わたしはかもめ2023年鴎の便り(8月)

便

8月1日

北海道日本ハム6−5千葉ロッテ(エスコンフィールド)

日本ハムが3連勝。2−3の5回、万波の適時打で追い付くと、上川畑が2点打を放って勝ち越した。加藤貴が5回2/3を3失点(自責点1)でしのいで6勝目、田中正が20セーブ目を挙げた。ロッテは西野が試合をつくれなかった。

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千葉ロッテ0200101015
北海道日本ハム11003010x6

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[ロッテ]藤原恭大171打席ぶり3号も空砲「守備のミスで同点に追いつかれてしまったので」[ニッカン]

ロッテは5回に藤原恭大外野手の一時勝ち越し右越えソロ、9回に角中の右翼席ソロも空砲に終わった。

4月25日の西武戦以来171打席ぶりの3号を放った藤原は「自分の守備のミスで同点に追いつかれてしまったので、何とか挽回したかった」。いずれも記録は安打だったが、2回に右中間の飛球を藤原と荻野がお見合いして適時打、4回には山口が小飛球を落球。守備のミスも続き、日本ハム、楽天と続く敵地6連戦は黒星発進となった。

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元ロッテの清田育宏が現役引退発表「感謝しております」21年契約解除、今季BC・埼玉でプレー[ニッカン]

元ロッテのBC・埼玉、清田育宏外野手(37)が15日、今季限りでの現役引退を発表した。「今年1年間ユニフォームを着させて頂き、皆さんから応援してもらうことが出来本当に感謝しております。今シーズン限りで引退をしますが、チームはまだ優勝争いをしております。チームのために最後まで力になれるよう頑張りますので応援のほどよろしくお願い致します」とコメントした。

今季最終戦までプレーは続ける予定で9月2日のBC・茨城戦(レジデンシャルスタジアム大宮)の試合前に引退セレモニーを開催する。

清田は09年ドラフト4位でロッテ入団。20年のコロナ禍での内規違反などで21年1月に無期限謹慎処分を受け、同5月に契約解除。今年3月にBC・埼玉と契約を結び、2年ぶりに現役復帰を果たしていた。独立リーグでは今季38試合で打率3割1分、3本塁打、22打点だった。

清田育宏(きよた・いくひろ)
1986年(昭61)2月11日、千葉県生まれ。市柏−東洋大−NTT東日本を経て、09年ドラフト4位でロッテ入団。10年の日本シリーズで、新人ながら6打点を挙げる活躍で日本一に貢献し、優秀選手賞。15年は自己最多の15本塁打を放ち、ベストナイン、ゴールデングラブ賞。20年に史上13人目の全打順本塁打を達成。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。NPB通算919試合で打率2割5分8厘、58本塁打、333打点。

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[ロッテ]森遼大朗、16日の日本ハム戦先発「チームも良い流れに乗っていけるよう」[ニッカン]

ロッテ森遼大朗投手(24)が16日の日本ハム戦(午後6時開始、エスコンフィールド)で先発することが発表された。

15日の試合前練習ではキャッチボールなどで調整。前回登板だった5日の楽天戦では5回3安打4奪三振3失点(自責2)と好投した。「チームも良い状態なので、流れに乗っていけるように自分の仕事をしっかりして、前回登板のいいところはいかしつつ、悪かったところは修正して、明日の登板につなげられたらと思います」と準備を整えた。敵地ながらエスコンフィールドは今季初登板初先発でプロ初勝利を挙げた思い出の地。それ以来の2勝目に挑む。

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[ロッテ]お菓子がつないだWBCチェコ代表との縁、佐々木朗希おわびのお礼に地元菓子を持参[ニッカン]

◇ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム

目には目を、お菓子にはお菓子を。ロッテとの交流プログラムで8月頭に再来日したWBCチェコ代表のハジム監督、ムジーク、エルコリの3人は、大袋いっぱいに地元チェコのお菓子を詰めてやって来た。WBCで外野手のエスカラに死球を与えた佐々木朗希投手(21)が、おわびとして大量のお菓子を宿舎に届けたことへのお礼だった。

佐々木朗は抹消中で不在だったが、内野手のムジークは山口航輝外野手(22)にチョコレートを食べさせた。様子を見ていたハジム監督によれば「変わった味が3種あって、2つはOKだったけど1つは強烈だったみたいだ」。山口の苦い顔が浮かぶ。

また3人は、荻野貴司外野手(37)がプロデュースした「OGI FARM」のお芋シェイクを堪能した。「さつまいもでオギノ選手が独自開発されていて、非常に興味深いドリンクだった」。もちろん通訳さんのニュアンスはあるのだが、ハジム監督の真面目さが端々からにじみ出るコメントは面白かった。

彼らはトッポなどの菓子を大変気に入った様子で、チェコから持参したものも「試合に勝ったらお祝いで食べて」と話すなど、フランクに交流していた。お菓子が縁をつないだのが、とてもロッテらしい。

私は学生時代、初めて行った海外がチェコだった。同行者のスーツケースが大きくて、石畳の街を引きずって歩くのが大変だった時、通りすがりの紳士が「ホテルはどこ?」と聞いて荷物を宿まで運んでくれた。お礼に日本から持ってきたパインアメを1袋差し上げると、すごく喜んでくれた。菓子は人をつなぐ。

そうそう。ハジム監督らが、会えなかった佐々木朗にと贈ったチェコ代表の帽子とサイン球は、無事本人のもとへ届けられたということです。

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ロッテ・西野、精彩欠き5回5失点で3敗目[サンスポ]

ロッテの西野が5回を投げて10安打を許し、今季ワーストに並ぶ5失点と崩れた。中11日での登板は精彩を欠き、3敗目を喫した。降板後は球団を通じ「今日は何もありません」とのコメントだけだった。

3回以外、得点圏に走者を許した。1、2回に1点ずつ失い、3−2の5回2死一、二塁では万波に外角のスライダーを同点打とされ、なお満塁で上川畑に2点打を浴びた。不運な安打も重なっただけに、吉井監督は「今日は本当についていなかった」と淡々と語った。

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ロッテ・藤原、4月25日以来の一発「ホームランになってくれて良かった」[サンスポ]

ロッテの藤原が5回、4月25日の西武戦以来の本塁打となる3号ソロを放った。加藤貴の変化球を完璧に捉え、鮮やかに右越えへ運んだ。久々の一発に「ホームランになってくれて良かった」と振り返った。

2回の守備で、加藤豪が打った右中間への飛球を荻野とお見合いして捕球できず、適時打にされていた。それだけに「何とか挽回したかった」と意気込んで臨んだ打席だった。

7月20日に新型コロナウイルス感染拡大防止特例の対象選手として出場選手登録を外れたが、今月8日に1軍復帰。5年目の今季はここまで63試合に出場。2021年に記録した78試合のシーズン自己最多更新が期待される。

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ロッテ・西野、“不運”5回5失点3敗、吉井監督も「本当に今日はついてなかった」[スポニチ]

ロッテ先発の西野が5回10安打5失点で3敗目を喫し、連勝は2で止まり首位オリックスとのゲーム差は6に広がった。2回に右中間への飛球を中堅手と右翼手が“お見合い”するミスなど不運も重なり、西野は「何も話すことはありません」と口をつぐんだ。

吉井監督は「本当に今日はついてなかった」と右腕を擁護。試合後に選手が自主的にミーティングを開いたことを明かし、「明日どんな姿で球場に来るか楽しみにしたい」と前を向いた。

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元ロッテ・清田育宏氏が今シーズン限りで引退へ、BC埼玉が発表「チームのために最後まで力に」[スポニチ]

独立リーグのルートインBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズは15日、元ロッテの清田育宏氏(37)が今シーズン限りでの引退を発表した。

公式サイトで「清田育宏引退並びにセレモニー開催のお知らせ」として「プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグ(Baseball Challenge League)の埼玉武蔵ヒートベアーズでは、下記選手の引退並びに引退セレモニーが決まりましたのでお知らせ致します」と清田氏の引退を発表した。

清田氏は今シーズンのチーム最終戦をもって引退となり、「今年1年間ユニフォームを着させて頂き、皆さんから応援してもらうことが出来本当に感謝しております。今シーズン限りで引退をしますが、チームはまだ優勝争いをしております。チームのために最後まで力になれるよう頑張りますので応援のほどよろしくお願い致します」とコメントした。

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ロッテ・森が16日の日本ハム戦に先発「流れに乗っていけるように自分の仕事を」[スポニチ]

ロッテの森遼大朗投手(24)が16日の日本ハム戦(エスコンフィールド)に先発することが発表された。日本ハムはコディ・ポンセ投手(29)が先発する。

森は今季4試合に先発して1勝2敗、防御率5.68。前回登板した8月5日の楽天戦は5回3安打3失点(自責2)で2敗目。

森は「チームも良い状態なので、流れに乗っていけるように自分の仕事をしっかりして、前回登板のいい所は生かしつつ、悪かった所は修正して明日の登板につなげられたらと思います」とコメント。

4月19日の日本ハム戦でプロ初勝利を挙げた思い出のエスコンで2勝目を目指す。

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[ロッテ]吉井理人監督、拙守→挽回弾の藤原恭大に「いいプレーしても打ってください、という話」[報知]

ロッテは逆転負けで連勝が2でストップした。勝負のアヤとなったのは、2回の守りだった。1点リードの無死一、三塁から日本ハム・加藤豪将が放った右中間へのフライを中堅手・藤原恭大と右翼手・荻野貴司がお見合いして捕球できず、同点に(記録は安打)。リズムを崩した先発・西野勇士は結局5回5失点でKOされた。

「何もありません」と口を閉ざした右腕を、吉井理人監督は「本当についていなかった。あれだけストレスのたまる投球だと、ああいう風(な結果)になりがち」とかばった。

藤原は5回に汚名返上とばかりに3号ソロを放ったが、指揮官は「エラーしたから打つんじゃなくて、いいプレーしても打って下さい、という話。そこは別に何もない」と、手厳しい。試合後には選手だけで反省ミーティングも行われた模様。「明日どういう姿で球場に来るか、楽しみにしたい」と話した。

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[ロッテ]藤原恭大が拙守からの約4ヶ月ぶり弾「何とか挽回したかった」[報知]

ロッテ・藤原恭大が汚名返上の一撃だ。5回1死、日本ハム・加藤貴のカットボールを右越えに運ぶ3号ソロ。4月25日の西武戦以来、約4ヶ月ぶりとなるアーチをかけた。

1点リードの2回の守備では、無死一、三塁から日本ハム・加藤豪将が放った右中間へのフライを右翼手・荻野貴司とお見合いして捕球できず、同点としていた(記録は安打)。

「自分の守備のミスで同点に追いつかれてしまったので、何とか挽回したかったです。結果ホームランになってくれて良かったです。次の打席も頑張ります」。応援団からの藤原コールに頭を深く下げた。

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[ロッテ]右翼・荻野貴司と中堅・藤原恭大がまさかのお見合い…2回に拙守で同点に[報知]

ロッテに痛い守りのミスが飛び出した。1点リードの2回無死一、三塁から日本ハム・加藤豪将が放ったフライは右中間へ。ともに俊足で鳴らす右翼手・荻野貴司と中堅手・藤原恭大が余裕で追いついたかに見えたが、捕球寸前に2人が譲り合ってしまった。どちらもボールに触れず、右中間に落ちる同点打となった。

直前の攻撃で日本ハム・清宮の失策などで逆転したばかりだったが、拙守でゲームは振り出しに戻った。

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日本ハム・加藤貴之−ロッテ・西野勇士…スタメン発表[報知]

[ロッテ]
1(右)荻野、2(二)中村奨、3(三)ブロッソー、4(指)ポランコ、5(一)山口、6(左)石川慎、7(遊)茶谷、8(捕)田村、9(中)藤原、投=西野
[日本ハム]
1(中)松本剛、2(左)五十幡、3(一)マルティネス、4(三)清宮、5(右)万波、6(指)野村、7(遊)上川畑、8(二)加藤豪、9(捕)伏見、投=加藤貴

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ロッテ連勝ストップ、荻野と藤原が“お見合い”、吉井監督「明日どういう姿で球場に来るか」[デイリー]

ミスが重なり連勝が2でストップした。2−1の2回無死一、三塁では、加藤豪が放った飛球を荻野と藤原が“お見合い”。適時打となり同点の走者がかえった。後半戦に入ってからチームは21失策とミスが増えている。

ロッテ・吉井理人監督(58)は「選手も気づいていたのか、ゲーム後に反省会をやっていた。明日どういう姿で球場に来るか楽しみにしたい」と話した。

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ロッテ、吉井監督「本当に今日はツイてなかった」5回5失点の西野をフォロー[デイリー]

ロッテは先発の西野が5回10安打5失点。報道陣の取材には応じず、足早に球場を去った。

左腕は初回、先制点を献上。3−2の5回には、2四球と2安打で3失点を喫し、降板となった。

2−1の2回には味方のミスが絡み、不運な失点も。無死二塁で、上川畑が三塁方向に転がしたバントを、ブロッソーがファウルになることを見越して捕球を待ったが、ファウルにならずバントヒット。なおも無死一、三塁では加藤豪の飛球を、荻野と藤原がお見合いし、落球。適時打となり、同点の走者をかえした。

吉井監督は西野の投球について「あんまり調子は良くなかった。でも、それなりに。本当に今日はツイてなかった。最後は粘れなかった。あれだけやっぱりストレスのたまるピッチングだと、ああいう風になりがちですよね」と話した。

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ロッテ敗戦、西野が5回10安打5失点、守備でもミス重なる[デイリー]

ロッテは先発の西野がつかまり、5回10安打5失点。守備のミスも重なり敗戦とした。

西野は初回、1死から、五十幡、マルティネスに連打を浴び先制点を献上した。3−2の5回2死一、二塁には、万波に右前適時打。続く野村に四球を与え2死満塁とし、上川畑には前適時二塁打。この回3点を失い降板となった。

守備にもほころびが出た。2−1の2回無死二塁。上川畑が三塁方向に転がしたバントを、ブロッソーがファウルになることを見越して捕球を待ったが、ファウルにならずバントヒットに。無死一、三塁とピンチは広がった。さらに、加藤豪の飛球を、荻野と藤原がお見合いし、落球。適時打となり、同点の走者をかえした。

打線は、0−1の2回、1死一、二塁から田村が3球目でヒッティングの構えからバントを敢行。三塁へのバントヒットとした。さらに三塁・清宮の失策も誘う巧みな一打とし、その間に二走・石川慎が生還した。同点の3回には藤原が勝ち越しソロを放ったが、逆転された。

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元ロッテの清田外野手が引退へ、今季限り、BC埼玉が発表[デイリー]

野球の独立リーグ、ルートインBCリーグ埼玉は15日、元プロ野球ロッテの清田育宏外野手(37)が今季限りで現役を引退すると発表した。清田は新型コロナウイルス感染対策の球団ルールに反する不適切な行動などにより、ロッテとの契約を2021年5月に解除され、今季から埼玉でプレーしている。

清田はNTT東日本からドラフト4位で10年にロッテ入り。勝負強い打撃を武器に1年目の日本シリーズでも活躍した。プロ野球での通算成績は919試合で打率2割5分8厘、58本塁打、333打点。

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ロッテ、藤原が3号ソロ「ホームランになってくれて良かった」一振りでミス取り返す[デイリー]

ロッテの藤原恭太外野手が、一時勝ち越しの3号ソロを放った。

同点の5回。1死から打席へ。相手先発・加藤貴が投じた129キロの変化球を捉えた。打球は右翼席下にあるブルペンの壁に直撃する弾丸ライナーとなり、チームをもり立てた。

2−1の2回の守備では、無死一、三塁で加藤豪が放った飛球を、右翼・荻野とお見合いになり捕球できず。同点の適時打となった。だが、一振りでミスを取り返し「自分の守備のミスで同点に追いつかれてしまったので、何とか挽回したかったです。結果ホームランになってくれて良かったです。次の打席も頑張ります」とコメントした。

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ロッテ・坂本光士郎「いい時と悪い時の差が激しすぎる」と反省も…開幕から貴重な左のリリーフとして存在感[BASEBALL KING]

◇現在35登板

ロッテの坂本光士郎はファームに落ちた時期もあったが、開幕から貴重な左の中継ぎとしてここまで、シーズン自己最多登板にあと1試合に迫る35試合、キャリアハイの11ホールド、防御率3.74の成績を残す。

毎年“50試合登板”を目標に掲げているが、今季は「いいペースできているのかなと思います」と話しながらも、「いい時と悪い時の差が激しすぎる。ここから大事な試合ばかりになってくるので、そういう差を埋めていけたらなと思います」と反省した。

確かに7月22日のソフトバンク戦では強いストレートを武器に1イニングをわずか4球で三者凡退に仕留めたが、8月9日のオリックス戦では0回1/3を投げ4失点。8月15日の日本ハム戦は1回・9球を3人で片付けており、坂本本人が話すようにいい時と、悪い時がある。

オープン戦の取材から何度も口にしてきた上半身と下半身の連動がうまくいっていない時が悪い時なのだろうか−。

「そこは常にずっとやっているんですけど、甘く入ってしまったり、もうちょっと視野を広くと言いますか、しっかりバッターを見たりできればなと思います」。

ストレートがかなり強い時は抑え込めている。「ストレートだけでどんどん押していける時はすごくいいのかなと感じます」と、7月22日のソフトバンク戦では、栗原陵矢を初球の151キロのストレートで三飛、続く生海を1ストライクから2球目の149キロストレートで右飛、最後は今宮健太を初球の151キロのストレートで右飛、オールストレートで抑え込んだ。

「ストレートが強い時は確かに抑えている確率は高いかなと思いますし、ダメな時にどう抑えていかなければいけないのか考えていかないといけない」。その差を埋めるために、試行錯誤している。

◇様々な場面で登板

開幕から勝ち試合、ビハインド、同点など様々な場面で登板している。「何となく自分かなと思いながら体を動かしているので、色んな場面で出ていくことが多いですけど、そこは別にいつもと変わらない感じで投げています」と、試合状況を読みながら準備しており、登板状況が勝ち試合、ビハインドでもやることは変わらない。

今季は1度だけ1週間に4登板以上(6月5日〜の週)があったが、基本的には1週間3登板、3連投は1度もなく、リリーフ陣の登板管理がしっかりされている。坂本は「大体2連投したら3連投はないので、そこは2連投したらリカバリーの日にしたりしています。3連投がないので体の負担も少ないのかなと思います」と、リリーフ陣には調整がしやすい環境になっている。

首位・オリックスと6ゲーム差の2位のロッテ。リーグ優勝に向けて、負けられない戦いが続く。「少しでもチームの力になれるように。試合で投げられればなと思います」。優勝争いしている中で、目標である50試合登板を達成、そしていい時の投球を継続して欲しいところだ。

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「ギリギリになってもいいから…」ロッテ・藤原恭大に坂口智隆氏から“声掛け”のススメ[BASEBALL KING]

◇「これから上に仕掛けていこうとする中で…」

ロッテは15日、敵地での日本ハム戦に5−6で敗戦。連勝が止まり、試合が無かった首位オリックスとのゲーム差は「6」に拡大した。

難敵・加藤貴之との対戦を迎えたこの日は、初回に先制されるも即座に逆転に成功する幸先の良いスタートを切るも、その直後2回に連打で無死一・三塁のピンチを招くと、ここで加藤豪将が右中間に放った打球を右翼手の荻野貴司と中堅手の藤原恭大が捕球直前でお見合いをしてしまい、落球で同点に追いつかれてしまう事態に。

その後4回にも2死一塁から再び加藤豪が遊撃の頭を超える安打を放つと、ここで打球処理に入った藤原がカットプレーで外野寄りに出てきた遊撃手へ送球する間に一気に二塁まで進塁を許してしまった。

結局この回は無失点に凌いだものの、その後逆転を許すと小刻みに加点されて敗れたロッテだったが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した坂口智隆氏は「この試合は、これから上に仕掛けていこうとする中で痛いミスが目立ったのかなという感じはします」と外野守備に言及。

まず2回の落球について「両方足があるので追いつくんですけど、優先順位で言えばセンターがまず優先なので、ギリギリになってもいいから声掛けや合図を出してあげればまた違った事になると思う」と“声掛け”の重要性を強調した。

続けて4回の二塁進塁を許したシーンについても、「ショートが入るポジションはチームによって違うんですけども、この当たりだと直接セカンドに繋いでもいいと思いますし、ショートがセカンド側に入っててもいいと思う」と語ると、同じく出演した笘篠賢治氏も「まあセンターが軽くカットマンに返そうとしてる動き、それをしっかり加藤豪選手が感じて隙を狙った走塁だった。そういう隙を見せないように守備側はやらなきゃいけない」とコメント。

隙を見逃さなかった相手側の走塁意識の高さを称えつつも、内外野の連携や状況判断、並びにワンプレーにかける集中力に改善の余地があるとの見方を示した。

守備に課題を残していると評される藤原だったが、それでもこの日5回に一時勝ち越しとなる3号ソロを放つなど2安打2打点の活躍を見せただけに、余計に解説陣からはミスが目立って見えたのかもしれない。

今後のさらなる飛躍に向け、番組MCを務めた谷繁元信氏は最後に「このあいだのZOZOマリンでも何個か目測を誤ったりですね、守備でのミスというのがここ最近ちょっと出てるので、この辺を何とか減らして行って欲しいですね」と語り締めくくった。

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