わたしはかもめ2023年鴎の便り(3月)

便

3月20日

[ロッテ]先発ローテ入り濃厚の西野勇士、21日広島戦先発「ゲームをつくることが先発の仕事」[ニッカン]

ロッテの先発ローテーション入り濃厚な西野勇士投手(32)が、21日に行われる広島とのオープン戦(午後1時開始、ZOZOマリン)で先発登板予定だ。

昨季は救援で37試合に登板し、3勝3敗、15ホールドを挙げ防御率1.73と貢献したが、今季は先発として期待されている。「自分の良さはテンポ良くストライク先行でいくところ。それが良い結果につながっていると思う。良い部分を継続していければ良い」と開幕を見据える。

2月16日の練習試合DeNA戦(宜野湾)に今季対外試合初登板して以降、オープン戦、イースタンリーグ春季教育リーグなど、4試合にいずれも先発登板してきた。4戦合計16回を投げ、14安打12奪三振2失点。四死球は1つもない。「後の投手につなげること、ゲームをつくることが先発の仕事だと思う。変化球も良くなってきていると思うし、その日の調子なりに投げていければ。あとは、悪かった時に試合中にどう調整するとかだけかなと思います」。ロッテだけでなく侍ジャパンのクローザーを務めたこともある右腕が、今年は先発としてチームに貢献する。

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[WBC]佐々木朗希、メジャー移籍問われ「時期よりも、まずは日本でしっかりプレーすること」[ニッカン]

“世界の朗希”となる。侍ジャパンは、WBC準決勝メキシコ戦を行うローンデポパークで前日練習を行った。練習後の公式会見で、栗山英樹監督(61)は佐々木朗希投手(21)の先発を予告。11日の1次ラウンド、チェコ戦で164キロ世界大会デビューした令和の怪物が、決勝進出をかけて、いよいよ野球の母国のマウンドに立つ。


佐々木の表情は引き締まっていた。練習後の公式会見。真っ直ぐ質問者を見つめ返し、はっきりと言葉を重ねていった。「ここまでチームが一生懸命、戦ってきてアメリカまで来られたので、その勢いであったり、そういうのを背負いながら、明日いい形で投げられればと思ってます」。決勝がかかる大一番。抑えきれない高揚感が早くもにじみ出た。いい顔だった。

第1回から連覇した日本だが、ここ2大会は、いずれも準決勝で敗退。鬼門の一戦を佐々木に託したわけを、栗山監督は単純明快に説明した。「日本が誇る何人かの1人のピッチャー。こういうピッチングをして欲しいということではなくて、彼の持っているものをそのまま出してもらって、世界中の野球ファンに楽しんでもらいたい。それだけです」。力を信じるからこそ。16日の準々決勝の日に吉井投手コーチから伝達した。大役を受けたときの心境を、佐々木は「大事な試合。すごく身が引き締まる思い。今日勝たないと明日がない」と振り返った。勝つことしか、頭にない。

球場入りすると、マウンドの感触を確かめた。さらに左翼後方のブルペンで9球を投げた。前日に32球を投げており、2日連続のブルペン入り。「投げたことのない球場。ブルペンでも、少しでも本番に近い感触を確かめられたら」と妥協しなかった。

チェコ戦では最速164キロを出し、3回2/3、2安打1失点と上々の世界大会デビューを果たした。昨季の活躍もあり、その名は既にメジャー関係者にも知られている。会見で米国の記者から、近い将来、メジャー移籍の考えがないか問われ「時期よりも、まずは日本でしっかりプレーすること。その先に見えてくると思う」と答えた。いつも自分のベストを尽くす。準決勝のマウンドでも、それは変わらない。

日本の最年少先発
準決勝は21歳4ヶ月の佐々木朗希が先発予定。プロが参加した主要国際大会(五輪、WBC、プレミア12)の準決勝以降では、15年プレミア12準決勝(対韓国)の大谷翔平(当時日本ハム=21歳4ヶ月)に並び日本の最年少先発となる。

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[ロッテ]佐々木朗希が達成した完全試合の記念品展示ブースを設置、試合球、ユニホームなど[ニッカン]

ロッテは20日、昨年4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で佐々木朗希投手(21)が達成した完全試合の記念品展示ブースを設置することを発表した。

昨季の完全試合達成日と同じくZOZOマリンを真っ黒に染める「BLACK BLACK」イベント開催日となる4月14日から16日のオリックス戦(ZOZOマリン)で実施する。

展示内容は、完全試合達成時の試合球、ユニホーム、ピッチャープレート、当日の写真を使用した特製装飾など。場所は球場内1塁側フロア3コンコース内(シートMロッソとイタリアンバールM付近)となる。開場から試合終了30分後までが可能だ。試合開始4時間以降は警備の都合上、一部展示品を撤収する場合あり。

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[WBC]吉井コーチ時差ぼけで遅刻「ドラクエの眠りの呪文に」佐々木朗希と2S「夢かなった」[ニッカン]

侍ジャパン投手コーチのロッテ吉井理人監督(57)が20日、WBC決戦の地、米マイアミから自身のブログを「マイアミ」と題して更新した。

「マイアミにやってきました。初日は時差ぼけで、マリーンズのオンラインスタッフミーティングに遅刻してしまいました。(夕方、ちょっと横になったら、眠ってしまった)ドラクエの眠りの呪文にかかる魔物の気持ちがよく分かりました」。

吉井流の独特な表現で時差ぼけエピソードを明かすと、日本時間21日午前8時開始のWBC準決勝メキシコ戦にも言及した。

「さて、準決勝で佐々木朗希が、先発することになりました。アメリカで投げる朗希を観たいという、わしの個人的な夢がかないました。調整は順調にきています。ここまできたら、色んなプレッシャーもあると思うが、朗希らしい投球をして欲しいと思います。わしは見守るしかできないが、なるべく朗希が背負っているものを軽くしてあげたらなぁと思っています。(レッツゴーローキ!)日本からの応援、よろしくお願いします。ほな、また」。

現地では練習ユニホーム姿で佐々木朗希投手(21)とツーショット写真も撮影した。当初から吉井監督は「栗山監督と相談して決めることですけれど」と前置きしたうえで、「米国で投げる朗希を見たいでしょ。個人的には準々決勝が最初の関門なので、そこを大谷とダルビッシュ。米国に行ったら山本由伸と朗希かなと」と私見を明かすこともあった。

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[WBC]お菓子もらったチェコ代表エスカラ、準決先発の佐々木朗希にエール「Respect」[ニッカン]

死球を通じて侍ジャパンと親交を深めたWBCチェコ代表のウィリー・エスカラ内野手(26)が20日、佐々木朗希投手(21=ロッテ)にエールを送った。

自身のインスタグラムを更新し、準決勝メキシコ戦の先発マウンドを翌日に控えた佐々木へ「Respect(尊敬)」のメッセージと、日の丸とチェコ国旗が握手する絵文字を投稿。左手にお菓子袋を掲げ、佐々木と納まるツーショット写真を添えた。

エスカラは1次ラウンド11日のチェコ戦で佐々木から死球を受けた。162キロ直球が左膝に当たり、激痛でしばらく動けなかった。佐々木はオフだった13日にチェコ代表の宿泊ホテルを訪問。エスカラへお詫びの意味も込めて、「コアラのマーチ」などロッテのお菓子を2袋プレゼント。エスカラも大喜びだった。

コメント欄には「心がほっこりする素敵な関係を見せていただいてとても幸せな気持ちになりました」「足のお怪我は大丈夫ですか?」「すっかり仲良しな2人で心嬉しく思います」など、日本のファンから感謝の声であふれていた。

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[WBC]準決勝先発の佐々木朗希に米メディア注目「MLBに移籍する時は争奪戦になりそうだ」[ニッカン]

侍ジャパン佐々木朗希投手(21=ロッテ)が、20日(日本時間21日)のWBC準決勝メキシコ戦(ローンデポパーク)に先発することが発表され、主要米メディアも大きく報じた。

19日付のESPN電子版は「ロウキ・ササキは恐らく、メジャー以外で世界で一番優れた投手」と紹介。CBSスポーツ電子版は「ササキは世界で最もエキサイティングな投手の1人」と称賛し「彼は昨年4月、19奪三振を含む完全試合を達成し、世界をざわつかせた」とした。

AP通信は「彼は6フィート2インチ(約188センチ)とされているが、もっと大きく見える。MLBに移籍する時は、争奪戦になりそうだ」とした。MLB公式サイトは、日本−メキシコの準決勝の見どころを紹介する記事で「ロウキ・ササキが将来米国でプレーすることを考えているとすれば、これがMLB球場での初めてのアピール舞台となるかもしれない」とした。

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ロッテ、佐々木朗の完全試合記念品を展示、ZOZOマリン、コンコース内に[サンスポ]

ロッテは20日、昨年4月10日のオリックス戦で佐々木朗が達成した完全試合にまつわる記念品の展示ブースを、4月14〜16日の期間限定でZOZOマリンスタジアムのコンコース内に設置すると発表した。

達成時の試合球やユニホームなどを展示。当該期間はオリックス3連戦が組まれている。

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ロッテ、佐々木朗希の完全試合記念品展示ブースを設置、4月14〜16日の3日間限定[サンスポ]

ロッテは20日、佐々木朗希投手(21)が昨年4月10日のオリックス戦で達成した完全試合にまつわる記念品の展示ブースを設置することを発表した。

昨年の完全試合達成日は「PAINT THE STADIUM BLACK」をテーマに、ZOZOマリンスタジアムを真っ黒に染める「BLACK BLACK」の開催日で、黒のビジターユニホームの着用日だった。そのため、今年の「BLACK BLACK」が開催される4月14〜16日のオリックス戦の3日間限定で、完全試合達成にまつわる記念品の展示ブースを設置。完全試合達成時の試合球、ユニホーム、ピッチャープレート、当日の写真を使用した特製装飾などを展示する。

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頼むぞ!佐々木朗希→山本由伸、見せろ侍ジャパン必勝リレー/WBC[サンスポ]

[マイアミ(米フロリダ州)19日(日本時間20日)WBC日本代表の佐々木朗希投手(21)=ロッテ=が、メキシコと対戦する20日(同21日)の準決勝に先発する。この日は試合会場となるローンデポ・パークのブルペンに入り、全米デビューに備えた。米国での注目度は高く、現地記者から米大リーグ移籍の時期に関する質問も飛んだ。救援として控える山本由伸投手(24)=オリックス=らと必勝リレーを決め、3大会ぶりの決勝進出を狙う。

開閉式の屋根を備えたローンデポ・パークのマウンドに、ついに米国でベールを脱ぐ「令和の怪物」が立った。日本より硬いとされる土を踏みしめて感触を確認。さらに2日連続でブルペンに入り、準決勝の先発に備えた。会見で海外メディアからメジャーへの興味も問われた佐々木朗が、高まる熱気をよそに淡々と口を開いた。

「まずはしっかり日本でプレーした中で、その先に見えてくるのかな。(準決勝は)後ろにいい投手がたくさん控えているので、最少失点で抑えることが大事になってくる。1つ1つゼロを並べられたら」。

先発を告げられたのは、日本が準々決勝でイタリアを下した16日。栗山監督は総力戦の方針を打ち出しており、12日のオーストラリア戦で先発した山本も救援待機する。この日は投手10人がブルペン入り。その1人だった山本は「若干(日本の土との)違いは感じたけど、特に問題はない。絶対に勝ちたいので頑張る」と語気を強めた。

メキシコ打線には2021年にア・リーグ新人王に輝いたアロザレーナ(レイズ)、昨季35本塁打を放ったテレス(ブルワーズ)ら一線級の大リーガーが名を連ねる。最速165キロの剛速球で世界から熱視線を浴びる佐々木朗、将来的なメジャー挑戦を希望している山本にとって、未来への試金石となる一戦だ。

佐々木朗に先発を託した栗山監督は「彼の持っているものをそのまま出してもらい、世界中の野球ファンに楽しんでもらいたい」と言葉に力を込めた。佐々木朗は「最高のパフォーマンスを見てもらえれば」と呼応。山本は「あと2試合しかできないのは悲しい。全力を出し切って最高の終わりにしたい」と決意を込めた。日本が誇る投手陣が必勝リレーを決め、世界一に王手をかける。

◇中村先発マスク「絶対にいける」

これまでは甲斐が佐々木朗とバッテリーを組んできたが、メキシコ戦では中村(ヤクルト)が先発マスクをかぶる。前日にブルペンで右腕の球を受けた中村は「彼のストロングポイントをしっかり出せれば絶対にいける」と意気込んだ。救援待機する山本については「流れをどういう風につくってあげるかが大事」。打率.471と好調の相手の1番・アロザレーナを警戒し「打たせてしまうとチームが勢いに乗ってしまう」と気を引き締めた。

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侍ジャパン・佐々木朗希、メキシコ戦マウンド確認「日本より硬い」、栗山監督が先発明言「世界中のファンに楽しんでもらいたい」/WBC[サンスポ]

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の栗山英樹監督(61)は、メキシコと20日(同21日)に対戦する準決勝の先発投手を佐々木朗希(21)=ロッテ=と発表した。会見に臨んだ佐々木朗は意気込みを示した。

決戦の舞台、ローンデポ・パークでの初練習。佐々木朗はマウンドに上がり、傾斜や硬さなどを入念にチェックした。栗山監督は練習後の会見で「(準決勝の)先発は佐々木朗希投手です。日本が誇る何人かの投手の1人。こういう場所で、どんな投球をしてくれるのか。世界中の野球ファンに楽しんでもらいたい」と発表した。

佐々木朗は18日(日本時間19日)、フロリダ国際大で行った練習でブルペン入り。準決勝でバッテリーを組むことが濃厚な中村を相手に、32球を投じた。

「ここまでチームが一生懸命戦って米国まで来られたので、その勢いだったりを背負いながらいい形で投げられれば」。球場については「変わらず素晴らしい雰囲気。マウンドは日本より硬いなと思いました」と緊張の高まりを感じさせた。

11日の1次リーグ、チェコ戦では3回2/3を投げて2安打1失点(自責点0)、8奪三振。最速164キロをマークしており、状態は悪くない。17日(同18日)の夜にはメキシコがプエルトリコを破った準々決勝を現地でスタンド観戦。ローンデポ・パークで中南米の独特な応援も体感し、イメージを膨らませた。

「日本と違う球場の雰囲気を感じられて良かった。実際に対決する打者を見ることができた」。

自身は今大会最後の登板となる。米球界からも注目される21歳の怪物投手が、決戦のマウンドに立つ。

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ロッテ・西野、17年以来の開幕ローテへ21日先発「楽しんでやろうと思っている」[スポニチ]

先発再転向を目指すロッテの西野が、21日の広島とのオープン戦(ZOZOマリン)で、開幕ローテーションの当確ランプを目指す。

過去2試合のオープン戦で計10回を投げ2失点。「テンポとかストライク先行を意識して、いい結果も出ている」と自信を見せる。20年は開幕ローテーションを内定させていたが、直前に右肘故障。開幕ローテーション入りなら17年以来で「楽しんでやろうと思っている」と自然体で挑む。

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侍・朗希、メキシコ戦で「全米デビュー」、鬼門の準決勝「ゼロを並べたい」[スポニチ]

USAコールが鳴り響いた、ローンデポ・パーク。準決勝の米国―キューバ戦の熱狂を伝える米国のテレビ中継では「ROKI SASAKI」の名前が何度も実況された。野球の本場でも高まる注目度。佐々木朗が準決勝のメキシコ戦で「全米デビュー」し、メジャーリーガーに挑む。

「勝つために自分が最高のパフォーマンスを発揮したい。凄く身が引き締まる思い。勝たないと明日がない」。

米国の準決勝前に行われた、同球場での全体練習。マウンドの感触と傾斜を確認し、決戦へのイメージを膨らませた。シーズン中のルーティンを崩し、2日連続でブルペン入り。前日の練習はマイアミ市内の大学施設だったため「投げたことない球場。ブルペンで少しでも本番に近い感触を確かめる目的だった」と準備を尽くした。

「令和の怪物」に現地報道も過熱してきた。11日のチェコ戦は3回2/3を投げ2安打1失点だったが、ほとんどがメジャー経験がない相手だった。ベールを脱ぐ日本が誇る若き右腕。大リーグ公式サイトは特集記事を掲載し「大谷レベルの天才。メジャーでの次の大物になるかもしれない」と報じるなど、メジャー30球団の関係者、ファンが熱視線を送る。

過去2大会連続で涙をのんだ鬼門の準決勝。先発を明言し、21歳の右腕に3度目の正直を託す栗山監督は「世界中のファンに楽しんでもらいたい」と言った。大谷、ダルビッシュからメジャーの「生情報」を得たという右腕。会見では地元記者からメジャー移籍への質問も浴びたが「まずはしっかり日本でプレーした中で、その先に見えてくるのかな。現役のメジャーリーガーと一緒にプレーできていることが何よりも凄く良い経験」と冷静だった。

準々決勝を生観戦したメキシコには「非常にスイングが鋭くて一発もある打線。球数を気にするよりもゼロを並べたい」。朗希よ。さあ、世界を驚かせ。

佐々木朗の前回登板
12年前に東日本大震災が起きた3月11日のチェコ戦に先発。直球は最速164キロをマークし、3回2/3を2安打1失点(自責0)、毎回の8三振を奪った。WBCの日本選手では史上最年少での勝利投手となり「今日、このマウンドに立てたことを感謝しました」。

◇侍ジャパンのWBC準決勝

06年第1回大会
韓国と大会3度目の対戦。0−0で迎えた7回に不振だった福留が代打2ランし、一挙5得点。上原が7回3安打無失点の好投で6−0で勝利。
09年第2回大会
米国戦に先発した松坂が、先頭打者本塁打を許すも5回途中2失点。打線は4回に岩村らの適時打で5点を奪い逆転。9−4で決勝進出を決めた。
13年第3回大会
プエルトリコに1−3で敗戦。8回に井端の適時打で1点を返したが、なお1死一、二塁で重盗失敗。強肩捕手のY.モリーナ相手に一塁走者の内川だけがスタートし、挟まれてアウトになった。
17年第4回大会
米国に1−2で惜敗。先発の菅野が6回1失点(自責0)。6回に菊池が同点ソロも、8回の守りで1死二、三塁からの三ゴロを松田がはじき、決勝点を奪われた。

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チェコのエスカラからメキシコ戦先発の侍・朗希にエール、WBCで結んだ交流に「素晴らしい」の声[スポニチ]

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場したチェコ代表のエスカラ内野手(24)が20日、自身のインスタグラムを更新。20日(日本時間21日)に行われる準決勝・メキシコ戦に先発する侍ジャパンの佐々木朗希投手(21)にエールを送った。

エスカラは11日の試合で、先発した佐々木朗から4回に162キロの直球で左ひざに死球を受けた。グラウンドに倒れこんで悶絶し、しばらく動けず。場内が心配そうに状況を見守る中、自力で立ち上がって一塁へ向かうと、大きな拍手が起きた。この声援に応えるように右翼線に向かって力強くダッシュし、場内からさらに大きな拍手と歓声が沸き起こった。

その後、13日に佐々木朗が自腹で購入したロッテのお菓子を2つの袋一杯に持参し、謝罪に訪れたことで、さらに交流が深まった。米国入りした侍ジャパンの大谷がチェコの帽子をかぶっていたことでも話題となった。

エスカラは、佐々木朗との2ショット写真に「Respect」(尊敬)とつづり、日本とチェコの国旗に握手をする絵文字も付け加えた。

フォロワーからは「素晴らしいスポーツマンです!」「あなた達の友情は素晴らしいです」「日本人もチェコの選手を尊敬してます!!」「また日本に来てください」「感動をありがとうございます」「すっかり仲良しな2人で心嬉しく思います」「また日本に来てください」などの声が送られていた。

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侍・吉井コーチ、佐々木朗の準決勝先発「アメリカで投げる朗希を観たい」夢かなう、「朗希らしい投球を」[スポニチ]

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場中の侍ジャパンで投手コーチを務めているロッテの吉井理人監督(57)が20日、自身のブログを更新。20日(日本時間21日)の準決勝・メキシコ戦に先発する佐々木朗希投手(21=ロッテ)への期待をつづった。

「マイアミにやってきました。初日は時差ぼけで、マリーンズのオンラインスタッフミーティングに遅刻してしまいました。(夕方、ちょっと横になったら、眠ってしまった)ドラクエの眠りの呪文にかかる魔物の気持ちがよく分かりました」と時差との戦いにボヤキながら、「さて、準決勝で佐々木朗希が、先発することになりました。アメリカで投げる朗希を観たいという、わしの個人的な夢がかないました」と期待に胸を膨らませた。

「調整は順調にきています。ここまできたら、色んなプレッシャーもあると思うが、朗希らしい投球をして欲しいと思います。わしは見守るしかできないが、なるべく朗希が背負っているものを軽くしてあげたらなぁと思っています。(レッツゴーローキ!)日本からの応援、よろしくお願いします」とした。

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メキシコ、ギル監督&アロザレーナ、佐々木朗へ「最高の相手への挑戦にエキサイト」[スポニチ]

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝、日本対メキシコ戦では日本の先発マウンドに立つ佐々木朗希の投球に大きな注目が集まる。

決戦前日の19日(日本時間20日)、ローンデポパークで行われた会見では、メキシコのベンジー・ギル監督も「メジャーに来てもとてつもないスターになる選手。どんなファンも彼が健康を保ち、全盛期のうちにメジャーにきて欲しいと願っている。とてつもない才能だ」と佐々木への絶賛を惜しまなかった。

昨年、佐々木がNPBで2試合連続の完全試合に迫ったゲームをツイッターでチェックしたというギル監督。「ベースボールにとって、日本野球にとって素晴らしい。101、102マイルの速球はどこでも通用する」と称賛を継続すると同時に、「私たちは最高の相手への挑戦にエキサイトしている」と静かに意欲を示した。主力打者のアロザレーナも「(佐々木の情報は)あまりないが、100マイル以上を投げると聞いている。いい打撃をしなければ」と攻略に闘志を燃やしていた。

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佐々木朗希、米本土デビューへ「最高のパフォーマンスを」、海外メディアからは米移籍の質問も[スポニチ]

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場中の侍ジャパンは19日(日本時間20日未明)、20日(同21日午前8時試合開始)に行われる準決勝・メキシコ戦に向け、試合会場となるマーリンズの本拠地「ローンデポ・パーク」で最終調整を行った。

栗山監督が練習後の公式会見でメキシコの先発を公表した。佐々木朗は会見で「ここまでチームが一生懸命戦ってきてアメリカまでこれたので、勢いであったりを背負いながら、いい形で投げられればと思っている」と話し、メキシコについては「映像ではまだ見ていないですが、直接プエルトリコとの試合を見て、非常にスイングが鋭くて、一発もある打線だとは思う」とした。

佐々木朗は他の投手陣とマウンドの形状や硬さなどを確認。宮城を相手にセットポジションから強めのキャッチボールを行い、2日連続となるブルペン投球で最終調整した。「投げたことのない球場だったので、マウンドでは投げていないんですけど、ブルペンで、少しでも本番に近い感触を確かめられたらと思って投げた」と意図を説明した。

準決勝については「吉井さん(投手コーチ)から、準々決勝の日に伝えてもらった。もちろん大事な試合だと分かっていたので、すごく身が引き締まる思い。今日勝たないと、明日はないので、チームが勝てるように自分の出せるベストを尽くしたい。勝つために自分が最高のパフォーマンスを発揮して、その中で見てもらえたら」とした。

海外メディアからは、将来MLBでプレーする思いについての質問も飛んだ。「メジャーリーグに関しては、メジャーリーグに行く時期よりも、まずは日本でしっかりプレーした中で、その先に見えてくるもの」と語った。

「現役のメジャーリーガーと一緒にプレーできていることが何よりもすごくいい経験になってますし、日本のレベルの高い選手達と一緒にできて、シーズンで感じられない刺激だったりを感じています」と佐々木朗。マウンドや気候など環境は激変する中、朗希が米本土デビューで世界を驚かせることができるか。連覇を果たした09年第2回大会以来となる決勝進出は、21歳右腕にかかっている。

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侍・佐々木朗希に松坂大輔氏が質問、「体調はいい」球場の雰囲気は「素晴らしい」米本土デビューへ[スポニチ]

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場中の侍ジャパンは19日(日本時間20日未明)、20日(同21日午前8時試合開始)に行われる準決勝・メキシコ戦に向け、試合会場となるマーリンズの本拠地「ローンデポ・パーク」で最終調整を行った。

メキシコ戦に登板予定の佐々木朗は他の投手陣とマウンドの形状や硬さなどを確認。宮城を相手にセットポジションから強めのキャッチボールを行い、2日連続となるブルペン投球で最終調整した。

栗山監督が先にメキシコの先発を公表。佐々木朗は会見で「ここまでチームが一生懸命戦ってきてアメリカまでこれたので、勢いであったりを背負いながら、いい形で投げられればと思っている」と話した後に松坂大輔氏からも質問が飛んだ。

06年の第1回大会、09年の第2回大会で連続MVPとなり日本の連覇に貢献した松坂氏は「時差ぼけもあると思いますが、今の体調とマウンドの印象、球場の雰囲気で感じたことあれば、お願いします」と質問。これには「飛行機でたくさん寝て、今回は(時差ボケは)なかったので、体調はいいかなと思います。球場の雰囲気に関しては前回(昨年12月に)来ていたので、その時と変わらず素晴らしい雰囲気。ブルペンに関しては、日本より硬いなとは思いました」と丁寧に応えた。

同球場は2012年に開場した開閉式の人工芝球場。ファウルゾーンは極端に狭いが、中堅は約122メートル、左中間約116メートル、右中間約118メートルと広い。投手力を前面に出して戦う侍ジャパンにとっては有利な球場ともいえる。マウンドや気候など環境は激変する中、朗希が米本土デビューで世界を驚かせることができるか。連覇を果たした09年第2回大会以来となる決勝進出は、21歳右腕にかかっている。

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侍・佐々木朗&山本、メキシコ戦へ2日連続でブルペン投球、マウンドの形状や硬さなども確認[スポニチ]

準決勝・メキシコ戦に登板予定の佐々木朗と山本は19日(日本時間20日未明)、舞台となるローンデポ・パークで2日連続となるブルペン投球で最終調整した。グラウンドにあるマウンドの形状や硬さなども入念に確認し、決戦へ臨む準備を整えた。

18日にはマイアミ市内での全体練習で、2人そろってブルペンで投球練習した。メキシコ戦に先発する佐々木朗は中村を相手に32球。「最後は自分のやれることを精一杯やっていきたい」と自身大会最後となるマウンドを見据えた。準決勝からは球数制限が95球に広がる。メキシコ―プエルトリコの準々決勝は現地観戦。「球場の雰囲気が日本と違うので、感じられて良かった」と備えた。

バトンを受ける予定の山本は23球投げ「滑ることなく、感覚よく投げられた。とにかく優勝できるように全力で戦いたい」と決意を示した。栗山監督は「もうあと2試合なので。いける人は全員いきます」と総動員での必勝を誓った。投手陣は大谷、ダルビッシュ、今永を除く全員がスタンバイ予定。日本が誇る2人の右腕を軸に、2大会連続で敗退している鬼門の準決勝の壁を乗り越える。

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[侍ジャパン]佐々木朗希、メジャーは「日本でしっかりプレーした先に」米メディアから「いつ来るのか」[報知]

侍ジャパンのロッテ・佐々木朗希投手(21)が、20日(日本時間21日)のメキシコ戦で、全米デビューを果たす。19日(同20日)はローンデポ・パークのマウンドの感触を確かめ、ブルペンで17球を投げて最終調整。米メディアからもメジャー挑戦時期に関する質問を受けるなど高い注目を集める右腕は「勝たないと明日はない」と背水の覚悟でチームを決勝に導く。


ついに佐々木朗が野球の母国でベールを脱ぐ。多くのフラッシュを浴びながら、全米デビューの意気込みを語った。準決勝を託された最速165キロ右腕は「チームが一生懸命戦って、アメリカまで来られた。その勢いを背負いながら、いい形で投げられれば」と感謝の思いを胸に戦う。

プロ3年目の昨年、史上最年少で完全試合を達成。全世界からの注目を集め、侍ジャパン入りした。1次R3戦目、11日のチェコ戦(東京D)では4回途中1失点と好投。準決勝の先発は、準々決勝の行われた16日に、ロッテ監督でもある吉井投手コーチから伝えられた。「すごく身が引き締まる思いですし、勝たないと明日はない。ベストを尽くしたい」とチームを背負って、全力で腕を振る。

日本が誇る至宝には米メディアも大注目する。この日の前日会見にも多数が訪れた。現地記者からは早くも「いつメジャーに来るのか」など大リーグ移籍時期についての質問も飛んだ。「メジャーに関しては行く時期よりも、まずは日本でしっかりプレーした中でその先に見えてくるのかなと思う」と、将来的な夢を今は胸に秘めた。

この日は決戦の地でマウンドの硬さなどを確認。その後、「少しでも本番に近い感触を確かめられたら」と、軽めながら2日連続ブルペンに入り最終調整した。17日には準々決勝のメキシコ―プエルトリコ戦を生観戦しており「スイングが鋭くて、一発もある」と、予習も万全だ。アウェーとなるだろう球場の雰囲気も把握できたことは大きい。

米国での初戦を若き右腕に託した栗山監督は「日本が誇る何人かの1人の投手。今年、来年が大ブレイクする年。そのスタートとしてはこういう舞台は最高。持っているものそのまま出して、世界中の野球ファンに楽しんでもらいたい」と期待を寄せる。朗希も先を見ず、飛ばしていく覚悟だ。「後ろにはいい投手がたくさん控えている。球数を気にするより、とにかくアウトを積み重ねて、0を並べられたら」。いずれはメジャーでトップを極めるだろう逸材。さあ「ROUKI」伝説の幕開けだ。

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[ロッテ]佐々木朗希の完全試合達成を記念した展示ブースを設置[報知]

ロッテは20日、佐々木朗希投手の完全試合達成を記念し、記念品展示ブースを設置することを発表した。

昨年、完全試合を達成した日はZOZOマリンを真っ黒に染める「BLACK BLACK」の開催日。今季も同イベントが開催されることから4月14〜16日のオリックス戦(ZOZOマリン)3日間限定で設置する。展示ブースには完全試合達成時の試合球や、ユニホーム、ピッチャープレートなどを展示。場所は球場内1塁側フロア3コンコース内(シートMロッソとイタリアンバールM付近)。その他詳細は球団公式サイトを要確認。

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[侍ジャパン]佐々木朗希準決勝・メキシコ戦先発へ「最高のパフォーマンス発揮したい」[報知]

侍ジャパンの佐々木朗希投手が20日(日本時間21日)のWBC準決勝・メキシコ戦(ローンデポ・パーク)に先発することが19日、発表された。

会見に臨んだ佐々木朗は「ここまでチームが一生懸命戦ってきてアメリカまで来れたので、いい形で明日投げられたと思います。(先発は)吉井さんから準々決勝の日に言われました。もちろん大事な試合。身が引き締まる。勝たないと明日はない。勝てるようにベストを尽くしたい。勝つために最高のパフォーマンスを発揮したい」とコメントした。佐々木朗は1次R、11日のチェコ戦で4回途中1失点と好投していた。

栗山英樹監督は、前日練習後の会見で「明日(準決勝)の先発は佐々木朗希投手です。日本が誇る何人かの投手の1人。彼の持っているものをそのまま出してもらって世界中の野球ファンに楽しんでもらいたい」と説明した。

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[侍ジャパン]準決勝・メキシコ戦先発は佐々木朗希、栗山英樹監督が公表「世界中の野球ファンに楽しんでもらいたい」[報知]

侍ジャパンの栗山英樹監督は19日(日本時間20日未明)、20日のWBC準決勝の先発をロッテ・佐々木朗希投手が務めると明かした。

栗山監督は「明日の先発は佐々木朗希投手です。日本が誇る何人かの投手の1人。彼の持っているものをそのまま出してもらって世界中の野球ファンに楽しんでもらいたい」とコメントした。

佐々木朗は1次R、11日のチェコ戦で4回途中無失点と好投していた。

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侍・佐々木朗、インパク投、準決勝先発で全米へ魅せる「最高のパフォーマンスしたい」[デイリー]

野球日本代表「侍ジャパン」は19日(日本時間20日)、準決勝・メキシコ戦が行われる米フロリダ州マイアミの「ローンデポ・パーク」で全体練習を行った。同戦の先発マウンドを任された侍・佐々木朗希投手(21)は2日連続のブルペン入りなどで最終調整。会見では3大会ぶり3度目の決勝進出がかかる大一番へ向けて、覚悟を口にした。

将来的なメジャー移籍を目指す佐々木朗にとって、夢の第一歩となるアメリカでの初登板。仲間と世界一を勝ち取るため、まずは思いを背負って全力で腕を振るう。

「チームが一生懸命戦って、アメリカまで来られた。勢いだったり、思いを背負いながら投げられたらと思います」。普段、あまり口数は多くない男が、必死に思いを言葉にした。アメリカ−キューバの準決勝を放送する国際映像でも、昨年4月10日・オリックス戦(ゾゾ)で達成した完全試合を紹介。全米が「ROKI」に注目している。

栗山監督は16日の準々決勝・イタリア戦前、吉井投手コーチを通じて準決勝の先発を伝えた。直接ではなかったのは、ここまで二人三脚で歩んできたコーチと絆を、何より大切に思ったからだろう。「日本が誇る何人かの1人。世界中の野球ファンに楽しんでもらいたい」。粋に世界デビューの舞台を用意し、衝撃を残すほどの活躍を信じ込んでいる。

「今年、来年っていうのが彼にとって、大ブレークする年になると思う。スタートとしてこういう舞台は、最高かなと思いますね」。自信を持って重要なマウンドに送り出す。

佐々木朗は先発した11日・チェコ戦は最速164キロを計測し、3回2/3を2安打1失点。今大会2度目の登板に向けて、練習では実際のマウンドの傾斜などを確認後、2日連続のブルペンに入った。「少しでも本番に近い感触を確かめられたらなと思った」と準備を尽くした。時差ぼけの影響は「問題ない。体調はいい」と言う。

メジャー挑戦。最大の目標ではあるが、今はかなえたい夢がある。準決勝はブルペンでは山本も待機し、全員で勝ちに行く。「チームが勝って欲しい。勝つために最高のパフォーマンスを発揮したい」。世界が日本の「ROKI」を知る時がきた。

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死球から生まれた絆、チェコ代表・エスカラが佐々木朗希にエール「Respect」、ファンも感動「素敵な関係」[デイリー]

WBCの1次ラウンド・東京プールで日本と対戦したチェコ代表のウィリー・エスカラ内野手が20日、自身のインスタグラムを更新。準決勝メキシコ戦で先発する日本代表の佐々木朗希に「Respect」とエールを送った。

エスカラは日本戦で佐々木から162キロのボールで死球を受け、悶絶。しかし、その後、大丈夫だといわんばかりに、すぐさまダッシュを繰り返し、日本のファンの心をつかんだ。マウンドでも帽子をとって謝罪していた佐々木だったが、後日、自ら購入した所属のロッテのお菓子をもって、チェコの宿舎を訪ねて、直接謝罪。その様子が大きな反響を呼んだ。

エスカラは佐々木が訪ねてきた時に撮った2ショット写真と、日の丸とチェコ国旗が握手する絵文字とともに投稿。コメント欄には「すっかり仲良しな2人で心嬉しく思います」、「ほっこりする素敵な関係を見せて頂いてとても幸せな気持ちになりました」、「足は大丈夫ですか?またぜひ日本にきてください」と、日本ファンからも多くの書き込みが寄せられていた。

結ばれた友情が、頂点を狙う侍の背中を押す。

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「勝たないと、明日がない」、WBC佐々木朗メジャー勢に挑む[デイリー]

「令和の怪物」が、いよいよメジャー勢に挑む。WBC準決勝のメキシコ戦で先発登板する21歳の佐々木朗は19日、負ければ終わりの一戦を前にしても、表情や口ぶりは落ち着いていた。「身が引き締まる思い。勝たないと、明日がない。勝つために、自分が最高のパフォーマンスを発揮したい」と語った。

実際のマウンドの傾斜などを確認した後に、ブルペン入り。大学施設で練習した18日に続いて投球練習し「ブルペンで、少しでも本番に近い感触を確かめられたらなと思った」と準備を尽くした。時差ぼけの影響は「問題ない。体調はいい」と言う。

11日のチェコ戦は、ほとんどがメジャー経験がない相手。160キロ超の速球を連発する剛腕が、本場の打者にどういう投球を見せるか。「球数を気にするよりも、1つ1つ、アウトを積み重ねていく」と立ち上がりから飛ばしていく心づもりを示す。

米国での注目度も高く、現地記者からは大リーグ移籍の時期に関する質問も飛んだ。「まずはしっかり日本でプレーした中で、その先に見えてくるのかな」と答えた。

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侍投手Cのロッテ・吉井理人監督、メキシコ戦での朗希先発に感慨「米で朗希を観たい、わしの個人的な夢がかないました」[デイリー]

WBCを戦う日本代表「侍ジャパン」で投手コーチを務めるロッテの吉井理人監督が20日、自身の公式ブログを更新。準決勝メキシコ戦(日本時間21日早朝)を控えての心境を綴った。

ロッテの指揮官でもある吉井コーチは、先発として送り出す佐々木朗希について「さて、準決勝で佐々木朗希が先発することになりました。

アメリカで投げる朗希を観たいという、わしの個人的な夢がかないました。

ここまできたら、色んなプレッシャーもあると思うが、朗希らしい投球をして欲しいと思います。

わしは見守るしかできないが、なるべく朗希が背負っているものを軽くしてあげたらなぁと思っています。(レッツゴーローキ!)

日本からの応援、よろしくお願いします。」(吉井理人監督ブログより)と、感慨と期待を込めた。

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MLB公式が「佐々木朗希」を特集、準決勝メキシコ戦先発へ「大谷レベルの天才」「メジャーで次の大物に」[デイリー]

MLB公式サイトは日本時間20日、「まるで魂を投げ出しているかのようだ:日本のエースRoki Sasakiを知ろう」の見出しで、侍ジャパンの佐々木朗希投手(21)=ロッテ=の特集記事を掲載。準決勝メキシコ戦(日本時間21日)に先発することを紹介し「数年後にはメジャーでの次の大物になるかも知れない」と伝えた。

同特集では、序盤で「NPBの3人のライジングスターのうちの1人」とし、村上、山本、そして佐々木の3人が日本球界を盛り上げていると紹介。

佐々木は「大谷レベルの天才」とも記されており、昨年達成した完全試合についてや、平成の怪物・松坂大輔氏のオマージュで「令和の怪物(Monster of the Reiwa')」と呼ばれていること、さらには将来大リーグでのプレーを目指していることなどが紹介された。

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佐々木朗希に「リスペクト」、チェコ野手が“激励”…WBCが結んだ絆が「素晴らしい」[Full-Count]

◇日本戦で死球を受けたエスカラがインスタグラムを更新

チェコ代表としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場したウィリー・エスカラ内野手が20日、自身のインスタグラムを更新し、佐々木朗希投手(ロッテ)に向けて「Respect(リスペクト)」との文言と共に日本とチェコの国旗が握手する絵文字を投稿した。

エスカラは11日の日本戦で佐々木から膝に死球を受けるも、痛みをこらえて一塁へ走る清々しいプレーが話題となっていた。その後、佐々木からお詫びとしてお菓子を受け取った。投稿には、その時に撮ったと見られる写真も添付されている。

チェコ代表は今大会、対戦相手に拍手を送る振る舞いや、会見での相手を敬った発言が選手やファンを魅了した。大谷翔平投手(エンゼルス)が準決勝へ向けて米国に到着した際にはチェコ代表のキャップを被るなど、WBCを通した交流が大きな話題となっている。

エスカラの投稿には「あなた達は素晴らしい」「エスカラ選手、尊敬します。素晴らしいスポーツマンです!」「ゲーム中の対応には本当に感動しました 日本人もチェコの選手を尊敬してます!」「今回のWBCでは心がほっこりする素敵な関係を見せて頂いてとても幸せな気持ちになりました」と日本のファンからも多くのコメントが寄せられている。

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佐々木朗希は「日本の天才」、メキシコ戦先発へ…米で抜群注目度「世界で屈指」[Full-Count]

◇1次ラウンドのチェコ戦では4回途中1失点8奪三振

野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)が20日(日本時間21日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝・メキシコ戦に先発する。若き165キロ右腕は「世界でも屈指のエキサイティングな投手」などと、既に世界で大きな注目を集めている。

米紙「ロサンゼルス・タイムズ」のホルヘ・カスティーヨ記者は「21歳で100マイル(約161キロ)を投げ、昨年4月には完全試合を達成した。MLB以外では世界No.1投手だ」と絶賛。米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者は「100マイル超えの直球と衝撃的なスプリットで打者を圧倒している」とその活躍を紹介した。

米メディア「CBSスポーツ」のRJ.アンダーソン記者も「日本の天才であるロウキ・ササキがWBC準決勝でメキシコ戦に先発登板する。21歳のササキは世界でも屈指のエキサイティングな投手だ」と感嘆の声を上げる。同メディアは3月上旬に「2023年WBCで注目すべき海外有望株」の特集記事でも佐々木朗希を紹介していた。

佐々木は1次ラウンド・チェコ戦に先発して3回2/3を2安打1失点(自責0)、8奪三振。WBCデビューで世界を驚かせたが、米国でのマウンドも注目度は上がるばかりだ。

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佐々木朗希、日本で告げられた準決勝先発、米国デビューも「勝たないと明日はない」[Full-Count]

◇栗山監督は「世界中のファンに楽しんで欲しい」

野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)が20日(日本時間21日)に、「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」準決勝のメキシコ戦に先発。いよいよ“米国デビュー”を果たす。19日(同20日)に試合会場であるローンデポ・パーク(米フロリダ州マイアミ)で前日練習。公式会見で「凄く身が引き締まる思いですし、勝たないと明日はないので。自分の出せるベストを尽くしていきたい」と意気込みを明かした。

佐々木はこの日、外野でキャッチボールなどを行った後、18日(同19日)のフロリダ国際大での練習に続き、ブルペン入り。マウンドの硬さを足で確認しながら投げ込んだ。2日連続のブルペン入りについて「投げたことない球場だったので、本番に近い感覚を確認できたらな、と思いました」と意図を明かした。

16日のイタリアとの準々決勝(東京ドーム)が終わった後、吉井理人投手コーチから直接、準決勝の先発を伝えられた。栗山英樹監督は海外メディアもいる公式会見の場で佐々木について「日本が誇る、何人かに1人のピッチャー。こういう場所で、こういう投球をして欲しいということではなくて、彼の持ってるものをそのまま出してもらって、世界中の野球ファンに楽しんでもらいたい」と送り出す。一方、佐々木自身は「勝つために自分が最高のパフォーマンスを発揮してその中で見てもらえたらなと思います」とチームの勝利が最優先に考えている。

17日(日本時間18日)には、準々決勝のメキシコ対プエルトリコ戦を生観戦。球場の雰囲気も感じつつ、「スイングが鋭くて一発のある打線」と警戒する。準決勝以降は球数制限が95球まで緩和されるが、「後ろにはいい投手、沢山控えているので最少失点、ゼロで抑えるのが大事」と球数は気にしない。決勝進出を目指し、初回から全力投球でいく。米国を驚かす準備はできている。

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捲土重来を期すロッテ・益田直也「悔しい思いをしたので、それを取り返せるように」[BASEBALL KING]

「チームとしての目標は変わらないですけど、個人としては悔しい思いをしたので、それを取り返せるように今年はやりたいと思います」。

ロッテの益田直也は今季、チームの目標としてはリーグ優勝、個人としては“守護神”の返り咲きを狙う。

長年マリーンズのブルペンを支える鉄腕。昨季まで5年連続で50試合以上に登板し、プロ通算645登板、救援645登板、通算153ホールド、通算183ホールドポイントは球団歴代1位の記録を誇る。

2年連続2位入りを果たした20年と21年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で20年は開幕が遅れ試合数は120試合となり、21年も東京五輪による約1ヶ月の中断があるなど、不規則な日程。チーム事情でいえば、7回、8回の投手が時期によって変動する中で、勝ち試合の最後に“益田直也”が君臨し続けていたことは非常に大きかった。

特に9回打ち切りだった21年は、勝ち試合はもちろんのこと、同点の場面で登板し、1イニングを無失点に抑え、引き分けで終えることができたからこそ、2年連続でシーズンを2位で終えることができた。また同点の9回裏のマウンドは、ファンの多くが引き分けを計算して、抑えて当たり前という状況の中で、様々なプレッシャーを跳ね除け、きっちりと抑えてくるのはさすがだった。

ただ、昨季は益田にとって悔しい1年になった。開幕から抑えを務め、前半戦が終了した時点でリーグ2位の23セーブを挙げ、チームも首位と2.5差の4位で終え、リーグ優勝を狙える位置につけていた。

後半戦も抑えとして益田にはしっかりと勝ち試合を締めて欲しかった中で、オールスター明けの初戦となった7月29日のオリックス戦で3点リードの9回に同点3ランを浴びると、8月11日のソフトバンク戦、翌12日の日本ハム戦でいずれも失点。8月19日の楽天戦では6−5の9回、益田ではなく、ロベルト・オスナ(現ソフトバンク)が登板し試合を締め、翌20日に益田は井口資仁前監督体制後では初めて1軍登録抹消となった。9月2日に再昇格したが、本来投げるべき場所での登板はなかった。

ロッテは昨季、10月2日で公式戦の全日程が終了。20年と21年は11月まで戦っていたことを考えると、久しぶりに長いオフシーズンとなった。

「結構ゆっくり休めたので、今年は体がいい感じです。休めるということはチーム的には良くないことですが、体的には良かったと思います」。

シーズンオフは「毎年1年間戦いぬく、バテないような体づくりをするというテーマを変えずにあとは体の強さ、年々体は変わってくると思うので、自分に合った、みんなに合ったトレーニングをしてきました」と1年間戦う体づくりを行ってきた。

まもなくシーズンが開幕する。マリーンズのブルペンには、3年ぶりに復帰した澤村拓一、新外国人のルイス・ペルドモ、3年連続40登板中の小野郁、50試合登板を目指す坂本光士郎、オープン戦4試合・4イニングを投げ無失点の国吉佑樹、オープン戦でアピールを続ける若手の中森俊介、小沼健太、横山陸人など“勝利の方程式”入りが期待される投手が多い。

若手には勢いがあり、ベテランには若手にはない経験・実績がある。誰が勝ち試合の最後を任されるか不透明なところはあるが、2019年当時3年連続Bクラスに沈む中、“マリーンズで優勝したい”という思いで同年に取得した国内FA権利を行使せず残留した益田は、誰よりも優勝への想いが強く、そして優勝を決める最後のマウンドに立ちたいという想いを持っている。やはり、益田が最後を締めて歓喜の瞬間を迎えるというのが理想だ。

「もちろん、そうなれるようにオフから自主トレから頑張ってきました。そこを目指してやりたいと思います」。

大事な試合で抑え失敗などもあり厳しい声も多いが、それ以上に何度もチームに勝利をもたらしてきたのも事実。本来の調子に戻っているのであれば、マリーンズの勝ち試合の最後を締めるのは背番号“52”しかいない。

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