わたしはかもめ2023年鴎の便り(3月)

便

3月26日

中日8−2千葉ロッテ(バンテリンドーム)

中日の福谷は尻上がりに調子を上げて6回を1失点の好投。アキーノはソロ本塁打を放ち、開幕戦先発出場を目指す新人の福永は走者一掃の3点二塁打と好守備で存在感を示した。ロッテの美馬は2回2/3を7失点と乱れて課題を残した。

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[ロッテ]吉井監督、KOの美馬は「1発打たれてから少し具合が悪くなって」侍から合流後3連敗[ニッカン]

ロッテが20イニングぶりの得点で先制したが、逆転負けを喫し、3連敗でオープン戦を終えた。

「1番右翼」荻野貴司外野手(37)が中前安打で出塁すると、「2番二塁」中村奨吾内野手(30)が中日柳の初球を捉えて左中間への適時二塁打。わずか5球で得点を奪った。中村奨は「いい形で打てましたし、長打でランナーを返すことが出来たので良かったです」と会心の一打だった。

だが、2回以降は、チーム合計8安打で2得点と拙攻が目立った形。吉井理人監督(57)にとっても、侍ジャパンの投手コーチとして世界一に輝いたWBCから帰国後、指揮を執った3試合で白星は挙げられなかった。

それでも「まず1番は積極的にいこうということ。良い感じにはなってきている。選手の準備は出来ている。あとはこっちの作戦になってくるので、選手と私でもミーティングをしていきたい」と、開幕までの期間で修正していく決意だ。

開幕3戦目(4月2日ソフトバンク戦)の先発が予定されている美馬学投手(36)が先発登板し、3回に5安打を浴びて7失点。吉井監督は「アキーノに(2回に)1発打たれてから少し具合が悪くなっちゃってね。1イニングで30球以上投げたので代えましたけれど、そんなに心配はしていません」と話した。

チームは28日から3日間練習を行い、31日の開幕を迎える。

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[ロッテ]わずか5球で3試合ぶり得点、中村奨吾が先制適時二塁打「いい形で打てました」[ニッカン]

ロッテが1、2番でいきなり得点を奪った。わずか5球で3試合ぶりの得点となった。

「1番右翼」の荻野貴司外野手(37)が中前安打で出塁すると、「2番二塁」の中村奨吾内野手(30)が中日福谷の初球を捉えて左中間適時二塁打を放った。中村奨は「いい形で打てましたし、長打でランナーをかえすことが出来たので良かったです。オープン戦も残り1試合なので勝って締めれるよう頑張ります」と会心の1打となった。

ロッテは2試合連続で完封負けを喫していただけに待望の得点。侍ジャパン投手コーチとしてWBCを終えて帰国した翌日から指揮を執っている吉井理人監督(57)にとっても復帰3試合目で初得点となった。

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[ロッテ]本拠幕張新都心エリアに開幕記念バナー掲出、千葉市と協力し27日から[ニッカン]

ロッテは26日、23年シーズン開幕を記念し、ホームタウンとして連携している千葉市と協力して本拠地ZOZOマリンスタジアムがある幕張新都心エリアに開幕バナーの掲出を行うと発表した。27日から実施。

掲出場所は、海浜幕張駅北口駅前広場、南口駅前広場、国際大通り、海浜大通り。掲出部数は北口駅広場と南口駅広場が40カ所、国際大通りが46カ所、海浜大通りが38カ所を予定している。掲出期間は海浜幕張駅北口駅前広場、南口駅前広場、国際大通りは6月18日、海浜大通りは11月30日まで。

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[ロッテ]吉井理人監督、侍との“二刀流”期間完遂も…吉井流トークの”帰国”はまだこれから[ニッカン]

◇ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム

2023年卯年。吉井理人監督(57)がチャレンジした侍ジャパン投手コーチとの“二刀流”を終えて、ロッテに帰ってきた。

「世界で見ると野球はマイナー競技。今回はヨーロッパの東の方の国も出場した。少しは世界の皆さまに野球の楽しさを分かってもらえたかなと。日本国内でも今まで以上に野球の楽しさを知ってもらえたと思う。このままの勢いで日本を盛り上げたい」。

WBC優勝と普及の役割を果たし、これからはロッテの監督業に専念だ。帰国翌日の24日の中日戦では、36日ぶりに指揮をとった。だが、25日を含めて2日連続完封負けを喫した。「何をやっても結果が出ちゃうので、そこは日々、失敗したら改善という形でやっていく。結果を恐れていたら何も始まらないので不安は何もないです」。オープン戦でわずか3試合の指揮をとって、ソフトバンクと戦う31日の開幕戦に突入だ。

チームを離れている間も、朝からオンラインでつないでロッテのコーチ陣とのミーティングを継続していた。侍の空き時間にはオープン戦の映像をすべてチェック。深夜に及び、寝る時間を削らざるを得ない日もあった。

気力、体力を振り絞って“二刀流”期間を完遂し、「二兎追う者は一兎も得ず」の言葉はWBC世界一で覆した。だが、1つ気になることが…。今年1月30日に春季キャンプ地の石垣島入りした監督と、ほぼ毎日会話してきた記者としては「何か、元気ないなあ」が本音だ。

吉井流トークにキレがない。佐々木朗のスライダーを「まだまだプー」と表現したり、一時は開幕投手に指名した石川への伝達方法を「12日12時12分12秒にテレパシーを送りました」と真顔で冗談を言ったり。ペルドモの入団会見では「東條(大樹)投手に似ているという噂ですが、東條より少し男前です」と侍ジャパン活動中ながらも報道陣にメッセージを届けたこともある。色々な言葉の力で選手の力を引き出すのも吉井監督の魅力の1つだと私は感じている

侍の世界一とロッテの日本一。「二兎追う者は二兎を得る」が究極の理想型。開幕からスタートダッシュを決めたいところだが、数々の“吉井語録”でチームを盛り上げてきた言葉が、まだ帰ってきていない気がしている。

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ロッテ・美馬、2回2/3投げて7失点、吉井監督「そんなに心配はしていない」[サンスポ]

ロッテの美馬は2回2/3を投げて7失点と振るわなかった。3回に先頭打者の二塁打からピンチを広げ、岡林、高橋周らに適時打を浴びて途中交代に。「連打されて崩れることが多い。何とか止められるようにしたい」と反省した。

打たれはしたが、低めにきっちりと球を集められた場面もあり「状態は上がってきている」と一定の手応えも。吉井監督は「そんなに心配はしていない」と淡々と話した。

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ロッテが吉井理人監督合流後、19イニング目で待望の初得点[サンスポ]

WBC日本代表投手コーチの大役を終えて24日にチームに再合流したロッテ・吉井理人監督(57)は2試合連続零敗中だったが、1回に荻野、中村奨が連打を放ち、わずか5球で1点を挙げた。

無死一塁から左中間へ先制適時二塁打を放った中村奨は「いい形で打てたし、長打でランナーをかえすことができたので良かった。オープン戦も残り1試合なので、勝って締めれるように次の打席も頑張ります」とコメントした。

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[ロッテ]千葉市と協同で3月27日から開幕バナーを掲出[サンスポ]

ロッテは26日、2023年シーズン開幕を記念し、ホームタウンとして連携している千葉市と協同で本拠地ZOZOマリンスタジアムが位置する幕張新都心エリアに27日から開幕バナーの掲出を行うと発表した。

掲出場所は、海浜幕張駅北口駅前広場、南口駅前広場、国際大通り、海浜大通り。掲出部数は北口駅広場と南口駅広場が40カ所、国際大通りが46カ所、海浜大通りが38カ所を予定している。掲出期間は海浜幕張駅北口駅前広場、南口駅前広場、国際大通りが6月18日、海浜大通りは11月30日まで。

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ロッテ・中村奨、復調へ2安打「結果が出て気持ち的には前向きになれる」[スポニチ]

オープン戦最終戦でロッテの中村奨が2安打1打点と気を吐いた。前日まで14試合で42打数6安打、打率.143と振るわなかったが、初回無死一塁から左中間へ先制の適時二塁打。3回には死球、6回にも中前打で出塁と復調の気配だ。

「少しずつ良くなっている。結果が出て気持ち的には前向きになれる」。打線は3試合でわずか2得点と低調。主将は「自分が起点だったり、走者を還すことだったり、役割を果たせるように準備したい」と誓った。

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石橋貴明が感じたWBC準決勝・佐々木朗希の違和感「酸素取り込むのに必死…」[スポニチ]

お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(61)が26日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「Paravi presents 石橋貴明のGATE7」(日曜後8:00)に出演。第1回WBC代表の多村仁志氏(45)をゲストに招いて世界一に輝いた侍ジャパンの激闘を振り返った。

石橋は「米国に名前を売るときが来た」と準決勝の先発マウンドに上がった佐々木朗希に期待しながら観たという。ところがその息づかいにいつもと違うものを感じた。

「凄い緊張感なんだろうなと思ったのは1回から口がずっと開いていた。サイン覗くときもハーハーって、酸素を取り込まないとと必死になっていた」。

多村氏は自身の経験もあり、「1次ラウンドとは(相手の)レベルも雰囲気も違う。普通、先発はイニングを考えるが初球から全力で投げていた」と特有の緊張感を解説した。

3ランは浴びたが、多村氏は準決勝の佐々木朗について「向こうのボールも操れていた。メジャーのスカウトも見ていたと思うが、速球もスプリットも操れていた」と絶賛していた。

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ロッテ、3連敗でオープン戦終了…吉井監督「個人個人の準備としては良かった。あとは戦い方」[スポニチ]

ロッテは26日、バンテリンドームで中日に2−8で敗れて3連敗、7勝7敗2分けでオープン戦を終えた。この日は先発の美馬が2回2/3を投げ、6安打7失点と中日打線につかまり、打線も8安打を放ちながら2点止まりだった。

前日、前々日と無得点だった打線は初回無死一塁から2番・中村奨の左中間への適時二塁打で1点を先制する幸先の良いスタート。だが、2回裏に美馬がアキーノに左翼ポール際へ同点ソロを浴び、3回には龍空に左中間二塁打と犠打野選で無死一、三塁とピンチを招き、そこから3連打を浴びた。2死後に代わった広畑は福永に左中間への走者一掃の二塁打を許して、この回一挙6点を失った。

WBCで優勝した侍ジャパンで投手コーチを務めた吉井監督が復帰後、3連敗となったが、指揮官は「ここまで本当にみんな良い準備をしてくれている。結果はあまり良くなかったけど、個人個人の準備としては良かったと思います。あとは戦い方のところで選手もベンチも、もう少し修正するところがあると思うので。そこをしっかり残りの4日間でやっていきたい」と前を向いた。

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ロッテ中村奨、中日とのオープン戦で先制打「いい形で打てました」[スポニチ]

ロッテの中村奨吾内野手(30)が26日、バンテリンドームナゴヤで行われた中日とのオープン戦に「2番・二塁」で出場し、初回に先制打を放った。

無死一塁の場面で中日の先発・福谷の初球148キロの直球を叩き、左中間を破る適時二塁打。「いい形で打てましたし、長打でランナーを返すことが出来たので良かったです。オープン戦も残り1試合なので勝って締めれるように次の打席も頑張ります」とコメント。3回の第2打席は死球で出塁、6回の第2打席で中前打を放ち、代走・小川と交代して退いた。

昨季国内FA権を取得した中村奨は権利を行使せずに残留。4年の複数契約を結んだ。今季オープン戦では、ここまで14試合42打数6安打、打率.143と振るわなかったが、主将が開幕を目前にして調子を上げてきた。

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ロッテ、ホームタウンの千葉市と共同で海浜幕張駅前などに開幕バナー掲出[スポニチ]

ロッテは26日、2023年シーズンの開幕を記念してホームタウンとして連携している千葉市と協同で27日から本拠地ZOZOマリンスタジアムが位置する幕張新都心エリアに開幕バナーの掲出を行うと発表した。

掲出場所は、海浜幕張駅北口駅前広場、南口駅前広場、国際大通り、海浜大通りで、掲出部数は北口駅広場と南口駅広場が40カ所、国際大通りが46カ所、海浜大通りが38カ所を予定。掲出期間は海浜幕張駅北口駅前広場、南口駅前広場、国際大通りは6月18日、海浜大通りは11月30日(水)までとなっている。

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[ロッテ]吉井理人監督はオープン戦未勝利で開幕へ「最後に少し抜けていれば優勝なので」[報知]

先発の美馬が3回途中7失点と炎上。打線は初回に20イニングぶりに得点を奪ったが、反撃できず中日に3連敗となった。

侍ジャパンからチームへ戻り、24日から采配を振るう吉井監督は3連敗。オープン戦未勝利で開幕へ向かうこととなるが「負けるのは嫌いだけどプロ野球はリーグ戦なので。勝ったり負けたり、勝ったり負けたり。最後に少し抜けていれば優勝。負けたからこうしなきゃと強く思いすぎると、うまくいかない。そこはうまく切り替えてやっていきたい」と話した。

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[ロッテ]開幕3戦目登板濃厚の美馬学が3回途中7失点で降板[報知]

4月2日の開幕3戦目となるソフトバンク戦(ペイペイドーム)での先発が濃厚となっているロッテの美馬学投手が開幕前ラスト登板で2回2/3を6安打7失点で降板した。

チームは初回無死一塁から中村奨の左中間二塁打で先制点を奪い、20イニングぶりの得点を挙げたが2回に美馬がアキーノにソロを浴び同点に。さらに3回には無死一、三塁から岡林、大島、高橋周に連打などを浴びさらに3失点。2死満塁としたところで降板したが2番手の広畑が福永に走者一掃の左中間二塁打を浴びた。美馬は64球を投げ3回途中6安打7失点。開幕まで不安が残る結果となった。

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[ロッテ]千葉市と協同で幕張新都心エリアに開幕バナーを掲出[報知]

ロッテは26日、2023年シーズンの開幕を記念し、千葉市と協同で幕張新都心エリアに開幕バナーの掲出を行うことを発表した。

掲出場所は、海浜幕張駅北口駅前広場、南口駅前広場、国際大通り、海浜大通り。掲出部数は北口駅広場と南口駅広場が40か所、国際大通りが46か所、海浜大通りが38か所を予定。掲出期間は海浜幕張駅北口駅前広場、南口駅前広場、国際大通りは6月18日まで、海浜大通りは11月30日までとなっている。

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ロッテ・吉井監督、復帰後白星なしも前向き「本当にいい準備をしてくれていた」[デイリー]

オープン戦最終カードを3連敗で終えたが、ロッテ・吉井理人監督は「ここまで本当にいい準備をしてくれていた。個人個人の準備としては良かった」と総括した。

2月17日に投手コーチとして侍ジャパンに合流。24日にチームに復帰してから白星なしで開幕に向かうが「プロ野球はペナントレース。最後に少し抜けていれば優勝。うまく切り替えてやっていきたい」と話した。

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侍Jからチーム合流のロッテ・吉井監督、OP戦最終カード3連敗にも前向き「本当に良い準備してくれている」[デイリー]

ロッテはオープン戦最終戦を終え、中日に3連敗を喫した。

初回は荻野、中村奨の連打で先制に成功。だが、先発の美馬が3回途中6安打7失点と炎上。打線は1−8の9回に1点を奪い返したが反撃とはならなかった。

吉井監督は2月17日から投手コーチとして侍ジャパンに合流。今月24日にチームに復帰してからは白星なしで開幕戦へ向かうことになったが、「ここまで本当に良い準備をしてくれている。個人個人の準備としてはよかったと思う。プロ野球はペナントレースなので、最後に少し抜けていれば優勝。あんまり負けたからこうしなきゃと強く思い過ぎるとうまくいかないので、切り替えてやっていきたい」と前向きな姿勢を見せた。

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ロッテ・中村奨、先制打を含む2打数2安打「いい形で打てた」開幕へ順調[デイリー]

ロッテは中日に敗れたが、主将の中村奨吾内野手が先制打を放つなど奮闘した。

初回、荻野が中前打を放つと、続く中村奨が148キロの直球を捉え、左中間を破る先制の適時二塁打とした。「いい形で打てましたし、長打でランナーを返すことができたので良かったです」と振り返った。

1−0の3回1死の第2打席では死球で出塁。1−8の6回には先頭で中前打を放つなど、全打席出塁しチームを牽引した。

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ロッテ・美馬が3回途中7失点で降板、開幕前ラスト登板で不安のぞかせる[デイリー]

ロッテの美馬学投手が先発し、2回2/3を6安打7失点。開幕前最後の登板は、悔しい表情でマウンドを降りた。

初回は打ち取り、三者凡退スタート。だが、1−0の2回。先頭・アキーノに144キロ直球を捉えられ、左翼ポール際へ同点ソロを浴びた。その後は打ち取り最少失点とした。

3回には先頭・龍空に左翼への二塁打を許すと、なおも無死一、三塁だ。1番・岡林から大島、高橋周に3連打を浴びさらに2失点。1死を挟み、満塁からビシエドには中前適時打を浴びた。続く木下は一ゴロに仕留めたが、ここで交代となった。

2死満塁から救援として広畑が登板したが、福永に4球目を走者一掃の左中間適時二塁打とされ、美馬の失点は7となった。

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ロッテ、幕張新都心エリアに開幕バナー掲出、2023年シーズン開幕記念[デイリー]

ロッテは26日、2023年シーズンの開幕を記念し、ホームタウンとして連係している千葉市と協同で、27日より、昨年に引き続き、幕張新都心エリアに開幕バナーの掲出を行うことを発表した。

掲出場所は、海浜幕張駅北口駅前広場、南口駅前広場、国際大通り、海浜大通り。掲出部数は北口駅広場と南口駅広場が40カ所、国際大通りが46カ所、海浜大通りが38カ所を予定している。掲出期間は海浜幕張駅北口駅前広場、南口駅前広場、国際大通りは6月18日まで、海浜大通りは11月30日まで。

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CY賞腕も確信、佐々木朗希は「近々メジャーで見ることに」、相次ぐ大絶賛「特別な子」[Full-Count]

◇WBC4試合計7回2/3を投げ4失点(自責3)、奪三振率12.91

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた野球日本代表「侍ジャパン」は、多くの若き才能が注目された。中でも、4試合計7回2/3を投げ4失点(自責3)、奪三振率12.91だった佐々木朗希投手(ロッテ)は、サイ・ヤング投手らにも衝撃を与えた。

スポーツキャスターでラジオパーソナリティのダン・パトリック氏のポッドキャスト番組「ダン・パトリック・ショー」では、準決勝のメキシコ戦に64人ものスカウトが来ていたことを紹介。1996年ナ・リーグのサイ・ヤング賞で殿堂入りも果たしている通算213勝154セーブ右腕ジョン・スモルツ氏は「この子は特別だ。64人のスカウトが来ていた。この数字は意味が分からない。(MLBは)30チームだ。全チームから2人ずつ本当に必要なのか?」と仰天した。

米スポーツ局「MLBネットワーク」は「ロウキ・ササキの球は一流」として、2007年ナ・リーグのサイ・ヤング賞に輝き、通算152勝のジェイク・ピービー氏が佐々木を深堀りした。先発した準決勝メキシコ戦を「21歳の投手は見事だった。100マイルを投げた。ピンポイントの制球力、そこが信じられないくらい素晴らしい。そして92マイルがスライダーですよ。92マイルは私の(現役中の)直球の球速だった」と脱帽した。

さらに、初回1死からアレックス・ベルドゥーゴを左飛に打ち取った場面について「直球が得意な彼に対してはスプリットから入って、もう1球スプリット、そして100マイルで空振り。カウント1ボール2ストライクとして、あのスプリット仕留めることもできただろうが直球で勝負した。この若手のやる気と思考プロセスが感じられる組み立てだった」。続く4回無死の第2打席は空振り三振に仕留め「打者はどこに来るか分かっているようだけれど30センチも上を空振りしている。これはトップレベルの球だ」と賛辞を惜しまなかった。

「21歳のロウキ・ササキは100マイルに、92マイルのスライダーに打つことが不可能なスプリットを投げる。彼もまた近々MLBで見ることになるだろう」とピービー氏。“令和の怪物”は名投手達をも惹きつけた。

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