日本ハムは投打がかみ合い4連勝を飾った。2回に王柏融の2点三塁打などで4点を先行し、4、8回も1点ずつ加えた。ポンセは要所を締めて6回無失点で今季初勝利。ロッテは11安打したが、14残塁の拙攻で本塁を踏めなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
北海道日本ハム | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | x | 6 |
ロッテは打線が11安打を放つも14残塁で、今季12度目の完封負けを喫した。
初回は3連打で1死満塁、4回も相手失策と安打に犠打を絡め1死二、三塁など、6度も得点圏に走者を置いたが、好機を生かせず連敗。吉井監督は「打順の並び方が悪かった。監督がへっぽこなので」と100試合で100通り目となった布陣を悔いた。
プロ通算1000奪三振にあと「1」と迫っているロッテ美馬学投手(36)が、17日の日本ハム戦(午後6時開始、エスコンフィールド)で先発することが発表された。
美馬は16日の試合前練習後、「とにかく1イニングでも長く投げて、チームの勝利につながる投球をするだけです。頑張ります」。今季は13試合に先発して1勝6敗と苦戦中だけに、チームの勝利に貢献する思いを強めた。
前々回登板だった2日の日本ハム戦では3回途中5失点(自責3)で降板しているだけに、雪辱を期す。
日本ハムは根本悠楓投手が先発する。
ロッテは16日、9月10日に開催されるイースタン・リーグ日本ハム戦(午後1時開始、佐倉市・長嶋茂雄記念岩名球場)で、当日の試合を観戦する中学生以下を対象に、先着でキッズキャップをプレゼントすることを発表した。
キッズキャッププレゼントは社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環で実施され、試合前にロッテの選手から手渡しされる。受付時間は午前10時頃からの予定。同キャップは昨年からプレゼントを開始し、今年5月に開催された県内イースタン・リーグ戦5試合でも実施した。
ロッテは11安打しながら14残塁と拙攻が目立ち、零敗を喫した。吉井監督は「打順の並び方が悪かった。監督がへっぽこなので」と自身を責めた。
序盤の好機を生かせなかった。1回は1死から3連打で満塁をつくったが、中村奨が三ゴロ、ブロッソーが右飛に倒れて先制機を逃した。3回以外は走者を出したものの決定打が出ず、歯痒い攻撃に終始した。
ロッテは投打に精彩を欠き、2連敗を喫した。
先発の森は6回を10安打5失点で3敗目。打線も11安打を放ちながら14残塁の拙攻で零敗を喫し、吉井監督は「監督がヘッポコなので打順の並び方が悪かった。こちらの責任です」と語った。
7月は13勝7敗と好調だったが、8月に入って5勝9敗と失速。2位はキープしているものの、3位のソフトバンクに2.5ゲーム差に迫られた。
ロッテは先発の森が2回、先頭の清宮に四球を与え、続く万波に左前打を浴びて無死一、三塁のピンチを招き、そこから3連続長短打で一挙4失点。4回には2死一塁から松本剛に右翼線適時三塁打を浴び、6回10安打5失点で3敗目を喫した。
打線は初回の2死満塁、4回の1死二、三塁など3回以外は毎回走者を出し、うち6度も得点圏に進めながらあと1本が出ず、14残塁の拙攻。節目の今季100試合目に零敗を喫した。
吉井監督の一問一答は以下の通り。
ロッテの美馬学投手(36)が17日の日本ハム戦(エスコンフィールド)に先発することが発表された。日本ハムは根本悠楓投手(20)が先発する。
美馬は今季11試合に先発して1勝6敗、防御率5.28。前回登板した8月9日のオリックス戦は6回8安打3失点で6敗目を喫している。ゲームをつくりながら勝ちに結び付かない試合が続いている美馬は「とにかく1イニングでも長く投げて、チームの勝利につながる投球をするだけです。頑張ります」とコメント。あと1に迫っている通算1000奪三振については、「あまり意識はしていないけど、少しずつ積み重ねてきた数字なので、早く達成できたら」と話した。
ロッテは9月10日に佐倉市・長嶋茂雄記念岩名球場で開催されるイースタン・リーグ公式戦の日本ハム戦(午後1時試合開始)で中学生以下を対象にキッズキャップをプレゼントすると発表した。
キッズキャッププレゼントは社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環で、試合前にロッテ選手から手渡しされる。キッズキャップの横には「MARINES LINKS」のロゴをデザイン。昨年からプレゼントを開始し、今年5月に開催された県内イースタン計5試合で選手からの手渡しが実施された。
「MARINES LINKS」のネーミングにはマリーンズの選手を中心にファン、地域住民、行政機関、パートナー企業などの千葉ロッテマリーンズに関係する人々全員を「LINK(リンク、つなげるという意味)」させたいという思いが込められている。
キッズキャップのプレゼントは当日の観戦チケットを持つ中学生以下が対象で、受付は午前10時から。先着で定員に達し次第、終了となる。詳細は球団公式サイトで。
ロッテが拙攻に次ぐ拙攻で完封負けを喫した。11安打で14残塁。立ち上がり、2回までに5安打を放ちながら無得点。初回1死満塁、4回1死二、三塁などの好機をことごとくつぶし、そのままゼロが並んだ。
最下位チーム相手の連敗という現実を、吉井理人監督も受け止めた。「監督がへっぽこなんで、打順の並べ方が悪かったんじゃないですか。初回はきれいなヒットが3本続いて、進塁が1個ずつになった。後の右打者が打てばいい話だが、相手のあるスポーツなので。こちらの責任」と選手をかばった。
8月はここまで5勝9敗。5カード中4カードで負け越しと、失速している。「ちょっと守りのミスが増えているかな。春からやってきたこと、自分達ができることを全力でやろう、ということには変わりない」と、指揮官は手綱を締め直した。
ロッテ先発の森遼大朗が、自己最長の6回を投げ抜くも、10安打5失点で降板した。
5日の楽天戦から中10日空いての登板。初回こそ3者凡退で無難に立ち上がったが、2回に暗転した。
先頭・清宮への四球をきっかけに1死一、三塁のピンチを招くと、7番・上川畑、8番・王柏融、9番・古川の下位打線に3連続適時長短打を食らい、あっという間に4失点。4回にも松本剛にタイムリー三塁打を浴びて突き放された。
吉井理人監督は5回以降も続投を指示。6年目右腕は5、6回はゼロで抑え、プロ初勝利を挙げた4月19日の日本ハム戦の5回1/3を超える自己最長イニングを投げ切った。
打線は2回までに5安打を放ちながら拙攻続きで、7回までゼロ行進。森の2勝目は次回以降にお預けとなった。
ロッテは、好機での一打を欠き、今季12度目の完封負けで2連敗となった。初回は1死から藤岡、角中、ポランコの3連打で満塁となるも後続が倒れた。0−4の4回にも1死二、三塁としたが無得点。
その後も流れを引き寄せられず、14残塁となり、吉井監督は「監督がへっぽこなので、打順の並べ方が悪かった。こちらの責任です」と振り返った。
ロッテの先発・森遼太朗投手は、6回93球を10安打5失点。「2回が全てですね。最少失点でもう少し粘れれば…」と悔しい表情だった。
両軍無得点の2回、先頭と四球で歩かせた。さらに安打で1死一、三塁とし、上川畑、王、古川に3連打。4点を失った。上川畑には、3球目のフォークを捉えられ、その後流れを持っていかれた。「(上川畑へのフォークは)僕的にはもっとワンバンでいいなと思っていた。そこに投げきれなかったのが始まり」と大量得点を許した2回を振り返った。
吉井監督は「頑張ったと思います。ただ、2軍でもそうなんですけど、先頭をフォアボールとかで出しちゃうとビッグイニングになる傾向がある。今日もまさにその通りになっちゃった。そういうところを直していかないと、1軍のローテーションには入れない。もったいないピッチングだった」と話した。
ロッテは今季12度目の完封負けを喫し、2連敗となった。好機での一打に欠け、残塁数は14。吉井監督は「監督がへっぽこなので、打順の並べ方が悪かった」と振り返った。
初回1死から、藤岡、角中、ポランコが3連打でつなぎ満塁としたが、続く中村奨、ブロッソーが凡退。先制の好機を逃した。指揮官は「きれいなヒットが3本続いたので、進塁が1個ずつだった。後の右バッターが打てばいい話なんですけど、それはもう相手あるスポーツなので。こちらの責任です」と話した。
7月は13勝7敗と大きく勝ち越したものの、8月前半を終え、現在5勝9敗。後半戦に入ってからの失策数は23と、厳しい状況だ。指揮官は「守備のミスが多くなっている。春からやってきている、自分達のできることをしっかり全力でやろうっていうのは変わりない。全部勝つのは不可能で、うまくいかないときもある。それでもその中から、次はどうしたら良いかをしっかり見つけて、やれることをやっていって欲しい」と話した。
ロッテは好機での一打に欠け、2連敗とした。
初回、1死から藤岡、角中、ポランコの3連打で満塁としたが、後続が凡退。先制の絶好機をものにできず、つかみかけた流れを逃した。
0−4の4回には、先頭・ブロッソーが三塁・清宮の失策を誘い出塁。安田は右前打で続いた。無死一、二塁から、佐藤都の一ゴロでそれぞれ進塁し二、三塁としたが、ここでも後続が凡退し無得点に終わった。
先発・森は今季最長の6回を投げたが、10安打5失点と悔しさが残った。両軍無得点の2回には、四球と安打で1死一、二塁とピンチを背負うと、上川畑から3連打を浴び一挙4点を失った。0−4の4回には2死一塁から松本剛に右翼線へ適時三塁打を許した。右腕は「2回が全てですね。最少失点でもう少し粘れれば…」と話した。