わたしはかもめ2023年鴎の便り(9月)

便

9月16日

埼玉西武1−5千葉ロッテ(ベルーナドーム)

ロッテが快勝した。3回に中村奨の適時二塁打とポランコの2点本塁打で3点先行。6回は岡の適時三塁打などで2点加えた。美馬がピンチで粘って5回を無得点に抑え、中継ぎ陣の好投もあって3勝目。西武の平良は7敗目を喫した。

123456789R
千葉ロッテ0030020005
埼玉西武0000001001

ページトップ

[ロッテ]吉井監督「熱中症みたいな症状が…」5回無失点、好投の美馬学を84球で交代[ニッカン]

2位のロッテ吉井理人監督(58)が、5回3安打無失点で3勝目を挙げた美馬学投手(36)と、試合を決めた24号2ランを放ったグレゴリー・ポランコ外野手(32)の投打の主役をたたえた。

美馬には「良かったと思います」と内容を評価した。84球での降板については「もうちょっと投げられそうだったんですけれども、熱中症みたいな症状が出てしまったので、あの回で代わりました」と明かした。

「4番DH」で起用しているポランコの活躍には「もちろん長打も期待していますし、彼はフォアボールも選べる。(存在は)大きいと思います」。3回に荻野が四球を選んで出塁後、中村奨が右中間適時二塁打で先制。直後にポランコの1発。「平良投手はフォアボールが多いのは分かっていたので、誰かフォアボールを選んで、そのチャンスに誰か長打をと思っていたんですけれど、うまくいきました」と3点を先制した場面は狙い通りだった。

美馬(5回3安打6奪三振無失点で3勝目)
「5点もとってくれた野手のみんなに感謝。もうちょっと長いイニングを投げたかったですが、状態は良い感じで投げられているので結果も出て良かった。」

ページトップ

[ロッテ]ポランコ、球団37年ぶり本塁打王へ前進、24号2ランでパ単独トップ浮上[ニッカン]

ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が、本塁打王争いリーグ単独トップに立つ24号2ランを放った。

23本塁打で並んでいた楽天浅村を上回った。

中村奨吾内野手(31)の右中間先制適時二塁打で1−0とした直後の3回2死二塁。西武先発の平良が投じた初球のスプリットを捉え、弾丸ライナーで右翼席に突き刺した。「平良投手は良いピッチャーですので、強気にいった結果が初球のスイングになった。しっかり振ったので手応えは十分感じました」。本塁打数は来日1年目だった昨季の巨人での自己記録にも並んだ。

ロッテで本塁打王となれば1986年(昭61)に50本塁打を放った落合博満以来37年ぶりとなる。外国人では1977年(昭52)の34発レロン・リーまでさかのぼる。「落合さんの名前は聞いたことがあります。現在ホームランキングに立っていることは嬉しいんですけれど、チームの勝利に貢献出来ることが大事だと思っているので、そちらを意識しています。残り20試合弱で去年のホームラン数に並んだことは大きいこと」。リーグは変わったものの、日本の投手にさらに順応してきた証しだ。

14日に迎えた32歳の誕生日はZOZOマリンでの自主練習に参加後、家族からバースデーパーティーで祝福され、パワーも充電出来た。「家族の応援がすごく力になっているので、家族のためにも頑張りたい」。ファンに向けても「ここからの試合は負けられない。ファンの皆さまとともに頑張っていきたい」。大混戦となったクライマックスシリーズ出場権は、主砲が打線を活性化させて導く。

ページトップ

[ロッテ]ポランコ24号「めっちゃ嬉しい。初球から狙っていた」本塁打数リーグ単独トップ[ニッカン]

ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が、3回2死二塁から西武平良の投じた初球のスプリットを捉え、右翼席へ24号2ランを放った。

「打ったのは、多分スライダーかな。めっちゃ嬉しい。平良投手は良いピッチャーで、彼からホームランを打ちたいと思っていた。以前までよく抑えられていたし、1打席目もいい感じで打てたけどそれもアウトだったので、2打席目はもっとアグレッシブに行こうと思って初球から狙っていた。パワー」。

巨人時代の昨季本数に並んだだけでなく、本塁打数がリーグ単独トップに立った。

ページトップ

[ロッテ]佐々木朗希、復帰2戦目17日先発へ前日調整「前回よりも良い投球が出来るように」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(21)が16日、西武戦(ベルーナドーム)の試合前練習で17日の先発登板に向けて調整した。キャッチボールや、約30メートル程度のダッシュを繰り返し行うなど汗をかいた。

左脇腹肉離れを驚異的な回復力で乗り越えた。48日ぶりの復帰登板を果たしてから中6日での復帰2戦目も約70球程度の球数制限を設けての投球となりそうだが、「前回よりも良い投球が出来るように頑張ります」と意気込んだ。

復帰戦の10日オリックス戦では3回45球を投げ、2安打2奪三振1失点。今季初めてパ・リーグ球団から黒星を喫したが、上々の発進だった。

西武戦は過去4試合に先発登板し、2勝0敗。今季も7月5日に8回5安打11奪三振無失点の好投で、勝ち投手となっている。敵地ベルーナドームでは初登板だ。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希、17日西武戦先発「前回よりもいい投球ができるように」、ベルーナD初登板[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が17日の西武戦に先発する。ベルーナドームでの登板はプロ4年目で初となるため、この日はマウンド上で投球動作を繰り返すなどして感覚を確かめた。左脇腹の肉離れから復帰した10日のオリックス戦では3回45球を投げて2安打1失点、2奪三振。3敗目(7勝)を喫したが、最速は161キロを計測した。中6日で臨む復帰2戦目へ「前回よりもいい投球ができるように頑張ります」と気を引き締めた。

ページトップ

ロッテ・ポランコ、本塁打王争い単独トップの24号「強気にいった結果」[サンスポ]

柵越えを確信させる強烈な打球音に、右翼席に陣取るカモメ党≠ェ沸き上がった。ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が3回、24号2ラン。リーグ1位で並んでいた楽天・浅村を抜き、今季初めて単独トップに躍り出た。

「チームの勝利に貢献できたことが、何よりも嬉しい」。

3回に中村奨の適時二塁打で先制。24イニング連続無失点中だった平良から得点した直後にたたみかけた。試合前時点での平良との今季対戦成績は打率.125、2三振だった中、初球を一閃。弾丸ライナーで右翼席に運び「強気にいった結果が初球のスイングだった」とうなずいた。

14日に誕生日を迎え、家族と食卓を囲んだ。温かい祝福を受け「やっぱり、家族の応援が力になっている」。3日の楽天戦で一発を放って浅村に並んで以来、ともに足踏みしていたが、家族への感謝を伝えるように32歳初戦で一歩リードした。

本塁打王となれば、ロッテでは1986年の落合博満以来37年ぶり。ZOZOマリンスタジアムへの移転後では初となる。ドミニカ共和国出身の左打者は、三冠王に3度輝いたレジェンドについて「名前は聞いたことがあります」と尊敬のまなざしを向けた。

巨人でプレーした昨季の本塁打数にも並び「19試合を残して、並んだのは大きい。チームの勝利に貢献できるようにホームランを打っていきたい」。クライマックスシリーズ進出争いは2〜4位が3.5ゲーム差の混戦。ポランコの一発はチームの勝利にもつながる。

ページトップ

ロッテ・美馬、5回無失点で3勝目「投げたいところに投げられた」[サンスポ]

ロッテの美馬が要所を締め、5回3安打無失点で3勝目を挙げた。今季このカード4度目の先発で初めて白星をつかみ「投げたいところに投げられたので良かった」と手応えを口にした。

初めて安打を許した3回は2死一、二塁で外崎を空振り三振に仕留め、制球が乱れて2死満塁を招いた5回は再び外崎を投ゴロとして脱した。熱中症のような症状もあって早めの降板となったようで、吉井監督は球数的には「もうちょっと投げられそうだったが、よく頑張ってくれた」とねぎらった。

ページトップ

ロッテ・ポランコ、自己最多に並ぶ24号2ラン「初球から狙ってたで!パワー!」[サンスポ]

ロッテの助っ人砲、グレゴリー・ポランコ外野手(32)が3回、今季24号となる2ランを放った。パ・リーグ本塁打数で楽天・浅村と並んでいたが、単独トップに立った。

0−0の3回、3番・中村奨の適時二塁打で先制し、なお2死二塁の場面で、平良の初球を一閃。弾丸ライナーで右翼席に運び、9月3日の楽天戦(ZOZOマリン)以来のアーチをかけた。巨人時代の昨季にマークした24本塁打に並んだ。

ポランコは球団を通じて「打ったのは多分スライダーかな。めっちゃ嬉しいわ!平良投手はいいピッチャーで彼からホームランを打ちたいと思っていた。以前までよく抑えられていたし、1打席目もいい感じで打てたけどそれもアウト(右飛)だったので、2打席目はもっとアグレッシブに行こうと思って初球から狙ってたで!パワー!」とコメントした。

今季の平良との対戦成績は試合前時点で、打率.125(8打数1安打)、2三振だった。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希、17日西武戦先発「前回よりもいい投球ができるように頑張ります」、ベルーナドームでプロ初登板[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(21)が17日の西武戦(ベルーナ)に先発する。ベルーナドームでの登板はプロ4年目で初となる。16日はキャッチボールやダッシュなどで調整した他、マウンド上で投球モーションを行い、感覚を確かめる場面も見られた。

佐々木朗は10日のオリックス戦で左脇腹の肉離れから実戦復帰。負傷した7月24日のソフトバンク戦以来48日ぶりの先発で、2軍などでの調整登板を経ず、ぶっつけで1軍のマウンドに立った。50球程度を予定した中、3回45球を投げ、2安打1失点、2奪三振。3敗目(7勝)を喫したが、最速161キロを計測するなど力強い投球を見せていた。

中6日で臨む復帰2戦目に向けて「前回よりもいい投球ができるように頑張ります」と力を込めた。

ページトップ

ロッテ・ポランコ、リーグ単独トップ24号、球団では落合以来37年ぶり本塁打王へ[スポニチ]

幕張に待望のキングは誕生するのか。ロッテ・ポランコが力強く名乗りを上げた。中村奨の適時二塁打で先制した直後の3回2死二塁だ。平良の初球スプリットを右翼席へライナーで運ぶ24号2ラン。楽天・浅村を抜いてリーグ単独トップに初めて立ち、昨季の自己最多に並び「嬉しい。積極的に打ちにいった。手応えは十分」とおなじみの「パワー」ポーズで喜んだ。

球団では86年の落合博満を最後に本塁打王が出ていない。千葉に移転した92年以降は0人。その落合以来、37年ぶり5人目の本塁打王も見えてきたが、今はCS争いに目を向けた。「落合さんの名前は聞いたことはあるけど、実際に会ったことはありません」と敬意を表しつつ、「今は本数よりチームの勝利に貢献することが1番大事」と強調した。

CS進出を争う楽天戦では打率.319、10本塁打し、ソフトバンク戦でも打率.308、5発と大得意。目下のライバル2チームに抜群の強さを誇り、CS争い、その先のCS本番へも頼もしい。6連戦の初戦を制し、2位を堅持した吉井監督も「今日の打撃練習を見たら期待できないと思ったけど、何が変わったのか聞きたいくらい」と苦笑いしつつ、「ホームランは狙って打てないけど、彼は四球も選べるし、長打も打てる」と一発だけにとどまらない貢献を評価した。

ページトップ

ロッテ・朗希、17日にベルーナD初登板、70球前後が目安「前回よりいい投球できるように」[スポニチ]

ロッテの佐々木朗が17日の西武戦に先発する。敵地ベルーナドームではプロ初登板で、この日は強めのキャッチボールなどで調整した。

左脇腹肉離れから復帰した前回10日のオリックス戦は3回45球で降板し、今回は70球前後の見込み。中6日での復帰2戦目へ「前回よりいい投球ができるように頑張ります」と意気込んだ。

ページトップ

パ・リーグ11年ぶり30本未満キング誕生か?過去64年間で2人だけの珍事、トップのポランコ現在24本[スポニチ]

ロッテ・ポランコが16日、西武戦の3回に24号2ランを放ち、パ・リーグの本塁打王争いのトップに立った。

2位は楽天・浅村の23本。16日のソフトバンク戦で先頭打者アーチ、サヨナラ本塁打と1試合2発の日本ハム・万波が22本で続く。誰がタイトルに輝くかはもちろん、本数をどこまで伸ばせるのかも注目だ。仮に30本未満での本塁打王となれば、12年の西武・中村の27本以来、11年ぶりとなる。

2リーグ制以降、パ・リーグで本塁打王が30本未満だったのは過去9度。最少は1958年の中西太(西鉄)の23本だ。しかし打高投低の時代になった影響もあり、62年から昨年までの64年間では前出の12年の中村と、28本だった95年小久保(ダイエー)のわずか2人しかいない。仮に今季、30本未満で本塁打王誕生となればまさに「珍事」となる。

残り試合はロッテが19、楽天が18、日本ハムが15。今季は3割打者もパ・リーグで2人しかおらず、投高打低の傾向が顕著に出ている。そんな中で誰が、何本で本塁打キングに輝くか。

ページトップ

ロッテ快勝!ポランコリーグトップの24号「チームの勝利に貢献できたことが1番嬉しい」[スポニチ]

ロッテがグレゴリー・ポランコ外野手(32)のリーグ単独トップに立つ24号などで快勝した。

0−0の3回2死一塁から中村奨吾内野手(31)の適時中二塁打で先制。無失点を継続していた西武・平良から25イニングぶりの得点を奪った。さらにポランコが初球を右翼席へ2ラン。決勝アーチとなった。

お立ち台では「ありがとうございます」と日本語で切り出すと「非常に嬉しい。ストライクゾーンに来た球を積極的に打ちに行きました。手応えは十分」と興奮気味に明かした。

リーグ単独トップ&来日1年目に並ぶ24本塁打には「嬉しいけど、チームの勝利に貢献できたことが1番嬉しいです」とフォアザチームを強調していた。

ページトップ

ロッテ、西武・平良から25イニングぶりの得点、中村先制打、ポランコ24号2ラン[スポニチ]

ロッテが2死から3、4番の連続長打で、無失点を継続していた西武・平良から25イニングぶりの得点を奪った。

3回2死一塁から中村奨吾内野手(31)の適時中二塁打で先制。「スライダー。荻さんのナイスランですね」と一塁走者だった荻野貴司外野手(37)の好走塁を称えた。

さらにポランコが初球を右翼席へ2ラン。リーグ単独トップに立つ24号に「めちゃめちゃ嬉しいわ。平良投手はいい投手で、彼からホームランを打ちたいと思っていたからさ。初球から狙ってたで!」と大喜びしていた。

ページトップ

[ロッテ]ポランコが自身最多タイの24号2ラン、楽天・浅村を抜く[報知]

ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手が自身最多タイに並ぶ24号2ランをマークした。

両軍無得点の3回2死一塁から中村奨の中前二塁打で先制点を奪った直後の2死二塁。ポランコが平良のスプリットを豪快に捉え右翼席へと突き刺す24号2ラン。

これで巨人時代の昨季にマークした24本塁打に並び、自身最多タイとなり、ホームランキング争いで並んでいた楽天・浅村を抜き、単独トップに立った。

ページトップ

[ロッテ]佐々木朗希が17日の西武戦に先発「前回よりもいい投球ができるように」ベルーナはプロ4年目で初[報知]

ロッテの佐々木朗希投手が17日の西武戦(ベルーナドーム)に中6日で先発する。

左脇腹の肉離れから48日ぶりの復帰登板となった10日のオリックス戦(ZOZOマリン)では45球を投げ3回2安打1失点。最速は161キロをマークするなど順調な回復を見せた右腕。ベルーナドームでの登板はプロ4年目にして初となるが「前回よりもいい投球ができるように頑張ります!」とコメント。吉井監督は「ある程度リミットを決めてやる」と話しており、前回同様、球数を制限しながらとなりそうだが、チームの2位死守へ全力で腕を振る。

ページトップ

西武・平良海馬−ロッテ・美馬学…スタメン発表[報知]

[ロッテ]
1(右)荻野、2(遊)藤岡、3(二)中村奨、4(指)ポランコ、5(左)角中、6(三)ブロッソー、7(中)岡、8(一)山口、9(捕)田村、投=美馬
[西武]
1(遊)源田、2(二)外崎、3(右)蛭間、4(一)マキノン、5(指)中村、6(三)佐藤龍、7(左)ペイトン、8(捕)柘植、9(中)愛斗、投=平良

ページトップ

ロッテ・ポランコ、パ単独トップ24号、勝利へ導く価値ある一発[デイリー]

ロッテ・ポランコがリーグ単独トップで昨年に並ぶ24号を放った。

1−0の3回2死二塁から平良の初球の変化球を振り抜き、右翼席へ2ラン。CSを争うチームを勝利へ導く価値ある一発となり、「現在ホームランキングなのは嬉しいけど、チームの勝利に貢献できることの方が大事」と謙虚に喜んだ。

ページトップ

ロッテ・ポランコがリーグ単独トップ24号2ラン「家族の応援がすごく力になっている」[デイリー]

ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手が、リーグ単独トップで昨季の本塁打数に並ぶ24号2ランを放った。「気持ちはアグレッシブに、ストライクゾーンに入った球を打ちにいきました。非常に嬉しいです」と振り返った。

1−0の3回、2死二塁から、西武の先発・平良が投じた初球、136キロのスライダーを振り抜いた。弾丸ライナーは右翼席へ突き刺さった。ベンチではパワーポーズを披露した。

14日は、32歳の誕生日だった。ZOZOマリンスタジアム自主練習を終えた後は、家族と一緒に家で過ごしたという。「家族が全てですし、家族の応援がすごく力になっている」。愛する家族のパワーを胸に、日々奮闘している。

本塁打王へ、また一歩近づいた。ロッテでは1984年の落合博満以来の快挙となるが、「現在ホームランキングなのは嬉しいけど、チームの勝利に貢献できることの方が大事」と慢心はない。頼もしい助っ人が、チームを牽引する。

ページトップ

ロッテが西武・平良撃ちで快勝!ポランコ、パ単独トップの24号2ラン、先発・美馬は5回3安打無失点で3勝目[デイリー]

ロッテはチャンスをものにして快勝した。

両軍無得点の3回、2死一塁で中村奨が西武・先発の平良から中前適時二塁打を放ち先制。なおも2死二塁からポランコは136キロのスライダーを振り抜き巨人に所属していた昨季に並ぶ24号2ランとした。この時点でパ・リーグの本塁打争いで単独トップに立った。

3−0の6回には、2死からブロッソーが遊撃への内野安打で出塁。続く岡が右翼線へ適時三塁打を放ち、4点目を奪った。さらに2死三塁からは、山口が遊撃・源田の失策を誘い、その間に三走・岡が生還。隙を逃さず得点につなげた。

投げては先発の美馬が5回3安打無失点と試合を作り、今季3勝目を挙げた。2回まで連続で三者凡退。5回には2死満塁のピンチを背負ったが、最後は投ゴロに抑え無失点で切り抜けた。「内容としては悪くなかったですが、もう少し長いイニングを投げられれば良かったかなと思います」と振り返った。

3番手として7回から登板した沢村は、1死から愛斗に左中間へソロを浴びたが、アウトは全て空振り三振で奪い、最少失点とした。

ページトップ

ロッテ・ポランコが24号2ラン、「平良投手からホームランを打ちたいと思っていた」[デイリー]

ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手が、巨人に在籍した昨季に並ぶ24号2ランを放った。

両軍無得点の3回、2死一塁から中村奨が中前適時二塁打で先制。なおも2死二塁からポランコが続いた。西武先発・平良が投じた初球、136キロのスライダーを振り抜いた。弾丸ライナーは右翼席へ突き刺さる24号2ランに。白い歯を輝かせ、ダイヤモンドを一周した。

助っ人は「めっちゃ嬉しいわ!平良投手はいいピッチャーで彼からホームランを打ちたいと思っていたからさ。以前までよく抑えられていたし、1打席目もいい感じで打てたけどそれもアウトだったので、2打席目はもっとアグレッシブに行こうと思って初球から狙ってたで」と、大喜びだった。

今季の平良との対戦では、試合前までの打率が.125と苦戦していたが、狙い通りに一発を決めた。

ページトップ

ロッテ・岡大海「もっとガツガツいきたいなという気持ち」抜群の存在感を発揮[BASEBALL KING]

◇オールスター明けの打率は.321

「まだまだ満足はしていないですし、もっとガツガツいきたいなという気持ちがあります」。

ロッテの岡大海はオールスター明け、打率.321(106−34)、1本塁打、6打点、13四死球、2盗塁、8月24日のソフトバンク戦から打席に立った試合は14試合連続安打中と、ここまで抜群の存在感を発揮しているが、現状に全く満足していない。

16日の西武戦でも3−0の6回2死走者なしからブロッソーがショートへの内野安打で出塁すると、続く岡は「前のブロッソーがラッキーな形で塁に出てくれたので、何とか流れをモノにしようと思い切っていきました」と、平良海馬が投じた初球の外角ストレートを逆らわずにライト線に貴重な適時三塁打を放った。

得点圏打率は.283だが、数字以上に勝負強い印象だ。「しっかり結果を出そうというだけで、それがたまたまいいところで打てているだけ。そういうところで回してくれた仲間のおかげだなと思います」。チャンスメイクするチームメイトに感謝した。

◇打撃フォーム

岡は開幕から茶色のバットを使って打っていたが、7月15日の楽天戦で茶色のバットと白黒バットを使い分け、「前半戦では練習だけで使っていたんですけど、後半戦はそのバットでやっています」と、7月23日のソフトバンク戦以降は基本的に「トップの方にバランスがあるバットで、振り抜きが出るように、打球を意識してやってはいますね」と前半戦試合前練習で使うことの多かった白黒バットで打っている。

打撃フォームを見ても、現在は足を上げずに打っているが、「朝自分で打ってみて今日はこっちの方がいいのかなという感じで、その日その日でチョイスしながらやっているつもりです」と、足を上げて打つか、足を上げずに打つかは試合前練習で確認して、試合に挑む。

◇32四球

今季の岡の特徴の1つとして、四球が選べていることが挙げられる。今季は319打席立って、四球の数は32。打席数、四球数ともにシーズン自己最多で、出塁率.364もロッテ移籍後の18年以降では最も良い数字だ。

本人は四球について「特には狙っていないですけど」と話しながらも、「打ちにいった中で四球を取れたらいいなという気持ちでいます。追い込まれてからなかなか打つのは難しいというのはありますし、何とか粘ってカウントを整えて四球が取れたらいいなというのはあります」と明かした。

残りは19試合。優勝は厳しくなったが、2位を死守して、本拠地・ZOZOマリンスタジアムでクライマックスシリーズのファーストステージを戦いたいところ。そのためにも勝利は必須。「しっかり自分が与えられたところで結果を残すのもそうですし、チームとしても上を目指していく上で若い人がいるので、そこはうまく引っ張っていけたらなと思います」。今季は開幕から外野陣の故障が相次ぐ中で、2位にいるのは岡の働きによるところが大きい。残り試合でも、チームの勝ちに繋がる一打、そして走塁、守備を見せて欲しい。

ページトップ