6月22日6月22日夏に向けて再スタートだ。ロッテは22日、本拠地ZOZOマリンで自主練習を行い、中村奨吾内野手（31）が「ここからオールスターまでの約1ヶ月くらい、またギアを上げて。勝負だと思うのでやっていきたい」と23日からの交流戦明け初戦に向けて気持ちを高めた。
まずは日本ハムとの3連戦から始まる。交流戦終了後の4日間は、チームとしては休日、全体練習、自主練習など、メリハリをつけてきたが「体も休めながらやることもやって、もっともっと状態を上げていかないといけない」。この日は福浦和也ヘッドコーチ（47）にマンツーマン指導を受けながら打撃練習を行った。
今季も3番などの中心を担ってきたが、チームは好調でも個人としては打率2割2分3厘と満足出来る結果は得られていない。特に日本ハム戦は対5球団中ワーストの2割7厘。得点圏打率も1割2分5厘と苦戦している。「1、2番が調子の良いバッターが打っているので、自分がもっとランナーをかえせればという試合が多かった。ヒット、ホームランが理想ですけれど、チャンスメーク、チャンスを広げたり、ランナーを進めたり、いろいろな役割が自分にはあるのかなと思ってやっています」。23日の日本ハム予告先発は加藤貴之投手。まずは、5月13日に4安打完封負けを喫した左腕へのリベンジで勢いをつける。
吉井理人監督（58）も夏場への戦いに向け、「練習の質を落としちゃうとパフォーマンスが落ちちゃうので量をうまく調整して欲しいなと思っています」。個々の体調管理能力向上も願った。特に今季は若手の出場機会が増加。「うちの子はみんな出場回数がキャリアハイを更新する勢いの子達ばっかりなので、未経験ゾーンに入ってくるから、その辺の自己管理をしっかり覚えてやっていって欲しい」と期待を寄せた。
ロッテは22日、7月18日に開催される「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2023」（富山市民球場）に、菊地吏玖投手（23）、友杉篤輝内野手（22）、高野脩汰投手（24）の3人が選出されたことを発表した。
ロッテは22日、5人組ミクスチャーロックバンドFLOWが7月22日のソフトバンク戦（午後6時開始、ZOZOマリン）に来場することを発表した。FLOWのメンバーは、試合前の午後5時40分ごろからグラウンド内にてライブパフォーマンスを行い、試合を盛り上げる。
FLOWはグループとして「今回、ZOZOマリンスタジアムで歌わせていただくことになりました。野球の試合前のライブは初めてなので楽しみにしています。アツい試合に向けてみんなで気持ちアゲていきましょう。よろしくお願いします」とコメントした。
〝吉井の兵法〟で勝負の夏に挑む。パ・リーグ3位のロッテは22日、ZOZOマリンスタジアムで自主練習を行った。吉井理人監督（58）はリーグ戦再開となる23日の日本ハム戦（ZOZOマリン）を前に日替わり打線の継続を予告した。
「（打順は）まだ色々と変わる可能性がある。1～4番も絶対ではない。現状は相手の投手を見ながら（得点の）確率の高い打順を組んでいきたい」。
今季は開幕から60試合を戦い、打順のパターンが60通り。1度も同じオーダーがない異例の戦術でシーズンを戦っている。首位オリックスとは1.5ゲーム差。「どうやったら点が入るか、いつも考えながら組んでいる」。適材適所の用兵が、白星先行につながっている。
日替わり打線を組む意図は他にもある。夏場の戦いに向け、指揮官がポイントに挙げたのは体調管理だ。高卒５年目の山口、藤原、D2位・友杉（天理大）ら年間を通して戦った経験の少ない若手選手を多く起用しており「出場回数がキャリアハイを更新する勢いの子ばかり。未体験ゾーンに入るので体調管理はしっかりしていかないといけない」と説明した。選手の健康データを管理するトレーナーと相談しながら「（試合に）出す、出さないを決めていく」と、選手を休ませながら戦い抜く。
交流戦は7勝9敗2分けで8位だった。今季6勝2敗と相性がいい日本ハム戦でリーグ戦が再開する。「パ・リーグに戻っても変わることはない。いつも通りできることをやって欲しい」。18年ぶりのリーグ優勝へ、猫の目打線で夏を乗り切る。
プロ野球は交流戦を終え、23日にセ、パ両リーグ内の対戦が再開する。ロッテの吉井監督は夏場の戦いに向け、体調管理をポイントに挙げた。試合前の練習量を工夫するなど個々に暑さ対策が必要と指摘。2年目の池田ら、年間を通して戦ったことのない若手を多く抜擢していることから「未経験ゾーンに入ってくる。自己管理をしっかり覚えていって欲しい」と話した。
交流戦は7勝9敗2分けと負け越したが、今季6勝2敗と相性がいい日本ハム戦でリーグ内対戦が再開する。「変えることは何もない」と自然体だった。
ロッテは22日、7月22日のソフトバンク戦（ZOZOマリン、午後6時開始）に5人組ミクスチャーロックバンド「FLOW」が来場することを発表した。
同戦は2021年から続く夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」を開催。FLOWのメンバーは、試合開始前の午後5時40分頃からグラウンド内でライブパフォーマンスを行う。
FLOWは「今回、ZOZOマリンスタジアムで歌わせていただくことになりましたFLOWです。野球の試合前のLIVEは初めてなので楽しみにしています。アツい試合に向けてみんなで気持ちアゲていきましょう。よろしくお願いします」とコメントした。
ロッテの中村奨がZOZOマリンでの自主練習に参加した。日替わり打線にあって、今季49試合で3番として起用されているが、打率.223と低迷。ティー打撃の際は真上に打球を上げる練習を繰り返し、浮上のきっかけを探った。
「もっと打撃の状態を上げていかないと。とりあえずオールスターまでギアを上げてやっていきたい」。首位・オリックスと1.5ゲーム差の3位。主将が自らのバットで打線を活気づける。
セ、パ両リーグは22日、交流戦の観客動員数を発表。
1試合平均の観客数は昨季から18.2％増の2万8881人となった。セの主催試合が23.4％増の3万3431人、パは11.6％増の2万4330人だった。
新球場のエスコンフィールド北海道で戦った日本ハムが、昨季比51.3％アップと大幅に伸ばした。次いで交流戦初優勝を飾ったDeNAが42.9％の増加だった。
12球団のうち、楽天だけが前年比マイナスとなる19.7％減の1万5740人だった。
各球場の平均の観客動員数は以下の通り。（）内は前年比。
プロ野球フレッシュオールスターゲーム2023（7月18日、富山市民球場）の出場選手が22日に発表され、ロッテからドラフト1位右腕・菊池吏玖投手（23＝専大）、同2位・友杉篤輝内野手（22＝天理大）、同4位・高野脩汰投手（24＝日本通運）の新人3選手が選出された。
3選手のコメントは以下の通り。
ロッテの種市篤暉投手（24）がリーグ戦再開となる23日の日本ハム戦（ZOZOマリン戦マリンスタジアム）に先発することが発表された。日本ハムは加藤貴之投手（31）が先発する。
今季は右肘手術から本格復帰し、ここまで10試合に先発して4勝2敗、防御率2.47。対する加藤は12試合で4勝5敗ながら防御率は2.15と安定した投球をみせている。リーグ戦再開の先陣を切る種市は「相手チームの先発は良いピッチャーなので、最小失点に抑えて先発の責任を果たせるように頑張りたいと思います」とコメントした。
7月18日に富山市民球場（アルペンスタジアム）で開催される「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2023」出場選手が22日に発表され、ロッテからはドラフト1位ルーキーの菊地吏玖投手、同2位・友杉篤輝内野手、同4位・高野脩汰投手の3人が選出された。
ロッテの主将・中村奨吾内野手（31）が22日、ZOZOマリンスタジアムでの自主練習に参加。自身が苦戦している日本ハム戦から再開するリーグ戦に向け「またギアを上げて、勝負だと思うので、やっていきたい」と意気込んだ。
今季、ここまでの日本ハム戦の打率は.207と、対戦する５球団の中で最も低い。23日に対戦予定の加藤貴を打ち崩すため、この日は福浦ヘッド兼打撃コーチとマンツーマンで打撃練習。下半身の使い方を重点的に意識し、真上に球を打ち上げるティー打撃に取り組んだ。
現在はリーグ3位。吉井監督は「自分のできることをして欲しい。これから暑くなってくるので体調管理もしっかりやっていって欲しい」。首位奪還に向け、再び走り始める。
ロッテは22日、来月7月22日・ソフトバンク戦（ZOZOマリンスタジアム）に5人組ミクスチャーロックバンド「FLOW」が来場することを発表した。
同戦では、2021年から続く夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」を開催しており、「FLOW」のメンバーは、17時40分ごろからグラウンド内にてライブパフォーマンスで試合を盛り上げる。「FLOW」の5人は「今回ZOZOマリンスタジアムで歌わせていただく事になりましたFLOWです。野球の試合前のLIVEは初めてなので楽しみにしています。アツい試合に向けてみんなで気持ちアゲていきましょう。よろしくお願いします」とコメントした。
日本野球機構（NPB）は22日、「フレッシュオールスターゲーム2023」（7月18日、18時・富山市民球場）の出場選手を発表。ロッテからはドラフト1位・菊地吏玖投手＝専大＝、2位・友杉篤輝内野手＝天理大＝、4位・高野脩汰投手＝日本通運＝の3選手が選出された。
3選手のコメントは以下の通り。
| 位置 | イースタン・リーグ選抜 | ウエスタン・リーグ選抜 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 監督 | 三木肇 | 楽 | 88 | 和田豊 | 神 | 86 | ||
| コーチ | サブロー | ロ | 86 | 小久保裕紀 | ソ | 90 | ||
| 二岡智宏 | 巨 | 76 | 高信二 | 広 | 71 | |||
| 投手 | ＊林優樹 | 楽 | 64 | 22年6位 | ＊門別啓人 | 神 | 30 | 22年2位 |
| ＊菊地吏玖 | ロ | 28 | 22年1位 | 桐敷拓馬 | 神 | 47 | 21年3位 | |
| ＊高野脩汰 | ロ | 34 | 22年4位 | ＊松本晴 | ソ | 49 | 22年5位 | |
| ☆山田龍聖 | 巨 | 28 | 21年2位 | ＊木村光 | ソ | 160 | 22年育3位 | |
| 竹山日向 | ヤ | 62 | 21年5位 | ＊益田武尚 | 広 | 26 | 22年3位 | |
| 黒田将矢 | 西 | 57 | 21年5位 | ＊曽谷龍平 | オ | 17 | 22年1位 | |
| ＊矢澤宏太 | 日 | 12 | 22年1位 | ＊入山海斗 | オ | 032 | 22年育3位 | |
| 小園健太 | デ | 18 | 21年1位 | ＊仲地礼亜 | 中 | 31 | 22年1位 | |
| 深沢鳳介 | デ | 43 | 21年5位 | |||||
| 捕手 | 山瀬慎之助 | 巨 | 67 | 19年5位 | 渡邉陸 | ソ | 79 | 18年育1位 |
| 古市尊 | 西 | 65 | 21年育1位 | 福永奨 | オ | 32 | 21年3位 | |
| ＊松尾汐恩 | デ | 5 | 22年1位 | |||||
| 内野手 | ＊平良竜哉 | 楽 | 30 | 22年5位 | 髙寺望夢 | 神 | 67 | 20年7位 |
| ＊辰見鴻之介 | 楽 | 146 | 22年育1位 | ＊内田湘大 | 広 | 63 | 22年2位 | |
| ＊友杉篤輝 | ロ | 10 | 22年2位 | 二俣翔一 | 広 | 99 | 20年育1位 | |
| ＊北村恵吾 | ヤ | 50 | 22年5位 | 野口智哉 | オ | 9 | 21年2位 | |
| 細川凌平 | 日 | 56 | 20年4位 | ＊濱将乃介 | 中 | 37 | 22年5位 | |
| ＊奈良間大己 | 日 | 58 | 22年5位 | ＊樋口正修 | 中 | 213 | 22年育3位 | |
| 外野手 | ＊浅野翔吾 | 巨 | 51 | 22年1位 | ＊森下翔太 | 神 | 1 | 22年1位 |
| ＊澤井廉 | ヤ | 42 | 22年3位 | ＊井坪陽生 | 神 | 40 | 22年3位 | |
| ＊蛭間拓哉 | 西 | 9 | 22年1位 | ＊生海 | ソ | 37 | 22年3位 | |
| ＊中村貴浩 | 広 | 97 | 22年育2位 | |||||
| ブライト健太 | 中 | 42 | 21年1位 | |||||
※出場者は（1）怪我等による辞退、（2）マイナビオールスターゲーム出場が決定した場合、は変更される。
ロッテの藤原恭大は4月に打率、安打数で一時リーグトップに立ち、5月も5日のソフトバンク戦で1試合5三振を喫したが、この試合を除き10試合全てで安打を放った。5月16日のオリックス戦では第1打席が遊安、第2打席が四球、第3打席が中安、第4打席が投犠打、第5打席が捕犠打と全打席内容のある結果だったが、翌日に故障により1軍登録抹消をされた。
チームにとっても、藤原本人にとっても痛い離脱となった。「とりあえず早く戻ろうと、そこだけでしたね」。気持ちを切り替え、リハビリに励んだ。この時期に「もう1回ルーティンというか、内田さんもいたので喋りながらやっていました」と、自身の打撃を見つめ直すいい時間になった。
藤原は春季キャンプからティー打撃などで、バットの先にゴムチューブを巻いてスイングしている。これは内田順三臨時打撃コーチから教わった体の内側からバットを出して振っていくことを意識した練習だ。今季好不調の波が小さくなった要因の1つになっている。
6月8日の楽天2軍戦で実戦復帰すると、翌9日のDeNA2軍戦では小園健太からライトへ先頭打者本塁打を放ち、11日に1軍復帰。同日の広島戦に『9番・センター』で先発出場し、復帰1打席目となった0－0の3回に先発・黒原拓未が1ストライクから投じた2球目のカットボールをセンター前に弾き返し復帰後初安打をマークした。
「状態も悪くなかったですし、復帰してバッティングに不安があったんですけど、何とか1本出てそこは良かったと思います」。
故障前と変わらずコンスタントに安打を放ち、故障前の5月6日ソフトバンク戦から故障復帰後の6月17日のDeNA戦にかけて12試合連続安打。
「この5年間で、好不調の波が少なく1番いいかなと思いますし、交流戦最後の試合でタコったんですけど、基本1日1本出ているのでいいのかなと思います」。
今季初めて3番で出場した5月2日の楽天戦では、0－2の3回2死一塁の第2打席、岸孝之が1ボール2ストライクから投じた5球目の外角低めの123キロチェンジアップを体勢崩されながらもうまくライト前に運ぶ技ありの安打を放つなど、外角の難しいボールにも対応している。
「基本的にはしっかり打つことが1番ですけど、ピッチャーもプロですし抑えるために色々投げてくるので、難しいところとか、ヒットにできたらいいのかなと思います」。
藤原は過去に月間MVPに輝いた経験があるなど、短期間での活躍は何度か見せているが、それを継続することができなかった。今季は好不調の波が小さく、安定した打撃が求められる中で、ここまではそれができている。
「当たり前のことをやるのと、外野手だと打たないと出られない。守備、走塁はもちろんですけど、1番はバッティング、打てないと出られないので、そこかなと思います」。
レギュラーで出続けることで「しんどいですけど、やりがいは非常にあります」と充実感、達成感を感じながら日々を過ごす。あとはシーズン最後まで継続して結果を残していくだけだ。