わたしはかもめ2023年鴎の便り(6月)

便

6月29日

[ロッテ]藤岡裕大が早ければ30日楽天戦で1軍復帰へ、打撃好調の井上晴哉も昇格の可能性[ニッカン]

首位再浮上を狙うロッテに、「2番遊撃」の主軸を担う藤岡裕大内野手(29)が早ければ30日の楽天戦(午後6時開始、ZOZOマリン)から1軍に帰ってくる。

今月23日に体調不良による「特例2023」で登録抹消されていたが、28日のイースタン・リーグ日本ハム戦(鎌ケ谷)で実戦復帰。29日の同戦にも「2番遊撃」でフル出場し、5打数2安打と順調な回復をアピールした。吉井理人監督(58)は「もういけるという風に聞いています」と、サブロー2軍監督から昇格のゴーサインが出ていることを明かした。

今季開幕を4番で迎えた井上晴哉内野手(33)も、打撃不振で2軍調整が続いていたが、状態が急上昇している。降雨ノーゲームとなった22日の2軍巨人戦で“本塁打”を放つと、24日の同楽天戦で“2戦連発”。この時点では打率1割台だったが、その“2発”を号砲に、ここ4試合では16打数12安打5打点と脅威の7割5分と固め打ち。2軍とはいえ、一気に打率3割3分9厘まで上げた。吉井監督も「井上も好調っていう風にサブロー監督から報告はあるので。その辺もみんなで決めたいと思う」。攻守の柱と長距離砲が同時昇格し、連敗中のチームの雰囲気を変える期待も高まる。

なお29日には大下誠一郎内野手(25)、小沼健太投手(25)が登録抹消。藤岡の代替選手として昇格していた福田秀平外野手(34)の抹消も発表された。

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[ロッテ]美馬学が今季初勝利へ30日の楽天戦先発「ゲームをつくり、チームが勝てるように」[ニッカン]

ロッテ美馬学投手(36)が30日楽天戦(午後6時開始、ZOZOマリン)に先発することが29日、発表された。

15日の中日戦(バンテリンドーム)では勝ち負けがつかず、今季初勝利は再びお預けとなったが、7回4安打1失点と好投。自身とチームの連敗ストップに向け、「前回登板の良かった部分をしっかりいかしてゲームをつくり、チームが勝てるように頑張ります」と意気込んだ。

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[Deep Baseball]ロッテ応援団×習志野吹奏楽部、プロの試合で選手に球場に響いた伝統の美爆音、夏の高校野球シーズン直前=c4年ぶり実現した夢企画の舞台裏[サンスポ]

異色のコラボレーションが実現!!ロッテは23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で、ホームタウンである千葉の魅力を届けるイベント「ALL FOR CHIBA FES」を開催。全国屈指の実力を持つ千葉・習志野高の吹奏楽部が来場し、2019年以来4年ぶりに右翼席で演奏した。高校野球ファンの間で人気の美爆音≠ニ、圧倒的な熱量を誇るロッテ応援団の融合は大好評だった。大舞台で演奏した部員の思いに迫った。


夏の甲子園出場を懸けた地方大会の本格到来を間近に控えた6月23日。ZOZOマリンに夏の風物詩ともいえる美爆音≠ェこだました。習志野高の吹奏楽部が日本ハム戦に来場。今年から声出し応援が解禁となる中、4年ぶりにロッテ応援団とコラボし、右翼席で演奏した。圧倒的な熱量を誇るロッテファンとの融合。パワーが重なり合い、大迫力を生んだ。

小さい頃からロッテのファンという副部長の友常雅美さん(3年)は感慨深げだ。

「私達はコロナの世代。こういうイベントは忘れられてしまっているのかなという思いがあったけど、夢をかなえてくれた。すごく嬉しい」。

各選手の応援歌はもちろん、高校野球を感じさせる楽曲も披露した。4回は主将の中村奨(奈良・天理高)の打席で「パイレーツ・オブ・カリビアン」を演奏。5回の安田(大阪・履正社高)の打席では、嵐の「One Love」を奏で、2万9277人が来場して満員御礼となった球場を盛り上げた。

2−4の7回、2死一、二塁の岡(岡山・倉敷商高)の打席では、高校野球ファンに愛される習志野高のチャンステーマ「レッツゴー習志野」で後押し。2点を追う9回、1死三塁の好機で、同校OBの池田が打席に入った際には、本人のリクエストに応えて池田の高校時代の応援歌「エルクンバンチェロ」でエールを送った。

12球団イチ熱いとの呼び声高いロッテの応援。スーザフォンを担当した部長の上杉照さん(3年)は、兄が習志野高の吹奏楽部に所属していたため、4年前のコラボを生観戦しており、「ファンの方の一体感、迫力がすごい。そこに負けないように練習してきた」と声を弾ませた。

コラボに向けた練習は6月に入ってから開始した。習志野高は2021年度に全国大会で金賞を受賞するなどの実績を持つ強豪校。コンクールや夏の高校野球応援に向けた稽古と並行して準備を進めた。「曲を暗譜するのが、結構大変でした」と友常さん。ロッテの選手応援歌は約20曲で、チーム応援歌も15曲以上ある。顧問の海老沢博先生(44)による編曲が終わった譜面が次々と配布された。1日5曲ほどずつ渡されたといい、各自で必死に暗譜した。

本番2日前の21日にはZOZOマリンでリハーサルを実施。学校での授業が終了後、午後5時頃から約4時間演奏した。ロッテ応援団と部員170人が息を合わせて、本番につなげ、広い球場、ファンの熱にも負けないド迫力の美爆音≠奏でた。

試合は3−5で敗れたが、池田は「後輩達の応援に、感無量です。今までの野球人生の中で1番興奮しました」と高揚。7回に適時打を放った山口(秋田・明桜高=現ノースアジア大明桜高)は「初めて聞いたんですけど、本当にすごかった。(プロの)球場で吹奏楽の応援はなかなかない。高校生に戻った感じがして『絶対打てるな』と打席の中で思っていました」と感謝した。力強い音色は確かに選手に届き、パワーになった。

吉井監督(和歌山・箕島高)
「すごく感動しました。素晴らしいと思います。」
日本ハム・新庄監督(福岡・西日本短大付高)
「すごかったね。こっちに点数が入って、その音がこっちの応援に聞こえてくるような感じで聞いていました。」

◇千葉大会7・8開幕

高校野球の千葉大会は7月8日に開幕する。春季大会ベスト4でAシードの習志野は、4年ぶりの甲子園出場を目指し、2回戦から登場。同12日にZOZOマリンで、8千代と安房の勝者との初戦を迎える予定だ。吹奏楽部が4年前にロッテ応援団とコラボした2019年は、野球部が千葉大会を制して聖地へ。海老沢先生は「(ロッテの応援経験は)部員の活力になる。相乗効果があると思う」と実感。上杉部長は「今回の経験を高校野球に生かせるように」と目を輝かせた。

◇大阪桐蔭はオリックスと

全国大会で何度も金賞を獲得する大阪桐蔭高の吹奏楽部は今季、オリックスの応援団とコラボ。5月21日の日本ハム戦で右翼席を陣取り、大音量の演奏で観衆の応援をリードした。同校OBの森の打席では高校野球応援の定番曲「We Will Rock You」で後押し。試合は10−4で勝利した。

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ロッテ・藤岡、30日にも1軍合流、好調・井上の昇格も検討[サンスポ]

23日に特例2023対象選手として抹消された藤岡が最短で30日の楽天戦(ZOZOマリン)で合流する。28、29日にイースタン・リーグ、日本ハム戦に出場し、状態を確認。吉井監督は「もういけるという風に聞いています」と説明した。加えて「(2軍の)サブロー監督から井上も好調という報告がある」と2軍で20試合に出場し、打率.339、3本塁打の井上の昇格も検討していることを明かした。

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ロッテ・佐々木朗希が2年連続でファン投票選出、球宴最速の更新に期待大も変化球で無失点宣言!?[サンスポ]

プロ野球の「マイナビオールスターゲーム2023」(第1戦=7月19日・バンテリンドームナゴヤ、第2戦=同20日・マツダスタジアム)のファン投票の最終結果が28日に発表され、パ・リーグの先発投手部門はロッテ・佐々木朗希投手(21)が選出された。2年連続でファン投票で選ばれた令和の怪物≠ヘ「しっかり抑えにいく」と真剣勝負を誓った。セ・リーグは阪神勢が全9部門でトップを独占し、史上最多の10人が選出された。

「ゼロ」にこだわり真っ向勝負だ。35万561票を獲得し、2位のオリックス・山本に3088票差をつけて2年連続でファン投票で選出された佐々木朗は、無失点投球を宣言した。

「去年は直球を投げ過ぎた。今年はちょっと、しっかりゼロで抑えにいこうかなと思っている」。

球宴初選出の昨年は第2戦に先発。松川とバッテリーを組み、23球のうち変化球は2球しか投げずに1回1失点し、登板後に「僕は変化球を投げたかったけど…。松川の(リードの)せいで打たれました」とジョークを交えて話して話題を呼んだ。球宴の借りは球宴で。「1打席1打席いい勝負をできたら」と、ハイレベルな対決をファンに披露する考えだ。

令和の怪物≠ノ期待がかかるのが、球宴最速記録の更新だ。昨年は右手中指のまめから回復し、ぶっつけ本番で臨んで162キロを計測。2014年に大谷翔平(当時日本ハム)が出した球宴日本選手最速に並んだ。今季の最速は日本選手最速の165キロを誇り、21年にビエイラ(当時巨人)がマークした163キロの更新も十分に狙える。「球速に関してはいつも狙って投げている訳ではない。いいコンディションで(当日を)迎えていつも通りに投げられたら」。シーズン同様の力強い速球でセ・リーグの打者を斬る。

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[どうなる!?侍次期監督]槙原寛己氏、「主力投手と信頼関係ある」ロッテ・吉井監督、大谷招集も期待[スポニチ]

どうなる、侍総大将−。今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを3大会ぶりの世界一に導いた前監督の栗山英樹氏(62)は任期満了に伴い、退任。侍ジャパン強化委員会は新たな代表監督の人選を急ぐ。旬の話題に鋭く斬り込む「マイ・オピニオン」では、本紙評論家の槙原寛己氏(59)が様々な要素を勘案した上で、次期監督候補について語った。

私が今回のWBCで痛切に感じたのが投手陣のマネジメントの重要性だ。ダルビッシュ(パドレス)、大谷(エンゼルス)という現役メジャーリーガー投手が参加。ダルビッシュは合宿初日から合流したが、オープン戦には登板できない制約があり調整に苦しんだ。大谷は大会開幕8日前の3月1日に来日。ぶっつけで初戦、同9日の中国戦に先発した。3年後の大会に向け調整のノウハウをつないでいきたい。

そこで次期監督に推したいのが代表投手コーチを務めたロッテの吉井監督だ。3年後、大谷、ダルビッシュにはどんな形でも代表に入って欲しい。信頼関係のある吉井監督が声をかければ応じてくれるだろう。近い将来メジャー移籍が想定される山本(オリックス)、今永(DeNA)も「吉井監督」ならば抵抗はない。自チームの愛弟子・佐々木朗をはじめとして戸郷(巨人)、高橋宏(中日)は次回大会でも招集されることは濃厚。山下(オリックス)ら台頭してくる若手も吉井監督なら実戦の中でチェックできる。問題は国内キャンプなどの視察、MLB選手達のヒアリングなど、現役監督の立場では行動が限定されること。私案だが前監督の栗山氏をチーム編成やMLBの交渉窓口を担うアドバイザーなどに起用して欲しい。栗山氏なら監督が采配に専念できる環境を整えられると思う。

野手出身の監督というのであれば前ロッテ監督の井口資仁氏を推したい。対話型のチーム運用で20、21年に2位。12球団選手の力量も掌握している。もう1つ、これは吉井監督もそうだが「元メジャーリーガー」の肩書は貴重だ。次回大会では日本人メジャーリーガーに加え、ヌートバーら日系選手招集も増える可能性が高い。送り出す側のMLBチームにしてみれば、日本代表の首脳陣がどんな顔触れでどんな選手起用をするのか気になる。その点、井口氏らMLB経験者が指揮を執っていれば理解を得られやすい。

野手ではもう1人、直近まで現場で采配を振っていたという点で辻発彦氏。09年大会のコーチも務めており、戦い方を知っている。今大会「栗山ジャパン」よりも「侍ジャパン」と表現されることが多かったように思う。もう監督にビッグネームはいらない時代。実務型の3人の候補者。いかがだろうか。

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ロッテ・藤岡、30日に1軍復帰!体調不良で「特例2023」対象、吉井監督「もういけると」[スポニチ]

体調不良のため、「特例2023」対象選手として出場選手登録を抹消されていたロッテの藤岡が、30日の楽天戦(ZOZOマリン)から1軍復帰する。

吉井監督が「もういけると聞いています」と明言した。藤岡は28日のイースタン・リーグ、日本ハム戦で実戦復帰。この日も同戦に「2番・遊撃」でフル出場し2安打を放つと、3度の守備機会も無難にこなし準備を整えた。

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ロッテ・美馬が30日楽天戦先発、「前回登板の良かった部分をしっかり活かし」今季初白星へ[スポニチ]

ロッテの美馬学投手(36)が30日の楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)に先発することが発表された。楽天は則本昂大投手(32)が先発する。

昨季、チームで唯一2桁勝利をマークした美馬だが、今季は5試合に先発して0勝4敗、防御率5.26。ただ、前回15日の中日戦(バンテリンドーム)では7回を4安打1失点と復調。古巣との対戦で今季初白星を目指す右腕は「前回登板の良かった部分をしっかり活かして、ゲームを作りチームが勝てるように頑張ります」とコメントした。

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ロッテ・本前郁也「そこの2点は意識してやっています」直球、変化球を磨き再び1軍のマウンドを目指す[BASEBALL KING]

6月10日の広島戦で今季初先発したロッテの本前郁也は、現在ファームで再昇格を目指して、腕を振る。

5月26日の取材で「色んなところで変化をしていかないと。1軍の試合を想定してとなると、一流のバッターというのはテンポ、自分の変化球だけじゃ変えられないと思うので、フォームでも変化を出していって、自分の球種プラスフォームで倍になっていくというか、フォームで2種類、3種類あったらそれも変化になるので」と1軍を想定してファームの登板を重ねていた。

6月10日の広島戦は初回を三者凡退に片づけると、3回に會澤翼に本塁打を浴び、勝利投手の権利のかかった2−1の5回は連続四球と安打で満塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を失ったが、5回・93球、4安打、5奪三振、4四球、2失点とゲームを作った。

ファームで取り組んできたことを、1軍のマウンドで出せたのだろうか−。

「出せたところもあったんですけど、やってきた中でまともに打たれたのも真っ直ぐは1本だけですし、ファウルとか空振りも取れていたので、1軍でも通用するなというのは分かりました。それをもっと積極的に使っていけばよかったかなと思いました。カウントをもったいなくしたりとか、変化球であったので、そこの精度ももうちょっとやっていかないとなというのはありました。ただやってきたことは間違いじゃなかったなと思います」。

課題点は出たものの、ファームで取り組んできたことを1軍の舞台で出せたようだ。

1軍登板を経て、今はファームでどんなことをテーマにプレーしているのだろうか−。

「ゲームの中ではもっと自信の持てる真っ直ぐ。長所を伸ばして分かっていても打たれたない真っ直ぐを投げられるようにというのは思っていますし、変化球はしっかりカウント、空振りを取れる精度を高めていかないとダメだなと思っている。そこの2点は意識してやっています」。

ファーム降格後は2試合に登板し、21日の巨人2軍戦は先発して4回2/3・96球を投げて6安打、7奪三振、1失点、29日の日本ハム2軍戦では6回・95球を投げ、5被安打、3奪三振、3失点という投球内容だった。

「真っ直ぐの質を伸ばせるようにというのと、変化球のカウント、空振りを取れる精度を良くしたいなと思います」。1軍で先発の機会が訪れた時に結果を残すため、ファームで課題を潰していく。

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