わたしはかもめ2023年鴎の便り(5月)

便

5月30日

千葉ロッテ2−1巨人(ZOZOマリン)

ロッテが逃げ切った。先発西野が、7回5安打1失点でリーグ単独トップの6勝目、益田が14セーブ目を挙げた。打線は2回に田村の2号ソロで先制し、4回に山口の2号ソロで加点した。巨人は打線が精彩を欠き、4連敗。

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[ロッテ]メルセデス「より気持ちが入るかなと思います」巨人戦で古巣相手に初登板[ニッカン]

ロッテのC.C.メルセデス投手(29)が、31日の「日本生命セ・パ交流戦」巨人戦(午後6時開始、ZOZOマリン)で古巣相手に初登板する。

昨季まで6年間在籍した巨人との対戦に「どんどんストライクゾーンを攻めて、チームの勝利に貢献する投球がしたいです。投げる時はいつも楽しみですが、明日は古巣との対戦なので、より気持ちが入るかなと思います」と意気込んだ。30日の試合前には、巨人ベンチ前で元チームメートらとの交流も図っていた。

ロッテに新加入した今季は開幕ローテーション入りして7試合(先発6)に登板。援護に恵まれずに1勝3敗の成績だが、防御率1.66と好投を続けている。

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[ロッテ]吉井理人監督が、西野勇士が、沢村拓一が「巨人」へそれぞれの思い胸に戦い、勝った[ニッカン]

パ・リーグ首位のロッテが、対巨人への思いも込めて「日本生命セ・パ交流戦」を白星発進した。

吉井理人監督(58)は現役時代の苦い記憶に、先発西野勇士投手(32)も10年前の同じ交流戦開幕戦で勝利投手となれなかった相手に7回1失点で、それぞれリベンジ。8回登板の沢村拓一投手(35)も10年間在籍した古巣に2奪三振無失点と好投した。チームは今季最多の貯金11。06年以来3度目の交流戦制覇に向け、勢いは加速した。


「原さんに満塁ホームランを打たれたのは覚えています」。吉井監督が指揮官としての対セ・リーグ初勝利を巨人から挙げた。34年前の89年10月26日。近鉄で背番号11を背負った巨人との日本シリーズ第5戦、7回裏2死満塁。若大将「4番」原辰徳に満塁弾を喫した記憶は鮮明に残るが「何もないです。やるのは選手。選手達が出来ることをやって欲しい。勝ったから調子に乗って出来ないことをしちゃうと、悪くなっちゃうので」と笑顔。リベンジの感情は抑え、選手に感謝した。7回1失点の西野にも「スライダーが良かったですね」。あの日、直球を6球続けて痛打された投球も頭に描き?風も利用して直球と変化球を巧みに操った右腕をたたえた。

その西野にとっても、巨人は「ずっと勝ちたいと思っていた」相手だった。支配下登録初年度の13年に、同じ交流戦開幕の巨人戦で先発し5回3失点。チームは勝ったが勝利投手になれなかった。「小さい時から見ていた伝統あるチーム。僕みたいな(富山の)田舎の人は巨人戦を見るので、良い投球をする姿を見せられたら(支えてくれた人への)恩返しになる」。抑え、中継ぎとして活躍し、トミー・ジョン手術も乗り越えた今季は再び先発を直訴。10年以上の間隔が空いての交流戦白星は、松坂大輔以来2人目。6勝目でリーグ単独トップに立った。

古巣相手に初登板となった沢村も8回にマウンドに上がり、空振り三振で締めた。巨人から加入したポランコのパワーポーズでほえた。「どこが相手だろうと千葉ロッテのために投げていく姿勢は変わらない。今日は勝てて良かった。明日につながる」。仲間の思いも背負う投球は、元仲間を圧倒した。

投手陣が抑え、打者陣が少ない好機をものにして逃げ切る今季の勝ちパターンは交流戦でも継続。監督、コーチ、選手、スタッフ、2軍、ファン、みんなで戦うロッテの強さは、セ相手でも健在だ。

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[ロッテ]山口航輝「まぐれじゃない。気持ち良い一発」故障から復帰2戦目で特大2号ソロ[ニッカン]

左大腿二頭筋損傷が完治して復帰2戦目のロッテ山口航輝外野手が、4回にバックスクリーン左への特大ソロ弾で加点した。

今季1本塁打と不振だったが、2番手高橋の直球を捉え「まぐれじゃない。気持ち良い一発になりました」と笑顔も帰ってきた。負傷中は自宅でテレビ観戦。「みんな打つし、勝つし」と好調なチームの一員に加われない悔しさにチャンネルを変えることもあったが、「声援もすごくて楽しく野球が出来た」と本塁打量産のきっかけをつかんだ。

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[ロッテ]パ・リーグ首位の勢い健在!交流戦白星発進、西野勇士は10年ぶり交流戦勝利で6勝目[ニッカン]

吉井ロッテが交流戦白星発進した。先発西野勇士投手(32)が7回5安打1失点と好投し、交流戦では10年ぶりの勝利投手を手にした。今季6勝目(1敗)で両リーグハーラー単独トップにも立った。

得点は2回に田村、4回は山口のソロ2発で奪った2点だけだったが、8回は沢村、9回は益田が無失点で抑え、1点差で逃げ切り2連勝。就任1年目の吉井理人監督(58)は交流戦初勝利となり、パ・リーグ首位の勢いは健在だった。

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[巨人]「交流戦」ならでは!ロッテの元G戦士ポランコ、メルセデス、沢村拓一らと再会[ニッカン]

巨人ナインがロッテの元巨人戦士と再会し“交流”した。

交流戦開幕戦となるロッテ戦前に、昨年まで所属したポランコとアーリーワーク中の小林が室内練習場で対面し、大きくハグ。グラウンドでも大城卓らナインが囲んで懐かしんだ。同じく昨年まで所属したメルセデスも、阿部ヘッドらと仲良さそうに会話した。

20年9月に香月とのトレードでロッテに加入し、米レッドソックスをへて再びロッテに戻った沢村も古巣に挨拶。原監督と言葉を交わす場面も見られた。

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[ロッテ]吉井理人監督、福浦和也ヘッドコーチ…あなたのもとにはどのレジェンドが訪れる?[ニッカン]

ロッテは30日、7月23日のソフトバンク戦(午後5時開始、ZOZOマリン)を対象に、「レジェンドボブルヘッド」付きチケットの販売を発表した。

グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種にてチケット購入時に選択可能。

グッズ付きチケット購入者は7月23日のソフトバンク戦チケット1枚につき、吉井理人監督、福浦和也ヘッドコーチ兼打撃コーチ、黒木知宏投手コーチ、サブロー2軍監督の4人のレジェンドボブルヘッド1体を、ランダムで各入場ゲートで受け取ることができる。

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今年のドラフト会議は10月26日、大正製薬が11年連続で特別協賛[ニッカン]

日本野球機構(NPB)は30日、2023年新人選手選択会議を10月26日に開催すると発表した。

大正製薬株式会社の特別協賛を受け、公式タイトルを「プロ野球ドラフト会議supported byリポビタンD」とする。同社の特別協賛は13年から11年連続。

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[ロッテ]西野勇士は10年ぶり交流戦白星なるか、過去に記録したのは松坂大輔だけ/見どころ[ニッカン]

ロッテはリーグ最多タイの5勝を挙げている西野勇士が先発。

ロッテの投手が5月までに6勝すれば15年イ・デウン以来で、日本人投手では10年成瀬以来になる。西野は交流戦で通算2勝しているが、2勝とも1軍デビューした13年に挙げたもの。交流戦で10年以上のブランク勝利を記録したのは06年に西武で勝った後に、18年に中日で12年ぶりに勝利した松坂だけ。巨人を相手に、珍しい10年ぶりの交流戦勝利を狙う。

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ロッテ・西野勇士、リーグトップ6勝!10年ぶり交流勝ち「自信を持って投げられた」[サンスポ]

力強くほえた。2−1の7回2死一塁。ロッテ・西野勇士投手(32)は吉川を遊ゴロに仕留めると、女房役の田村を指さして胸を張った。7回5安打1失点。パ・リーグ単独トップの6勝目を挙げた。

「マリンの風が強い中の真っ直ぐとか、スライダーとかの対応は(打者が)そう簡単にできるものではない。自信を持って投げられた」。

試合開始時は風速9メートル。東京ドームを本拠地とする巨人を相手に海風を利用した。軸は「すごく曲がった」というスライダー。全投球のうち直球(32.6%)よりも多い36.8%の割合で投じ、凡打の山を築いた。

交流戦での白星は、先発した2013年6月3日のヤクルト戦以来、10年ぶりだ。10年の間に守護神や右肘手術を経験した32歳は「点は取られましたけど踏ん張ることができるのは中継ぎを経験したから。10年間の全てを使って投げられている」と進化を実感した。

富山・新湊高から入団15年目。県内の射水市は巨人の初代オーナー、正力松太郎氏(故人)の出身地で「田舎の人はジャイアンツ戦を見るんです」。自身も少年時代はテレビ中継でG戦士にくぎ付けとなった。「小さい頃から見ていたすごいチーム。今日はすごく勝ちたいと思っていた」。丁寧な制球で勝利を手にした。

チームは貯金を今季最多の11に伸ばした。「1戦目を取れたので、ここから勢いに乗っていく」と西野。ロッテは交流戦で12球団2位の通算203勝(1位はソフトバンクで229勝)。セ・リーグを相手に、さらなる上昇気流に乗る。

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ロッテ・山口航輝、決勝の2号ソロ「1本出てよかった」[サンスポ]

本拠地ZOZOマリンの夜空に、復活を告げるアーチを描いた。1−0の4回、「6番・左翼」で先発出場したロッテ・山口航輝外野手(22)が、中越えの2号ソロをマーク。柵越えを確認すると、右拳を高々と掲げてダイヤモンドを一周した。

救援投手が短い回で継投する「オープナー」を採用した巨人の2番手左腕の高橋が投じた142球の直球を捉え、「打ったのはストレートです。1本出てよかった。次も打てるように頑張ります」とコメントした。

プロ5年目の今季は開幕2カード目から4番を託されたが、4月30日に左大腿二頭筋損傷のアクシデントに見舞われ出場選手登録を外れた。5月28日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)で復帰し、4打数1安打を記録した。

この試合の第2打席で滞空時間の長い左飛を放っており、吉井監督は「レフトフライは『逆風だった』とか言ってましたけど(ドーム球場だから)風は吹いていないのに」と苦笑い。この日は海風を名物とする本拠地で、文句なしの一発を放った。

ロッテは2005年から始まった交流戦で過去2度優勝。昨年までの通算成績は12球団で2位の202勝(173敗15分け)をマークしている。現在、リーグ首位を走っているだけに「チームがいい状態なので足を引っ張らないように」と話していた山口。得意の交流戦でさらに勢いをつける。

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[レッツ交流]ロッテの元G戦士が古巣選手、スタッフとつかの間リラックスタイム[サンスポ]

試合前練習中にロッテの選手が次々と三塁側の巨人ベンチに向かった。巨人に在籍した経験のある沢村、メルセデス、ポランコが古巣の選手やスタッフと旧交を温めた。2020年のシーズン中にトレードでロッテに加入し、米大リーグを経て今季から再びロッテでプレーする沢村にとって、公式戦では移籍後初となる巨人との対戦。原監督とも再会を果たして談笑するなど、つかの間のリラックスタイムとなった。

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ロッテ・メルセデス、31日巨人戦先発、古巣相手に「より気持ちが入る」[サンスポ]

ロッテで今季巨人から加入した左腕のメルセデス投手(29)が31日の巨人戦(ZOZOマリン)に先発する。6年間在籍した古巣相手の登板となる中、「投げるときはいつも楽しみですが、古巣との対戦なのでより気持ちが入る」と闘志を燃やした。今季は7試合に登板し1勝3敗ながら、防御率1.66と抜群の安定感。24日の前回登板では小島に続く2番手でマウンドに上がり、3回無失点でNPB初セーブを記録した。

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ロッテ、7・23ソフトバンク戦で吉井監督、福浦ヘッドコーチらの「レジェンドボブルヘッド」付きチケット販売[サンスポ]

ロッテは30日、7月23日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム、午後5時開始)を対象として「レジェンドボブルヘッド」を受け取ることができるグッズ付きチケットを販売することを発表した。

「レジェンドボブルヘッド」は、吉井理人監督、福浦和也1軍ヘッドコーチ兼打撃コーチ、黒木知宏1軍投手コーチ、サブロー2軍監督の4名が対象。グッズ付きチケットの購入者は7月23日ソフトバンク戦のチケット1枚につき、ランダムで「レジェンドボブルヘッド」1体を各入場ゲートで受け取ることができる。

グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種にて、チケット購入時に選択可能(グッズ有無による金額差なし、シーズンシートオーナー、ホーム外野応援指定席マイシートオーナーなども対象)。

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今年のドラフト会議は10月26日に開催[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は30日、今秋のドラフト会議を10月26日に開催すると発表した。11年連続で大正製薬が特別協賛し、公式タイトルは「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」となる。

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ドラフト会議は10月26日に開催、11年連続で大正製薬が特別協賛[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は30日、今秋のドラフト会議を10月26日に開催すると発表した。11年連続で大正製薬が特別協賛する。

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[球界ここだけの話]首位を走るロッテの原動力、吉井マジック≠フ見逃せない捕手併用制[サンスポ]

救援投手が小刻みに継投するブルペンデー、1試合に2人の先発投手を投入するピギーバック、開幕から交流戦までの全42試合で打順が異なる日替わり打線。吉井理人監督(58)が繰り出す大胆な起用が次々とはまって首位を走るロッテだが、見逃せない用兵はまだある。柔軟な捕手の起用である。

開幕から田村龍弘捕手(29)が21試合、佐藤都志也捕手(25)が14試合、江村直也捕手(31)が4試合、松川虎生捕手(19)が3試合にスタメンマスクを被る。吉井監督は、複数の捕手を使い分ける理由を「キャッチャーもうまく特徴を生かせればと思っています」と説明する。

捕手が出場する試合の先発投手を見れば、傾向が浮かび上がる。田村は主に小島、西野、メルセデスを、佐藤都は主に佐々木朗、種市の球を受ける。多彩な変化球を操って打者を翻弄する技巧派タイプは田村、速球を中心に決め球のフォークボールを駆使して三振を奪う本格派タイプは佐藤都が担当している。

使い分けのポイントについて、指揮官は「田村は(相手の)バッターをよく研究しているんですけど、味方のピッチャーもすごく研究していて、コミュニケーションを取るのもうまい。なので、球種の多い選手を配球するのがうまいんですよね。佐藤はまだその辺が欠けているので、球種の少ないピッチャーと組ませている」と語る。

今季5勝の小島はカットボールやフォークボール、同5勝の西野はカーブやスライダー、同1勝のメルセデスはチェンジアップやシンカーを操る。好成績を残せているのは、田村のリードがあってこそだ。

青森・光星学院高(現八戸学院光星高)から2013年に入団して11年目。15〜19年に100試合以上に出場し、16年にはベストナインに選出された29歳の武器はコミュ力≠フ高さ。練習を見ていると、会話の量がとにかく多い。「相手を知る前に自分達のことを知らないと勝負できない。野球を相手に合わせてはやらない。こっちのペースで全部やっていかないといけないので、まずは味方を知っておかないと」との信念があるからだ。

3歳年下の小島とは登板前日から入念に打ち合わせを行う。「おじから『このバッターはこうだと思うんですけど、どうですか』と言ってきてくれるから、前日には攻め方のプランは立てている」といい、その上で投手の「1番いい球」を引き出す。もちろん、バッテリーを組む投手だけでなく、「今は年下のピッチャーばっかりだから、相談にくる。朗希とか、たね(種市)も聞いてくれるから、そこでコミュニケーションが取れている」。田村を中心に会話の輪が広がっている。昨季取得した国内FA権を行使せずに残留して臨む23年。吉井監督の下、背番号27が存在感を放っている。

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ロッテ・沢村、古巣と対戦1回2K零封!巨人時代禁止の長髪&ヒゲで伸び伸び[スポニチ]

本拠地ZOZOマリンのマウンドで、ロッテの背番号54が吠えた。巨人時代は禁じられていた長髪、ひげをたくわえた沢村が初対戦となった古巣をねじ伏せる。1点リードの8回に登板し、1四球を与えたが無安打無失点。「どこが相手だろうと自分のやるべきことは変わらない。千葉ロッテのために、投げていく」と胸を張った。

先頭の門脇を154キロの直球で遊ゴロに打ち取ると、続く代打・丸は直球で追い込み、147キロのスプリットで空振り三振。坂本に四球を与えたものの、最後は売り出し中の秋広を147キロのスプリットで空振り三振だ。リードを守って守護神・益田につなぎ、僅差の勝利に貢献した。

20年9月に香月との交換トレードで巨人からロッテに移籍。救援で22試合に登板し、防御率1.71と活躍してチームの13年ぶりの2位とCS進出に大きく貢献した。そのオフに海外FA権を行使して夢でもあったメジャー挑戦を実現させ、レッドソックスへ移籍。今年1月の復帰会見では「米国に行く際に快く送り出してくれた義理を守るため」と語っていた。春季キャンプから選手会長を務める益田とともに、リーダー的存在として投手陣をけん引している。

巨人戦への思いを問われた沢村は「特別変わらなかった」と振り返り「どれだけチームに献身的な姿勢で取り組めるかってのが1番大事」と力を込めた。ロッテ愛にあふれる剛腕が交流戦の初陣で見せた、圧巻の“古巣斬り”。首位のチームを、さらに加速させた。

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有藤通世氏、ロッテ・沢村の「意地」感じた直球&スプリット[スポニチ]

◇有藤通世 視点

古巣の巨人を相手にロッテ・沢村には何か意地のようなものを感じた。8回に登板。先頭の門脇を全4球150キロ超の直球で遊ゴロに打ち取った。打てるものなら打ってみろという投球。直球は力強く、スプリットもいい落ち方で秋広は全く合っていなかった。

2死から坂本に四球を与えたように、制球はもう1つ。ベンチはハラハラしたかもしれないが、大事に投げるのではなく、打者をしっかり攻め込んで打ち取っている。見返すというか、かつてプレーした巨人への思いが表れたように思う。

チームにとって、沢村が勝ちパターンの救援陣に入っている意味は大きい。3年ぶりの復帰。今季の成績はまだまだでも、彼の野球人生の経験値、メジャーで学んだ投手の在り方などが若い投手のプラスになっているのは確か。吉井監督が疲労蓄積に配慮して勝ちパターンを固定しない中、沢村を含む救援陣の今後が楽しみだ。

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ロッテ・西野、リーグ単独トップ6勝目、田村は“2戦連発”[スポニチ]

ロッテの先発・西野は7回5安打1失点でリーグ単独トップの6勝目。交流戦は13年6月3日のヤクルト戦以来10年ぶりの白星となった。「6勝目は出来すぎです。巨人は小さい頃から見ていたチームなので、ずっと勝ちたいと思っていた。結果を出せて良かった」。

コンビを組んだ田村は、2回に出場2試合連発の先制右越えソロ。「振ったら当たった。まぐれです」とし、リードについては「投手の良いところを引き出すことだけ考えた」と話した。

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ロッテ・沢村、古巣巨人戦初登板で1回零封、坂本との「胸熱」88年組初対決も[スポニチ]

ロッテの沢村拓一投手(35)が、8回から古巣・巨人戦に初登板。打者4人を相手に無安打無失点に抑え、チームの交流戦白星発進に貢献した。

「どこが相手だろうとも、自分のやるべきことは変わらないし、千葉ロッテのために投げていく姿勢というのは変わらないので、1つ1つの積み重ねだと思います」。

わずか1点リードの8回に2番手として登板。先頭の門脇を遊ゴロ、続く代打・丸を空振り三振に仕留めて2死を奪うと、打席に坂本を迎えた。2010年ドラフト1位で巨人に入団し、20年に香月との交換トレードでロッテに移籍するまで苦楽をともにした同学年の盟友に8球粘られた末に四球を与えたが、続く秋広をスプリットで空振り三振。拳を握り、雄叫びをあげた。

バトンを託した益田は9回をしっかりと抑え、チームは首位をキープ。「どんな勝ち方でも勝ちは勝ちなので、自分が抑えてチームが負ければそれは悔しいし、どれだけチームに献身的な姿勢で取り組めるかっていうのが1番大事だと思います」と胸を張った。

沢村VS坂本の注目対決に、SNS上では「胸熱すぎる」「88年組対決はシビれるね」「この対決が見れる日が来るとは」などといったコメントが相次いだ。

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ロッテ・メルセデス、31日に古巣・巨人戦先発「より気持ちが入る」[スポニチ]

ロッテのC.C.メルセデス投手(29)が31日の巨人戦(ZOZOマリン)に先発することが発表された。巨人は戸郷翔征投手(23)が先発する。

メルセデスは今季7試合に登板し、1勝1敗ながら防御率1.66と安定して投球を見せており、24日の前回登板ではピギーバックの2番手で3回無失点で来日後初のセーブをマークしている。

左腕は球団広報を「どんどんストライクゾーンを攻めて、チームの勝利に貢献する投球がしたいです。投げるときはいつも楽しみですが明日は古巣との対戦なので、より気持ちが入るかなと思います」とコメントした。

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ロッテ、7・23ソフトバンク戦で吉井監督らの「レジェンドボブルヘッド」付きチケット販売[スポニチ]

ロッテは7月23日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)を対象として「レジェンドボブルヘッド」を受け取ることができるグッズ付きチケットを販売すると発表した。グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種にてチケット購入時に選択可能で、グッズ有無による価格差はなく、グッズ付きチケット購入者はチケット1枚につきランダムでレジェンドボブルヘッド1体を各入場ゲートで受け取ることができる。

レジェンドボブルヘッドは吉井理人監督、福浦和也一軍ヘッドコーチ兼打撃コーチ、黒木知宏1軍投手コーチ、サブロー2軍監督の4人が対象。7月23日ソフトバンク戦のチケットは6月3日午後1時からファンクラブ有料会員WEB限定先行販売が開始され、6月7日午前10時から一般販売が行われる。

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プロ野球ドラフト会議、今年は10月26日に開催、大正製薬が11年連続特別協賛[スポニチ]

一般社団法人日本野球機構(NPB)は30日、2023年新人選手選択会議「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」を10月26日に開催すると発表した。大正製薬の特別協賛は2013年から11年連続となる。

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[ロッテ]沢村拓一、古巣・巨人との初対決で1回無安打無失点斬り、最速154キロ2奪三振[報知]

ロッテの沢村拓一が“古巣斬り”で雄叫びを上げた。1点リードの8回に登板し、2死一塁から秋広を147キロのスプリットで空振り三振。入団から9年過ごした巨人を1回無安打無失点に封じ、「どこが相手だろうと自分のやるべきことは変わらない」と胸を張った。

20年9月に巨人からロッテにトレードで移籍し、メジャーを挟んで迎えた古巣との初対決。最速154キロで2三振を奪い、「千葉ロッテのために投げていく姿勢というのは変わらないので、1つ1つの積み重ねだと思う」と冷静に腕を振り、チームを交流戦白星発進へ導いた。

試合前早くに球場入りし、ウェートトレーニングを欠かさないのが沢村流。その姿に触発され、朝からトレーニングに励む選手が増えるなど、背中で若いロッテを引っ張っている。「どんな勝ち方でも勝ちは勝ち。明日にはつながると思う。ごっちゃし」と、最後は中大の後輩・井上のパフォーマンスを拝借して笑わせた。パ首位を快走するロッテには、頼もしいベテランがいる。

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[ロッテ]山口航輝が復活の2号ソロ!左太もも裏負傷から28日に復帰「1本出て良かった」[報知]

ロッテの山口航輝外野手が復活の1発を放った。

1点リードの4回1死、巨人・高橋の直球を捉えバックスクリーン左へと運ぶ2号ソロ。山口は4月28日のオリックス戦(京セラD)で左太もも裏を負傷。その後は2軍戦を経て、28日のソフトバンク戦(ペイペイD)で復帰していた。山口は「打ったのはストレート。1本出て良かったです。次も打てるように頑張ります」と若き主砲が復活弾でチームを勢いづけた。

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ロッテ・西野勇士−巨人・平内龍太…スタメン発表[報知]

[巨人]
1(中)萩尾、2(遊)坂本、3(左)秋広、4(一)岡本和、5(捕)大城卓、6(右)梶谷、7(指)ウォーカー、8(二)吉川、9(三)門脇、投=平内
[ロッテ]
1(一)池田、2(遊)友杉、3(二)中村奨、4(指)ポランコ、5(三)安田、6(左)山口、7(右)平沢、8(捕)田村、9(中)和田、投=西野

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[ロッテ]7・23ソフトバンク戦で「レジェンドボブルヘッド」付きチケットを販売[報知]

ロッテは30日、7月23日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)を対象に「レジェンドボブルヘッド」を受け取れるグッズ付きチケットを販売すると発表した。

グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種でチケット購入時に選択可能(グッズ有無による金額差なし、シーズンシートオーナー、ホーム外野応援指定席マイシートオーナーなども対象)。購入者は7月23日のソフトバンク戦チケット1枚につきランダムでレジェンドボブルヘッド1体を各入場ゲートで受け取ることができる。

レジェンドボブルヘッドは吉井理人監督、福浦和也1軍ヘッドコーチ兼打撃コーチ、黒木知宏1軍投手コーチ、サブロー2軍監督が対象。同戦のチケットは6月3日からファンクラブ有料会員WEB限定先行販売が開始され、7日から一般販売が行われる。その他詳細や注意事項は球団公式ホームページを要確認。

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ロッテ・沢村が古巣斬り、移籍後初対戦「どこが相手だろうと」闘志みなぎる投球[デイリー]

古巣相手にロッテ・沢村拓一投手が闘志みなぎる投球を披露した。大声援を背に2−1の8回から登板し、直球とスプリットを武器に門脇を遊ゴロ、代打・丸を空振り三振。坂本は四球で歩かせたが、最後は秋広を空振り三振に仕留め、吠えた。

移籍後初対戦となったが「どこが相手だろうとやるべきことは変わらない」と、引き締まった表情で振り返った。

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NPB、今年のドラフト会議は10月26日に開催[デイリー]

日本野球機構(NPB)は30日、今年のプロ野球新人選択会議(ドラフト会議)を、10月26日に開催すると発表した。

大正製薬株式会社が特別協賛を務め、公式タイトルも「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」とすることも発表した。同社の特別協賛は、2013年から11年連続となった。

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ロッテ、西野勇士が7回1失点で両リーグトップタイ6勝目、「良い姿を見せて、良い恩返しになる」[デイリー]

ロッテの先発・西野勇士投手が7回3安打1失点。両リーグトップタイとなる6勝目を挙げ「風も強くて、スライダーを投げたときにすごく曲がった。めちゃくちゃよかった」と振り返った。

初回、先頭・萩尾、坂本を2者連続空振り三振と最高の滑り出し。この回を三者凡退とした。3回に2安打を浴びて1死二、三塁のピンチを背負ったが、最後は坂本を中飛に仕留めた。2−0の7回には、無死から岡本和に左翼線二塁打を浴び、1死三塁から梶谷に右前適時打を許したが、最少失点とした。

スライダーをうまく操った。幕張特有の風は、中堅方向から本塁へ吹き、バックネットで跳ね返る。その風の影響で変化球は曲がり幅を増す。この日も風速は常時約10メートル。それでも「曲がりが大きくて縦の変化がそんなに大きくなかった。サイドスローのスライダーみたいな、横からびゅっと入れるイメージで投げた。ほとんどのスライダーがコントロールできた」と適応し、自身も納得の投球を披露した。

巨人戦での先発は2013年5月14日以来10年ぶりで、巨人には初勝利となった。「僕が小さい頃から見ていたチーム。僕みたいな田舎出身の人はジャイアンツ戦を見るんで、良いピッチングをして良い姿を見せて、良い恩返しになる。結果に出て良かった」。地元・富山に届ける1勝に喜びがあふれた。

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沢村愛が試される、ロッテ公式の激ムズ?ロン毛3択クイズが話題、猛者は的中「沢村さんはしっとりめ」、意外な3人目に騒然[デイリー]

ロッテの公式ツイッターが試合前に一般人にはなかなか見分けのつかない激ムズ?の三択クイズを出題した。

「沢村拓一投手はどれでしょう?」と出されたのは、3枚のロン毛選手のシルエット画像。髪の広がり具合が違うものの、似たような風貌で難問かと思われたが、ロッテファンは「2」、「2」、「2」と一目瞭然だった模様。5回終了後に正解が発表されたが、答えは2で多くの人が正解していた。「沢村さんはしっとりめのロン毛」と語る猛者もいた。

1は西武の高橋光成でこちらも正解率が高かったが、多くの人が間違えていたのが3。西武の今井と予想する声が多かったが、正解はなんと日本ハムのポンセ。「ポ、ポ、ポンセ!?」、「ポンセかよぉ」、「ハムファンでもポンセわからんで」と、驚きの声が寄せられていた。

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セ・パ交流戦が開幕、各地で6試合、阪神は西武に勝利[デイリー]

プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は30日、各地で6試合が行われて開幕し、セ・リーグ首位の阪神は敵地ベルーナドームで西武を3-1で下し、パ・リーグ1位のロッテは本拠地ZOZOマリンスタジアムで巨人に2-1で勝った。

セ2位のDeNAは楽天に3−2で競り勝ち、パ2位のオリックスは4−0で広島に快勝。交流戦連覇を狙うヤクルトは日本ハムに1-2で敗れた。ソフトバンクは13−5で中日に大勝した。

各チームが18試合を戦い、セ、パの同一リーグ内の対戦は6月23日に再開する。同22日までに全日程を終えられない場合はその時点で優勝チームを決める。

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巨人・坂本とロッテ・沢村の元同僚同学年対決が実現、フルカウントまでもつれて四球[デイリー]

巨人・坂本勇人内野手と、ロッテ・沢村拓一投手の元同僚同学年対決が実現した。

巨人が1点ビハインドの7回2死で4打席目を迎えた坂本。この回からマウンドに上がった沢村と対峙(たいじ)した。2球で追い込まれた坂本だったが、ファウルで粘り、勝負はフルカウントまでもつれた。最後は沢村の154キロ直球が内角高めに外れ、四球となった。

2人は1988年生まれの同い年で、巨人では10年間チームメートだった。

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ロッテがパ首位の貫禄、巨人に快勝で交流戦白星発進、沢村は古巣巨人戦初登板、魂の投球で無失点2奪三振で雄叫び[デイリー]

パ・リーグ首位のロッテが巨人との接戦をものにし、交流戦白星発進。2連勝で貯金を11とした。

2回に田村が、今季2号となる先制ソロを放つと、4回には山口が左大腿二頭筋損傷からの復帰後初アーチで突き放した。

先発の西野は7回5安打1失点の好投で、リーグ単独トップの6勝目。2番手の沢村は古巣相手の初登板で、1回無失点2奪三振。雄叫びをあげる場面もあった。最後は守護神・増田が締めくくった。

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ロッテ・沢村拓一が古巣の前に仁王立ち!巨人戦初登板、吠えた!2奪三振無失点[デイリー]

ロッテ・沢村拓一が8回に2番手として登板。20年9月に巨人からロッテへトレードとなり、その後メジャーも経験。これが初めての古巣巨人相手の登板となったが、2奪三振無失点に抑えた。

150キロ中盤の直球とキレのあるスプリットを武器に、先頭の門脇を遊ゴロに打ち取ると、代打・丸を空振りの三振。坂本には四球を与えたが、続く秋広を空振り三振に打ち取った。抑えた後は雄叫びをあげた。

沢村は2010年ドラフト1位で巨人に入団し、約10年間在籍した。試合前には三塁ベンチ前でスタッフらと談笑。旧知の裏方さんとの再会を喜んでいる様子だった。その後、グラウンドでは原監督とも再会し、談笑していた。

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ロッテ・山口航輝が復帰後初アーチ、「1本出て良かった」[デイリー]

ロッテ・山口航輝外野手が、左大腿二頭筋損傷からの復帰後初アーチを放り込んだ。

打った瞬間確信の一発だった。1−0の4回1死で、142キロ直球を仕留めた。打球は高々と舞い上がり、バックスクリーン左への2号ソロに。右腕を掲げながらダイヤモンドを一周し「1本出て良かったです。次も打てるように頑張ります」と笑みがこぼれた。

2回には田村が先制ソロ。それに続く大きな一発で点差を拡大した。

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「朗希ったら甘え上手!」、ロッテ・佐々木朗希と巨人・大勢の仲良し動画が大反響、朗希が大勢の肩抱き「かわいい」とポツリ、ファンほっこり[デイリー]

ロッテ広報室の公式ツイッターが試合前のWBC代表、佐々木朗希と、巨人の大勢の再会動画を投稿。「ジャイアンツ大勢先輩との再会を喜ぶ佐々木朗希投手の動画はこちら!」とつづられ、投稿されたその動画での、仲良しっぷりが反響を呼んでいる。

佐々木朗が大勢の肩をがっちりと抱き、何度も目を合わせながら、インタビューに答えている様子で、「佐々木朗希選手はどんな後輩?」という問いに大勢は「すごい後輩には思えないピッチングをしてるなと、いつも拝見しております。勉強になります」と答えたが、佐々木朗は「どんな先輩?」と問われ、「かわいい」と一言。大勢は「おー!」と満更でもない表情で笑っていた。

コメント欄ではファンが「わっかりやすい大好きビームが出てる〜」、「朗希ったら甘え上手〜」、「朗希、この人たらし」と、ほっこりしていた。

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ロッテ・田村龍弘が今季2号先制ソロ!巨人・平内の152キロ直球を一振り「しっかり捉えることができた」[デイリー]

ロッテ・田村龍弘捕手が、今季2号となる先制ソロを放った。

両軍無得点の2回2死。巨人先発・平内が投じた5球目、152キロ直球を捉えた。打球は一直線に右翼席に吸い込まれ、先制ソロに。うすく雲のかかる幕張の夕焼け空の下、一発で流れを引き寄せた。「強いスイングを心がけてしっかり捉えることができた」と振り返った。

24日・西武戦では、2020年10月16日・日本ハム戦以来、約3年ぶりとなるソロアーチを左中間スタンドにたたき込んでおり、絶好調だ。

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元巨人、現ロッテの沢村、メルセデス、ポランコの3選手が巨人戦士とグラウンド上で再会[デイリー]

巨人に在籍経験のあるロッテの沢村拓一投手、C.C.メルセデス投手、グレゴリー・ポランコ外野手の3選手が、試合前練習中に巨人の選手、スタッフとグラウンド上で旧交を温めた。

2010年ドラフト1位で巨人に入団し、約10年間在籍した沢村は三塁ベンチ前でスタッフらと談笑。旧知の裏方さんとの再会を喜んでいる様子だった。右腕は2020年9月にトレードでロッテへ移籍しており、今回が公式戦では自身初の巨人戦となる。その後、グラウンドでは原監督とも再会した。

ポランコは昨季まで巨人に在籍し、今季からロッテに加入。ロッテの試合前練習終盤に三塁側ベンチに姿を見せると、「マルさん!」と、丸を呼び止めて、肩を組みながら握手。吉川、大城卓なども会話の輪に加わり、交流した。

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NPB、2023年度のドラフト会議は10月26日に開催決定[デイリー]

日本野球機構(NPB)は30日、今年のプロ野球新人選択会議(ドラフト会議)を、10月26日に開催する発表した。

大正製薬株式会社が特別協賛を務め、公式タイトルも「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」とすることも発表した。

大正製薬株式会社の特別協賛は、2013年から11年連続となった。

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ロッテ育成左腕・フェリス、目標は「ZOZOマリンでの登板」支配下選手を目指し奮闘中![BASEBALL KING]

「来日前は遠い国でしたので、とても不安に思う点もあったんですけど、来日して色んな方と話をしたりして、本当にリスペクトのある国でとても好きですし、食事などもとても好き。本当に良い国だなと思います」。

ロッテの育成左腕ダリットソン・フェリスは周りの選手、コーチ、スタッフに助けられながら、ジャパニーズドリームを掴もうと奮闘している。

公式戦初登板となった3月21日の西武2軍戦で1回2失点、4月1日の日本ハム2軍戦は1回無失点に抑えたが、4月5日のヤクルト2軍戦から3試合連続失点と苦しいスタートになった。

「最初の方の試合ではあんまり良くはなかったんですけど、色んなコーチの話でしたり、チームメイトにたくさんアドバイスを聞きながら、最近は日本の野球に適応するためのアドバイスをもらって徐々に良くなってきていると思います」。

4月22日の日本ハム2軍戦で1回を無失点に抑えると、同試合から5月16日の楽天2軍戦にかけて5試合連続で無失点。4月22日の日本ハム2軍戦で、0−3の6回2死走者なしで中島卓也に2ボール1ストライクから投じた4球目のインコース151キロストレートが素晴らしかった。2回を無失点に抑えた5月9日のヤクルト2軍戦では、三ツ俣大樹に3ボール0ストライクから148キロストレート見逃しストライク、149キロストレート空振りで2ストライクとし、最後は149キロストレートで空振り三振。オールストレートで、3ボール0ストライクから三振に仕留めた。4月1日の日本ハム2軍戦も16球中12球がストレートと、力強いストレートで押し込めている時は、スコアボードに0を入れる登板が多い印象を受ける。

「ストレートに関してはコーチの方々とたくさんアドバイスをもらって、徐々にストレートが強くなっている実感があります。その中でもスタッフもコーチ陣をはじめ、チームメイトからたくさん吸収して今のストレートがあると思っているので、感謝しています」。

1軍の左のリリーフ事情で言えば、坂本光士郎が16試合・15回1/3を投げ、5ホールド、防御率2.35の成績を残しているが、他の中継ぎ左腕は1軍に定着ができていないのが現状だ。「日々勉強して、日々登板するための準備をして、(支配下選手に)近づくための準備をしていきたいと思います」とフェリス。安定した投球を披露し続ければ、目標に掲げる「ZOZOマリンでの登板」、そして背番号2桁も見えてくる。

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ロッテ・吉井監督が明かすファームから昇格した選手を積極起用の理由[BASEBALL KING]

30日の『ショウアップナイタープレイボール』でロッテ・吉井理人監督のインタビューが放送された。

ここまでロッテは25勝15敗2分の首位を走る。吉井監督は「ここまで本当に選手が頑張ってくれていて、自分は見ているだけなんですけど、ここまで順調に来ています」と評価。

今季は若手選手を積極的に起用し、ファームから昇格した選手が結果を残していることが多い。4月8日に1軍昇格した平沢大河が同日の楽天戦で逆転2ランを放てば、池田来翔も5月6日に1軍昇格すると、同日のソフトバンク戦に『2番・三塁』でスタメン出場しマルチ安打。池田はトップバッターとして、打率.354、2本塁打、5打点の成績を残す。

吉井監督は若手の活躍に「積極的に行こうということを言ってやっているんですけど、みんなその通り、失敗してもガンガン行く姿勢が出ている。それがいい方向に行っているんじゃないかなと思っています」と話し、「2軍から上がってくる子は調子がいいから上がってきているので、そういう時に使うのは、作戦的にもいいかなと思ってやっています」と積極起用の理由を明かした。

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