[ニッカン]

巨人から移籍したロッテのポランコが、7回に2ランを放った。

無死一塁で楽天安楽の低めのフォークボールを右越えへ運び「オープン戦だが、第1号が出て嬉しい。これからもしっかり打席に立って開幕に向けて準備したい」と上機嫌で話した。これまでの試合ではタイミングをなかなか合わせられず、自慢の力強いスイングを生かせなかっただけに「いい方に向かっている」と笑顔を見せた。

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[WBC]3・11先発の佐々木朗希に地元岩手メッセージ“大量旗”、故郷ならではの愛ある呼称も[ニッカン]

侍ジャパン佐々木朗希投手(21=ロッテ)が11日、WBC1次ラウンド第3戦となるチェコ戦(東京ドーム)に先発する予定だ。

「3・11」の先発に、地元岩手の熱量もMAXに達しようとしている。生まれ故郷の陸前高田市、11年3月の東日本大震災以降に移り住んだ大船渡市では、数百にも数千にも及ぶ寄せ書きが集まった。

陸前高田市に拠点を置く「佐々木朗希選手を応援する会」と「大船渡アスリート応援団」が合同で企画した。両市の商業施設や、佐々木の母校などに、中央にWBCでの背番号「14」を描いた旗6枚を準備。市民やファン、母校の後輩達からのメッセージを募っていた。

縦90センチ、横135センチと大きなサイズの旗ながら「休日に一気にメッセージが埋まってしまいました」(担当者)と、港町の大漁旗ならぬ、まさしくメッセージ“大量旗”に。急遽旗が2枚追加され、日本国旗も用意した。

佐々木は最速165キロの直球から「令和の怪物」という呼称が野球ファンに浸透しているものの、地元の寄せ書きでの呼称はちょっと毛色が違う。

岩手の星、高田の希望、陸前高田のキラ星、永遠のヒーロー、郷土の誇り、世界の朗希、朗キング、リアスの星、ろうたん、世界一のエゴイスト、奇跡の朗希、岩手の太陽…など、より愛情深い呼び名が並んだ。さらに「パパの仲間」や「おさななじみのおいっこ」といったメッセージの書き主もいた。

“大量旗”は11日に両市で行われるパブリックビューイングの会場に掲示され、大会終了後には佐々木本人に贈られる予定だ。

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[WBC]佐々木朗希、忘れられぬ日「3・11」にWBCデビュー、異次元165キロ超えあるか[ニッカン]

侍ジャパン佐々木朗希投手(21)が、特別な日にWBCデビューを果たす。東日本大震災から12年となる3月11日。1次ラウンド第3戦となるチェコ戦に先発する。「ここ2試合、緊張感のある中で試合を見られている。いいパフォーマンスを発揮できるようにしたい」と気持ちは高ぶる。

震災当時、岩手・陸前高田市の小学3年生だった。自宅は津波で全壊。父功太さん(享年37)、同居していた祖父母を亡くし、大船渡市に転居した。昨年の3月11日には「なかなかその時のつらさだったり悲しみは消えないとは思うんですけど、今、野球にこうして打ち込めているのはたくさんの方々の支えがあってと思う。支えてもらった方達には感謝しかない」と言った。日の丸を背負って上がる東京ドームのマウンドにも、感謝の思いを胸に秘めていくはずだ。

世界を驚かせる準備はできている。4日の壮行試合中日戦(バンテリンドーム)で自己最速165キロをマーク。捕手の甲斐が捕球できないほどの勢いで仕上がりは万全だ。2月の強化合宿ではダルビッシュからスライダーを教わるなど、進化は止まらない。自身初のWBC。大声援の後押しを受け、異次元の165キロ超えもあるかもしれない。

この日はキャッチボールなどで調整。登板前日の準備を淡々と済ませた。「まずは自分のピッチングに集中して、いい結果を出せるように。とにかくチームが勝つためにやっていきたい」。「3・11」。忘れられない日に侍ジャパンが、日本が、1つになる。

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[WBC]佐々木朗希の「3・11」先発公表、栗山監督「しっかり投げ切ってくれると思います」[ニッカン]

侍ジャパンは1次ラウンドの3戦目、11日のチェコ戦で佐々木朗希投手(21=ロッテ)が先発マウンドに上がる。10日の韓国戦後、栗山監督が公表した。「明日は佐々木朗希投手。本当に状態よく見えるんで、しっかり投げ切ってくれるんじゃないかなと思います」と期待を寄せた。

佐々木は2月25日にソフトバンクとの壮行試合で登板し、3月4日の中日との壮行試合では、大谷翔平投手(28=エンゼルス)に並んで日本人最速タイとなる165キロをマークした。

東日本大震災が起きた3月11日。自宅は全壊し、父功太さんと祖父母を失った。あれから12年、世界一奪回へ向けて、東京ドームの先発マウンドに上がる。

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[ロッテ]リアル謎解きゲーム「伝説の必勝法をさがせ!」4月上旬4試合で4年ぶり開催[ニッカン]

ロッテは10日、春休みファミリー向けイベントとして、リアル謎解きゲーム「伝説の必勝法をさがせ!」を開催すると発表した。4月5日、6日の日本ハム戦、同8日、9日の楽天戦(いずれもZOZOマリン、午後2時)が対象。

リアル謎解きゲームの実施は19年以来4年ぶりで、ZOZOマリンスタジアム球場外周に設置された謎を解いてクリアを目指す。問題はマリーンズやマリーンズの応援をテーマとしたものが出題される。

参加対象は当日のチケット保持者で、日本ハム戦は先着1500人、楽天戦は先着2000人。実施時間は午前11時から午後2時半で、受付場所は球場正面特設ブースとなる。

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佐々木朗希「やっぱり真っ直ぐがなきゃ」プロ入り後の体づくりで進化した直球への思い/侍の宝刀[ニッカン]

◇侍の宝刀

WBCに挑む侍ジャパンのメンバー30人が決定した。連載「侍の宝刀」で、30人の選手が持つ武器やストロングポイントにスポットを当てる。

165キロのストレート。ロッテ佐々木朗希投手(21)が、数々の100マイル超え投手を見てきたダルビッシュ、大谷ら日本人メジャーリーガーをも驚かせた。

4日の中日戦の初回。半信半疑だったWBC使用球への順応だったが、不安を消し去った。直球36球。160キロ台は28球。平均球速は昨年5月20日ソフトバンク戦の161.1キロと並び過去最速だった。165キロをマークした初回の17球に限れば、161.5キロだ。もし、抑えやワンポイントでの起用でマウンドに立ったらどうなるのだろう…。

2月中旬の石垣島では、WBCに向けたストレートへの思いを言葉にした。「真っ直ぐは、やっぱりみんな共通で大事な球だと思う。真っ直ぐだけがという思いはないですけど、それが良くなれば変化球も生きますし、真っ直ぐがなきゃ。しっかりしなきゃという思いはあります」。三振量産のフォーク、侍ジャパン投手コーチを兼務するロッテ吉井監督やダルビッシュから助言をもらってきたスライダーもレベルアップはしている。だが「宝刀」はストレートで間違いない。

強い直球を投げられるようになった過程は、体の成長とケガが隣り合わせだった。高校時代は負荷をかけすぎると体に異常をきたすことも多かった。プロ入り後は体づくりに専念すると同時に、自分に適したトレーニングやストレッチ、ケア方法などを模索、実行。1歩1歩登ってきたからこそ今がある。プロ4年目を迎え、成果は得つつある。

165キロの翌日、ロッテ黒木投手コーチは「体の強さがあるからあれだけの球速が出せる。でも、まだまだ100%じゃないでしょ。大谷と朗希はまったく別物ですけど、いずれにしても異次元ですよ。朗希はもっともっと良くなります」。質を含め、さらなる最速更新も予感していた。

高校卒業後、身長は2センチ伸び、体重も約6キロ増えた。あくまで個人的な印象だが、当時、細身で華麗で力感なく160キロを出す投球フォームを「ツルのよう」と表現してきたが、今季のキャンプでキャッチボールを後ろ側から見て「キングコブラ」と改めたい。張りのある太ももを高く上げ、左足を踏み出す姿は、打者に襲いかかるかのような迫力。体は太くなくても、力強い威嚇にさえ感じた。

準決勝、決勝が行われる米国では、10年9月にレッズのチャプマンの170・3キロが世界最速。昨年5月には米テネシー大のジョイス投手が169.8キロという大学記録も出した。世界にはまだまだ上がいる。

11日のチェコ戦が佐々木の本格世界デビューとなる。WBCでの自身の投球で注目すべき点について「何でもいいですけど、三振ってことにしといてください」と笑ったこともある。いよいよ、宝刀を抜く。

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3・11、侍ジャパン・佐々木朗希がチェコ斬りだ!「特別な日」にWBC初先発[サンスポ]

WBC1次リーグ第3戦となる11日のチェコ戦に先発する侍ジャパンの佐々木朗希投手(21)=ロッテ=は10日、キャッチボールなど軽めの調整し、東京ドームのマウンドの傾斜を確認した。

東日本大震災の発生から12年。岩手・陸前高田市出身右腕は、小学3年時に被災。父・功太さん(享年37)と祖父母を失い、悲しみに暮れた。「毎年、忘れることはない。3月11日は毎年、特別な日だなと思います」と話す佐々木朗。その日を佐々木朗に託す栗山監督は「米国に勝つイメージを持つとすると、伸び盛りの選手がプラスアルファをチームに与えながら、結果を出していく。そういうイメージしか湧かない」とWBCでさらなる飛躍を期待する。

宮崎での強化合宿ではドジャース・フリードマン編成本部長が視察するなど、すでに世界から注目を浴びつつある存在。国内のみならず世界が視線を送るマウンドに上がる。

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ロッテ・ポランコが初本塁打「嬉しい」[サンスポ]

巨人から移籍したロッテのポランコが7回に2ラン。無死一塁で安楽の低めのフォークボールを右越えへ運び「オープン戦だが、第1号が出て嬉しい。これからもしっかり打席に立って開幕に向けて準備したい」と上機嫌で話した。

これまでの試合ではタイミングをなかなか合わせられず、自慢の力強いスイングを生かせなかっただけに「いい方に向かっている」と笑顔を見せた。

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ロッテ・小島「全体的に良かった」、初の開幕戦先発へ手応え[サンスポ]

ロッテの小島は4回5安打2失点(自責点0)。初めて担う開幕戦先発へ向け、精度向上に取り組むフォークボールも試しながらテンポよく投げ「もう少し球を低くしたいと思うが、全体的にまあまあ良かった」と表情は明るかった。

今季初実戦で失投が目立った2日の練習試合から修正。変化球をうまく織り交ぜながら、右打者への内角球も効果的に決め「前の試合よりはだいぶ良かった」と手応えを口にした。

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ロッテ・森遼大朗、師匠の美馬から旅立ちのとき=Aともにローテを支えるために猛アピール中/武田千怜のアナザーストーリー[サンスポ]

3月は卒業シーズン。プロの世界で通算77勝を挙げている36歳のロッテ・美馬学投手が、顔をほころばせながら13歳下の後輩に、ちゃめっ気たっぷりに卒業証書≠贈った。

「弟子なんてそんな。スーパーピッチャーなんで。もう言うことないです。大丈夫です。旅立ちました」。

オフの自主トレーニングをともにした弟子≠フ森遼大朗投手(23)が7日の日本ハムとのオープン戦に先発。4回を投げて、無安打無失点と好投した翌8日の出来事だった。

宮崎・都城商高から育成で入団して6年目の森は、支配下契約を勝ち取るまで4年を要した苦労人だ。美しい投球フォームに定評があり、制球力を武器とする右腕。2021年シーズン開幕前に美馬の助言を受け、フォークボールを改善したことが、飛躍のきっかけになった。同年はイースタン・リーグで20試合に登板し10勝5敗、防御率3.20。最多勝に輝き、支配下契約につなげた。

一昨年のオフからは自主トレーニングも美馬の下で励む。昨年は美馬から、投球時に「顔がブレる点」と「力み過ぎる点」を指摘され、改善に取り組んだ。脱力した状態からリリースポイントだけで力を入れるように意識。フォームをマイナーチェンジしたことで、「コントロールも、球の強さもよくなった」と直球の質が向上した。

3月1日のソフトバンクとの練習試合、7日の日本ハムとのオープン戦と7イニング連続で無安打投球。開幕ローテーション入りへ猛アピールしており、「美馬さんに言われていることを実践できている」と笑顔を浮かべた。

思えば、今年1月に東京都内での自主トレーニングを取材した際、美馬は森について「今年はめちゃくちゃいい。後は体調管理だけっていう感じです」と太鼓判を押していた。沖縄・石垣島キャンプを視察した楽天・関口スコアラーは、打者を相手にした実戦的な投球練習「ライブBP」で内角にバンバン投げ込む23歳を見て、「将来、ロッテのエースになる投手」とうなった。

「1軍でローテーションを回りたいっていうのが1番の目標。勝ち星も重ねていきたいし、防御率にもこだわって、数字を求めて頑張りたい」。昨季チーム最多の10勝を挙げたベテランに導かれる右腕が、プロ初勝利とそこからのブレークを目指す。師匠の美馬とともに、先発ローテーションを支え育成の星≠ニして輝く姿を見るのが楽しみだ。

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侍・佐々木朗希「3・11」チェコ戦先発、陸前高田出身、特別な日に「まずは自分のピッチングに集中」[スポニチ]

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組は10日、東京ドームで試合が行われ、日本は韓国とナイターで対戦する。侍ジャパンの佐々木朗希投手(21=ロッテ)は11日のチェコ戦先発へ向け、最終調整を行った。

「ここ2試合、緊張感のある中で試合が見れているので、その中で明日、いいパフォーマンスが発揮できるようにしたいと思っています」と意気込み。

宮城とキャッチボールを行った佐々木は、他の選手同様に大谷、ヌートバーのフリー打撃を見入った。グラウンドから引きあげる前には、宮城、大勢とともに東京ドームのマウンドに上がり、振りかぶる動作で感触を確認した。

佐々木にとっての国際大会デビューは3月11日という特別な日となった。陸前高田の生まれ。2011年3月11日、9歳の朗希は東日本大震災による津波で父・功太さんと祖父母を失った。秘める思いを、そして日本チームのために腕を振る。「まずは自分のピッチングに集中して、その中で、いいパフォーマンスを、そして良い結果を出せるようにしたい」と力を込めた。

ここまで順調に調整を重ねてきた。最終調整登板となった4日の中日との走行試合では、先発して3回1安打無失点、3奪三振。自己最速を1キロ更新し、大谷翔平投手に並ぶ日本選手最速となる165キロをマークした。日本を勝利に導く投球、さらに世界を驚かせる時が来た。

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ロッテ・ポランコ、逆風を切り裂き移籍1号、福浦監督代行もパワーに「凄い」[スポニチ]

巨人からロッテに加入のポランコが移籍1号を放った。1点を追う7回無死一塁で安楽のフォークを拾って決勝の逆転右越え2ラン。「マリーンズのユニホームを着てオープン戦だけど、1号を打てて嬉しい」と笑った。

風速3メートルの逆風を切り裂く一撃に、福浦監督代行も「アゲンストの中、ライトスタンドに放り込むのは凄い」とパワーに目を丸くしていた。

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選手も一般人も「数字と戦う」日々、WBC最大の関心時は…[スポニチ]

「数字」はウソをつかない、と先輩のK記者に入社したての頃に教わった。「○○投手が良くなった」では、曖昧。「前回の5奪三振から14個に増加した」と書くと信憑性がグッと増す。

侍ジャパンの大谷は凄かった。先発して3番打者も務めたWBCの中国戦は平均世帯視聴率が41.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったそうだ。リアル二刀流出場で4回に2点適時二塁打を放った後の満塁チャンスの場面が45.9%で瞬間最高だったとか。

今年1位の高視聴率。WBCでは歴代2位の記録だったそうだ。YouTubeやネットフリックス、アマゾンプライムなどエンタメが多様化したこの時代にこの高視聴率。かつての数字よりも大きな意味を持っていると思う。ちなみに、WBCの過去最高は43.4%だった06年第1回大会決勝の日本―キューバ戦だった。

プロ野球は数字との戦いといわれる。巨人・菅野が自己最多17勝を挙げた翌年の18年に重圧を吐露していたのを思い出す。「皆さんが思っている以上に数字と戦うのは苦しいんですよ…」と語っていた。我々、一般人も生活の中で数字と戦っている。「時間」だって数字に支配されている訳で…。

かつての民主党政権の施策「事業仕分け」で蓮舫議員が「世界一になる理由は何があるんでしょうか?」と聞いた後、「2位じゃダメなんでしょうか?」と発言した。2位を目指していたら世界トップクラスになれる訳がない。WBCにおける国民の最大の関心事は、3大会14年ぶり世界一奪還なるかどうかだ。

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ロッテ、ZOZOマリンでリアル謎解きゲーム「伝説の必勝法をさがせ!」4年ぶり復活[スポニチ]

ロッテは10日、4月5、6日の日本ハム戦と8、9日の楽天戦(いずれもZOZOマリンスタジアムで午後2時試合開始)で春休みファミリー向けイベントとしてリアル謎解きゲーム「伝説の必勝法をさがせ!」を開催すると発表した。リアル謎解きゲームの実施は2019年以来4年ぶりの開催となる。

ZOZOマリンスタジアム球場外周に設置された謎を解いてクリアを目指すもので、問題はマリーンズやマリーンズの応援をテーマとしたものが出題される。ホーム開幕を盛り上げるイベント「2023 OPENING WEEK MARINES NATION」を野球観戦だけでなく、家族みんなで楽しめる内容となっている。

実施時間は午前11時〜午後2時30分。参加は4月5、6日のチケットを持つ先着1500人、8、9日のチケットを持つ先着2000人。球場正面特設ブースで受け付ける。なお、荒天時は中止となる場合がある。

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ロッテ・ポランコの“移籍1号”で逆転勝ち。−福浦監督代行もパワーを賞賛。マー君は改めて警戒[スポニチ]

ロッテが今季巨人から移籍してきたグレゴリー・ポランコ外野手(31)の「新天地1号」で逆転勝ちした。

1点を追う7回無死一塁、風速3メートルの逆風を切り裂き右翼席へ。逆転&決勝2ランに「マリーンズのユニホームを着てオープン戦だけど、1号を打てて嬉しい。シーズン中もこういうシチュエーションで打ちたい」と笑った。

吉井理人監督(57)が侍ジャパン投手コーチとしてチームを離れている間、監督代行を務める福浦和也ヘッドコーチ(47)も、新助っ人のパワーに目を丸くした。「あのアゲンストの中、ライトスタンドに放り込むのは凄い。よかったです」。

ただ同一リーグでの前哨戦とあり、喜んでばかりはいられない。楽天先発の田中将大投手(32)には5回1安打無得点と完ぺきに封じ込まれた。試合後のミーティングでも改めて田中将への対策法を確認。「コントロールがいいのでどんどんストライクを取ってくる。(初球の)ストライクを一発で仕留められるよう、ミスショットしないように練習から意識させていきたい」と話した。

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開幕内定のロッテ小島、4回2失点自責ゼロに―「前回より良かった」[スポニチ]

3月31日・ソフトバンク戦での開幕投手に指名されているロッテ・小島和哉投手(26)は4回5安打2失点も失策が絡んでの自責ゼロとあり、表情は明るかった。

「右打者の内角のライン出しとか、変化球や制球は前回より良かった」。2日のオリックス戦は制球を乱しての3回5安打3失点ながら、この日2ボールと先行したのは初回の浅村だけ。打者計19人にストライクゾーンで勝負できていた。

今季から本格的に投げ始めたフォークも武器になりつつある。「最後の回の内野ゴロを取ったのもフォークだったんで、こんなものかなという感じです」。

3・31までの調整登板はあと2試合の予定。「今日出た課題を意識することのみだと思います」。5年目左腕が吉井理人監督(57)に就任初白星をプレゼントする。

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侍・佐々木朗希「3・11」チェコ戦で国際大会デビュー、特別な1日へ入念に調整[スポニチ]

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組は10日、東京ドームで試合が行われ、日本は韓国とナイターで対戦する。侍ジャパンの佐々木朗希投手(21=ロッテ)は11日のチェコ戦先発へ向け、最終調整を行った。

宮城とキャッチボールを行った佐々木は、他の選手同様に大谷、ヌートバーのフリー打撃を見入った。グラウンドから引きあげる前には、宮城、大勢とともに東京ドームのマウンドに上がり、振りかぶる動作で感触を確認した。

佐々木にとっての国際大会デビューは3月11日という特別な日となった。陸前高田の生まれ。2011年3月11日、9歳の朗希は東日本大震災による津波で父・功太さんと祖父母を失った。秘める思いを、そして日本チームのために腕を振る。

ここまで順調に調整を重ねてきた。最終調整登板となった4日の中日との走行試合では、先発して3回1安打無失点、3奪三振。自己最速を1キロ更新し、大谷翔平投手に並ぶ日本選手最速となる165キロをマークした。日本を勝利に導く投球、さらに世界を驚かせる時が来た。

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[WBC]米メディア「あなたが知らない選手」10人を紹介、侍ジャパンからは3選手を「23年を席巻する」と警戒[報知]

開催中のWBC予選リーグで大活躍中の日本代表「侍ジャパン」を米メディアも警戒、大々的に報道している。

各地で行われている予選リーグ。米国は現地時間12日よりアリゾナ州フェニックスでスタート。すでに始まった台湾でのプールA、日本でのプールBを注視している。

特に大躍進を続ける日本には視線が集中。米ネットニュースは「WBC 2023年を席巻する、あなたが知る10人、あなたが知らない10人」と題した記事を配信し「知らない−」中で日本代表からは最多、佐々木朗希投手、山本由伸投手、村上宗隆選手の3選手をリストアップした。

佐々木は昨年達成した完全試合を案内し「彼のストレートとスプリットは世界で最も興味をそそる将来のエースであることを明らかにしている。WBCでMLBで彼の“武器”を見られるだろう」と写真付きで紹介している。

山本は「大谷が日本球界で成し遂げなかった活躍を見せている」と昨年の最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振などを報じたうえで「年末にはMLB移籍の可能性」も伝えた。

村上については「日本版アーロン・ジャッジ」と昨年のMLBのMVP選手と比喩している。

そのほか、韓国から2人、イタリア、豪州、キューバ、チェコ、英国から1人ずつ選出し、紹介された。

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大谷翔平以上の人気!?佐々木朗希は岩手の子供達の憧れ…中学時代のコーチがWBCで戦う教え子にエール[報知]

佐々木朗希の大船渡一中時代の軟式野球部コーチで、東北大会で準優勝したKボール選抜「オール気仙」で監督を務めていた鈴木賢太さん(34)が世界の舞台で戦う右腕に向け、応援メッセージを送った。

朗希が日の丸を背負っている。本当にすごいことが起きているなという感じですね。彼が活躍することによって出身地である陸前高田や大船渡、岩手県が注目される。ただでさえ人口も、野球の競技人口も減っていっている町なので、注目されることによって少しは現状維持以上にはなるのかなと思います。今、大船渡市内のスポーツ少年団や学童を教える機会が増えましたが、少し前までは「大谷選手、大谷選手」と言っていた小学生が、今は「佐々木朗希ー!」って、子供達の憧れ、目標となる存在になりつつある。彼自身も色んな思いを抱えながら、外に見せることなく今までやってきたと思うけど、彼がしっかり投げてくれることによって色んな人がエネルギーをもらうきっかけになる。もう雲の上の選手だけど、岩手の人、子供達だけじゃなくて、日本中から応援されるような存在であり続けて欲しいなと思います。チェコ戦は日本、東北、岩手の応援してくれる人のため、そして自分のために頑張ってください!

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[侍ジャパン]佐々木朗希、父を祖父母を失った「3・11」に世界デビュー…チェコ戦先発「できることを最大限」[報知]

侍ジャパンのロッテ・佐々木朗希投手(21)が運命の3・11にWBCデビューを果たす。11日のチェコ戦で先発予定の右腕は、12年前の2011年3月11日、東北を襲った東日本大震災で父・功太さん(享年37)と祖父母を亡くした。当時9歳だった少年は計り知れない悲しみを乗り越えながら、12年の時を経て、同じ日に世界の舞台に立つ。

被災した故郷のために、自身の夢をかなえるために−。朗希が運命の3・11、ついにWBCで“世界デビュー”を果たす。

韓国戦前の東京Dで50メートルダッシュやキャッチボールで最終調整。試合中はベンチで大勝劇を見届けると、「緊張感のある中で試合が見られている。明日、いいパフォーマンスが発揮できるようにしたい」と、勝てば1次R突破が決まる可能性もあるチェコ戦へ、静かな闘志を口にしてドームを後にした。大会前から「個人がどうこうよりもチームの勝ち負けが本当に大事。結果的にチームが勝てればそれが100点」と、日の丸を背負う覚悟を語っていた右腕。大会初マウンドへ、心身ともに準備は整った。

12年前、当たり前だった日常が奪われた。東日本大震災。地震発生当時、朗希少年は陸前高田市内の小学校にいた。すぐに近くの高台に避難したが、自宅は津波で流され、愛する父・功太さんと祖父母を失った。その後は母・陽子さんの親族の住む大船渡市に引っ越し、老人ホームでの生活を余儀なくされた。当時9歳の少年には背負いきれない悲しみ。それでも、「やっぱり野球してる時が1番楽しかった。夢中になれる時間というのがあったおかげで大変な時もつらい時も頑張れた。本当に野球があって野球を知れてよかったと思う」。その野球の楽しさを教えてくれたのは父・功太さんだった。

成長した朗希は大船渡高で剛腕として脚光を浴びた。「何を取ってもNO.1の投手になりたい」と目標を掲げてきた右腕は、プロの世界に飛び込み、昨季は史上最年少で完全試合を達成。そして、ついにWBC日本代表にまで上り詰めた。そんな朗希に用意された初の舞台。3・11は忘れられない過去であると同時に、世界一の投手になるためのスタート地点になる。

いつでも心の中には地元・岩手がある。「(震災時は)人から支えられ、勇気や希望をもらいながら頑張ることしかできなかった。今はその時とは違って勇気や希望を与える立場にある」。当日は故郷の陸前高田市と大船渡市の2か所でパブリックビューイング(PV)が開催され、地元の知人・友人らも朗希の背中を押す。だからこそ、「活躍することが1番の恩返し」。4日の壮行試合・中日戦(バンテリンD)で日本選手最速タイの165キロをマークした右腕は、特別な日に、佐々木朗希の名を世界にとどろかせる。

佐々木朗希(ささき・ろうき)
2001年11月3日、岩手・陸前高田市生まれ。21歳。小学3年で野球を始め、大船渡高では甲子園出場なしも19年のU−18日本代表に選出。4球団の競合の末に19年ドラフト1位でロッテに入団。3年目の昨季は20試合に登板し9勝4敗、防御率2・02。192センチ、92キロ。右投右打。

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[侍ジャパン]栗山監督、3・11にチェコ戦先発の佐々木朗希は「しっかり投げきってくれると思います」[報知]

2009年の第2回大会以来3大会ぶりの優勝を狙う侍ジャパンは、1次ラウンド(R)2戦目で韓国と対戦。13−4で宿敵・韓国に圧勝した。

試合後、栗山監督は「最終的には点が開いたようにみえるけど、昨日と一緒でどっちにも転ぶゲーム。1つ1つ勝ちきれたのはよかった」と振り返った。

11日のWBC3戦目・チェコ戦(東京ドーム)にはロッテ・佐々木朗希投手が先発することが10日、韓国戦後に発表された。指揮官は「明日は佐々木朗希投手、本当に状態よくみえるんでしっかり投げきってくれると思います」と若き侍へ期待を寄せた。

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[侍ジャパン]佐々木朗希が3・11にチェコ戦先発、東日本大震災から12年「とにかくチームが勝つために」[報知]

侍ジャパンのロッテ・佐々木朗希投手(21)が11日のWBC3戦目・チェコ戦(東京ドーム)で先発することが10日、韓国戦後に発表された。この日は試合前の練習でキャッチボールなどを行って最終調整して試合はベンチで見守り「ここ2試合、緊張感のある中で試合が見られているので、その中で明日いいパフォーマンスが発揮できるようにしたいと思っています。まずは自分のピッチングに集中して、その中でいいパフォーマンスを、そして良い結果を出せるようにしたい。とにかくチームが勝つためにやっていきたいと思っています」と決意を口にした。

特別な日にマウンドに立つ。12年前の11年3月11日。当時9歳だった朗希は岩手・陸前高田市の高田小で震災を経験した。生まれ育った街は津波にのみ込まれ、父・功太さん(当時37歳)と祖父母は帰らぬ人となった。自宅も流され、母・陽子さんと兄、弟の4人で老人ホームでの生活を余儀なくされた。

大船渡高では最速163キロをマーク。「令和の怪物」と騒がれ、19年ドラフト1位でロッテに入団し、3年目だった昨季は完全試合を達成した。そして日の丸を背負い、大谷、ダルビッシュに続いて侍ジャパンの先発のマウンドに立つ。2月の宮崎強化合宿中には3・11へ向けて「チームのために自分ができることをやるだけかなと思っています」と静かに闘志を燃やしていた。この日は「それよりも今は試合に集中している」と話すにとどめた。

大会前は、2月25日のソフトバンク戦(宮崎)、3月4日の中日戦(バンテリンドーム)で先発。計5回を投げて無失点と上々の調整を見せ、4日には大谷に並ぶ日本選手最速の165キロもマークした。同郷の先輩でもある大谷の合流後は「岩手の先輩でもあり、プロ野球の先輩でもある。しっかり追い越していきたい」と刺激を受けながら、自らの成長のヒントも探してきた。

対戦するチェコは欧州予選を突破して本大会に進出。この日は中国に8−5で勝った。WBCは初出場とあって、情報も少ないベールに包まれた未知の国だ。WBCデビュー戦となる一戦。「ROKI SASAKI」が東北の思いも胸に持ちながらその名を世界にアピールする。

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[ロッテ]グレゴリー・ポランコが実戦1号逆転弾[報知]

ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手が実戦初アーチをマークした。

1点を追う7回無死一塁。安楽の2球目を捉え、右翼スタンドへと運ぶ逆転弾。ベンチへ戻るとホームランパフォーマンス「パワー!」を披露し、パンチ力のある助っ人が試合をひっくり返した。

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[ロッテ]春休みファミリー向けイベント、リアル謎解きゲーム「伝説の必勝法をさがせ!」を開催[報知]

ロッテは10日、4月5〜6日の日本ハム戦、8〜9日の楽天戦(ZOZOマリン)で春休みファミリー向けイベントリアル謎解きゲーム「伝説の必勝法をさがせ!」を開催することを発表した。

リアル謎解きゲームの実施は2019年以来の開催で、ZOZOマリン外周に設置された謎を解いてクリアを目指す。問題はマリーンズやマリーンズの応援をテーマとしたものが出題され、ホーム開幕を盛り上げるイベント「2023 OPENING WEEK MARINES NATION」を家族みんなで楽しめる内容となっている。

参加対象は4月5、6日のチケットを所有する先着1500人と、4月8、9日のチケットを所有する先着2000人。詳細は球団公式サイトを要確認。

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佐々木朗希が11日チェコ戦先発!栗山監督が発表、右腕は「とにかくチームが勝つために」[デイリー]

侍ジャパン・栗山監督は、11日・チェコ戦の先発が佐々木朗希投手と発表。「状態もいいので、しっかり投げ切ってくれる」と期待した。

本人は韓国戦後、「まずは自分のピッチングに集中して、良いパフォーマンス、良い結果を出せれば良いと思います」。

3月11日、日本にとっては忘れることのできない東日本大震災の日。岩手出身の佐々木朗も、父や祖父母を失った。故郷への思いについては「とにかくチームが勝つためにやっていきたい。今は試合に集中しているので」と力を込めた。

4日の壮行試合では自身最速165キロをマーク。日本が誇る豪腕が、ついに国際大会でデビューする。

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侍・佐々木朗希、宿命の「3・11」出陣、9歳時に陸前高田市で被災「チームのために」[デイリー]

特別な意味を持つ試合の登板前日でも、佐々木朗は自然体だった。いつもと変わらず宮城とのキャッチボールで最終調整。戦う準備は整った。忘れるはずがない「3・11」に、日の丸を背負ってチェコ戦のマウンドに立つ。

「チームのために自分ができることをやるだけかなと思います」。

12年前の2011年3月11日、東日本大震災に遭った。当時9歳。岩手県の陸前高田市で暮らしていたが津波で実家が流され、最愛の父・功太さんと祖父母がこの世を去った。幼き日に刻まれた悲しい記憶だ。

同県の大船渡市に移住することになり、大船渡高では最速163キロをマークしたことなどから「令和の怪物」と形容される投手に成長した。20年度ドラフト1位でロッテに入団。昨季は完全試合を達成するなど、今や誰もがその右腕に夢を見る。

4日の壮行試合・中日戦では自己最速となる165キロを計測した。その進化はとどまることを知らない。韓国戦の試合前セレモニーで登場した時は、スタンドから割れんばかりの大歓声が響き渡った。その大観衆の声が、マウンドで力に変わる。「勝つことがすごい大事なので」。最高の侍戦士達とともに、勝利をつかみ取る。

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ロッテ・ポランコ、OP戦1号2ランに笑顔「いい方に向かっている」[デイリー]

巨人から移籍したロッテ・ポランコが7回に2ラン。無死一塁で安楽の低めのフォークを右越えへ運び、「オープン戦だが、第1号が出て嬉しい。これからもしっかり打席に立って開幕に向けて準備したい」と上機嫌で話した。

ここまではタイミングが合わず、自慢の力強いスイングを生かせていなかったが「いい方に向かっている」と笑顔を見せた。

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ロッテ、4月にリアル謎解きゲーム「伝説の必勝法をさがせ!」を開催[デイリー]

ロッテは10日、4月5、6日の日本ハム戦、8、9日の楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)にて春休みファミリー向けイベントとして、リアル謎解きゲーム「伝説の必勝法をさがせ!」を開催することを発表した。

リアル謎解きゲーム「伝説の必勝法をさがせ!」の詳細は以下の通り。

◇リアル謎解きゲーム「伝説の必勝法をさがせ!」詳細

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フォークだけじゃない!ロッテ・小島和哉のカーブの軌道にも注目「自主トレの時から…」[BASEBALL KING]

◇カーブの軌道が変化

「全然バッターに投げていなかったので、ブルペンとかトラックマンの数値でしか測れていなかった。バッターと対戦できてちゃんとした課題も出てきたので、次に向けて取り組んでいます」。

開幕投手に指名されたロッテ・小島和哉が、3月31日のソフトバンクとの開幕戦に向けて調整を進めている。

今季初実戦となった3月2日のオリックス戦では、昨年の秋季練習から本格的に挑戦しているフォークを1球も投げなかったが、“ある”変化球が昨年に比べて軌道が変わった。それは、カーブだ。

昨年まではスライダーのような軌道のカーブだったが、2日のオリックス戦では0−0の初回に先頭の佐野皓大に1ストライクから投じた2球目の118キロ見逃しストライクとなったカーブは少し浮き上がってくるような軌道、0−1の2回2死一塁から来田に1ボール2ストライクから投じた4球目の121キロカーブは縦変化しているように見えた。

カーブの軌道について小島は「自主トレの時からカーブが良くて、それで今よくできています」と手応え十分。

「(カーブは)去年ほんの数%しか使っていなかったんですけど、今年はカウントが取れているので、今ちょっと練習しています」と、さらに精度を高めていく考えだ。

◇実戦では抑えることを意識

この時期の小島といえば、新シーズンに向けて、武器であるカットボールの投球割合を減らしたり、新球を試したりと意図を持って色々と試すことが多い。

2021年は「あんまり試合が始まる前に手の内を明かさないではないですけど、田村さんが今日はこれでいくからという話をよく言ってくれていたので、ただ投げるだけじゃなくて、何でこの球を選んでいるのかなというのは考えるようにはしていました」(21年7月7日オンライン取材)という理由で、オープン戦ではオリックスの吉田正尚(現レッドソックス)にカーブを投げたり、チェンジアップ、カットボールを意図的に少なくする登板があった。

22年も「新しい自分を作り上げるために、試したいことを色々と考えてはいる。シーズンの試合で使えるか、使えないか判断していくオープン戦にしていきたいと思います」と、前年公式戦でほとんど投げなかったカーブを積極的に投げた。2月27日の西武戦では18人中9人に初球にカーブを投じるなど、70球中13球でカーブを投げていた。昨季は公式戦に入ってからもカウント球としてカーブを投げた。

今季はこの先のオープン戦で開幕に向けて、例年のように色々と試していく考えを持っているのだろうか−。

小島は「あと3試合くらいしかないので、試すというよりかはしっかり実戦で抑えることを意識してやっていこうかなと思います」と、昨年までは2月の練習試合から登板していたが、今季は初実戦が3月2日。開幕までを逆算して、シーズンを意識した投球をしていくつもり。ただ次回の登板では前回のオリックス戦で1球も投げなかったフォークを「ちょっと投げようと思います」という意向を明かした。

昨季は3勝11敗と負け越したが、チームで唯一2年連続規定投球回に到達。そして、プロ5年目の今季、初の大役を任された。「気負うことはないですけど、緊張はしています」。小島も、チームも最高のスタートを切るため、開幕までしっかりと準備を進めていく。

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