わたしはかもめ2023年鴎の便り(6月)

便

6月19日

[ロッテ]吉井理人監督が先発ローテには口チャック継続、ポランコは21日2軍戦から復帰[ニッカン]

ロッテの吉井理人監督(58)が相手を封じる策の1つとして、まずは自身の“口封じ”を継続する。

交流戦前は先発投手の起用プランなどを報道陣に質問されると公言してきたが、交流戦途中から「(交流戦開幕カードの)巨人戦で全部先発を言ってうまくいかなかったので、今回は内緒で」と口にチャック。23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)から再開するパ・リーグ同士の戦いを前に、佐々木朗希投手(21)らの先発ローテーション構想に「それは言われへんなあ。言っちゃうと、また戦略に関わってくるので…」と苦笑い。オールスター前までは1週間に5試合ペースで試合が続くため、厳選5人でローテをまわすことも可能な状況だ。

体調不良により「特例2023」対象で登録抹消されていたグレゴリー・ポランコ外野手(31)は19日に1軍登録された。4番も任せてきた主軸の復帰に関しては「体調は戻っていると聞いている。水曜日の2軍戦で出て大丈夫だったら戻ってくる。まだ確定ではないですが」。21日のイースタン・リーグ巨人戦(ジャイアンツ)に出場後に1軍の試合復帰を正式決定する予定を明かした。

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[ロッテ]7・15楽天戦など夏のZOZOマリン11試合「クーリッシュ」先着1万人プレゼント[ニッカン]

ロッテは21年から続く夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMUR WEEKEND supported by クーリッシュ」開催の11試合を対象に、ロッテの飲むアイス「クーリッシュ」を各試合の先着1万人にプレゼントすることを19日、発表した。

対象試合は、7月15日から17日の楽天戦、同22日から24日のソフトバンク戦、8月1日から3日の日本ハム戦、同8日から9日のオリックス戦(いずれもZOZOマリン)の計11試合。当日の観戦チケット持参者に、ZOZOマリンスタジアム球場外周キッズエリアで開場1時間前から先着で配布する。プレゼントされるクーリッシュは、7月17日の楽天戦では青肉と赤肉2種類のマスクメロン果汁を合計10%使用した「クーリッシュ Wマスクメロン」。他10試合では夏季限定で夏を感じる花火のデザインにリニューアルされた「クーリッシュ バニラ」の予定だ。

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ロッテ・佐々木朗希が浴びたWBCメキシコ戦以来の本塁打、韓国でもニュースに[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が18日のDeNA3回戦の6回、DeNAの宮崎に今季初本塁打を許した。佐々木朗が本塁打を浴びたのは3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝のメキシコ戦でルイス・ウリアスに3ランを打たれて以来で、今季のレギュラーシーズンでは初めて。

将来のメジャー移籍が確実視される佐々木朗の被弾は韓国でも驚きを持って報じられた。韓国OSENニュースは「159キロの速球が入るなんて」と題して、令和の怪物が浴びたまさかの一発を伝えた。

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ロッテ「BLACK SUMMER WEEKEND」で飲むアイス「クーリッシュ」を先着1万人に配布[スポニチ]

ロッテは2021年から続く、夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMERWEEKEND supported by クーリッシュ」が開催される11試合を対象にロッテの飲むアイス「クーリッシュ」を各試合先着1万人に配布すると発表した。

対象試合は7月15〜17日の楽天戦、7月22〜24日のソフトバンク戦、8月1日〜3日の日本ハム戦、8月8日〜9日オリックス戦(いずれもZOZOマリンスタジアム)の計11試合。当日の観戦チケットを持っている方にZOZOマリンスタジアム球場外周キッズエリアで開場1時間前から先着で配布する。

7月17日の楽天戦では青肉と赤肉の2種類のマスクメロン果汁を合計10%使用した「クーリッシュ Wマスクメロン」、他の10試合は夏季限定で微細氷が大きくなって冷涼感がアップし、夏を感じる花火のデザインにリニューアルされた「クーリッシュ バニラ」を配布する。

なお、「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」が開催される11試合で、マリーンズナインは「BLACK SUMMER ユニホーム」を着用する。

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新天地で輝き放つロッテ・西村天裕「いい流れを持っていけるようなピッチングがしたい」[BASEBALL KING]

「どういう場面でもしっかり抑えて、勝ちパターンに入っていけるようにやっていきたい」。

ロッテ・西村天裕は5月5日に行った取材でこう意気込み、翌6日のソフトバンク戦で2−1の6回2死走者なし、移籍後初めてホールドが付く場面で登板し無失点に抑えると、5月11日の西武戦で初めて勝ちパターンの7回で登板するなど、この1ヶ月で“勝ちパターン”で投げる機会が増えた。3−2の7回に登板した10日の広島戦で2失点を喫し、開幕から続いていた連続無失点記録が『21』でストップしたが、開幕から間違いなくブルペン陣を支えている。

本人は「まだまだです」と謙遜したが、「しっかり自分の呼吸ができて、自分のピッチングができているんじゃないかなと思います」とここまでの投球を振り返る。

勝ちパターンでの登板が増えたが、ビハインドでの登板やイニング跨ぎもある。6月1日の巨人戦では1−3の8回に登板し、1イニング目を無失点に抑えると、2イニング目となった9回は先頭の坂本勇人に四球、重信慎之介にバント安打を決められ無死一、二塁のピンチを招いたが、岡本和真を右飛、「岡本を打ち取っての(中田)翔さんだったので、長打はないように低めを意識して投げられたのが良かったと思います」と、日本ハム時代チームメイトだった中田翔を1ストライクから投じた2球目の125キロスプリットで投併に仕留めた。

特に右打者に対しては被打率.061(33−2)と抜群の強さを誇る。右打者を打ち取れている要因に「真ん中のプレートに変えて、内をしっかり使えたり、外をいい感じに使えているからかなと思います」と、日本ハム時代の昨季途中からプレートの踏む位置を三塁側から真ん中に変えたのがハマっている。

また、自身が開幕から安定した投球を披露できている理由についても「要所要所、低めに投げられているかなと思うので、それがいい結果につながっているのかなと思います」と理解している。走者がいない時に「向こうにタイミングを取らせないという意味でやっています」と、クイック気味で投げたり、しっかり足を上げて投げたり工夫を凝らすのも、打ち取るための手段の1つだ。

交流戦が終わり、23日からリーグ戦が再開する。リーグ優勝争いが激化する8月は31日中27試合あり、そのうちドームでの試合はわずかに3試合しかなく、厳しい戦いが予想される。その夏に向けて「疲れは自然と溜まってくると思うので、どうやって疲れを抜くかというのを工夫してしっかり投げない時は休む、投げる時は投げる、オンとオフをしっかりやっていけたらなと思います」と、うまく切り替えながらやっていくつもりだ。

「どういう場面でも次のピッチャーに繋げられるようないい流れを持っていけるようなピッチングがしたいです」。勝ちパターン、ビハインド、どの役割でも自分の仕事を全うし、変わらず次の投手にバトンを渡していく。

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[千葉魂]守護神はマイナス思考?益田、逆算と勇気で大台突破[千葉日報]

指揮官は抑え投手の適正の1つとしてマイナス思考を挙げる。6月16日のベイスターズ戦(横浜スタジアム)で史上10人目の200セーブを達成した益田直也投手についても、ここまでの成功を支えているのはマイナス思考だと吉井理人監督は言う。

「彼は基本的にマイナス思考。その登板において1番最悪の事から逆算してマウンドに向かっている。そうならないためにどうすべきか。その考え方が結果的に成功を生む。イケイケの野蛮な勇気だけでは務まらないポジション。まあ、ワシが現役時代にストッパーを務めていた時はそうだったけどね。いい時はいい。悪い時はアカン。それではダメ」。

吉井監督は記録を達成した時に、そのような言葉で背番号「52」を評した。試合後、「おめでとう」と言って記念のボードを手渡すと、「次は400セーブやな」とハッパをかけた。


マイナス思考について益田は「日常生活では決してポジティブではないですけど、マイナス思考ではないですよ」と笑う。プロの世界に入って失敗経験を重ねながら、徐々に現在の思考に到達した。

「後ろを任せてもらうようになってからはそうなりました。まず、絶対にやってはアカンことを頭に思い描く。長打だけはダメとか、四球はダメとかケースによって色々あるけど、まずそれを考えて、じゃあ、そうならないためにはどうすればいいかとなる。もちろん、そんな風に考えても、ダメなことをしてしまうこともありますけどね」と益田。

誰よりもストッパーの重要性を知っている。映画を見ている時にいつも思うことがある。「この素晴らしい映画もラストシーンがダメだったら、作品自体がダメだと評価されてしまう。それは試合の最後を任されるストッパーに似ている。みんなが作り上げてきたものが最後の最後、一瞬で消えてしまう。映画を見ている時にいつもそんなことを考えてしまう。これはマイナス思考なのかな」。娯楽として映画を見ているときに自身の仕事とダブらせてしまう益田はまさに天性のストッパー。どんな時もマイナス思考を持ち合わせている。


マイナス思考について吉井監督は「マイナス思考ではあるけど、こうしたら、そうはならない、だから、こうしようと強い気持ちで実行できる勇気はある。ただのマイナス思考なら弱気になって逃げて終わり。その心の強さ、勇気を持っている」と目を細める。

現在、益田はパ・リーグのセーブ王争いのトップを走っている。好調のチームにあって、安定感あふれる守護神の存在は絶大だ。ただ目標は個人記録ではなく優勝。「とにかく、このチームで、このメンバーで優勝がしたい。その想いだけ」と益田。胴上げ投手になるためにマイナス思考でマウンドに上がり、最善手で試合を勝利に導き続ける。

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