わたしはかもめ2023年鴎の便り(8月)

便

8月21日

[ロッテ]高卒4年目の中森俊介23日ソフトバンク戦でプロ初先発、吉井監督「1回チャンスを」[ニッカン]

ロッテ高卒3年目右腕の中森俊介投手(21)が、23日のソフトバンク戦(午後6時開始、ZOZOマリン)でプロ初先発する。

吉井理人監督(58)は21日、22日から始まる3位ソフトバンク、首位オリックスとの6連戦の先発投手起用に関し、「(ソフトバンク戦の)初戦はC.C.(メルセデス)、3戦目は美馬。2戦目ですよね…。中森がしっかり準備してくれていたので、1回チャンスをと思っています」と明かした。

今季の中森はプロ初の開幕1軍を果たし、ソフトバンクとの開幕戦では中継ぎでプロ初登板。4月5日の日本ハム戦で初勝利を挙げた。1軍で5試合に中継ぎ登板後、同17日に疲労を理由に登録抹消となって以降は、先発に向けて長いイニングを投げるトレーニングを含めた「育成プログラム」が組まれ、8月下旬をめどに強化が図られてきた。

指揮官も「2軍の方では準備が出来たと言ってくれているので、まあどんなものか」と期待。今春のキャンプでも150キロ超で少しスライダー回転で変化する直球の特徴を「非常識な真っ直ぐ」と表現し、若手のホープに名前を挙げていた。イースタン・リーグでは13試合37回1/3を投げ、防御率2.89。だが、ここ3戦はいずれも先発して無失点を継続している。

また、19日のイースタン・リーグ西武戦で、右太もも肉離れで戦列を離れていた二木康太投手(28)が復帰登板を果たし、8回に1イニングを投げて無安打2奪三振無失点。20日の西武戦には1度は今季開幕投手に指名されながら右上肢コンディション不良で回避した石川歩投手(35)も初登板。1アウトをとっただけで3安打3失点降板した。吉井監督は「2人とも投げ終わったあと、体には問題ないという風に聞いています」と話したが、復帰登板まで約半年を費やしたことには「遅すぎる」と本音も漏らした。

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[ロッテ]約2ヶ月ぶり白星狙うC.C.メルセデス「絶対勝ちます」22日ソフトバンク戦先発[ニッカン]

ロッテのC.C.メルセデス投手(29)が、22日のソフトバンク戦(午後6時開始、ZOZOマリン)で先発することが発表された。

メルセデスは球団を通じ、「いつも通り勝ちに貢献できるような投球をして、アグレッシブに行きたいね。明日絶対勝ちます」とコメントした。

加入1年目の今季は防御率2.95と好投を続けているが、勝ち星には恵まれず、3勝6敗だ。8月に入っても1日の日本ハム戦で6回3安打1失点。12日の西武戦も6回3安打無失点だったが、いずれも勝ち負けつかず。6月16日のDeNA戦で3勝目を挙げて以降、先発6戦白星なしの状況だ。約2ヶ月ぶりの勝利が期待される。

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[ロッテ]歌手の岡田奈々が9・1楽天戦で始球式「岩下の新生姜さんへの愛を込めて」[ニッカン]

ロッテは21日、歌手の岡田奈々(25)が9月1日の楽天戦(午後6時開始、ZOZOマリン)で始球式を行うことを発表した。

同試合は、球団オフィシャルスポンサー岩下食品の冠協賛試合「岩下の新生姜スペシャルナイター」として開催。岩下の新生姜のイメージモデルを務めている岡田は「今年の7月1日から大好きな岩下の新生姜さんのイメージモデルに就任させていただき、そのご縁で人生初の始球式をさせてもらうことになりました。初めてのマウンド、初めての野球ボール、初めての投球…。初めてづくしでこれまでにないほど緊張しています」と心境を明かした。始球式に向けて準備も進めており、「草野球経験のあるお父さんがキャッチボールの相手をしてくれているので、一生懸命練習して真っ直ぐキャッチャーさんにボールを届けられるよう頑張ります。岩下の新生姜さんへの愛をたっぷり込めて全力で投げさせていただくので、見てくださると嬉しいです」と意気込んだ。

また、岩下の新生姜公式キャラクター「イワシカちゃん」の来場に加え、特設アンテナショップ「岩下の新生姜ミュージアムショップ in ZOZOマリンスタジアム」を、外周ブースと場内ブースに出店する予定だ。

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[ロッテ]炎天下の中7分間ミーティング、吉井監督「勝つために何を」チーム全員で目的意識徹底[ニッカン]

◇ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム

30度をはるかに超える炎天下。20日の楽天−ロッテ戦前の楽天モバイルパークの右翼付近の芝生に、ロッテの選手らがベンチ前から大移動した。

ベンチに座っていた吉井理人監督(58)も帽子をかぶり直して気持ちを込めるかのように、歩みを進めた。芝生の上に座った監督を中心に、選手、コーチ、スタッフ全員が輪になるかのように次々と腰を下ろした。作業中の仕事を一時停止し、遅れて小走りで加わるスタッフもいた。

指揮官は「我々も目的は何なのかを明確にしようと思って。勝つために何をしたら良いかということを、それぞれに考えてもらうきっかけになるためのミーティングだった」と説明。「自分の責任のもとに、自分の出来ることをしっかり行動して欲しいなあと。こっちで言ったからこうしようとかではなくて、自分の頭で考えて動いて欲しい。考える時に目的は何なのか。良いスイングしたいというのが目標で、それができたら目的につながってくるんですけれど、目標の『良いボール投げたい』『良いバッティングしたい』が先に来てしまうと…」。ミーティングの中では「優勝」という言葉も発し、目的意識を徹底し、そこに向けて各自は今何をすべきかを、再度自問自答してもらうための、約7分間だった。

前日19日に自責0ながら3失点したペルドモは立ち膝の姿勢。身振り手振りの大きなジェスチャーを交えながら話した。隣では通訳も一生懸命、日本語で伝えた。坂本、柿沼らも思いを言葉に。全員が真剣な表情。最後は主将の中村奨が締めた。

黒木投手コーチも「監督が講義してくれて新鮮で良かった」と感謝した。「監督が一方的に話すんじゃなくて、選手に投げかけて、選手から答えをもらって、対話をしているので、かしこまった感じにはならないですよね。座って、ストレッチしながらとか」。内容には「大事な時期でもありますし、単純にもう1回、まずは自分のやるべきことをやること。その先にチームの勝利。自分の出来るそれ以上のことをやってしまうとうまくいかないことがあるので、そこを再認識しましょうってことです」。春季キャンプから継続してきたことを、あらためて徹底した時間だった。

選手会長の益田は「これをやったから勝ったとか負けたとかはないかなと思うんですけれど、ただ、やることで、もう1回、みんなチーム全体で頑張ろうとなるし、そういう結束力みたいなものは」と期待した。「中盤から終盤で体もきついし、みんな思うところはあると思うので、もう1回心を1つに頑張るのは大切なことだと思うし、勝っている時は良いんですけれど、連敗する時もあるし、負けている時にどうするかというのはある。監督が集めてくれて本当に良い話が出来たんじゃないかなと思います。勝ち負けは分からないですけれど、姿は変わるんじゃないかなと思います」。普段から投手、野手に限らず、若手を食事などに誘って心に寄り添ってきている守護神も、「心」の変化を強調した。

西村は「自分の仕事を必死こいてやるだけ。自分の結果に左右されずに、チームとしての結果につなげていく」。和田も「自分のことも大事ですけれどチームのために何が出来るのか。三塁ランナーで内野ゴロでも得点するのも自分の役割」。中堅、若手も自身の特徴、持ち味を出し、それをうまくかみ合わせて接戦を白星につなげる。それこそが個人やチームの数字が高くなくても開幕から上位を維持してきた今季のロッテの強さだと、私は思っている。

8月に入り、7勝11敗。22日からは3位ソフトバンク、首位オリックスとの6連戦が始まり、リーグ優勝に前進出来るか、後退してしまうのか。1つのヤマ場を迎える。だが、相手どうこうではない。自分ができ得ること、やるべきことをいかに実行するか−。吉井監督が一貫して重きを置いてきたことを再確認し、首位を追う。

記者として私の出来ることは−。リーグ優勝、日本一に向け、読者やファンの皆さまに、監督や選手の思いを伝える材料の準備。監督、コーチ、選手の皆さま、どんどん話しかけますのでよろしくお願い致します。

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ロッテ・中森、23日ソフトB戦でプロ初先発!2年時甲子園4強入りの大好きな夏で明石商魂見せる[スポニチ]

ロッテ・中森が23日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)でプロ初先発する。吉井監督が先発起用する方針を明かし「(2軍で)しっかり準備してくれた。1回チャンスをと思ってます」と期待した。

2位のチームにとって勝負の1週間だ。22日から本拠地で2.5ゲーム差で追われる3位のソフトバンクとの3連戦で25日からは7.5ゲーム差で追う首位のオリックス3連戦(京セラドーム)。オリックスとは直接対決を10試合残していて逆転優勝には起爆剤が必要になる。

明石商2年時に春夏連続で4強入りするなど聖地の申し子として全国に名を売った。ロッテに20年ドラフト2位で入団し、3年目の今季に救援で1軍デビュー。ここまで5試合に登板して1勝0敗、防御率5.79の最速153キロ右腕は「真っスラ」が武器で、指揮官に「非常識なストレート」と評されている。

佐々木朗が故障離脱中でもあり、指揮官は「どんなもんか、1回、見てみたい」と期待。21歳右腕がプロ初の先発白星を挙げ、救世主に名乗りを上げる。

中森俊介(なかもり・しゅんすけ)
2002年(平14)5月29日生まれ、兵庫県丹波篠山市出身の21歳。明石商では1年夏から4度の甲子園出場(コロナ下だった3年は交流試合)。2年時は春夏連続で4強入りした。20年ドラフト2位でロッテに入団。1メートル82、90キロ。右投げ左打ち。

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ロッテ・メルセデス、22日ソフトバンク戦先発「絶対勝ちます」[スポニチ]

ロッテのC.C.メルセデス投手(29)が22日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)に先発することが発表された。ソフトバンクはC.スチュワート・ジュニア投手(33)が先発する。

メルセデスは今季17試合に登板し、3勝6敗と負けが先行しているものの、防御率は2.95。6月16日のDeNA戦(横浜)以来となる白星へ「いつも通り勝ちに貢献できるような投球をして、アグレッシブに行きたいね!明日絶対勝ちます!」と意気込んだ。

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[ロッテ]元AKB48岡田奈々が9・1楽天戦で始球式[報知]

ロッテは21日、9月1日の楽天戦(ZOZOマリン)で元AKB48で歌手の岡田奈々が始球式を務めることを発表した。

当日はオフィシャルスポンサーの岩下食品株式会社の冠協賛試合「岩下の新生姜スペシャルナイター」を開催。同社のイメージモデルを務める岡田がファーストピッチセレモニーに登場する。また他にも岩下の新生姜公式キャラクター「イワシカちゃん」の来場や特設アンテナショップ「岩下の新生姜ミュージアムショップinZOZOマリンスタジアム」を出店。

始球式を務める岡田は「初めてのマウンド、初めての野球ボール、初めての投球…初めて尽くしでこれまでにないほど緊張しています。草野球経験のあるお父さんがキャッチボールの相手をしてくれているので、一生懸命練習して真っ直ぐキャッチャーさんにボールを届けられるよう頑張ります!」とコメントした。

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勝ち続けるしかない2位・ロッテ、今週はソフトバンク戦、オリックス戦と超重要な1週間[BASEBALL KING]

「いつも通り勝ちに貢献できるような投球をして、アグレッシブに行きたいね!」。

ロッテは今週3位・ソフトバンク(ZOZOマリン)、首位・オリックス(京セラD大阪)とリーグ優勝を目指す上で非常に重要な1週間になるが、その先陣を切るのがC.C.メルセデスだ。

メルセデスは今季ここまで17試合・91回2/3を投げて3勝6敗、防御率2.95。ソフトバンク戦は今季1試合・5回2/3を投げて1失点だ。6月16日のDeNA戦から白星が遠ざかっているが、オールスター明けは3試合に先発し、いずれもクオリティスタート(6回3自責点以内)をクリア。8月は月間防御率0.75と抜群の安定感だ。

◇首位・オリックスと「7.5」差の2位

ロッテは7月終了時点で、47勝35敗4分の貯金「12」、首位・オリックスと3ゲーム差の2位だったが、8月は前カードの楽天との3連戦に2勝1敗で勝ち越したものの、4連敗、3連敗などがあり、月間成績は7勝11敗。首位・オリックスとは今季最大の7.5ゲーム差に広げられてしまった。残り試合数を考えると、オリックスの動向を気にするというよりも、まずは大逆転優勝するためにも勝ち続けるしかない。

これまで何百回も述べているがロッテは好不調の波が大きく大型連勝したかと思ったら、突然連敗したり、その逆もある。この先の戦いが全く読めないチームだ。今季も7月24日のソフトバンク戦に0−1の9回に守護神・オスナから角中勝也が劇的な逆転サヨナラ2ランを放ち、ソフトバンクに同一カード3連勝し勢いに乗るかと思われたが、翌25日の西武戦に完封負けするなど2連敗。7月下旬から2度の3連敗に4連敗と8月上旬は悪い方の波がきていた。となると、良い波が来る可能性もある。

◇春先から先を見据えた選手起用

今季は春先から勝負所に向けて、先を見据えた選手起用を投打ともにしてきた。野手でいえば、ショートの藤岡裕大と友杉篤輝を併用で起用したり、リリーフ陣も“勝ちパターン”のペルドモ、益田直也が連投中ではなかったが、7月9日の日本ハム戦では8回・澤村拓一、9回・横山陸人で逃げ切ったことも。オールスター明けも8月4日の楽天戦で5−3の7回に横山、ペルドモが連投中ではなかったが8回は坂本光士郎、東妻勇輔、9回は守護神・益田が連投中ではなかったが東條大樹の継投で逃げ切った。

小野晋吾投手コーチは「できるだけ疲労を溜めないのもそうですし、状態を維持していくために色々試行錯誤している感じです」と、リリーフ陣の疲労を溜めないようにオールスター明けは、ベンチ外の日を多く作っている。8月8日(火)の週〜2週連続でリリーフ陣は1週間に3登板した投手はおらず、最高でも1週間に2試合の登板だった。

ロッテが大逆転優勝、今週の6連戦を勝ち越すためにも、先制点を奪い、そのリードを投手陣が守り切る必要がある。投打共に主力の故障者が続出する中で、開幕から白星を積み重ねられてきたのも投手陣が安定していたからこそ。その投手陣に疲れが見えているのは気になるところだが、ここを踏ん張ってチームに白星をもたらしたい。

◇ここ数年はシーズン最終盤で涙

ここ数年は、シーズン最終盤までリーグ優勝を狙える位置にいながら最後の最後に勝ちきれなかった。20年は10月9日の首位・ソフトバンク戦に勝利しゲーム差なしとしたが、翌日からシーズン終了まで7勝17敗1分、終わってみればリーグ優勝したソフトバンクに14ゲーム差つけられた2位だった。翌21年も一時は2位・オリックスに4ゲーム差をつけ首位を走っていたロッテだが、1勝すれば優勝マジックが点灯する9月28日からの2位・オリックスとの3連戦に3連敗、その後2位ながら優勝マジック9が点灯したものの、最後の最後で涙をのんだ。

今年は8月21日時点で、首位・オリックスと「7.5」差の2位。現実的にはリーグ優勝に向けてかなり厳しいゲーム差だ。ただ、ロッテというチームは何かをきっかけに突然大型連勝ということもある。そこに賭けるしかない現状に悔しさ、もどかしさはあるが、形振り構わず、今は勝ち続けるしかない。過去を変えることはできないが、未来は変えることができる。ロッテの選手達には、熱いマリーンズファンがついている。ファンの声援を力に、泥臭く、勝利への執念を見せて欲しい。

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