わたしはかもめ2023年鴎の便り(5月)

便

5月31日

千葉ロッテ4−7巨人(ZOZOマリン)

巨人は連敗を4で止めた。岡本和が0−1の2回に同点ソロ、4−4の8回は勝ち越しの11号2ランを放った。戸郷は3本塁打を許して4失点と精彩を欠いたが、両リーグ最多タイの6勝目。ロッテは8回に沢村が打たれた。

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巨人0102100307
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[ロッテ]3発も巨人の4発に沈む…メルセデス古巣相手に空回り「気合を入れすぎたのかな」[ニッカン]

珍しくほぼ無風のZOZOマリン。絶好の“交流戦花火”日和の3発も、首位ロッテに勝利の大輪は咲かなかった。

1−4で迎えた6回1死。昨季まで巨人に在籍したグレゴリー・ポランコ外野手(31)が、先発戸郷の134キロフォークを完璧に捉えた。「2ストライクと追い込まれていたのでコンパクトに打つことを意識しました。ホームランになって良かった」。右翼席に突き刺し、巨人時代から継続する「パワーポーズ」で喜びを表現した。

さらに1死二塁から、安田尚憲内野手(24)も148キロ直球を振り抜き、バックスクリーンに同点2ラン。「ポランコが目の前でホームランを打ったので、いい流れに乗って自分もホームランを打つことができました」。一塁ベースをまわると右翼スタンドのロッテファンに向かってガッツポーズ。ベンチに戻ると、吉井理人監督(58)やナインに笑顔で出迎えられた。

初回には「1番中堅」で起用された岡大海外野手(31)が、初球の141キロ直球を捉えて左中間に先頭打者本塁打で先制。「先頭打者としてチームに勢いがつくようにと思って打った結果、ホームランになって良かったです」。前日30日の2発に続く花火ショーに観衆のボルテージも上がった。

だが、古巣初対決の先発C.C.メルセデス投手(29)が5回5安打4失点で降板。「自分の思うような投球ができませんでした。次に向けてしっかり反省して準備します」。初回は3者連続空振り三振だったが、2回先頭の岡本和に一発を浴び、5回には坂本にも左中間に運ばれた。

同点の8回には沢村拓一投手(35)が4番手で登板。岡本和の左中間ソロに続き、中田翔には2ストライクからスプリットを左翼席に運ばれて2者連続本塁打を喫して勝ち越された。

吉井監督は打者陣に関しては「特に安田は積極的にあの打席はいってくれたので、打ってくれて良かった」と称賛。7失点の投手陣には「C.C.(メルセデス)が初回から飛ばしすぎて、2イニング目から具合が悪かった。かってに自分で気合を入れすぎたのかなと。気持ちは分かりますけれど」と古巣相手に空回りした投球に無念の表情を浮かべた。沢村にも「いつも頑張ってくれているので」と感謝したうえで、「やられることもあると思うんですけれど、フォーク(スプリット)の落ちが悪くて三振があまり取れていない。もう1回こっち(首脳陣)でチェックして、もっと良くなるようにやっていきたいと思います」。今試合前まで今季リーグ最少26本塁打のロッテだが、前夜の2発に続く3発。だが、巨人の4発を見上げるしかなかった。

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[ロッテ]一時追いつくも沢村拓一が連続被弾喫し敗戦、吉井監督「フォークの落ちが悪い」[ニッカン]

ロッテは岡大海外野手(31)の先頭打者初球弾に始まり、6回にポランコの6号ソロと安田のバックスクリーン弾で一時同点に。だが、沢村が8回に岡本和、中田翔に連続被弾を喫して勝ち越された。

吉井監督は「特に安田は積極的にいって、打ってくれたので良かった」と称賛。投手陣には「CC(メルセデス)は自分で気合を入れすぎた。沢村はフォークの落ちが悪くて三振が取れていない。もっと良くなるようにしたい」と分析した。

岡(初球の直球を左中間に先頭打者弾)
「先頭打者としてチームに勢いがつくようにと思って打った結果、ホームランになって良かったです。」
ポランコ(6回1死で古巣から右越え6号ソロ)
「2ストライクと追い込まれていたのでコンパクトに打つことを意識しました。ホームランになって良かった。」
メルセデス(古巣巨人との初対戦で5回5安打4失点)
「自分の思うような投球ができませんでした。次に向けてしっかり反省して準備します。」
安田(6回に一時同点となるバックスクリーン弾)
「ポランコが目の前でホームランを打ったので、良い流れに乗って自分も打つことができました。」

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[ロッテ]カスティーヨ6・1巨人戦で来日初先発「肘も肩の状態もすごく良い」[ニッカン]

ロッテの新外国人ルイス・カスティーヨ投手(28)が6月1日の巨人戦(午後6時開始、ZOZOマリン)で来日初先発することが決まった。

5月31日の試合前に取材に応じたカスティーヨは、「肘も肩の状態もすごく良いですし、自分が思ったよりも早い段階で先発出来ることになって、明日はとても楽しみです」と心待ちにした。先発に関しては「あまり思い出せないですけれど…」と苦笑いしながら、「12年、13年の2年間、アリゾナ(ダイヤモンドバックスのマイナー)と契約した時に先発をしていました」と約10年ぶりであることを明かした。

今季は開幕1軍入りし、中継ぎで2試合に登板。1回1/3を投げ2安打1失点だった。4月9日に右肩の違和感で登録を抹消されたが、2軍では再昇格に向け、首脳陣から先発転向の打診を受け、了承した。2軍では5試合登板のうち4試合に先発。計18イニングを投げ、自責点0と先発テストに合格した。「全部の球種で自信があります。いまは先発などで全部の球種を自信持って投げないと、右打者でも左打者でも抑えられないと思っているので、肘からの問題以外に全部の球種の精度を上げることを意識して2軍で調整してきた」。21年東京五輪で、チームメートのメルセデスとともにドミニカ共和国代表として貢献した右腕は、新たな役割を果たす準備はしっかり整っている。

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プロ野球選手会が育成制度の見直しをあらためて要望「育成っていうネーミングと合ってない」[ニッカン]

日本プロ野球選手会は31日、日本野球機構(NPB)と事務折衝を行い、育成選手制度の運用見直しを、あらためて要望した。

森忠仁事務局長は「育成制度として、使われ方がちょっと変わってきちゃってるんじゃないかっていう話がある。育成規約みたいなところを、ちょっと考えたいという話はしました。はっきりは検証できないですけど、FAのプロテクト外しみたいなものにも使われるんじゃないかっていう話もしました。そこは定かではないんですけど、そういう懸念もあるんでっていう話もしました。これは(以前からの)継続的な話になります」と説明した。

選手会としては、現状の育成選手制度のルールに反したケースはないが、目的とは逸脱した実情に即して規約の変更や新たな制度も視野に協議を続けたい考えだ。森事務局長は「規約をちょっと変えていきたいっていうのはあります。本来のように育成は使って欲しいというのがあるので。それ以外が、今だったら育成でしか選手として続けられない。ケガや力的にも、そういう点があるかもしれないですけど、そういう選手は何とか現役で続けたいというのが、選手自体にはあるので。自由契約にするしかなくなるみたいなことは球団は言いますけど、それがいいのかどうかっていうのもあるので慎重に考えながら、育成という枠だけではなく(見直したい)。見るからに、ちょっと育成っていうネーミングと合ってないっていう問題点です」と語った。

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プロ野球選手会、選手の肖像権管理など要望、森忠仁事務局長、12球団でルールを「統一したい」[ニッカン]

日本プロ野球選手会は31日、日本野球機構(NPB)と事務折衝を行い、選手の肖像権管理などについて要望した。

現在、選手個人がSNSなどで活動を行う際には、球団ごとや同一球団選手ごとでも活動の可否が分かれているという。森忠仁事務局長は「SNSとか個別の肖像権に関しては、現役の時が1番利用があり、それが引退しても活用できたりすると思う。そういうのもやりたいって選手もいるんで(12球団でルールを)統一していきたい。協議させてくださいというところです」と説明した。

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植村義信さん死去で日本ハム−ヤクルト戦前に黙祷、5球団で36年間にわたって指導[ニッカン]

毎日オリオンズで53年から61年まで投手として活躍した植村義信さんが、30日午後8時12分、船橋市内の病院で多臓器不全のため、88歳で亡くなった。

植村さんは79年にヤクルトコーチ、84年に日本ハム監督を務めており、この日の日本ハム−ヤクルト戦前に、黙祷がささげられた。普段はマスクを着けている新庄剛志監督(51)もマスクを外し黙とうした。

日本ハムの指揮を執った84年は思うように成績が伸びず、67試合21勝37敗9分け、勝率3割6分3厘で6月28日に退任し、大沢啓二前監督が復帰も、その年は結局44勝73敗13分け、勝率3割7分6厘で9年ぶりの最下位に終わった。

その後はロッテ、阪急、巨人など5球団、36年間にわたって指導を続け、野球解説者なども務めた。

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[ロッテ]池田来翔が右手薬指先を骨折、31日は欠場も今後は状態を見て試合出場も可能[ニッカン]

ロッテ池田来翔内野手(23)が「右手第4指末節骨折」と診断されたことが31日、分かった。巨人戦試合前練習後、吉井理人監督(58)が「骨折です。ただ、薬指の先っちょのほうなので、痛みに応じてプレーは可能とお医者さんには言われているらしいので。感じを見たらまだ痛そうなので、2、3日は様子を見て。今日はプレーはさせないです」と明かした。

池田は30日の巨人戦(ZOZOマリン)で「1番一塁」で先発出場し、7回に右手に死球。8回の守備から途中交代していた。この日の練習では、右手薬指にテープを巻いた状態でグラウンドに登場。ユニホーム姿で小川と軽く数球のキャッチボールを行うなど、元気な姿は見せていたが、打撃や守備の練習は行わなかった。指揮官は「本人はやる気満々なので、その気持ちを大事にして、すぐに抹消はしないです」と、1軍に同行させながら出場への判断を下す意向だ。

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[巨人]大勢、再会した佐々木朗希から「すごい活躍で」先制攻撃に「球速すぎやろ」ツッコミ炸裂[ニッカン]

WBCで共闘した巨人大勢投手(23)とロッテ佐々木朗希投手(21)が再会した。31日に巨人の球団公式YouTubeが公開され、2人仲良く会話する様子が収められた。

侍ジャパンでは背番号14と15でロッカーも隣同士。一緒に食事に行くほど仲良くなった。笑顔で握手して再会を喜ぶと、佐々木朗から「すごい活躍で」と先制攻撃。大勢は「誰が言ってん!球速すぎやろ」とツッコんだ。

大勢は佐々木朗について「後輩には思えない投球をしているなと。勉強になります」と謙遜。佐々木朗は大勢の印象について「かわいい。#大勢はかわいい」と先輩の可愛さを前面アピールして、別れを告げた。

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[ロッテ]広畑敦也の初勝利記念グッズ受注販売6・2から開始「自分の好きを詰め込みました」[ニッカン]

ロッテは31日、広畑敦也投手(25)の初勝利記念グッズを6月2日からマリーンズオンラインストア限定で受注販売を開始することを発表した。

広畑は「初勝利を挙げることができ、今は素直に嬉しいです。今回の初勝利グッズのデザインは、シンプルだけど自分の好きをたくさん詰め込みました。ぜひ、広畑敦也という人間をもっと皆さんに知ってもらえればと思います」と願った。“ブルペンデー”だった5月21日の楽天戦(楽天モバイルパーク)に2番手登板し、3回1失点と好投。プロ初勝利を挙げた。

広畑の初勝利グッズ商品は以下の通り。

金額は全て税込み。販売はマリーンズオンラインストアで6月2日正午から同11日午後11時59分まで。

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ロッテ、沢村にメルセデス…元G戦士が被弾、水曜日の連勝「13」でストップ[サンスポ]

元G戦士が古巣相手に炎上した。3点差を追いつき、迎えた同点の8回。4番手でマウンドに上がったロッテ・沢村が岡本和に勝ち越しの2ランを被弾。続く中田翔にもソロを浴び、反撃ムードが消えた。

1回無失点だった前夜の好投から一転、3失点で敗戦投手に。吉井理人監督(58)は「いつも頑張っているので、やられることもある」と擁護。その上で「本調子ではないのかな。フォークの落ちが悪くて三振が取れていない。こっちでもチェックして、もっとよくなるようにやっていきたい」と話した。

昨季まで6年間、巨人でプレーした先発のメルセデスは5回を投げて2本塁打を浴びるなど4失点。「自分の思うような投球ができませんでした」と悔やんだ。指揮官は「いつものCC(メルセデス)ではなかった。勝手に気合を入れ過ぎたのかな。気持ちは分かるけど、次からは普通のCCでいてくれたら」と次戦に期待した。

昨季から続いていた水曜日の連勝は「13」で止まった。2位・オリックスが敗れたため、ゲーム差は1.5のまま。仕切り直して、6月戦線に臨む。

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ロッテ・沢村、8回に勝ち越し許す、吉井監督「本調子ではなかった」[サンスポ]

ロッテは4−4の8回に沢村がつかまった。先頭の秋広に左前打、続く岡本和に2ランを浴びる。さらに中田翔にソロを許してあっという間の3失点。吉井監督は「やられることもあるが、本調子ではなかった」と淡々と話した。

古巣相手となった先発のメルセデスが5回4失点と打ち込まれたのも響いた。監督は「1回から飛ばしすぎていた。勝手に自分で気合を入れすぎたのかなと思う」と悔やんだ。

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[レッツ交流]巨人・岡本和、試合前に恩師のロッテ・内田コーチと挨拶、1試合2発で成長見せた[サンスポ]

巨人の練習中に顔を見せたロッテ・内田順三臨時打撃コーチ(75)に、巨人・岡本和が姿勢を正して挨拶した。

同コーチは2019年まで広島と巨人を行き来しながら37年間、主に打撃を指導。22年以降はJR東日本の外部コーチを務め、今年からNPBに復帰した。岡本和は入団時に2軍打撃コーチだった名伯楽に基礎を教わり、当時から「将来は本塁打王になれる」と背中を押されていた。試合では1試合2本塁打を放ち、師匠に成長を見せた。

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ロッテ・カスティーヨが1日の巨人戦で来日初先発、「8、9年前に先発したのが最後の先発だと思う」[サンスポ]

今季加入した助っ人右腕のロッテ・カスティーヨが、1日の巨人戦(ZOZOマリン)で来日初先発する。中継ぎを担った開幕時は2試合の登板で防御率6.75。4月9日に右肩の違和感で出場選手登録を外れ、2軍では先発として調整してきた。

この日は「(米国でプレーしていた)8、9年前に先発したのが最後の先発だと思う」とし、「1番は勝つことが目標」と気合十分だった。

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ロッテ・佐々木朗希がキャッチボールなどで調整、順調なら6月4日の阪神戦先発[サンスポ]

右手中指のまめの影響で戦線離脱し、復帰登板となった5月28日のソフトバンク戦で4勝目を挙げたロッテ・佐々木朗希がキャッチボールなどで調整した。

順調にいけば、中6日で6月4日の阪神戦で先発することが期待される中、吉井監督は「大丈夫なんじゃないですか」と登板を示唆した。試合前には3、4月度月間MVP賞の表彰を受けた。

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ロッテ・池田来翔は右手薬指の先を骨折、30日の巨人戦で死球、吉井監督「本人はやる気満々。すぐに抹消はしない」[サンスポ]

30日の巨人戦で右手に死球を受けたロッテ・池田来翔(らいと)内野手(23)が、右手薬指を骨折していたことが31日、分かった。吉井理人監督(58)が「骨折です。ただ、薬指の先っちょの方なので『痛みに応じてプレーは可能』とお医者さんに言われているらしい」と明かした。

池田はこの日の試合前練習に姿を見せ、数球キャッチボールを行って状態を確認した。吉井監督は「いま、感じを見たらまだ痛そうなので、2、3日様子を見る。本人はやる気満々なので、その気持ちを大事にしてすぐに抹消はしないです」と説明した。31日の巨人戦は欠場する。

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ロッテ・沢村、古巣巨人の岡本和、中田翔に連続被弾、吉井監督「本調子ではないかな」[スポニチ]

ロッテの沢村が同点の8回に巨人の岡本和、中田翔に2者連続弾を浴び、チームの連勝は2で止まった。初回に岡が先頭打者弾を放ち、3点を追う6回にはポランコのソロ、安田の2ランで試合を振り出しに。ところが、古巣相手に前夜は好投した沢村が雪辱された。

吉井監督は「本調子ではないかな。フォークの落ちが悪くて、三振があまり取れていない」と分析し「もう1回チェックして状態が上がるようにやっていきたい」と話した。

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プロ野球選手会、多発する育成選手契約の見直し要求[スポニチ]

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が31日に行われ、故障などを理由に多発する育成選手契約の見直しを求めた。選手会の森忠仁事務局長は「本来の趣旨のように育成を使って欲しい。億(年俸1億円以上)もらっている選手が育成だったり。FAのプロテクト外しに使われている懸念もある」と、規約の変更を目指して協議していく希望を明かした。

また、先発投手が登板間隔を空けるために出場選手登録を一度外れるいわゆる「投げ抹消」の期間もFA資格日数がカウントされる特例の創設や、選手の肖像権の管理の緩和に向けて協議していくことなどを求めた。

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ロッテ・沢村、前夜の好投から一転…古巣巨人の岡本&中田に2者連続本塁打を浴びて3失点[スポニチ]

ロッテの沢村拓一投手(35)が31日の巨人戦(ZOZOマリン)で4番手としてリリーフ登板。古巣相手に二者連続本塁打を浴びるなど1回3失点で降板した。

4−4の8回に4番手でマウンドにあがった沢村。先頭の秋広に左前打を許す。つづく岡本にボールカウント1−0から2球目の152キロ直球を打たれると打球を左中間席へ運ばれて勝ち越しを許す。さらに中田にもボールカウント0−2から二者連続本塁打を浴びて失点した。

30日の試合で古巣・巨人戦に初登板し、打者4人を相手に無安打無失点に抑えていた。

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ロッテ・ポランコ、古巣巨人の戸郷から反撃の一発![スポニチ]

ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(31)は31日の巨人戦(ZOZOマリン)で反撃の一発となる今季6号ソロを放った。

ポランコは「4番・指名打者」で先発出場。1−4の6回1死走者なしでボールカウント2ー2から巨人先発の戸郷が投じた5球目のフォークを打ち返した瞬間に確信。打球を右翼席へ運ぶ今季6号ソロを放った。

巨人でプレーした昨季は138試合に出場。24本塁打を放つなど、来日1年目から持ち前の打棒を発揮していた。今季から新天地のロッテに移籍。交流戦の舞台で古巣から一発を放った。

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ロッテ・メルセデス、古巣巨人にやられた…今季初1試合2被本塁打含む今季ワースト5回4失点で降板[スポニチ]

ロッテのC.C.メルセデス投手(29)が31日の巨人戦(ZOZOマリン)で先発登板。今季ワーストの5回4失点で降板した。古巣・巨人相手にほろ苦い登板となった。

今季8試合目の先発登板が古巣との対戦となったメルセデス。初回は3者連続三振を奪い、上々のスタートを切った。しかし1−0で迎えた2回、先頭の岡本に一発を浴びて同点に追いつかれた。

1−1の4回には1死満塁のピンチで門脇に右前適時打を浴びて2点を失い、勝ち越しを許した。さらに1−3の5回には、坂本勇に一発を浴びて失点した。1試合2被本塁打は今季初となった。5回105球を投げて、5安打4失点で降板。6回から2番手で東妻がマウンドに上がった。

メルセデスは昨季まで巨人に在籍。今季から新天地のロッテに移籍。移籍6戦目となった14日の日本ハム戦(エスコンF)で約1年ぶりとなる今季初勝利を挙げていた。

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ロッテ池田が右手薬指先端骨折も当面は抹消せず、吉井監督が明かす[スポニチ]

ロッテの池田来翔内野手(23)が30日の巨人戦に受けた死球で右手薬指先を骨折したことが分かった。吉井理人監督(58)が31日の試合前に明かした。

同監督は「(患部を)見たら、まだ痛そうなので2、3日は様子を見ることになる。でも今日(31日)はプレーはさせないです」。ただ「本人はやる気満々なので、その気持ちを大事にしたい」と当面は出場選手登録は抹消せず、トレーナーと相談しながら、復帰時期を見極めるという。

池田は30日の巨人戦(ZOZOマリン)で第4打席の7回、右手に死球を受け、8回の守備から交代。右手第4末節(薬指)骨折と診断されていた。

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ロッテ・広畑、プロ初勝利グッズ受注販売「広畑敦也という人間をもっと知って」[スポニチ]

ロッテマリーンズは2日からマリーンズオンラインストア限定で広畑敦也投手の初勝利を記念したグッズの受注販売を開始すると発表した。広畑は5月21日の楽天戦(楽天モバイルパーク)に2番手として登板し、3回1失点1奪三振でプロ初勝利を記録した。

広畑は「初勝利を挙げることができました。今は素直に嬉しいです。今回の初勝利グッズのデザインはシンプルだけど自分の好きをたくさん詰め込みました。ぜひ、広畑敦也という人間をもっと皆さんに知ってもらえればと思います!」とコメントしている。

初勝利記念グッズはフェイスタオル:1800円、Tシャツ:3800円、アクリルキーホルダー:600円、直筆サイン入りフォトファイル(99個限定、証明書付き):1万5000円、直筆サイン入りボール(99個限定、証明書付き、巾着袋付):1万8000円、直筆サイン入りオーセンティックユニホーム(99着限定):9万9000円。

価格は全て税込み。販売はマリーンズオンラインストアで6月2日正午から6月11日午後11時59分まで受注し、7月下旬頃の発送を予定している。

なお、直筆サイン入りフォトファイル、直筆サイン入りボールは9月上旬、直筆サイン入りオーセンティックユニホームは11月上旬の発送予定となっている。

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[ロッテ]本拠地での空中戦に敗れた吉井理人監督は2被弾の沢村拓一に「いつも頑張ってくれているので」[報知]

ロッテは先発のメルセデスが岡本和、坂本に、4−4と同点の8回に4番手で登板した沢村は岡本和、中田に本塁打を許し、元巨人の2投手で4本塁打を打たれて全7失点。岡、ポランコ、安田も一発をマークして全4点をたたき出したが及ばず、本拠地での空中戦で敗れた。

試合後、吉井監督は「今日はCC(メルセデス)がちょっといつもと違う投球だった。初回から飛ばしすぎて、2イニング目からちょっと具合が悪かった。CCは勝手に自分で気合いを入れすぎたのかな」と分析。2敗目を喫した沢村については「いつも頑張ってくれているので。やられることもあると思う。本調子ではないかなと。フォークの落ちが悪くてあまり三振が取れていない。そこをもう1度、チェックして状態が上がるように」と復調を期待した。

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[ロッテ]沢村拓一、岡本和真、中田翔に2者連続弾を献上、8回に勝ち越し許す[報知]

ロッテの沢村拓一投手が31日、巨人戦(ZOZO)の8回に4番手で登板。4−4の同点だったが、先頭の秋広に左前打を許すと、岡本和に勝ち越し2ランを被弾。さらに中田にも2者連続の本塁打を打たれた。

前巨人の先発メルセデスに続き、古巣打線の餌食となった。

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[ロッテ]グレゴリー・ポランコが古巣・巨人戦で初アーチ、戸郷翔征を打ち砕く[報知]

ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手が31日、巨人戦(ZOZO)に「4番・DH」でスタメン出場。1−4と3点ビハインドの6回、巨人・戸郷から右翼席へ6号ソロを放った。

28日のソフトバンク戦以来、2試合ぶりの一発は古巣からの嬉しい初アーチとなった。この後、山口の二塁打、安田の5号2ランで4−4の同点に追いついた。

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[ロッテ]元投手で日本ハム監督も務めた植村義信氏が88歳で死去、30日に多臓器不全のため[報知]

ロッテは31日、毎日・大毎オリオンズで1953年から61年まで投手として活躍し、84年には日本ハム監督を務めた植村義信氏が30日に多臓器不全のため船橋市の病院で死去したことを発表した。88歳だった。

兵庫県出身の同氏は芦屋高のエース右腕として1952年夏の甲子園で優勝。53年にプロ入り後は毎日・大毎オリオンズで322試合に登板して74勝69敗、防御率2.69をマークした。

61年のシーズンを最後に現役引退後は大毎、東京、ロッテなどでコーチを務め、84年には日本ハム監督として指揮を執った。92〜94年には巨人でも2軍投手育成コーチとして指導した。

告別式は6月3日、家族葬で営まれる。

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[ロッテ]佐々木朗希が6月4日の阪神戦先発へ向けて調整、吉井理人監督は「大丈夫じゃないですか」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手が31日、巨人戦(ZOZO)前の練習でキャッチボールなどを行った。吉井理人監督は「大丈夫じゃないですか」と6月4日の阪神戦(甲子園)での次回登板を示唆した。

佐々木朗は右手中指のマメから復帰した28日のソフトバンク戦(ペイペイD)で6回3安打2失点9奪三振で4勝目を挙げた。2021年5月27日の阪神戦でプロ初勝利を挙げた聖地で、開幕5連勝を狙う。

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[ロッテ]池田来翔は30日の死球で右手指骨折も出場選手登録は抹消せず、吉井理人監督が明かす[報知]

ロッテの池田来翔内野手が右手第4末節骨を骨折していたことが31日、分かった。同日の巨人戦(ZOZO)前、吉井理人監督が明らかにした。同監督は「痛みに応じてプレーは可能と聞いています。本人はやる気満々なので、その気持ちを大事にしてすぐには抹消しないです」と説明。出場選手登録は抹消せずに数日、様子を見るが、31日の同戦は欠場する見込み。

池田は30日の同戦の7回、右手に死球を受けて途中交代し、病院で検査を受けた。2年目の今季は12試合に出場し打率3割7分3厘、2本塁打、5打点をマークしている。

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[ロッテ]広畑敦也の初勝利記念グッズの受注販売を6月2日に開始[報知]

ロッテは6月2日から、マリーンズオンラインストア限定で広畑敦也投手の初勝利を記念したグッズの受注販売を開始すると31日、発表した。同投手は21日の楽天戦(楽天モバイル)で2番手として登板し3回1失点と好投してプロ初勝利をマークした。グッズ販売決定に球団を通じて「初勝利を挙げる事ができました。今は素直に嬉しいです。今回の初勝利グッズのデザインはシンプルだけど自分の好きをたくさん詰め込みました。ぜひ、広畑敦也という人間をもっと皆さんに知ってもらえればと思います!」とコメントした。

(全て税込み)

販売はマリーンズオンラインストアにて6月2日12時から同11日23時59分まで受注。7月下旬頃の発送を予定している。(直筆サイン入りフォトファイル、同ボールは9月上旬、同オーセンティックユニホームは11月上旬の発送予定)

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ロッテ、元G戦士が古巣から痛打を浴びる、メルセデス&沢村が計4被弾[デイリー]

ロッテの元G戦士が古巣から痛打を浴びた。先発のメルセデスは岡本和、坂本にそれぞれソロを許し、5回4失点で降板。同点の8回から登板した沢村は無死一塁から岡本和に決勝2ラン、続く中田翔にもソロを浴びた。

吉井監督は「CC(メルセデス)は自分で気合を入れすぎたのかな。沢村はフォークの落ちが悪かった」と話した。

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ロッテ・吉井監督「CCはいつもと違う投球だった」古巣相手にメルセデスの気合いが空回り[デイリー]

ロッテは、元G戦士のメルセデス、沢村が計4本塁打を浴び、逆転負けを喫した。

先発したメルセデスは、制球が乱れた。初回は、3者連続空振り三振と最高の滑り出し。ただ、力が入るあまり精度が落ち、1−0の2回には先頭・岡本に左翼への同点ソロを浴びた。1−3の5回には、先頭・坂本に左中間へソロを被弾。5回105球と球数はかさみ、4失点。「自分の思うような投球ができなかった」と反省した。

同点の8回からは、沢村が4番手として登板。無死一塁から岡本に勝ち越しの2ランを浴びると、続く中田にはソロ。2者連発と打ち込まれ、眉間にしわを寄せた。

吉井監督は「CCはちょっといつもと違う投球だった。初回から飛ばしすぎた。ちょっと気合いをいれすぎたのかな。沢村に関しては、いつも頑張ってくれている。やられることもあると思うけど、フォークボールの落ちが悪くて三振があまり取れていない。もっとよくなるようにやっていきます」とそれぞれを評価した。

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ロッテが逆転負け、8回に沢村が古巣相手に2被弾3失点の炎上[デイリー]

ロッテは逆転負けで連勝が2で止まった。

同点の8回、沢村拓一投手が誤算。先頭秋広に左前打を打たれると、続く岡本和に勝ち越しの11号2ランを打たれた。さらに、中田には2者連発となる8号ソロを打たれた。前日は無失点に抑えていた古巣相手に炎上。沢村は眉間にしわを寄せ、厳しい表情を浮かべた。

打線は6回に元巨人のポランコ、安田の一発で3点差を追いつくなど、粘りを発揮したが、3連勝はならなかった。

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ロッテ・沢村が古巣相手に炎上、岡本和、中田に連続被弾[デイリー]

ロッテ・沢村拓一投手が、古巣相手に炎上した。

同点の8回からマウンドへ。先頭秋広に左前打を打たれると、続く岡本和に勝ち越しの11号2ランを打たれた。さらに、中田には2者連発となる8号ソロを打たれた。沢村は眉間にしわを寄せ、厳しい表情を浮かべた。

前日は古巣相手に無失点の力投。勝利に貢献していた。

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ロッテ打線が戸郷から3発!ポランコは古巣相手に「パワー!」6号ソロ[デイリー]

ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手が、古巣相手に6号ソロを決めた。

1−4の6回だった。1死から打席に入ると、カウント2−2と追い込まれていたが、元同僚の戸郷が投じた134キロの変化球を捉えた。打った瞬間確信の一発に、ゆっくりと歩き出しバットを放り投げた。打球は大きなアーチを描き右翼席へ。6号ソロとし、おなじみの「パワーポーズ」を決めて見せた。

その後、安田にも同点2ランが飛び出し、この試合、戸郷からチーム3発目となった。

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ロッテ、岡大海が先頭打者本塁打、巨人・戸郷から左中間席へ2号ソロ[デイリー]

ロッテ・岡大海外野手が先制の2号ソロを放った。

初回、先頭で巨人先発・戸郷が投じた初球、141キロの直球をいきなり捉えた。打球は飛距離を伸ばし左中間席へ。初回先頭打者本塁打は今季2号の先制ソロとなり、ベンチで並んで見ていた吉井監督と金子コーチも驚きの表情でアーチを見つめた。岡は「先頭打者としてチームに勢いがつくようにと思った結果、ホームランになって良かったです」と振り返った。

先発・メルセデスは古巣との対戦に気合たっぷり。初回は、丸、坂本、秋広を三者連続空振り三振に斬って取り、最高のスタートを切った。

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プロ野球育成枠が「FAのプロテクト外しに」「億もらってる選手が育成に」選手会が問題提起、規約変更へ協議求める[デイリー]

NPBと日本プロ野球選手会の事務折衝が31日、都内で行われた。選手会の森忠仁事務局長は育成枠の運用について、規約の変更を目指して協議していく希望を明かした。

現状の制度では「はっきりは検証できてないですけど、FAのプロテクト外しみたいなものに使われているんじゃないかと」と明かし、「億(年俸1億円以上)もらっている選手が育成だったりするっていうのもあったりとか。ケガで、みたいなところで育成の使われ方っていうのが絡んでいるのかなと思っているんで。ちょっと話をしたいです」と訴えた。

現行ルールでは問題がないため「規約をちょっと変えていきたいっていうのはあります。本来のように育成は使って欲しいというのがあるんで」と語った森事務局長。「見るからにちょっと育成っていうネーミングと合ってないっていう。趣旨的な、当初の…じゃないんじゃないかっていう問題点です」と現状を分析した上で「色々協議して。今はまだ協議の段階かな」と明かした。

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ロッテ、毎日・大毎オリオンズの元投手、植村義信氏が死去、通算74勝[デイリー]

1953年から1961年に毎日・大毎オリオンズで投手として活躍した植村義信氏が30日午後8時12分、多臓器不全のため、船橋市内の病院で死去した。88歳だった。

植村氏は9年間、毎日・大毎オリオンズで現役時代を過ごし、通算322試合に出場し、74勝69敗、防御率は2.69だった。引退後は62〜73年、89〜91年、97〜2000年の間に、大毎、東京、ロッテでコーチを務めた。阪急、ヤクルト、日本ハム、巨人でもコーチとして指導した。

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佐々木朗希が巨人・大勢に「マイカ教わりました」2ショットに謎の魔球記す、ファン「WBCの幸せな思い出が蘇る」[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)に投稿。WBCでチームメートだった巨人・大勢投手との2ショットをアップし「翁田さんにマイカ教わりました」と記した。

「マイカ」とは大勢が習得している?謎の変化球。お笑い芸人のチョコレートプラネットとのコラボ動画で話が出た魔球だ。「球場を飛び出す」「1回、消える」など異次元の変化量にネットは大盛り上がりとなっていた。

その「マイカ」を持ち出し、笑顔で大勢と写真に納まった佐々木朗。歓喜の世界一後も続く交流の様子を巨人のインスタグラムでもアップされ、ファンは「めっちゃかわいい」「WBCの幸せな思い出が蘇る」「宮城におこられそ」とコメント欄に書き込んでいた。

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ロッテ、池田来翔が右手薬指を骨折も抹消せず、吉井監督「2、3日様子見て」「本人はやる気満々」[デイリー]

ロッテ・池田来翔内野手が、30日・同戦で右手に受けた死球で、右第4指末節(右手薬指先端)を骨折した。吉井監督が「骨折です」と明かした。痛みの程度によっては出場可能だというが「まだ痛そうなので、2、3日様子見て。今日はもうプレーはさせない」と話した。

池田は、前戦の7回1死の第4打席で、巨人・鈴木康が投じた154キロの直球が右手に直撃。そのまましばらく悶絶し、手を抑えて動けなかった。出塁はしたものの、8回の守備からはベンチに下がり、試合後に病院へ行っていた。

選手登録を抹消する予定はないといい、指揮官は「本人はやる気満々なので、その気持ちを大事にして、すぐ抹消はしないです」と説明した。

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ロッテ・小沼健太、1軍定着へ「ゼロで抑えることが大事」昇格後は2試合連続無失点[BASEBALL KING]

「変わらずしっかりバッターと対戦することを意識していました」。

ロッテの小沼健太は春季キャンプ中にフォークの握り方を変え、「落ちない日はないくらいいい感じ。継続していかないといけない。そこだけですね」と手応えを掴み、練習試合、オープン戦と開幕1軍に向けてアピールしていたが、4−3の9回に登板し1回を無失点に抑えた3月15日のヤクルトとのオープン戦を最後に1軍登板がなく、ファームで調整していた。

ファームの公式戦が開幕してからも、フォークの威力を発揮。3月22日の西武2軍戦では、3−2の9回2死走者なしで岸へ1ボール1ストライクから投じた3球目の空振りを奪った132キロのフォークは、ストライクゾーンからボールゾーンに落ちる良い球だった。開幕から3試合連続無失点と、ファームでも変わらぬ安定感を見せていたが、4月11日の巨人2軍戦、4−2の8回無死走者なしで廣岡大志(現オリックス)に2ボール2ストライクから投じた132キロのフォークが真ん中に浮き被弾。4月16日の楽天2軍戦でも、3−2の9回1死一、三塁で横尾俊建に対して1ボール2ストライクと追い込むも、4球目の真ん中に入った131キロフォークをレフト前に弾き返され同点にされた。

4月上旬、フォークを痛打される場面が目立った。小沼は「握りとかも、徐々に自然と変わっていってという中で、落ちなくなったりしていました。それを一定の位置でどう落ちるかというのを考えて、落ちない時もあったんですけど、打たれても投げなきゃ始まらないので、しっかり投げるというのは意識していました」と試行錯誤。ストライクゾーンに投げ込むフォークについても「意識的に取れていたんですけど、なかなか取れなくなってきて、落ちが甘くなってきたというのもあったので、そこは今も課題です」と語った。

3月に取材した時には「真っ直ぐとフォークでしっかりいければ、あとはカットとカーブは見せ球というか、その2つでいければ楽。そこはしっかり今の時期に練習してというイメージですね」と、2月の練習試合からストレートとフォーク中心の投球だったが、5月に入ってからカウント球でカーブを投げる割合が増えた。

5月9日のヤクルト2軍戦ではイニング跨ぎとなった6回に、1死走者なしから荒木貴裕の初球に114キロのカーブで見逃しストライク、2死走者なしで三ツ俣大樹の初球にボールになったが113キロのカーブを投じた。三ツ俣に対しては、3ボール2ストライクと追い込んでからの12球目に119キロのカーブで右飛に打ち取った。

小沼は「それは大谷コーチに真っ直ぐとフォークだけで頑張ってきたんですけど、打たれることが多かったので、その中でカーブを投げていけばと。投げろという訳ではないですけど、不意にいった時にバッターの反応を見て、“それもあったか!”という反応が見てとれた。そこからは、1イニングしか投げないですけど、1球は入れるようにしていきました」と、大谷智久2軍チーフ投手コーチの助言でカーブも投げるようになった。

ただ、カーブといえば、昨年取材した時に「あんまりカーブは得意じゃないというか、1番苦手な変化球」と話しながらもカウント球で投げていたが、現在も「自信はないですけど、投げていかないと打たれる確率は上がる。そこですね」との理由で投げる。

5月18日に今季初昇格を果たし、現在2試合・2イニングを投げ、無失点。5月31日の巨人戦では4−7の9回に登板し、先頭の門脇誠をオールストレートで148キロのストレートで空振り三振、続く丸佳浩に初球113キロのカーブでストライクを奪ったが、四球を与えてしまう。それでも、坂本勇人を三ゴロ、秋広優人を二ゴロに仕留めた。

「ビハインドで投げるピッチャーは開幕してからずっと変わっているので、そこはしっかりキープというか、ゼロで抑えることが大事。継続して結果的に最後までいて(勝ちパターンに)食い込めていけたらなと思っています」。西村天裕は開幕直後ビハインドゲームで登板していたが、無失点投球を続け勝ちパターンでも起用されるようになった。小沼も西村に続くような存在になっていきたいところだ。

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