わたしはかもめ2023年鴎の便り(4月)

便

4月9日

千葉ロッテ10−1東北楽天(ZOZOマリン)

ロッテが5連勝。種市が6回1安打無失点で3年ぶりの白星。三塁を踏ませず、フォークボールを軸に7三振を奪った。1回に安田の2点二塁打で先制し、2回に5長短打を集めて4得点と突き放した。岸が崩れた楽天は3連敗。

123456789R
東北楽天0000000011
千葉ロッテ24000130x10

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[ロッテ]種市篤暉「監督胴上げしたい」登板管理後悔する指揮官の心も救った988日ぶり復活星[ニッカン]

お立ち台に差し込む日の光も歓声も、すべてが懐かしい。ロッテ種市篤暉投手(24)は「サポートしてくれたすべての方々のおかげ。ファンの声援も届いていた。ありがとうございます」と頭を下げた。リハビリ中、SNSの画面越しに見ていた応援の声を、体で感じた。

20年7月25日の西武戦以来、988日ぶりの1軍白星。危なげなかった。二塁まで走者を進めたのは2回2死、左前打と暴投の際の1度だけ。6回95球。最速150キロの直球とフォークを軸に7三振を重ねた。「スライダーが扱えたら、もうちょっと長い回いけると思う」。無失点投球にも慢心はない。

3年前の9月、右肘のトミー・ジョン手術を受けた。当時投手コーチだった吉井監督に電話で決断を伝えた。「リハビリ、頑張ってくれ」と言われた。同監督は責任を感じていた。「自分が(種市の)年齢の割に、イニング数を多くしちゃって故障したので」。登板管理に後悔があった。

けれど種市は、肘痛を首脳陣のせいとは思わなかった。むしろサポートに感謝している。「吉井コーチ」が「吉井監督」になった春の復活。「すごく嬉しいですし、吉井監督を胴上げしたいなと思ってます。ケガは自分の技術不足。今後もリカバリーして1年間投げられるようにしたい」。

チームは5連勝で2カード連続勝ち越し。「種市がいい投球をしてくれて、本当に助かりました」。6回0封劇はファンだけじゃなく、指揮官の心も救った。

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「ダルビッシュさんのサインをもらってきます」恩師明かすロッテ種市の「感謝」3季ぶりの復活星[ニッカン]

ロッテ種市篤暉投手(24)が6回1安打無失点で、20年7月25日以来の勝利を挙げた。20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、3シーズンぶりの復活白星になった。


種市の恩師、八戸工大一(青森)長谷川菊雄監督(46)は、988日ぶりの勝利投手となったことを宮城県での練習試合の帰路で知った。「去年の年末に電話をくれた時には苦しいこともあったことも話していた。でも1番は、両親とかチーム関係者、リハビリやトレーニングで支えてくれた方々への感謝の言葉が印象的。今まで以上に感謝の気持ちを大切にしていた。本当にそういう心の面で成長したなあと思っていました」。

手術後は電話やメールで苦しい胸中を明かしたこともあったと言う。「しんどかったとは思いますよ。でも、(WBC前の)侍ジャパンの試合に行く前に『ダルビッシュさんのサインをもらってきます』って、ふざけた冗談も言えるようになっていた。もう大丈夫だなって、嬉しくなりました」。今季の活躍はその時に確信した。

母校の生徒達には毎年、硬式球を何ダースも寄贈してくれている。「この1勝は目標にしている生徒達の大きな励みになります。母校も負けないように、今年こそ甲子園に出場出来るように頑張ります」。偶然にもこの日の練習試合の相手はダルビッシュの母校で選抜に出場した東北。種市が侍ジャパンのサポートメンバーで合流時にダルビッシュらからの助言をノートに書き込んで学んだのと同様に、選手達も多くの収穫を得た。

長谷川監督は携帯をカバンから取り出し「みんなに感謝しろよ」と打って、種市への送信ボタンを押した。

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[ロッテ]カスティーヨ右肩違和感で抹消「使いすぎで投手足りなかったので横山呼んだ」吉井監督[ニッカン]

ロッテの新外国人ルイス・カスティーヨ投手(28)が9日、出場登録を抹消された。

この日の楽天戦後、吉井監督が「右肩の、ちょっと違和感があるということで、何日かかるか分からないですけど1回(抹消した)。もしかしたら(10日間より)早く帰ってこられたかもしれないですけど、使いすぎで投手が足りなかったので横山を呼びました」と説明した。

カスティーヨは3月31日ソフトバンク戦と、4月6日の日本ハム戦に救援登板。計1回1/3を2安打1失点だった。

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[ロッテ]種市篤暉988日ぶり復活白星「サポートしてくれた方々のおかげ」6回1安打無失点[ニッカン]

ロッテ種市篤暉投手(24)が6回1安打無失点で、20年7月25日以来988日ぶりの勝利を挙げた。

ピンチというピンチもない、危なげない投球だった。二塁まで走者を進めたのは2回2死からの、左前打と暴投の際の1度だけ。95球を投げて7三振を奪った。

20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、3季ぶりの復活白星。リハビリ中も球団公式SNSに種市の写真が上がれば、多くの応援コメントが届いた。「本当にサポートしてくれた全ての方々のおかげだと思いますし、ファンの声援も届いていたので、そのおかげだと思います。ありがとうございます。まだまだたった1勝。シーズンは長いので、1つでも多く勝てるようにしたい」と気持ちを新たにした。

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5連勝ロッテ、投の主役は種市篤暉!988日ぶり勝った![サンスポ]

お立ち台で目を潤ませた。右肘手術を乗り越えた種市篤暉投手(24)は6回1安打無失点の快投。2020年7月25日の西武戦以来988日ぶりの白星を挙げた。

「ヒーローになって懐かしい感じがした」。

力強い直球と切れ味鋭いフォークボールを軸に楽天打線を圧倒した。許した安打は2回の茂木のみで計7三振を奪った。

19年に8勝を挙げ、エース候補と期待された右腕は、20年9月に右肘靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。21年はリハビリに費やし昨年8月に1軍復帰。昨季は1試合の登板にとどまった。オフはメジャーリーガーも利用する米シアトルの練習施設「ドライブライン」でフォームを修正した。

吉井監督は「自分がコーチのときに故障して責任を感じていた。復活してくれて本当に嬉しい」と目を細めた。種市は「吉井監督を胴上げしたい。その一員になれるように頑張ります」。完全復活した右腕の第2章が始まる。

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ロッテ5連勝平安藤原時代≠セ!D1位トリオ大暴れ平沢打、安田&藤原1号[サンスポ]

平安藤原時代≠フ到来だ!!ロッテは9日、楽天2回戦(ZOZOマリン)に10−1で大勝し、本拠地で5連勝を飾った。「6番・三塁」で先発した安田尚憲内野手(23)が7回、今季1号を含め3安打4打点と大暴れ。前日に逆転2ランを放った平沢大河内野手(25)が1安打、藤原恭大外野手(22)が1号2ランを放つなど、高校時代に甲子園を沸かせたドラフト1位トリオが活躍した。

幕張に新時代到来を告げる新風が吹き抜けた。期待の若武者が次々と快音を響かせ、10安打10得点で快勝。打線を引っ張ったのは18年ドラフト1位の安田だ。

「初回のチャンスで打てて、チームも自分も勢いに乗れた」。

1回2死満塁。岸が投じた内角のチェンジアップを右翼線へ引っ張り、先制の2点二塁打とした。2回に適時打、7回には右中間席への1号ソロを記録し、3安打4打点。「いいスイングができた」と声を弾ませた。

左の長距離砲として期待される23歳は、打撃不振で5、6日の日本ハム戦はスタメンを外れ「悔しい思いをした」。再び先発に名を連ねた8日の楽天戦前に吉井監督から「チャンスに変えていけよ」と声を掛けられ、奮起した。

大阪・履正社高からドラフト1位で入団して6年目。同期の日本ハム・清宮とはともにソフトバンク・柳田の下で自主トレを積む仲で、「結果が気になる」と意識する。ライバルに負けない活躍を目指してスタートした今季、オープン戦は打率.158と苦戦。師匠である通算2000安打の福浦ヘッドコーチと、打撃好調だった昨季後半の動画を見てフォームの修正に取り組んだ。踏み出す右足の膝を内側に入れるようにし、内角のさばきを磨いてきた結果が表れた。

チームは5連勝。原動力はドライチトリオの活躍だ。安田だけでなく、16年D1位の平沢(仙台育英高出)が逆転2ランを放った前日に続き1安打2得点、19年D1位の藤原(大阪桐蔭高出)が1号2ランを含む2安打3打点と躍動。平沢の「平」、安田の「安」、「藤原」の名字をとった「平安藤原」がツイッターのトレンドワードに挙がった。

「ドラフト1位トリオが打ってくれて良かった」と吉井監督。350年以上続いた平安時代は独自の日本文化が花開くなど、日本史上有数の転換期とされる。「まだまだここからだなと思っています」と安田。「平安藤原」がロッテの黄金時代を築く。

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ロッテ・種市篤暉、6回1安打無失点「4連勝のいい流れを止めることなくゲームを作れた」[サンスポ]

ロッテは種市篤暉投手(24)が先発し、6回1安打無失点でマウンドを降りた。

7三振を奪う好投を見せ、「4連勝のいい流れを止めることなくゲームをつくれてよかったです。少しバテてしまいましたが、粘ることができました」とコメントした。

種市は2020年9月に右肘靱帯再建術を受け、昨年8月に1軍復帰。昨季は1試合の登板にとどまったが、今季2度目の登板で完全復活した姿を示した。

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ロッテ・安田が覚醒1号、同学年23歳の日本ハム・清宮に負けない!5連勝呼んだ先制打&ダメ押し弾[スポニチ]

ロッテの若き大砲候補も黙ってはいられない。日本ハム勢に負けじと、99年生まれ23歳の安田が輝きを放った。初回2死満塁で岸から右翼線に先制2点二塁打。2回の右前適時打に続き、7回には今季1号を右中間に叩き込み、今季初の2桁得点に貢献した。

「1打席目のヒットで勢いよく試合に入れたし、ホームランも直球をしっかり打てたのでいい内容だった」。3安打4打点。同学年の清宮の存在に刺激を受けている。ともに2年連続でソフトバンク・柳田の自主トレに参加。履正社で優勝した高2秋の明治神宮大会決勝で激突するなど、当時からしのぎを削るだけに「清宮が打ったかどうか結果も気になります」とライバル心を隠すことはない。

前日の同カードから安田の打順を1つ繰り上げ、6番にした吉井監督も上機嫌だ。「ドラフト1位トリオ(安田、藤原、平沢)が打ってくれてよかった。安田はもうちょっと早く活躍しなきゃいけなかったんですけど…」。チームで若き大砲と言えば「ミスターロッテ」と呼ばれた有藤通世。安田への期待は、それくらい大きい。

昨年7月以来の5連勝で貯金2。本拠・ZOZOマリンに詰めかけた今季最多2万8848人のファンは今年初めて完成した安田の応援歌を歌い、背番号5がお立ち台に上がると歓喜を分かち合った。

「皆さんのワッショイ、ワッショイの声が打席の中でも聞こえてきてテンションが上がります」。5、6日の日本ハム戦はスタメン落ちも、前日の2安打から復調気配。「変な力みがなくなってきたことが1番かな。これからまた頑張っていければ」。6年目の今季こそ真価を発揮する。

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ロッテ・種市が6回零封で988日ぶり白星、トミー・ジョン手術から復帰「1つでも多く勝ちたい」[スポニチ]

ロッテ・種市が6回1安打無失点の好投で20年7月25日の西武戦以来、988日ぶりの白星を挙げた。

同年9月に右肘内側側副じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けてからの初勝利に「サポートしてくれた全ての方々のおかげ」と感謝しつつ「まだ1勝だし、シーズンは長いので1つでも多く勝ちたい」。手術を決断した当時の投手コーチが吉井監督。「吉井監督を胴上げしたいと思っている。その一員になれるよう頑張りたい」と力強く話した。

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ロッテ10点快勝で昨年7月以来の5連勝!種市が988日ぶり白星、安田は1号ソロ含む4打点、藤原も1号[スポニチ]

ロッテが今季最多2万8848人の観客を前に、昨年7月18〜23日に達成して以来の5連勝を飾った。

初回2死満塁から安田尚憲内野手(23)の右2点二塁打で先制。2回にも藤原恭大外野手(22)の右中間適時二塁打、安田の右前適時打などで計4点を追加し、通算150勝に王手をかけていたベテラン岸をKOした。安田は7回にも今季1号となるダメ押しの右中間ソロで計4打点の荒稼ぎぶりで、藤原もこの回に1号2ランをマークした。

先発の種市篤輝投手(24)は6回を1安打無失点に抑え、2020年7月25日の西武戦(メットライフ)で完封して以来、988日ぶりの白星をマーク。同年年9月に右肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けてから待望の復活勝利に「4連勝のいい流れを止めることなくゲームをつくれてよかった。少しバテてしまいましたが、粘ることができました」とコメントした。

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ロッテ安田、「お得意様」楽天・岸から先制、2点打、2回にもタイムリー[スポニチ]

ロッテの安田尚憲内野手(23)が幸先いい先制打を放った。初回2死満塁から楽天・岸の初球、チェンジアップを右翼へ2点二塁打。昨季12打数6安打、1本塁打、打点2と「お得意様」にしているベテランにいきなり襲いかかった。

「チャンスだったので初球から積極的にいきました。先制点を取れてよかったです」と安田は会心の一打を振り返った。

2回にも藤原恭大外野手(22)の右中間適時二塁打、中村奨吾内野手(30)の左前適時打、さらに安田も右前適時打と計4点を追加。開幕3連敗も、4連勝と盛り返しつつチームの勢いを証明するような先制攻撃だった。

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[ロッテ]種市篤暉、988日ぶり白星「ヒーローになって懐かしい」…侍予備でダル大谷から吸収[報知]

満員のファンからの大歓声を全身に浴び、種市篤暉投手(24)はお立ち台に上がった。6回1安打無失点の好投で今季初勝利。2020年9月に右肘トミー・ジョン手術を受け、同年7月25日以来、988日ぶりの白星。「ヒーローになって懐かしい感じ。応援されている部分に関してはありがたい」とかみ締めた。

白星はつかなくても、今季初登板が自信になっていた。1日のソフトバンク戦(ペイペイD)で4回1失点、10奪三振の力投。「不安はあったんですけど、ある程度やれるという自信は持てた」。最速150キロの直球とフォークを軸に7奪三振。打線の援護とチームの5連勝を呼んだ。

侍での経験が力になった。WBC直前、侍ジャパン予備登録メンバーとして強化試合に参加。ノートを手にダルビッシュ、大谷らに積極的に話を聞いた。「結構やばいやつと思われてるかもしれない」。特にダルビッシュからはトレーニング、食事、変化球と多くを学び吸収中。「ダルビッシュ投手だったり大谷投手もトミー・ジョン手術をしている。そこは勇気をもらいます」。躍動する“先輩”の姿が、何よりの希望になった。

吉井監督は「自分が投手コーチのときに、年齢の割にイニング数を増やす割合を多くして故障した。責任を感じていたんですけど、復活してくれて本当に助かりました」と目を細めた。「吉井監督を胴上げしたい」と種市。より強く成長した姿で帰ってきた右腕が、恩師を救う白星をここから積み重ねる。

種市篤暉(たねいち・あつき)
1998年9月7日、青森・三沢市生まれ。24歳。八戸工大一では、エースとして3年夏の青森大会8強。2016年ドラフト6位でロッテ入団。18年U−23W杯では2戦2勝で最優秀勝率を受賞。19年にプロ初勝利を挙げるなど8勝を挙げ、オフには背番号が「63」から「16」に。20年は開幕ローテ入りも、8月に離脱し9月に右肘を手術した。183センチ、88キロ。右投右打。

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[ロッテ]先発・種市篤暉が988日ぶり白星、6回1安打無失点の好投「ヒーローになって懐かしい感じ」[報知]

ロッテは先発の種市篤暉投手が、6回95球を投げ1安打無失点の好投。7奪三振、3四球の内容で、20年7月25日以来、988日ぶりとなる白星を挙げた。お立ち台にも上がり「ヒーローになって懐かしい感じというか、応援されている部分に関してはすごいありがたいなと思いますし、まだまだたった1勝なので、シーズンは長いの

で、1つでも多く勝てるようにしたいと思います」と久々の勝利をかみ締めた。

初回、先頭の辰己にフルカウントから四球を許したが、続く小深田を一ゴロ併殺に仕留め波に乗った。最速150キロの直球とフォークを軸に、危なげないピッチングを展開。得点圏に走者が進んだのは、2回2死から茂木が唯一の安打となる左前打と暴投で二塁まで進んだだけ。3回以降は二塁も踏ませず、6回までの4イニングを投げ切った。

種市は20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、22年8月に1軍登板。この年の登板は1試合だけで、今季は2試合目の先発だった。リハビリ中もファンの声援が届いていたと明かし「(広報が)SNSにあげたらすごくコメントが来てるよと言われましたし、その部分でも頑張らないといけないなという思いが強くなった。今日勝てて良かった」と感謝していた。

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[ロッテ]先発・種市篤暉は6回1安打無失点で降板、988日ぶり勝利投手の権利[報知]

ロッテは先発の種市篤暉投手が、6回95球を投げ1安打無失点の好投。7奪三振、3四球の内容で、20年7月25日以来、988日ぶりとなる勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

初回、先頭の辰己にフルカウントから四球を許したが、続く小深田を一ゴロ併殺に仕留め波に乗った。

得点圏に走者が進んだのは、2回2死から茂木が唯一の安打となる左前打と暴投で二塁まで進んだだけ。3回以降は二塁も踏ませず、6回までの4イニングを投げ切った。

種市は20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、22年8月に1軍登板。この年の登板は1試合だけで、今季は2試合目の先発だった。

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[ロッテ]988日ぶり白星目指す先発・種市篤暉に大きな援護、2回までに7安打6得点[報知]

ロッテ打線が楽天・岸を攻略し、20年7月25日以来、988日ぶりの白星を目指す先発・種市篤暉投手に大きな援護点をもたらした。

初回、1死から藤岡が右越え二塁打を放つと、山口、ポランコの連続四球などで2死満塁とすると、安田が右翼線へ運ぶ適時二塁打。「チャンスだったので初球から積極的に打ちにいきました。先制点を取れて良かったです」と胸を張った。

さらに2回1死一塁から、藤原が右中間を破る適時二塁打。その後、中村奨、ポランコ、安田にも適時打が飛び出し、この回一挙4点を奪い、この回までで楽天・岸をKOした。

ポランコは「みんな打っているのでいい流れに乗れてよかったです。ええバッティングができたと思うで!」とご機嫌だった。

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ロッテ・種市篤暉−楽天・岸孝之…スタメン発表[報知]

[楽天]
1(中)辰己、2(二)小深田、3(指)浅村、4(一)フランコ、5(右)島内、6(三)茂木、7(左)阿部、8(遊)山崎、9(捕)炭谷、投=岸
[ロッテ]
1(中)藤原、2(遊)藤岡、3(二)中村奨、4(一)山口、5(指)ポランコ、6(三)安田、7(左)岡、8(捕)佐藤都、9(右)平沢、投=種市

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井口資仁氏、「サンモニ」で佐々木朗希を絶賛…「成長している…1年間フルに投げられれば、恐らく15勝か20勝」[報知]

前千葉ロッテ監督の井口資仁氏が9日、TBS系「サンデーモーニング」にスタジオ生出演した。

同番組に初出演の井口氏。現役時代と監督としての足跡をVTRで紹介した。その中で監督時代の2019年のドラフト会議で4球団が競合した佐々木朗希投手を抽選で引いたことを伝えた。

司会の関口宏に佐々木を「どういう印象ですか?」と聞かれた井口氏は「投げるたびに成長していきますんで」とし、WBCの準決勝、決勝も米国で視察したことを明かし「全米デビューもすごかったですね」と絶賛した。

さらに番組では、今月6日の日本ハム戦で佐々木が今季初登板し6回1安打無失点11奪三振の快投で今季1勝目を挙げたことを報じた。今季初先発に井口氏は「すばらしいですよね、昨年は1年間、ローテーション初めて回るので制限があったんですけど、今年に関しては制限ないので1年間フルに投げれられれば、恐らく15勝か20勝行けるんじゃないかなと思います」と明かした。

関口に「成長してますか?」と聞かれ「成長してます。苦しむことがないですよね、マウンドで。自分でも簡単にストライク取れますし、そこから持ち味のフォークで三振取ったり」と指摘。さらに関口に「ゆくゆくは、米国行くんですか?」と聞かれると「と、思うんですけど。どうでしょうか」と井口氏は応じていた。

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ロッテ・種市、3年ぶり白星で5連勝、20年9月の右肘手術経て[デイリー]

ロッテ・種市篤暉投手(24)が2020年7月以来の勝ち星を挙げた。チームを5連勝に導き「4連勝のいい流れを止めることなく、ゲームをつくることができて良かった」と喜んだ。

19年に8勝を挙げたが、20年9月に右肘を手術。21年はリハビリに費やし、昨季は1試合の登板に終わっていた。吉井監督の胴上げを目標に「1つでも多く勝てるように」と目を輝かせた。

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ロッテ、今季12球団初2ケタ得点で5連勝!安田が本塁打含む3安打4打点、藤原が本塁打含む2安打3打点と躍動[デイリー]

ロッテが今季12球団初の2ケタ得点で快勝した。

初回に6番安田の2点適時二塁打で先制すると、2回には藤原、中村奨、ポランコ、安田の4本の適時打で一挙4点。7回には安田の1号ソロ、8回には藤原の1号2ランで加点していき、圧倒した。

投げては先発の種市が6回1安打無失点7奪三振の快投で今季初勝利をマークした。

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ロッテ・西村天裕が“アウトの取り方”にこだわるようになったきっかけ「阪神の青柳と自主トレを一緒にやっていて…」[BASEBALL KING]

「去年までは三振にこだわりはあったんですけど、そこに執着しすぎるとカウントを苦しめることが多かったので、今はアウトの取り方にこだわっています」。

福田光輝とのトレードで日本ハムから開幕前に加入した西村天裕の入団会見で、“奪三振へのこだわり”について質問したときに、上記のような言葉が返ってきた。

西村は昨季までの5年間で全てのシーズンでイニング数を上回る奪三振数を記録し、プロ5年間での通算奪三振率は10.23をマーク。昨季も21回2/3を投げて、奪三振数は25だった。

[プロ入り後からのイニング数、奪三振、奪三振率]
18年:26試、23回、振25、率9.78
19年:35試、44回2/3、振55、率11.08
20年:16試、25回2/3、振29、率10.17
21年:27試、31回、振32、率9.29
22年:18試、21回2/3、振25、率10.38

入団会見で口にしていた“アウトの取り方”に注目しながら、オープン戦から西村の投球を見ていると、やはり奪三振数が少なく、少ない球数でアウトを取っている。プロ入りからの1イニングあたりの球数を見ても、日本ハム時代は15球以内のシーズンが1度もなかったが、今季は3試合・4イニングと登板数、イニング数が少ないとはいえ、13.8球だ。

本人も「球数少なかったり、最初は球数を費やせずにいい感じに抑えられていた。この間の登板(6日の日本ハム戦)はフルカウントまでいってしまいましたけど、アウトになっている。いいかなと思います」と、ここまでは納得のいく投球ができている。

アウトの取り方にこだわるようになったきっかけについて詳しく訊いてみると、帝京大時代にチームメイトで昨季セ・リーグ投手三冠に輝いた阪神・青柳晃洋が関係している。

「阪神の青柳と自主トレを一緒にやっていて、三振狙いにいって力んでフルカウントになって自分で苦しくなるんだったら、簡単にアウトを1個ずつ取っていって簡単に終わった方がいい、中継ぎだったら何日も連続で(登板が)続く。“球数少なく終えられるといいよね”という話から始まって、球数できるだけ少なく、ここぞという場面で三振が取れればベストだなという感じですね」。

西村の役割はリリーフ。“連投”やシーズン通して投げるには、できるだけ“球数”を少なく抑えていった方がいいという考えになったという。基本的に球数少なく投げたいが、場面によって三振が狙える時は狙いにいったりするのだろうか−。

そこに関しては「狙いに行くというよりは、結果ゼロに抑えるためにどうするかですね」とのこと。

アウトの取り方でいえば、今季はストレートの割合が非常に多い。特に6−1の9回にマウンドに上がり、三者凡退に抑えた4月6日の日本ハム戦は昨季の首位打者・松本剛に1球フォークを投げただけで、15球中14球がストレートだった。

「変化球も状態を見ながらですが、今は真っ直ぐの状態がいいので、真っ直ぐでアウトを取れるという判断でしっかりいけているのかなという感じです」。

現在はビハインドの場面や点差の開いた勝ちゲームでの登板がメインだが、もちろん“勝ちパターン”で投げたいという想いはある。「誰しもあると思うので、まずは自分の今の立場を与えられた場所でしっかり抑えて、そこに食い込めたら1番いいですよね」。考え方をこれまでとガラッと変えた西村は、新天地のロッテで大輪の花を咲かすことができるか注目だ。

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ロッテは藤原&安田で計5安打7打点「本物になってきた」と解説陣から期待の声[BASEBALL KING]

◇「配球の読み方もうまくなってきているのかな」

ロッテは9日、本拠地で楽天に10−1の大勝。連勝を「5」に伸ばし、チームはリーグ単独2位に。先発・種市篤暉が6回無失点の好投で988日ぶりの白星を獲得したのはもちろん、この日は特に若手を中心に打線が爆発した。

初回に「6番・三塁」でスタメン出場した安田の2点適時打で先制すると、2回には「1番・中堅」の藤原恭大の適時二塁打を口火に一挙4得点でリード拡大。さらに7点リードの7回には安田が3安打目となる1号ソロを放てば、藤原も1号2ランで続き、期待のドラ1コンビだけで合計5安打7得点を荒稼ぎした。

9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に電話出演した野球解説者の齊藤明雄氏は、藤原の打撃について「差し込まれるシーンもあった」と課題を指摘しつつ、「しかし今日の藤原を見ていると粘り強く、ファールで逃げて相手の失投をうまく捉えているのかなと。配球の読み方もうまくなってきているのかな」と高評価。

同じく野球解説者の高木豊氏も「本物になってきた」と藤原の成長を認め、先日の試合で逆転本塁打を放った平沢大河、安田も含め「打ち方が変わっている」と断言。「左バッターが全部引っ張っているでしょ。右肩が全員残っているから、ヘッドを使ったスイングができるようになっている。ロッテ打線、これは本物になってきましたよ」と、さらなる打力アップにも期待を寄せた。

安田も藤原も活躍を期待されながら、ここ数年思うような結果が出せず苦しんできたが、今季はここまで好調を維持。吉井理人新監督の下で新生ロッテを引っ張る2人から今後も目が離せない。

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