オリックスの宮城が開幕2連勝。相手に的を絞らせず、8回2死まで3安打1得点に抑えた。打線は0−1の4回に頓宮の1号ソロで追い付き、5回に宗の適時打で勝ち越した。ロッテは8回2死一、二塁の好機で山口が三振に倒れた。
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
ロッテはオリックス宮城対策も実らず、今季本拠地初黒星を喫した。
14日同戦で先発した藤岡、ポランコ、平沢の左打ちトリオを外し、右打者の友杉、井上、岡をスタメン起用も8回途中まで3安打1点に抑え込まれた。また3回に1点を先制し、なお1死一、三塁の好機で友杉がセーフティースクイズを失敗。吉井理人監督は「ピッチャー前だけはダメなんですけど、やっちゃったので…。今日は失敗しましたけど、次に生かせるようにやっていきたい」と切り替えた。
ロッテは16日、6月30日、7月1日楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)の2試合限定で「FAMILY ZONE」を設置し、チケットを販売すると発表した。
「FAMILY ZONE」は、ホーム外野応援指定席(左翼)の約1200席が対象。小さな子供も安心して観戦できる座席となる。「FAMILY ZONE」のチケット購入者は、大人1人につきで小学生以下の子供1人まで観戦無料となる。
さらに7月1日のチケット購入者限定で、外周キッズエリアにあるエア遊具「マーくんわくわくランド」が通常1回利用一般400円(公式ファンクラブTEAM26有料会員は200円)のところ、1回無料で利用可能になる特典もある。
チケット販売は4月29日からファンクラブ有料会員WEB先行販売が開始される。詳細は球団公式サイトまで。
ロッテ種市篤暉は通算214回2/3を投げて223奪三振。投球回数よりも三振が多く、今季は10回で17三振を奪い、奪三振率が15.30。
今季のパ・リーグで10回以上投げている投手の奪三振率上位は
で種市がトップ。14日の佐々木朗は11奪三振だったが、今日の種市はいくつ三振を取るか。
ロッテは左腕の宮城対策で右打者を6人並べたが、4安打で1点どまり。開幕から続いた本拠地での連勝が6で止まった。3回に1点を先制し、なお1死一、三塁でD2位・友杉(天理大)がセーフティースクイズを試みたが投前へ転がり、三塁走者が本塁憤死。吉井監督は「2点目を絶対欲しかったのでサインを出した。ピッチャー前だけは駄目。うちのチームには未熟な子がたくさんいる。次に生かして欲しい」と振り返った。
ロッテは左腕のオリックス・宮城対策で右打者を6人並べたが、4安打で1点どまり。開幕から続いていた本拠地での連勝が6で止まった。吉井理人監督(57)の一問一答は以下の通り。
ロッテの種市は勢いのある速球で押したが、制球が安定せず、球数がかさんだ。5回2死から宗に勝ち越し打を許したところで96球で降板。2敗目を喫し「球数が増えてしまうのが課題。もっと考えて、同じミスを繰り返さないようにしないと」とうな垂れた。
3回に藤原の適時打で1点先制してもらった。しかし直後の4回2死から頓宮に一発を浴びて追い付かれ、5回も2死までこぎ着けてから踏ん張れず、「流れをつかみきれなかった」と悔やんだ。
ロッテは16日、6月30日、7月1日の楽天戦(いずれもZOZOマリンスタジアム)の2試合限定で「FAMILY ZONE」を設置し、チケットを販売することを発表した。
「FAMILY ZONE」は、ホーム外野応援指定席(レフト側)の約1200席を対象に、小さな子供連れでも安心して観戦できる座席。「FAMILY ZONE」チケット購入者は、大人1人につき、小学生以下の子供1人が観戦無料となる(子供2人の場合は1人分購入が必要)。
また、7月1日のチケット購入者限定で、通常1回利用一般400円(公式ファンクラブTEAM26有料会員は200円)の外周キッズエリアにあるエア遊具「マーくんわくわくランド」の利用が1回無料となる特典もあるという。
ロッテは左腕・宮城に対して14日のオリックス戦から左打者3人を外して右打者6人を並べたが、4安打1得点。ホームでの連勝が6で止まった。
3回、井上の右越え二塁打を足掛かりに藤原の左前適時打で1点を先制。なお1死一、三塁の場面でドラフト2位の友杉がスクイズに失敗し、追加点を奪えなかったことが響いた。吉井監督は「2点目が絶対に欲しい場面だったので、セーフティースクイズのサイン」と説明。「投手前だけは駄目なんだけど…。まだ未熟な選手が多く、今日は失敗しましたけど、次に生かせるようにやっていきたい」と話した。
侍ジャパンの一員としてWBC優勝に貢献したオリックス・宮城の前に打線8回途中まで3安打に抑えられ、ロッテのホームでの連勝は6でストップした。
宮城攻略に向け、14日のオリックス戦のスタメンから左打者3人を外し、右打者の井上、岡、友杉を先発させた。3回は井上の右越え二塁打を足掛かりに藤原の左前適時打で1点を先制。なお1死一、三塁からセーフティースクイズを仕掛けたが、友杉のバントが投手正面で三走の岡は生還できずに1点止まり。直後の4回に直後の4回に種市が頓宮に右越え同点ソロを浴び、5回には2死一、二塁から宗に一塁ベースに当たって右前に転がる適時打を許し、勝ち越された。
8回2死一、三塁のチャンスでは山口が代わった宇田川の前に空振り三振に倒れ、9回はクローザーの平野に抑えられた。
1点差の惜敗。吉井監督は「あそこ(3回)は2点目が絶対に欲しかったので、セーフティースクイズのサインだったんですけど、ルーキーの友杉が投手前だけは駄目なんですけど、やっちゃったので…。今日は失敗しましたけど、次に生かせるようにやっていきたい」と前を向いた。
また、4安打2失点で5回途中降板となった種市については「調子が悪そうだったけど、何とかしようというところを見せてくれた。ゲームはしっかりつくってくれたので、修正して次に向かって欲しい」と評価した。
右肘靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)から復帰し、9日の楽天戦(ZOZOマリン)で988日ぶりの勝利を挙げたロッテ・種市が今季3度目の先発を果たし、4回2/3を投げて4安打2失点。5回途中で降板し、今季2勝目はならなかった。
侍ジャパンの一員として世界一に貢献したオリックス・宮城との投げ合い。「できるだけストライク先行で球数が増えないようにしたい」と話していたが、立ち上がりから制球に苦しみ、初回から3回まで走者を背負う苦しい投球。それでも得点を与えなかったが、味方が1点を先制した直後の4回2死から頓宮に右翼ポール際にソロ本塁打を浴びて同点とされると、5回には宗に勝ち越し打を許し、なお2死一、三塁でマウンドを西村に譲った。
種市は「味方が点を取ってくれた次のイニングで点を取られてしまったので、流れをつかみきれませんでした。毎回球数が増えてしまうのが課題なので、もっと考えて同じミスを繰り返さないようにしっかり準備します」と猛省した。
“ネクスト侍”として期待されるロッテ・藤原が侍ジャパンの一員として世界一に貢献したオリックス・宮城から先制打を放った。
3回1死一、三塁。追い込まれながらもファウルで粘って10球目、147キロの直球を左前に運び、「何とかランナーを返そうと打ちました。追い込まれましたが粘って打つことができて良かった」とコメントした。
藤原は侍ジャパンのサポートメンバーとして3月の強化試合に出場。今季は開幕からスタメン出場を続け、14日の時点でリーグトップの打率.333をマーク、好調が続いている。
ロッテは16日、6月30日、7月1日の楽天戦(ともにZOZOマリンスタジアム)の2試合限定で「FAMILY ZONE」を設置し、チケットを販売すると発表した。
「FAMILY ZONE」はホーム外野応援指定席(レフト側)の約1200席を対象に、小さな子供連れでも安心して観戦できる座席となっている。「FAMILY ZONE」チケット購入者は大人1人で小学生以下の子供1人が観戦無料(お子様2人の場合は1人分購入が必要)や7月1日のチケット購入者限定で外周キッズエリアにあるエア遊具「マーくんわくわくランド」が通常1回利用一般400円(公式ファンクラブTEAM26有料会員は200円)が1回無料となるなどの特典もある。
今回の取り組みは初めて。チケット販売は4月29日からファンクラブ有料会員WEB先行販売が開始し、順次販売を予定。購入はMチケットオンラインで。価格はダイナミックプライシング(価格変動制)での販売となる。
ロッテの吉井理人監督は16日、中森俊介投手を抹消することを明言した。
この日も9回に6番手で登板。1回を無失点で抑えたが、指揮官は「今回、中森を1回抹消します。お休みというか。去年まで2軍を入れても5、6イニングぐらいしか投げてないのかな。徐々に強度、量と質を上げていこうかなと考えてます」と説明した。
中森は今季、オープン戦4試合に登板し4回を無失点。開幕1軍をつかむと、5日の日本ハム戦(ZOZO)でプロ初勝利を挙げた。ここまで5試合に登板し、1勝0敗、防御率5.79だった。
代わりのメンバーについては「1人先発が足りない、森の部分」と、6年目右腕・森を先発として昇格させることを明かしていた。
ロッテは前の試合から右打者を3人増やし、右打者6人を並べてオリックスの先発・宮城大弥攻略を狙ったが実らず。9回に平野から放った1安打を含め、計4安打で1点に終わった。
吉井理人監督は「相手ピッチャー良かった。今シーズン宮城、右バッターから結構ヒット打たれてたんで、左バッターは1人も打たれてなかったのかな。そういうのもあって、今日は右を並べようと思いました」と意図を説明した。
悔やんだのは1点を先制した直後の3回1死一、三塁。友杉がセーフティースクイズを試みたが、宮城に処理され三塁走者がタッチアウトとなった。「2点目が絶対欲しかったんで、セーフティスクイズのサインだったんですけども、ルーキーの友杉がセーフティースクイズの意味が分かってたかどうか分かんないんですけど、ピッチャー前だけはダメなんですけども、やっちゃったんで。まだウチのチームはそういう未熟な子がたくさんいるんでね、今日は失敗しましたけど次に生かせるようにやっていきたいと思います」と話していた。
ロッテの先発・種市篤暉投手は、5回途中で96球を投げ、4安打2失点、6奪三振でマウンドを降りた。
毎回走者を背負いながら、3回までは無失点。しかし、先制点をもらった直後の4回、2死から頓宮に右越えに同点ソロを許した。
5回は先頭の茶野に左前打を許すと、太田、森は連続三振に仕留めたが、杉本はカウントを悪くし申告敬遠。2死一、二塁から、宗に一塁ベースを直撃する適時打を浴びた。
ここで、吉井監督がマウンドに足を運び降板。種市は「味方が点を取ってくれた次のイニングで点を取られてしまったので、流れをつかみきれませんでした。毎回球数が増えてしまうのが課題なので、もっと考えて同じミスを繰り返さないようにしっかり準備します」とコメントした。
ロッテは16日、6月30日、7月1日の楽天戦(ZOZO)の2試合限定で「FAMILY ZONE」を設置し、チケットを販売することを発表した。
「FAMILY ZONE」はホーム外野応援指定席(レフト)の約1200席を対象に、子供連れでも安心して観戦できる座席となっている。「FAMILY ZONE」チケット購入者は大人1人で小学生以下1名観戦無料(子供2名の場合は1名分購入が必要)、7月1日チケット購入者限定で外周キッズエリアにあるエア遊具「マーくんわくわくランド」が1回無料で利用可能などの特典も付く。
チケット販売は4月29日のファンクラブ有料会員WEB先行販売から、順次販売予定。ダイナミックプライシング(価格変動制)での販売となる。詳細は球団公式サイトまで。
ロッテ・種市は勢いのある速球で押したが、制球が安定せず、球数がかさんだ。5回2死から宗に勝ち越し打を許したところで96球で降板。
2敗目を喫し「球数が増えてしまうのが課題。もっと考えて、同じミスを繰り返さないようにしないと」とうな垂れた。
ロッテの大下誠一郎内野手が代打で登場し、古巣のオリックスファンも拍手を送った。
1点を追う7回2死。佐藤都に代わり、打席へ向かうと、球場は沸いた。結果は二ゴロだった。
大下は現役ドラフトでオリックスからロッテへ移籍。14日の練習中には古巣のナインと再会し、談笑。この日も山本らと話をする場面があった。ベンチでも大声を出し、ムード−メーカーとしてもチームに好影響を与えている。
ロッテの4番・山口航輝外野手が左太ももに死球を食らい、右翼席のロッテファンから大ブーイングが起こった。
6回2死。宮城の初球146キロ直球が左太ももをかすめた。逆に初回はオリックスの太田が種市から死球を受け、さらに2打席連続で左手に投球が当たり、オリックスファンから怒号が飛んでいた。
この日は、両軍合わせて3死球となっている。死球を受けた山口はマウンドの宮城に視線を送り、実況も「一瞬、山口が宮城の方をにらみつけました。すぐに宮城が帽子を取り謝りました」と伝えていた。
ロッテの先発・種市は5回途中4安打2失点で降板となった。
3回までは制球に苦しみながらも、1安打無失点。ただ、4回2死から頓宮に同点ソロを浴びた。さらに、五回は2死一、二塁から宗に一塁ベース直撃の適時打を献上。不運もあり、悔しいマウンドになった。
吉井監督は投手交代を告げると、自らマウンドへ向かい、種市の背中をポンとたたいた。
種市は前回登板の9日・楽天戦で988日ぶりの白星。20年にトミー・ジョン手術を受けてからの復活星を飾っていた。
ロッテは16日、6月30日、7月1日・楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)で「FAMILY ZONE」を設置し、チケットを販売することを発表した。
「FAMILY ZONE」は左翼外野応援指定席の約1200席を対象に、小さな子供連れでも安心して観戦できる座席となっている。「FAMILY ZONE」チケット購入者は大人1人で小学生以下の子供1人が観戦無料。7月1日は、チケット購入者限定で外周キッズエリアにあるエア遊具「マーくんわくわくランド」が通常1回利用400円が1回無料で利用可能などの特典もある。
ロッテの唐川侑己が16日のオリックス戦で今季初登板を果たした。
オープン戦が始まってからファームで調整し、オープン戦の最終盤となった3月25日の中日戦で1軍の実戦初登板。同日の中日戦で1イニングをわずか8球、2つの三振を奪うさすがの投球を見せたが、開幕は2軍スタートだった。
「一応(開幕は)ファームになっていましたけど、開幕で投げられる準備はしてきました」。
ファームでは5試合・5イニング、被安打はわずかに1、奪三振6、与四球0、防御率0.00と抜群の成績。「準備自体はできているのかなと思います」。14日に特例2023で1軍登録を抹消した小川龍成の代替指名選手として、今季初めて1軍に昇格した。
16日のオリックス戦、1−2の6回にマウンドに上がり、1死走者なしから頓宮裕真にセンター前に運ばれたが、続く若月健矢をカットボールで遊併に仕留め、今季初登板を1回無失点で終えた。
今季もストレート、カットボールが投球の生命線であることに変わりないが、変化球の引き出しが増えた。
まずは、昨季まで左打者にしか投げていなかったチェンジアップを右打者にも投げるようになったことだ。「右にもチェンジアップを投げられたらいいなというところで、ファームで何回か投げていますね」。1軍昇格前の4月12日の巨人2軍戦では、0−7の6回2死走者なしで1ストライクから小林誠司に外角130キロのチェンジアップを投げ、ファウルにした。
3月22日の西武2軍戦、3−2の8回1死走者なしで木渉への初球、空振りを奪った131キロのチェンジアップは、球速自体はいつもと同じだったが、いつもより気持ち速く見えた。そのことについて質問すると、唐川は「カウントをとりにいった時ですかね、チェンジアップは基本的に抜くんですけど、抜く中でもどれくらい抜くかが自分の中である。よりコントロールをしたいときは、そんなに抜かない時があるのかなと思います」と教えてくれた。
そして、カーブも3月25日の中日戦、0−1の7回、先頭のアキーノを2ストライク0ボールから空振り三振を奪った115キロのカーブは、これまでの大きく曲がっていくものではなく、縦に落ちるような軌道に見えた。
「(軌道は)変えてはないです」とのことだが、「カーブはどんどん速くしたいという思いがあるので、チャレンジ中という感じです。中継ぎで投げているので、空振りも取りたい。そういった部分では遅いよりも速い方が、山をなるべくなくして投げたい」とスピードを求めている。
また、投球面でも16日のオリックス戦は外中心だったが、ファームでは追い込むまでインコースで攻め、追い込んでからアウトコースのカットボール、ストレートで打ち取っていくことが多かった。
「球速がある訳ではないので、コースにしっかり投げていくところが大事だと思います。そこら辺は自分の中で詰めていきたいところではあります」。
開幕はファームスタートだったが、いつ1軍に呼ばれてもいいように準備はしてきた。「チームは新しくなってその年にみんなで1つになって優勝を勝ち取るというのに意味があると思うので、その中のひとピースになれるように頑張りたい」。チームの勝利、そしてその先のリーグ優勝で戦力として貢献するため、腕を振る。