わたしはかもめ2023年鴎の便り(8月)

便

8月8日

千葉ロッテ0−2オリックス(ZOZOマリン)

オリックスが3連勝。1回に中川圭の適時二塁打で先制し、3回には森の適時三塁打で加点。山本が7回を単打4本に抑え、無失点で両リーグトップの11勝目を挙げた。平野佳が18セーブ目。ロッテは最後まで本塁を踏めず3連敗。

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オリックス1010000002
千葉ロッテ0000000000

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[ロッテ]藤原恭大が打球見失い…後方にポトリ、吉井監督「捕って欲しいフライだった」[ニッカン]

ロッテは守備のミスが響き、今季11度目の0封負けで3連敗を喫した。

「9番中堅」で1軍復帰した藤原恭大外野手が1回2死二塁、中川圭の大飛球に頭上を越され先制点を許すと、3回1死二塁では森の打球を見失い後方にポトリ。適時三塁打となり序盤で2点目を献上した。吉井監督は「捕って欲しいフライだったと思いますけども。次は捕れるように練習してもらいたいと思います」と振り返った。

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[ロッテ]美馬学、通算1000奪三振まであと3「チームの勝利へ貢献できるように」[ニッカン]

ロッテ美馬学投手が9日オリックス戦に先発する。

通算1000奪三振まであと「3」。節目の記録達成が迫るが「1イニング、1イニングを全力で挑んでいきたいと思います。首位バファローズとの大事な一戦、チームの勝利へ貢献できるように頑張ります」と、自らの役割に徹する構えだ。

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[ロッテ]横山陸人の初勝利記念グッズ、10日から受注販売「充実したシーズンを送れています」[ニッカン]

ロッテは8日、横山陸人投手(22)の初勝利記念グッズの受注販売を、マリーンズオンラインストア限定で、10日から開始すると発表した。

高卒4年目右腕の横山は7月23日ソフトバンク戦(ZOZOマリン)で10回表に6番手として登板し、1回無失点でプロ初勝利をマークした。

記念グッズ販売にあたり、横山は「初セーブ、初勝利とここまで充実したシーズンを送れています。もちろんこの成績で満足せず、チームの優勝のためにしっかり残り試合も腕を振っていきたいと思います!」とコメントを寄せた。

マリーンズオンラインストアで10日正午から8月20日午後11時59分まで受注。10月上旬頃の配送を予定している(直筆サイン入りフォトファイル、ボールは11月上旬、直筆サイン入りオーセンティックユニホームは12月上旬の配送予定)。

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ロッテ・吉井監督は序盤の失点を悔やむ「守備の差で負けた」、オリックスと今季最大6ゲーム差[サンスポ]

ロッテは散発5安打で今季11度目の零敗を喫した。相手エースの山本に球数を投げさせ、後半勝負に持ち込む作戦を敢行。予定通り7回110球を投げさせる展開となったが、3回に中堅手の藤原が森の飛球を見失い、中越え適時三塁打となるなど守備のミスで序盤に失点した。

吉井監督は「0−0できて後半勝負だった。この作戦だとちゃんと守らないと駄目。守備の差で負けた」と苦言を呈した。3連敗で首位オリックスとのゲーム差は今季最大の6に広がった。

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ロッテ・カスティーヨは6回2失点の好投実らず、今季11度目の完封負けでオリックスと6ゲーム差[サンスポ]

本拠地ZOZOマリンで行われる首位オリックスとの直接対決。ロッテの助っ人右腕、ルイス・カスティーヨ投手(28)が「6連戦の頭で、しかも首位チーム相手の非常に重要な登板になる」と意気に感じて大事な一戦のマウンドに立った。堂々と山本と投げ合った。

190センチの長身からスリークオーターで投じるドミニカ共和国出身の右腕。切れ味鋭いスライダーを軸に、丁寧に低めに投球を集めて、強力オリックス打線を封じた。1回は先頭の太田に初球の直球をフェンス直撃の右越え二塁打とされ、いきなりのピンチ。だが、この回の失点は、4番・中川圭の中越え適時二塁打による1点のみに抑えて踏ん張った。

3回は1死二塁から森をチェンジアップで中飛に打ち取ったかに思われたが、中堅手の藤原が打球を見失い、中越え適時三塁打となった。不運な当たりに泣かされながらも、6回90球を投げて6安打2失点。粘り強く試合をつくった。

打線は5回に1死一、三塁としたが、荻野が三直に倒れた際、三走のブロッソーが塁に戻れず併殺に。カスティーヨは頭を抱えて悔しがった。打線の援護に恵まれず、2点ビハインドのまま降板。今季3勝目をつかむことはできなかったが、チームを鼓舞する力強い投球を示した。

打線は今季11度目の完封負け。3連敗でオリックスとは6ゲーム差に広がった。

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ロッテ・美馬学が1ヶ月ぶりの2勝目へ、9日のオリックス戦に「全力で挑んでいきたい」[サンスポ]

ロッテ・美馬学投手(36)が9日のオリックス戦に先発する。8日は試合前の練習でキャッチボールなどで準備を整えた。

前回2日の日本ハム戦では今季ワーストの5失点(自責点3)で3回途中で無念の降板。通算1000奪三振まで残り3に迫っている。右腕は「1イニング、1イニングを全力で挑んでいきたい。首位バファローズとの大事な一戦。チームの勝利に貢献できるように」と決意した。7月8日の日本ハム戦以来、1ヶ月ぶりの今季2勝目を狙う。

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ロッテ・横山陸人のプロ初勝利記念グッズを受注販売、「この成績で満足せず、残り試合も腕を振っていきたい」[サンスポ]

ロッテは8日、8月10日よりマリーンズオンラインストア限定で横山陸人投手の初勝利を記念したグッズの受注販売を開始すると発表した。

横山は7月23日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)の10回に6番手で登板。右横手投げから繰り出す150キロ超の直球とシンカーを武器に1回無失点と好投し、プロ入り後初勝利を記録した。横山の初勝利記念グッズは、フェイスタオル、Tシャツ、アクリルキーホルダーなどがラインナップされている。

横山は「初セーブ、初勝利とここまで充実したシーズンを送れています。もちろんこの成績で満足せず、チームの優勝のためにしっかり残り試合も腕を振っていきたいと思います!」とコメントした。

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ロッテ・藤原、打球見失う凡ミス連発、3連敗で首位オリックスと今季最大6差[スポニチ]

ロッテ・藤原が中堅守備で記録に残らないミスを連発し、3連敗でオリックスと今季最大の6ゲーム差となった。

初回2死二塁で中川圭の飛球を見失って先制適時打とされ、3回1死二塁でも森が打球を打ち上げた瞬間にバンザイポーズ。後方に打球を落とし2点目を奪われた(記録は三塁打)。薄暮の時間帯ながら吉井監督は「中堅から見たら(打球が)消えるみたい。仕方ないと言ってはダメ。外野が下手なだけ」と酷評。打線も山本から得点を奪えず今季11度目の零敗を喫した。

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ロッテ、首位オリに零敗で6差、不運な打球判断ミスも…カスティーヨ6回2失点粘投実らず[スポニチ]

ロッテは5ゲーム差で追う首位オリックスとの大事な3連戦初戦を落とゲーム差が6に広がった。先発のルイス・カスティーヨ投手(28)は6回2失点。味方の打球判断ミスがある中で粘りの投球を見せたが打線の援護がなかった。

カスティーヨは初回、オリックスの先頭打者・太田に投じた初球をいきなりフェンス直撃の二塁打とされると、2死から4番・中川に中堅への適時二塁打を浴びた。

3回1死二塁の場面では2番・森が中堅方向へ高く打ち上げた打球を藤原が見失い“バンザイ”のポーズ。直後に打球は藤原の後方にポトリと落ちた。風が強いことで知られるZOZOマリン。太陽が傾き、打球が見えにくい時間帯だったことが影響した可能性もあるが、不運な形で2点目を失った。

オリックスのエース山本との投げ合い。カスティーヨは「6連戦の頭で、しかも首位チーム相手の非常に重要な登板になりますので、長いイニングをしっかりと投げて試合をつくり、チームに良い流れを呼び込み、勝利に貢献したいです。マリーンズにとって、素晴らしい6連戦となるように精一杯、頑張りたいと思っています」とコメントした通りの粘投で6回2失点。しかし、打線がオリックスの投手陣に無得点に抑えられ、大事な3連戦初戦を落とした。

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BALLISTIK BOYZ、ロッテVSオリックス戦でライブ&始球式、深堀未来が剛速球[スポニチ]

7人組ダンス&ボーカルグループ「BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE」が8日、ZOZOマリンスタジアムで開催されたロッテ―オリックス戦に登場した。試合前にグラウンド内でスペシャルライブを開催して「Ding Ding Dong」を熱唱。さらに、メンバーを代表して深堀未来がセレモニアルピッチに臨んだ。左投げから捕手役のロッテ・安田に投げ込み、ミットをかすめてバックネットまで到達する速球を披露した。

深堀未来
「初めてプロのマウンドに立ってみてあんなに硬いのかとびっくりしました!コントロールが定まらなかったので、またリベンジしたいです!ZOZOマリンスタジアムは沢山の人が来ていて試合中もすごく盛り上がっていましたし、外ということもあって夜風にあたりながら野球観戦にまた来たいと思いました!今日は微力ではありますが、少しでも球場を盛り上げるべくライブパフォーマンスそして、セレモニアルピッチをさせていただきました!また何かの機会があれば盛り上げにきたいと思います!」

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ロッテ、横山のプロ初勝利記念グッズ受注販売、直筆サイン入りは限定99個[スポニチ]

ロッテは10日からマリーンズオンラインストア限定で横山陸人投手の初勝利を記念したグッズの受注販売を開始すると発表した。横山は7月23日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)で10回に6番手として登板し、1回無失点と好投し、プロ入り後初勝利を記録した。

横山は「初セーブ、初勝利とここまで充実したシーズンを送れています。もちろんこの成績で満足せず、チームの優勝の為にしっかり残り試合も腕を振っていきたいと思います!」とコメント。

記念グッズはフェイスタオル:1800円、Tシャツ:3800円、アクリルキーホルダー:600円、直筆サイン入りフォトファイル(99個限定、証明書付き):15000円、直筆サイン入りボール(99個限定、証明書付き):18000円、直筆サイン入りオーセンティックユニホーム(99個限定、証明書付き):99000円で、価格はいずれも税込み。マリーンズオンラインストアで10日正午から20日午後11時59分まで受注する。発送は10月上旬ごろを予定。なお、直筆サイン入り商品は12月上旬の発送を予定している。

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[ロッテ]山本由伸に打線封じられ3連敗、吉井監督「守りの差で負けた」オリックスとは今季最大の6ゲーム差[報知]

ロッテはオリックスの先発・山本に7回まで4安打無得点に封じられ、8回以降も得点を挙げることができず3連敗。首位・オリックスとの差は今季最大の6ゲーム差に開いた。

守備では初回2死一塁に中川の打球に対し中堅手・藤原が判断を誤り、頭上を越える適時二塁打で先制点を許した。さらに1点リードの3回1死二塁には森のセンター方向の打球を再び藤原が見失い、頭上を越えて後方に落ちる適時三塁打で2失点。不運な形で失点を許した。

先発のカスティーヨは6回6安打2失点でまとめたが、打線は勝利数リーグトップを走る山本を攻略できず、7回まで4安打無得点。それ以降も山崎颯、平野から得点を奪うことができずに今季11度目の零封負けとなった。

吉井監督は「外野野守ったことないので何とも言えないけど、ベンチからだとちゃんと見えていた。でも見えないのは取れないので。仕方ないと言っちゃいけないけど、慣れていくしかない」と選手をねぎらい、山本への攻略に関しては「点は取れなかったけど7回で降板させるだけの球数を投げさせられたのは良かった。ただ、その作戦だと守らないと勝てなかった。後半0−0で行って、リリーバーで勝負か、球数投げさせて球威落ちたところで勝負するっていう。守りの差で負けたって感じですかね」と嘆いた。

首位・オリックスとの直接対決に敗れゲーム差は今季最大の6ゲーム差。ここが踏ん張り所だ。

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ロッテ・カスティーヨ−オリックス・山本由伸…スタメン発表[報知]

[オリックス]
1(二)太田、2(右)森、3(遊)紅林、4(中)中川圭、5(一)頓宮、6(指)セデーニョ、7(三)宗、8(捕)若月、9(左)茶野、投=山本
[ロッテ]
1(右)荻野、2(遊)藤岡、3(左)山口、4(指)ポランコ、5(二)中村奨、6(一)安田、7(三)ブロッソー、8(捕)佐藤都、9(中)藤原、投=カスティーヨ

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[ロッテ]横山陸人の初勝利記念グッズを受注販売[報知]

ロッテは8日、マリーンズオンラインストア限定で横山陸人投手の初勝利グッズを10日から受注販売することを発表した。

横山は7月23日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)でプロ入り後初勝利を記録。グッズはフェースタオル(1800円)やTシャツ(3800円)、アクリルキーホルダー(600円)など全6アイテムがラインアップ。横山は「初セーブ、初勝利とここまで充実したシーズンを送れています。もちろんこの成績で満足せず、チームの優勝のためにしっかり残り試合も腕を振っていきたいと思います!」とコメントした。

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ロッテ、守乱が響き今季11度目の零敗、吉井監督「守りの差」、オリックスとのゲーム差は6に[デイリー]

首位チームの壁を打ち崩せなかった。今季11度目の零敗を喫し、オリックスとのゲーム差は「6」に開いた。ロッテ・吉井理人監督(58)は「(山本を)7回で降板させて球数を投げさせられたのはよかったが、守りの差で負けた」と振り返った。

打線は4回まで1度も得点圏に走者を進められず。5回には1死一、三塁まで好機を拡大したが無得点に終わった。それでも粘り、山本に7回で110球を投げさせた。

だが、守備ではほころびが出た。初回には中堅・藤原が判断ミスで中川圭の打球を取り損ね、先制点を献上。1点ビハインドの3回も、藤原が森の打球を完全に見失い適時三塁打となった。指揮官は「(初回は)取って欲しいフライだった。仕方ないと言っていけないけど慣れていくしかない」と話した。

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ロッテ、首位オリックスに完封負け、吉井監督「守りの差で負けた」、ゲーム差は今季最大6に…[デイリー]

ロッテが今季11度目の完封負け。首位オリックスとのゲーム差は今季最大の「6」に開いた。吉井監督は「点は取れなかったんですけど、7回で降板させる球数を投げさせられたのはよかった。ただ、その作戦だとちゃんと守らないとだめ。後半0−0できて、リリーバーが代わった時の勝負。それか、球数投げさせて球威落ちたところをやっつけるっていう作戦だった。守りの差で負けた」と振り返った。

オリックスのエース・山本を前に打線は沈黙した。4回までわずか2安打と、1度も得点圏に走者を進めることができなかった。0−2の5回には1死一、三塁まで好機を拡大したが、荻野が三直。三走・ブロッソーも三塁に戻りきれず無得点に終わった。その後、得点の好機を生み出せなかった。

守備では初回2死二塁、中川圭の中堅への飛球を中堅・藤原が判断ミスで捕球できず。適時打となり先制点を与えた。さらに、0−1の3回1死二塁からは森の飛球を、またしても藤原が見失い、適時三塁打となった。指揮官は「ベンチからではちゃんと見えてた。あっち(外野)から見たら消えるみたいなんですけど、見えないのは取れないので。あれも仕方ないといっちゃダメですけど、慣れていくしかない」と話した。

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ロッテ、今季11度目の完封負け、3連敗で首位・オリックスが遠のく6差に[デイリー]

ロッテは、首位オリックスのエース・山本を前に沈黙し今季11度目の零敗。3連敗となり、首位とは6ゲーム差に開いた。

0−1の初回。三者凡退の重苦しいスタートから、4回まで得点圏に1度も走者を進められず。わずか2安打に封じ込められていた。

それでも打開しようと、0−2の5回にはブロッソーが中前打で出塁。1死からはこの日1軍昇格した藤原が右前打で続き、一、三塁と好機を拡大した。だが、続く荻野は初球で三直。三走・ブロッソーも三塁に戻りきれず、併殺に終わった。6回以降も相手の継投に封じられた。

先発のカスティーヨは6回を6安打2失点と試合を作った。初回2安打を浴び先制点を献上。3回にも、2安打で失点したが、その後は安定した投球を披露し「低めにボールを集めることを意識してピッチングをしました。自分らしい投球でしっかりゲームを作ることができた」と振り返った。

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ロッテ、横山の初勝利記念グッズ販売開始、「チームの優勝の為にしっかり残り試合も腕を振っていきたい」[デイリー]

ロッテは8日、10日からマリーンズオンラインストア限定で横山陸人投手の初勝利記念グッズの受注販売を開始することを発表した。

横山は7月23日・ソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)で10回から6番手として登板。1回無失点と好投し、プロ初勝利を挙げた。右腕は「初セーブ、初勝利とここまで充実したシーズンを送れています。もちろんこの成績で満足せず、チームの優勝の為にしっかり残り試合も腕を振っていきたいと思います!」とコメントした。初勝利記念グッズでは、フェイスタオルやTシャツが販売される。

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ロッテ・田中楓基「春先より球も強くなっている」制球力向上には「悪い時も修正がきくようになってきた」[BASEBALL KING]

◇ストレートに自信

「良い感じで投げられていると思います」。

ロッテの育成・田中楓基はファームで14試合・22回1/3を投げ、1勝3敗、防御率6.45だが、フレッシュオールスター明けの2試合はリリーフでいずれも力強いストレートで相手打者を抑え込んでいる。

「7月があんまりいい結果じゃなかったので、まっすぐをしっかり投げようと8月に入ってからまだ2試合(実際は1試合で7月30日のDeNA2軍戦は1回無失点)しか投げていなんですけど、いい感じで強く投げられているかなと思います」。

今年5月に取材を行った時には、“ストレートの質”にこだわっていると話していたが、現在のストレートについて「春先より球も強くなっていると思います。球速自体も少し速くなってきているので、手応えはあります」とのことだ。

「横の変化しか持っていないので、縦に落ちるチェンジアップ、フォークであったりどちらかはいずれ投げられるようになりたいなという意識で投げています」と春先はフォークも公式戦で投げていたが、ここ最近はストレートとスライダーの2種類のみ。フォークは引き続き練習では投げているが、試合では投げていない。

「真っ直ぐがゾーンの中で強く投げられているぶん、スライダーを投げている時に空振りだったり、最近見逃しが取れるようになってきたので、そこは同時進行といえば同時進行かなと思います。スライダーを今大きいのと小さいのを2つ投げているという感じですね」。今はストレートとスライダーに重点に置いて、試合では投げている。

◇制球も向上

制球の不安定さも徐々に解消されつつある。直近2試合はいずれも無四球。そのため、7月30日のDeNA2軍戦は1回・12球、8月5日のヤクルト2軍戦も1回2/3・14球と少ない球数だった。

「だいぶ自分のチェックポイントが分かるようになってきました。悪い時も修正がきくようになってきたというか、以前は修正がきかなかったんですけど、最近は修正ができるようになってきました」。

修正がきくようになってきた理由について「投げる回数が増えてきて分かるようになってきたという感じですね」と説明した。

あとは実戦経験を積んでいく中で、安定した投球を“継続”できるかがポイントになってくる。「もう少しやりたいこともあるので練習してやっていきたいと思います」と田中楓。

具体的に“やりたいこと”について「落ち球もそうですし、ランナーが出た時に盗塁をすごくされちゃうので、そこの対策だったり、もっともっとストレートを強く投げられるようにというところですね」と教えてくれた。

「来年に向けて、支配下取れるように課題を潰していきたいなと思っています」。ファームで結果を残すことも大事だが、今は数年後、1軍で活躍するための準備期間。もちろん、ただ漠然と練習や試合に臨んでいても課題は克服できないが、取材を通して自分の課題点と向き合っているように見える。一歩一歩、田中楓基のペースで成長していって欲しい。

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