わたしはかもめ2023年鴎の便り(4月)

便

4月14日

千葉ロッテ2−0オリックス(ZOZOマリン)

ロッテが投手戦を制した。4回に茶谷の適時打で先制。佐々木朗が5回まで1人の走者も許さず、7回1安打無失点、11奪三振で2勝目。沢村が3季ぶりにセーブを挙げた。オリックスは山本が6回1失点と好投したが打線が沈黙した。

123456789R
オリックス0000000000
千葉ロッテ00010010x2

ページトップ

[ロッテ]沢村拓一、3季ぶりのセーブ、最後の打者仕留め「どや」ポーズ!?[ニッカン]

ロッテの2点リードを8回は今季4セーブの益田が守り、9回を締めた沢村が3季ぶりのセーブを挙げた。

吉井監督は9回に投げる守護神を固定せずに、試合や相手の状況などを考慮して起用する方針。益田が初めて8回に登板する形となったが、吉井監督は「打順を見て、どれが1番勝ちきれるパターンかなと思ってやりました」。ともに3者凡退に封じて、期待に応えた。

ページトップ

[ロッテ]佐々木朗希、山本由伸との初対決制す!7回11K無失点「1点取られたら勝てないと」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(21)が、世界一の侍右腕対決を制した。WBCの僚友で実力を認め合うオリックス山本由伸投手(24)と初めてのマッチアップ。昨年4月10日の完全試合の再現を予感させる内容で5回まで完全投球を演じた。快挙再びはならずも、7回1安打11奪三振無失点で、タイトルも争う宿敵に投げ勝って2勝目。ダルビッシュから学んだスライダーを左打者にも使う進化を示した。「令和の怪物」VS「球界の絶対エース」の名勝負は、互いのさらなる成長にも拍車をかける。

佐々木朗が侍ジャパンの「先発4本柱」をともに担って世界一となった山本との激戦を終え、充実感に満ちていた。「WBCでも一緒に戦って、普段もすごく優しい先輩。投げ合う機会があってすごく嬉しい」と柔和だった。一方で究極の勝負との覚悟だった。「日本一の投手だと思っているので、1点取られたら勝てないと思っていたので、初回からランナーを出さないつもりで。ゼロに抑えることだけ考えた」。初回から160キロ超の直球を連発し、3者連続奪三振でスタートした。

山本を上回って無失点を貫く勝負手は、ダルビッシュ伝授のスライダーだった。「今日は特に感覚も良かったので、投げたいように投げられたのかなと思う」。これまでは右打者限定だったが、首位打者経験もある左打者の森に、勇気を持って有効的に使うことで投球の幅を広げた。

4回の森の打席。初球からスライダーを投じ空振りを奪う。2−2から再び投じた低めのスライダーはボール。だが、次のストライクゾーンへの148キロフォークへの布石となり、スイングを許さない見逃し三振。この日2度目の3者連続で、2戦連続で奪三振も2ケタに乗せた。

昨年4月10日の完全試合の日と同じ「BLACK BLACK」デーで、ビジター用の黒のユニホームを身にまとった。球場内では「完全試合記念品展示ブース」が設置された。6回先頭の西野に四球で初の走者を許して完全が消えると、続く若月には中前安打を喫した。初のピンチに大観衆も「ササキ」から「ロウキ」に変わった大音量コールで背中を押す。茶野を11個目の三振で封じると、7回も「体力的には厳しい中でゲッツーで投げきれたのは良かった」と納得の表情だった。

ライバルの存在が佐々木朗の成長を確実に促す。「冠」と目標を掲げ、優勝と最多勝や防御率の個人タイトルに挑む今季。「投手4冠」「沢村賞」の山本を圧倒する好内容に「シーズン序盤なので気にせず、1試合1試合積み重ねて、その中でイメージ出来るものかなと思います」と手応えも。また1つ進化した。

吉井監督(佐々木朗の好投に)
「うちのエースになってもらわないといけない投手。前半から飛ばしていたので苦しかったと思いますけど、1−0のゲームは本当にプレッシャーもかかるし、大きく自信になると思うので、この後も良い方向に行くんじゃないかと思います。」
WBCの佐々木朗と山本
昨オフには番組の企画で、2人でWBCの決勝ラウンドが行われた米フロリダ州マイアミの「ローンデポパーク」へ。WBC本番では3月11日の1次ラウンド3戦目チェコ戦で佐々木朗、同12日の同4戦目オーストラリア戦で山本と続けて先発した。同20日の準決勝メキシコ戦では、先発佐々木朗の後を受けて山本が登板した。ともに失点するも、ヤクルト村上のサヨナラ打で「マイアミの奇跡」が起きた。試合後には2人で一緒に、村上に祝杯のドリンクシャワーを浴びせた。

ページトップ

[ロッテ]佐々木朗希7回11K無失点で2勝目、オリックス山本由伸は1失点、初の侍対決制す[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(21)が7回105球を投げ、1安打11奪三振2四球無失点で2勝目を挙げた。日本中が、いや世界中が注目するオリックス山本由伸投手(24)との侍ジャパン右腕の投げ合い。6回101球5安打9奪三振1失点だった山本との初対決は、佐々木朗が制した。

佐々木朗はいきなりの3者連続三振で発進した。初回、1番茶野の初球は160キロの直球でファウル。追い込むと146キロのフォークで見逃し三振を奪った。ゴンザレスは147キロのフォークで空振り三振。森に対しては162キロの外角直球で空振り三振に斬った。

2回、3回と2つずつ三振を奪った後の4回も圧巻だった。再び茶野、ゴンザレスを連続三振。森にはギアが1段階上がった。初球はWBCでダルビッシュから学んだスライダーを左打者相手には珍しく投じた。続く2球目に、163キロ直球。手が出ない。最後は148キロのフォークで見逃し三振。この日2度目の3者連続三振に小走りしながら、黄色いグラブを小刻みにたたいた。自身に送る拍手かのようだった。

6回1安打11奪三振で無失点だった今季初登板から変化もあった。お立ち台でファンに要望したコールは「ササキ」から「ロウキ」に。初回の登場時には満員御礼となった大観衆の歓声がこだました。捕手は昨季17試合でコンビを組んだ“相棒”松川から、19年ドラフト“同期”の佐藤都へ。佐藤都と組んだ昨季3試合で防御率0.86(松川は2.24)。松川とのバッテリーもどんどん成長中だったが、21年5月27日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利も挙げている佐藤都との相性も好投に拍車をかけた。

昨年4月10日の完全試合の日と同じ「BLACK BLACK」デーで、ビジター用の黒のユニホームを身にまとった。球場内では「完全試合記念品展示ブース」が設置されて大盛況。6回先頭の西野に四球で初の走者を許して完全が消えると、続く若月には中前安打を喫した。無死一、二塁になると、再び「ロウキ」コールが佐々木朗に力を与えた。犠打後の1死二、三塁では茶野を空振りで11個目の三振。マウンド上で「ヨッシャー」と雄叫び。ゴンザレスを右邪飛でピンチを脱すると、右拳を何度も握った。4回に自軍が茶谷の三塁強襲適時打で奪った1点をしっかり守った。7回には藤岡の中前適時打で加点し、リードは2点に広がった。

ページトップ

[ロッテ]佐々木朗希いきなりの3者連続三振で発進、山本由伸との「侍ジャパン右腕対決」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(21)とオリックス山本由伸投手(24)の「侍ジャパン右腕対決」が幕を開けた。

佐々木朗はいきなりの3者連続三振で発進した。初回、1番茶野の初球は160キロの直球でファウル。1−2と追い込むと146キロのフォークで見逃し三振を奪った。2番ゴンザレスは147キロのフォークで空振り三振。3番森に対しては2球目から160キロ超えを連続し、2−2から最後は162キロの外角直球で空振り三振に斬った。

◇主な大エースの投げ合い

稲尾(西鉄)対杉浦(南海)
初の投げ合いは58年6月28日で、杉浦が8回1/3を投げ12奪三振、2失点で勝利投手となった。58年は4度対戦した両投手だが、翌年はなし。直接対決は12度と意外に少なく、稲尾6勝、杉浦3勝。
堀内(巨人)対江夏(阪神)
初対決の67年9月9日がいきなり投手戦となり、0−0のまま延長戦へ。2人とも延長11回を完投し、1−1の引き分けだった。70年7月31日には延長11回で江夏が1−0完封している。堀内の11勝に対し、江夏は7勝。
鈴木啓(近鉄)対山田(阪急)
山田が2年目の70年8月13日に初めて対戦し、鈴木啓が2失点で完投勝利。通算勝利は鈴木啓317勝、山田284勝だが、直接対決では山田に軍配。72〜77年に山田が6連勝するなど、山田の10勝に対し鈴木啓は4勝止まり。
ダルビッシュ(日本ハム)対岩隈(楽天)
07年8月29日に初対戦し、ダルビッシュが完投勝利。ともにWBCを戦った09年には開幕戦で投げ合い、岩隈が3度目にして初勝利。10年5月8日にはともに9回無失点の熱投を展開。日米通算9度の投げ合いで、ダルビッシュ5勝、岩隈3勝。

ページトップ

ロッテ佐々木朗希VSオリックス山本由伸の球審は白井審判員、昨年佐々木朗に詰め寄る場面で話題[ニッカン]

スタメンが発表され、ロッテは佐々木朗希投手(21)、オリックスは山本由伸投手(24)がそれぞれ先発マウンドに上がる。

なお、球審を務めるのは白井一行審判員(45)となった。昨年4月24日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では、佐々木朗が白井球審に詰め寄られる場面があり、その後話題となった。

同戦では佐々木が2回2死一塁で安達を2球で追い込んでから、3球目はボール判定。一走の杉本には二盗を許した。佐々木朗が二塁方向から本塁方向へ向き合った直後、白井球審がマスクを取り、硬い表情で詰め寄りながら言葉をかけていた。

日本球界を代表する右腕同士のマッチアップ。注目の一戦となる。

ページトップ

[ロッテ]吉井理人監督初勝利記念グッズ各種14日から受注販売開始[ニッカン]

ロッテは14日、吉井理人監督(57)の監督初勝利を記念したグッズの受注販売を、14日からマリーンズオンラインストア限定で開始したことを発表した。

吉井監督は今月4日の日本ハム戦(午後6時半開始、ZOZOマリン)で監督として初勝利を挙げた。ロッテでは19年から21年まで投手コーチ、22年は投手コーディネーター、今季から監督に就任し、今春のWBCで世界一をつかんだ侍ジャパンでも投手コーチを務めた。

監督初勝利記念グッズの商品一覧は以下の通り。

全て税込み。

販売はマリーンズオンラインストアにて4月23日午後11時59分まで受注し、8月上旬ごろの発送を予定している。

ページトップ

[ロッテ]佐々木「ROHKi」フェイスタオルが14日から販売開始、バックネット裏広告再現[ニッカン]

ロッテは14日、ロート製薬(本社・大阪市)と佐々木朗希投手(21)のコラボフェイスタオルを、14日からマリーンズストアで販売開始したことを発表した。

23年から掲出しているロート製薬のバックネット裏広告は、佐々木朗の先発登板試合でデザインを「ROHTO」から「ROHKi」に変更する企画を実施中で、SNSなどでも話題になっている。

今月6日の初登板時のデザインを再現したタオルは税込み2000円。マリーンズストア各店とマリーンズオンラインストアで購入が可能だ。

佐々木朗は、ロート製薬の主力カテゴリーの目薬をはじめ、アイケア商品のアンバサダーに就任。世界中の人々の「健康な目」を育み、「挑戦」を応援する取り組みを進める一環として、ロート製薬のCMにも出演している。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希、オリックス・山本由伸との投げ合い制し、米データ分析会社「地球上で最高の投手の1人」と賛辞[サンスポ]

14日にZOZOマリンで行われたロッテ−オリックスでは、ロッテ・佐々木朗希投手(21)とオリックス・山本由伸投手(24)との投げ合いが公式戦で初めて実現した。

佐々木朗は最速163キロの直球やフォークボールを武器に、5回まで完全投球を披露するなど11奪三振の快投で、球界最高峰の投げ合いを制した。チームは2−0で勝利し、本拠地6連勝を飾った。

WBCで日本代表としてチームを世界一に導いた投手同士の対決として注目を集めていたこの試合、米国からも佐々木朗に対する賛辞が相次いだ。

米野球データ分析会社「Codify」の公式ツイッターは佐々木朗の投球映像とともに、「ローキ・ササキは地球上で最高の投手の1人」と賛辞を送った。

ページトップ

ロッテ・藤岡裕大が今季初打点となる適時打、3三振のあとの快打「打点が欲しかったのでよかった」[サンスポ]

ロッテ・藤岡裕大内野手(29)が大きなダメ押し打。1−0の7回2死一、二塁で2番手・山崎颯から中前にタイムリーを放った。

「何とか1点と思って…。詰まった当たりがいいところに落ちてよかった」。今季は4日の日本ハム戦で1試合4安打をマークするなど打撃好調だが、この日はこの打席まで3三振だった。2勝目の佐々木朗、先制打の茶谷とともに上がったお立ち台で歓声に応えた。

これで20打数8安打で打率は.400。このタイムリーが今季初打点となった。「打点が欲しかったので打ててよかった」と笑顔が絶えなかった。

ページトップ

ロッテ・茶谷健太が佐々木朗を援護する先制打、「スタメンで使ってもらったので絶対に打ちたかった」[サンスポ]

ロッテ・茶谷健太内野手(25)が殊勲の一打。0−0の4回2死一、三塁から山本のカーブを引っ張り三塁手のグラブをはじいて左前へ運んだ。

一緒にお立ち台に上がった2勝目の佐々木朗から「僕はちょっと無理かなと思ったんですけど…。さすがです」といじられたものの、茶谷は「何とかランナーをかえそうと食らい付いていった。スタメンで使ってもらったので絶対に打ちたかった」と振り返った。

ソフトバンクでは戦力外となり、ロッテの育成契約から這い上がってきた8年目。スタメン起用は今季3度目。本来の守備の中心は遊撃だが、この日は「7番・一塁」で起用に応えた。7回には左前打も放ち、貴重な追加点のホームも踏んだ。大きな大きなマルチ安打だった。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希、初対決・山本由伸に投げ勝った!5回まで完全、7回1安打11K0封で2勝目「1点取られたら勝てないと思った」[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日、オリックス1回戦(ZOZOマリン)に先発し、7回1安打無失点、2勝目を挙げた。世界一に輝いたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表「侍ジャパン」でともに戦ったオリックス・山本由伸投手(24)と公式戦で初めて対決=B最速163キロの直球やフォークボールを武器に、5回まで完全投球を披露するなど11奪三振の快投で、球界最高峰の投げ合いを制した。チームは2−0で勝利し、本拠地6連勝を飾った。

「朗希コール」を背に受け、右腕を振った。昨季史上最年少で完全試合を達成した令和の怪物″イ々木朗と、昨季まで2年連続沢村賞に輝いたNPB最強右腕℃R本の初の投げ合い。メキシコとのWBC準決勝でリレーした2人の対決≠ノチケットは完売し、2万9088人が詰めかけた。満員御礼の中、佐々木朗は初回から全力で飛ばした。

「(山本は)日本一の投手。1点取られたら勝てないと思ったので、ゼロに抑えることだけを考えた。初回から勢いをつけて、ランナーを出さないつもりでいました」。

左足を高々と上げる豪快なフォームから最速163キロを計測した直球を繰り出し、4者連続三振の滑り出し。6回先頭の西野に四球を与えるまで完全投球を披露した。続く若月に中前打を浴びるなど1死二、三塁のピンチを招いたが、「狙って取りに行った」と茶野をフォークボールで空振り三振に仕留め、ゴンザレスは右邪飛に打ち取った。プロ野球を代表する右腕との真っ向勝負を楽しみ、7回1安打無失点、11奪三振の好投で勝利を手繰り寄せた。

侍ジャパンでダルビッシュ(パドレス)から教わった縦にも横にも大きく曲がるダルスラ≠ェ生きた。今季初登板だった6日の日本ハム戦では右打者のみに投じたが、この日は左打者にも解禁。4回先頭の森の初球などで投じ、バッテリーを組んだ佐藤都は「1球見せるだけで打者は踏み込めなくなっていた」。配球の幅が広がり、打者を翻弄した。

昨季は「(チームのために)常に結果だけを追い求めていた」。だが、WBCを経験した今季は違う。大谷(エンゼルス)や山本ら侍戦士が純粋に勝負を楽しむ姿を見て、考え方が変わった。「今年は自分のパフォーマンスを発揮することに集中して、勝負を楽しんでいこうかな」。今季の目標に最優秀防御率と最多奪三振を掲げ、山本が昨季独占したタイトルを狙う。「1試合1試合、積み重ねていく中でイメージしていく」と闘志を燃やした。

今季初登板で「佐々木」だった応援団によるコールは、前回のお立ち台で「朗希の方が慣れています」とお願いしたことで「朗希コール」に変わった。「しっくりきました。朗希コールのおかげで頑張れたかな」。これで開幕から13イニング連続無失点で、WBCの疲れを感じさせない好発進を決めた。球界屈指の好投手との投げ合いを制した令和の怪物≠ェ、無双の領域へ突入する。

ページトップ

[データBOX]ロッテ・佐々木朗希が通算10度目の2桁奪三振[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が7回1安打無失点、11三振を奪った。2桁奪三振は、6日の日本ハム戦(11個)に続く通算10度目。ロッテ(前身を含む)で10度以上記録したのは、36度の伊良部秀輝を筆頭に、小野正一、村田兆治(各27度)、成瀬善久(16度)、園川一美(15度)、小林宏之(14度)、小宮山悟(13度)、黒木知宏、成田文男(各11度)に次ぐ10人目。

ページトップ

オリックス・山本由伸は佐々木朗との息詰まる投手戦も惜敗、「また対戦できることがあれば楽しみ」[サンスポ]

オリックス・山本由伸投手(24)が佐々木朗との初対決に臨み、6回101球を投げて5安打1失点で敗れた。「先制点を許したのが痛かった」と唇をかんだ。

3回先頭からの4者連続を含む9三振を奪った。しかし、4回1死から2連打を浴び、打ち取った当たりが適時打になる不運もあって先制点を許した。立ち上がりから球数がかさんだのが反省点で「もうちょっとテンポのいいピッチングができたのかもしれない」と振り返った。

それでも、日本が世界一に輝いたWBCでともに日の丸を背負った令和の怪物と息詰まる投手戦を演じた。「今回は負けたけど、また対戦できることがあれば楽しみ」と再戦を待ち望んだ。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希が7回1安打無失点で2勝目、オリックス・山本との初対決を制す[サンスポ]

「朗希コール」を背に受け、ロッテ・佐々木朗希投手(21)が剛腕を振った。海風薫る幕張で実現した「令和の怪物」と「NPB最強右腕・山本由伸」の初の投げ合い。WBC準決勝でリレーした2人の対決とあって、チケットは完売。2万9088人が入って満員御礼となる中、佐々木朗は7回1安打無失点で、オリックス打線を手玉に取った。

「自分のピッチングをできるように頑張りたいと思います」と話していた通り、160キロ超の直球と、決め球のフォークボールを軸に6回先頭の西野に四球を与えるまで完全投球。続く若月に中前打を浴びるなどして1死二、三塁のピンチを招いたが、後続を断ち、グラブをたたいて喜んだ。

ZOZOマリンスタジアムでのオリックス戦といえば、昨年4月10日に史上最年少で完全試合を達成した縁起のいい舞台。偉業を果たした日と同様にこの日は「BLACK BLACK」イベントが開催され、本拠地ながら黒のビジターユニホームを着用した。5者連続を含む11奪三振の好投。安打も1本に抑えた。6日の日本ハム戦の今季初勝利に続いて2勝目だ。

20試合に登板し、9勝4敗、防御率2.02だった昨季は「(チームのために)常に結果だけを追い求めていた」。だが、WBCを経験した今年は違う。大谷(エンゼルス)やダルビッシュ(パドレス)ら侍戦士が純粋に勝負を楽しむ姿を見て考え方が変わった。「今年は自分のパフォーマンスを発揮することに集中して、勝負を楽しんでいこうかな」。己の可能性を信じて、打者との対戦を楽しむ意識が強くなった。

今季は防御率と奪三振のタイトルを狙う。昨季山本(オリックス)が独占したタイトルの一角を奪いにいく覚悟だ。球史に残る名勝負を成長の糧とする。

ページトップ

オリックス・山本由伸「先制点を許してしまったところが悔しいです」ロッテ・佐々木朗希との投げ合いは6回1失点[サンスポ]

オリックス・山本由伸投手(24)は6回1失点でロッテ・佐々木朗希投手(21)との投げ合いを終えた。

「先制点を許してしまったところが悔しいですし、何とか最少失点で粘り強く投げていこうと思っていましたが、球数が多くなってしまったことは反省しなければいけません」。

佐々木朗が圧巻の三者連続三振だったが、負けじと、1回から150キロ超の直球と多彩な変化球で対抗。1回から走者を許すも、本塁を踏まさず。3回は三者連続三振を奪った。しかし、4回1死から山口、安田に連打を浴び、1死一、三塁とされ、2死後、茶谷に左前打を許し、先制点を献上し、試合の均衡が破れた。

ただ2年連続沢村賞右腕は崩れない。5回、6回と無失点に抑え、先にマウンドに降りる形となったが、101球の熱投。両チームのファンが待ちわびた一戦で息詰まる投手戦を演じた。

ページトップ

ロッテ・小島和哉が今季初勝利へ、15日のオリックス戦に先発「早く試合が来ないかなとウズウズ」[サンスポ]

15日のオリックス戦に先発するロッテ・小島和哉投手(26)は14日、試合前の練習でキャッチボールなどで軽めに調整した。

前回登板の楽天戦(8日)は6回1失点と好投したが勝敗はつかず。今季3度目の先発に向けて「1週間、反省点も含めていつもと違う準備をしてきた」と明かした。開幕投手を務めた左腕は今季初白星へ「早く試合が来ないかなと楽しみにウズウズしています。頑張ります」と胸を高鳴らせた。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗は5回までパーフェクト&10奪三振、茶谷が4回に待望の先制打[サンスポ]

ロッテが待望の先取点を挙げた。4回1死から山口が右前打。続く安田の打球は高いバウンドで一塁・太田の頭上を越え、右前打となり一、三塁とチャンスを広げた。

2死後、茶谷の打球は三塁・宗のグラブをかすめて左前への適時打に。1回の2死二塁、2回の無死二塁を生かせなかった打線だが、力投する佐々木朗を援護する大きな1点となった。

佐々木朗はオリックス・山本とのWBC日本代表同士の投げ合い。1回は茶野を見逃し、ゴンザレスを空振り、森を空振りの三者連続三振に仕留める。2回は杉本を空振り三振、宗を二ゴロ、中川を空振り三振の三者凡退に。

3回に入るとさらに加速する。西野を遊飛に抑えると、若月、太田を連続で空振り三振に。4回は茶野、ゴンザレスを空振り三振、森を見逃し三振で5者連続三振に。4回を53球で10奪三振と早くも2桁奪三振をマークした。

先制点をもらった佐々木は5回、杉本を左飛、宗を一ゴロ、中川を二飛抑えた。5回を70球でパーフェクト。今季2勝目を目指して、山本と一歩も譲らない投げ合いに挑んでいる。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希の奪三振ショーがさらに加速!4回までに4連続&5連続で10奪三振[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)とオリックス・山本由伸投手(24)のWBC日本代表同士の投げ合い。佐々木朗は圧巻の立ち上がりを見せた。

1回は茶野を見逃し、ゴンザレスを空振り、森を空振りの三者連続三振に仕留める。2回は杉本を空振り三振、宗を二ゴロ、中川を空振り三振の三者凡退に。2回を22球で5奪三振。

3回に入るとさらに加速する。西野を遊飛に抑えると、若月、太田を連続で空振り三振に。4回は茶野、ゴンザレスを空振り三振、森を見逃し三振で5者連続三振に。4回を53球で10奪三振と早くも2桁奪三振をマークした。

援護したい打線は1回の2死二塁、2回の無死二塁を生かせない。0−0のまま4回の攻撃へ。

佐々木朗は6日の日本ハム戦で今季初先発。6回1安打無失点で初勝利を挙げている。今季2勝目を目指して、山本と一歩も譲らない投げ合いに挑んでいる。

ページトップ

佐々木朗希vs山本由伸の投げ合い、球審は白井一行審判員、SNS「世紀の一戦すぎる」「巡り合わせがすごい」[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗、オリックス・山本がそれぞれ先発。公式戦で初めて投げ合い、WBCで日本代表としてチームを世界一に導いた投手同士の対決として注目を集めている。

ツイッター上では、この試合の球審を務めた「白井球審」がトレンド入り。白井一行審判員(45)といえば、昨年の4月24日に行われたオリックスーロッテ(京セラドーム)で際どい判定に苦笑いしたロッテ・佐々木朗に詰め寄り、物議をかもした経緯がある。

注目する投げ合いで再び白井球審とロッテ・佐々木朗がそろったことを受け、ツイッターでは「佐々木朗希さん、今日は白井球審と揉めませんように」「激アツ対決に加えて、白井球審なので最高の試合」「白井球審なのね笑笑笑 巡り合わせがすごいよ〜」「佐々木朗希、山本由伸、白井球審はやはり運命の赤い糸的な物で繋がってる」「世紀の一戦すぎる」などの反応が上がっていた。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希が圧巻の立ち上がり、2回までに4者連続を含む5奪三振[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)とオリックス・山本由伸投手(24)のWBC日本代表同士の投げ合い。佐々木朗は圧巻の立ち上がりを見せた。

1回は茶野を見逃し、ゴンザレスを空振り、森を空振りの三者連続三振に仕留める。2回は杉本を空振り三振、宗を二ゴロ、中川を空振り三振の三者凡退に。2回を22球で5奪三振。

佐々木朗は6日の日本ハム戦で今季初先発。6回を1安打無失点で勝利投手になっている。今季2勝目を目指して山本との投げ合いに挑んでいる。

ページトップ

ロッテ、佐々木朗希とロート製薬のコラボフェイスタオルを販売、デザインは「ROHKi」[サンスポ]

ロッテは14日、マリーンズストアにてロート製薬株式会社と佐々木朗希投手(21)がコラボしたフェイスタオルの販売を開始したことを発表した。

今季からZOZOマリンスタジアムに掲出しているロート製薬のバックネット広告は、佐々木朗の先発登板日に合わせて、デザインを「ROHTO」から「ROHKi」に変更する企画を行っており、SNS等でも話題になっている。

今回のコラボフェイスタオルは、佐々木朗が今季初登板した4月6日の日本ハム戦で掲出したバックネット広告「ROHKi」を再現したデザインとなっている。

佐々木朗は、ロート製薬の主力カテゴリーである目薬をはじめアイケア商品のアンバサダーとして、世界中の人々の「健康な目」を育み「挑戦」を応援する取り組みを進める一環として、ロート製薬のCMにも出演している。

ページトップ

ロッテの助っ人・ポランコの関西弁が話題、コメントでもファンを喜ばせる姿勢に共感/武田千怜のアナザーストーリー[サンスポ]

日本ハム、ロッテで活躍したレアードは本塁打を打った際に披露するすしを握るパフォーマンスで。ヤクルト、巨人、DeNAでプレーしたラミレスは「ゲッツ」パフォーマンスでファンの心をつかんだ。

プロ野球界には、ノリのいいキャラクターと独特なパフォーマンスでファンに愛された助っ人選手が多くいるが、ロッテの新助っ人、グレゴリー・ポランコ外野手(31)も負けていない。

「ん?何で?」「ドミニカ共和国って関西だっけ?」と、思わずつっこみを入れたくなるコメントがファンの間で話題を呼んでいる。

プロ野球ではファンサービス≠フ一環として、テレビ中継用にタイムリーを打った選手や本塁打をマークした選手ら、活躍した選手のコメントが球団を通じて、試合中に配信される。

そのポランコのコメントがなぜか関西弁なのだ。

4日の日本ハム戦で今季1号となる2ランをマークした際は…。
「(前の打者の)山口が二塁打を打って、何とか返したいと思って打ったわ。ホームランになってくれてよかったでえ。パワー!!」。

9日の楽天戦で適時打を放ったときは…。
「ええバッティングができたと思うで!」。

12日の西武戦で勝ち越し打を打つと…。
「2ストライクと追い込まれていたから、コンタクトすることを心がけたで。勝ち越すことができてよかったわ」。

東京を本拠地とする巨人から新加入したポランコはドミニカ共和国出身の左打者。関西弁の謎≠解くべく、本人に話を聞いた。すると、「関西出身でも、関西人でも、関西に住んでいた訳でもないけど、ファンの方に楽しんでいただくことが、野球選手としての仕事の1つ」と答えてくれた。

巨人時代から行っていたお笑い芸人「なかやまきんに君」の芸を真似た本塁打パフォーマンス「パワーポーズ」は新天地でも継続中。陽気でノリのいい愛されキャラは「これからも打ったときはこうやってコメントを出していきたい」と笑った。いつの日か、お立ち台で「ロッテファン、最高やでえ!!」と叫ぶ姿を見られるかもしれない?!

ページトップ

佐々木朗希VS山本由伸、WBC侍同士の投げ合いに米国からも熱視線[サンスポ]

14日にZOZOマリンで行われるロッテ−オリックスでは、前日夕に予告先発投手がロッテ・佐々木朗、オリックス・山本と発表された。WBCで日本代表としてチームを世界一に導いた投手同士の対決として注目を集めている。

WBC準決勝メキシコ戦では佐々木朗が先発し、5回から2番手で山本がマウンドに上がった。両投手が日本の公式戦で投げ合うのは今回が初めて。日本のファンはもちろん、米国のSNSにも「ササキとヤマモトの投げ合いを見るために今日は早起きをしなければ」といった書き込みがあり、両投手の投げ合いが米国でも注目されていることをうかがわせた。

ページトップ

ロッテ・朗希、由伸に投げ勝った、7回1安打無失点11K「朗希コールのおかげで頑張れた」[スポニチ]

ロッテの佐々木朗希投手(21)が14日、オリックス戦で7回1安打無失点で今季2勝目を挙げた。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で共闘した山本由伸投手(24)とのプロ入り後初の投げ合いでアドレナリンが全開となり、メジャー8球団のスカウトも視察する中で5回まで完全投球。大会期間中に覚えた曲がりの大きいスライダーもさえ渡って2試合連続の2桁となる11三振も奪い、6回1失点だった山本に投げ勝った。

今季最多2万9088人のファンで埋まった本拠地に響く「朗希コール」。6日の今季初登板で初勝利を挙げた前回のヒーローインタビューで「佐々木より朗希の方が…」とリクエストした背番号17は「(山本は)WBCも一緒に戦って、優しい先輩なので投げ合う機会があって嬉しい。朗希コールのおかげで頑張れた」と笑った。

ともに侍ジャパンの先発の柱としてWBCで共闘し、準決勝のメキシコ戦ではリレーも実現した尊敬する山本とのプロ入り後初の投げ合い。「1点取られたら勝てない」との思いを胸に序盤から出力全開だ。160キロ超えを連発し初回先頭・茶野から2回先頭の杉本まで4者連続三振に斬るなど4回までに10奪三振。5回までは1人の走者も許さなかった。ファンは昨年4月10日の同戦で達成した完全試合の再現も期待したが、6回先頭の西野に四球を与え、続く若月に初安打となる中前打。それでもピンチを無失点に抑えた。最速は163キロを記録。7回までに105球を投じ1安打無失点、11三振を奪った。

配球に大きな変化があった。超一流選手達と過ごしたWBC。期間中にダルビッシュ(パドレス)からスライダーの握りや指先の使い方を教わった。大会後はWBC公式球から再びNPB球へ対応するために調整し、昨年までのスライダーよりも変化量がアップ。捕手を務めた佐藤都も「曲がり幅が大きくなった。カウントも取れるし、決め球にもなる」と絶賛する。前回登板でわずか3球だった同球種は17球に激増。2回2死で迎えた中川圭では外角に大きく変化させて空振り三振を奪った。

精神面でも変化があった。全員が野球小僧となって感情を表に出して世界の頂点を目指したWBC。そんな“侍イズム”に触発され、今季はより感情が表に出るようになった。4回に茶谷が先制打を放つとベンチでガッツポーズ。お立ち台では「ちょっと無理かなと思ったんですけど、さすがです」と先輩をいじり、笑いを誘った。

「後のことは考えず最初に勢いをつけていこうと。後半はバテました」と苦笑いを浮かべたが、2年連続で沢村賞に輝いた右腕に投げ勝ち、これで今季は2試合、13イニングを投げ被安打2で無失点、計22奪三振。将来のメジャー挑戦も夢見る怪物右腕の“無双”ぶりは、しばらく続きそうだ。

◇ダル直伝スライダー

佐々木朗はスライダーを前回登板の3球から17球と飛躍的に増やした。割合では3.7%から16.2%まで上昇。昨季の球種構成は直球とフォークだけで89.6%を占め、スライダーが5.3%で、カーブは5.1%だった。カーブは今季、1球も投げておらず、スライダーの比重が高まっている。

ページトップ

夢の投げ合いにメジャー8球団集結!朗希は「デグロム級」由伸は「グリンキー級」[スポニチ]

将来的なメジャー挑戦が確実なロッテ・佐々木朗と早ければ今オフにも海を渡るオリックスの山本。両右腕が参加した3月のWBCでは、東京ドームで行われた1次ラウンドにもメジャー10球団以上のスカウトが集結。この日もヤンキース、ドジャースなど計8球団のスカウトがバックネット裏から熱視線を送った。

世界一に貢献したWBCを経て、両投手の評価はさらに上昇している。ア・リーグ球団のあるスカウトは「WBCでどのチームも確認したかったのは大リーグ公式球への適応性。加えて米国の球場でそのボールを扱った時の変化。両者ともその点に問題ないことを示した」と各球団がローンデポ・パークで行われた準決勝のメキシコ戦での投球内容に注目していたことを明かす。佐々木朗は先発で4回3失点、山本は2番手で3回1/3を2失点でともに内容も上々。「あの1試合でさらに評価を高めた」と言う。

エンゼルスの大谷を日本ハム時代から取材するなど“日本選手通”でもあるロサンゼルス・タイムズのディラン・ヘルナンデス記者は「あるア・リーグGMは佐々木について“ストレートは世界一。デグロムより上かも”と話している」と明かし、山本についても「あるナ・リーグのGMは“ピッチ・アビリティー(制球、球種の多さ、打者を見ながら投げられる能力)はグリンキー並み”と言っていた」と明言。山本の契約については「6年総額1億5000万ドル(約198億円)くらいでは」と予想した。

ボストン・グローブ紙のピーター・エイブラハム記者は11月で22歳となる佐々木朗が現行ルールでメジャー契約を結べる25歳を故障なく迎えたと仮定し「10年契約が提示されるかも。年俸は2500万〜3000万ドル(約33億〜39億6000万円)くらい」と予想。現在のプロ野球を代表する両投手のアドレナリン全開の投げ合いは、世界の注目を集めた。

ページトップ

森繁和氏、ロッテ・朗希「押し引き」手にすればはエンゼルス・大谷のような怪物に[スポニチ]

◇[森繁和 視点]

お互いが相手を十分に意識して、立ち上がりから見応え満点の投げ合い。ファンも楽しんだろうし、佐々木朗、山本とも気合の入った素晴らしい投球だった。特に佐々木朗。序盤から直球に変化球と全てのボールの質が完璧だった。文句の付けようがない。ただ、令和の怪物がさらに無敵の存在になるためにはどうしたらいいか。投球の肝でもある「押し引き」が求められる。

立ち上がりから飛ばし、4回まで打者12人から10三振。奪三振は佐々木朗の大きな魅力だが、1アウトに最低3球かかるため、どうしても球数がかさむ。本人も「バテた」と言っていたが、70球前後から直球、変化球とも抜け出した。ここぞでギアを入れる場面と、簡単に凡打に仕留めて球数を減らす投球パターン。これを手にすればエンゼルス・大谷のような怪物になれる。

カーブを多く使うのも手だろう。この日はスライダーが多かったが、佐々木朗のフォームは直球とフォークが「縦振り」なのに対してスライダーはひねりを加える。肘に負担もかかるし疲労にもつながる。一方でカーブは「縦振り」。縦の大きな変化、緩急はアクセントにもってこいだ。

2人もWBCを経てシーズン2試合目。球数は100球前後と決まっていただろう。今後、さらに状態が上がった時に再び投げ合いを―。その日が楽しみでならない。

ページトップ

ロッテ・朗希、“因縁の一戦”以来の白井球審、ツイッターでトレンド入り[スポニチ]

球審は白井一行審判員が務めた。昨年4月24日に行われたオリックスーロッテ戦(京セラドーム)で際どいコースのボール判定に苦笑いした佐々木朗に詰め寄り、ワイドショーなどでも取り上げられる大きな論争を巻き起こした。

同戦以来となる佐々木朗登板時の球審で試合はスムーズに進行。ツイッター上では試合前、「白井球審」という投稿が話題の言葉を表す「トレンド入り」していた。

ページトップ

ロッテ・沢村、まるでアロザレーナ!?今季初Sで仁王立ち[スポニチ]

3年ぶりの古巣復帰となったロッテ・沢村が今季初セーブで完封リレーを完成させた。守護神の益田が8回を任され、9回から3番手で登板。最後の打者・ゴンザレスを中飛に仕留めるとマウンドで腕を組み、ドヤ顔で仁王立ちした。

WBCメキシコ代表の左翼で好守を連発したアロザレーナ(レイズ)をほうふつさせるパフォーマンスにファンも大盛り上がり。吉井監督は今回の2人の起用について「打順を見て、どれが一番勝ちきれるパターンかなと思って、これがいいと思った」と説明し、今後も流動的となることを明かした。

ページトップ

オリ・由伸「今回負けましたけど、また対戦できる時があれば」朗希にリベンジ誓う[スポニチ]

あまりに重い1点だった。4回2死一、三塁。カーブでゴロを打たせた茶谷の打球が三塁手・宗のグラブをかすめて左前へ抜けた瞬間、オリックス・山本は天を仰いだ。佐々木朗との「世紀の投げ合い」第1ラウンドは、戦前の予想通り1点を争う白熱の投手戦に。敗れたエースはリベンジを誓った。

「凄く締まった試合でしたし、今回負けましたけど、また対戦できる時があれば、凄く楽しみだなと思います」。

6回5安打1失点、9奪三振。最速156キロを何度もマークした。並の投手なら先発の役割をしっかり果たしたと評価されるべき投球でも、満足できるはずがない。3歳下の佐々木朗は5回まで10奪三振の完全投球。WBCでの戦友から、強力ライバルに変わった相手より先に失点したことを悔やんだ。

「先制点をとにかく許したのが、試合の流れとしてもちょっと良くなかったかなと」。

茶谷の適時打の前にも、安田の一塁手前で打球がはねて右前に抜ける不運な当たりがあった。敵地特有の強風の中での登板。中嶋監督が「不運なヒットもありましたし。これも野球なので」とねぎらう力投も、勝利には結びつかなかった。

昨年7月23日のソフトバンク戦から続いていたレギュラーシーズンの連勝は、7でストップ。昨季6戦5勝無敗だったロッテ戦は、21年5月19日以来2年ぶりの黒星となった。敗れたことで、逆にその凄さが浮き彫りになるのが絶対エース・山本だ。今季中に必ず訪れるであろう第2ラウンド。借りは必ず返す。

ページトップ

オリ・若月、朗希から唯一の安打も「初対戦だったんですけど、想像以上に凄かった」[スポニチ]

5回までロッテ・佐々木朗に完全に抑え込まれたオリックス・中嶋監督は、「毎回毎回、工夫はしているんでしょうけどね。うまくいく時もあれば、うまくいかない時もある。終わってしまったことなので」と前を向いた。

0−1の6回1死二、三塁の同点機は茶野が空振り三振、ゴンザレスが右邪飛と1、2番が倒れた。6回1死からチーム唯一の中前打を放った若月は「僕は初対戦だったんですけど、想像以上に凄かった。あそこで何とか(山本)由伸の負けを消せれば良かったんですけど」と悔しさを押し殺した。

ページトップ

朗希VS由伸、日本最高峰対決に平日のZOZOマリン異例の観衆2万9000人[スポニチ]

佐々木朗希と山本由伸の侍対決を生で見ようとZOZOマリンには今季最多の2万9088人の観客が集まった。本拠地開幕戦となった4日の日本ハム戦は2万6610人。これを大きく上回った。今季のZOZOマリンの収容人員は29916人、この日は約97%の座席が埋まったことになる。

ZOZOマリンでの観衆2万9000人超えは昨年10月2日のシーズン最終戦(2万9312人)以来。昨年は4月17日の日本ハム戦(2万9426人)と5月6日のソフトバンク戦(2万9340人)でも超えたが、いずれも佐々木朗の予告先発試合だった。まだ肌寒い4月の平日のナイター。金曜日とは言え、シーズン開幕戦や本拠地開幕戦でないZOZOマリンでの試合に2万9000人超が集まるのは超異例。令和の怪物と日本最高峰投手の対決は今後もゴールデンカードとなりそうだ。

ページトップ

ロッテ・朗希、左打者への“進化したスライダー”でオリ斬り、佐藤都との新コンビで快投[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発。7回1安打無失点、11奪三振でオリックスの“絶対エース”山本由伸との投げ合いを制し、今季2勝目を手にした。

女房役として今季初めて佐々木朗をリードした佐藤都は試合後「朗希は全てが良い球なので、入り方とかに偏りだけはないよう話しながらやっていた。直球、フォークはもちろん良いが、スライダーという球を1球見せるだけでバッターも迷うだろうし、そこも話し合いながら今回は左打者にもスライダーを見せることができた」とこの日の投球を振り返った。

スライダーの昨年との違いについて佐藤都は「曲がりがちょっと大きくなった。投げ分けをしていると思うが、カウントを取る時と決めに行く時のスライダーが全然違うものだった。決め球にもカウント球にも使える」と印象を語った。また、ベンチ内で佐々木朗が自ら佐藤都に話しかけに行った場面について「去年に比べると多くなった。自分が話しかけに行く前に来てくれたりして、話しやすくなった」と21歳の進化を明かした。

ページトップ

ロッテ・吉井監督、佐々木朗希の7回続投は「苦しいところを経験させたかった」「大きな自信になる」[スポニチ]

ロッテは息詰まる投手戦を制し、オリックスに勝利。佐々木朗希が7回1安打無失点の好投で2勝目を挙げ、チームは本拠地で6連勝となった。吉井監督は試合後、先発右腕にとって自信をつかむ試合になったと語った。

6回を投げ終え90球の佐々木朗希を7回もマウンドに上げたことについて「1−0のゲームだったので、ゆくゆく朗希はこのチームのエースにならないといけないので、ちょっと予定よりは球数オーバーしましたけど、苦しいところを経験させたかったので、行ってもらいました」と説明。終盤は「球数が増えてきてフォークも浮いてきたんですけど、その中で集中して自分のできることをやってくれたので、あの辺りが一つ上がったんじゃないかなと思います。1−0のゲームはプレッシャーがかかるし、大きな自信になると思う」とし、成長した姿に目を細めた。

その上で「今日みたいなゲームは終盤まで投げないと勝ちは付かないので、チームが勝つために今日のようなピッチングを続けて欲しい」と願った。

一方で課題も指摘した。この日は落差の鋭いフォークだけでなく序盤から横に大きく滑るスライダーを効果的に投じ、空振りを奪う場面も。ただ、唯一、安打を許した若月には「バントの場面で2ストライクに追い込んで、当てに来る打者にスライダーは一番ヒットが出やすいので、あの辺の作戦面はまた反省して次に生かして欲しい」とした。

この日は黒星こそ付いたものの相手先発・山本由伸も6回1失点9奪三振と好投するなど、侍ジャパンメンバーが連日、活躍している。代表で投手コーチを務めた指揮官は「彼らにも慣れない場面で投げてもらったので、シーズン入ってどうかなって心配しながら見てるんですけど、上手く投げてくれてるし、この後もケガなくしっかり良いシーズン送ってくれたらなと思います」と親心をのぞかせつつ「明日投げる宮城も前回登板良かったので、明日もうちは気を引き締めないとやられるかなと」とロッテの監督としての自身の立場も忘れなかった。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希、山本由伸は「日本一の投手」再度の対決は「今はちょっと、投げていっぱいいっぱい」[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発。7回1安打無失点、11奪三振と圧巻の投球でオリックス・山本由伸との“侍対決”を制し、今季2勝目を手にした。

試合後、取材に応じた佐々木朗は山本との投げ合いを「WBCも一緒に戦ってすごく優しい先輩なので、こうやって投げ合う機会があってすごく嬉しい」と振り返り「今日の試合は本当に1点取られたら勝てなくなると思ったので、どうにかそれが結果に結びついて良かったなと思います」と白星を喜んだ。

プロ野球史上初となる「2年連続投手4冠」の山本について「日本一の投手だと思っている」とし「先制点を与えて相手に1点あったら厳しいかなと思ったので」と1点もやらない覚悟でマウンドに上がったと語った。

5回までは走者1人も出さないパーフェクト投球で相手打線を圧倒。ただ、1−0の6回は先頭・西野に四球を与えると、続く若月には中前打を許しピンチを迎えた。太田の犠打で1死二、三塁とされたものの茶野を空振り三振。ゴンザレスを右邪飛。7回も先頭・森を四球で歩かせたが続く杉本を遊ゴロ併殺に仕留めるなど、最後まで本塁を踏ませず「体力的には苦しい中で上手くゲッツーを取って投げ切れたので良かった」とうなずいた。

この日は7回105球での降板となったが「今年はオープン戦でそんなに投げてないので段階を踏めてなかったので徐々に上げていきたいですし、体力的にもWBCがあったので短いイニングが多かったので、そこら辺はこれから投げていってと思います」とスタミナ面、球威もまだまだ伸びると口にした。

山本と再度、投げ合いたいか尋ねられると「そうですね…今はちょっと、投げていっぱいいっぱいなので、また、はい」と控えめに笑うにとどめた佐々木朗。前回登板後に自ら“佐々木コール”から“朗希コール”に変更した声援もばっちり耳にしたといい「しっくりきました」と笑みを浮かべた。

ページトップ

朗希に“敗戦”のオリ・由伸「今回は負けましたけど、対戦できる時が凄く楽しみだなと」早くも再戦を希望[スポニチ]

オリックス・山本由伸投手(24)とロッテ・佐々木朗希投手(21)の初の投げ合いとして注目が集まったロッテ―オリックス戦が14日に行われ、オリックスは0−2で敗れた。

プロ野球史上初となる「2年連続投手4冠」の山本と、最速165キロを誇る「令和の怪物」佐々木朗の「世紀の投げ合い」第1ラウンドは白熱の展開。山本は6回1失点で101球の熱投を演じたが、味方打線が佐々木朗を打ち崩せず、零敗を喫した。

試合後、山本は「まず、先制点を許してしまって。その後、最少失点でいけたのは良かったですが、もう少し、テンポの良い投球ができたのかな、と思います」と、球数が増えた部分は反省点とし、不運な打球があったことには「運の悪い打球も何個かありましたが、それは、まあ特にないです」と言い訳はしなかった。

その一方で初となった佐々木朗との投げ合いに関しては「すごく締まった試合でしたし、今回は負けましたけど、対戦できる時が凄く楽しみだなと思います」と、暗い表情は見せず再戦を希望。1点も許せない緊迫の展開となったことには「先制点をとにかく許したこと。試合の流れとしては良くなかったかなと思います」と話していた。

ページトップ

ロッテ・吉井監督、佐々木朗希は「前半から飛ばしてた」8回に益田、9回に沢村は「打順を見て」起用[スポニチ]

ロッテは息詰まる投手戦を制し、オリックスに勝利。佐々木朗希が7回1安打無失点の好投で2勝目を挙げ、チームは本拠地で6連勝となった。

吉井監督は佐々木朗希と山本由伸と“侍ジャパン”のマッチアップに「2人の日本を代表する投手がどんなピッチングをするかなと見てました」と投げ合いに指揮官も心が躍ったと振り返り、「どっちも流石という立ち上がりをしてくれたと思います」と両者を称賛した。

その中でロッテ打線が初回から中村が二塁打を放つなど、山本をじわりじわりと攻め、4回に3本のヒットを集めて1点を先制。「いい投手と分かっていたので、待ってると打てないので積極的にいこうということで、皆しっかりやってくれた」とうなずいた。

4回2死一、三塁から左前に先制打を放った茶谷を「村田コーチが“是非どうぞ行ってください”って、その期待に応えてくれて良かったです」と称えた。

7回1安打無失点、105球の熱投を見せた佐々木朗希については「ちょっと前半から飛ばしてたので、多分苦しかったと思うんですけども、(6回のピンチ)そこを本当によく頑張ってくれたと思います」とねぎらった。

8、9回は益田、沢村のリレーでオリックス打線をシャットアウト。今季は守護神を固定しない方針を示しているが起用順について「打順を見て、どれが1番勝ちきれるパターンかなと思って、これでやりました」と説明した。

ページトップ

千葉のアロザレーナ!ロッテ・沢村が9回を締め、マウンドで腕組み&ドヤ顔「カッコよすぎだろ」[スポニチ]

ロッテは投手戦を制し、オリックスに零封勝利。9回を締めた沢村がマウンドで腕組み&ドヤ顔を見せ“千葉のアロザレーナ”となった。

2−0の9回、マウンドに上がった沢村は太田を空振り三振、茶野を左飛に打ち取り2死までこぎ着けると、最後は21年にレッドソックスでチームメートだったゴンザレスを中飛に仕留め、ゲームセット。その瞬間、マウンド上で腕組み、ドヤ顔を見せ仁王立ち。WBCでメキシコ代表としてプレーしたアロザレーナ(レイズ)を彷彿されるポーズでスタンドを盛り上げた。

沢村の腕組み&ドヤ顔にインターネット上でも「これは完全にアロザレーナ」「アロザレーナ沢村」「澤村さん、メキシコのレフト(アロザレーナさん)のポーズやっとったな」「アロザレーナ澤村で爆笑しちゃった」「沢村のアロザレーナカッコよすぎだろ」などと反響が寄せられた。

ページトップ

2勝目のロッテ・佐々木「“朗希”コールのおかげで頑張れた」先制打の茶谷を「ちょっと無理かな」とイジる[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発。7回1安打無失点、11奪三振と圧巻の投球でオリックスの“絶対エース”山本由伸との投げ合いを制し、今季2勝目を手にした。

山本由伸との投げ合いに「今日は1点取られたら勝てないと思ってたので、どうにか0に抑えることだけ考えて投げました」と振り返り「後のことを考えるよりも最初に勢い付けて投げられたらと思って、後半バテました」と少しだけ苦笑いした。

6回は1死二、三塁のピンチで茶野を空振り三振「前に飛んだら点になる確率が高かったので、三振を狙って取りにいけたのが良かったです。立ち上がり良かったので途中、守備にも助けられながら投げられたと思います」とうなずいた。

打線も先発右腕を援護するように4回、7回に得点。先制打を放った茶谷がお立ち台で隣に並ぶと「僕はちょっと無理かなと思ったんですけど…流石です」とイジってスタンドを沸かせる余裕も見せた。

この日は前回、自らお願いした通り応援団も“佐々木コール”から“朗希コール”に声援を変更。「“朗希コール”のおかげで頑張れたかなと思います。ありがとうございます」と左手を挙げ、声援に感謝した。

ページトップ

由伸&朗希の奪三振ショー、惜しかった!1試合の最多三振記録更新ならず、両投手降板後に“激減”[スポニチ]

オリックス・山本由伸投手(24)とロッテ・佐々木朗希投手(21)の初の投げ合いとして注目が集まったロッテ―オリックス戦が14日に行われた。山本はプロ野球史上初の「2年連続投手4冠」に輝き「NPB現役最強投手」に君臨。最速165キロを誇る「令和の怪物」佐々木朗と「世紀の投げ合い」第1ラウンドとなった一戦は、稀にみる奪三振ショーとなった。

初回から2回にかけて、佐々木朗が4者連続三振で好発進すると、5回までに10奪三振。一方の山本も4回に1失点はするが、要所を締めて、5回までに9三振を奪った。

結局、山本は6回1失点で降板し、9奪三振。一方の佐々木朗は7回まで投げ、無失点で11奪三振。2人で20奪三振となった。

その後、オリックスは山崎颯、比嘉、本田とつなぎ、合計12奪三振。一方のロッテは益田、沢村とつなぎ合計12奪三振。両軍合わせて24奪三振となった。山本、佐々木朗降板後にペースが下がり、1試合の最多三振記録とはならなかった。

両軍合わせた1試合の最多三振記録(9回まで)は29。95年に野田(オリックス)が達成した日本新記録の19奪三振をマークした試合は、延長戦に突入し、最終的にロッテ20、オリックス10の合計30で参考記録となった。

[1試合の両軍最多三振記録]
95年4月21日のロッテ19、オリックス10。
02年9月25日の横浜15、広島14。
06年6月18日の中日19、ソフトバンク10。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希は山本由伸との“侍対決”制し2勝目、今季13イニングで被安打2本、防御率0.00[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発。7回1安打無失点、11奪三振でオリックスの“絶対エース”山本由伸との投げ合いを制し、今季2勝目を手にした。

初回から3者連続三振と抜群の立ち上がりを見せると、3回1死からはイニングをまたいで5者連続三振。最速163キロの直球と鋭く落ちるフォークに加え、切れ味抜群のスライダーという新たな武器を交え4回までに10三振を奪った。5回まで走者1人も出さないパーフェクト投球で昨年4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)での完全試合に続く快挙の予感を漂わせた。

だが、6回に先頭・西野に四球を与え初めての走者を許し、完全試合はなくなると、続く若月には中前打を浴び、ノーヒットノーランもならず。さらに太田の犠打で1死二、三塁とピンチを拡大したが、茶野を空振り三振に仕留めると、ゴンザレスは右邪飛に打ち取り、無失点。7回も先頭・森を四球で歩かせたが後続を断ち、スコアボードに0を並べ続け、リードを持って救援陣に後を託した。

打線も4回に茶野の適時打で先制すると、7回に藤岡が相手2番手・山崎颯から中前適時打を放ち先発右腕を援護。救援陣もリードを守り切り、佐々木朗希は2勝目を挙げた。

佐々木朗希は今季初登板となった前回6日の日本ハム戦も6回無失点。ここまで計13イニングで被安打はわずか2本、無失点、防御率0.00と無双を続けている。

ページトップ

白熱の投手戦!ロッテ・佐々木朗希は7回1安打無失点で勝利投手の権利持って交代[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発。7回1安打無失点で勝利投手の権利を持って交代した。

初回から3者連続三振と抜群の立ち上がりを見せると、3回1死からはイニングをまたいで5者連続三振。最速163キロの直球と鋭く落ちるフォークに加え、切れ味抜群のスライダーという新たな武器を交え4回までに10三振を奪った。5回まで走者1人も出さないパーフェクト投球で昨年4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)での完全試合に続く快挙の予感を漂わせた。

だが、6回に先頭・西野に四球を与え初めての走者を許し、完全試合はなくなると、続く若月には中前打を浴び、ノーヒットノーランもならず、逆にピンチを広げてしまった。太田の犠打で1死二、三塁とピンチを拡大したが、茶野を空振り三振に仕留めると、ゴンザレスは右邪飛に打ち取り、無失点でしのいだ。

7回も先頭・森を四球で歩かせたが後続を断ち、スコアボードに0を並べ続け、リードを持って救援陣に後を託した。

相手先発は2年連続投手4冠の“絶対エース”山本由伸。WBCで侍ジャパンの先発の柱として14年ぶりの世界一に貢献した先輩右腕との投げ合いで7回無失点と一歩も譲らない投手戦を演じた。

ページトップ

1年前の再現ならず…ロッテ・佐々木朗希は6回無死から四球→安打で完全試合、ノーノー途切れるも無失点[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発。5回まで走者1人も出さないパーフェクト投球で昨年4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)での完全試合に続く快挙の予感を漂わせたが、6回に記録は途切れた。

初回から3者連続三振と抜群の立ち上がりを見せると、3回1死からはイニングをまたいで5者連続三振。最速163キロの直球と鋭く落ちるフォークに加え、切れ味抜群のスライダーという新たな武器を交え4回までに10三振を奪った。

ところが、6回に先頭・西野に四球を与え初めての走者を許し、完全試合はなくなると、続く若月に中前打を浴び、ノーヒットノーランもならず、逆にピンチを広げてしまった。それでも茶野を空振り三振に仕留めると、ゴンザレスは右邪飛に打ち取り、無失点でしのいだ。

ページトップ

圧巻!ロッテ・佐々木朗希が5回までパーフェクト投球、5者連続三振含む10K[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日、オリックス戦に先発。3回1死からイニングをまたいで5者連続三振を奪うなど5回まで走者1人も出さないパーフェクト投球で10三振を奪った。

初回、先頭・茶野への初球で160キロを計測すると、2死から森への3球目でこの日の最速162を計測するなど、3者連続三振と抜群の立ち上がり。2回も4番・杉本からの中軸を三者凡退に封じると、3回も下位打線をきっちり打ち取り、3回までに毎回の7奪三振と圧巻の投球を見せた。

3回1死、8番・若月から4回の3番・森まで5者連続三振。特に森には2球目にこの日最速163キロを計測するなど、力のこもった球を見せ、最後はフォークで見逃し三振に仕留めた。

ページトップ

ロッテが“絶対エース”山本由伸から先制!茶谷の適時打に佐々木朗希もガッツポーズで喜ぶ[スポニチ]

ロッテは打線が“絶対エース”山本由伸から待望の先制点を奪い、先発・佐々木朗希を援護した。

初回、2回は二塁打で得点圏に走者を進めながら、あと1本が出ず無得点。それでも0−0で迎えた4回、山口と安田の連打で一、三塁の好機をつくると、2死から茶谷の放った打球は三塁手・宗のグラブをかすめたものの左前に抜ける適時打となり、均衡を破った。待望の先制点に茶谷は「何とかランナーを還そうと食らいついていきました。スタメンで使ってもらったので絶対に打ちたかったです」とうなずいた。

ベンチ前でキャッチボールをしていた先発右腕もグラブを両手を天に突き上げて喜び、笑みを浮かべながらガッツポーズを繰り返した。

ページトップ

朗希VS由伸、至高の投げ合いは41分で3回終了、ネット「ピッチクロック導入されたの?」[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手とオリックス・山本由伸投手の至高の投げ合いとなった一戦は、わずか41分で3回が終了した。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの世界一に貢献した2人。佐々木朗が3回パーフェクト7奪三振と快投を見せれば、山本は2安打許したものの、要所を締めて無失点にしのいだ。

メジャーではピッチクロックを導入して試合時間が短縮されている。ツイッターでは「ピッチクロック導入されたの?ってくらい試合早い」「ピッチクロック=山本由伸vs佐々木朗希」「展開早すぎ」などの声が上がっている。

ページトップ

1年前の再現なるか!?ロッテ・佐々木朗希は3回までパーフェクト投球、ブラックユニで7奪三振と圧巻[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日、オリックス戦に先発。3回まで走者1人も出さないパーフェクト投球で7三振を奪う好投を見せた。

初回、先頭・茶野への初球で160キロを計測すると、2死から森への3球目でこの日の最速162を計測するなど、3者連続三振と抜群の立ち上がり。2回も4番・杉本からの中軸を三者凡退に封じると、3回も下位打線をきっちり打ち取り、3回までに毎回の7奪三振と圧巻の投球を見せた。

相手先発は2年連続投手4冠の“絶対エース”である山本由伸。WBCで侍ジャパンの先発の柱として14年ぶりの世界一に貢献した2人はこの試合がプロ入り初対決。最速165キロの“令和の怪物”にとって越えなければいけない“壁”との投げ合いでエンジン全開で腕を振った。

佐々木朗希は昨年4月10日、オリックス相手にこの日と同じZOZOマリンで令和初の完全試合を達成。この日はその際と同じ「ブラックユニホーム」での一戦。1年前の再現に期待がかかる。

ページトップ

ロッテ応援団“朗希コール”に変更、前回登板で佐々木朗希から「朗希の方が…」と控えめにお願い[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日、オリックス戦に先発。応援団も令和の怪物を後押しするため、中6日で“修正”を行った。

今季初登板で初勝利した前回6日の日本ハム戦、スタンドから聞こえてきたのは“佐々木コール”だった。試合後、右腕はお立ち台で「“佐々木コール”だったので、誰のことかなと思ったんですけど途中から自分のことだと思った。ありがとうございます。最高です」とファンに感謝。その上で「どっちでもいいですけど、僕は朗希の方が呼び慣れてます」と“朗希コール”への変更を控えめにお願いしていた。

このお願いに応援団もきっちり応え、この日のスタンドからは“朗希コール”の大合唱。佐々木朗も声援に応えるように2回までに5奪三振と抜群の立ち上がりを披露した。

ページトップ

オリ由伸VSロッテ朗希「世紀の一戦」は白井球審、ネットざわつく「ある意味運命」「どんな巡り合わせ」[スポニチ]

ともにWBCで先発として活躍した、オリックス・山本由伸投手(24)、ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日、ZOZOマリンで初めて投げ合った。

試合前に両チームのスタメン、審判員が発表され、球審は白井一行審判員が務めることに。するとツイッターでは「球審白井」がトレンド入り。ネットからは「ある意味運命笑」「球審白井でトレンド入るの笑う」「これはまたどんな巡り合わせ」「きた、、、球審白井」「球審白井がトレンド入りしててZOZOマリンの注目度が伺える」などの声が上がり、試合前から「世紀の一戦」に注目が集まった。

佐々木朗と白井球審は、昨年4月24日のオリックス戦(京セラD)で安達に投じた3球目のボール判定への態度をめぐって、白井球審がマウンドへ詰め寄るなど話題となった。

ページトップ

朗希VS由伸だけじゃない!楽天・マー君VSソフト・和田の“レジェンド対決”にも注目[スポニチ]

楽天は14日、本拠地(楽天モバイル)で首位ソフトバンクと今季初戦を迎え、田中将大(34)が先発。42歳の和田との“レジェンド対決”が実現した。この日はWBC優勝に貢献したロッテ・佐々木朗とオリックス・山本の侍右腕初対決(ZOZOマリン)に注目が集まるが、日米通算191勝(田中将)と同156勝(和田)の投げ合いも見逃せない。

両者の先発対決はメジャー時代には1度もなく、日本での07年5月2日(ヤフードーム)21年9月20日(楽天生命)の2度。07年は田中将が7回2失点で勝利、和田が7回4失点で敗れた。21年は田中将5回5失点で敗戦、和田は4回3失点で勝敗付かずだった。

楽天は6日の西武戦から5連敗中。負ければ最下位転落の可能性もあるだけに田中将は「うまくいかない状況に自分達もフラストレーションがたまっているし、ファンの方々も負ける試合を見に来ている訳じゃない。大事な試合だということを頭に入れてマウンドに上がる」と意気込む。

昨年チームは金曜日の試合を19連敗のままシーズンが終了。今季初の金曜日で、今度こそ「ブラック・フライデー」に終止符を打つ。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希、初回から162キロ!山本由伸との投げ合いで3者連続三振とエンジン全開[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日、オリックス戦に先発。立ち上がり、第一球で160キロを計測し、球場を沸かせた。

初回、先頭・茶野への初球で160キロを計測すると、スタンドからは歓声。茶野をフォークで見逃し三振に仕留めると、続くゴンザレスもフォークで空振り三振。2死からは3番・森への3球目で162キロを計測すると、2ストライク2ボールからの5球目も162キロでバットに空を切らせ、三者連続三振と最高の立ち上がりを見せた。

相手先発は2年連続投手4冠の“絶対エース”である山本由伸。WBCで侍ジャパンの先発の柱として14年ぶりの世界一に貢献した2人はこの試合がプロ入り初対決。最速165キロの“令和の怪物”にとって越えなければいけない“壁”との投げ合いで、初回からエンジン全開で腕を振った。

佐々木朗希は昨年4月10日のオリックス戦で完全試合を達成。同戦も含めてオリックスには昨季4試合で3勝1敗、防御率1.20と相性の良さを見せている。

ページトップ

WBCチェコ代表・エスカラ、チェコ市民権を獲得、死球与えた佐々木朗がロッテお菓子持参「お詫び」で話題[スポニチ]

チェコ野球協会は14日、公式インスタグラムを更新。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した同国代表のウィリー・エスカラ内野手(24)がチェコ市民権を得たと発表した。

「エスカラ選手がチェコ市民権を獲得しました。また、ワールド・ベースボール・クラシックにおいてのチェコスポーツへの貢献と栄誉を称えられました。ようこそ」と添え、パスポートを手にして笑顔を見せるエスカラの画像をアップした。エスカラは米国生まれで、現在はチェコ野球リーグでプレーしている。

チェコは1次ラウンドで日本と対戦。野球選手とは別の本業を持ちながら国際大会出場を果たし、清々しいプレースタイルで注目を集めた。また、日本戦では佐々木朗(ロッテ)がエスカラに162キロの直球で死球を与えたことを後日、謝罪に出向いたことも大きな話題に。佐々木朗はチェコ代表の宿舎を訪問し、袋いっぱいのお菓子を渡した上、エスカラにサインボールを手渡して記念撮影にも応じた。

ナイン、首脳陣は大感激で、チェコ代表のハジム監督は「彼はジェントルマンでスーパースター。野球は戦争やビジネスではなく、紳士のスポーツだと思い出させてもらった。日本のおもてなしにも感謝したい」と感銘を受けていた。

ページトップ

ロッテ佐々木朗希×ロート製薬コラボフェイスタオルを販売[スポニチ]

ロッテは14日、マリーンズストアでロート製薬株式会社と佐々木朗希投手(21)のコラボフェイスタオルの販売を開始した。今季からZOZOマリンスタジアムに掲出されているロート製薬のバックネット広告は、佐々木朗が先発登板をする試合でデザインを「ROHTO」から「ROHKi」に変更して掲出され、SNSなどで広く話題となっている。

今回のコラボフェイスタオルは、佐々木朗が今季初登板した4月6日の日本ハム戦で掲出したバックネット広告「ROHKi」を再現したデザインで、価格は2000円(税込み)。マリーンズストア各店とマリーンズオンラインストアで販売される。

ページトップ

ロッテ吉井監督の初勝利記念グッズを受注販売、直筆サイン入り商品は20個限定[スポニチ]

ロッテは14日、マリーンズオンラインストア限定で吉井理人監督(57)の監督初勝利を記念したグッズの受注販売を開始した。吉井監督は4月4日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)で今季初勝利を飾り、監督初勝利を記録した。

吉井監督は2019年から2021年まで投手コーチ、昨季は投手コーディネーターを務め、今季から監督に就任。WBCでも日本代表「侍ジャパン」の投手コーチを務め、世界一に貢献した。

監督初勝利記念グッズはフェイスタオル:1800円、Tシャツ(カラー:ホワイト、ブラック、サイズ:S、M、L、XL、):3800円、アクリルキーホルダー:600円、メモリアルフォトパネル:11000円、直筆サイン入りフォトパネル:35000円、直筆サイン入りボール(背面デザイン入り専用ケース付き):50000円、直筆サイン入りオーセンティックジャージ:150000円。価格は全て税込みで、直筆サイン入りグッズは数量限定20個で証明書付きとなる。マリーンズオンラインストアで14日正午から23日午後11時59分まで受注する。

ページトップ

[オリックス]山本由伸、6回1失点も今季1敗、佐々木朗希に「今回は負けましたけど、また対戦あれば楽しみ」[報知]

山本は潔く現実を受け止めた。「今回は負けましたけど、すごく締まった試合でした。また対戦できる時があれば、すごく楽しみだなと思います」。佐々木朗と緊張感あふれる投手戦を展開し、6回1失点で今季初黒星。昨年7月23日から続く自身の連勝が7で止まっても、清々しい表情で帰りのバスへ向かった。

5回までパーフェクトだった怪物右腕に対し、粘りの投球を見せた。初回2死二塁、2回無死二塁のピンチをしのぐと、次第にペースアップし、3回は3者連続三振を奪った。だが、4回2死一、三塁から茶谷にカーブを合わせられ、三塁・宗のグラブをかすめる不運な適時打で先制点を与えた。「とにかく先制を許したのが、試合の流れとしてもよくなかった」と反省した。

今季初登板だった4月6日のソフトバンク戦(京セラD)は6回を無失点、85球で交代。中嶋監督は長いシーズンを見据え、この日も101球で2番手・山崎颯とスイッチした。昨年はロッテに6試合で5勝負けなし、20年6月28日から6戦無敗の5連勝だったZOZOでも4年ぶりの黒星。好相性に相応しい力投ではあったが、結果として白星だけがつかめなかった。

中嶋監督は「不運なヒットもありましたし、これも野球ですし。しょうがない」と受け止めた。チームの連勝もストップし、勝率5割に逆戻りした。特有の風など敵地の条件を問われても「それは全く。特に問題なかったです」と言い訳せず、自戒した絶対的エース。日本中の野球ファンが注目した「侍対決」もまた、さらなる進化の一歩となる。

ロッテ佐々木朗とオリックス山本のWBC
村上(ヤクルト)の逆転サヨナラ二塁打で勝利した準決勝・メキシコ戦(21日・米マイアミ)で佐々木朗、山本がリレー。3回まで2安打に抑えた佐々木朗は4回2死、先制3ランを打たれてこの回で降板。2番手・山本は5〜7回の3イニングを無安打。吉田正の同点3ランが出た直後の8回に2失点して途中降板した。1次ラウンド(東京D)では、佐々木朗がチェコ戦(同11日)で3回2/3を1失点(自責点0)、山本がオーストラリア戦(同12日)で4回無失点で、ともに勝利投手。

ページトップ

藤川球児氏が解説、ロッテ・佐々木朗希は山本由伸との初対決で「地の利生かして無敵に近い」理由[報知]

“最強右腕対決”は21歳に軍配が上がった。3月のWBCでも侍ジャパンの世界一に貢献したオリックス・山本由伸投手(24)とロッテ・佐々木朗希投手(21)が初めての直接対決に臨んだ。山本が6回5安打1失点9奪三振と好投すれば、佐々木朗は5回まで走者を1人も許さず、7回1安打で11三振を奪い2勝目。スポーツ報知評論家の藤川球児氏が試合を振り返った。

球界屈指の好投手、ロッテ・佐々木朗とオリックス・山本の投げ合いは、立ち上がりから見応えがあった。その中で、試合前の段階からポイントと踏んでいたのは、風が強いZOZOでの一戦ということだ。

佐々木朗は地の利を生かした。やはり、この球場は特有の強風がバックネットで投手方向に跳ね返るため、ボールが空気抵抗を受けやすい。そして、長身の彼の場合、高いリリースポイントから角度のついたフォーシームが浮力を得てより伸びる。フォークも同じ位置からの落差が大きくなる。もう、無敵に近い。それが、昨年も完全試合を達成したように、本拠地を得意とする要因だろう(昨季はZOZOで12試合先発し、防御率0.76。他球場は8試合で同4.27)。

加えて、横滑りに変わったスライダーの精度の高さに驚いた。侍ジャパンの同僚・ダルビッシュ(パドレス)の助言が的確なのだろうが、短期間でここまで良くなるとは…。これから他球場でも、安定して低めに集める投球ができれば、ホームとビジターの結果の差が縮まるのではないか。

対して、山本は身長の分だけリリースポイントが低いため、あそこまで直球が吹き上げられるとつらい。低めに抑えようとすれば疲労度が増すだけでなく、変化球の制球に影響が出てしまう。特に、4回に茶谷に左前適時打を許したカーブという球種はブレーキが効きにくくなる。無論、これは極めて高次元な話。昨季はZOZOで3勝無敗の通り、この環境下で6回1失点にまとめるあたりはさすがだ。

最後に、両投手ともにコンディション面から、100球ほどで降板した。しっかり首脳陣が管理し、勝つためだけではなく、球団を選べない選手を守るという意味でも非常に大事なことに思う。DHの兼ね合いがあるとはいえ、パの投手が成長しやすい理由の1つだと再認識した。

ページトップ

[ロッテ]佐々木朗希「1点取られたら勝てなくなる」初回から全開!7回11K無失点で山本由伸との初対決制す[報知]

“最強右腕対決”は朗希に軍配が上がった。3月のWBCでも侍ジャパンの世界一に貢献したオリックス・山本由伸投手(24)とロッテ・佐々木朗希投手(21)が初めて直接対決。山本が6回5安打1失点9奪三振と好投すれば、佐々木朗は5回まで走者を1人も許さず、7回1安打で11三振を奪い2勝目を挙げた。

最後の打者・ゴンザレスを沢村が中飛に打ち取ると、朗希はベンチ前で両拳を突き上げた。「日本一のピッチャーだと思っている」という山本との直接対決に勝ち、「1点取られたらもう勝てなくなると思ったので、どうにか結果に結びついてよかった」と声を弾ませた。

2万9088人の大観衆が詰めかけた中、初回からエンジン全開だった。最大風速8メートルの風を味方に付け、160キロ超えを連発。茶野、ゴンザレス、森、杉本を4者連続三振でスタートすると、3回も1死からイニングをまたぎ5者連続三振。“因縁”のあった白井球審も甲高い声で「ストラーイクッ!」の連続だった。

4回までに10奪三振で、5回まで完全投球。昨年4月10日にオリックス相手に達成した完全試合の再現を予感させたが、6回先頭の西野を歩かせ、続く若月の中前安打で“ノーノー”はストップ。終盤はボールが浮く場面も見られたが、7回1安打無失点、11奪三振。105球の熱投で、最速は163キロをマークした。

最強右腕対決に打ち勝ったのは“NEW朗希”が確立されたからだ。昨季終わりから本格的に練習に取り組み、WBCでもダルビッシュにアドバイスを受けたスライダーが効果的だった。前回登板まで主に打者2巡目から使用していたが、この日は2回から使用。さらにこれまでは右打者のみに投じていたが、4回に初めて左打者の森に使用した。朗希は「作戦の1つなので」と話すにとどめたが、捕手を務めた佐藤都は「(これまでは)投げる勇気がなかったのか。でも使った方がいいと思って」と説明した。

目安とされていた90球に6回で達したが、7回も続投した。「ゆくゆくはチームのエースにならないといけない投手。球数オーバーしたけど苦しいところを経験させたかった」と吉井監督。その期待にもしっかり応え、指揮官は「またレベルが1つ上がったんじゃないかな」と目尻を下げた。

今季は2試合で13イニングを投げ、わずか2安打で無失点、22奪三振と無双状態。目標に掲げる奪三振と防御率のタイトルの最大のライバルが山本だが「まだシーズン序盤なので気にせず。1試合1試合を積み重ねて、その中で(タイトルは)イメージできるもの」と冷静に前を見据えた。

由伸と朗希の比較表
佐々木朗希(21)名前(年齢)山本由伸(24)
2001年11月3日生年月日1998年8月17日
岩手県出身地岡山県
岩手・大船渡高では甲子園出場なし球歴宮崎・都城高では甲子園出場なし
19年1位でロッテ入団ドラフト16年4位でオリックス入団
192センチ、92キロ身長、体重178センチ、80キロ
右投右打投打右投右打
ストレート、カーブ、フォーク、スライダー球種ストレート、カーブ、フォーク、シュート、カット、スライダー
165キロ(公式戦では164キロ)最速159キロ
20試合9勝4敗、防2.02昨季成績26試合15勝5敗、防1.68
昨季最年少で完全試合達成主な実績2年連続パ10冠

◇朗希と白井球審

球審を務めたのは白井一行審判員(45)。昨年4月24日のオリックス戦(京セラD)では判定への態度を巡って佐々木朗が白井球審に詰め寄られる場面があり、物議を醸した。その後の登板試合でも塁審に入ったことはあったものの、球審を務めるのは同戦以来となる。ちなみに白井球審は3月7日に行われたWBC強化試合・オリックス戦(同)で一塁塁審を務め、出塁したエンゼルス・大谷に胸を小突かれるなどいじられる場面があった。

◇茶谷健太が決勝打「絶対に打ちたかった」

伏兵の茶谷がV打を放った。両軍無得点の4回2死一、三塁。山本のカーブに食らいつくと、打球は三塁手のグラブをかすめ左前への先制打となった。吉井監督が前日にひらめきで起用を決めたという25歳が期待に応え、朗希の2勝目に貢献。7回にも左前安打をマークし「スタメンで使ってもらったので絶対に打ちたかった」と気持ちを見せた。

ページトップ

[ロッテ]佐々木朗希「1点取られたらもう勝てなくなると思った」オリックス・山本との直接対決制す[報知]

ロッテの佐々木朗希投手が、7回105球を投げ、1安打2四球、無失点で2勝目をマークし、オリックス・山本との直接対決に投げ勝った。

この日は160キロ超えを連発。茶野、ゴンザレス、森、杉本を4者連続三振でスタートすると、3回も1死からイニングをまたぎ5者連続三振。5回まで完全投球の快投だったが、6回に若月に中前安打を浴び“ノーノー”もストップ。それでも7回は四球を出しながら無失点に封じ、7回1安打無失点、11奪三振。最速は163キロで、オリックス・山本との投げ合いを制した。

「今日の試合は本当に1点取られたらもう勝てなくなると思ったので、どうにか結果に結びついてよかった」と朗希。今季は2試合13回で被安打2、無失点と早くも無双モード。奪三振と防御率のタイトルを狙うが、ライバルはもちろん、山本となる。「シーズン序盤なので(タイトルは)気にせず、1試合1試合を積み重ねて、その中でイメージできるものかな」と次回登板へ意気込んだ。

ページトップ

[ロッテ]佐々木朗希は7回1安打無失点で降板、2度目のパーフェクトならずも圧巻11K[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手が、オリックス・山本由伸投手と公式戦初対決。7回105球を投げ、1安打2四球、無失点でマウンドを譲った。

WBCでも日本の優勝に貢献した右腕同士の日本最高レベルの投げ合いで、立ち上がりからエンジン全開。5回まで完全、打者15人中10奪三振と完璧なピッチングを展開したが、6回先頭の西野に四球を与え、昨年4月10日の同カードで達成した完全試合の再現はならなかった。

佐々木朗は続く若月にも中前打を許し、無安打無得点も消えた。それでも後続をしっかり断ち、7回も走者を許しながら踏ん張った。打線は4回に3安打を集め、茶谷の左前適時打で先制。ベンチ前でキャッチボールしていた朗希も笑顔でバンザイして喜んだ。

一方の山本も最少失点に抑える貫禄のピッチング。6回101球で5安打1失点、9奪三振。超ハイレベルな空間を演出してマウンドを降りた。

[朗希の投球内容]
1回:茶野見逃し三振、ゴンザレス、森ともに空振り三振
2回:杉本空振り三振、宗二ゴロ、中川圭空振り三振
3回:西野遊飛、若月、太田ともに空振り三振
4回:茶野、ゴンザレスともに空振り三振、森見逃し三振
5回:杉本左飛、宗一ゴロ、中川圭二飛
6回:西野四球、若月中前打、太田犠打、茶野空振り三振、ゴンザレス右邪飛
7回:森四球、杉本遊ゴロ併殺打、宗遊ゴロ

ページトップ

[ロッテ]佐々木朗希2度目のパーフェクトならず、6回先頭の西野に四球、続く若月には安打許す[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手が、オリックス・山本由伸投手と公式戦初対決。WBCでも日本の優勝に貢献した右腕同士の日本最高レベルの投げ合いで、立ち上がりからエンジン全開。5回まで完全、打者15人中10奪三振と完璧なピッチングを展開したが、6回先頭の西野に四球を与え、昨年4月10日の同カードで達成した完全試合の再現はならなかった。

佐々木朗は続く若月にも中前打を許し、無安打無得点も消えた。打線は4回に3安打を集め、茶谷の左前適時打で先制。ベンチ前でキャッチボールしていた朗希も笑顔でバンザイして喜んだ。

[朗希の投球内容(5回まで)]
1回:茶野見逃し三振、ゴンザレス、森ともに空振り三振
2回:杉本空振り三振、宗二ゴロ、中川圭空振り三振
3回:西野遊飛、若月、太田ともに空振り三振
4回:茶野、ゴンザレスともに空振り三振、森見逃し三振
5回:杉本左飛、宗一ゴロ、中川圭二飛

ページトップ

[ロッテ]佐々木朗希が5回までパーフェクト続行、15人中10K、4回先取点にバンザイ[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手が、オリックス・山本由伸投手と公式戦初対決。WBCでも日本の優勝に貢献した右腕同士の日本最高レベルの投げ合いで、立ち上がりからエンジン全開。5回まで完全、打者15人中10奪三振と完璧なピッチングを展開している。打線は4回に3安打を集め、茶谷の左前適時打で先制。ベンチ前でキャッチボールしていた朗希も笑顔でバンザイして喜んだ。昨年4月10日の同カードでは史上最年少で完全試合を達成しており、再現なるか。

[朗希の投球内容]
1回:茶野見逃し三振、ゴンザレス、森ともに空振り三振
2回:杉本空振り三振、宗二ゴロ、中川圭空振り三振
3回:西野遊飛、若月、太田ともに空振り三振
4回:茶野、ゴンザレスともに空振り三振、森見逃し三振
5回:杉本左飛、宗一ゴロ、中川圭二飛

ページトップ

[ロッテ]佐々木朗希が4回まで完全投球、12人中10K、山本由伸と最高峰対決[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手が、オリックス・山本由伸投手と公式戦初対決。日本最高レベルの投げ合いで、立ち上がりからエンジン全開。4回まで完全、打者12人中10奪三振と完璧なピッチングを展開している。昨年4月10日の同カードでは史上最年少で完全試合を達成しており、再現なるか。

[朗希の投球内容]
1回:茶野見逃し三振、ゴンザレス、森ともに空振り三振
2回:杉本空振り三振、宗二ゴロ、中川空振り三振
3回:西野遊飛、若月、太田ともに空振り三振
4回:茶野、ゴンザレスともに空振り三振、森見逃し三振

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希−オリックス・山本由伸…スタメン発表[報知]

[オリックス]
1(右)茶野、2(遊)ゴンザレス、3(指)森、4(左)杉本、5(三)宗、6(中)中川圭、7(二)西野、8(捕)若月、9(一)太田、投=山本
[ロッテ]
1(中)藤原、2(遊)藤岡、3(二)中村奨、4(左)山口、5(三)安田、6(指)ポランコ、7(一)茶谷、8(捕)佐藤都、9(右)平沢、投=佐々木朗

ページトップ

[ロッテ]「ロート製薬株式会社×佐々木朗希」のコラボフェースタオルを販売開始[報知]

ロッテは14日、ロート製薬株式会社と佐々木朗希投手のコラボフェースタオルをマリーンズストアで販売開始したことを発表した。

今シーズンから掲出されているロート製薬のバックネット広告は、佐々木朗が先発登板をする試合で[ROHTO]から[ROHKi]に変更して掲出。今回のコラボフェースタオルは、そのロゴをデザインしたものとなっている。金額は2000円(税込み)でマリーンズストア各店とマリーンズオンラインストアで購入が可能。

佐々木朗は、ロート製薬の主力カテゴリーである目薬をはじめアイケア商品のアンバサダーとして、世界中の人々の「健康な目」を育み、「挑戦」を応援する取り組みを進める一環として、ロート製薬のCMにも出演している。

ページトップ

ロッテ・沢村拓一が披露!腕組みパフォが話題「サワムラーナ」「カッコ良すぎる」「本家より好き」[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手が7回1安打無失点11奪三振の快投で、2勝目を手にした。9回にマウンドに上がり、10球で打者3人を斬った沢村拓一投手(35)が初セーブ。この時沢村が見せたゲームセット時の“パフォーマンス”が話題となっている。

沢村は9回2死でオリックスのゴンザレスを中飛に仕留め、試合終了。中堅へと舞う飛球を、両腕を組んた“アロザレーナポーズ”で見守り、喜びを表現した。

ネットでも「喜び方カッコ良すぎる」「サワムラーナ」「最高すぎるwww」「何故か似合う」「めちゃくちゃおもろい笑」「本家より好きなの俺だけかな?笑」と大反響だった。

アロザレーナは、WBC準決勝で岡本和の本塁打性の大飛球をキャッチするなど攻守を連発。腕を組んでドヤ顔を浮かべるパフォーマンスが日本でも人気となっていた。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗、山本に投げ勝った、7回無失点11K「絶対に勝ちたい試合だった」[デイリー]

世界の舞台でともに戦った戦友との勝負に、静かに闘志を燃やしていた。侍対決はロッテ・佐々木朗に軍配が上がった。7回105球で1安打無失点、11奪三振。昨季王者のオリックスをねじ伏せた。

「WBCを一緒に戦って、普段は優しい先輩。投げ合う機会があって本当に嬉しい。絶対に勝ちたい試合だったので気持ちを入れながら投げました」。

初回、先頭・茶野の初球から160キロを計測。挨拶代わりの剛速球で、3者連続の空振り三振。“奪三振ショー”の始まりに、球場のボルテージは一気に最高潮に達した。

2回からは、WBCで教わったダルビッシュ直伝のスライダーを解禁。「今日は特に感覚もよかった」と、進化した武器も駆使し、4回まで毎回三振を記録し。5回も三者凡退。ここまで完全投球と圧巻の投球だった。

淡々と腕を振る右腕に昨季達成した大記録が重なった。4月10日の同戦。同じ本拠地での戦いで完全試合を成し遂げた。偶然にも「BLACK BLACK」のイベントも同じ日に開催。黒いビジターユニホームを着用しての登板だった。運命的に重なり合った条件が、スタンドの期待をより一層膨らませた。

だが、6回に先頭の西野に四球。若月には中前打と、1死二、三塁のピンチを背負った。それでもゆっくり息を吐き、気を入れ直す。後続の2人は空振り三振と右邪飛。表情を崩さなかった右腕がほえた。

7回も無失点で今季2勝目。2試合合計13イニングで、わずか2安打で無失点。「日本一のピッチャーだと思っている」と尊敬する先輩に投げ勝った大きな1勝。「1点取られたら勝てなくなると思ったけど、どうにか結果に結び付いてよかった」。さらなる自信をたずさえ、進化の道を進む。

ページトップ

オリックス・山本、負けて強し9K奪三振ショー、佐々木朗と「また対戦すごく楽しみ」[デイリー]

スコアボードの「1」を悔しそうに見つめた。オリックス・山本が佐々木朗と初の投げ合いで今季初黒星。「とにかく先制点を許したのが、試合の流れとしても良くなかった」。わずか1失点。その1点が、この日ばかりは重かった。

快投を続ける両者。両軍無得点の4回、均衡は破れた。2死一、三塁から茶谷に左前へ適時打を献上。「運の悪い打球もありましたけど、それは特に何もないです」。言い訳はしない。宗のグラブに当たったが、白球は左前へ転がっていった。

「もうちょっとテンポの良い投球ができたかもしれない」。反省の言葉ばかりが出てくる。だが、3回には3者連続三振。球数は101球を要したが、6回5安打1失点で9奪三振。負けて強しの内容を、誰も責めることはない。

佐々木朗とはマッチアップを前に連絡を取り合った。素質を認め、試合中もベンチの最前列で行方を見守る。「すごく締まった試合でした。今回は負けましたけど、また対戦できる時があれば、すごく楽しみだなと思います」。世紀の一戦。やられっぱなしでは終われない。

昨季7月からの自身の連勝は「7」でストップ。ZOZOマリンでも4年ぶりに負けを味わった。中嶋監督は「不運な安打もあった。それも野球。仕方ない」と背中を押した。

チームは今季初の3連勝とはならず、再び勝率5割に逆戻り。山本での痛い敗戦だが、切り替えられる一戦だ。球界のエースと令和の怪物の激突。次は必ず、チーム一丸で白星をつかみ取る。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗、山本由伸との投げ合いを制し「すごく嬉しい」7回無失点11奪三振[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手が7回105球を1安打無失点、11奪三振と圧巻の投球。侍ジャパンでともに戦ったオリックス・山本由伸投手に投げ勝ち今季2勝目を挙げた。

「WBCも一緒に戦って、普段も優しい先輩。こうやって投げ合う機会があってすごく嬉しい。絶対勝ちたい試合だったので、集中しながら気持ちを入れて投げました」。

初回から160キロ超えを連発。“宝刀フォーク”と、ダルビッシュ直伝のスライダーを織り交ぜて11三振を奪う快投。6回には四球と安打で1死二、三塁のピンチを背負うも、気を入れ直して無失点とした。

この時点で、球数は90球に達していたが、吉井監督は「苦しいところを経験させたかった」と7回の続投を決定。1−0とプレッシャーのかかる場面だったが、しっかりと無失点に抑えてみせた。

右腕は「(スライダーは)特に感覚もよかったので、そういったところは自分の投げたいように投げられたのかな。今年はオープン戦そんな投げてないので、徐々に上げていきたいですし、体力的にもWBCで短いイニングが多かったので、これから投げていって(上げて行ければ)と思っています」と話した。

ページトップ

オリックス、佐々木朗から1安打で完敗、唯一の安打の若月「想像以上にすごかった」3三振の茶野は「力不足」[デイリー]

オリックスが今季最小の1安打に抑えられ、連勝は「2」でストップした。

相手先発は佐々木朗。昨季4月10日にはZOZOマリンで屈辱の完全試合を食らった。あれから1年。再び、ZOZOで佐々木朗と相対した。

ただ、初回から3者連続三振。5回までは無安打無得点のパーフェクトに抑え込まれた。しかし、6回に先頭の西野が四球で出塁。続く若月がチーム初安打の中前打でつないだ。それでも、あと1本が出ず。7回まで佐々木朗、8回は益田、9回は沢村に抑えられた。

中嶋監督は「工夫はしてるんでしょうけどね。それがうまくいく時もあれば、いかない時もある。色々やって、頑張ってやってますけどね。切り替えてやるしかない」と話した。

チーム唯一の安打を放った若月はバントの構えから2球見逃して、ヒッティングに変わり、中前打。「バントも簡単にはさせてくれない、すごい球でした。何とか由伸の負けを消せれば良かったんですけど。僕は初めて(の対戦)だったんですけど、想像以上にすごかった。スライダーもえげつなかったですね」と絶賛した。

3三振を喫した、新人の茶野は「何とかしたかったんですけど、何とかできなかった。悔しいです」。バットを短く持つなど、工夫もしたが「とりあえず、真っ直ぐが速い。(フォークも)止まらなかった」と相手を褒めるしかなかった。「力不足。自分はまだまだだなと思いました」と次戦以降のリベンジを誓った。

ページトップ

ロッテ、2勝目の佐々木朗希、山本との投げ合い「後半バテた」お立ち台で味方イジリで笑いも誘う[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手が、オリックス・山本由伸投手との“究極の投手戦”を制した。7回1安打無失点11奪三振の快投で、2勝目を手にした。

初回先頭から160キロを計測。お立ち台では、「今日は1点取られたら勝てないと思い、ゼロで抑えることを考えて投げました」とうなずいた。5回まで完全投球、6回以降は走者を出したが、「後のこと考えるより勢いつけて投げられたらと思ったので、後半バテました」と苦笑いした。

山本は6回5安打1失点9奪三振で今季初黒星。超ハイレベルな投手戦は、佐々木朗に軍配が上がった。

山本から適時打を打った茶谷をいじり、「僕は無理かなと思ったんですが、さすがです」とファンを笑わせる場面も。この日はファンも佐々木の要望で、“佐々木コール”から“朗希コール”に変更。「朗希コールのおかげで頑張れたと思います。ありがとうございます」と感謝した。

ページトップ

究極の投手戦、ロッテ・佐々木朗希がオリ山本上回る快投、7回1安打無失点11Kで2勝目の権利[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手が、7回1安打無失点の快投。105球を投げ、2勝目の権利を得て降板した。

オリックス・山本由伸投手と初めて投げ合い、ハイレベルな投手戦を展開。山本は6回5安打1失点9奪三振で交代し、2人の戦いでは佐々木朗に軍配が上がる格好となった。

佐々木朗は初回の平均球速160.7キロと、剛速球でオリックス打線をねじ伏せた。初回、先頭・茶野の初球から160キロを計測。2者連続で三振に仕留めると、3番・森も162キロ直球で3者連続三振とした。

4回までは毎回三振を奪い、5回までは完全投球。だが、1−0の6回、先頭・西野に四球を与え続く若月には143キロフォークを中前打とされた。太田の三犠打で1死二、三塁の大ピンチを背負ったが、気を入れ直し、茶野を空振り三振。ゴンザレスも右邪飛に仕留め、吠えた。

1−0の7回にも、先頭に四球。だが続く杉本を遊撃への併殺打とした。最後は宗を遊ゴロ。笑顔でベンチに戻りナインとタッチを交わした。

打線も佐々木朗を援護。オリックス・山本から4回に3安打を集中し、茶谷の適時打で先制した。

佐々木朗は昨季4月10日のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)で完全試合を達成。5回まではその再現を思わせる投球内容だった。

山本は「先制点を許してしまったところが悔しいですし、何とか最少失点で粘り強く投げていこうと思っていましたが、球数が多くなってしまったことは反省しなければいけません」とコメントした。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希、6回にノーノー途切れる、オリ若月が意地の中前打[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手が5回まで完全投球。6回に初めて四球、安打を許した。

オリックスにとっては、絶好機を生かせなかった。1点を追う6回。先頭の西野が四球を選び、まずは完全試合を阻止する。さらに、続く若月が中前打でノーヒットノーランも阻止。太田が犠打で1死二、三塁。一打逆転の好機を作ったが、本塁は遠かった。

茶野がフォークに空振り三振。ゴンザレスは右邪飛に倒れた。昨季はZOZOマリンで佐々木朗に4月10日は完全試合を食らった。9月2日は伏見(現日本ハム)の遊ゴロで1点を挙げ、佐々木朗は完投したが、黒星をつけている。

一方、オリックス・山本もハイレベルな投球をみせたが、4回に3安打を集中され、茶谷の適時打で先制点を献上した。

ページトップ

白熱の投手戦、オリックス・山本が先制点取られ、均衡破れる、茶谷の先制打、佐々木朗はパーフェクト中[デイリー]

ついに均衡が破れた。

ロッテ・佐々木朗とオリックス・山本の初の投げ合い。先制点を取られたのは、山本だった。

4回。1死から連打で一、三塁とピンチを招いた。ポランコは遊飛に斬ったが、茶谷に適時打を浴びた。

悔しそうな右腕。対する佐々木朗は4回まで無安打無失点のパーフェクト投球中。打者12人で10奪三振の圧巻の投球を見せている。

ページトップ

究極の投手戦はロッテが先制!山本由伸に3安打集中、佐々木朗希もバンザイ[デイリー]

究極の投手戦はロッテが先制した。

ロッテ4回の攻撃、オリックス・山本由伸から2安打で2死一、三塁の好機。ここで茶谷がしぶとく三遊間に運ぶと、三塁手・宗のグラブをはじく適時打となった。

大きな1点が入り、ベンチ前で準備していたロッテ・佐々木朗希もバンザイして喜んだ。佐々木朗は4回を終えて無安打無失点で10奪三振と圧巻の投球を見せている。

ネットでは「えぐい」、「予想通り息詰まる投手戦」、「ご飯の用意ができん」、「究極の投手戦」などの声があふれた。

ページトップ

山本由伸、佐々木朗希が初対決、WBC準決勝でリレー登板[デイリー]

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の3大会ぶりの優勝に貢献したオリックスの山本由伸(24)、ロッテの佐々木朗希(21)が14日、ZOZOマリンスタジアムでそろって先発登板した。両投手が公式戦で投げ合うのは初めて。

山本は昨年まで2年連続で沢村賞に輝いたプロ野球界を代表する投手。佐々木朗は160キロ超の速球で「令和の怪物」として注目され、昨年4月に28年ぶりの完全試合を史上最年少で達成した。WBCはともに先発陣の一角を担い、メキシコを破った準決勝は先発佐々木朗、2番手山本のリレーだった。

ページトップ

佐々木朗VS山本、ロッテ本拠地なのにオリックスがホームユニ、今季初の「BLACK BLACK」[デイリー]

ロッテ・佐々木朗とオリックス・山本の初の投げ合いに盛り上がる、ZOZOマリンスタジアム。ただ、いつもと違う光景が。ロッテの本拠地ゲームなのに、オリックスが白基調のホームユニホームを着用しているのだ。

これは、ロッテが今季初開催のイベント「BLACK BLACK」の影響。スタジアムを黒に染めようと、2007年から実施されている人気のイベントだ。

ロッテのナインが黒を基調のユニホームを着用しているため、区別がつきやすいようにオリックスは白のユニホームを着用しているようだ。

ページトップ

ロッテファン「朗希コール」で声援、前回登板で本人要望、初回から160キロ連発[デイリー]

侍ジャパンとして世界一奪還に貢献したロッテ・佐々木朗希投手が今季2度目の先発。初回から160キロ越えを連発し、三者連続三振に仕留めた。

先頭・茶野の初球から、160キロを計測。テンポよく投げ、146キロのフォークを決め球に見逃し三振に仕留めた。続くゴンザレスも147キロのフォークを決め球に3球で空振り三振に斬って取った。3番・森の打席では、最速162キロを計測。3者連続の空振り三振に仕留めた。

初回の右腕の平均球速は160.7キロ。12球中6球で160キロ以上をマークした。

ロッテファンは「朗希コール」。前回登板は「佐々木コール」だったが「朗希のほうが呼ばれ慣れてます」と控えめにお願いしたことで、早速変更となった。

ページトップ

「球審白井」佐々木朗希VS山本由伸、注目の一戦の球審がネットで早くも話題に「まさか」「さらに伝説だ」[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手とオリックス・山本由伸投手の侍対決がZOZOマリンスタジアムで幕が開ける。球審は白井審判員が務める。

昨季、4月24日・オリックス戦(京セラ)では、佐々木朗がボールの判定に少し不服そうな表情を浮かべ、白井球審に詰め寄られる場面があった。

この日、メンバー交換では吉井、中嶋両監督と笑顔で言葉を交わしていた。

ネットでは早くも「球審白井」がトレンド入り。「さらに伝説だ」、「まさかの球審白井」、「白井さんやん」と騒然となった。

ページトップ

佐々木朗VS山本の世紀の一戦、試合前に宮城は吉井監督にユニークな返し、大下&山本など再会に和やかムード[デイリー]

ロッテ・佐々木朗とオリックス・山本の世紀の一戦を前にしても、試合前練習では両軍の選手達が和やかな雰囲気に包まれた。

まずは、オリックスナインが球場に姿を見せると、現役ドラフトでロッテへ移籍した大下が挨拶。ほとんどの選手とグータッチや言葉を交わし、山本や宮城らとも談笑していた。

続いて、宮城は侍ジャパンで投手コーチを務めていた、ロッテの吉井監督へ歩み寄った。肩を抱かれながら、笑顔で会話。実は、冗談で「ロッテに来い」と勧誘されていたようだ。これに、宮城も「逆に朗希(佐々木)とオリックスに来たら由伸さんもいるので、どうですか?」と機転の利いた返答をしたという。

両軍は今季の初顔合わせ。親交のある選手同士が続々と挨拶を行う中、世紀の一戦に向けて準備を進めていた。

ページトップ

ロッテ・吉井理人監督初勝利記念グッズを受注販売、4日の日本ハム戦で初勝利[デイリー]

ロッテは14日、マリーンズオンラインストア限定で吉井理人監督の監督初勝利を記念したグッズの受注販売を開始したことを発表した。

指揮官は4日・日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)で6対4と今季初勝利を飾り、監督初勝利を記録。2019年から21年までロッテの投手コーチ、22年は投手コーディネーター、今季から監督に就任し、侍ジャパンでも投手コーチを務めた。

商品一覧は以下の通り。

ページトップ

ロッテ、佐々木朗希の「ROHKi」タオル販売開始[デイリー]

ロッテは14日、マリーンズストアにてロート製薬株式会社と佐々木朗希投手のコラボフェイスタオルの販売を開始したことを発表した。

今季より設置されているロート製薬のバックネット広告は、佐々木朗が先発登板をする試合においてバックネット広告のデザインを「ROHTO」から「ROHKi」に変更して設置する企画を行い、SNS等で広く話題となっている。

今回のコラボフェイスタオルは、佐々木朗が今季初登板を果たした6日・日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)で設置したバックネット広告「ROHKi」を再現したデザインとなっている。金額は2000円(税込)で、マリーンズストア各店とマリーンズオンラインストアで購入可能。

佐々木朗は、ロート製薬の主力カテゴリーである目薬をはじめアイケア商品のアンバサダーとして、世界中の人々の「健康な目」を育み、「挑戦」を応援する取り組みを進める一環として、ロート製薬のCMにも出演している。

ページトップ

今日世紀の初対決、朗希VS由伸にファン早くも興奮「ダルビッシュVS田中将大級マッチアップ」地上波、BSなしには嘆き[デイリー]

2年連続投手4冠のオリックス・山本由伸投手(24)と、“令和の怪物”佐々木朗希投手(21)の初の投げ合いが14日、ZOZOマリンスタジアムで行われるロッテ−オリックス戦で実現する。

3月のWBCでは侍ジャパンの一員として世界一にも貢献した2人。前日に予告先発が発表されると、SNS上では野球ファンのワクワクが止まらず、対決を伝える「パ・リーグ.com」公式ツイッターのコメント欄では「事実上の決勝戦」、「この2人が同じ時代、同じリーグに存在していることがまず凄いこと」、「メジャーのスカウトがいっぱい来そうやな」、「ダルビッシュVS田中将大級のマッチアップ」と、興奮の声が寄せられている。

一方でこの試合の中継がCSの「日テレNEWS24」のみにとどまることに、「何で地上波ないねん」、「何で千葉テレビもBSも放送ないんだ」、「この対決が地上波どころかBSでもないとか」と、嘆き声がSNS上に溢れていた。

ページトップ

ロッテ・茶谷健太「まずは打たないと」久しぶりのスタメンで2安打1打点とアピール[BASEBALL KING]

◇先制打を含む2安打

ロッテ・佐々木朗希、オリックス・山本由伸、日本を代表する投手による投げ合いが大きな注目を集めた中で、ロッテに先制点をもたらしたのは茶谷健太のバットだった。

6日の日本ハム戦以来のスタメン出場となった茶谷は、0−0の4回2死一、三塁の第2打席、2ボール1ストライクから山本が投じたカーブをレフト前に弾き返す適時打を放った。

さらに1−0の7回無死走者なしの第3打席は、山ア颯一郎から粘りに粘って9球目のフォークをレフト前に運び、藤岡裕大のセンター前の安打で2点目のホームを踏んだ。

◇球数を投げさす

茶谷は昨昨季9月2日のオリックス戦以降、シーズン終了まで全25試合ショートでスタメン出場し、年が明けてからも2月の練習試合では打率.370(27−10)とバットでアピールした。

オープン戦に入ってからスタメン出場が1度もなく、1打席勝負という日が増え、打席数を増やすためだろうか、ファームの春季教育リーグでスタメン出場し4打席立つこともあった。オープン戦では打席数が少なかったことに加え、安打がなかなか出なかったが、「打席数もそこまで立っていなくて、1日1試合で1打席立つか、立たないかだったので、そこまで気にしていなかったです」。その一方で、「1打席で結果を残さなきゃいけないというのはありました」と少ない機会で結果を残さなければいけないというプレッシャーはあったという。

オープン戦最終戦となった3月26日の中日戦で、オープン戦初安打を記録し、「本当に素直に嬉しかったです。正直、オープン戦もそこまで出られていなかったので、よかった」と移籍5年目にして初の開幕1軍を掴んだ。

開幕してからは今季初打席となった4月1日のソフトバンク戦、「良かったなと思います」とライト前に今季初安打を記録。『6番・三塁』で出場した6日の日本ハム戦で安打、『7番・一塁』で出場した14日のオリックス戦では2安打と、スタメン出場した試合は現在2試合連続安打中だ。

これまで茶谷は初球から積極的に打ちにいき安打にすることが多かったが、5日の日本ハム戦では空振り三振に倒れるも13球投げさせたり、14日のオリックス戦も山ア颯からレフト前に放った安打も9球目と、今季は球数を多く投げさせている印象を受ける。

本人は「甘い球をファウルになってしまうので、必然的に球数が増えているというのが正直あります」とポツリ。「打ちにいっているんですけど、甘い球を1球で仕留めきれていないので、気づいたら2ボール2ストライク、3ボール2ストライクになっているというのはあります」と自己分析した。

“甘い球を仕留めきれていない”と話すが、14日のオリックス戦のように粘って安打を放つことができれば、相手投手にダメージを与えることができるだろう。

◇複数ポジションをこなす

守備では昨季終盤、ショートでスタメン出場してきたが、今季はここまでショートで1試合、サードで3試合、ファーストで1試合と、開幕してからチームは12試合しか消化していないにも関わらず、セカンド以外の内野のポジションで出場した。今季はまだないが、過去にはファームで外野で出場した経験もあり、色々なポジションを守ることができるのは茶谷の大きな強み。本人も「とにかく内野は全部守れるようにやっています」と意気込む。

14日の試合前練習では、ファーストの守備練習だけでなく、ファーストの守備練習を終えると、セカンドのポジションでノックを受けていた。どこのポジションでも出場できるよう、常に準備をしている。

「まずは打たないと試合に出られない。1打席でも2打席でも出たところで、何とかと思ってやっています」。複数のポジションを守れる武器を活かすためにも、打って存在価値を高めたい。

ページトップ