わたしはかもめ2023年鴎の便り(11月)

便

11月7日

[ロッテ]山口航輝「成長するためにまた違う引き出しを」来年1月中旬に巨人岡本和真と自主トレ[ニッカン]

ロッテの主砲がこの冬、さらなる成長をとげる。山口航輝外野手(23)は来年1月中旬に巨人岡本和真内野手と都内で自主トレを行うことを明かした。「考え方とか、どういう意識で打席に立ってるのかとか、聞きたいことはたくさんある」と心待ちにする。

巨人でも指導した村田1軍打撃コーチのすすめで実現。山口は「確実性もあると思いますし、打点も多く稼げるバッターなのでどっちもすごいっす」と巨人の4番を背負う男から学ぶ。昨年は山川に弟子入り。「山川さんのいいとこもありましたし、岡本さんにもまた違ったいいとこもあると思うので、自分が成長するためにまた違う引き出しを探しにいきたい」と話した。

今季は115試合に出場し打率2割3分5厘、14本塁打、57打点の成績を残した。「こういう結果に終わって、自分でも焦る気持ちもありますし、ほんとにそろそろしっかりとした結果を出さないといけないなと思ってる」と心境を明かした。

来季に向けて「やっぱりホームランもそうですけど、もっと打点とか上げていけるように。打率はそんなに残せるタイプではないと思うので、得点圏打率(今季2割9分4厘)はもっと高いとこ目指してやりたい」と意気込んだ。

ページトップ

[ロッテ]過酷トレで佐々木朗希が転倒、マリン裏で砂浜ダッシュ、あまりの強風に吉井監督苦笑い[ニッカン]

秋季練習第4クール最終日を迎えたロッテ投手陣が7日、ZOZOマリン裏で砂浜ダッシュを行った。

球場で投内連係を行った後、歩いて向かった先はマリンに隣接する海岸。ところがこの日は、朝からJR京葉線や総武線が遅延するほどの強風が吹き付けていた。

立っているだけで顔に小石や波しぶきが飛び跳ね、服はあっという間に砂で茶色に…。過酷な環境に、はじめは顔をしかめながらダッシュを繰り返していた面々だったが、次第に晴れ間がのぞくと、後半の捕球トレーニングでは笑顔も見られた。

佐々木朗希投手(21)は小野投手コーチが投げたフライをキャッチしようとして、砂に足を取られて転倒する場面も。“砂まじりのロウキ”に周囲も笑顔だった。

体力強化がメインの秋季練習。吉井理人監督(58)は「ここ(球場)でずっとやるとモチベーションが上がらないので。たまには場所を変えてやるのもいいと思った」と説明。砂浜での下半身強化は、元々この日の練習メニューに組み込まれていた。しかし、目を開けていられないほどの風は想定外。「ちょっと、今日ではなかったです」と苦笑いだった。

ページトップ

ロッテ・山口航輝、巨人・岡本和に弟子入り=u色々聞いて、引き出しを増やしたい」、来年1月の自主トレ[サンスポ]

キングの思考を吸収する。ロッテ・山口航輝外野手(23)が7日、今季のセ・リーグ本塁打王に輝いた巨人・岡本和真内野手(27)に弟子入り≠キることを明かした。来年1月に東京都内で行う自主トレーニングに5日間限定で同行する。

プロ9年目で通算206本塁打を誇る同じ右の長距離砲から打撃の神髄を学ぶべく「考え方とか、どういう意識で打席に立つかとか、色々聞いて、引き出しを増やしたい」と貪欲だ。

現役時代に自主トレをともにするなど岡本和と師弟関係にある村田打撃コーチの紹介で実現。通算360本塁打の村田コーチは「現役で同じように試合に出ている選手の感覚を知ることで、何かヒントをつかめればいい」と飛躍のきっかけになることを期待した。

5年目の今季はシーズン30本塁打を目標に掲げたが、打率.235、14本塁打、57打点にとどまった。山口は「(岡本和は)ホームランもすごいけど、確実性もあるし、打点も稼げる。本当にすごい」と尊敬の眼差しを向け、「確実性を求めてやっていきたい」。生きた教材の下で、進化の鍵をつかむ。

ページトップ

[球界ここだけの話]ロッテ戦力外の福田秀平、己を突き動かす野球への真摯な思い「やっぱり野球が大好き」[サンスポ]

来季の構想外となり、10月11日にロッテから戦力外通告を受けた福田秀平外野手(34)。現役続行を目指し、参加を表明している11月15日の合同トライアウト(鎌ケ谷)に向けて、意気込みを示した。

「今季は1年間、ケガなくやれたので、それを継続して元気に動ける姿を見ていただければと思います」。

福田は東京・多摩大聖ケ丘高から2007年、高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。18年には自己最多の110試合に出場し、内外野の複数ポジションを守れるスーパーサブとして常勝ホークスを支えた。勝負強い打撃でダルビッシュ(現パドレス)に対しては打率.364。大谷(現エンゼルス)、オリックス・山本からも打率3割超えで複数本塁打を放つなどエースキラー≠ヤりを発揮した。

ロッテには国内FA権を行使し、19年オフに移籍。ただ20年、試合中に死球を受けて右肩甲骨を亀裂骨折。以降は後遺症に悩まされ、昨年10月に右肩の手術を受けた。

迎えたプロ17年目の今季。術後半年間は患部に痛みが残ったというが、時間の経過とともに状態は改善した。「痛みがなくなって強く投げたり、振れるようになった。1日300球、打っても次の日も問題なくやれた」。夏場以降の8〜9月はファーム25試合で打率.301、出塁率.378、長打率.493、OPS(長打率と出塁率を足した打者の総合指標)は.871と本来の姿を取り戻した。

15年に当時の日本記録である32回連続盗塁成功記録を樹立した快足もまだまだ健在。春季キャンプの20メートル走では昨季盗塁王(44個)の高部と同タイムの2.76秒をたたき出した。

「プロ野球は必要とされないと自分がやりたくてもできない世界。ただ自分としては肩も治って元気に野球ができている。やっぱり野球が大好き。トライさせてもらえる機会があるならトライしたいです」と福田。11月15日、千葉・鎌ケ谷。己を突き動かす野球への真剣な思いをグラウンド上で表現する。

ページトップ

ロッテ・山口 巨人・岡本に弟子入り「違う引き出しを探しに行きたい」[スポニチ]

ロッテ・山口がセ・リーグ本塁打王に弟子入りする。ZOZOマリンで秋季練習に参加中の和製大砲候補は、巨人・岡本和が来年1月に都内で行う自主トレに参加することを明かし「自分が成長するため、また違う引き出しを探しに行きたい」と意気込んだ。

昨季はチーム最多16本塁打を放った。昨オフには西武・山川の自主トレに参加し、今季の目標に30発を掲げたが、14本塁打にとどまり、打率も.235に低迷するなど伸び悩んだ。昨季まで巨人に在籍した村田打撃コーチの仲介で、岡本和の門を叩くことを決めた。

ただしフル参加ではなく、1月9日からの5日間限定。「結局、シーズンに入ったら1人で考えながらやらないといけない」とも話した。山川に学んだこと、岡本和の教えを自分の中で生きた血肉とするため、あえて1人でトレーニングする期間も設ける。ピラティスなど新しい試みの導入も検討している。2人合わせて通算424発の両リーグのキングから極意を学び、6年目の進化につなげたい。

≪朗希強風にも負けず…

小島、種市、佐々木朗ら投手陣が最大風速18メートルの強風が吹き荒れる中、砂浜トレを敢行した。ダッシュや腰を落としてのボール捕球など、下半身を強化。砂が顔に当たり、痛みを感じるほどの悪条件だったが、笑い声を響かせ元気に乗り切った。「たまには場所を変えてやるのもいいと思った」と吉井監督。ただ、あまりの強風に「(やるのは)今日ではなかった」と苦笑いしていた。

ページトップ

ロッテ投手陣が砂浜トレ敢行、18メートルの強風に吉井監督「今日ではなかった」[スポニチ]

ロッテ投手陣が秋季練習第4クール最終日の7日、砂浜トレーニングを敢行した。

室内練習場でのウォーミングアップ、球場での投内連係練習後にZOZOマリンスタジアム裏手の海岸へ移動。砂浜でのダッシュやボール捕球など下半身強化を目的としたメニューをこなした。

元々、練習に組み込まれていたものだが、この日は最大風速18メートルの強風が吹き、砂が舞い上がる悪条件。ハードな内容の練習がより厳しいものとなったが、終盤には笑顔も見せながら、約1時間のトレーニングを乗り切った。

視察した吉井監督は「ここ(球場)でずっとやっていても盛り上がらないというか、モチベーションが上がらないので、たまには場所を変えてやるのもいいと思った」と説明。ただ、「今日ではなかったです」と苦笑いていた。

ページトップ

[ロッテ]山口航輝、巨人・岡本和真に弟子入り…元同僚・村田打撃コーチ後押しで来年1月合同自主トレ[報知]

ロッテの山口航輝外野手(23)が7日、今オフに巨人・岡本和に弟子入りすることを明かした。来年1月に都内で約5日間、合同自主トレを行う予定で「ホームランもすごいけど、確実性もある。フォームは真似できないけど、考え方とか、どういう意識で打席に立っているかとか、聞きたいことはたくさんある」と目を輝かせた。

今季は打率2割3分5厘、14本塁打、57打点。122三振は昨年から30三振以上も増えており、課題の1つに挙げる。「納得いく三振が少なかったし、ボール球を振っての三振が多かった」。打率2割7分8厘、41本塁打、93打点と全ての面で上回るGの主砲に、同じ右打者として多くを学ぶつもりだ。

弟子入りの契機は、現役時代に岡本と自主トレをしていた村田打撃コーチの後押しだった。「成長するために、また違う引き出しを探していきたい」。6年連続30発超を誇るセ・リーグ屈指のスラッガーから、飛躍のきっかけを得る。

ページトップ

[ロッテ]佐々木朗希ら投手陣が風速18メートルでの砂浜トレーニング[報知]

ロッテの投手陣が7日、ZOZOマリン横の海辺で砂浜トレーニングを行った。

秋季練習第4クール最終日となったこの日はウォーミングアップや投内連係のあと、トレーニングコーチの考案で砂浜トレーニングを決行。下半身の強化を目的とし、ランニングメニューや重心を落としたボール捕球のトレーニングなどを約1時間行った。

だがこの日は最大風速18メートルの暴風。海風が砂浜の砂を巻き上げ、選手たちに想定以上の負荷をかけた。目や顔に砂が当たり、「痛いー!」と苦悶の表情を浮かべながらも普段とは違うトレーニングに笑顔がはじけた投手陣。当初から決まっていたメニューだったが、練習を見に来た吉井監督は「ここ(グラウンド)でずっとやると盛り上がらないというかモチベーション上がらないので、たまには場所変えてやるのもいいと思ったので。ただ、今日ではなかったです」と笑った。

黒木投手コーチも「初めはみんな(環境が悪くて)へそ曲げていた(笑)でも最後は楽しそうで機嫌戻ってよかった」と振り返った。

ページトップ

ロッテ・山口 巨人・岡本和に“弟子入り”、今オフ自主トレ「(村田)修さんに『行ってきたら』と」[デイリー]

ロッテ・山口航輝外野手(23)が7日、ZOZOマリンスタジアムでの秋季練習に参加後、今オフの自主トレを巨人・岡本和とともに東京都内で行うことを明かし、「成長するための引き出しを探していきたい」と鼻息を荒くした。

山口は今季、キャリアハイの115試合に出場したが、本塁打は14本と、昨年の16本を上回れなかった。「もっと確実性を求めていかないと試合にも出られない。こういう結果に終わって焦る気持ちもある」と課題を痛感している。

そこで「修さんに『行ってきたら』と言ってもらった」と、村田打撃コーチに勧められて岡本和に“弟子入り”。「フォームはマネできないので、考え方とか、どういう意識で打席に立っているかとか、聞きたいことはたくさんある」と貪欲に学ぶ姿勢だ。

「もっと打点(今季57)を挙げられるように。得点圏打率(同.294)はもっと高いところを目指したい」。若き大砲がさらなるレベルアップを目指す。

ページトップ

ロッテ、投手陣が風速18メートルの砂浜で強化トレも、吉井監督「今日ではなかった(笑)」「目、開けられへん」[デイリー]

ロッテの投手陣は7日、秋季練習の一環としてZOZOマリンスタジアム横の砂浜で約1時間、トレーニングを行った。

この日は、ZOZOマリンスタジアム上空は風速18メートルにも及ぶ強風だった。海もしける中、ランメニューや下半身強化のトレーニングに取り組んだ。練習に参加した佐々木朗は、強風に苦戦しながら砂浜に倒れ込むシーンも。選手は砂まみれになりながら、最後は笑顔で練習を終えた。

吉井監督も視察に訪れ、風で舞い上がる砂に「目、開けられへんなぁ」と苦笑い。練習後には取材に応じ、「ここ(球場)でずっとやっていても盛り上がらないので、たまには場所を変えてやるのもいい。今日ではなかったけど(笑)」と話した。

ページトップ

ロッテ・大下誠一郎「優勝して日本一になりたかった」来季は「僕にとって主役になれるように」、「とにかく打倒オリックス」[BASEBALL KING]

◇ムードメーカー

「2位だったのでできれば1位、優勝して日本一になりたかったかなという心境ですかね」。

現役ドラフトでオリックスからロッテに加入した大下誠一郎、1軍での出場試合数は23試合だったが、その貢献度は数字以上だった。

大下が加入したことで、チームの雰囲気が明るくなった。今季、得点を奪った後に色々な選手が、右手でユニホーム胸のMを叩き、左手を突き上げるポーズが流行した。安田尚憲によるとこのポーズは「大下さんが持ち込んで、みんなでやっている感じです」と、大下の発案で、それが他の選手達に浸透していった。

大下は「とにかく暗くやっても一緒なので、全員で元気出してやった方が、僕は暗くやるより楽しくやった方がいいのでという感じですね」と、ベンチで大きな声を出し盛り上げる理由について語る。

声出しで意識していることは「特にないです。とにかく1試合全力で戦うことだと思うんですよ。1試合全力で戦って勝てるように、勝ちにしかこだわっていないし、143試合僕は毎日そういう気持ちでやっているので、っていう感じですね」、これが大下誠一郎の声出しの流儀だ。

この明るさは1軍だけでなく、ファームにいる時も変わらなかった。「サブロー監督に声を出さないと怒られるので」と冗談っぽく話しながらも、練習中から大きな声を出した。試合中には打席に入った選手達に、“DJ”、“マーティン”、“おが〜ちゃん”など特殊な呼び方で盛り上げた。「松川って松川虎生じゃないですか、DJKOOです」とTRFのDJKOOさんのKOOが同じ発音ということで松川虎生のことをDJと呼び、マーティンは「勝又、カツマティー、勝つマーティン、マーティンです」と勝又琉偉のことだ。こうした独特な声がけに「おもしろいっしょ」とニヤリ。

相手が嫌がるような野次などではなく、クスッと笑ってしまうようなユーモアな声出しが大下の特徴ともいえる。ZOZOマリンスタジアムの練習中でも、ウォーミングアップ中に短いワードで、厳しい練習の雰囲気の中、思わず笑ってしまうような、大下の声が毎日のように聞こえてくる。ある日の練習では、おそらく岡大海、小川龍成のどちらかだろうが、“おか〜ちゃん”、“おか〜ちゃん”と連呼していることもあった。

◇左投手と代打で存在感

ここまではムードメーカーとしての大下を振り返ったが、プレー面でも代打の打率.286、左投手の打率.333だった。

移籍後初安打を放った5月17日のオリックス戦、相手投手は左の田嶋大樹、0−3の7回1死一塁で種市篤暉の代打で登場した6月3日の阪神戦は、左の大竹耕太郎が0ボール2ストライクから投じた3球目の141キロインコースストレートをレフトポール際に移籍後第1号2ラン。

「自分としては左ピッチャーが好きなので、来年も引き続き左キラーじゃないですけど、左ピッチャーが得意なのでしっかり結果を出せるようにやっていきたいです」。

左投手が得意な理由については「昔から左ピッチャーが好き。右だと自分の背中からくるので、あんまり好きじゃないというか、左の方は角度的にも自分に入ってくるボールなので自分は好きです」と説明。

また、シーズン中、バットや打撃フォームを変えることが多かった。「2軍に落ちた時とか、サブロー2軍監督に色々教えてもらったり、試行錯誤して来年に向けてしっかりフェニックスもやってきたという感じですね」。

この秋は「とにかく結果を残すだけ。このオフは振り込もうと思っているので、振り込んでしっかり体を作って、来年は左ピッチャーだけでなく、右ピッチャーもしっかり打てるようにやっていきたいですね」と意気込んだ。

そして来季は「僕にとって主役になれるように。とにかくオリックスに3連覇されているので、僕がいたのもあるし、とにかく打倒オリックスで。僕もしっかり1軍で試合に出て結果を残して、1年通して1軍にいられるようにしたいですね」と力強く宣言した。ムードメーカーとしてだけでなく、プレー面でも戦力になって1年間戦い抜いて見せる。来季に向けた戦いは始まっている。

ページトップ

ロッテ・小川龍成「フライは特に風が強い日は難しい」〜7日のZOZOマリン秋季練習〜[BASEBALL KING]

ロッテの秋季練習が7日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。

朝から激しい風が吹いたZOZOマリンスタジアム。打撃練習は室内練習場で行われ、守備練習は風速15m以上の強風の中で行った。

今季代走・守備固めを中心に52試合に出場した小川龍成は「送球を受ける時も、送球する時も微妙に変化することがあったので、送球するときはなるべく風で変化しないようにというのと、送球をもらうときは変化するのを頭に入れながら。フライは特に風が強い日は難しいと思うので、練習では風の向き、強さを確認してフライを受けるようにしました」と、守備練習で意識したことについて語った。

「フライに関しては捕ればアウトなので、練習でも試合でも捕ることだけしっかり考えて、あとは試合になったら9人いるので、9人の誰かしらが捕ればいいと思っているので、そこはコミュニケーション、周りとの連携も大事。今日もしっかりサードとショートだけだったんですけど、連携を意識してやりました」。

内野の守備練習が終わった後も、捕手陣の二塁へのスローイング練習の時にセカンドベースに入り、ボールを受けた。「基本的に今日の風だと送球が強く伸びる球が来ると思ったので、刺されないようにというのを意識しながらやりました」と明かした。

プロ4年目の今季、1軍でプロ初出場を果たした植田将太は、強風のキャッチャーフライ練習では体勢を崩されながらも何度もキャッチ。「フライ練習をしたんですけど、本当に初めての感覚でしたね。屋根の上を越えてからの打球と屋根をすぎてからの軌道というのが全く違うので、そこの判断は難しいなと思いました。こんなに風が強い中でやるのは初めてだったので、浦和とは全く違う感覚でしたね」と、マリンスタジアムの強風を初めて経験した。

秋季練習とはいえ、なかなか強風の中での練習はない。公式戦を想定して練習していたのだろうか−。

「不安にはなるとは思うんですけど、練習で経験して不安なくゲームに入っていくというのと、試合の中では本当に思い切ってやるだけだと思うので、そこを割り切って入れるように練習で準備していけるようにしていますね」。

スローイングについては「ボールが伸びてくれたのでいつもよりは低めのボールでも届くので、そこに合わせる感覚というのも練習になりました」と振り返った。

学生時代を含めて試合や練習で「こんなに(風が)強いのはないです」と教えてくれた。

山口航輝はライトとレフトのポジションで大塚明コーチが打つノックを受けた。「ライトとレフトによって風が違いますが、僕の場合は目の切る時間を少なくしないとボールを見失ってしまうことが多いので、風が強い日はなるべく目線がブレないように意識しています」と話した。外野からの送球についても「ボールがいきにくい時がありますし、風に負けているなと思う時もあります」とのことだ。

10月24日からZOZOマリンスタジアムで秋季練習が始まったが、秋季練習期間中15m以上の風が吹くことはほとんどなかった。強風の中での守備練習は、いい経験になったのではないだろうか。

ページトップ