日本ハムが15安打で快勝した。1−1の2回に田宮の適時打で勝ち越し、3−1の4回には2死無走者から7連打で一挙5点を奪って突き放した。根本が6回4安打、7奪三振の1失点で3勝目。ロッテは種市が8失点と大誤算だった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
北海道日本ハム | 1 | 1 | 1 | 5 | 0 | 0 | 1 | 0 | x | 9 |
ロッテ先発の種市篤暉投手が4回途中8失点と崩れて大敗を喫し、再びCS圏外の4位に陥落した。
初回に味方失策で同点とされると、毎回失点。4回は2死走者なしから6連打を浴びて降板すると、継投した鈴木も代打野村に中前打され、計7連打で一挙5失点となった。8月18日の楽天戦以降、白星から遠ざかっている種市は「思うような投球ができませんでした。ただただ悔しいです」。タイトルを狙う奪三振も4つ積み重ねて157としたが、トップのオリックス山本には1差届かなかった。
チームは前日27日には8戦ぶりに勝利を挙げたが、9月は6勝16敗と苦しい戦いが続く。連勝もなし。22日以降は体調不良者も相次ぎ、発熱による「特例2023」の抹消が続出している。この日も捕手の田村龍弘が10人目となる抹消。吉井監督は「熱が結構上がったみたいなので、休み明けはちょっと無理だと思う」と説明。30日の西武戦以降もしばらくは欠場の見込みで非常事態は続く。
だが、急遽呼び寄せた松川虎生捕手が初打席で左前打。荻野貴司外野手と岡大海外野手も復帰するなど好材料もある。指揮官は「2人はゲーム感もありましたし、元気な姿を見られて良かった。松川はどこかでスタメンでいきたい」と前を向く。29日には藤岡裕大内野手、安田尚憲内野手、山口航輝外野手が2軍戦で復帰する予定で、体調の回復具合を見極める。
ロッテの田村龍弘捕手(29)が体調不良による「特例2023」で登録を抹消された。22日以降の「特例」抹消は、10人目となった。代替選手として、松川虎生捕手(19)が登録された。
一方、体調不良で抹消されていた荻野貴司外野手(37)、岡大海外野手(32)が復帰した。試合前練習でも元気な姿を見せた荻野は「苦しい試合も続いていたので、何とかそこに早く加わりたいなと思った。(体の状態は)良くはなっています。問題なく出来ると思います」と心境を明かした。
吉井理人監督(58)は、荻野を「1番右翼」、岡を「7番中堅」で、いきなり先発起用する決断を下した。
また、今月18日に右肩の違和感で抹消されていたルイス・ペルドモ投手(30)も帰ってきた。すでに40ホールドポイントを挙げており、今季の最優秀中継ぎが確定している。
ロッテは28日、ユニホームスポンサーのガンホー・オンライン・エンターテイメント社の大人気スマートフォンゲーム&アニメ「パズドラ」に登場する「たまドラ」と球団公式マスコット「マーくん」がコラボレーションして描かれた「必勝祈願お守り」を、10月1日の西武戦(午後2時開始、ZOZOマリン)の来場者先着3000人にプレゼントすることを発表した。
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ロッテは28日、10月1日の西武戦(ZOZOマリン、午後2時開始)で、ユニホームスポンサーのガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社の大人気スマートフォンゲーム&アニメ「パズドラ」に登場する「たまドラ」と球団公式マスコット「マーくん」がコラボレーションして、描かれた「必勝祈願お守り」を来場者先着3000人にプレゼントすることを発表した。
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ロッテは先発の種市が11安打を浴びて8失点で4回途中降板の大誤算。初回に1点先制した打線も2回以降は振るわず、最下位の日本ハムに完敗で再び4位に転落した。種市は8月18日楽天戦での10勝目を最後に白星がなく、吉井監督は「重圧のかかる試合でパフォーマンスを出せていない」と奮起を促した。
この日、新たに田村が体調不良のため、特例2023対象選手として出場登録を外れた。特例抹消での離脱者がここ1週間で10人と続出のチームは今月6勝16敗の大失速。ただ、29日には藤岡、山口、安田の3人が2軍戦に出場を予定する。「その状態を見て合流させるかどうか決めたい」と指揮官。残り8試合、CS進出へ総力戦で反攻に転じたい。
特例2023による登録抹消からこの日復帰したロッテ・荻野、岡の2人が先発出場。荻野が初回に中前打で出塁し、ポランコの内野安打で二塁から一気に生還する好走塁を見せれば、岡も2安打と気を吐いた。
「勝つためにしっかり自分の仕事を全うしたい」と荻野。岡も「チームが勝てるように、やるべきことをやるだけ」と厳しい表情のままだった。
ロッテが9失点で大敗を喫した。前日の同戦で連敗を「7」で止め、CS進出に向けて仕切り直したばかりだったが、借金2へ逆戻りとなった。
試合のなかった2位・ソフトバンクとは1ゲーム差。
試合後の吉井監督とのやりとりは以下の通り。
ロッテが9失点で大敗を喫した。
前日の同戦で連敗を「7」で止め、CS進出に向けて仕切り直したばかり。借金2へ逆戻りとなった。
試合のなかった2位・ソフトバンクとは1ゲーム差となった。
この日は「特例2023」で離脱していた荻野、岡らが復帰。ところが正捕手の田村が入れ替わるように抹消された。
代わりに登録されたのは昨季は佐々木朗とのバッテリーで完全試合を実現した2年目の松川。打撃強化で2軍にいたが、この日、急遽エスコンフィールドに呼ばれた。
4月9日以来の1軍打席に立った9回には左前打を放ち、2点目のホームも踏んだ。
ネットでは「まって松川くん出てるやん…!」「久しぶりに一軍にいる松川くんを見れたのがポジ要素」「朗希の球をキャッチできるのも松川くんだけ。今季、実現して欲しい」と、2年目捕手に対する期待の声が上がった。
ロッテ・種市篤暉投手(25)が背信の4回途中8失点で降板した。
3回まで毎回失点すると、4回は2死から6連打を浴びて8失点(自責7)。ここで吉井監督がマウンドに向かって降板となった。
4三振を奪って、シーズン奪三振は158でトップのオリックス山本由伸にあと1と迫る「157」まで伸ばしたが、当然笑顔はなかった。
ロッテは前日7連敗を止め、2位ソフトバンクに0.5ゲーム差でこの試合を迎えていた。
ロッテの岡大海外野手(32)と荻野貴司外野手(37)が28日、出場選手登録された。岡は24日、荻野は25日に「特例2023」で抹消されていた。
両選手は、この日の日本ハム戦(エスコンF)前、打撃練習などで汗を流した。チームは発熱者が続出しており、この日は田村が体調不良で「特例2023」で抹消され、代替指名選手で松川が登録された。
ロッテは26日の日本ハム戦に敗れ、18年9月以来の7連敗で4位に転落したが、27日に連敗を止め3位に浮上。2位ソフトバンクと0.5差、4位楽天とも0.5差と激しいクライマックスシリーズ争いを繰り広げている。
ロッテは10月1日の西武戦(ZOZOマリンスタジアム、午後2時試合開始)で、ユニホームスポンサーのガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社の大人気スマートフォンゲーム&アニメ「パズドラ」に登場する「たまドラ」と球団公式マスコット「マーくん」がコラボレーションし、描かれた「必勝祈願お守り」を来場者先着3000人に配布すると発表した。
「パズドラ」とは、スマートフォン向けパズルRPG「パズル&ドラゴン」の略称で、お気に入りのモンスターと一緒に、パズルで冒険する定番パズルRPG。必勝祈願お守りは開場を開始する正午からLガーナチョコゲートを除く各ゲート(で配布され、なくなり次第終了となる。
体調不良により特例2023で出場選手登録抹消となっていたロッテの藤岡裕大内野手、山口航輝外野手、安田尚憲内野手が29日のイースタン・DeNA戦(横須賀)で実戦復帰する予定を吉井監督が28日の日本ハム戦後に明かした。
チームはこの日、離脱していた荻野、岡が復帰したものの、新たに正捕手・田村が体調不良を訴え、22日から7日間で計10選手が特例2023によって離脱する事態に。23日に抹消された藤岡、山口、25日に抹消された安田については「藤岡、山口、もしかしたら安田も明日の2軍戦に出る予定。(今後については)状態見て、明後日(30日)に決めたいと思う」と明かした。
チームは日本ハムに敗戦し、4位に転落。3選手は状態が良ければ最短で30日の西武戦(ZOZOマリン)から復帰見込みだが、まずはいるメンバーでAクラス入りへ向け全力を尽くす。
ロッテの先発・種市篤暉投手が日本ハム打線に捕まり、今季最短の4回途中8失点(自責7)KOで降板した。
この日は1点リードの初回にブロッソーの失策などで同点とされ、3回まで毎回失点の3失点と苦しい立ち上がり。4回には2死から奈良間、田宮、万波、細川、清宮、マルティネスに6連打を浴び4失点。流れを止められず、ここで降板となった。
2番手には鈴木がマウンドへ上がったが、なおも2死一、二塁から加藤豪に右前適時打を許し、4回で一挙5失点と突き放された。種市はこの日わずか4奪三振。奪三振のタイトルを競うオリックス・山本由伸(158奪三振)にはあと1つ及ばなかった。
体調不良や発熱により特例2023で抹消されていたロッテの岡大海外野手と荻野貴司外野手が28日、1軍に再合流した。
ロッテは22日から藤岡や荻野、佐々木朗、山口など5日間で計9選手が発熱し離脱する緊急事態に陥り、前夜の日本ハム戦でやっと連敗を7でストップさせたが、この日は田村が体調不良で抹消。代替指名選手として松川が登録された。
試合前練習ではリラックスした表情で取り組んでいた岡と荻野。田村の抹消は痛いが、CS出場へ明るい材料が加わった。
ロッテは種市が今季最短3回2/3でKOされ、7敗目を喫した。
11安打8失点はともに今季ワーストで「思うような投球ができなかった。ただただ悔しい」。10勝目を挙げた8月18日を最後に白星がなく、チームも敗れて4位に後退した。吉井監督は「ここ数試合はプレッシャーのかかるところで、あまり自分のパフォーマンスを出せていない」と厳しい表情で奮起を求めた。
パ・リーグのCS争いが混沌としてきた。
3位のロッテが最下位の日本ハムに2−9と大敗を喫し、27日の日本ハム戦で連敗を7で止めたものの連勝はならず、直近10試合で2勝8敗と大失速だ。
4位の楽天は1点ビハインドの八回に岡島の右前適時打で同点とすると、辰己の右犠飛などで一挙5点を奪って勝ち越しに成功し、首位・オリックスに逆転勝ちして、ロッテと入れ替わりで3位に浮上した。
それでも2位・ソフトバンクから4位・ロッテまで、1ゲーム差にひしめく大接戦となっている。
ロッテは先発の種市が初回からの毎回失点で、今季最短となる3回2/3で降板。8失点は自己ワーストタイとなる大乱調だった。
打線は初回にポランコの適時内野安打で先制したが、2回以降は相手投手に封じられた。
27日に連敗を7で止めたが、連勝はならず、試合のなかった2位・ソフトバンクとのゲーム差は1に開いた。試合後、4位・楽天がオリックスに逆転勝ちを収めたため、一夜にして4位に逆戻りとなった。
ロッテの種市篤暉投手が自己ワーストタイとなる8失点と炎上した。
初回から1点ずつ失って迎えた4回は、2死無走者から6連打を浴びる大乱調で、マウンドに足を運んだ吉井監督から交代を告げられた。
ここまで10勝6敗だった種市は、自身初となる規定投球回到達まで10イニングとしていたが、3回2/3で降板となり、残り8試合で6回1/3を投げる必要がある。
ロッテの荻野貴司外野手が神走塁でファンを沸かせた。
初回先頭で中前打を放ち、ブロッソーの投ゴロで二塁に進んだ2死から、ポランコが二塁左へのゴロを放った。二塁の細川はポランコシフトで深めの守備位置を敷いており、中堅寄りに飛んだ打球を捕球して素早く一塁に送球したが、間一髪間に合わず内野安打となった。二塁走者の荻野は全速力で三塁に進むと、迷わず本塁を目指し、一塁・加藤豪の送球より先に、スピードを保ったまま本塁に頭から滑り込んだ。
2死二塁から二塁への内野安打で奪った価値ある先制点。三塁側ベンチの吉井監督も手を叩いて喜んでいた。
ロッテの藤原恭大は、試行錯誤しながら結果を残そうと必死に汗を流している。
9月13日の楽天戦の試合前練習では最終組で打撃練習を行い、約30分近く村田修一打撃コーチが投げる緩い球を打ち込み、時折アドバイスをもらっていた。9月15日の西武2軍戦ではバントした第4打席以外はヒッチ気味のフォームで打って2安打し、16日の西武戦ではヒッチしていないフォームで、18日の西武戦では肘の位置を下げたフォーム、20日のオリックス戦は普段の打撃フォームに近い形で打った。
ヒッチしたフォームなど色々と試していた意図について藤原は「前に突っ込まないように、ヒッチなどをやったりしていました。それ(ヒッチ)はやめて、また変えてやっています」と9月25日の試合前練習後の取材で明かした。
その日にあった形で打っているのだろうか−。「その日にあったものではなくて、今はしっくりきているのでそこを継続してやっています」。色々なフォームで打っている中で、“体の内側からバットを出すこと”、“コンパクトなフォーム”と今季春先から口にしていた打撃の基本的な“考え方”については変わっていないとのことだ。現在、打撃練習では「歩幅が大きくならないように」ということを考えて打っている。
取材した25日のソフトバンク戦では、守備から途中出場し、1−10の9回1死一塁の第1打席、椎野に対して粘りに粘って3ボール2ストライクから10球目のインコース高めの147キロのストレートを見送り四球を選んだ。走塁でも1−10の9回1死一、二塁で佐藤都志也が放ったライトフェンス際のファウルフライで一塁走者の藤原は、二塁へタッチアップする好走塁。得点差が離れていても、自分のやるべきこと、アピールをしっかりとした。
『1番・センター』で先発出場した26日の日本ハム戦は4打数0安打、途中出場した翌27日の日本ハム戦は空振り三振に倒れたが、センターの守備から途中出場した28日の日本ハム戦では、2−9の9回2死一塁の第1打席、守護神・田中正義が1ボール1ストライクから投じた3球目のインコース低めの149キロのストレートをライト前に弾き返した。
同じ外野のポジションを争う和田康士朗が24日のソフトバンク戦で本塁打を含む1試合4安打に25日のソフトバンク戦でも1安打、27日の日本ハム戦でも2安打2打点と、ここへ来てバットで抜群の存在感を発揮すれば、左投手キラーの石川慎吾、8・9月の打率.342の角中勝也、さらに荻野貴司、岡大海が特例2023から28日に1軍復帰し荻野が1安打、岡が2安打とライバルが多い。「自分の役割を果たせるように頑張りたいと思います」と藤原。
ドラフト1位で入団し、期待値が大きいだけに、レギュラーを掴みきれていない現状にもどかしさを感じているファンも多い。今季も開幕直後に一時期リーグトップの打率、安打数をマークし、2年前には月間MVPに輝くなど、短期的な活躍は何度も見せてきた。藤原をはじめ、他の若手に言えるのは好不調の波を小さくし、安定感を出せるかどうか。残り8試合、チームはCS進出に向けて激しい2位、3位の争いをしているが、藤原自身は来季に向けて“良い形で終えるためにも、とにかく結果を残し続けたいところだ。