わたしはかもめ2023年鴎の便り(8月)

便

8月14日

[ロッテ]安田尚憲、履正社後輩の活躍が刺激、一塁&三塁併用にも「良い準備が出来るよう」[ニッカン]

ロッテの安田尚憲内野手(24)が、第105回全国高校野球選手権記念大会で躍動する母校の履正社(大阪)の後輩たちに負けじと、首位オリックスの背中を追う。

14日は日本ハム、楽天との敵地6連戦に備え、空路で北海道へ移動。「(13日の高知中央との2回戦は)朝からだったので試合を見られましたが、自分もすごく勇気づけられましたし、刺激をもらっています」。今月1日にマイク・ブロッソー内野手(29)が加入して以降は、本来の三塁ではなく一塁手としての出場が続いている。福浦ヘッドコーチらに指導を受けながら日々上達中。三塁手としての間隔が空いていることには「多少なりの不安はありますが、これまで培ってきた経験はそんなにすぐにはなくならないと思うので、どっちでいくにせよ良い準備が出来るようにやっていきたい」と前を向いた。

打撃では8月に入り23打数3安打と苦戦中だが、13日の西武戦では中前先制適時打を放つなど3戦連続安打で存在感を示している。甲子園で必死にボールを追う後輩達の姿は、自身にとっても原点を思い起こさせてくれる1つの原動力だ。

母校は17日の第1試合で前年覇者の仙台育英(宮城)と準々決勝進出をかけて対戦する。「相手は優勝候補と言われているチームですけれど、大阪代表としての強さもあると思うので、後輩のみんなも悔いのないように自信を持ってプレーしてもらいたいです」。今回は選手らが着用するTシャツ寄贈なども含めエールを送った。

吉井理人監督(58)も「安田は一塁を守っているほうが格好良く見えますね。これは私の感想なので」と冗談交じりに、新たなポジションで奮闘する姿をたたえた。これまでもブロッソーとの併用を明言してきたが、一塁と三塁の入れ替えも含め「もちろんあります。もしかしたら、どっちかが休んでどっちかが三塁みたいなこともある」と今後の起用法を示した。

安田にとってもチームにとっても、リーグ優勝に向けてとりこぼすことの出来ない下位チームとの6連戦となる。首位とは5.5ゲーム差。高校時代はヤクルト村上、日本ハム清宮と並び「高校ビッグ3」と称された安田のバットが、暑い夏の勝利を導く。

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[ロッテ]西野勇士15日の日本ハム戦に先発、自己最多に並ぶ9勝目を目指す[ニッカン]

ロッテ西野勇士投手(32)が15日の日本ハム戦(午後6時開始、エスコンフィールド)に先発することが発表された。

右肘のトミー・ジョン手術から復帰後、今季は先発に転向。12試合の登板で8勝2敗、防御率2.61と好投を続けている。前回登板となった今月3日の日本ハム戦(ZOZOマリン)では6回0/3 5失点(自責3)ながら8勝目を挙げるなど、今季の日本ハム戦は3戦2勝と負けなし。中11日でのマウンドに向け、14日は航空機で北海道へ移動。「ゲームを作ることを1番に考えて投球したいと思います。チームの勝利へ貢献できるように頑張ります」。勝てば支配下登録初年度だった13年の自己最多に並ぶ9勝目となる。

日本ハムは加藤貴之投手(31)が先発する。

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[ロッテ]ピンクリボン募金活動、8月22日から24日までのソフトバンク戦期間中に実施[ニッカン]

ロッテは14日、社会貢献活動プロジェクト「MARINES LINKS」活動の一環として、ピンクリボン募金活動を8月22日から24日ソフトバンク戦期間中に実施すると発表した。

22日は選手らが募金箱を持って募金活動に参加する。また、募金箱をZOZOマリンスタジアムの一塁側、三塁側マリーンズ・カスタマーセンター前に設置。募金は公益財団法人日本対がん協会「ほほえみ募金」へ全額寄付され、乳がん撲滅、検診の早期受診活動、乳がん体験者や家族の支援などに充てられる予定だ。

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ロッテ・安田、母校・履正社にエール「自信を持って頑張って欲しい」[サンスポ]

大阪・履正社高出身のロッテ・安田が14日、夏の甲子園大会で奮闘する母校の後輩にエールを送った。高3春に準優勝した甲子園のヒーロー≠ヘ、17日の3回戦で前回王者の仙台育英(宮城)に挑む後輩へ「履正社には大阪代表としての強さがある。自信を持って頑張って欲しい」と激励した。自身は現在、新助っ人のブロッソーの加入を受け、本職の三塁の他に一塁にも挑戦中。「(母校の)試合を見て勇気をもらっている」と力に変えて戦っている。

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ロッテ、8・22〜24のソフトバンク戦でピンクリボン募金活動を実施[サンスポ]

ロッテは14日、22〜24日のソフトバンク戦の期間中に、社会貢献活動プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として、ピンクリボン募金活動を実施すると発表した。

22日には、選手が募金箱を持って募金活動に参加するという。募金箱は一塁側と三塁側のマリーンズ・カスタマーセンター前に設置。集められた募金は公益財団法人日本対がん協会「ほほえみ募金」へ全額寄付され、乳がん撲滅、検診の早期受診活動、乳がん体験者とその家族の支援などに充てられる。

「MARINES LINKS」はマリーンズの選手が中心となって行う社会貢献活動を球団がパートナー企業とともにサポートする社会貢献プロジェクト。「MARINES LINKS」というネーミングにはマリーンズの選手を中心に、ファン、地域住民、行政機関、パートナー企業などの千葉ロッテマリーンズに関係する人々全員を「LINK(リンク、つなげるという意味)」させたいという思いが込められている。

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ロッテ・安田のファッションへのこだわり、シンプル×上質=日本が1番[スポニチ]

おしゃれで流行に敏感なプロ野球選手を取り上げる企画「NPB MEN'S CLUB」。「春・夏コレクション」の今回はロッテの安田尚憲内野手(24)だ。“おしゃれ歴”は短いものの、シンプルさと上質さを追求する若きスラッガーが、そのファッションへのこだわりなどを語り尽くした。

≫本日のファッションのポイントは?
安田
「いつも着ている感じの服で来ました。シンプルな服が好きなので、シンプルかつ大人っぽさを出そうかなと。実はこれが1番最近、買ったものなので、これでいいかって(笑)。」
≫どこのブランドか教えてください。
安田
「ポロシャツはYonetomi(※1)という山形のニットメーカーのもので、パンツはSTEVEN ALAN(※2)、スニーカーはニューバランスの990です。」
≫ファッションには以前からこだわりを持っていた?
安田
「いえ、2年前ぐらいからですね。それまでは普通にデニムにTシャツとか。(退寮して)1人暮らしを始めて、休日とかに服を買いに行くようになってから興味を持つようになりました。」
≫よく買い物に行く場所は?
安田
「都内ですね。南青山とか、表参道とか。古着も好きなので、三軒茶屋とかも行きます。頻繁に行ける訳ではないので、ある程度、買いたい服のイメージを固めて、まとめ買いしています。」
≫体が大きいから、合うサイズを見つけるのは難しいのでは?
安田
「特に下半身が大きいのでサイズ感が難しいですね。腕も長いので、シャツも既製品だとなかなか合うサイズがない。だから試着ができないネットの通販とかでは絶対に買えないですね。」
≫ファッションで参考にしている人は?
安田
「特にいないです。インスタをランダムに見て、気に入ったものをチェックしたりして入手しています。」
≫好きなブランドは?
安田
「AURALEE(※3)という日本のブランドが好きです。」
≫海外より国内のブランドの方が好き?
安田
「特にそう意識している訳ではないですけど、派手なデザインは苦手ですし、あまり高いハイブランドは買えないので。好きな形とか、シンプルで質が良いものを買おうとすると、結果的に日本製になるのかも。」
≫今までで1番、高い買い物は?
安田
「革靴です。革靴は良いものを履きたいので。J.M.WESTON(※4)で15万円ぐらい。遠征での移動はスーツなのでその時に履いています。」
≫今後、挑戦してみたいファッションは?
安田
「(考えが)変わっていくかもしれないけど、現時点では今の感じでいいかなと思っています。ずっと長く着られる服が好きなので、これからも質の良いものを買って、ずっと長く着ていたいと思っています。」
安田尚憲(やすだ・ひさのり)
1999年(平11)4月15日生まれ、大阪府出身の24歳。豊津一小1年から野球を始め、履正社では2年夏、3年春に甲子園出場。高校通算65本塁打。17年ドラフト1位でロッテ入団。20年から1軍に定着し、昨季は自己最多の119試合に出場し、打率.263をマークした。1メートル88、95キロ。右投げ左打ち。

◇ほのかCheck、若々しく爽やか◎気になる路線変更

何となく少年っぽさがあり、笑った顔がとても人懐っこい雰囲気ですね。24歳とのことですが、もっと若々しい感じに映ります。ファッション的にも、その若さをアピールするコーデという感じ。ポロシャツもスニーカーも非常にシンプルなデザインを選んでいるため、見た目がフレッシュで爽やか。プロ野球選手というよりは、運動が大好きなスポーツ少年というキャラクターが演出されていると思います。もしかすると、年齢を重ねながらファッションの好みも変わっていくタイプなのかも?ぜひ、この企画で今後も追いかけていって欲しいです。

◇勝負強い得点圏打率.317

安田は今季ここまで90試合に出場し、打率.249ながら得点圏打率.317と勝負強さを発揮。6月24日の日本ハム戦、7月6日の西武戦、同23日のソフトバンク戦と、わずか1ヶ月の間に3度のサヨナラ打を放った。

昨季3冠王のヤクルト・村上や日本ハム・清宮と同学年である高卒6年目。履正社(大阪)時代は高校通算65本塁打で「東の清宮、西の安田」と称された。母校は4年ぶりに夏の甲子園に出場しており、17日の3回戦で前年覇者の仙台育英(宮城)と激突する。「後輩には刺激をもらっているので最後まで悔いの残らないようプレーして欲しい。大阪代表として強さもあると思うので、それを信じて戦ってもらいたい」とエールも送っていた。

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NPB「みやざきフェニックス・リーグ」の日程を発表、10月9日開幕で全144試合、16チームが参加[スポニチ]

日本野球機構(NPB)は14日、2軍の秋季教育リーグとして宮崎県内で開催する「第20回みやざきフェニックス・リーグ」の日程を発表した。10月9日から30日までに全144試合が組まれた。

9日に県内8球場で開幕する。

今年はセ、パ12球団に加え、四国アイランドリーグplus選抜、日本独立リーグ野球機構選抜に加え、韓国プロ野球選抜2チームが参加。計16チームで争われる。

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ロッテ・西野、15日の日本ハム戦に先発「ゲームをつくることを1番に考えて投球したい」[スポニチ]

ロッテの西野勇士投手(32)が15日の日本ハム戦(エスコンフィールド)に先発することが発表された。日本ハムは加藤貴之(31)が先発する。

右肘手術から復活し、先発に再転向した今季は12試合に登板して8勝2敗、防御率2.61。中11日で迎えるマウンドへ「ゲームをつくることを1番に考えて投球したいと思います。チームの勝利へ貢献できるように頑張ります」とコメントした。

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ロッテ、22〜24日ソフトバンク戦でピンクリボン募金活動を実施[スポニチ]

ロッテは、22〜24日のソフトバンク戦の期間中、社会貢献活動プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として、ピンクリボン募金活動を実施すると14日、発表した。22日は選手達が募金箱を持って募金活動に参加する。

募金箱は1塁側・3塁側マリーンズ・カスタマーセンター前に設置致し、集められた募金は公益財団法人日本対がん協会「ほほえみ募金」へ全額寄付され、乳がん撲滅、検診の早期受診活動、乳がん体験者とその家族の支援などに充てられる。

「MARINES LINKS」はマリーンズの選手が中心となって行う社会貢献活動を球団がパートナー企業とともにサポートする社会貢献プロジェクトで、「MARINES LINKS」というネーミングにはマリーンズの選手を中心にファン、地域住民、行政機関、パートナー企業などの千葉ロッテマリーンズに関係する人々全員を「LINK(リンク、繋げるという意味)」させたいという思いが込められている。

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ロッテ・安田、母校・履正社の後輩にエール、「最後まで悔いの残らないプレーを」[デイリー]

ロッテの安田尚憲内野手(24)が14日、自身も2年時に立った夏の甲子園で勝ち進んでいる母校・履正社の後輩達へ「最後まで悔いの残らないプレーをして欲しい」とエールを送った。

履正社は13日の2回戦で高知中央に勝利し、16強入りした。安田もテレビ画面越しに応援していたといい、「朝から試合を見れたのですごく自分も勇気づけられたし、刺激をもらっている」と、感無量の様子だ。

その言葉どおり、現在2試合連続で適時打を放っており調子は右肩上がり。守備では「やれと言われたところで100%のプレーをすることが大事」と、2日・日本ハム戦から今季初めて守っている一塁で無失策と奮闘している。聖地で戦う後輩とともに、レベルアップする。

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ロッテ、22〜24日・ソフトバンク戦でピンクリボン募金活動を実施、22日には選手が募金活動に参加[デイリー]

ロッテは14日、22日からのソフトバンク戦3連戦で、社会貢献活動プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として、ピンクリボン募金活動を実施することを発表した。

22日は選手達が募金箱を持って募金活動に参加。募金箱は一塁側・三塁側マリーンズ・カスタマーセンター前に設置される。集められた募金は公益財団法人日本対がん協会「ほほえみ募金」へ全額寄付され、乳がん撲滅、検診の早期受診活動、乳がん体験者とその家族の支援などに充てられる。

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ロッテ・小野コーチ「これから先が本当の戦い」ここまで3連投なし、複数の勝ちパターン、ベンチ外…開幕からリリーフ陣を運用[BASEBALL KING]

◇ややお疲れ気味のリリーフ陣

ロッテはオールスター前、6回終了時点でリードしていた試合は31勝2敗、8回終了時リードしていた試合は、34勝0敗と抜群の安定感を誇っていたが、オールスター明けは6回終了時点でリードしていた試合は8勝2敗、8回終了時リードしていた試合は8勝1敗。勝ち試合でしっかり勝っているが、ここ最近は開幕から支えてきたリリーフ陣が失点する場面も増え、やや疲れが見える。首位・オリックスと5.5ゲーム差の2位のロッテ。リーグ優勝するためには、リードしている試合は全て勝つつもりで戦わなければならない。勝利を積み重ねていくためにも、リリーフ陣の出来が大きく鍵を握っていく。

ブルペンを担当する小野晋吾投手コーチはここ最近のリリーフ陣について「複数点を取られる回数が増えてきている。そこは疲れというか、相手打者の状態も上がってきている中で勝負していかないといけない。そこにどういう投球をしていくかというのを常に考えながら話し合っています」と明かす。

小野コーチは開幕からリリーフ陣について“準備力”の高さについて何度も口にしてきたが、「準備の部分はみんなしっかりやってくれていると思います」と変わらず評価する。

オールスター明けは、ベンチ外の日を多く作っている。8月8日からの週でいえば、8日が高野脩汰、9日が西村天裕と東妻勇輔、10日が西村と高野、11日が西村と澤田圭佑、12日と13日は東妻がベンチ外だった。

勝負所の9月に向けて、リリーフ陣の疲労を溜めないようにするためにベンチ外の日を作っているのだろうか−。

「そうですね、できるだけ疲労を溜めないのもそうですし、状態を維持していくために色々試行錯誤している感じです」(小野コーチ)。

先週は3試合でベンチ外だった西村に登板がしっかり管理されていることについて質問すると、「自分達のことを考えてベストなパフォーマンスを出せるように考えてくれていると思うのでありがたいです」と感謝した。

◇リリーフ陣の運用

ロッテのリリーフ陣は5月18日のオリックス戦、5月21日の楽天戦でブルペンデーを行ったが、3連投した投手は誰もおらず、1週間に4登板以上した投手も益田直也(6月5日〜の週)、坂本光士郎(6月5日〜の週)の2人のみで、それも6月3日から9連戦中だった。坂本は「大体2連投したら3連投はないので、そこは2連投したらリカバリーの日にしたりしています。3連投がないので体の負担も少ないのかなと思います」と自己分析。

開幕から場面や状況に応じてリリーフ投手をうまく起用し、決まった形の“勝利の方程式”というよりは、先を見据えて、色々な投手を起用してきた。

例えば、7月9日の日本ハム戦は、勝ち試合の8回、9回に任されることが多かったペルドモ、益田が連投中ではなかったが、1−2の8回表に逆転した直後の8回裏に澤村拓一、そして9回は横山陸人にマウンドを託した。オールスター明けも、8月4日の楽天戦で5−3の7回に横山、ペルドモが連投中ではなかったが8回は坂本光士郎、東妻、9回は守護神・益田が連投中ではなかったが東條大樹の継投で逃げ切った。

小野コーチは勝ち試合の9回に東條を託した8月4日の楽天戦について、「どうしてもマス(益田直也)とペルドモに負担がかかる試合が多いので、東條が去年まではそういうところで投げていたし、いい状態で上がってくれた。そこでしっかり与えられた場面で結果を残してくれたので、すごく心強い。いい状態で戻ってくれたなと思います」と振り返った。

8月4日のような継投で逃げ切ることもあり、西村、坂本、東妻、横山などは勝ち試合、ビハインド、同点と様々な局面で投げることになる。西村は「いつでもいける準備をしているので別にそんなに難しさとかは感じていないです」と話せば、坂本も「何となく自分かなと思いながら体を動かしているので、色んな場面で出ていくことが多いですけど、そこは別にいつもと変わらない感じで投げています」と頼もしい言葉。

小野コーチは「ある程度は、自分でありそうだなと分かった上で準備してやってくれている。今は色んなポジションで投げられる選手が多いので、横山にしてもいいところで投げたり、選手は大変は大変なんだけどうまくやってくれている。横山とかが出てきたのもありがたい。最後まで戦え続けられるように声がけしていきます」と感謝した。その横山も色んな局面で投げることについて「点差関係なく、今の自分の仕事はとにかくゼロで1イニング抑えて帰ってくることだと思うので、そこは何も変わらず常に同じような気持ちで戦っています」と力強く話した。

泣いても笑っても残りは45試合。「これから先が本当の戦いになってくると思うので、その中でいい結果につながるような準備への声がけだったり、澤田とか、新たな戦力とか加わってくれている。競争でもあるので、いい結果が残せるような声がけをどんどんしていけたらなと思います」と小野コーチ。勝負所でチーム力が落ちないように、投手運用を開幕からしてきた。その力を残り試合で発揮したい。

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ロッテ・佐藤都志也、大学時代に使っていた色のバットにし“らしさ”が出てきた後半戦[BASEBALL KING]

「バットの色で言うと戻したじゃないですけど、僕の大学時代に使っていた色のバットだったので、そのバットで大学の時のイメージというか、大学時代はそれで打っていたので気分転換も含め、後半戦はやろうと思っていたことでした」。

ロッテの佐藤都志也は前半戦、白木や茶色のバットで打つことが多かったが、オールスター明けの7月23日のソフトバンク戦からオレンジ色のバットで打席に立っている。

7月23日のソフトバンク戦では、「バットのおかげかどうかは分からないですけど、大学時代のイメージのようなバッティングができていたので、そこはすごい良かったなと思います」と、0−1の2回2死一、二塁の第1打席、先発・板東湧梧が1ボール1ストライクから投じた3球目の138キロフォークをライトライン際に鋭いライナーの一時逆転となる2点適時二塁打を放った。

オレンジバットの効果なのか、7月30日のソフトバンク戦では適時打を含む2安打、8月3日の日本ハム戦でも第4号ソロを含む2安打。8月12日の西武戦では8回の守備から途中出場し、1−2の9回1死二、三塁の場面で回ってきたこの日最初の打席で、守護神・増田達至が3ボール2ストライクから投じた150キロのストレートをセンター前に弾き返す貴重な同点適時打を放った。

3打数0安打に終わったが8月8日のオリックス戦では、第1打席がライナー性の左飛、第2打席も山本由伸のストレートを捉えるもライト正面の右飛、7回の第3打席も一、二塁間に速い打球を打つもセカンド・太田椋の好守備に阻まれたが、いずれも捉えた当たりだった。またオールスター明けは左中間、右中間、ライナー性の強い当たりが増えてきている。本人も「それがバロメーターになってくると思います」と話す。

オールスター直後の取材では、「前半は全然ダメだった」と振り返り、「特に優勝狙える位置というところにはいると思うので、1試合1試合自分にやれることをやっていければいいかなと思っています」と意気込んでいた中で、後半戦はバッティングで結果を出している。

「無駄な打席がないように自分ができること。ヒットを毎回打ち続けるのは難しいと思うんですけど、その中でも貢献打というか、最低限の仕事ができるようにと思ってやっていきたいと思います」。

“打てる捕手”として入団して今年で4年。捕手という難しいポジションをこなしながら、打撃力を求めるのは酷だが、バットでの期待値が大きいのも事実。大学時代に使っていた色のバットに戻した後半戦、東洋大時代のようなバッティングを見せ、価値ある一打を1本でも多く放って欲しいところだ。

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