わたしはかもめ2023年鴎の便り(9月)

便

9月27日

北海道日本ハム2−4千葉ロッテ(エスコンフィールド)

ロッテが連敗を7で止め、3位に浮上した。0−1の3回にブロッソーの犠飛で追いつき、5回に和田の2点打と石川慎の適時打で3点を勝ち越した。カスティーヨが6回1失点で3勝目。日本ハムは2年連続の最下位が確定した。

123456789R
千葉ロッテ0010300004
北海道日本ハム0100000102

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[ロッテ]和田康士朗が全4得点に絡む活躍「打てなくて当たり前という気持ちで打席に」[ニッカン]

ロッテ「9番中堅」和田康士朗外野手(24)の全4得点に絡む活躍で、チームの連敗を7で止めた。

0−1で迎えた3回、1死走者なしで、和田は一塁線を破る三塁打を放った。初球の直球を振り抜いた打球の行方に「ちらっと見た時にボールを捕っていなかったので行きました」。右翼は強肩の日本ハム万波だったが、「球場の形状も複雑なので少し焦るかなと思って」と快足を飛ばした。続いて初の「1番三塁」で先発したマイク・ブロッソー内野手(29)の浅い左飛にもかかわらず、ヘッドスライディングで生還した。

5回にも1死二、三塁で右前勝ち越し2点適時打だ。「追い込まれる前に何とか決着をつけようと思った」と3−1から内角直球を捉えた。「大事な時期ですけれど、あまり背負い過ぎず、自分の中では『打てなくて当たり前』という気持ちで打席に立っている。ずっと悪い流れが続いていたので、何とか断ち切れて嬉しいです」。右前打後の相手悪送球で二塁に進むと、石川慎吾内野手(30)の中前適時打で再びホームを踏んだ。

吉井理人監督(58)は「正直言うと、レフト石川、ライト角中だったので、センターで両翼カバーという意味で和田だったんですけれど…」と苦笑い。守備重視での起用の中での殊勲打連発に、「(5回は前打者の)田村のところでスクイズで1点取りたかったんですけれど、取れなくてヤバイなと思ったところでヒットを打ってくれて、チームを助けてくれた」と賛辞を送った。

連敗の雰囲気を変えるため、スタッフが4チーム対抗の競争形式トレーニングを考案し、試合前練習を開始した。和田は「トレーニングコーチも色々考えてくれた。あれで西野さんが声出しに。なかなかピッチャーがすることはないんですけれど、それで一気に雰囲気が良くなったと思います」と感謝。最下位チームのアンカーだった西野勇士投手(32)が試合前の円陣で声出し担当に決定した。「『とにかく楽しくやって欲しい』と言っていただいたので、楽しく試合が出来ました」と和田は西野にも感謝した。

敗れた楽天を抜き3位に浮上し、2位ソフトバンクにも0.5ゲーム差に迫った。クライマックスシリーズ出場権争いは激しさを増す。

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[ロッテ]700登板の益田直也「谷保さんにたくさんコールしてもらえるように」日本S諦めん[ニッカン]

ロッテの益田直也投手(33)が3者連続三振で締めた。9回から史上18人目となる通算700試合目の登板。2点リードを守り、チームの連敗を7で止めた。「僕は初回からゲームに出てチームのために何かすることは出来ないので、あの1イニングに全てをかけた。みんなでつないできたものを、勝って終われて良かった」。150キロ台の直球中心で攻めた。最後は代打郡司から直球で空振り三振を奪うと、グラブをたたいて雄叫びをあげた。「僕達も(連敗は)悔しかったので感情が出てしまいました」と気迫前面の守護神だった。プロ12年目での700試合到達は、史上最速。歴代監督、仲間、スタッフ、ファンらに「感謝したい」と頭を下げた。

激戦のCS出場権争いでも3位に浮上。2位ソフトバンクにも0.5差に迫った。本拠地場内アナウンスを33シーズン務めてきた谷保さんの今季限りでの引退も明らかに。「今年は最後まで谷保さんにたくさんコールしてもらえるように。先を見ず目の前の1勝をしっかりとって自分達が最後まで野球が出来れば良いと思うので、心して頑張りたい」。チーム、ファン、谷保さんのために。CS本拠地開催となる2位からの日本シリーズ出場に向け、右腕を振る。

通算700試合登板=益田(ロッテ)
27日の日本ハム24回戦(エスコンフィールド)で9回にリリーフ登板して達成。プロ野球18人目。初登板は12年3月30日の楽天1回戦(Kスタ宮城)。12年目での達成は、62年金田(国鉄)68年稲尾(西鉄)11年岩瀬(中日)20年宮西(日本ハム)の各13年目を抜く最速到達。益田は全て救援での登板で、初登板から700試合連続リリーフ登板は宮西839試合、五十嵐(ヤクルト)823試合に次いで3人目。
吉井理人監督(益田の通算700試合登板に)
「区切りの登板で、しかも連敗ストップのクローザーで、かなり気合の入った投球だったと思います。鉄人ですよね。なかなか出来ることじゃない。(これだけ投げると)だいたい故障して壊れちゃうんですけれど、彼は本当に強いですね。」
和田(5回に決勝2点適時打)
「大事な時期ですけれど、あまり背負いすぎないように打てた。試合前に西野さんが声出しで『とにかく楽しくやって欲しい』と言ってくれたので、楽しく出来た。」

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[ロッテ]益田直也が史上最速で通算700試合登板達成、全て救援は五十嵐、宮西に次ぐ3人目[ニッカン]

ロッテの益田直也投手(33)が、9回から登板し、史上18人目となる通算700試合登板を達成した。

プロ12年目での到達は、62年金田(国鉄)、11年岩瀬(中日)ら4人の13年目を抜いて最速。益田はデビューから1度も先発登板がなく、プロ初登板から700試合連続救援は16年五十嵐(ソフトバンク)、20年宮西(日本ハム)に次いで3人目となった。

益田は今季の6月16日DeNA戦(横浜)で史上10人目となるプロ通算200セーブも達成している。

通算700試合登板=益田(ロッテ)
27日の日本ハム24回戦(エスコンフィールド)で9回にリリーフ登板して達成。プロ野球18人目。初登板は12年3月30日の楽天1回戦(Kスタ宮城)。12年目での達成は、62年金田(国鉄)68年稲尾(西鉄)11年岩瀬(中日)20年宮西(日本ハム)の各13年目を抜く最速到達。益田は全て救援での登板で、初登板から700試合連続リリーフ登板は宮西839試合、五十嵐(ヤクルト)823試合に次いで3人目。

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[ロッテ]種市篤暉28日の日本ハム戦先発で5試合ぶり勝利狙う「負けられない試合が続く」[ニッカン]

ロッテ種市篤暉投手(36)が、28日の日本ハム戦(午後6時開始、エスコンフィールド)で先発する。27日は試合前練習でキャッチボールなどの調整を行い「チームは負けられない試合が続きますし、明日はエスコンフィールドでの今季最終戦になりますので、北海道のマリーンズファンにも勝利を届けられるように全力で頑張りたいと思います」。ソフトバンク、楽天とのクライマックスシリーズ出場権争いの中、8月18日の楽天で10勝目を挙げて以来となる5戦ぶり白星を狙う。今季の153奪三振はオリックス山本由伸投手に次ぐ2位。日本ハム戦は2試合に先発し1勝1敗、防御率2.77だが、奪三振率13.85はパ・リーグ相手では最高を誇る。

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[ロッテ]藤原恭大×アンダーアーマーグッズ第2弾「これ着て球場に足を運んで」29日販売開始[ニッカン]

ロッテは27日、藤原恭大外野手(23)とドーム社(以下アンダーアーマー)とのコラボグッズ第2弾の販売を29日からマリーンズオンラインストアで開始すると発表した。

藤原は昨年からアンダーアーマーとパートナーシップ契約を結んでおり、野球道具やウエアを愛用している。コラボグッズ第2弾では、パーカ、トレーナー、パンツの3種類が展開される。藤原は「アンダーアーマーさんとの第2弾コラボグッズ嬉しいです。今回はパーカ、トレーナーなど秋、冬を意識した商品となっています。ぜひ皆さんこれを着て球場に足を運んでください」と願った。

第1弾で好評だった「Full Swing!!」の文字に藤原の顔をイラスト化したデザイン、イニシャル「KF」と記されたシンプルなデザインの2種類となる。

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ロッテが7連敗でストップ、守護神・益田直也が三者三振締め、史上18人目の700試合登板に自ら花を添える[サンスポ]

ロッテが連敗を7で止めた。4−2の9回は守護神・益田直也投手(33)が三者三振に抑えて36セーブ目。史上18人目の700試合登板に自ら花を添えた。

「勝つことだけ。それだけ」と9回のマウンドに上がった。チームは最大13あった貯金を吐き出し、借金2という8月以降の大失速…。なかなか勝ちパターンに持ち込めないことで、益田自身も9月は21試合目だというのに、わずか5試合目の登板だった。

これ以上は負けられない。9月18日以来のマウンドだったが、先頭の加藤、続く松本剛を見逃し三振、最後は郡司のバットに空を切らせた。ほとんどストレートで渾身の16球(ほかにスライダーが2球)だった。オール三振のフィニッシュでは思わず大きな声を張り上げた。

「負けていてボクらも悔しかった。あそこは少し感情が出てしまいました。まだまだ厳しい戦いが続くので、まずはそこに集中して、また明日から準備していきたい」。

キャリアハイの2021年の38セーブにあと2に迫った。チームは楽天を抜いて3位浮上。2位ソフトバンクに0.5ゲーム差だ。3チームが1ゲーム差の中にひしめく大混戦。、残り9試合。益田はヒーローインタビューの最後にファンに呼びかけた。「一緒に戦ってください」−。

◇データBOX

(1)
ロッテ・益田が史上18人目となる通算700試合登板を達成。初登板は2012年3月30日の楽天戦。12年目での到達は国鉄・金田正一、西鉄・稲尾和久、中日・岩瀬仁紀、日本ハム・宮西尚生の13年目を抜いて最速。初登板から700試合以上続けて救援登板したのは、宮西(839試合=継続中)、五十嵐亮太(ヤクルトなど、823試合)に次いで3人目。
(2)
今季36セーブを挙げ、21年に自身がマークした球団最多記録の38セーブにあと2。

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ロッテ、29日から藤原恭大とアンダーアーマーのコラボグッズ第2弾を販売「これを着て球場に足を運んでください」[サンスポ]

ロッテは27日、9月29日よりマリーンズオンラインストアにて藤原恭大外野手と株式会社ドーム(=以下、アンダーアーマー)とのコラボグッズ第2弾の販売を開始すると発表した。

藤原は昨年よりアンダーアーマーとパートナーシップ契約を結んでおり、野球道具やウェアを愛用している。コラボグッズ第2弾では、パーカー、トレーナー、パンツの3種類を展開。デザインは、第1弾で好評だった「Full Swing!!」の文字に、藤原の顔をイラスト化して記したものと、藤原のイニシャル「KF」が記されたシンプルなものの2種類となっている。

藤原は「アンダーアーマーさんとの第2弾コラボグッズ嬉しいです。今回はパーカー、トレーナーなど秋、冬を意識した商品となっています。ぜひ皆さんこれを着て球場に足を運んでください!」と呼びかけた。

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ロッテの名物アナウンス、谷保恵美さんが今季限りで卒業=uあと1年と決めていました」[サンスポ]

ロッテの球団職員で本拠地ZOZOマリンスタジアムの場内アナウンスを担当する谷保恵美さん(57)が27日、アナウンス業務を卒業し、マイクを置くことを明かした。

「今年限りで卒業をすることを決めました。突然決めた訳ではなく、ここ数年は毎年やめるタイミングはいつがいいのかを考えていました」。

谷保さんは1990年に入社。2年目の91年から場内アナウンスを担当し、今季で33年目を迎えていた。2022年7月17日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)では、アナウンスを担当した公式戦が通算2000試合に到達。「昨シーズンは2000試合出場を達成し、やり切った気持ちがあり、昨年のオフの時点で会社とは話をして、あと1年と決めていました」と卒業に至った経緯を説明した。

卒業後については「次の夢としては野球関連ではありませんが、ずっとやってみたいなと思っていたことがあるので、これから色々と模索しながら、それを実現できるように頑張っていこうと思っています」とした。

今季のレギュラーシーズンで本拠地ZOZOマリンでの開催は残り6試合。現在4位のチームはソフトバンク、楽天とクライマックスシリーズ(CS)進出を争っており、レギュラーシーズン2位でのCS本拠地開催の可能性も残っている。

谷保さんは「ファンの皆さまにしっかりとご挨拶(アナウンス)をする形での終わり方やセレモニーなどの提案もありがたいことに会社からいただきましたが、1人の裏方として最後は放送室の中から見守る形で静かに終わる方を選ばせていただきました。今シーズン、ZOZOマリンスタジアムで、あと6試合残っています。数えてみると今季最終戦までアナウンスをさせていただくとホームゲームでアナウンス担当をさせていただいた公式戦がちょうど2100試合となります。最後までしっかりと大好きなZOZOマリンスタジアムで業務を遂行しマイクを置きたいと考えています。また残りのレギュラーシーズンだけではなくクライマックスシリーズ、そしてその先もありますので、今年は最後まで私の声にお付き合いいただければと思います」と語った。

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ロッテ・益田、史上最速12年目で通算700試合登板、史上18人目、CS争い独り勝ち貢献[スポニチ]

節目の登板も関係ない。ロッテの守護神・益田が白球に魂を込めた。2点リードの9回に登板し圧巻の3者連続三振締め。離脱者続出のチームの連敗を7で止め「僕は初回からチームのために何かすることはできない。1イニングに全てを懸けた」と言葉に力を込めた。

マウンドに上がり史上最速となる12年目で史上18人目の通算700試合登板を達成。だが、勝つことだけに集中した。先頭の加藤豪は150キロの内角直球、続く松本剛も152キロの内角直球で見逃し三振。最後は代打・郡司を151キロ直球で空振り三振に斬った。

CS争いが激化する中、チームは22日以降に体調不良者が相次ぎ計9選手が離脱(小島は復帰)して大失速。敗戦が続いたことで右腕も18日を最後に登板機会がなかった。気迫の投球を披露したベテラン右腕について吉井監督も「かなり気合が入っていた。良い投球でした」と絶賛した。

CSを争うソフトバンク、楽天がともに敗れて3位に再浮上したが、3チームが1ゲーム差にひしめく大混戦。益田も「まだまだ厳しい戦いが続く」と気を引き締める。投じた16球のうち、実に14球が直球。必ずCSに行く−。選手会長も務める鉄腕が、ナインに伝えたいことを言葉ではなく背中で示した。

33歳11ヶ月は年少記録6位

益田(ロ)が27日の日本ハム戦に登板し通算700試合登板を達成した。プロ野球18人目で球団初。初登板は12年3月30日の楽天戦。33歳11ヶ月での到達は68年小山正明(当時東京)に並ぶ6位の年少記録。プロ12年目での到達は、62年金田正一(当時国鉄)、68年稲尾和久(西鉄)、11年岩瀬仁紀(中)、20年宮西(日)の各13年を抜く最速達成になった。

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ロッテ・和田、救ったV打!2安打2打点、悪い流れ「断ち切れて良かった」[スポニチ]

ロッテ・和田が決勝打を含む2安打2打点で連敗ストップに貢献した。0−1の3回に同点の足掛かりとなる右翼線三塁打を放つと、5回1死二、三塁では勝ち越しの右前2点適時打を放ち「悪い流れが続いていたので断ち切れて良かった」と振り返った。

吉井監督は守備範囲の広さを買っての先発起用を明かし「チームを助けてくれた。でも和田が打ったんだから、もっと点を取れ、他の選手も頑張れ、ということですね」と冗談めかした。

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ZOZOマリン名物“サブロ〜〜〜”、谷保恵美さん今季限りで卒業、場内放送33年間担当[スポニチ]

ロッテは91年から33年間、場内アナウンスを担当している谷保恵美さん(57)が今季限りでの“卒業”を決断した。

「9番ライト、サブロ〜〜〜」など独特のアナウンスで多くのファンに親しまれ、昨年は“2000試合出場”も達成。「やり切った気持ちがあり、あと1年と決めていた」という。

ZOZOマリンでのレギュラーシーズンは残り6試合で最終戦が節目の2100試合目。CS、日本シリーズが開催される可能性もあり谷保さんは「最後までしっかりと業務を遂行しマイクを置きたい」とした。

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ロッテ益田、“レジェンド”谷保さんへ「最後までプレーして、たくさんコールしてもらえるように」[スポニチ]

ロッテの益田直也投手(33)が27日、日本ハム戦(エスコンフィールド)の9回に登板し、史上最速となるプロ野球史上18人目の通算700登板を達成した。試合後にはこの日、“卒業”となるロッテ場内アナウンスの“レジェンド”谷保恵美さん(57)についてコメントした。

球団職員として90年に入社した谷保さん。91年からアナウンスを担当し昨年7月17日のソフトバンク戦で公式戦通算2000試合となる金字塔を打ち立てた谷保さんは、今季限りでマイクを置く決断した。

試合後に益田は“レジェンド”に1試合でも多くコールしてもらいたいと口にした。「たくさんコールしてもらったので、今年は最後までプレーして谷保さんにたくさんコールしてもらえるように頑張りたいと思っています」と語った。

「先を見ずに目の前の1勝を取って、最後まで自分達が野球できればいいなと思います」とCS出場そして日本シリーズ出場へ意気込んだ。

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ロッテ益田「本当に嬉しい」史上最速プロ野球18人目の通算700試合登板達成、吉井監督「鉄人ですね」[スポニチ]

ロッテの益田直也投手(33)が27日、日本ハム戦(エスコンフィールド)の9回に登板し、通算700登板を達成した。プロ野球史上18人目。

9回に4番手でマウンドに上がると、3者連続三振で36セーブ目を挙げ、自らの節目に花を添えた。チームは8試合ぶりの白星となったため、試合後に益田は「負けていた中でも応援があったので、僕達も悔しかったのであそこは感情が少し出てしまいました」とチームの勝利を喜んだ。

12年目での到達は金田正一(国鉄)、稲尾和久(西鉄)、岩瀬仁紀(中日)、宮西尚生(日本ハム)の13年目を抜いて史上最速の通算700登板となった。「たくさん使っていただいた監督やコーチ、支えてくれたチームメート、スタッフの皆さん、ファンの皆さんに本当に感謝します」と感謝した上で「史上最速というのは本当に嬉しいことだと思いますが、まだまだ厳しい戦いが続くので集中してまた明日に向けて頑張りたい」とCS出場へ気を引き締めた。

吉井監督
「鉄人ですね。なかなか出来る事じゃない。だいたい、故障して終わっちゃうんですけど彼は本当に強いです。」

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パCS争い再び混沌…2位ソフトB、3位ロッテ、4位楽天が1ゲームの間で争う[スポニチ]

パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)争いは再び混沌となった。

27日、2位ソフトバンクはオリックスから1点も奪えずに連勝がストップした。4位ロッテは7連敗を止め、9月18日の西武戦(ベルーナドーム)以来8試合ぶりの白星。2位ソフトバンクに0.5ゲーム差に迫った。3位楽天は西武に敗れて、4位に転落した。

2位ソフトバンクは残り7試合、3位ロッテは残り9試合、4位楽天は残り8試合。CS出場へ1ゲームの間に2〜4位チームが争う混沌の状況となった。

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ロッテ8試合ぶり勝った!吉井監督も笑った!2位に0.5差と再接近でネットは「あるぞCSマリン開催」[スポニチ]

ロッテが7連敗を止め、9月18日の西武戦(ベルーナドーム)以来8試合ぶりの白星を挙げた。

1点を追う3回、三塁打で出塁した和田がブロッソーの左犠飛で俊足を飛ばして生還。

1−1の5回も和田の2点適時打と、石川慎の中前適時打で突き放した。

佐々木朗、荻野、安田ら主力11人を「特例2023」などで欠く苦しい状況で、7連敗を喫し、ついにCS圏外となる4位転落した。

それでもこの日は吉井監督が「見習いの先発」と評し、成長を見守ってきたカスティーヨが6回1失点と好投するなど、理想的な展開に持ち込んだ。

2位ソフトバンクが敗れ、何と2位に0.5ゲームと最接近。

苦しんだ吉井監督にもようやく笑顔が戻った。

ネットでは「あるぞCSマリン開催!」「7連敗のトンネル抜けたら2位が見えた」「吉井監督嬉しそうwww」と盛り上がった。

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ロッテ益田、プロ野球18人目の通算700試合登板達成、12年目の到達は史上最速、圧巻の3者連続三振[スポニチ]

ロッテの益田直也投手(33)が27日、日本ハム戦(エスコンフィールド)の9回に登板し、通算700登板を達成した。プロ野球史上18人目。

9回に4番手でマウンドに上がると、3者連続三振で36セーブ目を挙げ、自らの節目に花を添えた。

12年目での到達は金田正一(国鉄)、稲尾和久(西鉄)、岩瀬仁紀(中日)、宮西尚生(日本ハム)の13年目を抜いて史上最速となった。

初登板は12年3月30日の楽天戦。同8月5日のオリックス戦では初セーブを挙げ、今年6月16日の横浜DeNA戦で史上10人目の通算200セーブを達成した。9月18日の西武戦で記録到達まで、あと1としていたが、チームの不振もあり、7試合登板機会がなかった。

益田はプロ初登板から700試合連続救援での記録達成で、これは五十嵐亮太(ソフトバンク)、宮西に次いで3人目。

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ロッテ・種市、28日の日本ハム戦に先発「北海道のファンにも勝利を届ける」[スポニチ]

ロッテの種市篤暉投手(25)が28日の日本ハム戦(エスコンフィールド)に先発することが発表された。日本ハムは根本悠楓投手(20)が先発する。

右肘手術から完全復帰した今季、種市は22試合に先発して10勝6敗、防御率3.05の好成績を残しているが、8月18日の楽天戦を最後に白星から遠ざかっている。CS進出のためには負けられない戦いが続く中、右腕は「チームは負けられない試合が続きますし、明日はエスコンフィールドでの今季最終戦になりますので、北海道のマリーンズファンにも勝利を届けられるように全力で頑張りたいと思います」とコメントした。

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ロッテ場内アナウンスの“レジェンド”谷保さん今季限りで「卒業」セレモニーは固辞「1人の裏方として…」[スポニチ]

91年から場内アナウンス担当を務めているロッテ広報室の“レジェンド”谷保恵美さん(57)が今季限りでアナウンス業務を卒業することを決断した。

球団職員として90年に入社。91年からアナウンスを担当し昨年7月17日のソフトバンク戦で公式戦通算2000試合となる金字塔を打ち立てた谷保さんは、今季限りでマイクを置く決断をしたことについて「1990年に入社し、2年目の91年から場内アナウンスを担当をさせていただき、早いもので今年33年目を迎えました。そうしたなか、今年限りで卒業をすることを決めました。突然決めた訳ではなく、ここ数年は毎年辞めるタイミングはいつがいいのかを考えていました。その中で昨シーズンは2000試合出場を達成し、やり切った気持ちがあり、昨年のオフの時点で会社とは話をして、あと1年と決めていました」と思いを語った。今後については「次の夢としては野球関連ではありませんが、ずっとやってみたいなと思っていたことがあるので、これから色々と模索しながら、それを実現できるように頑張っていこうと思っています」と新たなる夢に向かうことを明かした。

「4番ライト、サブロ〜〜〜」に代表されるように、マリンに欠かせない名物アナウンスはロッテファンだけでなくプロ野球ファンにも愛された。33年。「ファンの皆様にしっかりとご挨拶(アナウンス)をする形での終わり方やセレモニーなどの提案もありがたいことに会社からいただきましたが、1人の裏方として最後は放送室の中から見守る形で静かに終わる方を選ばせていただきました。今シーズン、ZOZOマリンスタジアムで、あと6試合残っています。数えてみると今季最終戦までアナウンスをさせていただくとホームーゲームでアナウンス担当をさせていただいた公式戦がちょうど2100試合となります。最後までしっかりと大好きなZOZOマリンスタジアムで業務を遂行しマイクを置きたいと考えています。また残りのレギュラーシーズンだけではなくクライマックスシリーズ,そしてその先もありますので、今年は最後まで私の声にお付き合いいただければと思います」とロッテ球団、そして選手達をサポートする立場を貫く決意を語った。

レジェンドらしい引き際の美学。チームは現在、クライマックス・シリーズ進出を懸けて激闘を繰り広げている。2100試合のその先へ−。谷保さんの最後のシーズンは、まだ終わらない。

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ロッテ藤原×アンダーアーマー、コラボグッズ第2弾を29日から発売[スポニチ]

ロッテは29日からマリーンズオンラインストアで藤原恭大外野手とアンダーアーマーとのコラボグッズ第2弾の販売を開始すると発表した。

藤原は昨年からアンダーアーマーとパートナーシップ契約を結んでおり、野球道具やウェアを愛用している。

コラボグッズ第2弾では、パーカー、トレーナー、パンツの3種類が展開。第1弾で好評だった「Full Swing!!」の文字に藤原の顔をイラスト化したデザインと藤原のイニシャル「KF」と記されたシンプルなデザインの2種類となる。藤原は「アンダーアーマーさんとの第2弾コラボグッズ嬉しいです!今回はパーカー、トレーナーなど秋、冬を意識した商品となっています。ぜひ皆さんこれを着て球場に足を運んでください!」とコメントを寄せた。

価格はパーカー(カラー:ブラック/グレー、サイズ:S、M、L、XL):9350円、トレーナー(カラー:ブラック、サイズ:S、M、L、XL):8800円、パンツ(カラー:ブラック/グレー、サイズ:S、M、L、XL):8800円で、いずれも全て税込み。

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[ロッテ]連敗7で止めて3位再浮上、9人特例抹消のなか代役・和田康士朗が決勝打、CS争い激化2位〜4位1差[報知]

“代役”が連敗を止めた。同点の5回1死二、三塁。「9番・中堅」のロッテ・和田康士朗外野手(24)が上原の142キロ直球を捉え右翼線に引っ張る2点適時打で勝ち越しに成功。8安打4得点、投手陣も2失点に抑え、投打がかみ合い連敗を7でストップ。和田は「ずっと悪い流れが続いていたので、それを断ち切れて嬉しい」と笑顔を見せた。

22日から荻野や藤岡、佐々木朗などのレギュラー格の発熱が相次ぎ、5日間で計9選手が離脱する緊急事態。24日に同じ外野手の荻野が離脱してから4試合連続でスタメン出場の和田はこの間13打数7安打で打率5割3分8厘、1本塁打、4打点と主役の活躍だ。この日は3回の三塁打もありマルチ安打をマーク。前夜にリーグワーストとなる17度目の完封負けを喫した打線に火をつけた。

連敗中のチームをスタッフも総出でバックアップした。試合前のアップでは4チームに分かれリレー形式でラダーやミニコーンなどのトレーニングを実施。ビリになったチームのアンカーが試合前円陣で声出しの“罰ゲーム”付きで、ベンチ入りしていない先発の西野に決まった。右腕は「連敗しているけど楽しくいこう!」。和やかなムードが広がり、心と体のリフレッシュとなった。その効果もあってか打線も“リレー”のようにつながった。

吉井監督は「和田が打ってくれると思わなかったので、助かりました。細かいこと言えばほかがもっと点取れって感じですね」とニヤリ。チームは3位に浮上し2位・ソフトバンクに0.5ゲーム差。1ゲーム差に3チームがひしめく大混戦の中、残り9試合。元気なメンバーでCSを勝ち取りにいく。

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[ロッテ]700試合登板の益田直也、場内アナウンス担当・谷保さんの引退に「最後までプレーしてたくさんコールしてもらえるように」[報知]

ロッテが日本ハムに勝利し連敗を7でストップ。2点リードの9回から登板した守護神・益田は3者連続三振で試合を締め、史上18人目となる700試合登板を達成。プロ12年目での達成は史上最速となった。

チームは荻野や藤岡、山口、安田ら計9人の主力が発熱により離脱。やっとの思いで連敗を止めた益田は「(離脱は)仕方ないことなので。言葉よりも、僕はああいう(9回の)場面でしかいけない。初回から出てチームに何かすることは出来ないので、あの1イニングに全てをかけた。みんなでつないできたものを勝って終われてよかった」と振り返った。

さらにはこの日、ZOZOマリンの場内アナウンス担当・谷保恵美さんが今季限りでの引退を明かしたことについて「たくさんコールしてもらったので今年は最後までプレーして谷保さんにたくさんコールしてもらえるように自分達も頑張りたいと思っている。先を見ずに目の前の1勝をしっかりとって最後までいければ。そこを目指して頑張りたい」と谷保さんのためにも長いシーズンにすることを誓った。

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[ロッテ]投打がかみ合い7連敗でストップ…主力計9選手離脱の緊急事態[報知]

ロッテが8安打4得点と打線がつながり、日本ハムに勝利。ついに7連敗で止めた。

26日の同戦ではリーグワーストとなる17度目の完封負けを喫したチームだったが、この日は同点の5回1死二、三塁。和田が上原の142キロ直球を捉え右翼線に引っ張る2点適時打で勝ち越しに成功。なおも2死二塁から石川慎の中前適時打で生還し、5回に3得点を挙げた。

先発のカスティーヨも6回1失点と好投。その後8回に登板した沢田が1失点したものの、最後の9回を守護神・益田が締めた。

チームは22日から荻野や藤岡、佐々木朗ら主力が発熱により、5日間で計9人が離脱する緊急事態に陥り7連敗を喫するなど負の連鎖から抜け出せない状況が続いていたが、和田の2安打2打点や石川慎らの活躍により、ついに連敗から脱出した。

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[ロッテ]益田直也が通算700試合登板達成、プロ野球18人目[報知]

ロッテの益田直也投手が通算700試合登板を達成した。プロ野球18人目。

この日は2点リードの9回から登板し、試合を締めた。これでリーグ2位となる今季36セーブ目を挙げ、プロ12年目で史上18人目となる通算700試合登板を達成した。

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[ロッテ]名物場内アナウンス担当・谷保恵美さんが今季限りで卒業「最後まで私の声にお付き合いいただければ」[報知]

ロッテの場内アナウンスを務める谷保恵美さんが27日、今季限りでアナウンス業務を卒業することを明かした。

「サブローーーー」などの美声で1991年から33年間ZOZOマリンの場内アナウンスを務め、昨年7月には公式戦通算2000試合を達成。谷保さんは「1990年に入社し、2年目の91年から場内アナウンスを担当をさせていただき、早いもので今年33年目を迎えました。そうしたなか、今年限りで卒業をすることを決めました。突然決めた訳ではなく、ここ数年は毎年辞めるタイミングはいつがいいのかを考えていました。その中で昨シーズンは2000試合出場を達成し、やり切った気持ちがあり、昨年のオフの時点で会社とは話をして、あと1年と決めていました。次の夢としては野球関連ではありませんが、ずっとやってみたいなと思っていたことがあるので、これから色々と模索しながら、それを実現できるように頑張っていこうと思っています。ファンの皆様にしっかりとご挨拶(アナウンス)をする形での終わり方やセレモニーなどの提案もありがたいことに会社からいただきましたが、1人の裏方として最後は放送室の中から見守る形で静かに終わる方を選ばせていただきました。今シーズン、ZOZOマリンスタジアムで、あと6試合残っています。数えてみると今季最終戦までアナウンスをさせていただくとホーム―ゲームでアナウンス担当をさせていただいた公式戦がちょうど2100試合となります。最後までしっかりと大好きなZOZOマリンスタジアムで業務を遂行しマイクを置きたいと考えています。また残りのレギュラーシーズンだけではなくクライマックスシリーズ、そしてその先もありますので、今年は最後まで私の声にお付き合いいただければと思います」とコメントした。

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日本ハム・上原健太−ロッテ・カスティーヨ…スタメン発表[報知]

[ロッテ]
1(三)ブロッソー、2(左)石川慎、3(右)角中、4(指)ポランコ、5(二)中村奨、6(遊)茶谷、7(一)佐藤都、8(捕)田村、9(中)和田、投=カスティーヨ
[日本ハム]
1(右)万波、2(左)野村、3(一)清宮、4(指)マルティネス、5(二)加藤豪、6(中)松本剛、7(三)谷内、8(遊)細川、9(捕)清水、投=上原

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ロッテ・益田、通算700試合登板、0封&勝利で飾った「監督、コーチに感謝」[デイリー]

9回に登板したロッテ・益田が、史上18人目となるプロ通算700試合登板を無失点で締めくくり、チームの連敗を「7」で止めた。

「負けていても、たくさんのファンの方の応援があったので」と発奮しての36セーブ目。チームも3位に浮上した中、「たくさん使っていただいた監督、コーチに感謝したい」と話していた。

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ロッテ・益田が優しい心遣い、自身700試合登板も記念球を一塁ベンチに確認、日本ハムは谷内が引退試合[デイリー]

離脱者が続出しているロッテは逆転勝ちで、連敗を7で止めた。楽天が敗れ、3位に浮上した。

3回にブロッソーの犠飛で同点。5回は和田、石川の適時打などで3点をリードした。

先発カスティーヨが6回1失点の力投。坂本、澤田、益田とつないで逃げ切った。

益田は通算700登板のメモリアル試合。圧巻の3者連続三振に抑え、試合を締めくくった。勝利が決まると、一塁ベンチ前まで行き、記念球を差し出して確認。この日は日本ハム・谷内の引退試合だった。

チームは23日から佐々木朗をはじめ、福浦コーチを含めて9人が離脱。25日のソフトバンク戦では今季ワーストの6連敗を喫し、7月12日から守ってきた2位の座から4位に転落した。

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谷保さんが今季限りで引退、ロッテ主催試合で場内アナウンス[デイリー]

ロッテの主催試合で場内アナウンスを担当する谷保恵美さんが27日、今季限りでアナウンス業務から引退すると話した。伸びやかな声による選手紹介で知られ、昨年には通算2千試合にも到達。「最後まで大好きなZOZOマリンスタジアムで業務を遂行し、マイクを置きたい」と意気込んだ。

北海道・帯広市出身。1991年8月9日、川崎球場で行われた日本ハム戦でのデビューからチームを支えてきた。今後については「野球関連ではないが、ずっとやってみたいと思っていたことがある」と語った。

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ロッテ名物、谷保恵美さんがウグイス嬢を引退、セレモニーなど行わず「裏方として静かに終わる方を選ばせていただきました」[デイリー]

ロッテのアナウンス担当、谷保恵美さんが27日、今季限りで引退することを明かした。

ZOZOマリンスタジアムで、名物ウグイス嬢として注目されてきたが、33年目の今年限りで卒業する。

谷保さんのコメントは以下。

「1990年に入社し、2年目の91年から場内アナウンスを担当をさせていただき、早いもので今年33年目を迎えました。そうしたなか、今年限りで卒業をすることを決めました。
突然決めた訳ではなく、ここ数年は毎年辞めるタイミングはいつがいいのかを考えていました。その中で昨シーズンは2000試合出場を達成し、やり切った気持ちがあり、昨年のオフの時点で会社とは話をして、あと1年と決めていました。次の夢としては野球関連ではありませんが、ずっとやってみたいなと思っていたことがあるので、これから色々と模索しながら、それを実現できるように頑張っていこうと思っています。
ファンの皆様にしっかりとご挨拶(アナウンス)をする形での終わり方やセレモニーなどの提案もありがたいことに会社からいただきましたが、1人の裏方として最後は放送室の中から見守る形で静かに終わる方を選ばせていただきました。
今シーズン、ZOZOマリンスタジアムで、あと6試合残っています。数えてみると今季最終戦までアナウンスをさせていただくとホームゲームでアナウンス担当をさせていただいた公式戦がちょうど2100試合となります。最後までしっかりと大好きなZOZOマリンスタジアムで業務を遂行しマイクを置きたいと考えています。
また残りのレギュラーシーズンだけではなくクライマックスシリーズ、そしてその先もありますので、今年は最後まで私の声にお付き合いいただければと思います。」

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ロッテ・種市篤暉「僕が投げる試合…落とさないようにしたい」チームを連勝に導いてくれ!![BASEBALL KING]

◇ストレートに手応え

「2位、3位の争いが激しいのでまずは僕が投げる試合、投げられて2つか3つくらいなので、落とさないようにしたいと思います」。

ロッテの種市篤暉は今季11勝目、そしてチームを勝利に導くため先発する。

「シーズン序盤よりアベレージが上がってきているので、真っ直ぐの感覚は良くはなってきています」。8月25日のオリックス戦で自己最速の155キロを計測するなど、直近の登板では9月2日の楽天戦で最速152キロ、9月13日の楽天戦で最速151キロ、9月21日のソフトバンク戦で最速152キロとコンスタントに150キロを記録する。

かつて取材した時には常時150キロ台を出したいと話していたが、今も変わらずその想いを持つ。また、ストレートは自身が思い描く球を投げられているようだ。

◇日記でフォークを振り返り

最大の武器であるフォークは、縦スライダーよりも奪三振が少なかった時期(7月:フォーク4奪三振、縦スライダー7奪三振)もあったが、9月2日の楽天戦では7奪三振中4奪三振をフォークで奪うなど、ストライクゾーンからボールゾーンで空振りを奪う種市らしさが戻ってきた。

「最近は特に、良くなってきています。シーズン序盤がフォークは良かった。その感覚をノートに書いているので、それを読んで戻しています」と話し、「元々最初あれぐらい狭かったので戻したという感じです」と握りも浅めに戻した。プロ1年目からつける野球日記が種市の投球を支える1つになっている。

ストライクゾーンに投げるカウント球のフォークに関しては「フッと浮いちゃうので打者には分かりやすい軌道になっちゃっているのかなと。そこも今修正しています」と教えてくれた。

◇速いスライダーを投げるも…

スライダーは9月2日の楽天戦、4回に浅村栄斗に対していつもより曲がりの小さいスライダーで遊ゴロに打ち取ったりするなど、曲がりがいつもより小さく速い球を投げているように見えた。

キャッチャーの柿沼友哉に確認すると「あの試合はスライダーを種市もいつもより速く投げるイメージで投げていました。僕も小さいなと思って、ベンチ裏に行って確認すると、ちょっと速いイメージで投げましたと言っていました」と話していたが、種市本人は「あんまり最近曲がっていない。スピードを出しにいきたいなと思って投げた中で、変化が小さくなっています。そこが今、今日(9月25日)もすごく練習したんですけど、そこは僕の課題かなと思います」と説明。

小さく速いスライダーよりも、大きいスライダーの方が良いのだろうか−。

「そんなことないですけど、真っ直ぐ待っているバッターに速いカット気味のスライダーを投げたら、あっちゃう可能性が高いので、そこをもうちょい何とかしたいなと思います。左のインコースとかにはいいと思うんですけど、という感じですかね」。

◇ツーシーム

5月16日のオリックス戦の0−0の2回1死走者なしで右打者の頓宮裕真に、「あれはツーシームです。相性が悪いのがわかっていたので、インコースに突っ込もうかなと思ってインコースのツーシームを多めにしました」と初めてツーシーム、シュート系の球を投げ、捕邪飛に打ち取った後、投げていない時期もあったが、自身初となるプロ10勝目を挙げた8月18日の楽天戦では右打者のインコースに10球以上投げた。ただ、ここ最近はツーシームの割合が減少している。

「そうですね、特に何かこだわりがある訳じゃないんですけど、ツーシーム投げた日に柿さん(柿沼友哉)に今日は多めでという感じで言ったりしています。あと、初球で終わらせたい打者とかにインコースのツーシームをいく時が多いですね」。

確かに前回登板の9月21日のソフトバンク戦でも、下位打線に右打者が続いた4回にツーシームで少ない球数で打ち取る場面もあった。

大事な終盤戦、負けられない戦いが続く中で、種市が投げる試合は全部勝ちたいところ。本人に大事な終盤戦に勝ってこそですねと質問すると、種市も「僕もそれが1番だと思います」と力強く返ってきた。気になるのが、勝たなければという気負いなどなく投げられているかどうか−。「いつもと変わらずに投げられています!」。チームが苦しい状況に勝ってこそエース。種市なら、プレッシャーを跳ね除け勝ってくれるはずだ。

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