オリックスが今季初のサヨナラ勝ち。3−3の延長11回に2死一、二塁と攻め、若月が右越え二塁打で勝負を決めた。6番手の小木田がプロ初勝利。ロッテは8回に井上の犠飛で追い付いたが、10、11回と好機を逃した。
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
オリックス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 4x |
ロッテ先発の種市篤暉投手(24)が粘りの投球を見せたが、6回3失点(自責1)で今季3勝目はならなかった。
初回にオリックス中川圭に中前適時打を喫して先制を許したが、2回に連打で無死一、三塁のピンチを背負って以降は12人連続で封じた。4回には森、杉本、頓宮と3者連続三振。「序盤あまりよくなかったですが野手の皆さんに助けてもらいながら、徐々に修正できたことは良かったです」。2回には安田尚憲三塁手(24)がゴロを華麗にさばくと、藤原恭大中堅手(22)もライナーでヒットになりそうな打球をキャッチ。5回には紅林のあわやフェンス直撃の当たりを藤原がジャンピングキャッチし、種市を救った。
6回には適時打2本で2失点して踏ん張りきれず「最後なんとか抑えることができれば良かったですが…」と悔いた。
ロッテが延長11回に力尽き3−4でサヨナラ負けし、開幕3連敗以来の連敗を喫した。だが、14勝10敗で首位タイ。4月終了時点での首位は、シーズン3位から日本一となった2010年以来。吉兆だ。
吉井理人監督(58)は連日の接戦を落とし「よく頑張ってくれているとは思うのですが、今日の試合は少し積極性がなくなっていた」と反省。「攻撃でも積極的に、ピッチャーもストライク先行で攻めていくこと」とシーズン当初からの意識付けを、今後も重要視していく構えだ。
4月はホームで10勝2敗。98年9月以来25年ぶりにZOZOマリンで月間2ケタ勝利を挙げるなど、首位をキープした。指揮官も「若い子達も頑張ってくれているし、ベテランも角中が(今回の)3連戦3連チャンで出たり」と、野手は開幕24試合で19選手がスタメン出場する全員野球の奮闘をたたえた。
この日の打線は0−1の3回1死一、二塁で、ドラフト2位ルーキー友杉篤輝内野手(22)が右犠飛を放ち同点とした。1−3となった7回1死一、二塁には、グレゴリー・ポランコ外野手(31)が中前適時打。8回1死二、三塁から井上晴哉内野手(33)の中犠飛で追いつく粘りは見せた。
投手陣も先発の種市篤暉投手(24)が初回、中川圭に中前適時打を浴びて先制を許したが、2回以降は12人連続で抑えるなど、6回3失点(自責1)の好投。7回からはリリーフ陣がしっかりとゼロを並べたが、最後は小野郁投手(26)が11回裏2死一、二塁でオリックス若月に右越えサヨナラ適時二塁打を浴びた。
ロッテ佐々木朗希投手(21)が試合前練習中に、28日の対戦時に165キロの直球で右膝裏に死球を当ててしまったオリックス森友哉捕手(27)のもとへ駆け寄り、頭を下げた。
謝罪のために声をかけたと思われるが、お互いが笑顔で別れる場面もあった。
佐々木朗は先発登板した28日のオリックス戦で、NPB公式戦日本人最速タイを4球投げた。7回裏2死二塁から投じた4度目の165キロ直球が引っかかり、森の右膝裏に直撃。森は29日の試合は欠場していた。森はこの試合から「4番DH」で復帰している。
ロッテが30日、5月5〜7日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に開催する「GWエンジョイボールパーク」で、「マリーンズ選手なりきり体験」を実施すると発表した。
「マリーンズ選手なりきり体験」は、ロッテの選手が実際に使用したバットや手袋、キャッチャー防具などを実際に触れたり、持ったり、着用し、選手気分を体験できるイベント。
展示されるのは井上晴哉内野手のユニホーム上下、安田尚憲内野手のバットなど全7選手の用具。今回の展示で使用した用具の一部は、同期間の試合に来場した中学生以下の子供を対象に抽選でプレゼントされる。井上は「僕のユニホームって、子供なら何人は入れますかね?(笑)ぜひ、僕達の実際に使っている用具に触れてマリーンズの選手に仲間入りをしてください!」と願った。
マリーンズ選手なりきり体験詳細は以下の通り。
ロッテ・種市篤暉投手(24)は粘りのピッチングで何とか6回7安打3失点(自責1)とまとめた。
1回にいきなり2安打で1失点。2回無死二、三塁は切り抜け、3回から5回までは走者を1人も出さなかった。だが六回に味方の失策からピンチを招き、さらに2失点で試合の主導権を握れなかった。勝ち負けはつかなかった。
それでも「序盤はあまりよくなかったが、野手の皆さんに助けてもらいながら、徐々に修正できたことは良かった」と前向き。2020年の右肘手術(トミー・ジョン手術)から21年はリハビリに専念し、今季から本格的に1軍に復帰した。開幕からローテーションに入り4月は2勝2敗、防御率1.40と上々の滑り出しとなった。
ロッテは延長11回の末、今季初のサヨナラ負け。勝ち越しの好機を何度もつくったがあと1本が出なかった。
吉井監督は「そこがずっと課題。打破していきたい。打者の積極性が薄れてきているので、初球から強いスイングして欲しい」と求めた。開幕カード以来の連敗となったが、4月を終えての首位は、リーグ3位から下克上で日本一となった2010年以来。指揮官は「ベテランもそうだけど、若い子達が頑張ってくれている」とねぎらった。
ロッテは8回に追い付いた勢いをその後につなげられず、今季初のサヨナラ負けを喫した。吉井監督は「打者の積極性が薄れていた。初球から強いスイングをして欲しい」と要求した。
延長10回は1死二塁で友杉が遊邪飛、角中が二ゴロに倒れた。11回は2死一、三塁で佐藤都が二ゴロに打ち取られ、その裏に小野が痛打された。それでも4月を終えて14勝10敗。監督は「よく選手達は頑張ってくれた」とねぎらった。
ロッテは30日、5月5〜7日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で開催されるGWエンジョイボールパークにて「マリーンズ選手なりきり体験」を実施すると発表した。
「マリーンズ選手なりきり体験」は、マリーンズの選手が実際に使用したバットや手袋、キャッチャー防具などを実際に触れたり、持ったり、着用したりして、選手気分を体験できるイベント。展示されるのは井上晴哉内野手のユニホーム上下、安田尚憲内野手のバットなど全7選手の用具となっている。
今回の展示で使用した用具の一部は、5月5〜7日の試合に来場した中学生以下の子供に抽選でプレゼントする。
井上は「僕のユニホームって、子供なら何人は入れますかね?ぜひ僕達の実際に使っている用具に触れてマリーンズの選手に仲間入りをしてください!」と呼びかけた。
「マリーンズ選手なりきり体験」の展示物は以下の通り。
佐々木朗希投手のユニホーム上下、佐藤都志也捕手のキャッチャー防具、安田尚憲内野手のバット、井上晴哉内野手のユニホーム上下、藤原恭大外野手のバッティンググローブ、角中勝也外野手のバッティンググローブ、山口航輝外野手のバット。
ロッテは延長11回2死走者なしから二塁打と死球で走者をため、無念のサヨナラ負け。開幕3連敗後、初めての連敗にも吉井監督は「チャンスはつくったけど、あと1本が出なかった。何とか打破したい」と前を向いた。先発の種市が6回7安打3失点と粘投し、打線も2度追いつく粘りを見せた。
オリックスに同率首位に並ばれたが、4月を首位で終えるのは、日本一となった10年以来13年ぶり。「引き続き積極的にやっていくだけ」と5月以降の戦いを見据えた。
ロッテの佐々木朗が練習時にオリックス・森の元を訪れ頭を下げた。28日に日本投手最速タイの165キロ直球が、森の右膝裏に当たる死球となったことを謝罪。29日の試合を欠場した森も笑顔で応じた。
佐々木朗はWBC1次ラウンドのチェコ戦で死球を与えた際には翌日、袋いっぱいのお菓子を手にチェコ代表の宿舎を訪れて謝罪し、SNSなどで話題となっていた。
ロッテ3−3で迎えた延長11回、6番手の小野が2死から紅林に中越え二塁打を許し、宜保に死球を与えると、9番・若月に右越え打を浴びてサヨナラ負けを喫した。
先発の種市は6回を7安打3失点(自責1)。「序盤はあまり良くなかったですが、野手の皆さんに助けてもらいながら、徐々に修正できたことは良かったです。最後何とか抑えることができれば良かったですが…」と振り返った。
打線は0−1の3回1死一、三塁から友杉の右犠飛で同点とし、1−3の7回に1死一、二塁からポランコの中前適時打、8回1死二、三塁から井上の中犠飛で追いつき、延長に突入。ただ、10回1死二塁、11回2死一、三塁の好機に得点を奪えず、無念のサヨナラ負け。敵地での3連戦は1勝2敗と負け越し、オリックスに並ばれたが、4月を終えて首位は3位からの下克上で日本一に輝いた2010年以来。吉井監督は「若い子達が、ベテランもそうですけど、よく頑張ってくれていると思います」と振り返り、「引き続き攻撃も投手陣も積極的にやってくれたら」と5月以降の戦いを見据えた。
ロッテは5月5日〜7日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)で開催される「GWエンジョイボールパーク」でマリーンズ選手なりきり体験を実施すると発表した。
マリーンズ選手なりきり体験とは、選手が実際に使用したバットや手袋、キャッチャー防具などに触れたり、持ったり、着用して選手気分を体験できるイベント。井上晴哉内野手のユニホーム上下、安田尚憲内野手のバットなど全7選手の用具が展示される。なお、今回の展示で使用した用具の一部は来場した中学生以下の子供に抽選でプレゼントする。
「GWエンジョイボールパーク」は大人も子供も、みんなが楽しめる、色々な「エンジョイ」が詰まった3日間をコンセプトに、ゴールデンウィークを一日楽しめるイベントとなっている。
井上は「僕のユニホームって、子供なら何人は入れますかね?(笑)ぜひ僕達の実際に使っている用具に触れてマリーンズの選手に仲間入りをしてください!」とコメントした。
マリーンズ選手なりきり体験の展示物は佐々木朗希投手のユニホーム上下、佐藤都志也捕手のキャッチャー防具、安田尚憲内野手のバット、井上晴哉内野手のユニホーム上下、藤原恭大外野手のバッティンググローブ、角中勝也外野手のバッティンググローブ、山口航輝外野手のバットの全7点で、展示場所は球場内フロア2 3塁側「Life−do.plusキッズスクエア」。対象は小学校低学年以下(キッズスクエアの使用ルールに準拠)で、時間は開場から6回裏終了までとなっている。
展示用具のプレゼント応募方法、その他詳細は球団公式サイトで確認できる。
ロッテがオリックスに今季初のサヨナラ負けを喫し2連敗でカード負け越しを許した。
3−3で迎えた延長11回2死一、二塁から若月に右翼手の頭上を越える適時二塁打を浴びた。これでオリックスに並ばれたが4月終了時点での首位はレギュラーシーズン3位から日本一に輝いた2010年以来13年ぶり。吉井監督は「若い子達、ベテランもだけど頑張ってくれている。積極性が薄れてきたところがあったので、もう1回初心に帰って初球から強いスイングできるようにしていきたい」と5月に向けて切り替えた。
ロッテは30日、5月5〜7日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)でマリーンズ選手なりきり体験を実施することを発表した。
選手なりきり体験とは、マリーンズの選手が実際に使用したバットや手袋、キャッチャー防具などを実際に触れたり、持ったり、着用して選手気分を体験できるイベント。展示されるのは井上、佐々木朗のユニホーム上下、安田のバットなど全7選手の用具。今回の展示で使用した用具の一部は、同戦に来場した中学生以下に抽選でプレゼントする。井上は「僕のユニホームって、子供なら何人入れますかね?(笑)ぜひ僕達の実際に使っている用具に触れてマリーンズの選手に仲間入りをしてください!」とコメントした。
ロッテは延長11回に力尽き、今季初のサヨナラ負け。それでも、2010年以来となる4月を首位で終え、吉井監督は「若い子達も、ベテランも頑張ってくれてると思います」と選手をねぎらった。
0−1の3回、佐藤都が右翼線二塁打を放ち好機を演出。1死一、三塁から友杉が右犠飛で追い付いた。6回からは取っては取られてのシーソーゲーム。2−3の8回には1死二、三塁から井上の中犠飛で再び同点とし、逆転の好機を探った。
延長11回まで粘ったが、決定打に欠き敗戦。指揮官は「ちょっと(打撃での)積極性が薄れてきたかなっていうところがあった。初球から強いスイングできるようにしたい」と反省点を挙げた。
山口、荻野、高部と主力が戦線を離れている中での奮闘。「攻撃もピッチャーも積極的に攻めていくっていうのを引き続きやっていきたい」。5月も首位ロードを走る。
ロッテは延長11回に及んだ激闘を落とし、今季初のサヨナラ負けで2連敗。勝てば4月単独首位だったが、オリックスに並ばれた。
0−1の3回、先頭・佐藤都が右翼線二塁打。1死一、三塁となり、友杉の右犠飛で勝負を振り出しに戻した。1−3とされた7回には、1死から安田が右中間二塁打。1死一、二塁で、ポランコが中前適時打で1点を返した。
2−3の8回には、先頭・平沢が左前打。続く友杉が犠打で投手の失策を誘い、続く角中が捕犠打。1死二、三塁と好機を拡大すると、井上が中犠飛で同点とした。だが、2死三塁からは安田が左飛に倒れ勝ち越しとはならなかった。その後、延長に突入したが、決定打を欠いた。
投げては先発・種市が6回7安打3失点(自責点1)と力投。初回に先制点を献上するも、その後は粘りの投球を披露し、3回からは3イニング連続の三者凡退とした。4回には3者連続三振を奪った。リリーフ陣も好投を続けたが、最後は6番手小野が力尽きた。