わたしはかもめ2023年鴎の便り(7月)

便

7月19日

マイナビオールスターゲーム2023:全セ1−8全パ(バンテリンドーム)

全パが15安打8得点で快勝した。1回に松本剛、柳田の適時打などで4点を先制し、3回には柳田が右越えにソロ。6回は頓宮の犠飛と源田の適時二塁打で加点し、7回には万波にソロが出た。先発の佐々木朗は1回1安打2奪三振で無失点。山本、田中将らも無失点でつないだ。全セは7回に宮崎が放ったソロによる1点のみに終わった。

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[ロッテ]「umi」モデルに佐藤都志也&友杉篤輝、21日から秋物アパレル新商品販売開始[ニッカン]

ロッテは19日、ライフスタイルブランド「umi(ウミ)」の新商品として秋物アパレルの販売を、21日からマリーンズオンラインストア限定で開始すると発表した。

第9弾となる今回は佐藤都志也捕手、友杉篤輝内野手がモデルを務めた。秋物アパレルとしてマウンテンパーカー、薄手ダンボールニットパーカーなどが新たに商品化された。

umiの秋物アパレル商品は以下の通り。

金額は全て税込み。

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[球宴]佐々木朗希の成長、最速161キロ止まりも…球速よりも「0」へのこだわり[ニッカン]

これが朗希の成長した姿だ−。

「マイナビオールスターゲーム2023」に2年連続ファン投票1位で選出されたロッテ佐々木朗希投手(21)が、球宴初の奪三振。侍ジャパンで一緒に戦ったパドレス・ダルビッシュ直伝のスライダーなど変化球を駆使し、昨年失点した悔しさを晴らす予告通りの無失点に封じた。期待の球宴最速163キロ超えはならずも、WBC世界一で熱狂した野球ファンに「ドクターK」だけでなく「ミスターゼロ」の存在感も示した。


佐々木朗が歯を見せない程度に口角を上げ、少しだけうなずいた。WBCで一緒に世界を制した阪神中野に156キロの直球で入ると、3球連続フォークで空振り三振。「フォークは頼りにしているボールなので」。続く秋山にはダルビッシュから学んだスライダーで連続空振り三振。球速も曲がり幅も自在になった新たな武器を「本当に安定してきて曲がり幅も曲がるようになって。すごい良いボールになってきているかな」と珍しく自画自賛した。

連続奪三振−。当然、すごい。でも、これは佐々木朗の日常でしかない。球場もテレビの前のファンも、何だか物足りない。やはり1番沸いたのは3番ノイジーへの、この日初の160キロ超え。「161キロ」。続く161キロ直球は中安を許し「三振をとりにいったんですけれど…」。それでも「声援の中で投げられて良かったです」。12球団のファンの大歓声を浴びる本来の形の祭典を味わった。

初出場だった昨年は、球速への期待も感じる中で全23球中21球が直球。日本ハム大谷(現エンゼルス)に並ぶ球宴最速の162キロをマークも1失点が悔しかった。WBC準決勝メキシコ戦で3ランを喫して悔し涙を流した思い。球速よりも「0」へのこだわりは、より強くなった。ペナントレース同様にフォーク、スライダーも交えて直球は18球中8球。直球の平均球速も158.1キロで、今季公式戦ではもっとも遅い。レギュラーシーズンでは最速161キロ止まりも1度しかないが「僕の限界です」と苦笑い。変化球主体で無失点にこだわる投球を貫いた。

「先発だったのでまだ(他の選手と)話せていないので、これからたくさん話したい。山下選手。カーブとか特にすごいので。僕も投げたい。聞けたらいい。投げていない軌道や球速差が出来て、色々な面で幅が広がると思う」。選手間投票1位選出の若手有望株からも吸収し、自身のオールスター土産も持ちかえる。

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[球宴]ロッテ佐々木朗希がオリックス山本由伸からの「ろうたん」呼びに照れ笑い「はずかしい」[ニッカン]

全パのロッテ佐々木朗希投手(21)が「ろうたん」に照れ笑いした。

オリックス山本由伸投手(24)とともに、中継の解説席に座った。山本が佐々木朗をどう呼んでいるか問われると「ろうたん。朗希のあだ名がろうたん」と説明。思わぬ“暴露”に佐々木朗は「恥ずかしいです」と照れくさそうに笑った。

普段からコミュニケーションを頻繁に取る仲。佐々木朗は「(山本の)変化球は何を投げてもすごいので、聞くんですけど、やっぱり難しいなと。かなりクオリティーが高くて」と明かした。シーズン中はタイトルを争うライバルだが、山本は惜しみなく伝える。「野球の話は、自分も話した方が話してもらえるかなというのはある。隠すことはほぼないです」と力を込めた。

先輩の助言を胸に、タイトル獲得へ。佐々木朗は「1つでもいいので取れたらと思っています」と、2年連続投手4冠の山本の前で、奪還宣言をした。

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[球宴]ロッテ佐々木朗希が初奪三振!最速161キロで記録更新ならずも宝刀フォークで全セ斬り[ニッカン]

全パの先発としてマウンドに上がったロッテ佐々木朗希投手(21)が、球宴で初めての三振を奪った。1回打者4人に1安打2奪三振の無失点。この日の最速は161キロで、球宴記録163キロの更新こそならなかったが、2年連続でのファン投票選出に応える快投だった。

佐々木朗が球宴初の三振を奪った。WBCで一緒に世界一を果たした阪神中野に156キロの直球で初球を投じると、3球連続フォークで空振り三振。歯を見せない程度に口角を上げ、少しだけうなずいた。

続く秋山にはフルカウントから138キロの内角スライダーで連続空振り三振。メジャー経験者の粘りには、WBCでメジャー屈指の変化球を操るパドレス・ダルビッシュに学んだ新たな武器を。「三振とれましたし、良いボールだったなと思います」。全国のプロ野球ファンに披露した。

連続三振−。当然、すごい。でも、これは佐々木朗の日常でしかない。球場もテレビの前のファンも、何だか物足りない。スタンドが1番湧いたのは3番ノイジーへの5球目。この日、15球目だった。バンテリンドームの電光掲示に「161キロ」。始めて大観衆がどよめいた。続く161キロ直球は中前に安打を許し「三振をとりにいったんですけれど…。良い選手です」。首をひねり右腕で顔の汗は拭った。無失点の最低目標は果たしたものの、今季は日常になりつつある164キロ以上の球宴最速記録更新は持ち越した。

今年と同じファン投票1位で初出場した昨年は、162キロをマーク。14年に日本ハム大谷翔平(現エンゼルス)が記録した球宴での日本人最速タイを記録した。23球中、21球が直球。3安打を浴び、阪神佐藤輝の左犠飛で1失点。今年はペナントレース同様にフォーク、スライダーも交えて、無失点にこだわる投球を誓ってのマウンドだった。

試合前には昨年までチームメートだったソフトバンクのオスナやオリックス山下と記念撮影する程度で交流はほとんどなし。「先発だったのでまだ(他の選手と)話せていないので、これからたくさん話したい。(話したいのは)山下選手。カーブとか特にすごいので。聞けたらいいなと思います」。選手間投票1位選手の若手有望株から、さらなる吸収を図り、自身の球宴土産も持ちかえる。

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[球宴]佐々木朗希は山下舜平大と話したい「カーブとか特にすごい。聞けたら」と興味津々[ニッカン]

先発登板を終えた全パのロッテ佐々木朗希投手(21)がオールスターで話したい相手は…オリックス山下舜平大投手(21)だった。

先頭から阪神中野、広島秋山と連続空振り三振。3番のノイジーには中前打を打たれたが、続く阪神大山を三ゴロ。1回1安打無失点、2奪三振で終えた。

他球団の選手との交流もオールスターならでは。降板後、誰とどんな話をしたか問われると「先発だったので、あまり話せていないので、これからたくさん話したいと思います」と答えた。話したい選手は「山下選手。すごいですね。カーブとか特にすごいので、聞けたらなと思います」と、オリックス山下に興味津々の様子だった。

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[球宴]全パ佐々木朗希→山本由伸→田中将大の豪華継投にSNS熱狂「これぞオールスター」[ニッカン]

全パの豪華リレーにファンも沸き立った。

第1戦の先発マウンドに上がったのはロッテ佐々木朗希投手(21)。オリックス若月とのバッテリーで初回を1安打無失点に抑えた。

2番手は佐々木朗と今年のWBCをともに戦ったオリックス山本由伸投手(24)。こちらも2回の1イニングを1安打無失点に抑えた。

3番手で3回に登板したのは楽天田中将大投手(34)。さすがの投球で3者凡退で終わらせた。

日本を代表する3投手のリレーに、SNSも大盛り上がり。

「佐々木朗希→山本由伸→田中将大 豪華すぎて…やば…」「これぞオールスターだよ!」「日本代表かよw」。

日本を代表する投手陣の無失点リレーに、ファンも熱狂している様子だった。

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[球宴]佐々木朗希はモテモテ、侍ジャパン組も再会、元同僚の再会、挨拶…じゃれあいまとめ[ニッカン]

球界のスター達がオールスターならではの交流をした。

DeNAバウアーは阪神大竹とキャッチボールし、大竹のデニム生地のグラブに興味津々。「初めて見たグラブだったので。それについて話をしました。変化球について少し話しました」と交流した。

令和の怪物はモテモテだった。ロッテ佐々木朗はオリックス山下、山崎福、ロッテ種市らに囲まれて握りを質問された。

侍ジャパン組も再会した。巨人岡本和は同学年の阪神中野と顔を合わせて張り手された。DeNA牧、ロッテ佐々木朗、オリックス山本らとも言葉を交わした。

元同僚との再会もあった。日本ハム田中正は古巣ソフトバンクナインと隣で記念撮影。戸郷は元巨人のヤクルト田口とキャッチボールし、オールスター特別仕様の“レインボーヘア”に驚いていた。巨人中田翔、ソフトバンク近藤は古巣日本ハムの松本剛、万波、加藤貴らに挨拶を受けた。

DeNA牧はおどけながらも、小型カメラを片手に同学年の阪神佐藤輝、中日細川らと談笑。それ以外にも、球宴スターたちが多様なつながりから交流し、コミュニケーションをとった。

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[球宴]ロッテ安田尚憲ベンチ内から“好守“披露、ファウルボールをノーバン捕球に味方も拍手[ニッカン]

全パのロッテ安田尚憲内野手(24)が、ベンチ内から“好守”を披露した。

2回2死、ソフトバンク近藤のファウルボールがフライで三塁側ベンチへ。グラブをはめて準備万全だった安田がベンチ内からノーバウンドで捕球。自分でも驚いたような表情を見せながらも、両手を掲げてガッツポーズ。味方の全パナインからも拍手で“ファインプレー”をたたえられた。

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[球宴]DeNAバウアーは阪神大竹と野球談義?佐々木朗希は子供にサイン、華やか交流[ニッカン]

試合前からスター選手の交流で華やいだ。

試合前練習のためグランドに出てきたDeNA牧秀悟内野手は、阪神佐藤輝明内野手、村上頌樹投手、中日細川成也外野手とともに動画を撮影?佐藤輝が大爆笑するなど和気あいあいだった。

プラスワン投票で選ばれたDeNAトレバー・バウアー投手は、阪神大竹耕太郎投手とキャッチボール。その後2人でじっくり話し合っている様子だった。

パ・リーグでは、この日先発のロッテ佐々木朗希投手が、ネット越しに小さい子供を見つけると、歩み寄ってサイン。この日も温かい光景が見られた。

初の球宴となったオリックス山下舜平大投手は、チームメートの山崎颯一郎投手とともに、ソフトバンクのロベルト・オスナ投手、ロッテ種市篤暉投手とともに座り込んで談笑。オスナのボールの握りを興味深そうに見つめるなど、野球談議に花を咲かせていた様子。それぞれが思い思いに交流を楽しんでいた。

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プロ野球選手会臨時大会、会沢翼会長「様々な意見があった」導入検討のピッチクロックに[ニッカン]

プロ野球選手会は19日、名古屋市内で臨時大会を開いた。

保留制度改革や球団が独占する肖像権の問題について活発な意見を交わした。また、10日のオーナー会議で導入について検討を開始することが決まったピッチクロックについても議論。会沢翼選手会長(35=広島)は「様々な意見があったので、一概にまとめることはできません。(導入なら)メジャーみたいにピッチコムもやらないといけない。決まる前には、こっち(選手会)に話を通して欲しいとは思います」と話した。当面はNPB側の動きを注視していく。

ファーム拡大についても議論した。NPBは24年シーズンからファームリーグに参加する新球団を公募している。選手からは「野球の普及、活性化のためなら、ファームではなく1軍の球団を増やした方がいいのでは」という意見が出た。

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[球宴]全セは阪神勢7選手がスタメン占拠、全セは村上頌樹、全パは佐々木朗希が先発マウンドへ[ニッカン]

全セは先発村上頌樹投手、4番大山悠輔内野手ら阪神勢が7選手がスタメンに名を連ねた。全パは9度目の出場となった柳田悠岐外野手が4番に入った。

[全パ]
1(二)外崎
2(左)近藤
3(中)松本剛
4(右)柳田
5(指)中村
6(三)栗原
7(一)頓宮
8(遊)源田
9(捕)若月
投手=佐々木朗
[全セ]
1(二)中野
2(中)秋山
3(左)ノイジー
4(一)大山
5(指)岡本和
6(三)佐藤輝
7(右)細川
8(捕)梅野
9(遊)木浪
投手=村上

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全パのロッテ・佐々木朗希から山本由伸!WBC準決勝リレー再現≠ナ感動再び/オールスター[サンスポ]

侍リレーの再現だ!!全パ・佐々木朗希投手(21)=ロッテ=が先発し、最速161キロで1回を1安打無失点、2奪三振だった。2番手で山本由伸投手(24)=オリックス=が登板し、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメキシコとの準決勝のリレーが再現された。試合は全パが8−1で快勝し、2021年の第2戦から4連勝で、通算成績を89勝80敗11分けとした。第2戦は20日にマツダスタジアムで行われる。

オールスター最速記録163キロの更新が注目された球速は度外視した。佐々木朗は打者との真剣勝負にこだわり、3者連続三振を狙いにいったが、惜しくもかなわなかった。1、2番を空振り三振に斬って迎えた3番・ノイジーにこの日最速タイ、161キロの直球を中前にはじき返され、苦笑いした。

「三振を全部取りにいったんですけど、最後の1人でうまくいかなくて悔しい。(ノイジーは)いい選手です」。

3万5437人をのみ込んだ球場が令和の怪物≠フ登場に大きく沸き上がる。注目を集めるマウンドで1番・中野は決め球のフォークボールで空振り三振に斬った。これが球宴では初となる奪三振。今季12球団トップの121奪三振を誇る実力を示すと、続く秋山からはスライダーで空振り三振を奪った。

昨年は計23球中21球の直球を投げ、大谷(日本ハム、現エンゼルス)に並ぶ球宴の日本選手最速の162キロを計測したものの1回1失点。反省を生かし、「ストレートを狙っていると思ったので変化球を多めに。球場はちょっとしらけていましたけど」と変化球を多投した。計18球のうち10球で変化球を投げ、宣言通りの無失点投球。スコアボードに「0」を刻んで、3月に行われたWBC準決勝のメキシコ戦でもリレーした山本にバトンをつないだ。球宴で初の勝ち投手となった165キロ右腕は「シーズン中にはないことなので、嬉しかった」と投手のタイトルを争う山本とのWBCリレー≠喜んだ。

球宴の醍醐味の1つは他球団の選手との交流。佐々木朗は新怪物≠ニの呼び声高い1学年下の山下に狙いを定めており「カーブが特にすごいので、聞いてみたい。今季投げていない球速帯(120キロ台)なので投げられたら幅が広がるかな」と笑った。貪欲に上を目指す令和の怪物=B後半戦でさらなる無双ぶりを示す。

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全パ、佐々木朗希→山本由伸のWBC準決勝継投再現、2回まで無失点[サンスポ]

全パは先発の佐々木朗希投手(21)=ロッテ=から、2番手・山本由伸投手(24)=オリックス=へと継投。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝のメキシコ戦の侍リレーを再現し、2回まで無失点に抑えた。

佐々木朗は最速161キロをマークし、1回1安打無失点、2奪三振。山本も佐藤輝に二塁打を浴びたが、1回無失点、1奪三振と好投した。

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ロッテ佐々木朗希と白井審判員が共演=A右翼線審、白井審判員のコールにバンテリンドームがざわつく/オールスター[サンスポ]

試合前に審判員がアナウンスされ、右翼の線審に白井一行審判員の名前がコールされると、スタンドが大きくざわついた。

全パの先発を務める佐々木朗(ロッテ)は、昨年4月24日のオリックス戦で、ストライク判定を巡り白井球審に詰め寄られて物議をかもした過去≠ェあった。

この日は白井審判員は球審ではないが、球宴の大舞台での共演≠ェ実現した。

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全パはロッテ・佐々木朗が先発/オールスター[サンスポ]

プロ野球の「マイナビオールスターゲーム2023」は19日、名古屋市のバンテリンドームナゴヤで第1戦が行われる。先発投手は全パが佐々木朗希(ロッテ)、全セは村上頌樹(阪神)。

佐々木朗は初出場だった昨年、2014年に日本ハム時代の大谷翔平(エンゼルス)が記録した日本選手の球宴最速に並ぶ162キロをマークした。

第2戦は20日に広島市のマツダスタジアムで行われる。シーズン後半戦はセ、パ両リーグともに22日にスタートする。

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[球宴]ロッテ・朗希“大人の投球”全セ相手にガチ零封、オリックス・由伸と世界一侍リレー[スポニチ]

「マイナビオールスターゲーム2023」は19日、バンテリンドームで第1戦が行われ、全パが8−1で完勝。先発した佐々木朗希投手(21=ロッテ)、2番手で2回に登板した山本由伸投手(24=オリックス)がともに1回無失点に抑えた。両者の継投は世界一を奪還した3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝メキシコ戦以来。剛腕の共演にファンは酔いしれた。

米マイアミで列島に感動を届けたドラマ。3月のWBC準決勝のメキシコ戦を名古屋で再現した。極限状態を経験した佐々木朗と山本が再び継投した。ともに将来的なメジャー挑戦を見据える全パの剛腕。日本で最初で最後かもしれない夢のリレーだった。

佐々木朗
「WBC以来でしたね。あまりいい思い出はないですけど…。」
山本
「投げ終わった後に気付きました。懐かしい気持ちになりましたね。」

まずは初回に先発の佐々木朗が「WBC仕様」の投球を見せる。自己最速165キロの右腕は「直球を狙っていると思ったので変化球を多めに」と打者を打ち取ることに専念。昨季の球宴では日本選手最速の162キロを記録したが、全18球で直球は8球で最速も161キロだった。先頭の中野をフォーク、秋山をスライダーで空振り三振。続くノイジーは中前打も、大山は三ゴロで1回1安打無失点だった。ファンは21年にビエイラ(巨人)がマークした163キロの球宴最速記録更新を期待していただけに「球場はしらけてましたけど…」と冗談を言うほど大人になった。

今季、21歳は昨季よりも感情表現が豊かになった。WBCでは人知れず悔し涙を流している。準決勝のメキシコ戦で4回に痛恨の3ランを被弾した降板直後、ベンチ裏で座り込み、静かに泣いた。超一流選手たちと世界の頂点を目指した時間が、怪物右腕の内面に影響を及ぼしたのか。野球の、投球の楽しさを全身で表現している。

佐々木朗が“兄貴分”として慕うのが山本。4月14日に初めて投げ合った際は、メジャー8球団のスカウトが視察した。メキシコ戦と同じ2番手で登板した山本は佐藤輝に二塁打を許したが、こちらも1回を無失点。「(継投を)ファンの方が喜んでくれたと思う。うれしい」と笑う。昨年は自身が2年連続投手4冠に輝いたが、今季ここまでは勝率、防御率、奪三振数でリーグトップを譲っている。互いに刺激を受け、高みを目指している。

コロナ流行以前の2019年以来、4年ぶりに声出し応援が解禁された球宴。WBC以来の日本球界最高峰の夢リレーにファンは酔いしれた。「シーズン中はないことなので凄く嬉しかった」と佐々木朗。大切な思い出を胸に、両者は後半戦へと向かう。

◇仲良く放送席

佐々木朗と山本は試合中にそろってテレビ中継にゲスト出演した。変化球について意見交換を行う仲で、佐々木朗は「カーブが凄いので僕も投げたい」と意欲。投手の主要4部門を争っており、山本も「徐々に近づいていけるように狙っていきます」と語った。佐々木朗は解説の松坂大輔氏と並び、平成と令和の“怪物”の夢の共演。山本から「ろーたん」というあだ名で呼ばれていたことを暴露された際は「恥ずかしいですね…」と苦笑いを浮かべた。

WBC準決勝
米マイアミの「ローンデポ・パーク」で行われたメキシコ戦に佐々木朗が先発。初回から160キロ超を連発で3回まで無失点も4回2死一、二塁からL・ウリアスに先制3ランを被弾。4回3失点で降板した。5回から2番手で山本が登板。こちらも3イニングを無失点に抑えたが吉田の3ランで追いついた直後の8回に連続二塁打で勝ち越しを許し降板。試合は9回に村上の逆転二塁打で侍ジャパンが劇的なサヨナラ勝利を飾った。

◇全パが4連勝、今日最多並ぶ?

球宴第1戦は、全パが勝ち、21年の第2戦からは4連勝。対戦成績は全パの89勝80敗11分けとなった。なお、全パの球宴最多連勝は過去5度の5連勝となっており、今日の第2戦に勝てば最多タイとなるがどうか。

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[球宴]松坂大輔氏、“令和の怪物”ロッテ・朗希の「えげつない」フォークに見た成長[スポニチ]

◇松坂大輔 視点

テレビ朝日の中継で、登板後の佐々木朗投手と山本投手が放送席に来てくれました。日本球界を代表する先発投手で、ハイレベルなタイトル争いを展開する2人。横に座っていても強いエネルギーを感じましたし、投球も見ていて本当に楽しかったです。

そんな2人のリレー。自分も現地にいた4ヶ月前を思い出しました。米マイアミでのWBC準決勝のメキシコ戦。その時と同じ、豪華な継投に球場のファンも沸いていましたね。佐々木朗投手は防御率、奪三振がリーグトップ。世界の舞台でマウンドに上がったWBCでの経験が大きかったと思います。投球を見ていても1回り成長した姿を感じました。

球宴の舞台。全て直球勝負もあるかなと思っていましたが、本気で三振を奪いにいっていましたね。先頭・中野選手を三振に仕留めたフォークは、スライダー気味に膝元に食い込む一球。より打ちづらい変化をする「えげつない」ボールでした。続く秋山選手はWBCでダルビッシュ投手からアドバイスされたスライダーで三振。投球の幅が広がっていますし、21歳の右腕はまだまだ進化していく−。そう強く感じた球宴でした。

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プロ野球選手会臨時大会、会沢会長「未来の野球界のために何をやるべきか」、ピッチクロック「今は様子見」[スポニチ]

日本プロ野球選手会は19日、名古屋市内で臨時大会を開き、肖像権を選手がより柔軟に使用できるよう12球団に求めることを確認。会沢翼会長(広島)は「未来の野球界のために何をやるべきか話し合った」と語った。

10日のオーナー会議で日本でも導入するか検討を開始することが決まった大リーグの新ルール「ピッチクロック」についても意見交換。賛成や反対の態度は示さず、同会長は「今は様子を見ます」と説明。またファームリーグ拡大に関する意見交換やフリーエージェント(FA)権の取得年数の改革を改めて求めていく方針も確認した。

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[球宴]全パのロッテ・安田が三塁ベンチで「ナイスキャッチ」、近藤のファウルを捕球してガッツポーズ[スポニチ]

グラウンドにいなかった全パの安田(ロッテ)が「ナイスキャッチ」を見せた。

2回2死で全パ・近藤の打球が三塁ファウルゾーンへ。そのまま三塁ベンチに飛び込んだが、なぜかグラブをはめていた安田がキャッチした。

安田は笑顔でガッツポーズ。周囲にいたナインからも「ファインプレー」に拍手が沸き起こった。

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[球宴]佐々木朗希「三振全部取りに…悔しいです」変化球プランには自虐「球場白けていましたけど」[スポニチ]

ファン投票先発部門で1位に輝いたロッテの佐々木朗希投手(21)が19日、第1戦に先発登板。1回を最速161キロをマークするなど2奪三振無失点に抑える貫禄の内容で、2番手・山本由伸(オリックス)にバトンを渡した。

自身2度目の球宴登板を終えた佐々木朗は、試合中のテレビインタビューに登場すると「三振全部取りにいったんですけど、最後の1人でうまくいかなくて悔しいです」と笑顔で汗を拭った。この日のプランは「ストレートを狙っていると思ったんで、変化球を多めに、はい。ちょっと球場白けていましたけど」と自虐コメントを口にして苦笑い。2連続三振を奪った後にノイジーを追い込んでから中前打を許し「いい打者です」と笑った。

2番の秋山を三振に仕留めた最後のスライダーはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)期間中にダルビッシュに教わったものか問われた佐々木朗は「そうです。直伝の…はい。よかったです。三振取れましたし、いいボールだったなと思います」とうなずいた。

先発だったため、ベンチではまだ他の球団の選手と話せていないと話し「これからたくさん話せたらなあと思います」。そして、話してみたい選手には年下の山下舜平大(オリックス)の名を挙げ「カーブとか凄いので、聞けたらなと思います」と球宴ならではのベンチでの時間に期待感を示した。

打線が初回に4点を奪い、いよいよ佐々木朗がマウンドへ。名前がコールされると、どよめきと大歓声が起こった。そして先頭の中野(阪神)に対する注目の初球は、真ん中低めの156キロ直球だった。中野をフォークで空振り三振に仕留めると、続く2番・秋山(広島)もスライダーで空振り三振に斬った。3番・ノイジー(阪神)への5球目には161キロを計測。球場には再びどよめきと歓声が起こった。ノイジーには中前打を許したが、4番・大山(阪神)を三ゴロに打ち取り初回を18球で無失点に抑えた。

2回のマウンドには2番手・山本由伸(オリックス)が上がり、佐々木朗は1回無失点で2度目の夢舞台を終えた。WBC準決勝と同じ侍継投に球場も大盛り上がりを見せた。

初出場だった昨年は第2戦に先発して1回3安打1失点。奪三振は0だったが、162キロをマークし大谷翔平が持つ球宴での日本人最速記録に並んだ。球宴最速記録はビエイラ(元巨人)が持つ163キロ。

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[球宴]佐々木朗希、最速161キロ!2連続Kの貫禄1回無失点、最速記録はお預け、WBC継投に歓声も[スポニチ]

ファン投票先発部門で1位に輝いたロッテの佐々木朗希投手(21)が19日、第1戦に先発登板。登場から球場をどよめかせた。

打線が初回に4点を奪い、いよいよ佐々木朗がマウンドへ。名前がコールされると、どよめきと大歓声が起こった。そして先頭の中野(阪神)に対する注目の初球は、真ん中低めの156キロ直球だった。中野をフォークで空振り三振に仕留めると、続く2番・秋山(広島)もスライダーで空振り三振に斬った。3番・ノイジーへの5球目には161キロを計測。球場には再びどよめきと歓声が起こった。ノイジー(阪神)には中前打を許したが、4番・大山(阪神)を三ゴロに打ち取り初回を18球で無失点に抑えた。

2回のマウンドには2番手・山本由伸(オリックス)が上がり、佐々木朗は1回無失点で2度目の夢舞台を終えた。WBC準決勝と同じ侍継投に球場も大盛り上がりを見せた。

佐々木朗は試合前からリラックスした表情で山本由伸(オリックス)や岡本和真(巨人)ら侍戦士たちと挨拶を交わし、山下舜平大(オリックス)とは投球フォームや握りについて真剣に言葉を交わす場面もあった。山崎福、種市も興味津々な様子だった。キャッチボールはソフトバンクのオスナと行い、2度目の球宴先発に向けてしっかりと調整していた。

全セの先発は同じくファン投票先発部門で1位に輝いた初出場の阪神・村上頌樹。注目の初球は予告通り、佐々木朗に対抗する形となる山なりの超遅球だった。

初出場だった昨年は第2戦に先発して1回3安打1失点。奪三振は0だったが、162キロをマークし大谷翔平が持つ球宴での日本人最速記録に並んだ。球宴最速記録はビエイラ(元巨人)が持つ163キロ。

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ロッテ、オンラインストア限定で「umi」秋物アパレル販売[スポニチ]

ロッテは21日からマリーンズオンラインストア限定でライフスタイルブランド「umi(ウミ)」の新商品として秋物アパレルの販売を開始すると発表した。

「umi」は「your marine life is」をコンセプトとした海とスタジアムが好きな人のためのライフスタイルブランド。第9弾となる今回は佐藤都志也捕手、友杉篤輝内野手がモデルを務めている。

秋物アパレルとしてマウンテンパーカー、薄手ダンボールニットパーカーなどがラインナップされている。商品は注文後1週間を目途に発送予定となる。商品は次の通り。価格は全て税込みとなっている。

マウンテンパーカー(カラー:ブラック×イエロー、サイズ:フリー):10000円、マウンテンパーカー(カラー:ブラック、サイズ:フリー):10000円、薄手ダンボールニットパーカー(カラー:グレー、ブラック、サイズ:M、L、XL):6500円、ワッフル長袖(カラー:アイボリー、ブラック、サイズ:M、L、XL):4500円。

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[球宴]ロッテ・佐々木朗希、昨年の雪辱1回0封2K、最速161キロも“ダルスライダー”で魅了[報知]

「マイナビオールスターゲーム2023」の第1戦(バンテリンD)が行われ、全パが15安打8得点で快勝した。先発のロッテ・佐々木朗希投手(21)は変化球を多投し、1回1安打無失点、2奪三振。1失点を喫した昨季のリベンジに成功した。試合は全パが15安打8得点で快勝。ソフトバンク・柳田悠岐外野手(34)が2年連続でMVPに選出された。第2戦は20日にマツダで午後6時半から行われる。

球場のスクリーンにこの日最速の161キロが計測されると、球場はどよめきに包まれた。佐々木朗が今年もファンを沸かせた。21年にビエイラ(巨人)が記録した球宴最速163キロの更新はならず「一生懸命投げてたんですけどあれが限界かな」と笑ったが、昨季とは違う計18球の“変化球ショー”で魅了した。

「ストレート張ってると思ったので変化球多めで三振狙いにいきました」。初回、中野をフォークで、続く秋山はスライダーで2者連続の空振り三振に仕留めた。ノイジーには161キロ直球を中前へと運ばれ「全部三振狙ってたんで、打たれて悔しい」と苦笑い。それでも最後は阪神・大山を156キロ直球で三ゴロに打ち取り1イニングを1安打無失点、2奪三振。昨年は23球のうち21球が直球だったが、今年は一転、18球のうち10球が変化球。「球数少なく、しっかり抑えられて良かった」と汗を拭った。2番手は山本で、3月のWBC準決勝・メキシコ戦の投手リレーが再び実現した。

昨季の球宴では1球も投げなかったスライダーが右腕を急成長させた。今年3月のWBCでチームメートとなったパドレス・ダルビッシュから握りを教わった。曲がりが大幅に変わり「別物になりました」と手応えをつかんだ“ダル流スライダー”。「日に日に良くなっていいボールになってきた」。新たな武器を習得した今季は前半戦だけで8度の2ケタ奪三振をマーク。この1年間で世界一を経験した右腕は一回りも二回りも成長を遂げた。

試合前には山下(オリックス)やかつてチームメートだったオスナ(ソフトバンク)らと写真撮影。ここまで8勝の山下に対しては「カーブを学びたい。投げられたら投球の幅が広がると思う」。第2戦での交流も生かし、今季1度も投げていないカーブの進化にも意欲を見せた。

新たなスタイルで魅了した右腕が後半戦で目指すものはタイトルだ。現在両リーグトップの121奪三振、防御率1.48、勝率7割7分8厘で投手3冠。登板後のテレビ中継では主要部門全てを争う山本の隣で、「どれかひとつでも(タイトル)取れるように」と宣言した。とどまるところを知らない21歳右腕がファンを沸かせるのはまだまだここからだ。

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[球宴]ロッテ・佐々木朗が2者連続三振、最速161キロで1イニング無失点[報知]

全パ先発のロッテ・佐々木朗希投手は1イニング無失点投球を披露した。

先頭の阪神・中野を141キロフォークで空振り三振。続く広島・秋山は138キロスライダーで空振り三振に切って取った。阪神・ノイジーにはこの日の最速161キロを2球続けて中前安打を浴びたが、続く阪神・大山を156キロで三ゴロに打ち取った。

2回からはオリックス・山本由伸がマウンドに上がった。

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ロッテ・佐々木朗、夢の18球「三振狙い」で1回0封2K、2度目の球宴で初勝利「しっかり抑えられた」[デイリー]

夏のドームに充満する独特の熱気も、鋭く切り裂く。全パのロッテ・佐々木朗希投手が2度目の球宴にして初勝利。「球数少なく、しっかり抑えられてよかった」。昨年は1失点を喫したが、18球で1安打無失点に抑え、チームを波に乗せた。

キレ味抜群の変化球に、セ軍のバットは次々と空を切った。中野には“宝刀フォーク”で勝負。続く秋山には「日に日に良くなっている」というダルビッシュ直伝のスライダーを決め球に、2者連続三振を奪った。

ノイジーには、この日最速の161キロを中前打とされたが、最後は、6月4日・阪神戦で唯一安打を許した大山を、直球で三ゴロ。それでも「三振を全部取りにいったんですけど、悔しいです」と慢心はない。

他球団選手との交流も楽しんだ球宴1日目。オリックス・山下からはカーブを学びたいと言い「今年投げていない球速帯なので投げられたらいろんな面で幅が広がるかな」と右腕。どんな一瞬も貪欲に進化の材料にする。

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日本プロ野球選手会臨時大会、ピッチクロックは「今の時点では何とも言えない。様子を見ます」[デイリー]

日本プロ野球選手会は19日、名古屋市内のホテルで臨時大会を開き、選手の肖像権やフリーエージェント(FA)権の取得年数短縮、ピッチクロック導入検討についてなど、中長期に及ぶ議題の確認、話し合いを行った。

肖像権については現状、球団が一括管理。球団や選手契約によって対応が違う。選手会の会沢翼会長(広島)は「先輩方が築き上げてきてくれたように、未来の野球界のために何をやるべきか話し合った」と説明。時代に沿った対応としてSNSの積極活用など、新しい可能性を追求していくことを確認した。

10日のオーナー会議では、投球間に時間制限を設ける米大リーグの新ルール「ピッチクロック」について、導入の検討開始を決定。この日も各選手で意見交換されたが、同会長は「今の時点では何とも言えない。様子を見ます」と説明した。

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佐々木朗希の1イニング交代に疑問、佐藤義則氏「物足りなさ感じる最近の球宴」「ファンも残念に感じたんじゃないか」[デイリー]

全パ先発の佐々木朗希投手は1イニングを1安打無失点、2奪三振で交代した。デイリースポーツ評論家の佐藤義則氏は「これだけの素晴らしい投手がわずか1イニングで交代するのは残念」と話し、ファンに夢を与える球宴を願った。


全パは佐々木朗が先発し、2回は山本、さらに田中将、和田とベテラン2投手につないでいった。球宴ならではの豪華リレーだったけど、一方で残念だったのは佐々木朗が初回を投げただけで交代したことだ。これだけの素晴らしい投手だからこそ、球宴という大きな舞台で投げる姿をもっと見たかった。

昔は球宴が3試合行われていたこともあって、投手はもう少し長いイニングを投げていた。そういう中で江夏さんの9者連続三振の大偉業(1971年)や、江川のあと1人に迫る8者連続三振(1984年)といった名場面も生まれた訳だけど、今は1イニングか長くても2イニングを投げて交代。江夏さんのような大記録は期待できなくなった。

佐々木朗は2者連続三振を奪った後、安打を浴びて3連続はならなかったが、彼は三振だけでなく、どこまで球速を伸ばすかも注目されていた。球宴最速となる163キロの更新も期待されていただけに、ファンも1イニングでの交代は残念に感じたんじゃないかな。

MVP選手についても、元々打者が受賞することがほとんどなのだが、近年は投球回が短い分、投手が選ばれるのは、ますます難しくなっている。よっぽどインパクトのある投球を見せない限りまず無理だろう。同じ投手だった私としても歯がゆさを感じる。

昔と違って今は球宴が終わるとすぐに後半戦が始まるし、投手はイニング数や球数もしっかりと管理されている。時代の流れといってしまえばそれまでだけど、ファンに夢を与えるという意味では、最近の球宴には物足りなさを感じてしまう。

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佐々木朗希「球場がしらけてました」変化球多投は「全部三振を取りに」最速は161キロどまり、1回1安打無失点[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手が先発し、1回を1安打無失点。直球の最速は161キロをマークした。

先頭の中野はフォーク、続く秋山はスライダーで空振り三振に仕留めた。「ストレートを狙っていると思ったので変化球を多めに」とプランを明かし、「ちょっと球場がしらけてました」と笑った。

3番のノイジーに161キロ直球を中前にはじき返され、「三振全部取りにいったんですけど。ちょっと悔しいです」と苦笑いを浮かべた。

昨年のオールスターでは第2戦に先発し1回を3安打1失点だった。佐々木朗は「去年、打たれた反省を生かしながら投げました」と納得顔だった。

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佐々木朗希、2度目の球宴は大人の投球?変化球連発で解説の古田氏「全員三振を狙っているような配球」と指摘[デイリー]

全パの先発マウンドに上がった佐々木朗希投手は1回を1安打無失点に抑えた。最速は161キロだった。

先頭の阪神・中野に対してカウント1ストライクから3球連続でフォークを続けて空振り三振。続く秋山にもフォークでカウントを奪い、最後は内角低めのスライダーで空振り三振に仕留めた。

2死から迎えたノイジーは追い込んだが、この日最速となる161キロのストレートを中前にはじき返されて苦笑いを浮かべた佐々木朗。それでも大山を三ゴロに打ち取り、無失点で立ち上がった。

昨年は右手中指のマメをつぶした影響でぶっつけ本番だったこともあり、1回3安打1失点。それでも大谷が持っていた日本人の球宴最速タイ記録となる162キロをマークしていた。

2度目となる今年はスピードをおさえめに変化球主体の投球を見せた佐々木朗。解説の古田敦也氏は「スピードじゃなく、全員三振を狙っているような配球ですね」と指摘していた。2回から2番手にはオリックス・山本がマウンドに上がった。

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先発予定の佐々木朗希、中日ファンの子供にも快くサインに応じる、163キロの球宴最速記録更新なるか[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が中日のユニホームを着用した子供にもサインのプレゼントを行った。

同僚のペルドモやソフトバンクのオスナと談笑した後、ペルドモと肩を組んで歩き出すと、ファンの声援に手を振って応えた。

さらに、中日ファンの子供にサインを求められると、快くペンを走らせた。

佐々木朗はこの日の予告先発として、発表されている。21年にビエイラがマークした163キロの球宴最速記録更新が期待されており、登板前日には「たくさんの方に投票をいただいて楽しみにしていただく中での登板となりますので、いいコンディションで当日を迎えて、期待に応えられるようなピッチングをしたいと思っています」と意気込んでいた。

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ロッテ、ライフスタイルブランド「umi(ウミ)」秋物アパレルの販売開始[デイリー]

ロッテは19日、21日からマリーンズオンラインストア限定でライフスタイルブランド「umi(ウミ)」の新商品として秋物アパレルの販売を開始することを発表した。

「umi」は「your marine life is」をコンセプトとした海とスタジアムが好きな人のためのライフスタイルブランド。今回は佐藤都、友杉がモデルを務めている。秋物アパレルとして、マウンテンパーカーや薄手ダンボールニットパーカーなどがラインアップしている。

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ロッテ・東妻勇輔「いい時も、悪い時もこれでやっていこうと」前半戦21試合、8ホールド、防御率2.14[BASEBALL KING]

「いい時も悪い時もありその中でも自分のやれる仕事をちゃんとできているのかなと思いますね」。

ロッテの東妻勇輔は開幕1軍こそ叶わなかったが、5月5日に今季初昇格を果たし、同日のソフトバンク戦、0−0の10回からマウンドに上がり2回を無失点に抑えると、ここまではビハインド、先発投手が降板した後のイニング途中、勝ちパターンなど様々な場面で投げ、21試合・21回を投げ、0勝1敗8ホールド、防御率2.14。

今季東妻を取材していると、「全ては結果だと思う。内容も大事だと思うんですけど、僕は結果、ゼロというのを求めてずっとやっていきたいと思います」と“ゼロ”に抑えることにとにかくこだわっている。

「普通ピッチャーは点を取られるのが嫌じゃないですか。ただそれを場面とかで考えたら、萎縮したり、何点差開いて、ここで点を取られたら雰囲気が悪くなるなとか、そういう考えも出てくると思う。そんなことを考えていたら、そういう時ほど点を取られる。そういったことを考えないように、1点は1点という解釈の仕方に変えただけですね」。

なぜ、このような考え方に変わったのだろうか−。

「5年目に入って1点というのを大切さも分かってきましたし、負け、勝ちとかの重みもわかってきた。慣れてきたところで、怖さが出てくるんですよ。ここで1点取られたら負け、ここで打たれると雰囲気が悪くなる。プロに入って余計に流れとかが分かるようになって考えだしてしまった。それを考えると悪い方にいってしまう。そういう考え方の意識で、厳しく入らなきゃというのはあると思うんですけど、悪い方に傾く、緊張して足が動かなくなる、そういうふうに向かうのが嫌なので、逆にもっとラフに考えようという感じです。切り替えたと言ったら気持ちの中での切り替えだけですね」。

ビハインド、勝ちパターン、ランナーを背負った場面など、どの場面で投げても変わらぬ意識でマウンドに上がる。

「どんな場面であっても1点は1点、それを取られるのは嫌なことなので、そこを抑えるように。しっかりその1点は防ぐようにという考え方でやっています」。

マウンドに上がるまでの、準備の部分は変わったのだろうか−。

「1点は1点で取られるのは嫌だという考え方に変えたので、毎回、毎回、同じ入り方、同じアップをやって同じルーティンで入って、それで点を取られようが、点を取られなかろうが同じことをしているので、そこは調子の良し悪しになってくる。同じ動きをやるようにしていますね」。

「1点にこだわってはいますけど、取られることに後を引くような、ずっと引っ張られるようなことはしない。投げている時に点を取られるのは嫌なので、1点を取られないように抑えにいきますけど、取られた時は取られた時で切り替えるようにしていますね」。

点を取られた次の日も新たな気持ちで迎える。

「長いシーズン戦うのに0で行くというのにこだわっていますけど、昨日の失点を引きずると次に影響してくるので、そこは引っ張らないようにしています」。

後半戦も、ゼロに抑えるため、やることは変わらない。

「いい時も、悪い時もこれでやっていこうと決めたので変えずにやっていこうと思います」。

“勝利の方程式”で投げる投手の働きも重要だが、その前を投げる投手の存在も勝利へ鍵を握る。オールスター明けも活躍に期待だ。

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