わたしはかもめ2023年鴎の便り(4月)

便

4月5日

千葉ロッテ2−1北海道日本ハム(ZOZOマリン)

ロッテが逆転勝ち。0−1と均衡を破られた直後の7回、藤原の安打と2四球で2死満塁とし、暴投で一気に2者が生還した。2番手で1回1失点の中森がプロ初勝利。日本ハムは伊藤が5回を無得点に抑えたが、3連敗となった。

123456789R
北海道日本ハム0000001001
千葉ロッテ00000020x2

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[ロッテ]藤原恭大、打撃と走塁で逆転勝ち生む「絶対にセーフになってやろうという気持ちで」[ニッカン]

ロッテの「9番中堅」藤原恭大外野手(23)の打撃と走塁が逆転勝ちを生んだ。

1点を先制された直後の7回1死一塁で1−1から9球連続ファウルで粘り、日本ハム3番手のメネズを強襲する内野安打でチャンス拡大。2死満塁後は4番手の玉井の暴投で二塁から一気に三塁も蹴り、ヘッドスライディングでホームに生還した。「最初から(ホームに)行く意識を持ちながら、絶対にセーフになってやろうという気持ちで走りました」。三塁コーチの大塚明外野守備兼走塁コーチ(47)が腕を回す“GO GO”指示で加速した。

3回の第1打席でも先発した伊藤の内角直球を捉え、三塁線を破る二塁打を放ち、3試合連続のマルチ安打と好調だ。「開幕前に打撃フォームをちょっと変えて、それがうまくマッチしたかなと思います。自分がやりたいスイングが出来ています。明日勝って、3連勝したい」と勝利につなげる活躍の継続を誓った。

9番で起用する吉井理人監督(57)も「1番からビッグイニングにつながる打順を組んでいる。下位から始まれば、より点が入りやすい」と狙いを説明。「まずはそれほどプレッシャーのかからない下位打線から始めてもらって、ゆくゆくは1番か3番か。もしかしたら4番を打ってもらいたい選手だと思っている」と期待を寄せた。

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[ロッテ]メルセデスが6回3安打無失点好投!巨人29勝&東京五輪銅の実力でゴロアウト量産[ニッカン]

ロッテの左腕C.C.メルセデス投手(29)が巨人から加入後初登板し、勝敗はつかなかったが、6回72球を投げ、3安打1四球2奪三振と好投した。

低めを丁寧に突く持ち味を発揮し、18アウト中、9個がゴロアウト。「まず無失点に抑えられて良かった。常に有利なカウントを作ることが出来て、ストライクゾーンにアグレッシブに投げられたよ。特に5回の一、三塁で試合を崩さずにしっかり無失点で抑えられたことが良かったし、今日は自分の思うような投球ができたかな」。

東京五輪ドミニカ共和国代表で銅メダルを獲得し、巨人時代は通算29勝28敗の実力を示した。19年の8勝を上回る自身初の2ケタ勝利に向けても好スタートを切った。

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[ロッテ]中森俊介が高卒3年目でプロ初勝利「やっとスタート地点に立ったなという気持ちです」[ニッカン]

ロッテの中森俊介投手が高卒3年目でプロ初勝利を挙げた。

「やっとスタート地点に立ったなという気持ちです」。ファンの大声援を受けた初お立ち台には「マウンドよりも緊張しました」と苦笑い。1失点直後に仲間が逆転してくれた白星に「野手の方々のおかげで勝ちがついた。いつになるかは分からないですけれど、チームを助けられる、支えられる投手になりたい」と決意を新たにした。

ソフトバンクとの開幕戦で3点ビハインドの場面で初登板を果たし、2/3回無安打無失点。今月2日の同戦では、1点差に迫った直後に1回1安打無失点と好投した。この日は0−0の7回に吉井監督から指名された。先頭の日本ハム松本剛に中越え二塁打を許すと、1死一、三塁からマルティネスの中犠飛でプロ初失点。「大事な場面で使ってくださるのは嬉しいこと。打たれたことは今日のうちに消化して、明日も試合があるので準備したい」と喜びに浸るつもりはない。

本拠ZOZOマリンの強風も初体験。「スライダーがすごい曲がるのでその感覚だけ。球も高くて」と課題を得たことも収穫だ。チームの方針で1年目を体力強化に充てたのは佐々木朗と同じ育成法。昨季に右肩痛で投げられなかった悔しさも糧に、ニュースターに名乗り出る。

吉井監督(中森のプロ初勝利に)
「ああいうところで簡単に抑えてくれる投手になって欲しいという願いがあって、行ってこいって感じだったが、良い経験になった。今日は勝てて良かった。」

◇中森俊介アラカルト

生年月日
2002年(平14)5月29日
出身地
兵庫県丹波篠山市
経歴
福住小2年から多紀野球少年団で野球をはじめ、生徒会長も務めた篠山東中では軟式野球部に所属し、県4強。中3夏から三田ボーイズで硬式へ
甲子園
明石商で1年夏から出場。初戦の八戸学院光星(青森)戦に3番手登板も延長10回に1失点で敗退。2年春、夏ともに4強。3年春は出場内定もコロナ禍の影響で大会中止。同夏は交流試合として開催され、桐生第一(群馬)に9回2失点で完投勝利。オリックス来田は同級生
ドラフト
20年ドラフト2位でロッテに入団
プロ成績
1年目は出場なし。2年目は2軍で6試合に投げて1勝0敗、防御率0.90
好きな食べ物
黒豆
嫌いな食べ物
チーズ
趣味
カラオケ
サイズ
182センチ、90キロ。血液型AB
投打
右投げ左打ち。最速は152キロ。変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク。直球はわずかにスライドし、吉井監督は「非常識な真っ直ぐ」と称賛

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[ロッテ]中森俊介がプロ初勝利、7回に2番手で登板、1失点も直後に味方が逆転[ニッカン]

ロッテ高卒3年目右腕の中森俊介投手(20)が、通算3試合目の登板でプロ初勝利を挙げた。

7回に2番手で登板し、先頭の日本ハム松本剛の中越え二塁打で走者を出すと、マルティネスの中犠飛で1点を失った。だが、その裏に2死満塁から暴投の間に二塁走者の藤原恭大外野手(22)も一気に生還し、2点を奪い逆転。仲間の援護にも助けられ、勝利投手の権利を得た。

中森は兵庫県丹波篠山市出身。明石商(兵庫)では1年夏から甲子園に出場し、2年春夏に連続で4強。20年ドラフト2位で入団した。昨季は2軍で6試合を投げ、防御率0.90。昨秋のフェニックス・リーグで吉井監督から高評価を受け、今季の春季キャンプでは最速152キロの少しスライドする直球を、同監督から「非常識な真っ直ぐ」と称され、若手期待のホープとして名前を挙げられていた。

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[ロッテ]世界一の次は日本一!佐々木朗希「楽しむ」心の余裕と自信感じた4・6今季初登板前日[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(21)の今季は、どんな衝撃を披露してくれるのか−。6日の日本ハム戦で今季初先発予定の佐々木朗が5日、ZOZOマリンでの試合前にキャッチボールなどで調整後、「コンディションは去年よりも良い状態ではあると思うので、まずはスタートをケガなく迎えられて良かったですし、色々経験した中で、また去年よりも成長した姿で投げられるように頑張りたいです」と誓った。

侍ジャパンでWBCでの世界一を経験し、頂点を極める喜びも知った。先月28日のチーム合流時は、選手、スタッフを前に、「マリーンズでもシャンパンファイトやりましょう」とリーグ優勝と日本一の目標を言葉にして仲間と共有した。「優勝の喜びだったり嬉しさだったり、そういうのは本当に感じたので、そういう思いを、またこのチームで出来たらなとは思います。1年間通して良い成績を収められるように、良いスタートが切れるようにしたい」。NPB球に戻っての今季初登板だが、WBC2試合の登板を考えれば公式戦3試合目となる。WBC直前の強化試合でも自己最速165キロをマークしただけに、昨年4月10日の完全試合のような快挙を生み出す可能性もありそうだ。

慎重な性格の佐々木朗にとって、今でも「不安」な気持ちは少なからずある。だが、WBCでダルビッシュ有や大谷翔平らと接することで思考にも変化が出てきた。WBCで学んだことを問われると、「しっかり勝負を楽しんでやっていこうかなと。楽しむにも色々あると思うが、真剣勝負の中で、自分のプレーだったり、試合を通してのチームプレーだったり。そういうところに野球の面白さがある。元気に投げられていると思うので、自分が良いパフォーマンスができるうちにそういったプレーなどを楽しみながら、かみしめながらプレーしたい」と「楽しむ」というワードは圧倒的に増えた。

それは世界の強打者相手に通用し、世界一に貢献出来た自信の表れでもある。「去年は常に結果だけを追い求めていた。今年は自分のパフォーマンスを発揮することに集中して、しっかりやれば結果は残ってくると信じている」。

会話しながら時折見せる笑顔−。佐々木朗の心の余裕と自信を垣間見た。

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[ロッテ]山口航輝も金色基調がお気に入り「グッチ掲げて」選手デザインフェースタオル販売開始[ニッカン]

ロッテは5日、マリーンズストアで昨年に引き続き23年バージョン「選手デザインフェースタオル」第1弾の販売を開始したと発表した。昨年17選手を対象に販売されたタオルはデザインが刷新された。

第1弾は小島和哉投手、佐藤都志也捕手、安田尚憲内野手、藤原恭大外野手、高部瑛斗外野手、山口航輝外野手、和田康士朗外野手選手の7選手。選手らに好きな色や目立たせたいものなどを事前に調査してデザイン。金額は税込み1500円となる。

山口は「自身が着用している手袋やエルボーガード、フットガードなどで金色を使用しており、好きな色でもあるので、金色を基調にチームメートやファンの皆さんからも呼んでいただいている『グッチ』というあだ名を大きくデザインしてもらいました。とても目立ちますし、ぜひ応援に来た時には掲げて応援してください」と願った。

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ッテ・中森俊介、プロ1勝、21年のD2位「やっとスタート地点に立った」[サンスポ]

ウイニングボールを握りしめた右腕は、指揮官に肩を抱かれ、照れくさそうに笑った。春休みのため、平日ながらデーゲームで行われた一戦。本拠地ZOZOマリンに多くの子供が来場する中、高卒3年目のロッテ・中森俊介投手(20)がプロ初勝利を飾った。初めてのお立ち台では初々しく自己紹介した。

「初めまして、中森俊介です!2年間ずっと投げられなくて、やっとファンの方々の前で投げることができて、勝つことができて、本当に嬉しいです」。

シーズンでは初となる本拠地登板で福≠呼んだ。0−0の7回に2番手でマウンドへ。1回を投げて犠飛で1点を失ったが、最少失点で踏ん張った。するとその裏、相手投手の暴投の間に2点を奪って逆転。通算3試合目の登板でプロ初白星をつかんだ。1月10日に兵庫・西宮市の西宮神社で3年ぶりに開催された「福男選び」で「一番福」となった植本亮太さんは、兵庫・明石商高時代の2学年先輩。勝ち運≠フ強さは、今でも連絡を取り合う「一番福」にあやかったのかもしれない。

21年にドラフト2位で入団。2年目の昨季は右肩のコンディション不良の影響もあり「シーズンを棒に振った」。苦しいとき、原動力になったのは既に1軍で活躍する同学年の中日・高橋宏の存在だ。「すごいなと思って見ていました」。焦る気持ちを抑えて下半身強化に専念し、3年目の飛躍につなげた。WBCでの同期の熱投も刺激になっている。

「やっとスタート地点に立った。これからたくさん投げてチームに貢献していきたい」。好きな言葉は一球入魂。プロの世界で一歩踏み出したホープが、ここからさらに飛躍する。

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ロッテ・中森がプロ初勝利「打者の方々が逆転してくれたおかげで勝ちが付いた」[サンスポ]

ロッテの中森がプロ初勝利を挙げた。0−0の7回から登板し、犠飛で均衡を破られたものの、その裏の2得点があって白星を手にし「打者の方々が逆転してくれたおかげで勝ちが付いた。嬉しい」と笑顔を見せた。

兵庫・明石商高時代に甲子園を沸かせ、ドラフト2位でプロ入りして3年目の今季デビューを果たした。力強い速球が持ち味で、吉井監督からも期待されているホープは「チームを支えられるような投球ができる投手になりたい」と決意を新たにしていた。

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ロッテ・藤原、俊足生かし貢献「絶対にセーフになってやろうという気持ちで走った」[サンスポ]

ロッテの藤原が俊足を生かして連勝に貢献した。0−1の7回2死満塁、玉井の暴投で二塁から三塁を蹴って一気に本塁へ。執念のヘッドスライディングで勝ち越しの生還を果たし「絶対にセーフになってやろうという気持ちで走った」と充実感をにじませた。

この回、メネズ相手に粘った末の12球目の変化球を投手強襲の安打にし、逆転の流れをつくった。打撃も好調で、3試合続けて複数安打をマーク。「調子もいいし、フォームもまとまってきている」と満足げに話した。

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ロッテ・佐々木朗希4・6日本ハム戦で今季初先発「いいスタートを切りたい」[サンスポ]

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表として世界一奪還に貢献したロッテ・佐々木朗希投手(21)が、6日の日本ハム戦(ゾゾマリン)で先発として今季初登板する。5日はストレッチや50メートルダッシュなどで調整した。

先発のマウンドに立ったWBC準決勝(日本時間3月21日)から16日。NPB球への適応が求められる中、「探りながらにはなると思うんですけど、1年間を通していい成績を収められるよう、いいスタートを切りたい」と意気込んだ。

チームは敵地で行われたソフトバンクとの開幕カードで3連敗。4日の本拠地開幕戦で今季初勝利をつかんだ。「昨日(4日)チームが初めて勝って、今日(5日)も勝ってくれると思うので、その中で自分も勝利に貢献したいなと思う」と闘志を燃やした。

WBCを経験し、「しっかり勝負を楽しんでやっていこう」と気持ちが変化した。「去年は常に結果を追い求めていたけど、今年は自分のパフォーマンスを発揮することに集中していけたら」。令和の怪物≠ェ一回り成長した姿を示す。

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ロッテ・中森、明石商出身高卒3年目が幸運プロ1勝、初失点直後相手の暴投で逆転[スポニチ]

ロッテ・中森が万感迫る思いで切り出した。お立ち台から解放された第一声は「やっとスタートラインに立てた」。20年ドラフト2位で入団した高卒3年目右腕が、デビュー3戦目で待望のプロ初勝利を手に入れた。

「(1勝は)遅いか早いか分かりませんけど…。大事な場面に使ってくださるのは嬉しいですし、その期待に応えたい」。

0−0の7回から2番手として登板。先頭・松本剛の二塁打からプロ初失点となる先制点を献上したが、直後の攻撃で相手の暴投により2点を奪い、白星が転がり込んできた。

「次はチームを助けられる、支えられる投手になりたい」。

開幕3連敗からの2連勝をもたらしても反省しきりだったが、幸運を呼び込んだのは地道な努力の積み重ねだった。明石商では2年時に春夏連続で4強入りするなど、交流試合を含めて4度の甲子園出場。聖地の申し子として名をはせたが、神髄はコロナ禍により夏の甲子園大会中止が決まった3年時の5月以降の姿にある。同校進学時からの目標だったプロ入りを達成するべく、1日も休むことなく練習を継続。その姿はドラフト指名後も変わらず、球団から与えられた練習メニューを黙々とこなした。

過去2年はファームで過ごしたが、昨秋の宮崎フェニックス・リーグで台頭。入団時の投手コーチだった吉井新監督に剛速球を披露し「非常識なストレート」と言わしめた。

期待が大きいからこそ、試合後、指揮官はあえて言った。「ああいう場面で簡単に抑えて欲しいと送り出したけど…。いい経験になったと思います」。輝けるプロ野球人生は始まったばかりだ。

中森俊介(なかもり・しゅんすけ)
2002年(平14)5月29日生まれ、兵庫県丹波篠山市出身の20歳。福住小3年から野球を始め、明石商では1年夏から4度の甲子園出場(3年は交流試合)。2年時は春夏連続で4強入りした。20年ドラフト2位でロッテ入団。昨季は2軍で6試合を投げ、1勝0敗、防御率0.90。1メートル82、90キロ。右投げ左打ち。
明石商・狭間義徳監督
「試合は見ることができませんでしたが、知人を通じて勝ったことを知りました。本当に嬉しい限りです。明石商での3年間、とことん頑張ってきた男。棚ぼたとはいえ、野球の神様がくれた1勝だと思います。ケガさえなければプロでも活躍できますし、これが始まり。ただ、本人は目指すものがもっと上にあるので、淡々としてるでしょうね。同期のオリックス・来田ほどではありませんが、節目節目では連絡をくれます。オープン戦の全日程が終了した時にも電話があり『まずは中継ぎとして毎日ベンチに入ることになりました」と報告してくれました。痛みも我慢してやる選手なので「違和感を感じたらすぐに(首脳陣に)言うんやぞ』とは伝えました。」

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ロッテ・朗希、6日初先発へWBCで磨いたスライダー武器に「自分のパフォーマンス発揮に集中」[スポニチ]

ロッテの佐々木朗が6日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で今季初先発に臨む。

WBCでは侍ジャパンの先発として準決勝を任されるなど2試合に登板して世界一に貢献。大会期間中に磨いたスライダーについて、この日は吉井監督と握りを再確認する姿もあった。

昨年は同じ4月に完全試合も達成した最速165キロ右腕は「去年は結果だけを追い求めていた。今年は自分のパフォーマンスを発揮することに集中すれば結果は残ると信じている」と力を込めた。

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「中森くん」がトレンド入り、ロッテの20歳右腕「質問内容忘れちゃったの可愛かった」[スポニチ]

ロッテの中森俊介投手(20)が3年目でプロ初勝利を挙げた。

0−0の7回に2番手で登板。マルティネスの中犠飛でプロ初失点したが、その裏味方打線が逆転して3試合目の登板で初勝利を挙げた。

お立ち台では珍しく噛み噛みで「やっとファンの方々の前で投げることが出来て、そして勝つことが出来て本当に嬉しいです」と照れ笑い。

途中、質問の内容を忘れるアクシデントもあり、その初々しさからツイッターでは「中森くん」がトレンド入り。

「中森くん初のお立ち台へ。緊張でガチガチに…初勝利ホントにおめでとう!」「中森くんしっかりした話し方なのに質問内容忘れちゃったの唐突に可愛かった」「中森くんプロ初勝利おめでとう!」と祝福のツイートが寄せられた。

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ロッテ中森、20年D2位右腕がプロ初白星「やっとスタート地点に立てた」、記念球は両親へ[スポニチ]

ロッテの3年目、中森俊介投手(20)が嬉しいプロ初白星を挙げた。

0−0の7回から登板。先頭の松本剛に左中間二塁打などから1死一、三塁とされA.マルティネスに中犠飛を喫したが、次打者の上川畑を空振り三振に片付け、最少失点で踏ん張った。その裏1死一塁から藤原恭太外野手(22)が9球連続ファウルで粘った末、二塁内野安打で出塁。その後、1死満塁から玉井の暴投で、二塁走者の藤原が俊足を飛ばして生還し、そのまま逃げ切った。

本拠地で初のお立ち台にたった中森。念願の初白星に「やっとスタート地点に立てたという気持ちです。ただ今日はバッターに助けられたので、次はチームを助けられる投球をしたい」と話した。ウイニングボールは兵庫県内に住む実家の両親に贈る予定という。

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1勝3敗対決はロッテに軍配!藤原が9連続ファウル&逆転生還、中森がプロ初勝利[スポニチ]

1勝3敗同士の対決はロッテの逆転勝利となった。

中盤まではロッテ・メルセデス、日本ハム・伊藤大海が息詰まる投手戦を展開した。

先制したのは日本ハム。7回にマルティネスの中犠飛で松本剛が生還した。

その裏、1死一塁で藤原が9球連続ファウルを放ってメネズに重圧をかけるなど2死満塁のチャンスをつくった。

この場面でメネズから代わった玉井が痛恨の暴投。二塁走者の藤原が逆転のホームを踏んで2−1と逆転。逃げ切った。

7回に登板した中森がプロ初勝利を挙げたが「期待に応えたい気持ちで投げたが、自分だけ失点してしまった」と反省の弁が先に出た。

勝利に導いた藤原は「何でもいいので塁に出ようと粘った。(走塁は)還れると思った」と胸を張った。

ロッテは3連敗からホームに戻って2連勝。日本ハムは3連敗で単独最下位と沈んだ。

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ロッテ・メルセデスが巨人時代の「魔の5回」乗り切る、WBC戦士・伊藤大海と投げ合い[スポニチ]

ロッテに新加入したクリストファー・メルセデス投手(29)は、「魔の5回」を何とか無失点でしのいだ。

先頭の野村には中前打を許した。清宮は詰まらせて右飛に打ち取ったが、続くマルティネスにはストレートの四球。ここでたまらず黒木投手コーチがマウンドに向かった。

巨人から加入後、初登板。4回までは2安打無失点とほぼ完璧な内容だったが、5回にピンチが待っていた。

巨人時代も5回の防御率は4.96と他のイニングに比べて失点が多い。メルセデスにとっては魔のイニングだった。

1死一、二塁で迎えた上川畑に右方向へ大飛球を打たれたが、荻野がフェンス手前で好守。これで立ち直ると宇佐見は二ゴロに仕留めて無失点で乗り切った。

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ロッテ佐々木朗、明日6日の日本ハム戦にWBCから帰国後初先発「去年より成長した姿を」[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が、6日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に今季初登板する。WBCで侍ジャパンの世界一奪回に貢献した165キロ右腕にとって、23年シーズンの初マウンド。5日のチーム練習後「1年間を通していい成績を収められるよう、いいスタートを切りたい。色々経験した中で、去年よりも成長した姿で投げられるように頑張りたい」と抱負を明かした。

WBCで味わった歓喜の余韻をロッテにも持ち込むつもりだ。「優勝の喜びとか、嬉しさを本当に感じたので、そういう思いを、またこのチームでできたらなと思います」。世界一決戦に向けて磨いたスライダーも国内初戦から披露する。この日の練習でも吉井理人監督(57)とスライダーの握りなど再確認し、キャッチボールで試投した。

令和の怪物の4年目がスタート。「去年は常に結果だけを追い求めていたんですけど、今年は自分のパフォーマンスを発揮することに集中して、しっかりやれば結果は残ってくると信じている。その中で1試合でも多く勝てるようにいい雰囲気でやっていけたらと思います」と力強く話した。

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ロッテ、選手デザインフェイスタオル販売、山口「ぜひ掲げて応援して」[スポニチ]

ロッテは5日、マリーンズストアで2023年ver.選手デザインフェイスタオル第1弾の販売を開始した。昨年17選手を対象に販売された選手デザインフェイスタオルは新しいデザインとなり、2023年も販売する。第1弾は小島和哉投手、佐藤都志也捕手、安田尚憲内野手、藤原恭大外野手、高部瑛斗外野手、山口航輝外野手、和田康士朗外野手選手の計7選手。

デザインフェイスタオルは選手達に好きな色や目立たせたいものなどを事前にアンケートを取り、フェイスタオルにデザインしました。金額は1500円(税込み)。山口は球団を通じ、「自身が着用している手袋やエルボーガード、フットガードなどで金色を使用しており、好きな色でもあるので、金色を基調にチームメートやファンの皆さんからも呼んでいただいている『グッチ』というあだ名を大きくデザインしてもらいました。とても目立ちしますし、ぜひ応援に来た時には掲げて応援してください!」とコメント。

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[ロッテ]20年ドラ2中森俊介「やっと」プロ1勝「スタート地点に立ったという気持ち」[報知]

ロッテの中森俊介投手(20)が5日、日本ハム戦(ZOZO)に7回から2番手で登板。1回1失点も、その裏に味方が逆転し、プロ初勝利を挙げた。

嬉しさと悔しさが胸に混在する“第一歩”となった。両軍無得点の1死一、三塁でマルティネスに中犠飛を打たれ先制された。打線の奮起がなければ、プロ初黒星を喫していたかもしれない。満面の笑みとはいかなかったが、周囲からの祝福の言葉に、ようやく心がほぐれた。「僕だけが失点してすごく複雑ですが、勝つことができて本当に嬉しい。やっとスタート地点に立ったという気持ちです」とはにかみ、ウィニングボールは実家に送ると明かした。

明石商のエースとして2019年の甲子園で春夏連続4強入りを果たし、20年ドラフト2位で入団も、体づくりやコンディション不良もあり、2年間1軍登板なし。だが、ダルビッシュ、大谷、佐々木朗らを育てた吉井監督に、今季は開幕1軍に抜擢された。「ああいう(両軍無得点の)ところで簡単に抑えてくれる投手になって欲しいという願いがあり、行ってこいと」と起用理由を説明した。

逆転をもたらしたのは、大阪桐蔭で春夏3度の甲子園Vを経験した藤原の快足だった。7回1死一塁で9連続ファウルで粘った後、投手内野安打。2死満塁となり、玉井の暴投で二塁から一気に逆転のホームへ頭から滑り込んだ。「絶対にセーフになってやろうという気持ちで」と胸を張った。甲子園のスターが躍動して2連勝。吉井監督は「緊張の場面が多かったので、この辺が凝っています」と肩をさすりながら、喜びをかみしめた。

中森俊介(なかもり・しゅんすけ)
2002年5月29日、兵庫・丹波篠山市生まれ。20歳。明石商では1年春からベンチ入りし、同年夏から3季連続で甲子園に出場(出場が決まっていた20年春は大会中止)。20年ドラフト2位でロッテに入団。今年3月31日のソフトバンク戦(ペイペイD)で1軍初登板。182センチ、90キロ。右投左打。年俸720万円。独身。

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[ロッテ]中森俊介がプロ3年目で初勝利「やっとスタート地点に立ったという気持ちです」[報知]

ロッテが相手のミスを見逃さずに逆転勝ちをおさめて2連勝を飾った。2番手で7回に登板した3年目右腕の中森俊介投手は1回1失点も、その裏の攻撃で味方が逆転して、プロ初勝利を本拠のファンの前で挙げた。

初めてヒーローインタビューも経験し、試合後は「やっとスタート地点に立ったという気持ちです。バッターの方が逆転してくれて勝ちがつきました。チームを支えられる投手になりたいです」と決意を新たにした。中森は2019年夏に明石商の2年生エースとして甲子園を沸かせ、20年ドラフト2位でロッテに入団。昨季までの2シーズンは1軍登板がなかったが、今季は3月31日のソフトバンク戦(ペイペイD)で救援登板して、1軍デビューを飾った。

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[ロッテ]前巨人・メルセデス6回無失点も初勝利はお預け、「無失点に抑えられて良かった」[報知]

巨人から移籍したロッテのC.C.メルセデス投手が5日、本拠での日本ハム戦で今季初先発し、6回72球を投げて3安打、2奪三振、1四球で無失点と好投したが、打線の援護に恵まれず、初勝利はならなかった。

「常に有利なカウントを作ることができて、ストライクゾーンにアグレッシブに投げられたよ」と笑顔。切り抜けた5回1死一、三塁のピンチを振り返り「試合を崩さずにしっかり無失点で抑えられたことが良かった。今日は自分の思うような投球ができたかな」と満足げだった。

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ロッテ・メルセデス−日本ハム・伊藤大海…スタメン発表[報知]

[日本ハム]
1(中)五十幡、2(二)石井、3(左)松本剛、4(三)野村、5(一)清宮、6(指)マルティネス、7(遊)上川畑、8(捕)宇佐見、9(右)江越、投=伊藤
[ロッテ]
1(右)荻野、2(指)角中、3(二)中村奨、4(一)山口、5(左)ポランコ、6(三)茶谷、7(遊)藤岡、8(捕)田村、9(中)藤原、投=メルセデス

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[ロッテ]佐々木朗希が6日の日本ハム戦で今季初先発へ、「WBCの経験を少しずつ発揮できたら」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手が5日、ZOZOマリンで練習し、今季初登板となる6日の日本ハム戦(ZOZO)に備えた。

WBC侍ジャパンの一員として優勝に貢献した右腕は、この日の同戦前の練習後に取材対応。「色々とWBCでも経験できたので、そういったものを少しずつ発揮できたら。しっかり勝負を楽しんでやっていこうかなと。日本の試合でなかなか投げていないので、ボールもそうですけれど状態はよく確かめられなかった。探りながらになるとは思うのですが、1年間を通して良い成績をおさめられるように、いいスタートが切れるようにしたい。自分もチームの勝利に貢献したいと思います」と意気込んだ。

佐々木朗は3月30日のライブBPでは打者9人に安打性3本。最速160キロをマークするなど、NPB球への再適応も順調とみられる。球数は80球弱をメドにする予定だ。

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[ロッテ]選手デザインフェースタオル第1弾の販売を開始、山口航輝は「ぜひ掲げて応援を」[報知]

ロッテは5日、マリーンズストアで昨年に引き続き2023年バージョンの選手デザインフェースタオル第1弾の販売を開始したと発表した。

第1弾は小島、佐藤、安田、藤原、高部、山口、和田の7選手。選手に好きな色や目立たせたいものなどを事前にアンケートを取り、フェースタオルにデザインした。金額は1500円(税込み)で、山口は「自身が着用している手袋やエルボーガード、フットガードなどで金色を使用しています。好きな色でもあるので、金色を基調にチームメートやファンの皆さんからも呼んでいただいている『グッチ』というあだ名を大きくデザインしてもらいました。とても目立ちますし、ぜひ、応援に来た時には掲げてください!」とアピールした。

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ロッテ・中森、待望のプロ初勝利「やっとスタート地点に立った」[デイリー]

高卒3年目で待望の初星を飾った。2番手で登板したロッテ・中森俊介投手(20)が1回を1安打1失点。打線の援護を受けてプロ初勝利をつかんだ。

「やっとスタート地点に立ったなっていう気持ちです」。

2020年度ドラフト2位で入団。当時から151キロを投げる豪腕だったが、佐々木朗と同様、1年目の登板機会はなし。トレーニングを重ね、その出力に耐えうる体を作ってきた。今季3月31日のソフトバンクとの開幕戦で1軍デビュー。そして、本拠地初登板で初白星を手にした。

この日は0−0の7回から登板。先頭に左中間二塁打を許し、その後は四球と犠飛で先制点を与えたが、2三振を奪った。直後の攻撃で野手陣が奮起。2死満塁からの暴投で2点が入り、右腕に勝利が転がり込んだ。

ウイニングボールは、中継ぎとして背中を見てきたという益田から受け取った。「大事な場面で使ってくださるのは嬉しいこと。その期待に応えたいという思いです。チームを支えられるような投手になりたい」。期待の若武者が、勝利をつないでいく。

中森俊介(なかもり・しゅんすけ)
2002年5月29日生まれ、20歳。兵庫県丹波篠山市出身。182センチ、90キロ。右投げ左打ち。投手。背番号56。明石商では1年春からベンチ入り。20年度ドラフト2位でロッテ入団。昨年まで1軍登板なし。22年はイースタンで6試合1勝。防御率0.90。

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ロッテ、プロ3年目右腕の中森が初勝利「やっとスタート地点に立った」[デイリー]

ロッテの中森俊介投手が、2番手として登板し、1回を1安打1失点。打線の援護も受けながらプロ初勝利をつかんだ。

両軍無得点の7回からマウンドへ。先頭・松本に左中間二塁打を許すと、1死を挟みマルティネスの3球目で暴投。1死三塁のピンチで上川畑に中堅への犠飛を浴び先制点を与えた。だが、その後は踏ん張り、最少失点とした。その直後の攻撃では、野手陣が粘りのプレーで逆転し、勝利投手となった。

シーズンでは初の本拠地登板にして、初の白星を挙げた右腕。「やっとスタート地点に立ったなっていう気持ちです。打者の方々が逆転してくださったおかげで勝ちがついている。チームを支えられるような投手になりたい」と振り返った。試合後には初のヒーローインタビューにも登壇し「緊張しました」と話した。

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ロッテが粘りの逆転勝ちで2連勝、相手暴投で二走・藤原が好走塁生還し逆転、吉井監督大喜び、中森がプロ初勝利[デイリー]

ロッテは、粘り勝ちで2連勝を飾った。

7回に先制点を許し、0−1で迎えた直後の攻撃だ。1死一塁から、藤原がカウント1−1から9球ファウルで粘り、12球目をうまく捉えた。外角へ攻め込まれた変化球を、投手のグラブをはじく内野安打とした。

さらには、1死一、二塁から、荻野が四球を選び、1死満塁と好機を拡大した。続く角中は一飛に倒れたが、2死満塁。中村奨の初球で、玉井が変化球を大きく左にそらす暴投。その間に三走・友杉が生還すると、二走・藤原も快足を飛ばし、豪快なヘッドスライディング。粘りのプレーで逆転に成功し、吉井監督も両手を挙げて大喜びだった。

投げては先発のC.C.メルセデスが6回を3安打無失点と好投。2番手・中森は7回先頭・松本に左中間二塁打を許すと、1死を挟みマルティネスの3球目で暴投。1死三塁のピンチで上川畑に中堅への犠飛を浴び先制点を与えたが、打線が援護し、プロ初勝利をつかんだ。

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ロッテ、2023年ver.選手デザインフェイスタオル第1弾の販売開始、山口「掲げて応援してください!」[デイリー]

ロッテは5日、マリーンズストアで2023年ver.選手デザインフェイスタオル第1弾の販売を開始したことを発表した。

昨年は17選手を対象に販売された選手デザインフェイスタオルは、新しいデザインになり、2023年も販売される。第1弾は小島、佐藤都、安田、藤原、高部、山口、和田の7選手。デザインフェイスタオルは選手に好きな色や目立たせたいものなどについてのアンケートを取り、フェイスタオルにデザインした。金額は1500円。

山口は「自身が着用している手袋やエルボーガード、フットガードなどで金色を使用しており、好きな色でもあるので、金色を基調に、チームメートやファンの皆さんからも呼んでいただいている『グッチ』というあだ名を大きくデザインしてもらいました。とても目立ちしますし、是非応援に来た時には掲げて応援してください!」とコメントした。

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ロッテ佐々木朗希、4・6日本ハム戦で今季初先発へ「しっかり勝負を楽しんで」「自分のパフォーマンスに集中」[デイリー]

侍ジャパンとして世界一奪還に貢献したロッテ・佐々木朗希投手(21)が5日、6日・日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)での今季初先発に向け「きのう、チームが初めて勝って今日も勝ってくれると思うので、その中で自分もチームの勝利に貢献したいなと思います」と意気込みを語った。

「去年は常に結果だけを追い求めていた。今年は自分のパフォーマンスを発揮することに集中して、しっかりやれば結果は残ってくると信じている。しっかり勝負を楽しんでやっていこうかなと」。

21歳の若さで、侍ジャパンにも選出され先発の柱を担った。米マイアミでの準決勝・メキシコ戦を含む2試合で登板し、世界の頂点の景色を見てきた。大きな経験をしてきたからこその余裕が垣間見えた。

それでも、課題を見つけ日々歩みを進める。帰国後は、28日に初ブルペン入りし、30日にはライブBPに登板。打者9人に47球を投げた。安打性の打球はわずか3本。さらには変化球を交え、9つの空振りを奪う好調ぶりを披露した。

ただ、最速160キロを計測した真っ直ぐには「コントロール、球質、球筋、質的なところはまた試合になったら上がってくれると思う。コントロールがもう少し構えたところにいってくれたら」。課題を見つけながら、さらなる進化を遂げる。

いよいよ今季初登板だ。「真剣勝負の中で、自分のプレーだったり試合でのチームプレーに、野球の面白さがある。そういったプレーを楽しみながら、かみしめながらプレーしたい」。今度は日本の頂点へ。大舞台で一回り大きくなった右腕がナビゲートする。

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ロッテが粘りの逆転勝ちで2連勝、相手暴投で二走・藤原が好走塁生還し逆転、吉井監督大喜び、中森がプロ初勝利[デイリー]

ロッテは、粘り勝ちで2連勝を飾った。

7回に先制点を許し、0−1で迎えた直後の攻撃だ。1死一塁から、藤原がカウント1−1から9球ファウルで粘り、12球目をうまく捉えた。外角へ攻め込まれた変化球を、投手のグラブをはじく内野安打とした。

さらには、1死一、二塁から、荻野が四球を選び、1死満塁と好機を拡大した。続く角中は一飛に倒れたが、2死満塁。中村奨の初球で、玉井が変化球を大きく左にそらす暴投。その間に三走・友杉が生還すると、二走・藤原も快足を飛ばし、豪快なヘッドスライディング。粘りのプレーで逆転に成功し、吉井監督も両手を挙げて大喜びだった。

投げては先発のC.C.メルセデスが6回を3安打無失点と好投。2番手・中森は7回先頭・松本に左中間二塁打を許すと、1死を挟みマルティネスの3球目で暴投。1死三塁のピンチで上川畑に中堅への犠飛を浴び先制点を与えたが、打線が援護し、プロ初勝利をつかんだ。

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ロッテ佐々木朗、6日に初登板、本拠地で日本ハム戦[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が6日にZOZOマリンスタジアムで行われる日本ハム戦で今季初登板先発する。5日はダッシュやキャッチボールなどで調整し「しっかり勝負を楽しんでやっていきたいし、勝利に貢献したい。1年間を通していい成績を収められるように、いいスタートを切りたい」と頼もしく話した。

WBCから帰国後は、プロ野球の統一球に戻して練習している。3月30日の実戦形式のシート打撃では、フォークボールには落差があった。ただ、160キロをマークした速球については「もう少し構えたところにいってくれたら」と課題を感じている。今季初登板は「探りながらにはなると思う」と落ち着いた口調だった。

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「初球から振れる準備をしていこうと」、好スタートを切ったロッテ・藤岡裕大[BASEBALL KING]

「練習からそんなに感じは悪くない。1日1日、課題を克服できるようにとやっていきたいです」。

ロッテの藤岡裕大は4日の日本ハム戦から7打席連続出塁中、5打数連続安打中と、最高のスタートを切った。

藤岡は昨季プロ入り5年間で自己ワーストとなる28試合の出場にとどまり、打率.176と悔しいシーズンに終わった。「もっと打ちたい」と、シーズンオフはスイングのフォームを見直すことをテーマに打撃を改造し、バットも「ちょっと変えたり、重さをいじったりしました」と改良した。

新しい打撃フォームについて2月8日の取材時点で「いい時はいい感じで打てているなという時もありますし、ああちょっと違うなという時もありますし、まだこれからもうちょっと振り込んで形がしっくりくるようにしたいなと思います」と話していた。

練習試合で打率.313(16−5)をマークすると、オープン戦に入ってからも3月4日のヤクルト戦で2打数2安打、その後もコンスタントに安打を放ちオープン戦の打率.276(29−8)で開幕を迎えた。

3月31日のソフトバンクとの開幕戦に『8番・遊撃』でスタメン出場すると、第2打席にセンター前へ今季初安打。『7番・遊撃』で出場した4日の日本ハム戦では4打数4安打の大暴れ。そして、5日の試合でも第2打席にセンター前に安打を放ち、現在は冒頭にも述べたように7打席連続出塁中、5打数連続安打中だ。

春季キャンプの時に“いい感じで打てている時と、ちょっと違う時もある”と話していたが、気になる現在の打撃については「悪くはないです」とのこと。

4安打した4日の日本ハム戦では第1打席が2球目に右安、第2打席も2球目に中安、第3打席が3球目に遊安、第4打席が2球目に右安と、昨年まではどちらかというと球数を投げさせている印象が強かったが、今季は積極的に早いカウントから打ちにいき安打にしている。

本人は「初球から振れる準備をしていこうと思っているので、しっかり手を出せているかなと思います」と自己分析。早いカウントから捉えられている要因については「タイミングだけですね」と一言。「ネクストから、ベンチからしっかり(タイミングを)とって、どういう球が来るかというのをイメージするようにしています」と続けた。

また、打球方向は昨季までどちらかと言えば反対方向への当たりが多かったが、今季は引っ張った当たりが増えた印象。「引っ張ろうとはしていないですけど、結果的に強い打球がいけばいいかなと、センターに打とうという意識があります」。今季ここまで放った6安打のうち3本がセンター方向への打球だ。

「怪我で去年は出られなかったので、そこのケアを今年は心がけています。なるべく万全な状態で1日1日迎えられるように意識しています」。今季はシーズン通して1軍の試合に出場し、“勝利を呼ぶ一打”を数多く放って欲しい。

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開幕から打撃好調のロッテ・藤原、笘篠氏「シンプルなバッティングフォームになった」[BASEBALL KING]

◇「ボールが良く見えている」

ロッテは5日、本拠地で日本ハムに2−1で勝利。このカード2連勝で勝ち越しを決めた。

中でも藤原恭大が2安打を放ち、ここまで5試合の出場で打率.438と好調。開幕から存在感を示している。

「9番・中堅」でスタメン出場した藤原は、3回に二塁打を放つと、7回には日本ハムの3番手コナー・メネズとの対戦で、11球の粘りを見せた末に12球目を打って内野安打で出塁。その後、逆転のホームを自ら踏んで勝利に貢献した。

今季の藤原のバッティングについて、5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した笘篠賢治氏は「踏み込む右足が優しくなって、そーっと着地していく感じになった」と昨年からの変化に言及。

続けて、「バットを持っているグリップが背中側に入らなくなり、シンプルなバッティングフォームになってボールが良く見えている」と語ると、番組MCの真中満氏も「バッティングの感じを掴んできたのかな」と同調。その進化ぶりに目を細めた。

昨季は49試合に出場し、打率.209と悔しいシーズンとなったロッテのスター候補だが、5年目の今季は開幕から猛アピールを続けている。

この勢いに乗ってレギュラー獲りなるか。シーズンを通しての活躍を楽しみにしたいところだ。

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巨人からロッテへ…来日7年目の助っ人左腕はパと相性良し?データに現れる活躍の根拠[Full-Count]

◇C.C.メルセデスは支配下で6年プレー、防御率は全て3点台以下だった

2017年から巨人でプレーしていたC.C.メルセデス投手が2022年オフにロッテへ移籍。5日の日本ハム戦に先発登板する。巨人では5年間先発として安定した投球を見せただけに、新天地でも先発陣の一角としての働きが期待される。今回は、メルセデスこれまでの球歴、各種指標などを紹介。来日7年目の助っ人左腕が初挑戦のパ・リーグに適応できる可能性について考えていきたい。

メルセデスは2017年に育成選手で巨人入団。来日2年目の2018年に2軍で防御率2.05をマークし、7月に支配下登録を勝ち取った。その後は1軍でも先発の一角に定着し、92回で防御率2.05の記録を残した。2019年も先発を務め自己最多の120回1/3を投げ、防御率3.52で8勝を挙げた。2020年は11登板にとどまったが、防御率3.10。2021年も7勝、2022年は20登板で3年ぶりに100イニングを突破した。1軍デビューした2018年から5年連続で防御率3点台以下を記録している。

キャリア通算の奪三振率は6.46で、与四球率は5年続けて2点台以下。制球よくストライクゾーン内に投げ込んでいく、典型的な打たせて取るタイプの投手といえる。1軍デビューした2018年の奪三振率は5.18だったが、与四球率は1.57。ただし、被打率やBABIPといった、セイバーメトリクスでは投手にコントロールできる要素が少ないとされる指標が優秀だったこともあり、運に恵まれた面も否めなかった。2019年は被打率とBABIPがいずれも悪化し、防御率も3.52と前年に比べて下落した。与四球率は2点台と多少悪化したが、奪三振率は6.66とやや改善した。

その後も被打率は年ごとに変化していたものの、防御率は毎年安定した水準を維持している。打たせて取るタイプながら被打率やBABIPから過度の影響を受けない安定性は大きな強みと言えそうだ。2021年にはK/BBでキャリアベストの3.36を記録。ただ、被打率の悪化により、防御率はキャリアワーストの3.77となっている。打たせて取るタイプのため、守備力も含めた周囲の環境はより重要となりうる。その点、ロッテ先発陣には、石川歩投手、美馬学投手、小島和哉投手と打たせて取るスタイルの投手が多くいる。佐々木朗希投手は例外的だが、同タイプの投手が活躍できる土壌が出来上がっていることは、メルセデスにとってもプラスとなりそうだ。

◇交流戦での通算防御率は2.61、奪三振率も8.19とキャリア平均を上回る

交流戦では、2019年は3登板で防御率4.02。15回2/3で17奪三振を記録し、奪三振率9.77をマークした。2021年は2登板でいずれも白星を挙げて自責点は1、防御率0.71だった。昨年も3登板で防御率2.70と、2年続けて好投を見せている。2022年終了時点で、交流戦の通算防御率は2.61。通算の奪三振率も8.19とキャリア平均(6.46)を大きく上回っている。

昨年の結果球における球種を見ると、140キロ台の速球と、120〜130キロ台のスライダーの2球種が中心。加えて、110〜120キロ台の大きく曲がるカーブ、130キロ台の小さく変化するチェンジアップも一定以上の頻度で投じ、速球に近いスピードで変化するツーシームも稀に使用する。その中でも速球の割合は結果球の半分以上を占めており、打たせて取る投球の軸となっている。スライダーも全体の1/4に近い割合で使用しており、変化球の中では特に頼れるピースとして重用している。

では、昨年の球種別の被打率はどうか。ストレートとスライダーの被打率はそれぞれ.250、.230でともに全球種を合計した被打率.260を下回っている。ツーシームは割合こそ少ないものの被打率.143と抜群の数字を残している。一方でカーブは被打率.314、チェンジアップは被打率.364と、いずれも打ち込まれている。

ロッテの先発投手は左不足で、数年以上にわたってローテーションを守っている左腕は小島ただ1人。エンニー・ロメロ投手が昨季限りで退団し、本前郁也投手、佐藤奨真投手、鈴木昭汰投手といった若手もローテーション定着を果たせていないだけに、メルセデスにかかる期待は大きなものとなる。

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