わたしはかもめ2023年鴎の便り(5月)

便

5月11日

埼玉西武0−3千葉ロッテ(ベルーナドーム)

ロッテが4投手の無失点リレーで3連勝を飾った。西野は6回で8安打を浴びながら粘り、リーグトップに並ぶ4勝目を挙げた。藤岡が3回に先制二塁打、5回にも適時打をマークした。西武は平良を援護できず3連敗。

123456789R
千葉ロッテ0010101003
埼玉西武0000000000

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[ロッテ]西武に3連勝で首位オリックスに1差、守護神決めず適材送るリリーフ陣で完封リレー[ニッカン]

ロッテが完封リレーで西武相手に3連勝を飾り、首位オリックスに1ゲーム差に迫った。敵地ベルーナドームでの3連戦3連勝は、17年9月19日から21日以来、6年ぶり。先発西野が6回まで粘りの投球を見せると、西村、沢村とつなぎ、最後は益田が締めた。

西野はリーグトップタイの4勝目を挙げた。初回から毎回安打を許す苦しい展開でも、要所を抑えた。「4勝目は嬉しいですけれど、野手の人に助けられているところもある。とにかく打たれても粘って」。スローカーブなどの変化球も有効的に使い、連続三振や、併殺で0を並べた。

今季のリリーフ陣は、守護神は明確に決めず、相手に合わせて適材を送る。この日も7回以降は1人の走者も出さない完璧継投。西村は日本ハムから移籍した今季開幕から14戦連続無失点を継続中だ。「益田さん、沢村さんがフランクに、色々と喋りやすい空気を作ってくれているので良い雰囲気」とベテラン2人にも感謝した。

8回登板の沢村は「僕は引っ張ろうとは思っていない。一緒に成長。野球選手である前に1人の人間なので」。自身のTシャツを仲間に贈って気持ちを高めたりする環境づくりも、結束を深めている。益田もリーグトップを独走する11セーブ。今季は投球フォーム改造にも着手し、「2段モーションをやめて、それがはまった。真っ直ぐが強くなった」。持ち味のシンカーもより生きるようになった。

防御率1点台がズラリと並ぶ先発陣。信頼度を増すリリーフ陣。投手出身の吉井監督が描くイメージが固まってきた。

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[ロッテ]池田来翔プロ1号その後、少年巡る奇跡と優しさの連鎖、一対の打撃用グローブ分け合い[ニッカン]

ロッテ池田来翔内野手(23)が9日に放ったプロ初本塁打には続きがあった。

西武−ロッテ戦(ベルーナドーム)の7回、池田の放物線は、西武ファンが応援するレフトスタンドに飛び込んだ。前から3列目と4列目に座っていた東京・あきる野市在住の西武ファン一家、石川家6人の横に。悔しい気持ちとは裏腹に、思わず体が動き、飛び付いたのは野球部に所属する中学2年生の石川啓太郎くん(13)だった。

だが、わずかに届かず。ホームランボールは隣の集団との間に。空席だった3列目座席の背もたれにボールが当たり、地面に落ちた。走った。だが、そのボールを一瞬早く拾い上げたのは、同じく西武ファンの中年男性だった。お互い、目があった。男性は迷いなく、野球少年にホームランボールを差し出した。お互いが笑顔になった。お礼を伝えた啓太郎くんは、ボールを手に家族のもとへ。家族でボールを持って記念撮影した。啓太郎くんはすぐに男性のもとに駆け戻った。「拾った方にも撮影して欲しかった。優先権はおじさんにあるし、悪いなと思って」。喜びを共有した。

さらに事態は変わった。球団関係者が訪れ、「池田選手のプロ初本塁打なので、ご返却いただけないでしょうか…」。自身にとっては初のホームランボールだったが、プロ野球選手の記念の日に携われたことだけでも喜びを感じ、誰に言われるでもなく、快く手渡した。

その直後の7回裏、西武の応援が始まった。逆転を信じて。またサプライズが起きた。次は外崎修汰内野手(30)からのプレゼントだった。またもホームランが啓太郎くんに向かってきた。再び、必死にグラブをはめた右手を伸ばした。「パンッ」。乾いた音、そして少しだけ手の痛み。本人も驚きのダイレクトキャッチ。両親、4人のきょうだいで抱き合って喜んだ。

これだけではない。そのイニングが終わると、再び球団関係者が啓太郎くんのもとに。その手には白いバッティンググローブ。半信半疑のまま「池田選手からのお礼の品です」と手渡された。最初は何のことか、理解出来なかった。見ると、そこには池田のサインが両手に入っていた。青い色も入って、どことなくライオンズカラー。茶色の汚れは、まさに先ほどまで使用していた証しだった。

喜びと興奮の中、ふと我に返った。「あのおじさんのおかげだ」。左投げ左打ちの啓太郎くんは、右手用をギュッと握り締めたまま、男性のもとへ再び歩みを進めた。自分の判断で。「おじさん、これもらってください」。左手用を差し出した。また、喜びを分かちあうことが出来た。

年に数回、西武の応援に、家族みんなでベルーナドームに試合観戦に行くことが楽しみだった。池田のホームランボールから始まったサプライズデー。バッティンググローブのみならず、外崎のホームランボール。キャッチしたグラブはファンクラブイベントで寄贈された源田のサイン入りグラブ。どれもが「一生の宝物です」と目を輝かせる。

「僕は西武ファンですけれど、プロ野球が大好きです。敵も味方も関係なく、これからは池田選手も応援していきます」。池田の好意に感謝した。「僕の目標は…」。少しだけ考えた。「僕も初ホームランを打ちたいです。このバッテ(バッティンググローブ)をつけて」。

池田(石川家の喜ぶ様子を知り)
「おかげさまでホームランボールは今、自分の実家にあります。こんなに喜んでいただけるなんて、本当に嬉しいですね。僕ももっと頑張ります。」
石川啓太郎くんの父勝さんから池田へのメッセージ
「初ホームランおめでとうございます。記念すべき日にこのような形で携われたこと、嬉しく思っております。池田選手が実際に使用されたサイン入りバッティンググローブを手にした時、こんなに素晴らしい物をいただけるとは思っていなかったので、啓太郎は『一生の宝物にする!』と言って大変興奮して喜んでおりました。ますます部活の野球を頑張るそうで池田選手のお気遣いに感謝いたします。うちは西武ファンではありますが、池田選手の活躍を楽しみにこっそり応援したいと思います。子供に夢と希望をありがとうございました。」

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[ロッテ]佐々木朗希16日からのオリックス3連戦での復帰へ順調調整、外野では“サイン会”も[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(21)が11日、ベルーナドームでの西武戦の試合前練習で、ストレッチやダッシュなどで調整した。練習終了時には外野スタンドのファンに向けて“サイン会”も実施するなど、表情はリラックスしていた。

佐々木朗は5日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で先発したが、右手中指にできたマメの影響により5回無安打無失点で降板。回復状況を見極めつつ、万全を期して登板間隔を開けているが、順調ならば16日からのオリックス3連戦(ZOZOマリン)での登板となりそうだ。

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[ロッテ]藤岡裕大4月28日以来の打点で先制「チャンスだったので、何とか食らいついた」[ニッカン]

ロッテ藤岡裕大内野手(29)が2安打2打点の活躍で着実に加点した。

3回に先発平良の150キロ直球を捉え、右翼線適時二塁打。5回にもカットボールをしぶとく中前に適時打。「何とか食らいついていきました。みんな必死に頑張っています」と29歳の中堅として存在感を示した。

1軍昇格後4戦連続スタメンの池田も5回の好機に三塁内野安打で追加点を導き、茶谷も今季初の5番起用で3安打。32試合目で32通り目となったカメレオン打線は健在だ。

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[ロッテ]佐々木朗希が月間MVP「良い形でスタートを切れた」オリックス山本由伸との侍対決も[ニッカン]

日本野球機構(NPB)は11日、3、4月度「大樹生命月間MVP賞」を発表し、ロッテ佐々木朗希投手(21)が受賞した。

佐々木朗は4試合に先発し、3勝0敗。防御率1.00。27イニングを投げ38奪三振と圧倒的な内容を継続し、開幕から20イニング連続無失点も記録した。

「今シーズンも良い形でスタートを切ることが出来て良かった。(WBCで)試合中の気持ちの持ち方だったり、色々自分の中で感じるものがあったので、うまく試合の流れを感じながら、打者との勝負を楽しく投げることが出来たかなと思います」。

4月6日の今季初登板では日本ハムを相手に6回1安打11奪三振無失点。同14日にはオリックス山本由伸投手との「WBC先発4本柱」対決での投げ合いを、7回1安打11奪三振無失点と制した。28日のオリックス戦では初回に失点したものの、5回以降に日本人最速タイ165キロを4度もマークするなど、ロッテファンのみならず、WBCから続く球界の人気沸騰の中心を担った。

投球内容には「昨年と違うところはスライダーが良くなって、そこが効果的に働いているかな」と自己分析。山本との投げ合いにも「お互い負けられない試合で、チームとしてもすごく大事な試合だと思うんですけれど、その中で守り抜けた。そこに関してはすごく去年からの成長かなと思います」と振り返った。

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ロッテ・西野勇士、ハーラートップタイ4勝!6回8安打0封「とにかく粘れたことが大きい」、20年トミー・ジョン手術…中継ぎ経て今季から志願の先発[サンスポ]

今季から先発に転向したロッテ・西野勇士投手(32)が11日、西武8回戦(ベルーナ)に先発し、6回8安打無失点でリーグトップタイの4勝目(1敗)を挙げた。4投手の零封リレーで、今季3度目の同一カード3連勝とし、首位・オリックスとのゲーム差を1に縮めた。

かつての守護神が最多勝レースのトップに躍り出た。今季先発に転向した西野が、6回8安打無失点でリーグトップタイの4勝目をマーク。勝利が決まると、仲間と笑顔でタッチを交わした。

「とにかく粘れたことが大きい。何とか耐えて、ゲームをつくることができた」。

辛抱強く投げ抜いた。6回以外は毎回走者を背負ったが、そこは元の守護神。幾度も修羅場をくぐり抜けてきた経験を生かし、冷静に対処した。「1球1球、意図を考えながらしっかり低めにコントロールできた」と要所を締め、スコアボードに0を並べた。

2013年に先発で9勝(6敗)をマーク。14年に抑えに転向し、15年に自身最多の34セーブを挙げた。通算88セーブを誇り、日米野球の日本代表として4投手の継投による無安打無得点試合の締め≠務めたこともあるが、20年6月に右肘内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。

昨年に中継ぎとして復帰したが、右肘の状態が考慮され、連投は3度のみ。「投げたら休んで、という待遇をしてもらっていた。それは僕にとってはいいですけど、他の中継ぎの選手には迷惑がかかる。それが嫌だった」。完全な形≠ナチームに貢献できる方法を模索し、先発転向を決めた。かつての大野豊、佐々岡真司(ともに広島)、上原浩治(巨人)のように、先発でも抑えでも活躍できる投手として輝きを放つ。

西村、沢村、益田の無失点リレーで今季3度目の同一カード3連勝。チーム防御率はリーグトップの2.71を誇り、好調のチームの支えになっている。「たまたまついた4勝と思っている。救援陣や野手に感謝」と西野。32歳が全身全霊で腕を振る。

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ロッテ、首位オリックスと1ゲーム差、恐怖の9番%。原、快走生還[サンスポ]

「恐怖の9番打者」が先制点の足場を築いた。3回1死、「9番・中堅」で先発出場したロッテ・藤原が、西武先発の平良の変化球を引っ張り、右前打をマーク。しぶとく出塁すると、2死から2番・藤岡の右越え二塁打の間に、一塁から50メートル走5秒7の快足を飛ばして一気にホームに生還した。

大阪桐蔭高からドラフト1位で入団して5年目となる今季は、1番打者で15試合、3番打者で2試合、9番打者で13試合に先発出場(10日時点)。1番で出場時は打率.219、出塁率.265に対し、9番で出場時は打率.357、出塁率.413と高い数字を残し、6打点、7得点をマークしている。

吉井監督は藤原を9番に起用する意図について「1番から調子がいい順、よく打つ順に並べている。それが9番、下位からつながればより点が入りやすい。打撃もそうなんですけど、彼は足も速いので、塁に出ればそういうところも武器にして欲しい」と説明する。指揮官が求める得点への突破口を開き、上位打線につなぐ9番を体現しているといえる。

「まずはそれほどプレッシャーのかからない下位打線からはじめてもらって、ゆくゆくは1番か、3番か、もしかしたら4番を打ってもらいたい選手」と吉井監督。期待を受ける23歳が、バットで存在感を示す。

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ロッテ・藤岡が3回と5回に適時打「いい投手なので先制点を取ることができて良かった」&「いいところに落ちて良かった」[サンスポ]

「2番・遊撃」で先発出場したロッテ・藤岡が先制点をたたき出した。3回2死一塁から平良の150キロの直球を引っ張り、右越えの適時二塁打とし「いい投手なので先制点を取ることができて良かった」とコメントした。5回には2死一、二塁から中前に落とす適時打を放ち「チャンスだったので、何とか食らいついていった。いいところに落ちて良かった」と振り返った。

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ロッテ・西野、要所締め6回無失点「何とか耐えて、ゲームをつくることができた」[サンスポ]

ロッテの西野は8安打されながら要所を締め、6回無失点で降板した。「何とか耐えて、ゲームをつくることができた」と安堵した。

走者を何度も背負った。2回は先頭から連打を浴び、3回は盗塁死を挟んで3連打されながら、ホームは踏ませなかった。4回は1死一、二塁から三直併殺で切り抜け、5回の2死三塁は中村を二ゴロに仕留める。最後の6回は初めて三者凡退で、救援陣につないだ。

3失点で今季初黒星を喫した前回2日の楽天戦は、5回で3四球と制球に苦しんだ。「初回からテンポ良く、自分の投球を心がけたい」と修正を誓い、1死球はあったが無四球。思い通りとはいかないまでも、先発投手としての役割は果たした。

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[選考過程]パ・リーグ月間MVPのロッテ・佐々木朗に担当者「すんなり決まりました」、打者は西武・中村が5年ぶり[サンスポ]

パ・リーグは11日、3、4月の「大樹生命月間MVP賞」を発表。ロッテ・佐々木朗希投手(21)、西武・中村剛也内野手(39)が受賞した。

佐々木朗は4試合に先発し、開幕から20イニング連続無失点と最高のスタートで、リーグトップタイの3勝、同トップの38奪三振の成績を残した。奪三振率は12.67と堂々の数字で、2022年の3、4月度以来2度目の受賞。パ・リーグの担当者は「すんなり決まりました」と令和の怪物の圧勝≠セったことを明かした。

中村は2018年8月以来、3度目の受賞。20試合に出場しリーグトップの長打率.727、同2位の打率.364、7本塁打の成績を残した。4月11日以降、4番に定着すると3度の猛打賞や9試合連続安打、月間4本の殊勲安打を放つなどチームの勝利に貢献した。

パ・リーグの担当者は「中村選手は2位の項目が多かった。打率のトップは柳田(ソフトバンク、.373)でしたが、本塁打、打点、殊勲安打などを見て総合的に判断した。4番に入って打ちまくった印象です」と説明した。

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ロッテ・佐々木朗希、3、4月度の月間MVP「いい形で1ヶ月を過ごせた」、3勝0敗、防御率1.00[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が11日、3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」を受賞。昨年の3、4月度に続く2度目の受賞で、「今シーズンもいい形でスタートすることができてよかったです。WBCが終わって調整が難しい状況だったんですけど、野手に助けられながら、いい形で1ヶ月を過ごせたと思います」と喜んだ。

3、4月は4試合に先発登板し、3勝0敗、防御率1.00。開幕から3試合、20イニング連続で無失点投球するなど圧倒的な成績を残した。4月28日のオリックス戦(京セラ)では日本選手最速タイの165キロを4度もマークした。

5月10日時点での50奪三振、防御率0.84はリーグトップで「今年はスライダーがよくなって、そこが効果的に働いている。(WBCを経験して)試合中の気持ちの持ち方など感じるものがあったので、(今は)一生懸命投げながら、打者との勝負を楽しむことができていると思います」と笑顔。WBCでの経験や、日本代表でともに戦ったダルビッシュ(パドレス)から教わったスライダーがさらなる飛躍の要因になっている。

5日のソフトバンク戦に登板した際に右手中指にまめができた影響で次回登板は未定。チームは2位につけており、「いい状態をキープしながら、チームの勝ちに貢献できたらなと思います」と力を込めた。

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ロッテ・西野トップタイ4勝、20年ともにTJ手術の種市と進撃、同一カード3連勝で首位オリに1差[スポニチ]

かつての球威を取り戻し、投球術も加わった。ロッテ・西野は初回から走者を背負いながら粘り抜いた。最速148キロの直球と、90キロ台と120キロ前後の2種類のカーブ、フォークなど多彩な球種で要所を締めて6回8安打無失点でリーグトップに並ぶ4勝目を挙げた。

「とにかく粘れたことが1番。走者を出してから丁寧に低めにボールを集められた」。

通算88セーブの元守護神は、20年6月に右肘の靱帯再建手術(通称トミー・ジョン=TJ=手術)を受けた。復帰1年目の昨季は37試合に救援したが、故障明けで連投はなし。吉井監督の勧めで、13年に9勝した先発に戻ることを決断した。

励みであり刺激は、同じ20年の9月に同手術を受けた8学年下の右腕・種市の存在だ。オフには米アリゾナ州のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で一緒に自主トレを行い「純粋に応援しているし、頑張っている姿は刺激にもなっている」と西野。1年以上にリハビリが及び、患部の状態は一進一退を繰り返す。長く、時に不安に襲われるつらい時期だが、症例や知見などの情報を共有して支え合い、1軍の先発として帰ってきた。9日の西武戦は種市が勝利投手として3勝目を挙げ、これで今季3度目の同一カード3連勝。いずれも西野が絡み、種市もうち2度で勝利を挙げた。

同手術は正しくリハビリを乗り越えれば、術後2年以上を経て患部がなじみ、球質が向上する傾向もある。「しっかりゲームをつくっていく、それを続けることが大事」と32歳。昨季までは先発ローテーションにいなかった、術後の苦しみを乗り越えた2人が、首位と1ゲーム差2位の快進撃を屋台骨となり支えている。

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ロッテ・藤岡、2打席連続適時打、無傷3勝の平良を攻略「結果を残せるように頑張るだけ」[スポニチ]

ロッテ・藤岡が3回2死一塁から右越えへ先制の適時二塁打を放つと、5回2死一、二塁でも中前適時打。開幕から無傷の3勝で防御率1点台だった平良を攻略した。

遊撃のレギュラー争いは激化する中、アピールに成功した29歳は「しっかり結果を残せるように頑張るだけ」とコメント。吉井監督は「競争の中で少しずつチーム力がついてきているのかな」と手応えを口にした。

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ロッテ・朗希2度目月間MVP、3勝防御率1.00、昨年も3、4月[スポニチ]

セ、パ両リーグは11日、3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、パの投手はロッテの佐々木朗希投手(21)が選出され、昨年3、4月以来2度目の受賞となった。パの打者は西武の中村剛也内野手(39)。セは阪神の村上頌樹投手(24)とDeNAの宮崎敏郎内野手(34)が選ばれ、共に初受賞だった。受賞者には大樹生命保険株式会社から賞金30万円などが贈られる。

ロッテの佐々木朗は昨年の同月度に続いて2度目の受賞。4月に4試合に登板して3勝0敗、防御率1.00の右腕は「WBCが終わって難しい状況だったけど、野手に助けられながら良い形で1ヶ月過ごせた」と振り返った。昨季は7月から約1ヶ月戦列を離れたこともあり、9勝4敗と2桁勝利に届かず、「後半さらに状態上げて1年間通して良い成績を残せるように」という思いは強い。5日のソフトバンク戦では右手中指のマメの影響で無安打無失点のまま5回で降板したが、次回は16日からのオリックス3連戦での先発が見込まれる。

DeNA・宮崎(両リーグ唯一の打率4割台となる.444でプロ11年目で初受賞)
「元々春先に調子がいい方ではないから変な感覚。後ろに素晴らしい打者がいるので、安心して打席に立てているのが1番。」
西武・中村(18年8月以来、5年ぶり3度目)
「珍しく1ヶ月間いい状態が続いた感覚がある。500本塁打は打ちたいなと思うけど、まだ先の話なので1本1本を積み重ねていきたい。」

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ロッテ3連勝、藤岡適時打2本に先発・西野が6回零封でハーラートップタイ4勝目[スポニチ]

ロッテが藤岡裕大内野手(29)の適時打2本などで快勝し、敵地での西武戦3連勝を飾った。

藤岡の3回先制二塁打、5回の中前に運ぶ連続タイムリーで主導権を握ると、2−0の7回には池田来翔の内野安打で貴重な追加点。開幕から3勝負けなし防御率1点台と好調だった西武先発・平良を攻略した。

投げては先発・西野勇士が6回無失点7奪三振の快投。後を継いだ救援陣も零封リレーで応え、西野がハーラートップタイの今季4勝目(1敗)を挙げた。

西野(6回無失点7奪三振)
「要所を抑えることができ、何とか耐えてゲームをつくることができました。あとはチームが勝てるように応援します。」

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ロッテ・藤岡「何とか食らいついて」連続タイムリーで開幕3勝負けなし西武・平良を攻略[スポニチ]

ロッテの藤岡裕大内野手(29)が11日、西武戦(ベルーナD)に「2番・遊撃」で先発出場。適時打を2本放つなど、連勝中と好調なチームの打線を牽引している。

3回2死一塁で先制二塁打を放つと、5回2死一、ニ塁のチャンスでは中前に運ぶ連続タイムリー。開幕から3勝負けなし防御率1点台の西武先発・平良を攻略した。

堅実な遊撃守備に定評がある29歳は、前日まで20試合に出場し打率.250をマークしている。

藤岡(5回の適時打)
「チャンスだったので、何とか食らいついていきました。いいところに落ちて良かったです。」
西野(6回無失点7奪三振)
「要所を抑えることができ、何とか耐えてゲームをつくることができました。あとはチームが勝てるように応援します。」

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ロッテ・佐々木朗が月間MVP受賞「今年は1年間通して良い成績を」[スポニチ]

セ、パ両リーグは11日、3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表、パの投手部門はロッテ・佐々木朗希投手(21)が受賞した。史上最年少での完全試合を達成した昨年に続き2度目の受賞。侍ジャパンの一員としてWBCに出場したため、初登板は4月6日だったが、4試合に登板して3勝、防御率1.00、38奪三振の成績を残した右腕は「今シーズンも良い形でスタートすることができた。WBC終わってから調子がなかなか難しい状況だったけど、野手に助けられながら良い形で1ヶ月過ごせた」と野手陣に感謝した。

4月14日には侍ジャパンでチームメートだったオリックス・山本との投げ合いも実現し、僅差のゲームで7回無失点に抑えて勝利。「チームとしてもすごく大事な試合で、その中で1点を守り抜けた。そこに関しては去年からの成長かなとは思います」と振り返る。また、技術的な部分での進化にスライダーのを挙げ、「去年よりも投げる割合が増え、ボールとしても効果的に、自分の思うように曲がってくれたりとか良い方に働いてる」と手応えを口にした。

昨季は3、4月に5試合に登板して3勝を挙げたものの、7月に右手中指のマメができた影響で1ヶ月戦列を離れたこともあり、9勝4敗と2桁勝利に届かず、規定投球回にも到達できなかった。5日のソフトバンク戦で右手中指のマメのため、無安打無失点、12三振ながら5回降板したが、順調に回復中。右腕は「去年も最初に滑り出し良かったが、後半、失速したりだとか思うように結果が出ないことが多かったので、今年は良い状態をキープして、後半さらに状態上げて1年間通して良い成績を残せるように頑張っていきたい」と抱負を語った。

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[ロッテ]西野勇士、“村田兆治イズム”胸に10年ぶり4勝、同じ右投げ、背番号29、トミー・ジョン手術…[報知]

夕方の雷雨が収まった後、急速に冷え込んだベルーナDでロッテ・西野勇士投手(32)が懸命に右腕を振った。8安打を許しながら要所を締めた。6回を無失点で切り抜け、9勝を挙げた2013年以来10年ぶりの4勝。3、4月の月間MVPの同僚・佐々木朗を抜き、パ・リーグのハーラートップに並んだ。

「とにかく低めに丁寧に球を集めて粘れたのが1番の要因。1球1球、意図を考えながら投げました」。140キロ台中盤の直球に90キロ台のスローカーブを交え、約50キロの緩急差をつけてタイミングを外し、今季チーム初となる敵地での同一カード3連勝の立役者となった。

20年6月に受けた右肘のトミー・ジョン(TJ)手術からリリーフとして復帰。3勝を挙げた昨季終了後の11月、村田兆治氏(享年72)の訃報に接した。右投げ、同じ背番号29、同じ手術を乗り越えるなど、共通項の多い大先輩。「自分も野球にストイックな姿を見せたい」と“兆治イズム”を胸に自主トレから猛練習に取り組んだ。先発に再転向した今季はTJ手術明けで3勝を挙げている種市にも刺激され、かつての輝きを取り戻しつつある。

チームは貯金を5に増やし、首位・オリックスに1ゲーム差に接近。吉井ロッテに、5月攻勢の気配だ。

西野勇士(にしの・ゆうじ)
1991年3月6日、富山県生まれ。32歳。新湊時代は3年夏の富山大会準優勝が最高成績。2008年育成ドラフト5位でロッテ入団。12年11月に支配下登録された。13年には先発として自己最多の9勝。15年には守護神として34セーブをマークした。183センチ、90キロ。右投右打。年俸5000万円。

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西武・平良海馬−ロッテ・西野勇士…スタメン発表[報知]

[ロッテ]
1(二)池田、2(遊)藤岡、3(指)中村奨、4(右)ポランコ、5(一)茶谷、6(三)安田、7(左)岡、8(捕)田村、9(中)藤原、投=西野
[西武]
1(中)長谷川、2(三)マキノン、3(二)外崎、4(指)中村、5(一)山川、6(右)愛斗、7(左)若林、8(捕)古賀、9(遊)児玉、投=平良

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[ロッテ]佐々木朗希が3、4月度「大樹生命月間MVP賞」を受賞「(WBC後は)色々自分の中で感じるものがあった」[報知]

3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」が11日、発表され、パ・リーグの投手部門はロッテの佐々木朗希投手が受賞した。

3、4月は4試合に登板し3勝0敗、防御率1.00をマーク。4月28日のオリックス戦(京セラドーム)ではレギュラーシーズンでは日本人最速となる165キロを4度計即するなど世間の度肝を抜いた。

「今シーズンもスタートをいい形でスタートすることができて良かったと思っています」と佐々木朗。今季は3月にWBCもあり帰国後は難しい調整を強いられたが、WBCを経て「試合中の気持ちの持ち方だったり、色々自分の中で感じるものがあった。そこでうまく試合の流れを感じながら打者との勝負を一生懸命投げながら楽しく投げることができたかなと思います」と自身の成長も振り返った。

今季はスライダーも積極的に多投し新しいスタイルでの投球にも力を入れている右腕。「スライダーが効果的に働いているかなと思う」と手応えも口にした。

チームは現在、防御率2.80とリーグトップ。現在は右手中指のマメの影響で慎重に調整を進めているが、「去年も最初の滑り出し良かったけど、後半失速したりとか、思うように結果が出ないことが多かった。今年はいい状態をキープして、後半さらに状態上げて1年間通していい成績を残せるように頑張っていきたいなと思ってます」。プロ4年目の今季もエースとしてチームを牽引する。

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ロッテ・佐々木朗、2度目の月間MVP、WBCの経験も生かし「いい形で1ヶ月過ごせた」[デイリー]

セ、パ両リーグは11日、3、4月の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、パの投手はロッテ・佐々木朗希投手(21)が昨年3、4月以来2度目の受賞となった。セの投手は阪神・村上頌樹投手(24)が初受賞。セの打者はDeNA・宮崎敏郎内野手(34)、パの打者は西武・中村剛也内野手(39)が選ばれた。

上々の滑りだしに満足げな表情を浮かべた。佐々木朗は自身2度目の月間MVPに輝き、「いい形でスタートすることができた。野手に助けられながらいい形で1ヶ月過ごせた」と白い歯をのぞかせた。

4月は4試合に登板し3勝0敗、防御率1.00。27イニングを投げ38三振を奪った。開幕からは20イニング連続無失点。4月28日・オリックス戦(京セラ)では公式戦自己最速の165キロをたたきだし、周囲を圧倒した。

WBCでの経験が生きる。偉大な先輩とプレーし、「自分の中で感じるものがあった。試合の流れを感じながら、打者との勝負を一生懸命投げながら楽しく投げることができた」。ダルビッシュ直伝のスライダーも「効果的に働いている」と納得の表情だ。

「いい状態をキープして、後半さらに状態上げて1年間通していい成績を残せるように頑張っていきたい」。プロ4年目を走り出した“令和の怪物”。進化が止まることはない。

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ロッテ・西野、6回無失点でリーグトップタイ4勝目、「しっかり低めに投げられた」[デイリー]

ロッテ・西野勇士投手(32)が6回を8安打無失点。リーグトップタイの4勝目を挙げ、チームを3連勝に導いた。2回と3回には連打を浴びたが、要所は締めて無失点。

直球を軸に7三振を奪い「ランナーが出てもしっかり低めに投げられたのが良かったのかな」と振り返った。吉井監督は「調子は良くなかったけど、しっかり自分の仕事をしてくれた」と評価した。

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WBC侍ジャパン、舞台裏の密着映画公開、6月2日から3週間限定[デイリー]

NPBエンタープライズは11日、3月のWBCで3大会ぶり3度目の優勝を果たした日本代表「侍ジャパン」に密着したドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」が6月2日から全国各地で3週間限定で公開されると発表した。

侍・栗山英樹監督は「世界一の舞台裏をぜひ、ご覧いただき、この映画が次の世代に伝わる日本球界の歴史の一ページとなることを心より願っています」などとコメントした。上映館などの詳細は「野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト」で。

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ロッテ、西野がリーグトップタイ4勝目「しっかり低めに投げられた」6回8安打無失点[デイリー]

ロッテは先発の西野が6回88球を8安打無失点。リーグトップタイの4勝目を挙げ、チームは3連勝とした。右腕は「ランナーが出てもしっかり低めに投げられたのが良かった。1球1球意図を考えながら、しっかりコントロールもできたし、低めに、コースにちゃんと投げることができた」と振り返った

両軍無得点の2回には、先頭・山川から連打を浴びるも、1死一、二塁から2者連続で空振り三振に仕留めた。1−0の3回にも先頭から3連打を許すも、要所を締め無失点。粘りの投球でリードを守った。指揮官は「打たせて取るピッチャーなのでヒットはでるんですけど、しっかり抑えられたのは西野らしかった」と評価した。

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WBC侍ジャパン密着映画を公開、6月2日から3週間限定[デイリー]

NPBエンタープライズは11日、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶり3度目の優勝を果たした日本代表「侍ジャパン」に密着したドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」が6月2日から全国各地で3週間限定で公開されると発表した。

代表チームを率いた栗山英樹さんは「世界一の舞台裏をぜひ、ご覧いただき、この映画が次の世代に伝わる日本球界の歴史の1ページとなることを心より願っています」などとコメントした。上映館などの詳細は「野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト」で。

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侍ジャパンWBCの歓喜「憧れを超えた侍たち」ドキュメンタリー映画で劇場公開決定、6月2日から全国各地で[デイリー]

NPBエンタープライズは11日、野球日本代表「侍ジャパン」の完全密着ドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」が、6月2日から全国各地で、3週間限定で公開されることになったと発表した。

トップチームに栗山英樹監督が就任してから、WBC世界一までの軌跡を振り返ったもの。映像はチームの専属カメラが撮影。代表選手30人の選考会議から大会直前に行われた宮崎合宿、本大会ベンチやロッカーでの様子、選手の苦悩や葛藤、歓喜の瞬間まで貴重な映像の数々が記録されている。

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ロッテ佐々木朗が2度目受賞、3、4月の月間MVP[デイリー]

セ、パ両リーグは11日、3、4月の月間MVP賞を発表し、パの投手はロッテの佐々木朗が選出され、昨年3、4月以来2度目の受賞となった。パの打者は西武の中村、セは阪神の村上とDeNAの宮崎が選ばれた。中村は2018年8月以来3度目の受賞。3年目の村上、11年目の宮崎はともに初受賞だった。

佐々木朗は4試合に先発し、開幕から20回連続無失点を記録して防御率1.00。リーグトップに並ぶ3勝を挙げ、最多の38三振を奪った。中村はともにリーグ2位の打率3割6分4厘、7本塁打をマークした。

村上は4試合に登板し、25回無失点。宮崎は開幕から15試合連続安打を記録した。

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ロッテ・佐々木朗希が3、4月度「大樹生命月間MVP」、「一生懸命楽しく投げることができた」[デイリー]

ロッテは11日、佐々木朗希投手(21)が3、4月度「大樹生命月間MVP」に選ばれたことを発表。右腕は「いいスタートを切ることができた。野手に助けられながらいい1ヶ月を過ごせた」と振り返った。

3、4月では4試合で先発し、3勝0敗、防御率は1.00。さらには27イニングを投げ38三振を奪い、防御率とともにリーグトップの成績を残した。今季初先発からは20イニング無失点と、圧倒的な投球を披露。4月28日・オリックス戦(京セラ)では公式戦自己最速の165キロを4度マークし、ファンを沸かせた。

3月には、WBCに出場した。世界の舞台に立ち、野球の本場・アメリカでの先発も経験。「試合中の気持ちの持ち方だったり、自分の中で感じるものがあった。試合の流れを感じながら、打者との勝負を一生懸命投げながら、楽しく投げることができた」。大谷やダルビッシュなど偉大な先輩とプレーし、野球の楽しさを改めて感じてきた。

「今年は良い状態をキープして、さらに状態を上げて1年間通していい成績を残せるように頑張っていきたい」。上々の滑りだしでプロ4年目を走り出した“令和の怪物”。進化の足を止めず、驚異の記録をたたき出す。

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リーグトップタイの4勝、先発、リリーフ、ハイレベルにこなすロッテ・西野勇士の凄さ[BASEBALL KING]

ロッテの西野勇士は先発した11日の西武戦、6回以外は毎回走者を背負う苦しい投球も要所を締め、6回・88球、8安打、7奪三振、1死球、無失点に抑え、リーグトップタイの4勝目を挙げた。

右肘のトミー・ジョンから本格復帰となった昨季は37登板全てリリーフで、3勝3敗15ホールド、防御率1.73の好成績を残した。「先発のつもりで調整してきているので、今は先発の気持ちでいます」とオフの自主トレから先発で投げる準備をし、競争を勝ち抜き先発ローテーション入りを果たすと、ここまで5試合・29回を投げて、4勝1敗、防御率3.10。先発投手の指標の1つにあたるクオリティスタート(QS、6回以上3自責点以内)は3試合達成している。

西野はこれまで何度も先発 → リリーフ、リリーフ → 先発の転向をしてきた。その度に、きっちりとその役割を果たしているのが西野の凄さでもある。13年に先発で9勝を挙げると、14年から抑えに配置転換し3年連続で20セーブ以上をマーク。14年と15年には30セーブ以上を挙げた。17年と18年は成績を落とすも、19年の夏前には「みんな好不調の波があるように、その中で『これだ』っていうのをみんな掴むから1年間1軍に居続けられる。僕の中でもある程度、『こういうのかな』というのが1個あって、それは先発転向する直前から(良い)感覚が続いているのかな」と“新しい感覚”をつかみ始め、先発・リリーフの両方をこなし37試合・70回を投げて2勝3敗5ホールド2セーブ、防御率2.96と完全復活。20年に右肘を手術したが、復帰した22年はリリーフ、そして今季は先発で、先発でもリリーフの時と変わらず安定した投球を見せる。

西野に先発でもリリーフでも好結果を残せているのは“自分の役割”を全うすることを常に意識しているからなのかとぶつけると、「それはもちろんあるかもしれないですね」と回答。

続けて西野は「僕の中での先発の理想像があって、それはとにかくカウント、テンポ、そういうところを、もちろんランナーが出たらテンポというところの話は変わってくるかもしれないですけど、過程というか、試合の作り方はある程度理想がある。それをやっているという感じですかね」と、先発での理想像について明かしてくれた。

「どんな相手でもそうなんですけど、カウントを自分有利で持っていけるような感じにしないといけないと思っている。後手後手にまわっていれば四球とかもそうですけど、自分が追い込まれていくので、投げる球がどんどんなくなっていくという悪循環みたいになってくる。とにかくストライク先行で」。

ストライク先行で投球していたこともあり、11日の西武戦は6回までに8安打を許したが、88球という少ない球数だった。現在、美馬学、石川歩といった先発ローテーションの軸として期待された2人が1軍不在の中で、西野が先発でゲームを作り、なおかつチームに勝ちをもたらしているのは非常に大きい。どの役割でもハイレベルにこなす西野は、間違いなく好調の先発陣を支える1人になっている。

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