わたしはかもめ2023年鴎の便り(10月)

便

10月22日

[ロッテ]福浦和也ヘッド&金子誠コーチら1軍コーチ3人フェニックスリーグ異例派遣[ニッカン]

ロッテが来季リーグ制覇に向けて、異例の強化策を決めた。宮崎で開催中のフェニックスリーグに、福浦ヘッド兼打撃コーチ、金子戦略コーチ、光山1・2軍統括コーチ兼統括コーディネーターの3コーチを24日から派遣することが22日、分かった。

昨年は就任直後の吉井監督が、選手の特徴などを少しでも早く把握するためにみずから指揮を執ったが、球団関係者は「1軍コーチを派遣するのは異例です」。21日までオリックスとのCSファイナルステージを戦っていた佐藤都、茶谷、安田、藤原、山口ら若手10選手も24日から参加することが決まっている。来季の主力として期待する選手の指導が目的だ。その他の選手もオフは2日間のみでZOZOマリンでの練習を再開するが、こちらも異例。頂点奪取へ、悔しい鉄は熱いうちに打つ。

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[ロッテ]最優秀中継ぎペルドモ、メルセデスら4外国人選手が帰国、来季契約に関しては未定[ニッカン]

ロッテは22日、最優秀中継ぎ投手賞のタイトルを獲得したルイス・ペルドモ投手(30)、3勝を挙げたルイス・カスティーヨ投手(28)が成田空港発の航空機で、先発ローテの一角でCSファイナルステージ第2戦にも5回3失点で勝利に貢献したC.C.メルセデス投手(29)、8月に加入して打率1割9分1厘のマイク・ブロッソー内野手(29)は羽田空港発の航空機で帰国したと発表した。

4選手の来季契約に関しては未定。

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ロッテは1軍コーチ陣がフェニックス・リーグに合流、参戦する安田ら若手を直接指導&強化へ[サンスポ]

パ・リーグ2位からの逆襲へ、休む間もなく牙を研ぐ。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ敗退から一夜明けた22日、ロッテ・福浦和也1軍ヘッド兼打撃コーチ(47)、金子誠1軍戦略コーチ(47)、光山英和1、2軍統括兼統括コーディネーター(57)が宮崎で開催中の秋季教育リーグ「フェニックス・リーグ」に24日から合流することが決定した。

同日からCSファーストステージ第3戦でサヨナラ打を放つなど、吉井監督が「スーパー安田」と称する勝負強さを発揮した6年目の安田、5年目の藤原、山口、2年目の松川らCSにも出場した若手が参加することが決定。来季主力としての活躍が期待される若武者を指導、強化することが目的だ。秋季教育リーグへの1軍コーチ派遣は異例。19年ぶりのリーグ優勝を狙う来季へ本気度がうかがえる。

球団が「2025年に常勝軍団」との理念を掲げる中、就任1年目の吉井監督は「若い子達に頑張ってもらいたい」と育成も視野に若手を積極的に起用してきた。リーグVへ底上げは必要不可欠。ホープの飛躍を首脳陣がバックアップする。

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ロッテ・ポランコが叶わなかった日本一の夢をオリックス・セデーニョに託す「ずっと友達だったし、グッドラック」[サンスポ]

ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)は22日、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ敗退から一夜明け、「思った通りにならなかった一年だった。ファイナルステージに勝って、日本シリーズでも勝って、このチームで日本一になりたかった」と振り返った。

21日の試合後はオリックスの主砲、レアンドロ・セデーニョ内野手(25)とグラウンドで抱擁。さらに今季26本塁で本塁打王を獲得し、CSでも2本塁打を記録した自身のバットをプレゼント。「彼がバットを欲しがっていたので…。昔からの友達だし、『グッドラック!(幸運を祈る)』と声を掛けたよ」と明かしていた。

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CS敗退から一夜明け、ロッテ・種市篤暉「来年に向けて、もう準備は始まっている」[サンスポ]

クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ敗退から一夜明けの22日、ロッテ・種市篤暉投手(25)は「実力不足」と振り返った上で、「来年に向けて、もう準備は始まっている。(リーグ優勝した)オリックスとの15.5ゲーム差を埋められるように、僕自身も全てにおいてレベルアップしたいし、今年以上の活躍は絶対にしたいので、このオフシーズンも頑張っていきたい」と話した。

種市はプロ7年目の今季はキャリアハイの10勝を挙げたが、右肘炎症で9月30日に出場選手登録を外れ、1軍復帰マウンドとなった21日のCSファイナルステージ第4戦は3回2失点で敗戦投手となっていた。

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ロッテ、安田ら若手の打撃強化へフェニックス・リーグに福浦ヘッドら1軍コーチ派遣[スポニチ]

ロッテは24日から福浦ヘッド兼打撃コーチ、金子戦略コーチ、光山1・2軍統括コーチ兼コーディネーターが宮崎で開催されているフェニックス・リーグに参加する。

昨秋は就任直後の吉井監督が自ら指揮を執ったが、1軍コーチの同リーグ派遣はチームでは異例。安田、藤原、山口、松川ら若手の指導強化が主な狙いだ。レギュラーシーズンで15.5ゲーム差をつけられ、CSファイナルSでも力の差を見せつけられたオリックスを倒すため、まずは戦力の底上げを図る。

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江川卓氏、ロッテ・ポランコの本塁打王「これはあり得る」巨人では難しかった理由は?[スポニチ]

元巨人の江川卓氏(68)が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。セ・パ両リーグの個人タイトルを総括した。

パ・リーグの打撃部門ではロッテ・ポランコの本塁打王獲得に注目した。

巨人から移籍1年目でのタイトル獲得で、手放した巨人は批判されがちだが、真っ向否定した。

江川氏は「(ポランコの本塁打王?)これはあり得る。ただ巨人では難しい。打率がそんなに高くないので、ずっとレギュラーで試合に出場するのが難しい」と指摘した。

本塁打は26本でソフトバンク・近藤、楽天・浅村と並んでキングに輝いたが、打率.242は規定打席到達者22人中18位。出塁率も同17位。

巨人には岡本和ら長距離砲が揃う。繋ぎ役が出来ずに守備や走塁にも難があるポランコの出場機会が代打に限定される可能性は高かった。

ロッテにはDHがあり、繋ぎ役が多い打線にポランコがフィットし、本塁打王という結果になった。

江川氏も「ロッテで活躍してよかった」と適材適所の移籍を振り返った。

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ロッテ・西野勇士「何かがダメでも補える球種が絶対2つはあった」シーズン通して安定した投球[BASEBALL KING]

◇若手に見劣らない働き

「まだ分からないですけど、そういう風には動いているので。(先発・リリーフ)どちらでもいけるぞという感じですけど、先発のつもりで調整してきているので、今は先発の気持ちでいます。先発の競争が激しいですけど、競争に勝ってまだまだ負けるつもりもないですし、若手に見劣りしない成績を残したいなと思います」。

ロッテの西野勇士は2月の春季キャンプ中に先発ローテーションを掴み、若手に負けないピッチングをしたいと意気込んでいたが、18試合・117イニングを投げて、8勝5敗、防御率2.69と“有言実行”の働きを見せた。

「周りがどう思うか分からないですけど、(若手に)見劣りはしていないのかなと思います(笑)。中6日で回れていないというのもあるし、目標とするイニング、球数があったので、致し方ない部分はある。何とも言えないですけど、投げている試合の内容だけ見たら見劣りしていないのかなと思っています」。

◇シーズン通して理想の投球

西野は20年6月29日に右肘のトミー・ジョン手術を受け、1軍に本格復帰した昨季はリリーフで37試合に登板して、3勝3敗15ホールド、防御率1.73と安定した投球を見せ、今季から本格的に先発に転向。

「僕の中での先発の理想像があって、それはとにかくカウント、テンポ、そういうところを、もちろんランナーが出たらテンポというところの話は変わってくるかもしれないですけど、過程というか、試合の作り方はある程度理想がある」。

「どんな相手でもそうなんですけど、カウントを自分有利で持っていけるような感じにしないといけないと思っている。後手後手にまわっていれば四球とかもそうですけど、自分が追い込まれていくので、投げる球がどんどんなくなっていくという悪循環みたいになってくる。とにかくストライク先行で」。

自身が掲げる先発としての理想の投球をシーズン通して貫き通した。1試合の最多与四死球は8月3日の日本ハム戦の4つで、与四死球を3つ以上出した登板は18試合中わずかに2試合だけだった。5月20日の楽天戦では、9回・97球、3安打、1奪三振、1四球、1失点の省エネ投球で、19年9月7日のソフトバンク戦以来となる完投勝利を挙げた。

シーズン通してストライク先行の投球でテンポ良く抑えることは「できたと思います。とにかく色んな球種でカウントを取って、色んな球種で最後打たせて取るという結果球にさせるというのが、ほとんど全部の球種でできたのでそこはよかったかなと思います」と振り返った。

◇大きく崩れた月がなかった要因

西野はストライク先行の投球とともに、シーズン通して大きく崩れた月がなく、安定した投球を披露し続けた。

「精神的な部分じゃないですけど、色んな球種があって、どれが苦しくても頼れる球があった。それがよかったのかなと思います」。

「たとえば真っ直ぐの調子が悪くてもシュートだったり、スライダーでかわすピッチングもできるし、フォークが調子が悪くてもいけるし見たいな、そういう何かがダメでも何かで補える球種が絶対2つはあったので、それがすごいよかったと思います」。

8回・104球、4安打、4奪三振、2与四球、無失点に抑えた8月26日のオリックス戦では、「インサイドにツーシーム、シュートを投げて、スライダーも良かった。どの球でも抑えることのできる球だと思っているので、特にこれで決めようというボールはないというか、全部そう思って投げているし、それで結果的に打ち取れている。ツーシーム、スライダー、フォークとか、ある程度印象を崩しながらやれているのかなと思います」と、ツーシーム、スライダーを中心に抑え込んだ。

◇「1年間しっかり投げきれたのは良かった」

トミー・ジョン手術を受けてから本格復帰2シーズン目となった今季、基本的には登板間隔を空けながらの先発となったが、大きな離脱することなく1年間を投げ抜いた。

「すごく気を遣ってもらったところもあるし、そういう意味では味方に色んな部分に助けられてはいるんですけど、1年間しっかり投げきれたというのはよかったなと思います」。

今季で言えば石川歩、美馬学といった開幕前にローテーションの軸として期待されたと投手達が故障や不振で苦しみ、佐々木朗希もシーズン途中に故障や体調不良で離脱した。その中で、西野が1年間投げたことはチームにとっても大きかった。

「僕も年上の方なので、チームとして小島と種市、佐々木朗希にはもっと頑張ってもらいたいと思います。スポットライトを浴びるほどのピッチャーではないと自分では思っているので、そこははい。穴を埋める仕事ができてよかったなと思います」。

来年の3月で33歳を迎えるが、進化を続ける右腕。来季も今季以上の活躍が期待される。「元々投げるイニング数はある程度目標が決まっていたので、それをとにかくクリアした。来年はよりイニング、球数を投げていけると思うので、そういう意味ではすごいよかったなと気がします」。来季は中6日で投げる試合を増やし、今季以上にチームの勝利に貢献して欲しいところだ。

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