わたしはかもめ2023年鴎の便り(6月)

便

6月25日

千葉ロッテ6−5北海道日本ハム(ZOZOマリン)

ロッテが競り勝った。3−3の7回、四球と暴投、犠打による1死三塁で安田の二ゴロが本塁悪送球を誘って勝ち越し、8回は中村奨と岡が続けて本塁打。沢村が4勝目。日本ハムは9回に清宮が2ランを放ったが、届かなかった。

123456789R
北海道日本ハム0011010025
千葉ロッテ03000012x6

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勝っても順位下がる…パ・リーグで珍現象、前日2位オリックス勝率差で3位転落、ロッテ2位浮上[ニッカン]

オリックス、ロッテがそろって勝ったが、前日2位だったオリックスが勝率差で3位に転落する珍現象が起こった。

24日はオリックスが勝率3毛差で3位ロッテを上回っていたが、負け数がロッテより3つ多いため、オリックスはこの日勝って勝率5割7分5厘7毛。ロッテは同5割7分6厘2毛で5毛上回り、順位が入れ替わった。ただし、首位ソフトバンクとのゲーム差はロッテが0.5差なのに対し、オリックスは3位ながら0差となっている。

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[ロッテ]「周東より速い」和田康士朗が俊足飛ばし決勝ホームイン「求められる1番の役割果たせた」[ニッカン]

ロッテ和田康士朗外野手の俊足が勝利を呼び込んだ。

3−3の7回無死一塁に代走で登場。暴投と犠打で1死三塁から安田の二ゴロで迷わずスタート。悪送球を誘発し「当たった瞬間のコンタクトゴー。(送球が)ドンピシャで来なければセーフになると思った。僕が求められる1番の役割を果たせた」。大塚走塁コーチも「ベンチ入り26人を決める時、最初に名前が挙がるのは和田。それくらいの存在。動きながらの一歩は周東より速い」と評価した。

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[ロッテ]福田秀平「正直、グラウンドに立つのが怖かった」今季初出場2安打1盗塁ファン大歓声[ニッカン]

ロッテ福田秀平外野手(34)の今季初出場初先発が打線を勢いづけた。「2番、指名打者、ふくだ、しゅうへ〜い」の場内アナウンス。3年前に右肩甲骨を骨折し、昨秋の手術後も周囲の痛みが消えない苦労を知る2万8960人の大歓声と拍手に包まれた。初回に日本ハム先発鈴木のシンカーを捉えて中前安打。「2軍でコーチと(痛い)肩に合った打撃を模索しながら、スタイルを変えた今季なので、まず1本打てて良かった」。力が入らず可動域が小さくても強く振れる新たな打撃フォームで帰ってきた。

3回の第2打席でも中前安打を放ち、二盗も決めた。「肩甲を骨折してから3年が立ちますけれど、薬を飲んだり注射うったり。長いリハビリ期間でもダメで、手術でもダメで、何度も心が折れそうになって、もうダメだと何度も思ったんです」と吐露。「その度に、ドクターやトレーナーの方、家族とか身近な人は支えてくれたので、今日、1軍でヒットを打つことが出来てすごく良かった」と周囲の感謝を言葉にすると、目を潤ませた。

「正直なところ、今日(マリンの)グラウンドに立つのが怖かったんです」。19年11月、4年4億8000万円プラス出来高(金額は推定)でソフトバンクからFA入団した。開幕スタメン出場したが、開幕直前に死球を受けた右肩に骨折が判明。痛みを抱えながらプレーは続けてきたが、他の箇所を含めて、ケガが相次いだ。期待を受けた中で、チームに貢献出来ないもどかしさや不甲斐なさが募った。

今季は2軍で2割8分8厘とアピールしてきた打撃が認められ、1軍昇格。喜び以上に、不安な気持ちも大きかった。「ここに来て3年間、何も出来ていないので、ファンの方にすごく残念な思いをさせてしまっている。SNSなどで叱咤激励もたくさん受けましたし、応援が今年からあるけれど応援してもらえるのかなと」。だが、ファンからは大歓声で迎えられた。3年前につくられ、コロナ禍によって封印されてきた応援歌も披露された。「実際に声援を受けて最高でしたし、もっともっとこの声援を背に受けて野球がしたいと思いました。活躍して貢献出来るように頑張っていきたい」。心が大きく前を向けた、スタジアムの雰囲気に感謝した。

角中勝也外野手(36)が2回に右越え先制3ラン。8回には中村奨吾内野手(31)、岡大海外野手(31)の2者連続弾など、同じ30代の“オーバー30弾”3発で2位に浮上した。首位ソフトバンクを0.5差で追う。吉井理人監督(58)も「福田なんかは2軍が長かったんですけれど、しっかり調整してくれたし、おじさん達が頑張ってくれて助かりました」と賛辞を送った。

沢村(7回を抑え今季4勝目で復帰後初のマリンお立ち台)
「他の球場でヒーローのチャンスがあったんですけれど1発目はマリンだと思って断ってきたので良かった。(髪を金から銀に変えたことには)特にないです。」
角中(2回に右越え先制3ラン)
「思いきって上からボールをつぶす感覚で振りにいった結果、ホームランになってくれた。インサイドのボールで詰まっていたのですが、力で持っていきました。」
中村奨(8回に左越え6号ソロ)
「初球から思いきって振っていこうと思った結果です。また大阪でも頑張っていきます。」
岡(8回に2者連続となる3号ソロ)
「奨吾が前でホームランを打ったので、その勢いに乗って打つことが出来て良かった。」

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連勝ロッテ2位浮上、おじさんズ♀p中36歳、中村奨31歳、岡31歳3発で首位ソフトバンクと0.5ゲーム差[サンスポ]

30歳を超えるベテラン勢の底力が幕張に光った。4−3の8回、ロッテの主将を担う31歳の中村奨吾内野手が、左越えに6号ソロ。勝負を決定付ける一発に観衆2万8960人が沸き上がった。

「初球から思い切っていこうと思った結果がいい結果になった」。

ZOZOマリンのざわめきが収まらない中、7月15日に32歳の誕生日を迎える次打者の岡も続く。カウント2−0から直球をたたいて左中間席へ運び、2者連続となるアーチで突き放した。

火付け役を担ったのもベテランだ。2回無死一、二塁から36歳の角中が右翼席へ先制3ラン。30代トリオが放った3発が勝利につながり、吉井監督は「打撃陣はおじさん£Bが頑張ってくれたので助かりました」と笑った。

高卒6年目の安田、同5年目の山口、藤原ら年間を通して戦った経験の少ない若手選手が多くスタメンに名を連ねる。春先は好調だったチームも、交流戦は7勝9敗2分け。苦しい戦いが続く中、中村奨らベテラン勢は「若い選手が思い切ってプレーできるように、カバーしていかないと」と声をそろえ、指揮官も「チーム力を上げるのにはすごく必要なこと」と感謝しきり。

2連勝でチームは勝率でオリックスを上回り、マイナス0.5ゲーム差で2位に浮上。首位ソフトバンクを0.5ゲーム差で追う。「責任感を持ってやっていきたい」と中村奨。経験豊富なおじさんズ≠ェ土台を支える。

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ロッテ・和田が2試合連続で決勝のホーム踏む、「僕が求められている1番の役割を果たせてよかった」[サンスポ]

ロッテ・和田が2試合連続で決勝のホームを踏んだ。

24日にサヨナラ犠飛で生還した韋駄天は、この日は同点の7回無死一塁で代走で登場。暴投と犠打で三進すると、安田の二ゴロで好スタートを切り、石井の本塁悪送球を誘った。ヘッドスライディングで生還し、「僕が求められている1番の役割を果たせてよかった」と胸をなで下ろした。

2回に先制の2号3ランを放った角中
「上からボールをつぶす感覚で振りにいった。内角の球で詰まったが、力で持っていった。」
8回に3号ソロの岡
「奨吾がホームランを打ったので、その勢いに乗って打席に入った。」
右肩のケガから305日ぶりに1軍復帰。2安打を放った福田
「試合前は吐きそうなくらい緊張した。この声援を背にもっと野球がしたい。」

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ロッテ・角中勝也が先制3ラン「力で持っていった」[サンスポ]

「6番・右翼」で先発出場したロッテ・角中勝也外野手(36)が今季2号となる先制3ランをマークした。

0−0の2回、無死一、二塁で左打席に入ると、下手投げ右腕の鈴木が投じた初球を一閃。内角高めの直球をたたいてロッテの応援団が陣取る右翼席に運び、「最近は進塁打を打とうなど自分の中で少し考えすぎて打席に入っていたので、思い切って上からボールを潰す感覚で振りにいった結果、ホームランになってくれたので良かったです。インサイドのボールで詰まっていたのですが、力で持っていきました」とコメントした。

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ロッテ2位浮上、和田&安田コンビで連日の決勝点!吉井監督「難しい場面だったけど」[スポニチ]

ロッテの和田&安田コンビが、連日の決勝点を生んだ。3−3の7回1死三塁。安田のゴロは前進守備の二塁正面だったが、三塁走者・和田が好スタートで失策を誘い生還した。

吉井監督が「難しい場面だったけど、安田もよく前に飛ばしてくれた」とした場面。和田にはインパクトの瞬間にスタートする「ギャンブルスタート」が指示されていた。前日も同点の9回1死二、三塁から、安田のプロ初サヨナラ打となる左犠飛で生還。四球で出塁した角中の代走だった和田は「それが僕に求められている1番の役割」と胸を張った。

直前の無死二塁では田村が投前犠打に成功した。前日は日本ハムのスクイズを2度外して勝ったが、こちらは正攻法を確実に決めて2位に浮上。吉井監督は「盗塁アウトは流れを持っていかれるので」としてやったりだった。

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ロッテ福田秀平、右肩手術から復活の2安打&二盗「SNSで叱咤激励…。グラウンドに立つことが怖かった」[スポニチ]

ロッテ・福田秀平外野手(33)が、1軍復帰戦で2安打と盗塁をマークした。ソフトバンクから移籍1年目の開幕直前だった20年6月に死球を受けて右肩甲骨を骨折。その後遺症などで22年10月に右肩の手術を受けて、懸命のリハビリに取り組んできた。「SNSで本当に色々な叱咤激励を受けた。グラウンドに立つことが怖かった」と正直な気持ちを吐露した。試合前は吐き気をもよおす程の緊張だった。「2番・DH」でファンの大きな声援を受けて、初回に鈴木から中前打。復帰初打席で初安打を記録した。「凄い声援を背に受けてプレーすることができて、本当に最高だなと感じました」と力に変えた。移籍1年目がコロナ禍に見舞われたため、ロッテファンの生の大声援を受けるのは初めてだった。「期待してくれているファンの方に残念な思いをさせてしまっているので、応援してくれるのかな…」という不安は吹き飛んだ。

3回の第2打席でも中前打し、快足で二盗も決めるなど活躍した。「何度も心が折れそうになって、何度もダメだと思った」と語り、支えてくれた家族と球団スタッフに感謝した。「もっともっと活躍して貢献できるように。声援を受けることができるようにやっていきたい」と首位争いを繰り広げるチームの原動力になることを誓った。

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ロッテ、Bリーグ千葉チアメンバーとの合同パフォにネット歓喜「セクシーな人ばかり」「目が釘付け」[スポニチ]

ロッテが25日、日本ハムとの接戦を6−5で制し2連勝。ネットではBリーグ・千葉ジェッツのフライトクルーチアリーダーズ「STAR JETS」の登場に歓喜の声が上がった。

ホームタウンである千葉の魅力をPRするイベント「ALL FOR CHIBA FES」最終日となるこの日は、千葉ジェッツの荒尾岳選手が始球式に登場。他にも公式マスコット「ジャンボくん」、フライトクルーチアリーダーズ「STAR JETS」も来場し、ロッテ公式マスコットのマーくん達や球団公式チアパフォーマーM☆Splash!!と共に球場を盛り上げた。

特に「STAR JETS」の登場が反響を呼び、ネットでは「スタージェッツ、Mスプラッシュコラボ最高でした」「マリンにスタージェッツがいるの素敵」「ジェッツのチアめっちゃスタイル良いな」「ジェッツのチアに目が釘付け」「今日1番良かったのはジェッツのお姉さん」「ジェッツさんのチアは大人っぽくてセクシーな人ばかり」と歓喜の声が続々。

さらにチームが2連勝を飾ったこともあり「まりほー。ジェッツの日に勝ててよかった」「ラッキー7にスタージェッツ登場。その後すぐにマリーンズ勝ち越し!さすが俺達の勝利の女神や」「勝利の女神キターーーー!!」「これからも勝利の女神になってください」などといった声も上がった。

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沢村拓一「1発目はマリンだろ!」、ロッテに感謝の今季4勝目「他の球場でのお立ち台は断ってきた」[スポニチ]

ロッテが25日、日本ハムとの接戦を6−5で制し2連勝。3番手として登板した沢村拓一投手(35)が1回無失点で4勝目を手にした。

今季本拠初のお立ち台に呼ばれた沢村は「個人的には苦しいピッチングでしたけど、何とかゼロに抑えられて良かったです」とコメント。7回、2四球で1死一、二塁のピンチを招くも後続を打ち取り無失点。“最後”はこの日3安打猛打賞の野村をニゴロに打ち取ると、控えめなガッツポーズも飛び出し「奨吾クラスの選手だったら取れるだろうなとは思ってました(笑)」と味方の好プレーを“沢村節”で称えた。

さらに「他の球場でもお立ち台のチャンスがあったんですけど、1発目はマリンだろうと思って断ってきたので何とか良かったです」と話すと、満員御礼の球場は大盛り上がり。髪を切って金髪にした気持ちを聞かれると「特にないです」とバッサリ。球場からは笑いの声が上がった。

最後には「2年前のお立ち台でこれからマリーンズのために腕振っていきますなんて言っておきながら、アメリカに行かせてもらって…またこうやって帰ってくることが出来て本当に良かったと思ってます」と話し、ファンからは大きな声援を浴びた。

このヒーローインタビューにネットからは「泣かせてくれる」「コメントが1つ1つかっこいい」「沢村さんのヒーローインタビュー幸せすぎた。金髪の貴方もステキです」「沢村のヒロイン感動しちゃいました」と歓喜の声が続々。

中には「沢村格闘家みたいになってるな」「あかん沢村が松本人志にしか見えん」「それにしても、沢村のインタビュー中の顔、怖いよ笑」「沢村が良い兄貴分すぎて奨吾がおとなしくなっちゃってんのジワるな、クソおもろい」「現地よりまりほー!奨吾と沢村が、義経と弁慶に見える」などといった声もあった。

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佐々木朗希、夢の170キロ台は可能?江川卓氏が解説も「皆さんの求める170と理想は違う」[スポニチ]

元巨人で野球評論家の江川卓氏(66)が、25日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演し、ロッテ佐々木朗希投手(21)の“夢の1球”実現の可能性について解説した。

佐々木朗は11日の広島戦で、日本球界最速に並ぶ165キロをマーク。4月28日のオリックス戦以来、自身2度目の記録で、近い将来の球界最速更新に期待がかかる。

佐々木朗が170キロを投げる可能性について聞かれた江川氏は、「ボールの回転を悪くすれば。速度を狙うんだったら、回転を悪くすればあると思います」と、自身の見解を示した。「回転がいいと、どうしても空気抵抗になるので、ボールは浮いていってしまって、速度は落ちるんです」と説明。空気抵抗を受けないように投げることで、球速はさらに伸びると分析した。

一方、その方法で球速アップを実現させた場合、弊害もあるという。「回転を悪くすると、スピードは出る。その分、ボールは伸びないので、バットには当たるんです」。スピードのある直球がよく打者にファウルされるケースを挙げ、「あれはそういうことが起きている。回転が悪いのでバットに当たってしまう」と解説した。

自身の経験談として、「ピッチャーというのは、ボールが伸びていくのが好きなので、回転を悪くして速度を出そうとは思わない」と話し、「皆さんの求めている170というのと、ピッチャーが理想とするボールとは違うので」とも付け加えていた。

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ロッテ、日本ハムとの接戦制し2連勝!沢村が1回無失点で5月3日楽天戦以来の4勝目飾る[スポニチ]

ロッテが25日、日本ハムとの接戦を6−5で制し2連勝。3番手として登板した沢村拓一投手(35)が1回無失点で4勝目を手にした。

試合は2回、角中が2号3ランを放ち3点を先制するも先発の西野がピリっとせず。5回以外は毎回安打を浴びる苦しい内容で6回途中の降板となり3失点。勝ち投手の権利を手にした6回、野村のバット先端に当たった打球が急激に変化する“不運な一打”もあり無死一、三塁のピンチを背負うとマルティネスを空振り三振に仕留めたところで降板。代わった坂本が上川畑に適時打を浴び、同点に追いつかれてしまった。

それでも7回、ノーヒットながら勝ち越しに成功。先頭の角中が四球で出塁すると、代走として和田が登場。すると、和田の足を気にした日本ハム守備陣がミスを連発。和田は投手の暴投で難なく二塁へ進塁すると、田村がきっちりと犠打を決め1死三塁のチャンス到来。ここで安田の平凡な当たりを二塁手・石井が慌てて本塁へ投げてしまい悪送球。和田が“足でかき回し”貴重な1点が入った。

さらに8回には中村奨6号ソロ、岡3号ソロと2者連続本塁打が飛び出し2点を追加。9回は守護神・益田が清宮に2号2ランを浴びたが、1点差で逃げ切って19セーブ目をマーク。7回から登板した3番手の沢村が1イニングを無失点に抑え4勝目。5月3日楽天戦以来となる白星を手にした。

西野
「点を取ってもらった次の回に失点してしまったことで相手に少し試合の流れを持っていかれてしまいました。あの場面はしっかり抑えなければいけなかったかなと…。耐えながら何とか試合をつくれたのでそこは良かったかなと思います。」

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ロッテ・福田秀平、1軍復帰初戦で躍動!マルチ安打に盗塁も決めネット歓喜「応援歌に感動」「救世主かも」[スポニチ]

ロッテの福田秀平外野手(33)が25日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に「2番・DH」として今季初出場。1軍復帰初戦でいきなりマルチ安打や盗塁を記録するなど活躍。ネットからは歓喜の声が上がり、ツイッターでは「福田秀平」がトレンド入りした。

ソフトバンクからFA移籍でロッテに加入した福田秀は4年契約の4年目。今季はここまで怪我の影響もあり1軍での出場がなく、2軍戦では43試合に出場。32安打1本塁打8打点、打率.288という成績を残し、前日24日に今季初めて1軍登録された。

すると、この日は「2番・DH」でスタメン出場。初回に日本ハム先発・鈴木から中前打を放ち、1軍復帰後初打席で初安打を記録。本拠のファンを沸かせると、3回の第2打席でも中前打。さらに自慢の快足で二盗も決めるなど活躍した。

これにネットからは「ヒット打ったり盗塁決めたり福田秀さん大ハッスル」「福田さん完全復活。頼りになる男がまた戻ってきたぞ」「福田秀マルチヒットからの1盗塁 躍動してるじゃーんんんん」「福田秀さん大活躍しとる」「福田秀が救世主になるかもしれない」と歓喜の声が続々。

中には「福田秀の応援歌マジで久々に聞いたなあ」「福田秀の応援歌聴けただけでも来たかいがあるというもの」「福田秀の応援歌初めて聞いたけど感動した」「福田秀泣かせるー」「打てる走れる福田秀は最高では?」「福田秀平めっちゃカッコいい」といった声も上がった。

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ロッテ・角中が先制3ラン「上からボールを潰す感覚で振りにいった」[スポニチ]

ロッテの角中が先制3ランを放った。2回無死一、二塁から日本ハム・鈴木の初球122キロの直球を右翼席に運んだ。

アンダースローの鈴木には4月20日の対戦で6回1安打に抑えられて敗れていたが、ベテランの一振りで序盤に3点を先制。角中は「最近は、進塁打を打とうなど自分の中で少し考えすぎて打席に入っていたので、思い切って上からボールを潰す感覚で振りにいった結果、ホームランになってくれたので良かったです。インサイドのボールで詰まっていたのですが力で持っていきました」とコメントした。

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美爆音をバックに来年こそロッテの勝利を願う[スポニチ]

◇伊藤幸男の一期一会

4年ぶりに復活した「美爆音」とロッテファンのコラボ応援は壮観だった。「ALL FOR CHIBA FES」の一環として、23日の日本ハム戦で実現したイベント。チームは2点差で敗れたが、終盤は習志野高吹奏楽部員が奏でるメロディーと大声援が一体となってZOZOマリン右翼席に響き渡った。途中出場で2三振に終わった同校OBのロッテ・池田来翔内野手(23)が「今日の打席は、今までの野球人生の中で1番興奮しました」とコメントしたのもうなずける。

記者は19年春の選抜高校野球を取材。同校野球部が決勝まで進出したシーンを体感した。チャンスとなれば、甲子園の銀傘に鳴り響く「レッツゴー習志野」。試合後、相手校が「あの応援で、自分達の声がかき消されてしまった」と嘆いていたのを思い出す。

なぜ、球場を埋め尽くす老若男女が「美爆音」に感動し、共感するのか?同校吹奏楽部顧問の石津谷治法さん(64)が解説してくれた。「やっぱり仲間のためにどれだけ本気になって楽器を吹けるか。一生懸命やる人間を応援する。だから野球部の選手と一体化できるっていうのがいいですよね」。コンクールに備え、石津谷さんが指揮する演奏とは明らかに目つきが違うと証言。とはいえどんなに応援しても、野球部だって負ける時が来る。すると泣き崩れる吹奏楽部員が続出し、グラウンドから連れ出すのが一苦労になる。

ただ現実を受け入れれば、必死に努力してきた10代は必ず立ち直り、そこから飛躍する。「今度は野球部からもらったエネルギーを自分達のコンクールやコンサートに注入して皆さんに応援してもらえたり、演奏したりすることを肌と体で示すっていうか、それが本当に大きいです」と石津谷さん。記者が40年前に味わった青春時代を謳歌する姿がうらやましい。

あとは今夏の習志野高野球部の進撃と「ALL FOR CHIBA FES」開催時でのロッテの白星を願うしかない。「美爆音」をバックにしながら5年連続で黒星なんて、悲しいじゃないか。

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[ロッテ]代走・和田康士朗の好走塁でマイナス0.5差2位浮上…勝ったオリックスをかわす珍現象[報知]

パ・リーグが大混戦の様相を呈してきた。オリックスは首位・ソフトバンクを下し、0ゲーム差に接近。日本ハムを退けたロッテは、勝ったオリックスをかわして「マイナス0.5差」の2位に浮上する珍現象。0.5差に3チームがひしめく事態となった。

守護神の益田が、一発を浴びながらもリードを守り9回を締めた。2日連続の1点差ゲームに連勝し、ロッテはリーグ戦再開最初のカードを勝ち越し。上位3チームが0.5ゲーム差と混パを加速させ、2位に浮上した。勝ったオリックスを勝率で追い越し、2位と3位がマイナス0.5差の珍現象。吉井監督は「シーズンは勝った負けたが続いていく。気を引き締めて頑張りたい」と前だけを見た。

仕事を託された“職人”達が役割を全うした。同点の7回、足のスペシャリスト和田が四球で出た角中の代走として登場。暴投と犠打で1死三塁から、安田の二ゴロで本塁に突入した。前進守備の中、バットに当たればゴーのサイン。抜群のスタートを切ると、結果的には悪送球となったが、好返球でもきわどいタイミングで決勝のホームを陥れ「求められている1番の役割」と胸を張った。

打線ではサブマリン鈴木対策で角中、ポランコを外野、右肩手術からの復帰戦となった福田をDHで起用した。「左の方がチャンスあるかなと思ったんで、守備が不安でしたけど攻撃型のオーダーでいきました」という指揮官の起用が当たり、角中が2回に先制3ラン。福田も2安打を放った。

24日のサヨナラ勝ちが左邪犠飛なら、この日は二ゴロ(記録は失策)で決勝点。吉井監督は「おじさん達が頑張ってくれて助かりました」と笑った。打線に絶対的なスターは不在でも、泥臭く首位戦線に食らいついていく。

◇記録メモ

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[ロッテ]勝ったオリックスをかわす珍現象、再びマイナス0.5差で2位浮上[報知]

ロッテが日本ハムとの接戦を制し連勝。リーグ戦再開後の最初のカードを勝ち越した。

これでロッテは、63試合を消化し34勝25敗4分けで勝率.5762。オリックスもソフトバンクを下し68試合を消化し38勝28敗2分けで勝率.5757。順位は勝率で決まるため勝率で上回ったロッテが2位に浮上した。ゲーム差は貯金数が基準となるため、貯金10のオリックスは貯金9のロッテより多いことで、ゲーム差はマイナス0.5となる。

ロッテはオリックスと比較し消化試合が5試合少なく、勝率の計算に含まない引き分けも2試合多い。貯金の数が同じ場合、分母が大きくなればなるほど、数字は5割に近づいていく。今回は分母の差が大きくなったことで、貯金の1差を覆す珍現象となった。

ちなみにロッテは、17日にもマイナス0.5差でオリックスを上回り首位だった。

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[ロッテ]福田秀平が右肩手術から復活の2安打「今日グラウンドに立つのが怖かった」[報知]

ロッテの福田秀平外野手が、昨年10月の右肩手術から復帰後、初の1軍出場。4打数2安打1盗塁と躍動した。

コンパクトなスイングで、鮮やかにセンター前にはじき返した。初回に迎えた復帰第1打席、日本ハムの先発・サブマリン鈴木から中前打。一塁ベースを回ると力強く手を叩き、左腕を上げてベンチに応えた。3回の第2打席も中前打を放つと、二盗にも成功。4打数2安打1盗塁と持ち味を発揮した。

ロッテへ移籍初年度の20年、開幕直前に死球を受け右肩甲骨を骨折。「薬を飲んだり、注射を打ったり。長いリハビリ期間でもダメで、また手術でもダメで、何度も心が折れそうになってもうダメだと何度も思ったんですけど、その度に、ドクターやトレーナーの方、家族とか身近な人が支えてくれたので今日、1軍で安打を打つことができてすごく良かったなと思います」としみじみと語った。

コロナ禍だったため、移籍後では初めて体感するロッテ・ファンの大歓声。「正直なところ、今日グラウンドに立つのがすごく怖かった。3年間、ここに来て何もできてないので、SNSを通じて、叱咤激励もたくさん受けましたし、今日は本当に怖かったのが、正直なところです。でも、実際にすごい声援を背に受けてプレーすることができて、本当に最高だなという風に感じました。もっともっとこの声援を背に受けて、野球がしたいなという風に思いました」とかみ締めていた。

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ロッテ・西野勇士−日本ハム・鈴木健矢…スタメン発表[報知]

[日本ハム]
1(二)石井、2(左)松本剛、3(三)清宮、4(指)万波、5(一)野村、6(捕)マルティネス、7(遊)上川畑、8(右)アルカンタラ、9(中)細川、投=鈴木
[ロッテ]
1(中)藤原、2(指)福田、3(二)中村奨、4(左)ポランコ、5(一)山口、6(右)角中、7(捕)田村、8(三)安田、9(遊)茶谷、投=西野

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ロッテ、ベテラン勢奮起3発で連勝、吉井監督「本当にありがたい」[デイリー]

若手の藤原や安田が低調なロッテはベテラン勢の奮起で競り勝った。まずは2回、角中が右下手投げの鈴木の内角球をうまく引っ張り、右越えへ先制の2号3ラン。「思い切って上からボールをつぶす感覚で振りにいった。ホームランになってくれたので良かった」と納得の一打を喜んだ。

6回に追い付かれても7回に角中の四球を起点に、相手の守備の乱れも重なり勝ち越し成功。8回は中村奨、岡の連続アーチで貴重な追加点を挙げた。中村奨は「初球から思い切っていこうと思った。いい結果になってくれた」とうなずいた。

9回の日本ハムの追い上げを1点差でかわして連勝。順位も勝率差でオリックスを抜いて2位に浮上した。吉井監督は「(ベテランの活躍は)チーム力を上げるには必要なこと。本当にありがたい」とねぎらった。

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ロッテ・福田秀平「怪我する前の時を求めてやっていた3年間」モデルチェンジを決断し「とにかくコンタクトすることを意識」[BASEBALL KING]

◇今季初出場で好結果

「本当に年齢的に数多く打席をもらえる立場ではないので、1打席、1打席、その打席で何とかコンタクトをできるようにやっています」。

23日に特例2023で1軍登録を抹消した藤岡裕大の代替指名選手として今季初昇格を果たしたロッテ・福田秀平が、『2番・指名打者』で今季初出場した25日の日本ハム戦でマルチ安打と結果を残した。

0−0の初回1死走者なしで迎えた第1打席、日本ハム先発・鈴木健矢が3ボール2ストライクから投じた6球目のシンカーをセンター前に弾き返し、今季初打席で初安打を記録。一塁ベース上では両手を叩き喜んだ。6月はファームでスタメン出場した試合の第1打席、打率.667(6−4)と1軍でも変わらず、第1打席での強さを発揮。

続く3−1の3回1死走者なしの第2打席も2ボール2ストライクから鈴木が投じた5球目の112キロスライダーをセンター前に運んだ。

◇モデルチェンジ

この3年間、福田秀平の打撃映像を見ていると、外野へフライの安打を打っているとき、打ち取られたとしても外野にフライを打っている時は、調子を上げていく、調子が良いように見えた。

「肩甲骨を骨折してから、すごく苦しんではいるんですけど、その中で自分のバッティングというのを怪我する前の時を結構求めてやっていた3年間。なかなかそれだと力が入らないし、可動域も出ない中で、同じスタイルでやっても厳しいというのは分かっている。今年は2軍のコーチとこの肩にあったバッティングというのを模索してきました。今は外野に飛ばす、遠くに飛ばす、強く振る意識はしていないですね」。

20年6月の練習試合で死球を受け右肩甲骨を骨折してから、自分がやりたい角度をつけた遠くへ飛ばす打撃ができないもどかしさ、悔しさがあった中で、自身が求めてきた打撃スタイルを捨てて、モデルチェンジを図った。

「モデルチェンジを自分の中で、この肩でできるバッティングというのをずっと模索してきた中で強く振る、遠くへ飛ばすというのを捨てて、とにかくコンタクトすることを意識しています」。

今季はノーステップ気味に打ったり、すり足気味に打ったりしている。そういった部分も含めて「全てはこの肩でできるバッティングをという感じです」と教えてくれた。

◇執念のプレー

右肩の肩甲骨を骨折してから思うようなプレーができない中でも、チームの勝利のために戦う姿を見せてきた。昨年8月24日の西武戦では、2−2の7回無死一塁で森友哉(現オリックス)がライトフェンス際に放ったあたりをフェンスに激突しキャッチ。すぐに立ち上がれず、センターを守っていた部瑛斗にボールを投げ、ボールを受けた部が中継の二塁・中村奨吾に送球。二塁を狙った一塁走者を刺そうと中村はセカンドベースに入ったショート・小川龍成に送球しダブルプレーが完成したということもあった。このプレーで福田は「左肩関節前方脱臼」し離脱したが、怪我を怖れず1つのアウトを奪う執念。当時3連敗中だったチームに喝を入れ、同試合からチームは3連勝した。

この時マウンドで投げていた唐川侑己は昨年9月に取材した際、「もしあれが抜けていたりとか、1つしかアウトを取れていなかったら、全然結果も変わっていたと思います。気持ちを持ってプレーしてくれたので、そういう気持ちというのは選手みんなに伝わっているとは思います」と感謝した。

ロッテにFA移籍してから4年。ここまでは苦しい時間の方が長くなっているが、チームの勝利に貢献しようと必死にプレーする姿は、マリーンズファンの心に届いているはずだ。

「今のこの体でできる、この肩でできるバッティングを1軍でも結果として出していきたいと思います」。ここから福田秀平の巻き返しが始まる。

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打者1人なのに3度アウト「実質トリプルプレー」、捕手だけ忙しい“珍回避”は「何が起きた?」[Full-Count]

◇無死二、三塁の大ピンチから“打者1人”で3アウトを奪う

ロッテは24日、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦に5−4でサヨナラ勝利した。同点の9回表には無死二、三塁の大ピンチを招くも、バッテリーの好判断で“1打席で3つのアウト”を奪って危機を脱した。「最高に震えるプレー」「プロ野球では珍し過ぎる」とファンの注目を集めている。

9回に登板した益田は二塁打と、送りバントのフィルダースチョイスで無死一、三塁のピンチを招いた。打席の石井は3球目にスクイズを試みるも、バッテリーは三塁側へ大きくボールを外して空振りを奪い、三塁走者をアウトにした。これだけでは終わらない。フルカウントからの6球目には2度目のスクイズを仕掛けたが、バッテリーは四球覚悟でウエストし、またもスクイズを防いだ。大ピンチを招いたが結果的には3者凡退となり、益田も苦笑いだった。

試合を配信した「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに動画を公開すると、「めっちゃレアプレー」「激レアシーン」「これは完璧にベンチの勝利だな」「1発勝負のアマチュアならありそう」「何が起きたんか分からんかった」「スリーツーで外したキャッチャーの読みすごいな」などと、ロッテバッテリーへの称賛のコメントも多かった。

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