わたしはかもめ2023年鴎の便り(5月)

便

5月23日

[ロッテ]西武戦中止で先発予定だったメルセデスは24日は救援待機、先発は予定通り小島和哉[ニッカン]

23日の西武戦(ZOZOマリン)が雨天中止となり、この日先発予定だったロッテのC.C.メルセデス投手(29)は24日の同対戦でリリーフ待機することになった。先発は小島和哉投手(26)が務める。

ロッテは前週、18日のオリックス戦に加え、先発予定だった森が急遽登板回避した21日楽天戦と、ブルペンデーが2度あった。吉井理人監督は「先週リリーバーをかなり無駄遣いしちゃったので。9回全部終わらせてくれたらいいなと思います」と小島、メルセデスの2人で1試合投げきることを期待した。

メルセデスは巨人時代も含め、NPB1軍公式戦では全試合先発起用だが、ドミニカ共和国代表として銅メダルに貢献した21年東京五輪では救援登板を経験している。

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[ロッテ]西武戦雨天中止で井上晴哉抹消、吉井監督は代わって山本大斗の1軍昇格とスタメン予告[ニッカン]

西武戦(ZOZOマリン)が雨天中止となった23日、ロッテは井上晴哉内野手(33)の出場登録を抹消した。吉井理人監督は「ファーストを守る子が増えて、彼の出番が少なくなっているので。スタメンで出てなんぼの選手。2軍で打撃の調子を上げて、またこっちが苦しい時に助けてもらえたら」と話した。

代わって24日の同戦から、山本大斗外野手(20)を今季初昇格させる予定。昨夏育成から支配下に上がり、チームの起爆剤になって欲しいとの願いから吉井監督に「ダイナマイト山本」と命名された有望株。21日のイースタン・リーグDeNA戦ではサイ・ヤング賞右腕バウアーから先頭打者本塁打を放っている。

同監督は「外野手が今手薄で。山口や藤原、荻野、高部達が帰ってくるとなかなかチャンスないかなと思ったので、今ちょっと、違う刺激を与えようと思ってます」と話し、昇格即「7番・右翼」でスタメン起用を予定していると明かした。

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[ロッテ]「BLACK SUMMERユニホーム」付きチケット販売、7・22ソフトバンク戦[ニッカン]

ロッテは7月22日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)を対象に「BLACK SUMMERユニホーム」を受け取れるグッズ付きチケットを販売すると23日、発表した。

チケット購入1枚につき、フリーサイズのユニホームを1着、入場ゲートで配布する。グッズの有無は、ビジター外野応援指定席を除く全席種でチケット購入時に選択できる(グッズの有無に金額差はなし)。

ユニホームは黒をベースに、ロゴにグラデーションカラーを使用した鮮やかなデザイン。サンセットのビーチと、様々な色に染まる夕焼けの空をイメージし、試合に集う人々が自分色で楽しめるようにとの思いが込められた。

チケット販売はファンクラブ有料会員限定の先行が6月3日午後1時から。一般販売は6月7日午前10時から。

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ロッテ、「BLACK SUMMERユニホーム」付きチケットを販売、7・22ソフトバンク戦[サンスポ]

ロッテは23日、7月22日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム、午後6時開始)を対象として、「BLACK SUMMERユニホーム」を受け取ることができるグッズ付きチケットを販売することとを発表した。

グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種にてチケット購入時に選択可能(グッズ有無による金額差なし、シーズンシートオーナー、ホーム外野応援指定席マイシートオーナーなども対象)となっている。

グッズ付きチケットの購入者は7月22日のソフトバンク戦のチケット1枚につきフリーサイズの「BLACK SUMMERユニホーム」1着を各入場ゲートで受け取ることができる。

2023年版の「BLACK SUMMERユニホーム」は、マリーンズカラーのブラックをベースにしたシンプルかつスタイリッシュなデザイン。マリーンズのロゴやキャップのMロゴには「LIGHT PINK」「SUNSET ORANGE」「PINK」「AQUA BLUE」のグラデーションカラーを使用し、夏を感じられる鮮やかなデザインとなっている。

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ロッテ・メルセデスが24日の西武戦に第2先発≠ナ待機、吉井監督「CCは小島の後ろにおんぶ=v[サンスポ]

パ・リーグ首位を走るロッテ・吉井理人監督(58)が23日、西武9回戦(ZOZOマリン)が雨天中止となったことを受け、24日の同戦で2人の先発投手で試合をつくる「ピギーバック」を採用するこを明かした。

今季4勝(1敗)の小島が先発し、この日先発予定だったメルセデスが第2先発≠ニして待機する。「CC(メルセデス))は小島の後ろにおんぶ≠ニいう感じです。2人で9回終わらせてくれたらいいなと。小島がフルでいって、CCは残りの回を投げてくれたらいけます。あくまでも計画ですけど」と話した。

チームは救援投手が小刻みに継投する「ブルペンデー」を18日のオリックス戦、21日の楽天戦と1週間で2度実施。「先週はリリーバーにかなり負担をかけちゃったので」と説明した。

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ロッテ・山本大斗が24日の西武戦でプロ初スタメン、育成出身3年目の右の大砲 吉井監督が明言[サンスポ]

ロッテの育成出身3年目、山本大斗(だいと)外野手(20)が24日の西武戦に「7番・左翼」でプロ入り初先発する。吉井監督が西武戦が降雨中止になった23日、今季初めて1軍に昇格させる考えを明かし、「調子がいいと聞いている。明日、スタメンです」と予告した。

昨秋、指揮官が「起爆剤になって欲しい」という思いと『大斗』の名をかけ「ダイナマイト山本」と命名した右の長距離砲。21日に行われたイースタン・リーグのDeNA戦では、サイ・ヤング賞投手のバウアーからソロアーチを放つなどアピールした。

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ロッテは小島、メルセデスで継投へ[サンスポ]

ロッテは先発ローテーションを崩さず、24日は小島が自身5連勝を狙って先発する。吉井監督は、23日に登板予定だったメルセデスを2番手で待機させると明言。前週は救援投手でつなぐ「ブルペンデー」が2度あり、リリーフの負担が増していただけに「(2人で)9回を終わらせてくれたら」と期待した。

メルセデスは昨季まで所属した巨人でも先発のみの登板だったが、ドミニカ共和国代表として出場した一昨年の東京五輪でリリーフを経験している。

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ロッテ・メルセデス、「変則スライド」でブルペン待機、吉井監督が救援起用“バラす”[スポニチ]

ロッテは西武戦の雨天中止を受け、先発予定だったメルセデスを24日の同戦で救援起用する。

先発は予定通りに小島で「2人で9イニングを全部終わらせてくれたら」と吉井監督。ブルペンデーだった18、21日に中継ぎ投手を多数使ったこともあり、助っ人左腕を「変則スライド」でブルペン待機させる。

自ら明かした指揮官だったが「でもこれ西武にバレたら作戦が…。まあいいや」と笑顔。右手中指のまめの影響で間隔を空けている佐々木朗の登板予定は、28日のソフトバンク戦で変わらない。

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ロッテの“ダイナマイト山本”、プロ初スタメンへ吉井監督が明言「7番、ライト」[スポニチ]

ロッテの「ダイナマイト山本」がプロ初のスタメン出場を果たす。高卒3年目の山本が24日に1軍に今季初昇格。吉井監督は「スタメンで。7番、ライト」と西武戦での先発起用を明言した。

これまでの1軍出場は2打席のみで2三振。昨秋のフェニックス・リーグで長打力を発揮し、名前が「大斗(だいと)」とあって指揮官に「ダイナマイト」と命名された。

21日のイースタン・リーグDeNA戦では、バウアーから先頭打者本塁打。2軍で3本塁打しており、吉井監督は「調子がいいと(報告が)上がってきている」と期待した。

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ロッテ、3年目の「ダイナマイト」山本が24日の西武戦でプロ初スタメン、吉井監督が明言「7番ライト」[スポニチ]

「ダイナマイト山本」がプロ初のスタメン出場を果たす。

23日に出場選手登録を抹消された井上に代わって、ロッテの3年目・山本が24日に1軍に今季初昇格。吉井監督は「スタメンで。7番、ライト」と同日の西武戦での先発起用を明言した。

「2軍からも調子がいいと(報告が)上がってきている。外野手も今ちょっと手薄。山口や藤原、荻野、高部達が帰ってくると、山本もなかなかチャンスがないかなと思ったので。違う刺激を与えようと思っています」。

昨年7月に育成から支配下登録された山本は、これまでの1軍出場は2打席のみで2三振。昨秋のフェニックス・リーグで長打力を発揮し、名前が「大斗(だいと)」とあって視察した指揮官に「ダイナマイト」と命名された。

21日のイースタン・DeNA戦では超大物助っ人バウアーから先頭打者本塁打。2軍では3本塁打を放っている。かつて女子プロレス団体「JWP」などで活躍した女子プロレスラーはダイナマイト関西。山本が「ダイナマイト」として1軍で爆発的な活躍を目指す。

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ロッテ吉井監督、作戦ばらしちゃった?メルセデスを24日の西武戦でリリーフ起用[スポニチ]

えっ、作戦をばらしちゃった?

西武戦(ZOZOマリン)が雨天中止となり、ロッテ・吉井監督は先発予定だったメルセデスを24日の同戦でリリーフ起用することを明かした。

先発は当初の予定通りに小島で「2人で9イニングを全部終わらせてくれたらいいなと思っています。小島はフルでいきます。残ったのをCC(メルセデス)が投げてくれたら。あくまで計画ですけど」と吉井監督。

リリーフデーだった18、21日に中継ぎ投手を多数使ったこともあり、助っ人左腕を「変則スライド」でブルペン待機させる。本人はリリーフの経験もあるといい、「出るのは回の頭から。何かあればリリーフを挟んで回の頭からと思っているので」。

と、ここまで話した指揮官だったが「でもこれ、西武にバレたら作戦が…」。周囲の報道陣も爆笑。最後には「まあいいや」とおおらかに笑っていた。

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ロッテ、7・22ソフトバンク戦で「BLACK SUMMERユニホーム」付きチケット販売[スポニチ]

ロッテは7月22日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム、午後6時試合開始)を対象として「BLACK SUMMERユニホーム」を受け取ることができるグッズ付きチケットを販売すると発表した。グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種にてチケット購入時に選択可能で、グッズ有無による価格差はなく、シーズンシートオーナー、ホーム外野応援指定席マイシートオーナーなども対象となる。

グッズ付きチケットの購入者は7月22日ソフトバンク戦のチケット1枚につきフリーサイズのBLACK SUMMERユニホーム1着を各入場ゲートで受け取ることができる。詳細や注意事項はマリーンズ公式ホームページで確認できる。

2023年版のデザインはマリーンズカラーのブラックをベースにしたシンプルかつスタイリッシュなものとなっており、マリーンズのロゴやキャップのMロゴに「LIGHT PINK」「SUNSET ORANGE」「PINK」「AQUA BLUE」のグラデーションカラーを使用した夏を感じられる鮮やかなデザイン。サンセットのビーチと、様々な色彩に染まる夕焼けの空をイメージしながら野球が好きな人も、初めての人も、試合に集う様々な人が、気ままに、思うままに楽しめるように。あなたらしく、自分色で楽しんでくれるように、という想いが込められている。

なお、チケットは6月3日午後1時からファンクラブ有料会員WEB限定先行販売が開始され、6月7日午前10時から一般販売が行われる。

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[ロッテ]バウアー撃ちの“ダイナマイト”山本大斗が24日に今季1軍初昇格&初スタメン[報知]

ロッテの吉井理人監督は23日、3年目の山本大斗外野手を24日の西武戦で1軍登録し、即スタメン起用することを明かした。

パンチ力のある打撃で、吉井監督から“ダイナマイト山本”と命名された山本大は、21日のイースタン・リーグDeNA戦(ロッテ浦和)で、DeNA先発のサイ・ヤング賞右腕バウアーから初回先頭弾を放つなど2安打をマークしアピールしていた。

指揮官は「(昇格は)ダイヤモンド。あ、ダイナマイト(苦笑)。2軍からも調子が良いというのは上がってきてますし、外野手も今ちょっと手薄になってる。山口や藤原、荻野、高部達が帰ってくると、山本もなかなかチャンスないかなと思ったんで、今ちょっと違う刺激を与えようと思ってます。明日(24日)スタメンです。7番ライト」と明言。“原石”の輝きに期待していた。

山本大斗(やまもと・だいと)
2002年8月9日、島根生まれ。20歳。開星高から20年育成ドラフト3位でロッテ入団。22年7月に支配下登録。昨季は1軍で2打席に立ち2三振に終わった。180センチ、90キロ。右投右打。

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[ロッテ]「BLACK SUMMERユニホーム」付きチケットを発売…7・22ソフトバンク戦[報知]

ロッテは23日、7月22日のソフトバンク戦(ZOZO)で「BLACK SUMMERユニホーム」付きチケットを販売することを発表した。

グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種にてチケット購入時に選択可能(グッズ有無による金額差なし、シーズンシートオーナー、ホーム外野応援指定席マイシートオーナーなども対象)。グッズ付きチケットの購入者は当日チケット1枚につきフリーサイズの「BLACK SUMMERユニホーム」1着を各入場ゲートで受け取ることができる。その他詳細は公式サイトまで。

2023年版のデザインはマリーンズカラーのブラックをベースにし、マリーンズのロゴやキャップのMロゴにグラデーションカラーを使用したデザインとなっている。

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[ロッテ]メルセデスが“第2先発”、雨天中止で24日西武戦でブルペン待機[報知]

ロッテの吉井理人監督が23日、西武戦(ZOZO)の雨天中止を受け、24日の同戦でメルセデスをブルペン待機させることを明かした。

24日は予定通り、小島が先発。残りのイニングをメルセデスが受け持つ。指揮官は「小島が予定通りで、CC(メルセデス)が小島の後ろにおんぶという感じです。2人で終わったらいいなと、先週リリーバーかなり無駄遣いしちゃったんで。小島はフルにいきます。残ったのをCCが投げてくれたらと思ってます。あくまでも計画です」と説明した。

メルセデスのリリーフについては「やったことあるって言ってましたし、回の頭からなんで。何かあればリリーフ挟んで、回の頭からと思ってるんで」と話していた。

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[ロッテ]雨天中止でも佐々木朗希の予定は変わらず、28日敵地ソフトバンク戦[報知]

ロッテの吉井理人監督は23日、西武戦(ZOZO)が雨天中止となったものの、佐々木朗希の登板日は変わらず28日のソフトバンク戦(ペイペイD)のままであることを明言した。

先発に余裕がある状況となったが、24日の西武戦に小島とメルセデスを投入し、リリーフ陣を休ませたい考えだ。指揮官は「朗希は関係ないですね。(週末のソフトバンク2連戦は)種市、佐々木の順で行きます」と話していた。

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ロッテ・山本 今季初めて1軍に昇格、「7番・右翼」で西武戦スタメン出場へ[デイリー]

21日のイースタン・DeNA戦でバウアーから初回先頭弾を放ったロッテ・山本が、24日の西武戦で今季初めて1軍に昇格し、「7番・右翼」でスタメン出場する見込み。

昨年のみやざきフェニックス・リーグで4本塁打を放ち、吉井監督が「ダイナマイト山本」と命名した。指揮官は「2軍から調子がいいっていうのが上がってきている。ちょっと違う刺激を与えたい」と期待を込めた。

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ロッテ・吉井監督、4日・西武戦は先発リレー「CCは小島の後ろにおんぶって感じです」メルセデス救援待機[デイリー]

試合は雨天中止となり、ロッテの吉井理人監督は24日・同戦の投手起用について「小島は予定通りで、CCはスライドっていうか小島の後ろにおんぶっていう感じです」と明かした。小島が先発し、この日先発予定だったメルセデスをリリーフとして起用する。

18日・オリックス戦、21日・楽天戦をリリーフデーとし、中継ぎ陣を多数投入したため、2人の先発投手で継投する「ピギーバック」を採用。指揮官は「先週リリーバーにかなり負担をかけた。(2人で)9回終わらせてくれたらいいなと思っています。小島はフルでいきます。残ったのをCCが投げてくれたいける」と説明した。

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ロッテ・種市篤暉「テイクバックがスムーズにいく」4.30オリックス戦の2回・紅林からグローブの使い方を変え直球が安定[BASEBALL KING]

◇ストレートが安定

「ストレートが安定しないと球数が多くなりますし、その中でスライダーとかを操れていたらもっと楽なピッチングができたんじゃないかなと思います」。

ロッテの種市篤暉は今季2勝目を手にした4月23日のソフトバンク戦、5回・103球・4安打・7奪三振、無失点に抑えるも、4月27日の取材で反省していたが、続く4月30日のオリックス戦で6回・97球、5月9日の西武戦は7回・95球、5月16日のオリックス戦は9回・109球とストレートが安定し、少ない球数で長いイニングを投げている。

ストレートが安定してきた要因の1つに、グローブの使い方が挙げられる。「試合中にフォームというか、グローブの使い方を変えたんですけど、テイクバックがスムーズにいくなということで、今も続けています」と、4月30日のオリックス戦の0−1の2回1死二、三塁で紅林弘太郎を迎えたところからグローブの使い方を変えた。

「試合中にもっと敏感というか、嗅覚というか、イニングごとに“こうしよう”、“ああしよう”とイニング間のキャッチボールはやっているので、その中で何とかしようと思っています」と4月27日の取材で話していたようにイニング間のキャッチボールで修正することのある種市だが、この時は「ゲーム中です。僕、普通に変えちゃうんで」と、試合中に変更を決断した。

「右のインコース(のストレート)は感覚的にトミー・ジョン(手術)前くらいになっています。ある程度、アバウトですけどインコースに投げられているなという感覚はあります」。

“右のインコース”で気になったのは、5月16日のオリックス戦の0−0の2回1死走者なしで右打者の頓宮裕真に、ツーシーム、シュート系の球で捕邪飛に打ち取ったこと。

「あれはツーシームです。相性が悪いのが分かっていたので、インコースに突っ込もうかなと思ってインコースのツーシームを多めにしました」。16日の対戦前までは、5打数4安打と打ち込まれていた“頓宮対策”の一環として、ツーシームを投じた。ちなみにツーシームは「その試合から投げ始めました」と16日のオリックス戦から使い始め、今後も「真っ直ぐの感覚が悪くならなかったら、そのままいこうかなと思います」と、ストレートに影響が出なければ投げていく方針だ。

◇フォークは?

種市はここまでリーグトップの52奪三振を記録しているが、フォークで実に30個の三振を奪っている。

前回登板の1−1の6回1死二塁で、茶野篤政を1ストライクから投じた2球目のストライクゾーンからボールゾーンに落ちていく138キロのフォークを見送られ、1ボール1ストライクとなったが、3球目、4球目も同じゾーンにフォークを投げ空振り三振に打ち取った投球は見事だった。

「データを見ていてもそこまですごく落ちていた訳ではないんですけど、低めの意識があったから空振りしてくれたかなという感じです」と冷静に振り返った。

フォークでいえば、5月9日の西武戦、2−1の4回2死走者なしで中村剛也に1ボール2ストライクから投じた4球目など、シュート気味に落ちるフォークも気になっている。

意図的にシュートさせているのか訊くと「はい」と答え、「個人的に(シュート系のフォークを)投げているというか、もうちょい多めに投げたいというか、スライダーが曲がらない分、もう少しフォークのシュート幅を大きくしたいというか、そういうイメージで投げています」と教えてくれた。

奪三振は現在リーグトップ。「ある程度、真っ直ぐでカウントが作れていますし、変化球でもカウントを作れているのが三振とれている要因かなと個人的に思っています」と、球数が少なくなっても、4月30日のオリックス戦が7、5月9日の西武戦は6、5月16日のオリックス戦は9と、変わらず三振が取れている。

「ローテーションを守っているピッチャーがたくさん抑えていますけど、みんなに負けないように投げるだけかなと思っています」。投げる度に凄みが増していく背番号“16”。チームメイトと切磋琢磨し、この先もチームの勝利のため、さらに進化をした姿を見せてくれるはずだ。

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