7月21日7月21日ロッテ佐々木朗希投手（21）が、憧れの楽天田中将大投手（34）との初対談で、少年時代の出会いや野球への思いを語りあった。
22日に再開するペナントレース後半戦前に「マイナビオールスターゲーム2023」の試合会場でテレビ朝日との合同インタビューに応じた。東北を本拠地とする「最強エース」と岩手出身の「令和の怪物」は、接点や共通項も数多い。12年オールスター第3戦（盛岡）で“初対面”し、19日のオールスター第1戦（バンテリンドーム）では全パの継投リレーで勝利に貢献した2人の思いに迫った。
おそろいのパ・リーグTシャツを着て、笑顔で座った。田中将が座るのを待って、佐々木朗は帽子をかぶり直してソファに並んだ。
互いの印象を問われると、田中将が真っ先に口を開いた。佐々木朗も少し照れながら目標の存在を見つめた。
佐々木朗にとって楽天の背番号18のユニホームは、今でも宝物の1つだ。東日本大震災の被災地の子供達約2400人が招待された12年7月23日のオールスター第3戦（岩手県営野球場）の外野スタンドから、先発した田中将を応援したことは最高の思い出になっている。
13年1月に仙台市内で行われた田中将が発起人になった坂本勇人や前田健太らによる「88年会」の被災地野球教室イベントにも参加している。
ロッテ入団時には目標の選手に田中将の名前を挙げている。プロ入り後「夢や希望を与える選手に－」と発言していることも影響は大きい。13年に田中将がシーズン無傷の24連勝など楽天を日本一に導いた姿は、プロ野球選手を目指す大きなきっかけにもなった。
同じプロ野球選手の立場になった今、教えて欲しい、学びたいことはあるのだろうか－。
さらにトレーニング法に質問が飛んだ。
22日からレギュラーシーズンが再開する。田中将は日米通算200勝まであと5勝。佐々木朗にはNPB最速166キロの更新や最多奪三振など個人タイトルの期待も高まっている。田中将からは意外な弱気発言も。
最後は互いの健闘を誓い合い、固い握手。これからも2人で球界を盛り上げる約束も交わした。
ロッテの西野勇士投手（32）がペナントレース再開となる22日のソフトバンク戦（午後6時開始、ZOZOマリン）で“後半戦開幕投手”を務める。21日は、本拠地ZOZOマリンでの自主練習に参加し前日調整。「後半戦初戦となるので、チームとして良いスタートが切れるように、しっかりと試合をつくっていきたい」と気を引き締めた。
今季はここまで6勝2敗で防御率2.53と安定感を誇るが、7月13日のオリックス戦先発予定を右肩の違和感で回避。同12日に出場選手登録を抹消された。同4日の西武戦から中17日のマウンドで、5月30日巨人戦以来の白星を狙う。
ロッテは21日、ドキュメンタリー映画「MARINES DOCUMENTARY（仮題）」の製作を行うと発表した。
球団理念Vision2025「新たな常勝軍団」の実現を目指しているチームの姿を描くドキュメンタリー映画だ。吉井理人監督（58）と選手達の挑戦を追う本作品は、23年春季キャンプから密着で取材を開始。選手の素顔、試合の裏側など様々な角度からチームの成長をカメラに収めている。特報動画も本日21日から球団HP内特設サイトにて公開された。本編映像は23年12月から24年1月頃に全国映画館で上映予定となっている。
日本野球機構（NPB）は21日、23年シーズン前半戦（7月18日時点）の入場者数と試合時間を発表した。
12球団で最も入場者数が多かったのは阪神で188万2470人（46試合）。1試合平均4万923人も12球団最多で、唯一の4万人超えとなった。
12球団最少は楽天で74万8036人（41試合）。1試合平均1万8245人も12球団最少で、唯一、前年比マイナスとなった（マイナス4.8％）。
新球場となった日本ハムは1試合平均2万5107人を動員。前年比プラス55.2％は12球団最大の伸びとなった。
平均試合時間は、セ、パともに全試合3時間11分、9回試合3時間6分で、いずれも昨季前半戦終了時と同じ時間となった。
12球団の入場者数、1試合平均、平均前年比は次の通り。
ロッテは21日、後半戦開幕となる22日のソフトバンク戦に向け、先発する西野ら一部選手が自主練習を行った。
吉井監督は夏場の鍵として「体調管理」を掲げ「（エンゼルスの）大谷が言っていたようによく食べて寝ることが大切。投手と打者をやり、毎日試合に出ている彼がいうのだから間違いない」と語った。チームは今季ここまで42勝32敗4分で2位。首位オリックスを3.5ゲーム差で追う。
19日のオールスター第1戦に先発した佐々木朗の次回登板については「状態を見て決める」と話すにとどめた。
ロッテ・西野勇士投手（32）が後半戦スタートとなる22日のソフトバンク戦（ZOZOマリン）に先発する。21日はZOZOマリンでの自主練習に参加した。
今季はここまで6勝2敗で防御率2.53。7月13日のオリックス戦に先発予定だったが、右肩の違和感で回避し、12日に出場選手登録を外れた。復帰登板となる西野は「後半戦の初戦なので、チームとして良いスタートが切れるように試合をつくっていきたい」と気合を入れた。
ロッテは前半戦を42勝32敗4分の貯金「10」で2位ターンした。首位オリックスとは3.5ゲーム差となっている。
ロッテは21日、公式サイトを通じてドキュメンタリー映画「MARINES DOCUMENTARY（仮題）」の制作が決定したと発表した。公開時期は2023年12月～2024年1月頃で、全国の映画館で上映予定。2023年春季キャンプから密着取材を開始しており、25年に常勝軍団への変貌を目指すチームの姿を描くドキュメンタリーとなる。
映画の特設サイトも開設され、球団公式ユーチューブには映画のトレイラー映像が公開。ファンからは「是非とも吉井さんの胴上げが見たい」「こんなん見に行くしかないやろ」「動画見て涙出てきちゃった」「嬉し涙で終わらせようぜ！」「優勝が決まった瞬間と胴上げシーンの入ったドキュメンタリーを期待しています」などと喜びとともに優勝へ向けて期待を寄せる声が上がっていた。
プロ野球は22日にセ、パ両リーグともに後半戦がスタートする。ロッテの西野が後半戦初戦のソフトバンク戦で先発する。12日に右肩の違和感で出場選手登録を外れていたが状態に問題はなく、4日の西武戦以来のマウンドへ向け「右肩は大丈夫。とにかくゲームをつくることが1番大事」と強い口調で意気込んだ。
今季は10試合で6勝2敗、2.53。5月30日の巨人戦を最後に白星から遠ざかっているが、投球内容は安定している。チームは首位オリックスから3.5ゲーム差の2位につけており、逆転優勝へ向け勢いをつけられる投球を目指す。
日本野球機構（NPB）が21日、プロ野球のシーズン前半戦の入場者数を発表した。
セ・リーグは1試合平均3万2476人（計251試合）で、同2万7357人（同277試合）だった2022年と比べ18.7％増。パ・リーグは平均2万4943人（計247試合）で、2万63人（同273試合）だった前年より24.3％増えた。
球団別でもっとも数字が伸びたのは、セはDeNAの3万1547人で前年比32.5％。パは日本ハムの2万5107人で前年比55.2％だった。楽天は1万8245人で12球団で唯一、前年を下回るマイナス4.8％だった。
打って、守って、走って、そして学んで。「マイナビオールスターゲーム2023」に初選出されたロッテ・安田尚憲内野手（24）は、生き生きとした表情で球宴の2日間を過ごした。
応援歌の歌詞に「ワッショイ ワッショイ」という掛け声が入っているロッテの〝お祭り男〟。球宴で最初に目立ったシーンは、グラウンド上ではなく、ベンチの中での出来事だった。
バンテリンドームで行われた19日の第1戦、2回の全パの攻撃。近藤（ソフトバンク）が打ち上げたファウルボールが三塁側のベンチへ。すると、グラブをはめていた安田がベンチ内でノーバウンドで捕球した。自身も驚いた表情を浮かべながら、両手を掲げてガッツポーズ。仲間からは拍手が送られた。
「まさか飛んでくるとは思わなかったので、びっくりしましたけど、楽しかった。いつでもいけるように、グローブをはめていました」。出場への思いが生んだ〝ファインプレー〟だった。
その後、6回に代打で登場。全セ・岩崎（阪神）の初球を捉え、球宴初安打となる右前打を記録した。「全部振っていこう思った」と球宴初打席のファーストスイングで見事にヒット。源田（西武）の右翼への二塁打で、一塁から激走してホームに生還し「足が遅いんですけど、何とかホームに帰れて、源田さんに迷惑をかけずに済んでよかった」。積極的な姿勢は結果にもつながった。
マツダスタジアムで行われた20日の第2戦は「7番・三塁」で先発出場。第1戦で最優秀選手賞（MVP）をつかんだ、自主トレをともにする師匠の柳田（ソフトバンク）から「MVPを取れよ」とハッパを掛けられ、試合に臨んだ。0－0の2回、いきなりチャンスで打席が回ってきた。無死一、三塁で左打席に入ったが、MVPが頭をよぎり「力んじゃいました」と空振り三振に倒れた。
4回にはサイ・ヤング賞右腕のバウアー（DeNA）と対戦した。「やってみたい」と心待ちにしていた右腕との真剣勝負は、投げる前に球種を予告される異例のスタイル。「びっくりしましたけど、1、2、3で思いっきり振ってみました」と初球の151キロを中前打とし、「いい経験ができた」と笑った。
守備では好プレーを連発して、球場を盛り上げたほか、頓宮（オリックス）のファーストミットを借りて、一塁も守った。試合以外では、師匠と慕う柳田をはじめ、近藤、佐藤輝（阪神）、万波（日本ハム）らに積極的に話しかけ、打撃論などを中心に野球談議に花を咲かせた。「色々勉強になった。また来年も来られるように」と目を輝かせた。
チームの吉井監督には「ホームラン、打てませんでした」と報告し、頭を下げるという。「ギータさんには『まだまだできる』と言われました。後半戦、もっと頑張っていきたい」。18年ぶりのリーグ優勝へ。多くの学びを得た若きスラッガーが、後半戦もチームを盛り上げる。
右肩違和感のため出場選手登録を外れていたロッテ・西野が、22日のソフトバンク戦で先発する。
これで先発の駒は6枚そろったが、吉井監督は「前半戦を見て、中6日でしっかり投げられる投手が1人もいないので、2軍にいる投手に助けてもらいながら回していきたい」と状態を見ながら間隔を空けたり、登板を飛ばす「ゆとりローテーション」を組む方針を明かした。球宴に出場した佐々木朗の次回登板については「状態を見て決めたい」と明言を避けた。
日本野球機構は21日、前半戦終了時点の平均試合時間を発表した。セ、パ共に3時間6分（9回終了試合）でどちらも前半戦終了時点の昨季とは同じだったが、昨季全日程の平均3時間9分と比べると3分の短縮となった。
また、1試合平均の観客数は昨年同時期と比べてセ・リーグが18.7％増の3万2476人、パが24.3％増の2万4943人。球団別では4万923人の阪神がトップだった。楽天を除く11球団が昨年を上回り、新球場が開業した日本ハムは昨季比55.2％の大幅アップだった。
ロッテは21日、ドキュメンタリー映画「MARINES DOCUMENTARY（仮題）」の制作を発表した。
球団理念Vision 2025「新たな常勝軍団」の実現を目指しているチームの姿を描くドキュメンタリー映画で、12月～24年1月ごろに全国映画館で上映予定となっている。
新監督の吉井理人と選手達の挑戦を追う本作品は、2023年春季キャンプから密着で取材を開始。選手の素顔、試合の裏側など様々な角度からチームの成長をカメラに収めている。
特報動画も21日から球団ホームページ内特設サイトで公開されている。
日本野球機構（NPB）は21日、前半戦終了時点の観客動員数を発表。
1試合平均の観客数は昨年同時期と比べてセ・リーグが18.7％増の3万2476人、パが24.3％増の2万4943人となった。
球団別では4万923人の阪神がトップ。楽天をのぞく11球団が昨年を上回った。新球場のエスコンフィールド北海道が開業した日本ハムは昨季比55.2％の大幅アップ。
ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）での優勝などを追い風に、客足が戻った。過去最多の観客動員数を記録した2019年の同時期はセが3万4546人、パが2万6432人だった。
平均試合時間はセ、パともに3時間11分で、どちらも昨季と同じだった。
ロッテの西野勇士投手（32）が22日のソフトバンク戦に先発することが発表された。ソフトバンクは大関友久投手（25）が先発する。
西野は今季10試合に先発して6勝2敗、防御率2.53。ただ、5月30日の巨人戦を最後に白星から遠ざかり、今月12日には右肩違和感のため、出場選手登録を抹消されていた。
吉井監督は「検査に行って（エコーの）画像上何ともなかったのを見て本人も安心したのか、すっかり元気になってます」と、後半戦の“開幕投手”に指名した。右腕は「明日は後半戦の初戦となるので、チームとして後半戦の良いスタートが切れるようにしっかりと試合を作っていきたいと思います」と意気込んだ。
プロ野球は22日から後半戦に入る。セ・パともにまだまだ混戦模様の中、逆襲を心に誓う男達がいる。スポーツ報知の12球団担当記者が、復活の願いを込め、“リベンジャーズ”を選んだ。
後半戦でリベンジに燃えるのはロッテ・岡大海外野手（32）だ。60試合に出場し打率2割4分9厘をマークしているが、4日に腰痛の影響で離脱。だが再合流した15日の楽天戦（ZOZO）では「1番・右翼」で2安打3打点をマーク。自身の誕生日に自ら花を添えた。パンチ力のある打撃と俊足が魅力の32歳。現在外野手は藤原、山口、ポランコ、和田に石川慎が加わり争いは激化中。「自分が思ったような成績は残していないし、ロッテに対しても（貢献できる）活躍は少ない」。腰痛から復帰したベテランが、起爆剤になりそうだ。
日本野球機構（NPB）は21日、前半戦終了時点の観客動員数を発表し、1試合平均の観客数は昨年同時期と比べてセ・リーグが18.7％増の3万2476人、パが24.3％増の2万4943人となった。
球団別では4万923人の阪神がトップだった。楽天をのぞく11球団が昨年を上回り、新球場のエスコンフィールド北海道が開業した日本ハムは昨季比55.2％の大幅アップ。WBCでの優勝などを追い風に、客足が戻った。過去最多の観客動員数を記録した2019年の同時期はセが3万4546人、パが2万6432人だった。
平均試合時間はセ、パともに3時間11分で、どちらも昨季と同じだった。
右肩違和感から復帰したロッテ・西野が22日の後半戦開幕投手を務める。今季から先発再転向し、6勝2敗。12日からは右肩違和感のため戦線を離れていたが、吉井監督も「すっかり元気になってます」とゴーサインを出した。
右腕は「とにかくゲームを作るのが1番大事だと思っている。ここまで作れてきているので、そういう部分を継続していきたい」と復活星を狙う。
「最悪な前半戦だったと思います」。
ロッテの山口航輝は、このように前半戦を総括した。山口は2月の練習試合で5本の本塁打を放ち、オープン戦でも2本のアーチを描いたが、開幕してからも2月の練習試合で見せていた打撃を披露できず、今季初本塁打は4月25日の西武戦、80打席目。さらに4月30日には『左大腿二頭筋損傷』で1軍登録抹消となった。
「開幕前に自分の思い描いた通りにならない中で、焦りというのはありました。高いところを目指してきたぶん、自分にがっかりすることもたくさんありました。まだまだ足りないなと思う部分は開幕前から思っていましたけど、開幕して改めて自分の力のなさを感じました」。
5月28日に1軍再昇格を果たすと、30日の巨人戦で今季第2号ソロを放てば、6月5日の阪神戦では一時逆転となる第3号3ランを含む5打点の大暴れ。7日のヤクルト戦では第4号3ランを含む3安打の活躍を見せ、11日の広島戦で第5号満塁本塁打。交流戦は打率こそ.227だったが、12球団2位の15打点。交流戦明けも6月27日のオリックス戦で0－1の9回に平野佳寿からライト前に一時同点となる適時打、7月1日の楽天戦では6－2の5回1死走者なしの第3打席、弓削隼人が2ボール1ストライクから投じた外角高めの138キロストレートをバックスクリーン右に本塁打。山口らしい“逆方向”への一発だった。
「もっともっと右方向に強い打球、ホームランとかを打ちたいと思いますし、1回ファームに落ちて色々考えることが多かったです。そこで1つ成長できたと思うので、怪我して良かった訳ではないですが、怪我して気づくこともたくさんあったので、そこは自分のモチベーションというか、それまで試合に出ていても苦しかった。毎日何をしてもうまくいかない、その中で試合に出してもらっているので、何とかしないといけないという気持ちと頭がついてこないというか、そういった部分もあってファームに落ちた時に1軍の試合を見て、どんな状況であっても上で試合に出られることは、幸せなことだなと感じたので、家で何してるんやろうなと感じで見ていました。そこで落ちた1ヶ月間というはいい時間になったのかなと思います」。
いよいよ22日からオールスター明けの戦いが始まる。ロッテは現在首位・オリックスと3.5ゲーム差の2位。リーグ優勝を狙える位置につけている。勝負所での山口の一打、一発がチームの勝ち負けに大きく関係してくるだろう。
「前半みたいな成績では絶対に終われないと思っているので、シーズンが終わった時に1位に入れるように、そこに貢献できるようにやるだけだと思います」。
昨年は8月に月間打率.306をマークすれば、9月は1試合3本塁打を放つなど6本塁打、18打点の活躍を見せた。
山口本人は「体は動きやすいので、暖かい方が好き」と話すが、「暑さに弱いので、どうですかね、すぐへばっちゃうので、ベンチとかで、クールダウンしながら、何とか凌げればいいかなと思います」と話した。
「もっともっと練習をして、出してもらっている立場なので、何とか期待に応えられるようにやっていきたいなと思います。これだけ試合に出させてもらって、打席にも立たせてもらって、こんな成績では絶対に終われないと思っているので、後半戦しっかりチームの力になれるように、そこだけはちゃんと意識してやっていきたいなと思います」。
山口が勝利に導く一打が増えた時、リーグ優勝が見えている時だ。