延長12回で引き分け。ロッテは1回に中村奨の適時打で先制。中日は3回に岡林の二ゴロの間に得点を挙げて同点とした。ロッテの美馬は7回1失点、中日の柳は9回1失点とともに先発投手が力投。救援陣もピンチで踏ん張った。
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千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
中日 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
ロッテが初回に1点を先制したが、延長12回引き分けに終わった。パ・リーグ首位はキープした。
初回に中村奨が右前先制打を放ったが、以降は打線にあと1点が遠く、ゼロが並んだ。9回に2四球と相手失策で2死満塁のチャンスを得たが、角中が二ゴロ。10回には2死二塁から藤原の左前安打も相手前進守備で二塁走者の茶谷が生還出来ず一、三塁。続く友杉が見逃し三振に終わった。吉井監督も「何か良い方法はないかと考えているけれど、なかなか…。ただ言えるのは、若い子がいっぱい試合に出ていて未熟なチームなので、こういう結果から何かをつかんでくれていると思う」。走塁なども含めてミスも多かったが、藤原が2安打し、安田も三塁の守備で再三のファインプレーで投手陣を救うなど、先につながる部分もあった。
リリーフ陣も自己最速155キロを記録した横山や、東妻らが好投して引き分けに持ち込めた。ペルドモ、沢村、益田らは温存した中でのリレーは収穫だ。指揮官は「若い子達に経験させないと。勝ちパターンはみんなベテランなので。次の子をつくっていくためには、こういう試合もつくらなきゃいけない。しんどいなあというものを経験してくれた。前に進んでいくかなと思っています。まあ、僕のやせ我慢ですけれど。本当は出したいんですけれど」と悩める胸中も明かした。
ロッテ美馬学投手(36)が7回4安打1失点と好投したが、今季5戦目登板での初勝利はお預けとなった。
3回に四球、安打、失策で無死満塁を許すも、内野ゴロ間の1点のみに抑えた。「やっと投げきれた感じです。ピンチのところで2点でしのげたことが1番。前回はフォアボールから(失点)だったので、ストライク先行でいくことを意識して、何とかゴロをみたいな感じ」。21個のアウト中、内野ゴロ13、4奪三振と低めに集める持ち味は発揮した。
昨季は5試合目の先発となった5月11日のオリックス戦で初勝利を挙げた。だが、今季は6月になっても白星が遠い状況だ。それでも「こういう試合もなかったので、良い流れをつくれたんじゃないかと思います。自信を持って投げられるようになってきた。勝ちはいつかついてくるかな。良い投球が出来たので気持ち的には今日でちょっと楽になった」と手応えを得た99球だった。
3回には楽天時代以来4年ぶりとなる左前にポテンヒットも柳から放った。自身4安打目だが、ロッテでは初ヒット。「何か分からないですけれど(ボールが)返ってきた。くれたので、もらっておきました」と笑顔。白星の代わりにはならないが、記念の白球は手にした。
ロッテは15日、DeNAとのコラボグッズを16日からマリーンズオンラインストアで受注販売を開始すると発表した。16日から18日の「日本生命セ・パ交流戦」横浜DeNA戦(横浜スタジアム)が開催される。
コラボグッズは横浜DeNA公式マスコットDB.スターマンとビジターユニホームを着用した球団公式マスコットのマーくんが並んだデザイン。フェースタオルやステッカー、巾着などが販売される。
主な商品は以下の通り。
金額は全て税込み。販売はマリーンズオンラインストアで6月16日正午から同25日午後11時59分まで受注。8月上旬の発送予定。
ロッテ西村天裕投手(30)が、あごをさすりながら笑った。
「スッキリしちゃいました」。
日本ハムからロッテにトレード移籍して迎えた23年シーズン。中継ぎとして球団記録タイ「21試合連続無失点」の記録を達成するなど、「防御率0.00男」は首位と好調なチームの力になってきた。4月上旬から験担ぎの意味を込めて伸ばしてきたヒゲ。だが、10日の広島戦(ZOZOマリン)でまさかの失点。「22」の球団単独トップを目前に途切れた。
佐々木朗希投手も、登板前などに触って“御利益”にあやかっていた西村のヒゲ。翌11日の試合前には消えていた。
「家で自分で剃ったんですけれど。思い切れずに少し残して…。短く整えた感じ。でも朝、球場に来たら坂本(光士郎投手)に『何、中途半端に残してんねん』って、きれいさっぱり剃られました」。
10年の小林宏、和歌山商の先輩でもある12年の南昌輝の「開幕から18試合連続無失点」の球団記録は超えた。「開幕から」の条件を外した松永昂大(現ロッテ育成投手コーチ兼2軍投手コーチ)の「21試合連続無失点」には並んだ。
「もう験担ぎのヒゲはやらないですけれど、ヒゲははやそうかなと思います。きれいにそろえながら」。
以降、「ヒゲなし西村」の登板は、まだない。記録の肩の荷もおり、あごも軽く。西村は「チームが勝つために投げるだけです。記録はもういいです」。ちなみに「連続試合無失点」の最長記録は、西武平良海馬投手の「39」ですよ、西村投手!
両軍合わせて41選手が出場した総力戦も延長12回引き分け。パ・リーグ首位のロッテは9回2死満塁、10回2死二、三塁であと1本が出なかった。
吉井監督は「今年だけじゃなく、マリーンズがこういう展開(接戦)になったときはずっとこんな感じ。何か良い方法がないかと考えているけど、なかなか…」と苦悩の色を浮かべながらも、「ただ言えるのは、今までよりかは若い選手がいっぱい試合に出ていて未熟なチームなんですけど、こういう結果から何かつかんでくれていると思うので、前に進んでいってくれればいい」と授業料≠ニ捉えた。
プロ野球史上10人目の通算200セーブに王手を懸けていた守護神・益田は「10、11、12回と勝ち越していたら、行っていました」。6月15日は千葉県民の日、さらに第3子となる次男の3歳の誕生日だったが、記録達成は16日以降に持ち越された。
今季4試合の先発で0勝4敗だったロッテ・美馬学投手(36)が、5試合目で今季最長の7回を投げ4安打1失点と好投した。
今季初勝利こそお預けとなったものの試合を作った。1回先頭打者の大島にいきなり3球連続ボール。「今日も終わったな…と思ったけど、何とか立て直せて」と空振り三振に仕留めてエンジンがかかった。
「やっと7回を投げ切れた。(勝ち星は付かなかったが)いい投球ができたので、気持ち的には楽になった。捕手の田村も『調子上がってきたんじゃないですか?』と言ってくれたので、自信を持って投げていきたい」と笑顔をみせた。
左打席の打撃でも3回先頭で左前打。楽天時代の2019年以来のヒットは移籍後の初安打ともなり、ボールは手元に戻ってきた。「(中日・柳が)打てる球を投げてくれた。せっかくなのでボールはもらいました」と照れていた。
6月15日は「千葉県民の日」。1873(明治6)年6月15日に当時の木更津県と印旛県が合併して千葉県が誕生したことに由来しており、同県をホームタウンとするロッテとしては負けられない日だ。試合直前の三塁側ベンチ前での円陣。14日に続き、ロッテ・菅野が声出しを担当し、「今日も先制点を取っていきましょう!」とチームを鼓舞した。
そして、迎えた1回。1死三塁から、今季ここまで得点圏打率.182の中村奨が右前に運び、「前の2人(藤原、友杉)がチャンスを広げてくれたので、1点を取れて良かった」と振り返った。
ロッテにとって、中日先発・柳は天敵中の天敵。初対戦となった2019年6月14日(ZOZOマリン)は9回6安打1失点で完投勝利を許し、2度目の対戦となった21年6月1日(バンテリンドーム)はわずか1安打で完封された。それだけに、3度目の対戦は幸先の良いスタートとなった。
先発は今季4試合の先発で0勝4敗とまだ勝ち星のない13年目の美馬。「自分ができることを精いっぱいやって、チームに良い流れを作りたい」とマウンドに上がったが、3回先頭の柳にストレートの四球を与えたことをきっかけに同点に追いつかれる。それでも、ベテラン右腕は中盤以降は完璧な投球で、今季最長の7回を4安打1失点で救援陣にバトンを託した。
ロッテは15日、16日よりマリーンズオンラインストアにてDeNAとのコラボグッズの受注販売を開始することを発表した。
16〜18日には日本生命セ・パ交流戦2023のDeNA戦(横浜スタジアム)が開催される。コラボグッズはDeNAの公式マスコットであるDB.スターマンとビジターユニホームを着用した球団公式マスコットのマーくんが並んだデザインで、フェイスタオルやステッカー、巾着などがラインナップされている。
ロッテの先発・美馬が7回4安打1失点の好投。リリーフ陣も無失点で踏ん張って今季4度目の引き分けに持ち込み、リーグ首位を守った。
ペルドモ、沢村、益田ら勝ちパターンの投手は起用せず、延長12回は21歳の横山に任せた吉井監督は「若い子に経験をさせないと。勝ちパターン(の投手)はみんなベテラン。次の子をつくっていかないといけない」と理由を説明。打線もあと1本が出なかったが「(若手が)こういう結果から何かをつかんでくれると思う」と語った。
なぜか記念のボールが戻ってきた。
ロッテ先発・美馬が3回、先頭打者で左前打を左前打を放った。低めのチェンジアップを逆方向に運ぶ巧打に「打てる球を投げてくれた」と喜んだ。
美馬にとっては楽天時代の19年6月9日の中日戦以来の安打。打ったのは同じナゴヤドームだった。
4年ぶりの安打となった美馬だが、左翼から中日守備陣がボールをロッテベンチに戻してくれた。
プロ初安打ではないのに…。「せっかくなのでボール、もらいました」と美馬。もしかしたら「ロッテ移籍後初安打」を記念して、中日がボールを戻してくれたのかも…。
ロッテは先発・美馬が7回4安打1失点の好投。リリーフ陣も無失点で踏ん張って今季4度目の引き分けに持ち込み、リーグ首位をキープした。
ペルドモ、沢村、益田ら勝ちパターンの投手は起用せず。延長12回は21歳の横山に任せるなどした吉井監督は「若い子に経験をさせないと。勝ちパターン(の投手)はみんなベテラン。次の子をつくっていかないといけない」と話した。
延長10回は坂本、11回は東妻が先頭打者に四球。そこから踏ん張って無失点でしのいだ。吉井監督は「マウンドで“しんどいな”というのを経験してくれた。前に進んでいくかなと思っています」。
打線もあと1本が出なかったが「若い子がいっぱい試合に出ている未熟なチーム。こういう結果から何かをつかんでくれると思う」。投打ともに若手選手のさらなる成長を願っていた。
ロッテ先発・美馬が粘りの投球を披露した。
今季5度目の先発。過去4試合は0勝4敗、防御率6.75と不振が続いていた。立ち上がり。初回2死二塁、2回1死二塁と得点圏に走者を置いたが、ここから粘って無失点でしのいだ。
1点リードの3回には味方の失策も絡んで無死満塁とされるが、岡林の二ゴロによる1点のみ。同点とされるが最少失点で踏ん張った。
4回からは3イニング連続で3者凡退。今季初勝利は手にできなかったが、今季自身最長の7回を投げて4安打1失点の好投だった。
降板後、美馬は「失点した場面は四球絡み。そこが悔しかった。ただ、7回を投げきったのは今年ずっとできていなかったので良かったと思う」と話した。
ロッテのC.C.メルセデス投手(29)が16日のDeNA戦(横浜スタジアム)に先発することが発表された。横浜は浜口遙大投手(28)が先発する。
巨人から移籍1年目のメルセデスは今季9試合に登板し、2勝3敗1セーブ、防御率1.98と安定した投球を見せている。球団を通じて「前回登板の勢いを明日のゲームにも生かしていきたい。ストライクゾーンでしっかり攻める投球をして、良いゲームにしたいと思います」とコメントを寄せた。
ロッテは16日からマリーンズオンラインストアでDeNAとのコラボグッズの受注販売を開始すると発表した。16日〜18日は日本生命セ・パ交流戦2023横浜DeNA戦(横浜スタジアム、午後2時試合開始)が開催される。
コラボグッズにはDeNAの公式マスコットであるDB.スターマンとビジターユニホームを着用した球団公式マスコットのマーくんが並んだデザインで、フェイスタオルやステッカー、巾着などがラインナップ。DB.スターマン×マーくんTシャツ:3500円、DB.スターマン×マーくんフェイスタオル:2000円、DB.スターマン×マーくん巾着:1000円、DB.スターマン×マーくんアクリルキーホルダー:900円、DB.スターマン×マーくんステッカー:500円、Marines vs DeNA Baystars交流戦'47CLEAN UPキャップ:4400円。価格は全て税込み。
販売はマリーンズオンラインストアで16日正午から月25日午後11時59分まで受注し、8月上旬頃の発送を予定している。なお、キャップのみマリーンズストアミュージアム店でも取り扱っている。
ロッテの先発・美馬学投手が自身4年ぶりとなるヒットをマークした。
1点リードの3回、中日・柳の変化球をうまくすくい左翼前へと落とすポテンヒット。安打をマークするのは19年以来4年ぶりで自身4本目。今季交流戦では投手で初のヒットだった。
先頭で出塁した右腕だったが、続く藤原が投併殺打に倒れ、最後は友杉が三振。追加点を奪うことは出来なかった。
ロッテは、延長12回引き分けで、首位をキープした。
打線は沈黙したものの、先発・美馬は7回4安打1失点と好投。得点圏に走者を背負っても、要所を締める投球を披露し「やっと投げ切れてよかった。ピンチを1点でしのげた」と振り返った。1−0の3回の攻撃では、先頭で左翼へのポテンヒット。4年ぶりとなる安打を放ち、投打で活躍した。
ロッテは、好機での一打が出ず引き分けとした。
1点が遠かった。同点の9回には2四球と相手失策で2死満塁の好機をつくるも、角中が二ゴロに倒れ無得点。延長10回には2安打と相手失策などで2死二、三塁まで持っていったが、最後は友杉が見逃し三振に倒れた。
吉井監督は「マリーンズはこうなった時はずっとこんな感じになっちゃう。いい方法はないかなと考えているけど、なかなか…。ただ言えるのは、今までよりは若い子がいっぱい試合に出ていて、未熟なチームなんで、こういう結果から何かつかんでくれていると思う。もちろんこっちも対策をするけど、選手も考えて前に進んでくれたら」と話した。
ただ、リリーフ陣は、西村、岩下、坂本、東妻、横山が粘りの継投でスコアボードにゼロを並べた。指揮官は「ああいう若い子達に経験させないと。勝ちパターンはみんなベテランなので。次の子を作っていくためにはこういう試合も作んなきゃいけない。そういう中で坂本と東妻は先頭にフォアボールを出しちゃったけど、ああいうマウンドで『しんどいな』というのを経験してくれた。前に進んでいくかなと思っています。まあ僕のやせ我慢ですけどね。ホントは出したいんですけど」と振り返った。
ロッテは接戦を引き分けとし、首位をキープ。先発の美馬学投手は今季最長の7回を投げ4安打1失点と好投した。「やっと投げ切れてよかったなって感じです。ピンチのところを1点でしのげたっていうのが1番」と話した。
初回と2回には、得点圏に走者を置いたが、要所をしっかりと締め、無失点とした。1−0の3回には先頭・柳に四球。さらに安打と味方失策が絡み同点とされたが、4回以降は6回まで毎回三者凡退だった。
この試合まで0勝4敗。イニング途中で崩れ交代する試合もあったが、安定感を取り戻した。吉井監督は「まずはコントロール(がよかった)。球もまっすぐは強い球がいっていた。立ち上がりは(以前と)そんなに変わっていない気がした。途中から良くなった」と振り返った。
3番手として同点の9回から登板したロッテ・岩下大輝投手が、マウンドで転倒するアクシデントに見舞われ、球場は一時騒然となった。
先頭・細川に中前打を許し、無死一塁ビシエドの打席でアクシデントは起こった。カウント0−1から、2球目を投げる際、踏み出した左足がマウンドに引っかかった様子を見せ、転倒。投じた球は大きく右側へそれる暴投となり、一走・細川はその間に進塁した。
岩下はすぐに立ち上がり土をはらうと、黒木コーチとトレーナー、審判が駆けつけマウンドを確認。右腕に大きなケガはなかったようで、その後続投した。
1死満塁のピンチを招いたが、何とかしのいだ。
ロッテの東條大樹は昨季「キャリアハイを出せたら」と話し、ビハインドゲームで結果を残していき、シーズン途中から勝ち試合の7回を任されるなど、自己最多の59試合、30ホールドと、有言実行の働きを見せた。シーズン終了後の昨年10月4日に右足関節の手術(鏡視下右足関節後方遊離体切除術・鏡視下右足関節外側骨棘切除術及び外側靭帯修復術)を行った。
吉井理人監督が就任した今季、さらなる活躍が期待された中で、練習試合、オープン戦から1軍登板が1度もなく、ファームで1軍昇格を目指して腕を振っている。ファームでは4月6日のヤクルト戦から4月28日のDeNA戦にかけて6試合連続失点と不安定な投球が続く時期もあったが、現在は5月21日のDeNA戦から7試合連続無失点中。11日のDeNA戦、15日の西武戦は、いずれも1イニング、打者3人をわずか7球で片付け、危なげない投球だった。
投球が安定してきた要因に「体が馴染んできた感じもあります」と自己分析する。またここ最近の登板では145キロ以上の力強いストレートを投げており、「自分が投げている感じが、良くはなっていると思います」と手応えを掴む。
変化球では昨年120キロ台のカーブを投げることが多かったが、今季は110キロ台のカーブを投げているように見える。カーブについては「特に変えていないですね」とのこと。「使い方としては去年と変わっていないですね」と話すように、6月8日の楽天戦では、0−4の9回1死走者なしで西川遥輝に対して、初球116キロのカーブでストライクを奪うなど、早いカウントで投げるカーブが投球の良いアクセントになっている。追い込んでから西川を空振り三振に仕留めた“伝家の宝刀”スライダーも素晴らしかった。
1軍は現在31勝22敗4分で首位に立つ。ブルペン陣も益田直也、澤村拓一、ペルドモといった勝ち試合で投げる投手に加え、開幕から21試合連続無失点を記録した西村天裕、左打者に無類の強さを誇る坂本光士郎、13試合に登板して防御率1.29の成績を残す東妻勇輔と岩下大輝、さらにはファームで13試合連続無失点に抑え、昇格してからも5試合連続無失点に抑える横山陸人と充実しつつある。特に1−1で引き分けた15日の中日戦は、8回・西村、9回・岩下、10回・坂本、11回・東妻、12回・横山と、勝ちパターンで投げるリリーフを使わずに引き分けに持ち込んだ。
ブルペン陣が厚くなっていることは確かだが、長いシーズン何が起こるかわからない。必ずどこかでチャンスが訪れるはずだ。東妻、岩下、横山はファームで結果を残して1軍に上がり、現在の活躍につなげている。「状態だけ上げていければ」、「準備をしておけば、いいかなという感じです」と東條。とにかく今は、いつ1軍から呼ばれてもいいようにファームで準備を続けていく。