わたしはかもめ2023年鴎の便り(8月)

便

8月12日

千葉ロッテ3−2埼玉西武(ZOZOマリン)

ロッテが逆転サヨナラ勝ち。1−2の9回1死二、三塁から佐藤都の中前打で追い付き、荻野の犠飛で試合を決めた。9回を抑えた沢田が4年ぶりの勝利。西武は7回に中村の逆転2ランでリードしたが、増田が誤算だった。

123456789R
埼玉西武0000002002
千葉ロッテ010000002x3x

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[ロッテ]沢田圭佑が移籍後初、1563日ぶり白星「まだまだいける」高校同級生の藤浪が刺激[ニッカン]

ロッテの沢田圭佑投手(29)が、オリックス時代の19年5月2日以来、1563日ぶりの白星を挙げた。9回に4番手として登板し、1回を3者凡退に。同裏に荻野のサヨナラ中犠飛でチームが勝ち、勝利投手となった。

沢田は「勝つ、負けるはあまり気にしていないので、1イニングをしっかり投げきれたことが今日は1番良かった」と笑顔を見せた。「こういうところで投げるために日々練習しているので、打者と僕も勝負に集中して試合に入っていくことが出来た」。先頭のマキノンを150キロ直球で二飛。外崎は152キロ直球で遊ゴロに。最後は7回に2ランを放っている中村に全5球直球勝負を挑み、「1球目、2球目、3球目と良くなっていたので、絶対にいけると思って」と空振り三振を奪った。

昨年6月に右肘トミー・ジョン手術を受け、同オフにオリックスから戦力外通告を受けた。今オフにロッテと育成契約を結び、先月末に支配下登録されたばかりだ。「完璧なペースで進んでいました」とリハビリを順調に乗り越え、2度目の登板で新天地初勝利。「起きた瞬間から寝るまで野球のことを考えてきた。寝ている時も野球の夢が何回も出てくるような生活だった。それだけ野球への思いをリハビリにぶつけて自分と向き合ってきた。手術前は痛みで起きていたので、うなされるような感じなんですけれど、手術が終わってからは自分が全力で投げている試合が多くて…」。夢を現実にした充実感に満ちていた。

復活劇は、まだ始まりに過ぎない。「前のチーム(オリックス)が(2年連続で)優勝した時も全く投げられていなかったのも大きくて、正直優勝2回しましたけれど、僕の中では1回も味わっていない。それを今年達成したい」。古巣を2位で追う状況に「絶対に勝ちたい」と闘志も燃やした。

励みになる存在は、大阪桐蔭時代に同級生だったオリオールズ藤浪晋太郎投手だ。高校時代は背番号10としてエースと2番手の関係だった。「毎回、『投げていたなあ』とかLINEを送ってくれます」。ともに新天地での挑戦が始まったばかり。「すごいなあと常に見ているので、彼の活躍を見て、日々、僕も頑張れています」。165キロの剛腕に負けじと、腕を振る覚悟だ。

オリックスでも勝利の方程式を担っていた右腕。沢村が病気で離脱するなど、6連戦が続いて苦しい夏場のリリーバー陣にとっても起爆剤となりそうだ。吉井監督も「通常よりも早く復帰しているので、かなりリハビリを頑張ったと思うので、今日勝てて良かった」とたたえ、長所を問われると「投げっぷりですね」と即答。沢田も「まだまだいけると思います」と、リーグ優勝、日本一への新戦力に名乗りを上げた。

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[ロッテ]「オジ3」でサヨナラ!37歳荻野貴司「西武には僕より上のおじさん…」意地見せた[ニッカン]

ロッテの“オジ3”でサヨナラだ。1−2で迎えた9回先頭、31歳中村奨吾内野手が右安で出塁。1死後に代打の32歳岡大海外野手が中堅への二塁打でつないだ。同点後、1死二、三塁からチーム最年長37歳の荻野貴司外野手が、中犠飛で決めた。負ければ今季初の4カード連続負け越しを阻止した。

目の前にはもっとベテランがいる。まもなく40歳を迎える西武栗山と中村剛だ。荻野は「西武には僕より上のおじさんって言ったら失礼ですけど、先輩方がまだまだ元気にやられているので」と奮起。逆転2ランを浴びた中村剛に負けじと、「奨吾からつないでくれたので、何とか決めたいと思って打席に入りました」。持ち味のコンパクトなスイングでの殊勲打だ。

浅い飛球を見つめながら「やべえと思ったんですけれど、岡頼む」と願い、一塁塁上で仲間の祝福シャワーを浴びた。だが、岡の離塁に対し相手ベンチからリプレー検証。「ドキドキしていました」。生還が認められると今度はウオータータンクから水を浴びせられ全身びしょぬれ。前日11日には吉井監督から「おじさん2人(荻野と中村奨)」と称されて休養日となっていたが、若々しく躍動する姿で勝利を導き、“オジサン”にもサヨナラだ〜!

吉井監督(サヨナラ勝利に)
「もう少し早く先発をやっつけないといけない。(おじさん達は)練習しすぎっていうところもあるのですが、若い子達にも刺激になってくれている。」
沢田(9回に登板し、オリックス時代の19年以来4年ぶり勝利)
「1球目、2球目、3球目と良くなっていったので絶対にいけると思った。(トミー・ジョン手術後にも)支えてくれた人達も喜んでくれると思う。」

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[ロッテ]小島和哉が5・24以来の勝ち星へ13日西武戦先発「長いイニングをしっかり」[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(27)が13日の西武戦(午後5時開始、ZOZOマリン)で先発する。

12日の試合前練習で、キャッチボールなどの調整。前回登板の6日楽天戦(楽天モバイルパーク)は7回123球を投げ、2失点の好投も4敗目を喫した。5月24日の西武戦で5勝目を挙げて以来、8試合白星なしの状況が続いている。「前回の登板のように長いイニングをしっかり投げたいと思います。チームの勝利に貢献できるように頑張ります」。81日ぶりの勝ち投手となるべく意気込んだ。

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[ロッテ]貴方のお好みは…パイの実?雪見だいふく?スイカバー?コラボグッズご賞味あれ[ニッカン]

ロッテは12日、ロッテの菓子やアイスとのコラボグッズ販売をマリーンズストアミュージアム店で開始したと発表した。

今回のロッテとのコラボグッズは、「パイの実」「雪見だいふく」「スイカバー」の3ブランドが対象。球団公式マスコット「マーくん」と各ブランドのキャラクターとのコラボデザインのTシャツ、タオル、巾着などの商品が多数、展開されている。幅広い層の方に楽しんでいただくべく、シンプルなデザインから、可愛らしいデザインまでバリエーション豊かだ。

過去にも「ガーナ」「コアラのマーチ」「クーリッシュ」とのコラボグッズを販売している。

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ロッテ、9回逆転!荻野犠飛で劇的珍サヨナラ=A西武が「三走の離塁早い」とリクエストもリプレー検証の映像なく判定そのまま![サンスポ]

珍しい形でサヨナラ決着が舞い込んだ。2−2の9回1死二、三塁でロッテ・荻野が中犠飛を放ち、三走の岡が生還。ナインはヒーローにウォーターシャワーを浴びせたが、西武が三走の離塁が中堅手の捕球より早かったとしてリクエスト。リプレー検証に入った。

だが、中堅・長谷川の捕球と三走の離塁の瞬間を同時に収めた映像がなく、本田球審が「リプレー映像がありませんので、判定通り得点とします」と説明。検証不可能≠ナ今季7度目のサヨナラ勝ちが決まり、歓喜の輪をつくり直した。

右肘の内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)から復活を遂げた沢田圭佑投手(29)の威勢のいい投球が劇的勝利を呼び込んだ。1−2の9回に登板。「こういうところで投げるために練習してきた」と集中し、テンポよく2死を奪い、この日2ランを放っている中村と対戦。「1球投げるごとによくなっていった。絶対いけると思った」と全球直球で勝負を挑んだ。最後は153キロで空振り三振。移籍後初白星を挙げた。昨季オリックスを戦力外となり、今季ロッテと育成契約。7月に支配下選手登録されたばかりの右腕が4年ぶりの勝利をつかんだ。

大阪桐蔭高では藤浪(オリオールズ)らとともに甲子園で春夏連覇を達成。米球界に挑戦中の同期の存在は刺激で「投げるとラインをくれる。彼の活躍を見て僕も頑張れている」と切磋琢磨する。「前のチームが2度優勝したときには全く投げられなかった。僕は1回も優勝を味わっていない。今年達成できたら」。首位オリックスを5.5ゲーム差で追う中、新戦力が起爆剤となる。

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ロッテ・メルセデス、6回無失点「こういった投球を今後につなげていければ」[サンスポ]

安定感のある投球でリズムに乗った。ロッテの助っ人左腕、メルセデス投手(29)が先発し、6回3安打無失点の好投。丁寧にコースをつく持ち前の技術を示し、試合をつくった。

「悪い流れになりそうな場面はいくつかあったが、要所でしっかりと打者を抑えることができた。こういった投球を今後につなげていければ」。

1回1死で源田に中前打を許したが、続くペイトンが放った中前に抜けそうな当たりを二塁手の中村奨が好捕し、二ゴロ併殺に。仲間の好守に救われ、勢いに乗った。2回〜5回は1人の走者も許さない。4回に前日11日に本塁打を放ったペイトンを外角いっぱいの直球で見逃し三振に斬るなど、抜群のコントロールが光った。

巨人から加入した今季は試合前までに先発で14試合に登板し、3勝6敗。勝ち星には恵まれていないが、防御率3.15(11日現在)と安定した投球を続けている。普段は先発を担いながら中継ぎでも2試合に登板。7回に3番手で登板した7月17日の楽天戦後に、吉井監督が「ブルペン陣は連投の子が多かったので、助けてもらった」と話すなど、献身的な姿勢でチームを支えている。

0−1の7回に2番手でマウンドに上がった東條が逆転2ランを被弾し、勝ち星をつかむことはできなかったが、これで3試合連続でクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)。助っ人左腕はめげずに腕を振る。

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ロッテ・小島和哉、13日の西武戦先発、2ヶ月半ぶりの白星へ「前回のように長いイニングをしっかり投げたい」[サンスポ]

ロッテの左腕・小島和哉投手(27)が13日の西武戦に先発する。前回6日の楽天戦では4敗目を喫したが、7回5安打2失点と、粘りの投球を見せた。5月24日の西武戦を最後に白星から遠ざかるが、状態は上がっており「前回の登板のように長いイニングをしっかり投げたい。チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と意気込んだ。約2ヶ月半ぶりの6勝目を目指す。

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ロッテ、「パイの実、雪見だいふく、スイカバー」とのコラボグッズを販売[サンスポ]

ロッテは12日、マリーンズストアミュージアム店にて株式会社ロッテとのコラボグッズの販売を開始したと発表した。

今回のロッテとのコラボグッズはパイの実、雪見だいふく、スイカバーの3ブランドが対象で、球団公式マスコット「マーくん」と各ブランドのキャラクターとのコラボデザインの商品も展開。幅広い層の方が楽しめるよう、シンプルなデザインのものから可愛らしいデザインのものまでラインアップされている。

過去にはガーナ、コアラのマーチ、クーリッシュとのコラボグッズを販売していた。

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ロッテ“珍”サヨナラ、荻野の犠飛に離塁早かった!?西武リクエストも「リプレー映像なし」[スポニチ]

ロッテ・荻野は2度、ウオーターシャワーでびしょ濡れになった。劇的なサヨナラ勝ち、と思いきや西武・松井監督からリクエスト。一塁ベース付近で1度はナインに水をかけられた殊勲の男から笑顔が消える。「2度で美味しい?美味しくないですよ。ドキドキしながら待っていた。アウトなら(延長戦で)着替えないととか考えて…」。4分以上待たされた結果、判定通りにサヨナラ勝ち。今度はベンチ前で氷入りの水を思い切り浴びた。

巨人、阪神、ソフトバンクと並んで12球団最多となる今季7度目のサヨナラ勝ちは「珍」な幕切れだった。佐藤都の中前適時打で同点に追いつき、なお9回1死二、三塁。荻野は中飛を打ち上げた。「やべえ!岡、頼む!」と願ったという浅い飛球で、三塁走者の岡が本塁付近で西武の捕手・古市と激突しながらホームイン。この中犠飛で「三塁走者の離塁が早いのでは」と西武側がリクエストした。

検証を終えた責任審判の本田英志球審の場内アナウンスは「リプレー映像がないので判定通り得点とします」。米ニューヨークに検証専用のスタジオを用意している大リーグと違い、日本では中継映像が頼り。「検証不可能」でのサヨナラ劇に、松井監督は「映像がない以上はね。僕らが(離塁が)早いと思って、最後の最後まで可能性探っただけ」。一方の吉井監督は「もしアウトなら延長。冷静に待っていた」と振り返った。

貴重な白星で首位オリックスとは5.5ゲーム差。お立ち台に上がった荻野は「最初は冷たかったけど、今は温かくなってきて心地いい」と「2度美味しい」満面の笑みだった。

◇5月混乱で条項追加

セ、パ両リーグのアグリーメントの条項では、検証のための映像がない場合は審判員の判定を維持し、リクエスト回数にカウントしないとされている。当初は「映像なし」に関する記述がなかったが、5月28日の楽天−日本ハム戦で日本ハム・新庄監督が走者のタッチアップの離塁が早かったとリクエストしたが映像がなく混乱。6月5日のプロ野球実行委員会で映像がない場合の条文を追加し、同日から適用した。

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ロッテ・沢田、3人斬り1563日ぶり白星、プロ初のお立ち台で喜び、7月に支配下登録[スポニチ]

ロッテは4番手で9回に登板し3者凡退に抑えた沢田がオリックス時代の19年5月2日ロッテ戦以来1563日ぶりの白星を挙げた。

昨年6月に右肘靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、今年はロッテと育成契約し7月に支配下登録。「長いリハビリは本当に苦しかった。起きた瞬間から寝るまで野球のことを考えてきた。夢にも野球が出てきた」とプロ初のお立ち台で喜びを口にした。

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ロッテ・沢田が1563日ぶりの白星、トミー・ジョン手術を乗り越え「寝ていても野球が夢に出てきた」[スポニチ]

9回を3者凡退に抑えたロッテ・沢田が、オリックス時代の19年5月2日のロッテ戦以来、1563日ぶりの白星を挙げた。

「勝つ、負けるはあまり気にしていない。1イニングをしっかり抑えられたのが良かった。1球1球、一生懸命投げた」。

2死からは7回に一発を放っていた中村を全て150キロ超の直球で空振り三振。その裏の味方の逆転サヨナラ勝利を呼び込んだ。

オリックスでは勝利の方程式を担うセットアッパーとしても活躍。しかし故障に苦しみ、昨年6月には右肘の靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。

昨年オフにオリックスを戦力外に。今年はロッテと育成契約を結び、1軍に帰ってきた。

「長いリハビリは本当に苦しかった。起きた瞬間から寝るまで野球のことを考えてきた。寝ていても野球が夢に出てきた」。

オリックスは過去2年、リーグ制覇。しかし沢田自身は「全く投げられなかった。正直、(チームは)優勝を2回したけど、自分は1回も味わっていない。それを今年達成できたら」という。その首位のオリックスとは5.5ゲーム差。「絶対に勝ちたい」と言葉に力を込めた。

大阪桐蔭時代は藤浪晋太郎(オリオールズ)の2番手で背番号10を背負った。長い道のりを経て、右腕はロッテで再び輝きを取り戻そうとしている。

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前代未聞!?ロッテ“検証不可能”でサヨナラ勝利、本田球審「リプレー映像がありませんので…」[スポニチ]

ロッテが前代未聞の形で、今季7度目のサヨナラ勝利を収めた。

1点を追う9回1死二、三塁、佐藤都の中前打で同点。さらに1死二、三塁のサヨナラ機で出来事は起きた。打者・荻野が中堅に飛球を打ち上げ、西武中堅手・長谷川がキャッチ。本塁送球は大きく三塁方向にそれ、タッチアップした三走・岡と捕手・古市が交錯。岡は生還し、ロッテナインは荻野を中心に歓喜の輪を作った。

しかし西武は三塁走者の離塁が、中堅手の捕球よりも早かったとしてリクエスト。それを受け、審判団はリプレー検証に入った。

約3分間の検証後、責任審判の本田球審は「リプレー映像がありませんので、判定通り得点とします」と場内放送で説明。そのままロッテのサヨナラ勝利となり、微妙な空気が流れる中、ナインは再び歓喜の輪を作った。

試合後、吉井監督は最後の局面について「もしアウトになったら延長になるので、そこは冷静になっていました」と振り返る。三走と捕手の交錯についてではなく、三走の離塁が早かったことに対するリクエストかと問われ「そうです。本塁のプレーではないです」と淡々と話した。

三塁走者と中堅手の捕球を同時に収めた映像が存在しなかったと見られ、検証自体が不可能だったための措置だが、負けた西武はもとより、ロッテにとっても後味の良くない結末となった。

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ロッテ先発メルセデス、約2ヶ月ぶりの白星ならず、6回まで無失点も…、7回に東條が逆転2ランを被弾[スポニチ]

先発・メルセデスは好投も白星は手にできなかった。

初回1死から源田に中前打。しかし続くペイトンを二ゴロ併殺打に仕留めて波に乗った。

5回まで1安打無失点。1点リードの6回に連打で1死一、二塁のピンチを背負ったが、後続を抑えた。

6回3安打無失点で勝利投手の権利を手にして降板。球団広報を通じて「悪い流れになりそうな場面はいくつかあったけど、要所でしっかりと打者を抑えることができた」とコメントした。

白星なら6月16日のDeNA戦以来、約2ヶ月ぶりの4勝目だったが、7回に2番手・東條が中村に逆転2ランを被弾。メルセデスの白星は消えてしまった。

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ロッテ・安田が幸運な先制打、高々と上がった飛球が遊撃・源田と左翼・ペイトンの間にポトリ[スポニチ]

ロッテ・安田が幸運な打点を挙げた。

0−0の2回2死一塁。安田は初球を高々と打ち上げてしまった。しかしこの打球を西武の遊撃手・源田と左翼手・ペイトンが「お見合い」。両者の間にポトリと落ちる二塁打となり、一塁走者の中村奨が先制のホームを踏んだ。

安田にとっては2日の日本ハム戦以来、6試合ぶりの打点。「(中村)奬吾さんが激走してくれたので、先制点が取れました。まずは先制できて良かったです」とコメントした。

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マリーンズ×ロッテコラボ商品販売、雪見だいふくなど3ブランド対象[スポニチ]

千葉ロッテマリーンズは、マリーンズストアミュージアム店で株式会社ロッテとのコラボグッズの販売を開始したと発表した。今回のロッテとのコラボグッズはパイの実、雪見だいふく、スイカバーの3ブランドが対象で、球団公式マスコット「マーくん」と各ブランドのキャラクターとのコラボデザインの商品も展開。シンプルなデザインのものから、かわいらしいデザインのものまでラインアップしている。

過去にはガーナ、コアラのマーチ、クーリッシュとのコラボグッズを販売している。今回のコラボグッズはTシャツ:3800円、アクリルキーホルダー:600円、フェイスタオル:1800円、ハンドタオル:1000円、トートバッグ:2200円、ミニトート:2000円、巾着:1000円、マリーンズテキストロゴキャップ:4400円、ロッテモチーフロゴキャップ:4400円で、価格は全て税込み。パイの実、雪見だいふく、スイカバー各バージョンで各アイテムがラインアップ。ロッテモチーフロゴキャップにはオンラインストアが21日、ミュージアム店は22日からの販売となる。

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[ロッテ]昨年トミー・ジョン手術の沢田圭佑が1563日ぶり勝利「マウンドに戻れてよかった」[報知]

ロッテの沢田圭佑投手が、9回に4番手として登板。1イニングを3者凡退に抑え、チームの逆転サヨナラ勝ちで、オリックス時代の2019年5月2日以来、1563日ぶりの白星をつかんだ。

22年6月に右肘トミー・ジョン手術。同年オフにオリックスを戦力外となったが、ロッテと育成契約を結んだ。「完璧なペースで進んだ」とリハビリは順調に進み、今年7月に支配下復帰。今月9日に術後初登板し、この日が2度目の登板だった。

沢田は初のお立ち台で「本当に嬉しかった。長いリハビリだったので本当に苦しかったですけど、マウンドに戻れてよかったなと思いながら投げました」と喜びをかみ締めた。

大阪桐蔭では、今年からメジャーに舞台を移した藤浪晋太郎(現オリオールズ)と同期。復帰登板後にはLINEで連絡ももらったという。「やっぱりすごいなと思って見ているので、彼の活躍を見て日々、僕も頑張れている」と語った。

チームは2位ながら、やや状態が下がってきたところに現れた貴重な戦力。「前のチーム(オリックス)が優勝しているときに全く投げられなかった。優勝2回したけど、僕の中では1回も優勝を味わっていない。今年達成できたら。絶対に勝ちたい」と強い思いを明かしていた。

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[ロッテ]メルセデスが6回3安打無失点の好投、2番手・東條が打たれ2ヶ月ぶり白星はならず[報知]

ロッテの先発C.C.メルセデス投手が6回を投げ3安打無失点と好投。6月16日以来、約2ヶ月ぶりとなる白星(4勝目)の権利を持って降板した。

初回、1死から源田に中前打を許したが、続くペイトンを二ゴロ併殺打に仕留め波に乗った。

2〜5回は四球による走者を1人許しただけ。6回に1死から長谷川、蛭間に連打を許し一、二塁と、この試合初めて得点圏に走者を進められたが、続く源田、ペイトンを内野ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

1点のリードをもらい、7回からリリーフ陣にマウンドを託したが、7回に2番手・東條が中村に逆転2ランを被弾。6月16日のDeNA戦(横浜)以来、約2ヶ月ぶりの白星はならなかった。

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ロッテ・メルセデス−西武・松本航…スタメン発表[報知]

[西武]
1(右)蛭間、2(遊)源田、3(左)ペイトン、4(一)マキノン、5(二)外崎、6(指)中村、7(三)佐藤龍、8(捕)古市、9(中)長谷川、投=松本
[ロッテ]
1(右)荻野、2(遊)藤岡、3(三)ブロッソー、4(指)ポランコ、5(左)山口、6(二)中村奨、7(一)安田、8(捕)田村、9(中)藤原、投=メルセデス

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ロッテ・沢田、1563日ぶり白星、オリックスから移籍後初「まだまだいける」[デイリー]

魂の直球攻めで4年ぶり勝利が舞い込んだ。トミー・ジョン手術、オリックス自由契約を経て移籍したロッテ・沢田圭佑投手が、1563日ぶりの白星。9回、荻野が中犠飛で今季7度目のサヨナラ勝ちを決め、移籍後初勝利をつかんだ。

「1イニングをしっかり投げ切れたのが今日はよかった」。

1−2の9回に、出番は来た。2者連続で打ち取ると、迎えたのはこの日2ランをマークする中村だ。「投げるごとに良くなっていた。絶対いけると全部真っ直ぐでいった」と直球勝負を挑み、空振り三振に斬った。

昨年6月には右肘のトミー・ジョン手術を受けた。リハビリ期間、寝ている時に見るのは「自分が全力で投げている試合」の夢だった。「野球に対しての思いがなくなったことはない」。7月27日に支配下登録されたばかり。常に自分と向き合い、大きな1勝を手にした。

「まだまだいけると、僕の中では思ってます」。復活の一途をたどる右腕が、逆転Vのピースとなる。

沢田圭佑(さわだ・けいすけ)
1994年4月27日生まれ、29歳。愛媛県出身。178センチ、96キロ。右投げ左打ち。投手。大阪桐蔭から立大を経て、2016年度ドラフト8位でオリックス入団。17年3月31日・楽天戦(京セラドーム)でプロ初登板(救援)。22年6月に右肘手術。同年オフに戦力外通告を受ける。23年1月にロッテと育成契約。7月下旬に支配下登録。

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ロッテ、沢田が1563日ぶり白星、「1イニングをしっかり投げ切れたのが1番よかった」[デイリー]

ロッテの沢田圭佑投手が、オリックス時代の2019年5月2日・ロッテ戦以来1563日ぶりに勝利を挙げた。昨年6月にトミー・ジョン手術を受け、1年足らずでのスピード復帰。「リハビリは正直、完璧くらいのペースで進んだ。1イニングをしっかり投げ切れたのが1番よかった」と話した。

1−2の9回から登板し、まずはマキノン、外崎をテンポよく打ち取った。続いて迎えたのは、この日2ランを放った中村。それでもひるまず「あの1イニングの中でも1球目よりも2球目、2球目よりも3球目と良くなっていたので、絶対いけると思って全部真っ直ぐでいった」と直球勝負。空振り三振に斬り、わずかな点差を守った。

大阪桐蔭時代は、元阪神で現在は米大リーグ・オリオールズの藤浪とともに甲子園で戦った。現在も登板した際には「毎回、投げていたな見たいなラインを送ってきてくれる」という。沢田は「やっぱりすごいなと僕は常に思って見ているので、彼の活躍を見、日々僕も頑張れている」。元チームメートの活躍が原動力となっている。

オリックス時代は2度の優勝を経験したが、ケガのため戦線には加われなかった。「正直、優勝2回したけど、僕の中では1回も優勝を味わっていないような気持ち。それを今年達成できたら」。復活の一途をたどる右腕が、逆転Vの大きなピースとなる。

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ロッテ、鮮やか逆転サヨナラ勝利、9回にベテラン荻野が決めた、TJ手術乗り越えた澤田が移籍後初勝利[デイリー]

ロッテが9回、鮮やかな逆転サヨナラ勝ち。首位・オリックスとの差を5.5に縮めた。

1点ビハインドの9回、先頭・中村奨が西武の守護神・増田から右前打で出塁。1死後、代打・岡が左中間の二塁打でお膳立てすると、佐藤都が中前へ同点適時打。最後はベテランの荻野が中犠飛で試合を決めた。

0−0の2回、2死一塁から、安田が左翼方向へ飛球を放った。フラフラと上がった打球は左翼手と遊撃手の間にポトリ。その間に、一走・中村奨が激走を見せ、先制のホームを踏んだ。

投げては先発・メルセデスが6回3安打無失点と好投。初回は1死から源田に中前打を許したが、続くペイトンを併殺打に仕留め無失点。その後は5回まで無安打の圧巻の投球を披露した。1−0の6回には、連打などで2死二、三塁のピンチを迎えたが、最後はペイトンを二ゴロで切り抜け、「悪い流れになりそうな場面はありましたが、要所でしっかりと打者を抑えられた」と話した。

だが、7回に登板した東條が、先頭・マキノンに左前打を許すと、1死後一塁から中村に逆転2ランを浴びた。

それでも9回に打線が奮起。トミージョン手術を乗り越えて、オリックスから移籍した澤田が9回を三者凡退に抑えて、嬉しい移籍後初勝利を挙げた。

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ロッテ・松川虎生一から鍛える/2年目の明暗[週刊ベースボールONLINE]

鮮烈デビューを遂げた昨年から一転、自らと向き合う日々が続く。2年目の松川虎生は今年4月13日にプロ入り後初めて出場選手登録を抹消された。1年間1軍で過ごしたルーキーイヤーとは違い、昨年1試合しか出場がなかったファームが主戦場。捕手だけではなく、指名打者としても起用され、休みなく実戦に励む。

市和歌山高からドラフト1位で入団した昨季。春季キャンプからアピールし、高卒新人捕手として史上3人目となる開幕マスクに抜擢。2戦目でプロ初安打を放つなど上々の滑り出しを見せ、さらに4月10日のオリックス戦+ZOZOマリン)では佐々木朗希の完全試合をリード。10勝を挙げたベテランの美馬学が絶対的な信頼を置くなど、76試合に出場。新人らしからぬ活躍で、さらなる飛躍を感じさせた。

それでも、19歳に満足感はなかった。「この1年間、悔しかったということが1番。来年は1年目という言葉がないので、しっかり危機感を感じてやりたい」。打率は.173。守備でもブロッキングに課題を感じたという。技術向上を求め、オフはWBC日本代表の中村悠平+ヤクルト)ら経験豊富な捕手が集う自主トレに参加。2年連続で開幕1軍をつかんだが、5試合出場で計1安打。2軍での調整が決まった。

吉井監督は「彼にとっては必要な時間。たくさん試合に出て、レベルを上げてまた戻ってきて欲しい」。ファームでの7月4日の巨人戦(ロッテ浦和)では公式戦初本塁打をマーク。打撃でも守備でも一から見つめ直す時間になっている。

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「映像なく判定通り」で決着…ロッテ−西武の“リプレイ検証できず”、解説陣はどう見た?[BASEBALL KING]

◇“タッチアップ検証”の難しさ

西武は12日、敵地でのロッテ戦に2−3でサヨナラ負け。7月9日以来の1軍登板となった先発の松本航が今季最長の8回を投げて1失点に抑える力投を見せたものの、9回に登板したクローザーの増田達至が誤算だった。

先頭の中村奨吾に安打を許し、1死を挟んで岡大海が二塁打。1死二・三塁から佐藤都志也に適時打を浴びて2−2の同点とされると、その後1死三塁から荻野貴司にセンターへのフライを打たれ、三塁走者の岡が生還した。

この場面で西武・松井稼頭央監督は、三塁走者・岡のタッチアップに関して、中堅手の捕球よりも離塁が早かった可能性を指摘してリクエストを要求した。そのまま審判団によるリプレイ検証に入ったのだが、グラウンドに戻ってきた審判からは「映像がありませんので、判定通り得点とします」というアナウンスが。該当プレーを確認できる映像が残っていないため、当初の判定通りでの決着となった。

何とも珍しい幕切れとなったこのシーンは、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも話題に。池田親興氏は「審判の方からしたら、リクエストを受けた際に“映像がないので”というのは1番言いたくない言葉ではあると思う」とした上で、「三塁走者がスタートするところだけ撮っていても分からないですし、野手が捕球する瞬間が同時に収められた映像がなければ分からないですから」とタッチアップを映像で検証する際の難しさを強調した。

それでも、西武ファンにとってはもやもやの残る結末となったことは言うまでもない。最後は「次に向けて、課題を残す部分もあるのかなと」と締めくくられたように、この1件をキッカケにリプレイ検証に関する環境が変化していくことがあるのか。今後の動向を注視したい。

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サボり常連がプロ野球選手へ、指導者の言葉で人生変えた“やる気スイッチ”の入り方[Full-Count]

◇ロッテに移籍して活躍中の石川慎…ソフトボールを「お腹痛い」でサボっていた?

今季途中に巨人からロッテに移籍し、印象的な活躍を続けている石川慎吾外野手が野球の道に踏み込むきっかけは「だんじり」にあった。主に西日本で、祭りに登場する「山車」を指す言葉だが、野球とどんな関わりがあったのだろうか。

大阪府堺市出身の石川慎が野球を始めたのは小学校3年生。ただその前に、1年生の時からソフトボールのチームに入っていた。最初から好きだった訳ではない。地域の子供会に入ったきっかけが、威勢のいい石川慎にぴったりの「だんじり」だったのだという。

「とにかくだんじりを引きたかったんです。そのためには子供会に入らないといけなかった。そうすると男の子はソフトボール、女の子はポートボールをやるとなっていました。でもソフトボールはすぐ『お腹が痛い』って言って帰ってましたね」と笑う。「それが“慎吾病”と言われてたくらいです」というから、本当にしょっちゅうだったのだろう。

だから、3年生になって軟式チームの「野田ホークス」に入った時も、自分から進んでではなかった。「家でやっていた居酒屋に少年野球の団長さんが来ていて、親父になかば強制的に入れられたようなものです」。ただ、野球好きになるのに時間はかからなかった。当時はやったポケモンや遊戯王といったカードゲームにも興味を示さず、野球の練習ばかりしている子供になっていった。

「でも、練習しているつもりはなかったんですよね。やらされることが嫌いで、走るのも遊びの延長というか」。

◇本気になった高校3年…「プロ野球を目指してみなさい」という言葉でスイッチオン

中学では硬式の「ジュニアホークスボーイズ」を選んだ。うまい子は硬式に進むことが多い関西では、自然の流れだったという。当時は投手をメインにプレーしていたが「プロ野球選手になるとか思ったことはなかったですね。うまくなりたいなとは思っていましたけど」。南海(現ソフトバンク)の監督だった穴吹義雄氏が作ったチームで、元プロ選手が教えてくれる機会も多く「基礎を叩き込まれた感じです」。石川慎のそんな日々が花開くのは、もう少し先のことだ。

東大阪大柏原高2年の時、田中秀昌監督(現・近大監督)と面談をした。「プロ野球を目指してみなさい」という言葉は、新たな発見だった。「そんなこと思ってもみなかったので。最後の1年間は、執着心を持ってやってみよう」とスイッチが入った。

3年夏は大阪桐蔭高を破っての甲子園出場を果たし、日本ハムからドラフト3位で指名された。「練習試合だったんですけど、審判に『僕投手やります』と言って代わっちゃったりとか、野手がマウンドに集まるときなんか、外野を守っていても走ってきて、参加してましたからね。監督はそんな変化が嬉しかったみたいですね」。

だから、今野球をやっている子供達にアドバイスを送るとすれば「楽しくやろう」になるという。ただ、その意味が人とはちょっと違う。「楽しくというのは、本気でやることです。自分と約束して、それを果たしてどんどんうまくなる。僕はチームが休みの時でも、自分と約束した練習はきっちりやっていました」。今も野球が「大好き」だと言い切る石川慎。楽しみ続けた結果、プロ野球という舞台にたどり着いたのだ。

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