ロッテが4−7の8回に一挙5点を奪い逆転勝ち。ポランコの犠飛、代打角中の押し出し四球などで同点とし、岡の2点三塁打で勝ち越した。5番手の中村稔が3年ぶりの白星。楽天は逃げ切りに失敗して連勝が8で止まった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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東北楽天 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 |
千葉ロッテ | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 5 | x | 9 |
「ヒロミ バースデーナイト」で、「BLACK SUMMER WEEK」ZOZOマリン初戦が幕開けだ。ロッテ岡大海外野手が32歳の誕生日を、自身の決勝適時三塁打で祝った。
8回に3点を奪って7−7の同点に追い付くと、なおも2死二、三塁。岡が楽天安楽の133キロチェンジアップを中前にしぶとく運んだ。打球はスライディングキャッチを試みた中堅・辰己の脇を抜け、外野を転々。「今日1軍に上がったばかりですし負けたくない思いでした。誕生日ですし絶対打てる、絶対に良い日になると思って打席に立ちました」。勝ち越しの2点V打に、塁上で珍しく感情をあらわにした。「嬉しい半面、ホッとした」。力強く笑顔でガッツポーズを繰り返した。
今月4日に腰痛で抹消され、この日1軍昇格。「1番右翼」で即先発起用の期待に応えた。自宅では午前中の誕生日会で家族にも力をもらった。ファンからも第1打席にバースデーソングのエール。逆転劇に「まだまだ落ち着きたくないし、ガツガツいきたいし、うまくなりたい」と決意表明。お立ち台後は、再び2万5000人の祝福大合唱に深々と頭を下げて感謝し、「ヒロミ ナイト」を大盛況で締めた。
ロッテ佐々木朗希投手(21)が試合前練習中に同学年の楽天林優樹投手(21)と約10分間、三塁側フェンス前に立ちながら談笑した。
2人はオリックス宮城大弥投手、ヤクルト奥川恭伸投手らとU18高校日本代表でともに戦った仲間でもある。
左腕の林は、近江(滋賀)2年夏の準々決勝で吉田輝星投手(現日本ハム)擁する金足農(秋田)に2ランスクイズでサヨナラ負けを喫した場面も印象的だ。3年秋の高校日本代表としてU18W杯にも出場し、西濃運輸でケガなども乗り越えて、ドラフト6位で楽天入りした。
ロッテは15日、美馬学投手(36)が16日の楽天戦(午後6時開始、ZOZOマリン)で先発することを発表した。
美馬はZOZOマリンでの試合前練習で前日調整を行い、「とにかく1イニングでも多く粘り強く投げてチームの勝利に貢献できるように頑張ります」と誓った。
前回登板だった8日の日本ハム戦(エスコンフィールド)では今季7試合目のマウンドで初勝利を挙げた。初回に清宮に本塁打を許したものの、3回以降は3回以降は1人も走者を出さない完全投球。7回3安打2失点の好投だった。
ロッテは15日、腰痛で離脱していた岡大海外野手(32)の出場選手登録を発表した。
また、鈴木昭汰投手(24)が「特例2023」対象選手として抹消され、代替指名選手として坂本光士郎投手(28)が登録された。
恭大ファンには、たまらんぞ!ロッテは15日、藤原恭大外野手(22)とドーム社(アンダーアーマー)のコラボグッズを、マリーンズストア各店で販売開始したと発表した。
藤原は昨年からアンダーアーマーとパートナーシップ契約を結んでおり、野球道具やウエアを公私で愛用している。「今回、僕が普段からウェアーや野球道具でお世話になっているアンダーアーマーさんとコラボグッズを出させていただくことになり、うれしく思います。デザインもとても可愛い仕上がりで、ファンの皆さんに、ぜひ手に取っていただけたら嬉しいです」。今回のコラボグッズは、Tシャツ、バックパック、ハーフパンツなど。コラボTシャツは、前面に藤原の代名詞である「Full Swing!!」、背面には藤原をイメージして書き下ろしたイラストが入ったデザインなど計3種類のデザインが描かれたTシャツが販売される。
コラボグッズの商品は以下の通り。
金額は全て税込み。Tシャツ、ハーフパンツはマリーンズストアスタジアム店、海浜幕張駅前店での取り扱いなし。バックパック、ナップサックはマリーンズストア海浜幕張駅前店での取り扱いはなし。
バースデーにヒロミナイト≠セ。15日に32歳の誕生日を迎えたロッテ・岡大海(ひろみ)外野手が8回2死二、三塁の好機で勝ち越しの2点三塁打を放ち、劇的な逆転勝ちを呼んだ。
「誕生日に1軍に上がれて、めぐり合わせを感じていた。今日は絶対にいい日になると思って打席に入った」。
4日に腰痛の影響で出場選手登録を外れ、誕生日のこの日に1軍復帰。一回の第1打席には右翼席からバースデーソングが流れた。「聞こえていた」と力に変え、2安打3打点。2021年に2本のサヨナラ本塁打を記録。ナイターで劇的なドラマを呼ぶことからファンの間でヒロミナイト≠ニ呼ばれる。右打者は「今まで(誕生日に)こんなに活躍したことはない」と笑った。
最大4点差を逆転し、首位オリックスを1.5ゲーム差で追う。岡は「まだまだ落ち着きたくない。ガツガツ行きたい。もっと貢献したい」。18年ぶりのリーグVを狙うチームを盛り上げる。
ロッテが最大4点差を逆転した。立役者は腰痛から復帰して即「1番・右翼」で先発した岡大海外野手。4−7の8回、ポランコの犠飛などで追い付き、なおも2死二、三塁の好機で勝ち越しの2点三塁打。安楽の浮いたチェンジアップを詰まりながら中堅にはじき返し「チームの勢いのまま打った」と珍しく派手にガッツポーズした。
この日、32歳の誕生日を迎えた。3−6の5回にも適時打を放っていて、計3打点。「誕生日に1軍に上がれた。悪い日にはならない、絶対打てると思っていた」と声を弾ませた。
ロッテは、36歳の美馬学投手が16日の楽天戦に先発する。今季7戦目の登板となった前回8日の日本ハム戦では、3回以降は1人の走者も出さない完全投球≠披露し、7回2失点で今季初勝利(4敗)を挙げた。古巣でチームメートだった則本との投げ合いとなる中、自身2連勝を目指し「とにかく1イニングでも多く粘り強く投げてチームの勝利に貢献できるように頑張ります」と力を込めた。
海風が吹く夕暮れ時の幕張に、ピンク色の花火が鮮やかに映えた。「3番・二塁」で先発出場したロッテ・中村奨吾内野手(31)が1回に先制2ランをマークした。
1死一塁で右打席に入ると、カウント2−1から辛島の高めに浮いた137キロのシュートを一閃。華麗にバットをほうり投げた。引っ張った打球はぐんぐん伸びて左中間席に吸い込まれた。
夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK」の一環で、ロッテの選手が本塁打を放つと花火が打ち上がる。同イベントが始まった7月6日の西武戦は東京ドームでの開催だったため、花火の打ち上げはこの日から。中村奨は、早速高々と上がった花火を眺めながらダイヤモンドを一周すると、ファンの大歓声に右手を掲げて応えた。
7月15日は岡大海外野手の32歳の誕生日。腰痛からこの日に1軍復帰し、「1番・右翼」で先発した岡の第1打席には、応援団からバースデーソングが送られた。7月5日の西武戦以来の8号が、1歳上の先輩の誕生日を祝う祝砲≠ニなり、背番号8は「今日は大海さんの誕生日なので何とか勝てるように打つことができて良かったです」とコメントした。主将がバットでチームを盛り上げる。
ロッテは15日、マリーンズストア各店で藤原恭大外野手(23)と株式会社ドーム(以下アンダーアーマー)とのコラボグッズの販売を開始したことを発表した。
藤原は昨年からアンダーアーマーとパートナーシップ契約を結んでおり、野球道具やウェアーを愛用している。今回のコラボグッズでは、Tシャツやバックパック、ハーフパンツなどが展開されている。
コラボTシャツは、前面に藤原の代名詞である「Full Swing!!」の文字、背面には藤原をイメージして書き下ろしたイラストが描かれたものなど計3種類のデザインが販売される。
藤原は「今回、僕が普段からウエアや野球道具でお世話になっているアンダーアーマーさんとコラボグッズを出させていただくことになり、嬉しく思います。デザインもとても可愛い仕上がりで、ファンの皆さんに是非手に取っていただけたら嬉しいです!」と呼びかけた。
誕生日、花火、サマーイベントのZOZOマリンはお祭り騒ぎだ。腰痛から1軍復帰したロッテ・岡はこの日32歳を迎え、家族との誕生会を楽しんでから球場に向かった。
「誕生日だし絶対良い日になる。いいことが起きる」。4−7の8回に角中の押し出し四球に暴投が絡んで同点とし、なおも2死二、三塁。岡はそう考えながら打席に立った。
初回の第1打席では、スタンドからバースデーソングの大合唱。「しっかり聞こえていた」。お礼とばかりに、最高のチャンスで中前に落とす勝ち越しの2点三塁打。「嬉しい半面ホッとした」と笑顔を振りまいた。
黒色を基調にオレンジと水色が映える、夏の「サンセットビーチ」をイメージした限定ユニホーム。名前が「大海」で、4日に離脱して初着用だった岡を中心に、5回に5失点して一時は逆転された流れを、8回に一気に取り返した。波に乗っていた楽天の連勝を8で止める逆転勝利。夏祭りのようだった。
夏への周到な準備もあった。今季、本拠では試合直前ではなく、全体練習の最後にシートノックを行うスケジュールを導入。指揮官は「試合の準備の時間を長く取るため」と説明した。これまで全体練習から約1時間30分後に行うノックに使われていた時間を、有効活用。練習を一気に終えることで、疲労のたまりやすい夏場でも各人が調整の時間に充てることができている。
5回にも適時打を放ち計3打点。「今日は悪い日にならないだろうと思っていた」。岡も、チームも、ファンも思い出に残る1日になった。
ロッテは、この日が32歳の誕生日の岡が7−7の8回に中前適時打で勝ち越しに成功して2連勝を飾った。
誕生日のヒーローになった岡は「本当に最高です」と開口一番。7−7の8回2死二、三塁で迎えた第5打席。「チームとしても勢いもありましたし、自分も誕生日なので絶対に打てると思って打席に入りました」と回顧。ボールカウント1−1から楽天6番手の安楽が投じた3球目のチェンジアップをセンターへはじき返し、自らの誕生日を祝う勝ち越し適時三塁打となった。
最後に「1球、1球を大事にしていくので明日以降も応援よろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。
ロッテは、この日が32歳の誕生日の岡が7―7の8回に中前適時打で勝ち越しに成功して2連勝を飾った。敗れた楽天の連勝は「8」でストップした。
4−7で迎えた8回に無死一、三塁でポランコの右犠飛で1点返した。その後2死満塁の場面で代打・角中が四球を選ぶと相手の暴投で走者2人が生還して同点に追いついた。さらに誕生日を迎えた岡がセンターへの適時三塁打を放ち、2点勝ち越して、この回一挙5得点を奪った。
2点リードで迎えた9回は守護神・益田が試合を締めて、今季23セーブ目をマークした。
楽天は一時4点リードしたが、中継ぎ陣が炎上。8回には一挙5得点で逆転を許して、連勝は「8」でストップした。
ロッテは15日、マリーンズストア各店で藤原恭大外野手と株式会社ドーム(アンダーアーマー)とのコラボグッズの販売を開始したと発表した。
藤原は昨年からアンダーアーマーとパートナーシップ契約を締結。今回のコラボグッズでは、Tシャツやバックパック、ハーフパンツなどが発売される。
コラボTシャツは前面に藤原の代名詞「Full Swing!!」、背面には藤原をイメージして描かれたイラストが入ったデザインなど計3種類が販売される。
藤原は「今回、僕が普段からウェアーや野球道具でお世話になっているアンダーアーマーさんとコラボグッズを出させて頂くことになり、嬉しく思います。デザインもとても可愛い仕上がりで、ファンの皆さんに是非、手に取っていただけたら嬉しいです!」とコメントした。
32歳の誕生日を迎えたロッテ・岡大海外野手が、7−7の8回2死二、三塁で中堅へ勝ち越しの2点三塁打。「チームにも勢いがあった。その勢いのまま打席に立てた」。何度もガッツポーズを決め、大逆転劇で自らを祝った。
第1打席では右翼応援席から「ハッピーバースデー」の演奏が送られ、「みんなから応援してもらったのは聞こえました」と喜んだ。
ロッテの岡大海外野手が、32歳の誕生日に決めた。8回2死二、三塁から勝ち越しの2点適時三塁打。「チームとしても勢いがありましたし、勢いのまま打席に立った感じだと思います」。土壇場での一打で自らのバースデーを祝った。
4−7の8回。先頭・中村奨から四球と安打でつなぎ、ポランコの犠飛で1点。さらに粘る打線は、2死満塁から代打・角中が誘ったバッテリーミスなどで同点とした。なおも続いた2死二、三塁の勝ち越し機。“ヒロミナイト”の始まりだ。
夏の夜風が岡の背中を押す。安楽が投じた3球目を捉えた。133キロの変化球を中堅にはじき返し、勝ち越しの2点適時三塁打に。「今日は絶対いい日になると思った。嬉しい半面、ほっとした部分が出た」。快足を飛ばし三塁を踏むと、何度もガッツポーズ。いつもはあふれない感情が爆発した。
ロッテに入団して6年目。「まだまだこれから向上していかないといけないと思いますし、ロッテに貢献したい。ガツガツ行きたい気持ちもありますし、常にうまくなりたいという気持ちがある」。さらなる進化を誓った。
ロッテが8回に一挙5得点の逆転勝ちで2連勝。首位・オリックスとのゲーム差を1.5に保ち、前半戦の首位ターンに望みをつないだ。
冷静さが際立った3点を追う8回だった。ポランコの犠飛で1点を返すと、2死から連続四球で満塁と好機を拡大した。最後まで諦めずつなぎの意識を発揮したロッテ打線。楽天のバッテリーミスで一気に2者が生還して試合を振り出しに戻すと、岡がさらにセンターへ勝ち越しのタイムリー三塁打を放って勝ち越しに成功した。
「誕生日なんで絶対に打てると思っていました」と岡。「当たりは良くなかったですけど、いいところに落ちてくれた」と振り返り、お立ち台でバースデーケーキの記念品を受け取っていた。吉井監督も逆転勝ちに「ビックリしましたね」と目を細めていた。
ロッテの先発・小島和哉投手が、5回に5連打を浴び降板。4回1/3、105球を9安打6失点(自責点5)。制球に苦しみ球数がかさんだ。
2回までは、安打や四球を許すも、打ち取り無失点で切り抜けていた。2−0の3回には、四球や内野安打で2死一、二塁を招き、小郷に適時中前打。それでも、最後は岡島を一ゴロに仕留め、最少失点に抑えた。
だが、2−1の5回だった。先頭の村林は空振り三振に斬って取ったものの、その後5連打。制球が定まらず、高めに浮いた球を次々と捉えられた。1死一、二塁から阿部に適時中前打を浴び、この日の4失点目を喫したところで吉井監督がマウンドへ。交代が告げられた。
左腕は、ユニホームの襟で汗をぬぐい、眉間にしわを寄せた。2番手としてマウンドに上がる東妻に、「ごめん」と一言伝え、うつむきながらベンチへ戻った。
東妻は伊藤に投手への内野安打で満塁とすると、続く辰己の6球目で佐藤都が捕逸で失点。辰己には四球を与えると、1死満塁から太田への暴投でさらに1点を与えた。だが、太田は空振り三振、村林は遊ゴロに打ち取った。この回は、小島、東妻で一挙6安打5失点となった。
ロッテ・中村奨吾内野手が、夏の夕暮れ空に“花火”を打ち上げた。初回に先制2ラン。笑みがはじけた。
1死から、藤岡が三塁強襲の内野安打で出塁。さらに、頼もしいキャプテンが続いた。楽天先発・辛島が投じた4球目、137キロのシュートを強振。打球は大きな弧を描き、左翼席中段へ突き刺さる先制の8号2ランとなった。
「BLACK SUMMERWEEK」として、本塁打が決まった際には花火が打ち上げられた。さらにこの日は岡の32歳の誕生日。ピンク色の大輪の花を背にダイヤモンドを一周し「今日は(岡)大海さんの誕生日なので何とか勝てるように打つことができてよかった」と喜んだ。
ロッテは15日、マリーンズストア各店にて藤原恭大外野手と株式会社ドーム(アンダーアーマー)とのコラボグッズの販売を開始したことを発表した。
藤原は昨年よりアンダーアーマーとパートナーシップ契約を結んでおり、日頃から野球道具やウエアを愛用している。今回のコラボグッズでは、Tシャツやバックパック、ハーフパンツなどが展開されている。
藤原は「今回僕が普段からウエアや野球道具でお世話になっているアンダーアーマーさんとコラボグッズを出させていただくことになり、嬉しく思います。デザインもとても可愛い仕上がりで、ファンの皆さんに是非手に取っていただけたら嬉しいです!」とコメントした。
ロッテの中村稔弥が15日の楽天戦、4−7“の8回にマウンドに上がり、テンポの良い”ピッチングで逆転劇に繋がる好リリーフを見せ、20年9月11日のオリックス戦以来となる白星を手にした。
7月4日に1軍再登録された中村はこの日が、1軍再昇格後初登板。先頭の村林一輝を遊ゴロに打ち取ると、続く小深田大翔をツーシームで空振り三振、簡単に2アウトを奪う。小郷裕哉にセンター前に運ばれ、続く浅村栄斗の打席中に二塁盗塁を決められたが、浅村をツーシームで空振り三振に奪った。
その裏、ポランコの犠飛、角中勝也の押し出し四球、岡大海の2点適時三塁打などが飛び出し一挙5点を奪い逆転に成功すると、9回は守護神・益田直也が試合を締めて、8回の1イニングを無失点に抑えた中村が勝利投手となった。
プロ5年目を迎える中村は、昨年10月に行われたフェニックス・リーグで真っ直ぐのラインに強いボールを投げること、ツーシーム、カウントをしっかり取れるようにテーマを持って行い、好感触を掴んだ。1月の自主トレではフェニックス・リーグでよかったことを継続し、2月のキャンプに入った。
2月12日に行われた楽天モンキーズとの国際交流試合で「この前のBPから調子は良くなってきていて、真っ直ぐは力が伝わっていたので、ブルペンもこの前も良かったですし、今日もしっかり強く投げられたボールはあったんじゃないかなと思います」と、2回を無失点に抑えた。
練習試合がスタートしてからも3試合・9回を投げ、失点は2月28日のソフトバンク戦での2失点のみ。2月22日のDeNA戦では4回・無安打、無失点とアピールした。「ストレートの調子はいい感じで投げられていますし、自分の中では感覚一通り、指先に伝えられて投げられているかなと思います」。オープン戦でも2試合・3イニングを無失点に抑えていたが、3月12日の楽天戦を最後にファームで調整することになった。
「オープン戦の時は良かったので、調子を維持するためにキャッチボールからフォームとかを崩さないように意識しては取り組んでいました」。
「とにかく2軍では打たれない。無失点で抑える、その中で変化球とかも高さにこだわったり、1球1球意識して投げていました」。
ファームでは3試合・4イニングを投げ1失点に抑え、4月12日に今季初昇格。今季初登板となった4月20日の日本ハム戦、走者を出しながらも何とか無失点に抑えると、続く4月25日の西武戦も1回無失点に抑えた。しかし、そこから登板がなく5月4日に1軍登録抹消された。
「長いイニングを投げられるように体力つけて、暑いんですけどランニングをしっかりして体力つけることを心がけていました」。ファームでは6月20日の巨人戦、6月27日の日本ハム戦では先発し、日本ハム戦では5イニングを投げた。先発で投げてはいたが、「1軍でも長いイニングを投げられるように意識していましたね」と、ロングリリーフを想定して投げた。
7月4日に1軍再昇格。「とにかく無失点で抑えてチームに流れを持っていけるピッチングがしたいです」と昇格直後の取材でこのように話し、15日の楽天戦で見事に有言実行の働きを見せた。1軍定着に向け、活躍を継続できるかどうか。中村はロングリリーフだけでなく、先発もできチームとしてもとても貴重な存在。今は、与えられた場所で結果を残し続けていきたい。