わたしはかもめ2023年鴎の便り(5月)

便

5月1日

[ロッテ]21年盗塁王の和田康士朗1軍昇格へ、吉井理人監督「スタメンで使いたい」と期待[ニッカン]

13年ぶりの4月首位で5月に臨むロッテに、21年盗塁王が帰ってくる。

吉井理人監督(58)が1日、「和田が(2軍で)頑張ってやってくれているので、火曜日から(1軍に)来てもらおうと思っています」と明かし、2日の楽天戦(午後6時、楽天モバイルパーク宮城)から和田康士朗外野手(24)の1軍昇格が決まった。

和田は左肘違和感などの影響で春季キャンプ中は別メニュー期間も多く、開幕1軍から外れた。だが、2軍では今季のイースタン・リーグで26試合に出場し、打率2割3分4厘1本塁打。21年にはわずか19打席ながら代走などで24盗塁を重ねて史上最少打席数の盗塁王となった足を生かし、すでに13盗塁を挙げている。

指揮官は「2軍でずっと試合に出てどうなのかということをやってもらっていた。今までは走り屋だった。守備について、バッティングして、スタメンで出ても出来るところが分かったので、1軍でスタメンで使いたいなと考えています」と期待を寄せた。

「4番左翼」として主軸を担ってきた山口航輝選手(22)が4月29日に「左大腿二頭筋損傷」で全治約2週間と診断され離脱したばかり。タイプは違うが、山口の穴を埋めるだけでなく、チームの攻守に違った武器が増えることになりそうだ。

2日の楽天戦は、今季3戦3勝と好調な西野勇士投手(32)の予告先発を発表した。吉井監督は「西野、小島、もう1人誰か…。森になると思う」。3日は開幕投手を務めた小島和哉投手(26)、4日は先月19日の日本ハム戦でプロ初勝利を挙げた森遼大朗投手(24)が先発登板予定だ。

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[ロッテ]今季3戦3勝の西野勇士が2日楽天戦に先発「少しでも長いイニングを」[ニッカン]

ロッテは1日、5月初戦となる2日の楽天戦(午後6時、楽天モバイルパーク宮城)で西野勇士投手(32)の予告先発を発表した。

西野は「自分の投球で少しでも長いイニングを投げて、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」。先発に転向した今季は、開幕から3戦3勝と好調だ。チームは4月を10年以来13年ぶりの首位でスタート。ホームの10勝2敗に対し、ビジターは4勝8敗と負け越しているが、西野が敵地での流れを変える役割も担う。

楽天は岸孝之投手(38)の予告先発を発表した。

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[ロッテ]佐々木朗希&吉井監督ら獲得のWBC優勝トロフィーなど展示、5・16〜オリ3連戦[ニッカン]

ロッテは1日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで開催される16〜18日のオリックス戦(いずれも午後6時開始)で、今年3月に侍ジャパンが世界一に輝いたWBC優勝トロフィーの展示を行うことを発表した。

展示はオリックス戦の3日間限定で、当日の観戦チケットで観覧が可能だ。投手コーチを務めた吉井理人監督(58)や「先発4本柱」として活躍した佐々木朗希投手(21)が獲得したメダルや着用ユニホームも展示予定だ。

優勝トロフィー展示ブースの詳細は以下の通り。

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[Deep Baseball]「『ロート』と『ローキ』って似てますね」ロート製薬のユーモアあふれるマリンバックネット裏広告がSNSで話題[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が今季初先発した4月6日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で、バックネット裏に掲示された「ROHKi」看板がSNS上で話題を呼んだ。今季から同球場に「目薬はROHTO」の広告看板を掲げるロート製薬(本社・大阪市)が、右腕の登板日に合わせて看板の文字を「ROHKi」に変更している。ユーモアあふれる試みの舞台裏を、同社広報・CSV推進部の佐藤麻衣さんに聞いた。


テレビ観戦していたファンは、目を丸くしたのではないか。佐々木朗が今季初登板した4月6日の日本ハム戦。ZOZOマリンのバックネット裏にあるロート製薬の看板に記された『ROHTO』の文字が、初めて『ROHKi(ローキ)』に変わった。遊び心のある演出にSNS上は瞬時にざわついた。

「想像以上の反響があり、大変驚いています。とにかく佐々木朗希投手に応援の気持ちを届けたい。ロート製薬だからできる方法でファンの方と野球を盛り上げたい思いでした」。

目薬同様、抜群の効能≠ノ、広報・CSV推進部の佐藤さんはしてやったりの笑顔。3月から佐々木朗と広告契約を結ぶ同社の仕掛けは大成功となった。

佐々木朗の登板日だけ登場する『ROHKi』の看板。豪腕の投球を楽しみにしている視聴者の目を引くユニークな発想は開幕前、球団とロート製薬の担当者による初顔合わせの際の「『ロート』と『ローキ』って似ていますね」「これも何かの縁かもしれませんね」といった雑談から生まれた。佐藤さんは「その場でやってみましょうとなりました」と明かし、その日のうちに『ROHKi』案は固まった。

企業の顔ともいえる会社のロゴに手を加える大きな決断だったが、社内に反対の声はなかったという。「ハードルが高いという考えはなく、満場一致で何としてもやりたいと。実現させたいという思いが強かったです」。社を挙げての一大プロジェクトとなった。

こちら通常の「ROHTO」。全て大文字となっている(ロート製薬提供)

看板のデザインは試行錯誤を重ねて完成した。大文字部分の「ROHK」はオリジナルよりもフォントのサイズを大きくし、最後は小文字の「i」にすることで「ローキ」と読みやすくした。また、全て大文字のオリジナルに対して、小文字を織り交ぜることで、見た人の印象に残るように工夫した。

看板がお披露目≠ニなった4月6日、佐々木朗は「(試合中は)気付いていなかったです」と苦笑したが、試合後に広告と写真に収まった。『ROHKi』効果もあり、ここまでZOZOマリンでは今季3戦3勝、計20回を無失点、30奪三振と無双状態だ。日本選手最速タイの165キロを誇る令和の怪物は、名物看板『ROHKi』とともに、勝ち星を積み重ねていく。

◇CM撮影でポーズ提案

佐々木朗はロート製薬のアイケアアンバサダーとして、テレビCMにも出演している。佐藤さんによると、CM撮影でも21歳の実直な姿勢が垣間見えたという。視聴者にどう映るかを考えながら撮影する中で、佐々木朗から「こうした方が伝わりませんか」とポーズの提案があった。佐藤さんは「普段、タレントさんや選手から提案をいただくことはあまりない。担当者一同、その姿勢に感銘を受けました」と感謝していた。

◇佐々木朗の現状

今季は4試合に登板し、3勝0敗、防御率1.00はいずれもリーグトップ。前回登板となった4月28日のオリックス戦(京セラ)では、日本投手最速の165キロを4度計測し、7回3失点の内容も勝敗は付かなかった。次回は5〜7日のソフトバンク3連戦(ZOZOマリン)での登板が見込まれる。

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ロッテ・和田、負傷の山口に代わり1軍昇格[サンスポ]

ロッテは1日、「左大腿二頭筋損傷」で出場選手登録を外れた山口に代わり、和田の1軍昇格が決まった。吉井監督が「和田に来てもらう」と明かした。埼玉・小川高では陸上部に所属し、50メートルを5秒8で走る俊足について指揮官は「今までは走り屋≠セった」というが、今季は2軍で26試合に出場し、打率.234、1本塁打、2打点に13盗塁で打撃面も含めた活躍を評価し「1軍に来たらスタメンで使いたい」と期待した。

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ロッテ、WBC優勝トロフィー展示、16〜18日オリックス戦の観戦チケットで観覧可能[スポニチ]

ロッテは5月16日〜18日のオリックス戦(いずれもZOZOマリンスタジアム)で2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝トロフィーを展示すると発表した。

日本代表「侍ジャパン」が世界一となったWBCの優勝トロフィーがオリックス3連戦の観戦チケットを持っていれば観覧できる。日本代表にはロッテから吉井理人監督、佐々木朗希投手が参加し、世界一に貢献した。今回の展示では吉井監督や佐々木朗が獲得したメダルや着用ユニホームも展示予定。展示場所は球場外周ボールパークステージ、見学可能時間は午後1時から午後7時までを予定。9時00分予定。優勝観覧には当日の観戦チケットが必要。詳細は球団公式サイトへ。

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ロッテ和田が1軍昇格へ、左大腿二頭筋損傷の山口戦線離脱で[デイリー]

ロッテ・吉井理人監督(58)が1日、左大腿二頭筋損傷で戦線を離脱した山口航輝外野手(22)に代わって、2日から和田康士朗外野手(24)を1軍に昇格させることを明かした。

和田はイースタンで26試合に出場し、打率.234。13盗塁は現在リーグトップで、守備でも安定感は抜群だ。指揮官は「今までは“走り屋”だったんですけど。1軍に来たら、スタメンで使いたいなという風に思っています」と話した。

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ロッテ・安田「コンスタントに結果を残していくことが大事」打撃フォームを見つめ直し復調[BASEBALL KING]

「コンスタントに結果を残していくことが大事だと思うので、大きな波を作らないこと。そこが1番大事かなと思います」。

ロッテの安田尚憲に“真のレギュラー”になるために必要なことについて質問すると、上記のように答えた。ロッテのリーグ制覇、その先の“常勝軍団”になるためにも、安田には1日も早く一人前のレギュラーとしての活躍が期待される。

プロ5年目の昨季は前半戦を終えた時点で打率.247、2本塁打、15打点と物足りなさが残ったが、オールスター明けは打率.283、7本塁打、32打点と井上晴哉、山口航輝とともに打線を引っ張った。

今年に入ってからも練習試合では打率.317(41−13)、1本塁打、4打点と、昨季からの良い流れを継続。開幕に向けてさらに勢いを加速させたいところだったが、オープン戦は打率.158(38−6)、1本塁打、4打点に終わった。

「なかなか実戦的な感覚で良くなっていかなかったので、そこでの焦りというのはあったんですけど、もう1度自分のバッティングフォームを見つめ直して、徐々に良くなっていたのかなと思います」。

自分の打撃を見つめ直し、状態を上げていった。安田の良い時は、左中間、右中間に打球が飛んでいる時。安田本人も「特にフライが出ている時よりも、ライナーが出ているときは状態が良い時だと思うので、その辺も意識しながら練習でやっています」と話す。4月22日のソフトバンク戦で大津亮介から放ったライトフェンス直撃の適時二塁打、4月26日の西武戦で隅田知一郎から打った左中間を破る二塁打はとても良かった。

ちなみに、大津、隅田から打った安打はいずれもファーストストライク。これまでの安田はどちらかというと、早いカウントの時には見逃す傾向にあったが、昨年のオールスター明け以降、早いカウントから積極的に打ちにいき、それをしっかりと仕留められている印象を受ける。本人も「甘いボールは積極的に打っていこうという気持ちでやっています」と明かす。昨年でいえば、8月27日の楽天戦で田中将大が投じた初球のストレートをライトスタンド中段に本塁打、同月28日の楽天戦では早川隆久が投じた1ボールからの2球目のストレートを打った瞬間にそれと分かるライトスタンド上段に飛び込む本塁打を放った。

打席内での考え方の変化について「どんどん攻撃的にいった方が、結果がよく出ていたので、その辺の違いですかね」と語った。データを見ても、今季は0ボール0ストライクの打率が.300(10−3)、1ボール0ストライクの打率は.667(6−4)、1本塁打、2打点だ。

カウント別成績
0B−0S:率.300(10−3)本0 点2
1B−0S:率.667(6−4)本1 点2
2B−0S:率.000(1−0)本0 点0
3B−0S:率.000(1−0)本0 点0

「飛躍の年にしたいと思ってシーズンに入りましたし、あとはリーグ優勝に貢献できるようにやっていけたらなと思います」。まずは4月を打率.275、2本塁打、6打点で終えた。21年は開幕直後に一時、リーグトップの打点数を記録すれば、昨季もオールスター以降はバットで結果を残した。短期間で結果を残すことは、誰もが分かっている。安田本人が「コンスタントに結果を残していくことが大事」と口にしているように、安定した成績を残し続けた先に、真のレギュラーが見えてくる。5月以降も大きな波を作ることなく、打って貢献したい。

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[千葉魂]明るい大下チーム鼓舞、声張り上げベンチに活気[千葉日報]

この男独特の大声は面白いほどに球場に響き渡る。現役ドラフトで昨年12月にバファローズからマリーンズに移籍してきた大下誠一郎内野手は声でチームに活気をもたらしている。

「楽しくやりたいじゃないですか。せっかくなら」。

大下は試合前から試合終了まで、どんな状況でも変わることなく声を張り上げる理由をそのように説明する。その想いは単純明快だ。

「チーム全体で明るくやりたい。野球って本来、楽しいものじゃないですか。だから、声を出してみんなで盛り上がるというのは必要だと思うんです。もちろん、ふざけるのとは違いますよ」と大下。

攻撃の時、ボールを見極めると「いい目!」と叫び選球眼を褒める。バットを振りにいきながら、ボール球と分かり、ギリギリでバットが止まると「スーパーキャンセル!」と言う。鋭い当たりには「シャーパー!」(メジャーリーガのブライス・ハーパーのように鋭いシャープな打球)。独特の表現のレパートリーは豊富で、続々と新しい言葉も生まれていく。その大声から飛び出す絶妙な発言の数々はチームメート達を鼓舞し、盛り上げる。

「負けている状況なんかは特にチーム全体で盛り上がっていく必要があります。点が取れるように心を込めて声を出す。少しでもベンチからイケイケムードをつくれたらと思っています。」(大下)

昨年まで、少しおとなしかったマリーンズのベンチだったが今年は終始、声であふれかえっている。大下の声は他の選手にも好影響を及ぼし、負けじと大声を出している。若手選手も積極的に声を出して応援する姿が目立つ。

指揮官もこの雰囲気に目を細める。「元気だね。チームの雰囲気をつくってくれている。試合の中でいい味を出してくれている。声だけではなくて練習も一生懸命。プレーハード、ハッスルプレーが持ち味の選手だね」と吉井監督。そして「スタメンの日は緊張をして少しおとなしめだけどね」と笑う。

マリーンズは福岡での開幕3連戦こそ3連敗を喫したが、その後は白星を重ね首位に立っている。今年のマリーンズの特徴は次から次へとヒーローが飛び出すことだ。そしてヒーローインタビューなどのスポットライトこそ当たっていないものの、背番号「39」の存在も大きい。今日も、のど飴をなめて準備は万端。喉の奥底から声を張り上げ、マリーンズを引っ張る。

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