ロッテが今季初のサヨナラ勝ち。4−4の9回、四球と安打と犠打による1死二、三塁で藤岡が中前に殊勲打を運んだ。益田が今季初勝利。8回には角中のこの試合3打点目となる適時二塁打で追い付いた。広島は連勝が4で止まった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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広島 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1x | 5x |
ロッテ吉井理人監督(58)は試合後に、7回に2失点を喫して開幕から21試合連続無失点でストップした西村天裕投手(30)にねぎらいの言葉と今後へ向けた注文を付けた。
西村は1点を勝ち越した直後の7回に登板。1死から代打坂倉に左前打、菊池に中前打を浴びて1死一、三塁のピンチを背負い、西川に中前へ同点適時打を浴びた。これで開幕から続けてきた連続無失点試合が「21」で途切れ、続く秋山には、打ち取ったポップフライが左翼と遊撃の間にポトリと落ち、一時勝ち越し打を浴びていた。
ロッテが今季初のサヨナラ勝利。吉井理人監督も就任後初の劇的勝利に「みんなで勝った」と笑顔を見せた。
接戦に決着をつけたのは藤岡裕大だ。9回1死二、三塁。「ここで決める」と中前へプロ初のサヨナラ打。「いつもは迎え入れる側でしたけど、今日はみんなに祝ってもらえて気持ちよかった」と、歓喜の水でぬらされた髪をかき上げた。
そんな藤岡の気持ちを奮い立たせたのは、今季初の3安打3打点と攻撃をけん引していた角中だった。不調が続いていたが、6日に本拠地へ帰ってきた際に「原点の“金森打法”でいこう」。ひらめいて立ち戻った打撃の師匠、金森栄治氏から教わったクルッと体を回転させる打撃で2回に1号ソロを放つなど、チーム全体へ刺激を与え続けた。
若手に負けじと中堅、ベテランが味を出し、気持ちもつないで得た大きな1勝でリーグ首位も堅持した。
ロッテ西村天裕投手(30)が開幕から続けてきた連続無失点試合が「21」で途切れた。
1点を勝ち越した直後の7回に登板。1死から代打坂倉に左前打、菊池に中前打を浴びて1死一、三塁のピンチを背負い、西川に中前へ同点適時打を浴びた。
続く秋山には、打ち取ったポップフライが左翼と遊撃の間にポトリと落ち、勝ち越し打を許した。
開幕前に日本ハムからトレードで移籍した西村は、開幕から21試合連続無失点をマークし、球団記録を更新。開幕からの条件を外しても17年6〜8月に松永がマークした21試合連続無失点の球団記録に並んでいた。
ロッテ佐々木朗希投手(21)が中6日で11日広島戦(ZOZOマリン)に先発する。
球団を通じて「久しぶりのマリンでの登板となるので、チームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」とコメントした。
本拠地ZOZOマリンでは5月5日ソフトバンク戦以来、37日ぶりとなる。その時は「金曜ローキショー」だったが、右手中指のマメの影響で戦線離脱後に先発ローテ復帰後は、これで3度目の「サンデー朗希」。今季はマリンで4戦3勝0敗、25イニングを投げて42奪三振、失点と自責点0で防御率0.00。無双のホームで2年ぶりの交流戦勝利と今季の5勝目を狙う。
スタンドが白と赤、くっきりと分かれた。一塁側から右翼スタンドを白く埋め尽くしたロッテファンと、三塁側から左翼スタンドを赤く埋め尽くした広島ファン。それぞれのチームカラーに合わせた服装のファンが陣取ったことで、スタンドはきれいに紅白で真っ二つとなった。5回終了時には場内に「満員御礼」とアナウンスされた。
初回から広島ファンは名物のスクワット応援を披露。ロッテファンも統制の取れた声量抜群の声出し応援で応戦。ネットでは「カープとロッテの応援合戦聞いとって楽しい」「やばがちの紅白戦じゃんwwwwwww」「紅白キレイに分かれて。まるで運動会のようだ笑」など、交流戦ならではの光景を楽しむ声が挙がっていた。
ロッテは10日、球団オンラインストアで23年バージョン選手デザインフェイスタオル第2弾の販売を開始したと発表した。益田直也投手(33)、沢村拓一投手(35)、松川虎生捕手(19)、中村奨吾内野手(31)、荻野貴司外野手(37)の5選手分が発売される。
デザインフェイスタオルは選手達に好きな色や目立たせたいものなどを事前にアンケートを取り、製作された。金額は1500円(税込み)。
益田は自らデザインしたフェイスタオルについて「マリーンズのイメージカラーである白と黒をベースに、自分の好きな色でグローブなどにも使用している青色を差し色として使用しました。最終回、このタオルでスタンドが埋まることをイメージしながら作りました。ぜひ皆さん、僕がマウンドに上がるときにはこのタオルを掲げてください!」とPRした。
ロッテ・角中勝也外野手(36)が今季1号を含む3安打3打点と打線を引っ張った。
「6番・左翼」で2試合ぶりにスタメン。まず2回に右翼中段へ先制ソロを放つ。4回に左前打のあと、2−2の6回に勝ち越し右犠飛。さらに3−4と逆転されたあとの8回には、2死二塁から左中間への同点二塁打と大暴れした。サヨナラ打の藤岡、今季初勝利の益田とともにお立ち台に上がった。
今季1号について「スライダーかチェンジアップを待っていて、真っ直ぐをホームランにしたので自分が1番ビックリしています」とスタンドの笑いを誘った。同点打については「いやあ…」とバツが悪そうだった。
3−2の7回、3番手の西村がつかまる。同点にされなおも1死二、三塁から、秋山の打球は遊撃と左翼の間に上がった。角中はスライディングキャッチを試みたが捕球できずに逆転を許した。
「記録的にはヒットになってますけど、完全にやらかしちゃったんで。何とか1点という気持ちでいきました」。36歳のベテランは舌も滑らか。存在感をたっぷりと示した1日だった。
ロッテが今季初のサヨナラ勝ち。4−4の9回1死二、三塁から藤岡裕大内野手(29)が中前に運んで試合を決めた。お立ち台では「最高で〜す!」と絶叫した。
「初球から打ちにいこうと打席に立ちました。とても嬉しいです。勝てたんで」。この回からマウンドに上がった栗林から初球ボール、2球目ファール、そして3球目のカーブをきれいにはじき返した。
試合は一進一退。3−2の7回、今季ここまで21試合連続無失点で防御率0.00の西村がつかまる。不運な当たりもあったが4安打を集中され逆転を許した。しかし、粘る打線は3−4の8回に角中が同点二塁打を放ち、9回のドラマにつなげた。
藤岡自身も初のサヨナラ打。この日は殊勲打など2安打で打率.284と好調を維持。「1日1日必死にやるだけ。それがいい結果に結びついていると思います」。ナインに水を浴びせられビショビショになって歓喜に酔った。
祝福のシャワーが心地良かった。4−4の9回1死二、三塁。ロッテ・藤岡が中前へプロ初のサヨナラ打。ずぶ濡れになったヒーローは「とにかく来た球に反応しようと、それだけでした。みんなに祝ってもらえて気持ち良かった」と声を弾ませた。
昨季はケガに苦しみプロ入り後最少の28試合出場に終わったが、今季はルーキー・友杉との併用が続く中でも打率.284。遊撃での好守でもチームを支え「1日1日必死にやるだけ。それが良い結果に結びついている」と胸を張った。
1点リードの7回には開幕から21試合連続無失点だった西村が逆転を許したが、8回に角中の適時二塁打で追いつき、今季初のサヨナラ勝ち。パ・リーグの首位を守った吉井監督は「みんなで勝った勝利」と表情を緩めた。
ロッテの守護神・益田が24試合目の登板で今季初白星を挙げた。
不動のストッパーは、4−4の9回にマウンドへ。自身の失策などで1死一、二塁のピンチを背負うが、松山を空振り三振、野間を二ゴロに抑えて無失点で切り抜けた。
その裏に味方打線が劇的なサヨナラ勝ち。リーグトップの15セーブを挙げている益田は、今季初白星に「しっかり投げることができた」と振り返った。
ロッテは10日、本拠のZOZOマリンで広島と対戦。4−4の9回に藤岡裕大内野手(29)がサヨナラの中前打を放って劇的勝利。首位を守った。藤岡はプロ6年目で初のサヨナラ打となった。この試合で角中勝也外野手(36)が1号ソロを含む3打数3安打3打点と活躍した。
この試合で藤岡とともにお立ち台に上がった角中は2回に先制の右越えソロ。6回には勝ち越しの右犠飛、さらに1点を追う形となった8回には適時二塁打を放った。
角中は交流戦598打数に。NPBは交流戦の通算成績の“基準”を600打数としているが、この試合で4打席に立ち3打数3安打3打点で、打数は598打数で202安打。打率.338としており、あと2打数で、ヤクルト・青木(.332)を上回り、トップに顔を出すことになる。
角中は「(本塁打は)スライダー、チェンジアップを待ってて、真っ直ぐをホームランしたんで、自分が1番ビックリしています」と話し、満員の観衆をわかせると「その前、守備で記録的にはヒットになってますけど、完全にやらかしちゃったんで、何とか1点という気持ちで行きました。メチャクチャ嬉しかったです」と話した。
吉井監督も「いつも準備をしっかりしてくれて、たまにしかスタメンに使ってないんですけど、しっかり結果を出してくれて、本当に助かっています」と称えた。
ロッテは10日、本拠のZOZOマリンで広島と対戦。4−4の9回に藤岡裕大内野手(29)がサヨナラの中前打を放って劇的勝利。首位を守った。藤岡はプロ6年目で初のサヨナラ打となった。
同点の9回、先頭の佐藤都が四球で出塁。続くおかが左前打で無死一、二塁とすると、迎えた池田がキッチリ送って1死二、三塁。ここで藤岡が、広島の守護神、栗林のカウント1−1からの3球目、高めに浮いたカーブを中前に運んだ。右手を突き上げながら一塁を回った藤岡にナインはウォーターシャワーで祝福した。
お立ち台で「最高です。勝てたんでとても嬉しいです。とにかく初球から打ちに行こうと思って打席に入った。(ウォーターシャワーに)すごい寒かった」と語った。
11日の同戦では佐々木朗が先発する。最高の形でバトンをつないだ。
ロッテ・佐々木朗希投手(21)が11日の広島戦(ZOZOマリン)に今季8度目の先発登板する。
キャッチボールなどで調整した佐々木朗は「久しぶりのマリンでの登板となるので、チームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」と語った。ZOZOマリンの登板は5月5日のソフトバンク戦以来となる。
前回4日の阪神戦(甲子園)では6回を投げわずか1安打ながら1失点で今季初黒星を喫した。適時打1本は四球と暴投でピンチを招いたもので「四球と暴投が全て。それ以外は良かったと思うのでもったいなかった」と語った。
ZOZOマリンでは今季4試合、計25回を投げ自責0の防御率0.00。慣れ親しんだ本拠地で5勝目をかける。
ロッテはマリーンズオンラインストアで2023年ver.選手デザインフェイスタオル第2弾の販売を開始した。第2弾は益田直也投手、沢村拓一投手、松川虎生捕手、中村奨吾内野手、荻野貴司外野手の計5選手。
今年4月には第1弾として小島和哉投手、佐藤都志也捕手、安田尚憲内野手、藤原恭大外野手、高部瑛斗外野手、山口航輝外野手、和田康士朗外野手選手の7選手が販売されている。デザインフェイスタオルは選手達に好きな色や目立たせたいものなどを事前にアンケートを取り、フェイスタオルにデザインしました。価格は1500円(税込み)。
益田は「マリーンズのイメージカラーである白と黒をベースに、自分の好きな色でグローブなどにも使用している青色を差し色として使用しました。最終回このタオルでスタンドが埋まることをイメージしながら作りました。ぜひ皆さん僕がマウンドに上がるときにはこのタオルを掲げてください!」とコメントを寄せた。
ロッテが今季初のサヨナラ勝ちでパ・リーグ首位をキープした。
4−4で迎えた9回裏1死二、三塁で、藤岡裕大内野手が広島・栗林のカーブを中前に運び、接戦に決着をつけた。プロ6年目で初めてのサヨナラ打に、藤岡は「競った試合で勝ち切れてよかった。(ウォーターシャワーで)寒いけど気持ちいいです」と声を弾ませた。
試合後、吉井理人監督は「藤岡が結果的に決めたんですけど、それまでしっかりみんなつないでくれたので、みんなで勝った勝ち星だと思います」と、満足そうにナインの奮闘を讃えた。
同点の6回には「ここが勝負」と、出塁した4番のグレゴリー・ポランコ外野手と5番の山口航輝内野手に代走を送る勝負手に出た指揮官。盗塁や相手の暴投で無死二、三塁とチャンスを広げ、角中勝也外野手の犠飛で狙い通りの勝ち越し点をあげた。
しかし、直後の7回に、開幕から21試合連続無失点だった西村天裕投手が逆転を許す大誤算。それでも、8回には代走で途中出場だった友杉篤輝内野手の安打をきっかけに、角中がこの日3打点目となる同点二塁打。9回には下位打線が作った好機に藤岡がサヨナラ打と、打線がしぶとくつながって白星をつかみ取った。
ロッテは10日、オンラインストアで2023年ver.選手デザインフェイスタオル第2弾の販売を開始した。価格は税込み1500円。
今回発売されたのは益田直也投手、沢村拓一投手、松川虎生捕手、中村奨吾内野手、荻野貴司外野手の計5名。デザインフェイスタオルは選手に好きな色や目立たせたいものなどを事前にアンケート調査して商品化したもの。益田は「マリーンズのイメージカラーである白と黒をベースに、自分の好きな色でグローブなどにも使用している青色を差し色として使用しました」と話している。
取って取られてのシーソーゲームに、ロッテ・藤岡裕大内野手(29)が決着をつけた。プロ6年目で初のサヨナラ打。「競った試合で最後勝ち切れたのはすごくよかった」。歓喜の一打を放ち、手荒い祝福を受けた。
同点の9回1死二、三塁。栗林のカーブを捉え、中前へ鋭い打球を打ち返した。一塁を回ったところでナインからウオーターシャワーを浴び「みんなに祝ってもらえて気持ちよかった」。照れくさそうに笑った。
接戦を制して、チームはリーグ単独首位を堅守。貯金を「8」とした。交流戦は最下位ながら、4勝6敗でまだ負け越しは2つ。首位とは1.5差で、優勝の可能性も残している。今季初のサヨナラ勝ちをきっかけに、はい上がる。
ロッテは同点の9回1死二、三塁で藤岡がサヨナラ打を放ち、今季初のサヨナラ勝ち。単独首位を堅守した吉井監督は「攻撃陣が頑張ってくれました」と話した。
両軍無得点の2回、2死から角中がカウント3−1から真ん中高めの直球を振り抜き、今季1号となる先制ソロを放った。3−4の8回には2死二塁から、またしても角中が左中間を破る適時二塁打をマークした。
同点のまま試合は9回に。先頭・佐藤都が四球で出塁すると、続く岡が左前打。さらに池田が初球で投犠打を決め、1死二、三塁と好機を拡大した。最後は藤岡が、3球目のカーブを捉えプロ初のサヨナラの中前適時打。益田や小川らからのウオーターシャワーを浴び、手荒い祝福を受けた。
交流戦に入ってからは接戦を落とし最下位となっていたが、粘りの打撃で勝利。指揮官は「(角中は)あんまり言葉に出して後輩を引っ張るタイプではないが、試合に出なくても出ていても毎日しっかり準備してくれている。そういうところは若い子はちゃんと見ている。藤岡が結果的に決めたんですけど、それまでつないでくれたので、みんなで勝った勝ち星だと思います」と振り返った。
豪快な一発で先制点をたたき出した。ロッテの角中勝也が今季1号のソロ。一振りで球場を沸かせた。
両軍無得点の2回、2死から打席へ。3球ボールを見極め、カウント3−1から真ん中高めの直球を振り抜いた。高く舞い上がった打球はぐんぐんと飛距離を伸ばし、右翼席中段へ。先制のソロとし、チームを盛り上げた。「狙ってはいませんでしたが、しっかり反応して打つことができました」と振り返った。
3回の守備では、今季初先発を務める本前が会沢にソロを浴び同点とされたが、直後の攻撃で、2死三塁から中村奨が左前適時打を放ち、リードを奪い返した。
ロッテは10日、マリーンズオンラインストアで「2023年ver.選手デザインフェイスタオル第2弾」の販売を開始したことを発表した。
4月には第1弾として小島、佐藤都、安田、藤原、高部、山口、和田の計7選手が販売されており、今回の第2弾では、益田、沢村、松川、中村奨、荻野のタオルが販売される。
益田は「マリーンズのイメージカラーである白と黒をベースに、自分の好きな色でグローブなどにも使用している青色を差し色として使用しました。最終回このタオルでスタンドが埋まることをイメージしながら作りました。是非皆さん僕がマウンドに上がるときにはこのタオルを掲げてください!」とコメントした。
ロッテは10日、本拠地での広島戦に5−4で勝利。今季初のサヨナラ勝利を呼び寄せた攻撃陣の中で、思い切った采配に応えた選手達の躍動が光った。
2−2の同点で迎えた6回。安打のグレゴリー・ポランコに早くも代走・友杉篤輝を送り込み、盗塁を決めてチャンスを作ると、さらに四球の山口航輝にも代走・小川龍成を投入。ここも小川が盗塁を決めて無死二・三塁となり、角中勝也の犠飛で勝ち越し点をもぎ取る。
また、逆転された後の8回には1死から友杉が安打を放って出塁。続く小川も犠打を決めて2死二塁とすると、角中の適時二塁打で4−4の同点に持ち込むというシーンもあった。
最後は9回に藤岡裕大が試合を決めるサヨナラ打。粘り強い試合運びで勝利を掴んだロッテについて、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した斎藤雅樹氏は「まだ打席が回ってくるにも関わらず、あえて4番と5番に代走を送った。こうした1点をもぎ取るための采配に応えた2人が非常に素晴らしかったと思います」と6回の攻撃に熱視線を送る。
また、ここまで12球団トップの51犠打を記録している点にも触れながら、「何とか1点を積み重ねる野球が出来ている」と強調。一発頼りではなく、巧みな小技を用いた戦術が好調の要因であると分析した。
貯金8のリーグ首位ながら、この交流戦では最下位タイと少し勢いに陰りが見えていたロッテ。それでもヤクルト戦でカード勝ち越しに成功すると、このカードも初戦を落としながら大事な2戦目でサヨナラ勝ちをもぎ取るなど、再びチーム状態は上向いている。
1位から3位までがゲーム差「1」の中にひしめく混戦のパ・リーグ。目の前の1試合1試合が重要となってくるだけに、今後も吉井理人監督の采配と途中出場組の働きぶりがカギとなりそうだ。