ロッテ佐藤都志也捕手(25)が扇の要としてコミュニケーション力アップを掲げた。10日、ZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習に参加した。
今季は103試合に出場し打率2割1分8厘。「打撃メインで色々考えながらやっている」と課題を挙げた。
守備面では9日にFA残留を表明した田村龍弘捕手(29)との2枚看板としてチームを牽引した。佐藤都は「今季は2人でずっとやってきたところが大半なので、心強いといえば心強いし、盗めるところはどんどん盗んでいきたい」と話した。特に大阪出身の先輩の「コミュニケーション力がすごい」と、チームメートとの接し方に脱帽。「プライベートなところで積極的にご飯誘ったりとかそういったところで色んな話ができたら」と先輩から学ぶ。
5年目となる来季は自らも教える立場になる。「大体ドラフトぐらいになってくると、また下にどんどん入ってくるなって」と心境を明かした。「チームでもあり、チームメートでもあり、ライバルでもあるんですけど、底上げできればチームもどんどんレベルも上がってくると思うので、僕のできる、教えられることがあれば伝えていきたい」と切磋琢磨して、正捕手の座をつかむ。
ロッテは10日、富山・高岡市のホテルで、育成ドラフト3位で指名した独立リーグBC・富山の高野光海外野手(19)と仮契約を結んだ。支度金300万円、年俸250万円。
高校通算19発を誇る、身長187センチ、体重87キロの大型スラッガー。球団を通じて「早く支配下選手になって、右の大砲としてゆくゆくはマリーンズの顔と言われる選手になりたいです。まずは体作りからしっかりと取り組んでいきたいと思います。好きなロッテのお菓子はチョコパイです。両親がチョコパイが好きで小さい頃から食べて育ちました」とコメントした。(金額は推定)
ロッテは10日、富山・高岡市のホテルで、ドラフト2位で指名した独立リーグBC・富山の大谷輝龍投手(23)と仮契約を結んだ。契約金7000万円、年俸1200万円。
自信のある直球の最速は159キロ。大きく落ちるフォークを駆使して、三振の山を築く。趣味はサウナの本格派右腕は、球団を通じて「今日契約をして千葉ロッテマリーンズの一員になることを再確認し、より一層頑張って行こうという気持ちです。1軍でシーズンを通して出場して新人王を取りたいです。色々期待されているので期待を裏切らない選手になっていきたいです。好きなロッテのお菓子はチョコパイとパイの実です」とコメントした。(金額は推定)
NPBの守備のベストナインを選ぶゴールデン・グラブ賞が10日、発表され、ロッテの中村奨吾内野手(31)は2年ぶり3度目の受賞となった。
内野手として今季137試合に出場し、守備率9割9分1厘。失策率6はリーグ最少。さらにロッテの二塁手で3度目の受賞は球団最多となった。中村奨は「去年のオフにもう1度、守備を見直していこうと考え1月の自主トレから練習をしてきたことが、このような形になったことを嬉しく思います。1年間、取り組んできたことが今回、守りの評価につながり三井ゴールデングラブ賞を取ったと思っています。サポートしていただいた皆さまへの感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました」とコメントした。
ロッテは10日、選手が監修したトレーニング用アイテム第一弾の受注販売をマリーンズオンラインストア限定で本日から開始すると発表した。
選手自身でデザインを監修したTシャツやキャップが販売される。安田尚憲内野手(24)は「自分のイニシャルと背番号を組み合わせたロゴで、デザインもワンポイントと普段着としても着用できるシンプルな仕上がりとなりました。色にもこだわりました!気に入ってます!」とコメントした。
19日まで受注し、12月下旬頃のお届けを予定。生産状況により、届け日が前後する可能性がある。
野球日本代表・藤原恭大外野手(23)=ロッテ=が10日、巨人との練習試合(宮崎市清武)に「1番・左翼」で先発し、タイブレークを想定した練習を含めて3安打の固め打ち。試合は0−1で敗れた中で存在感を放ち「練習から非常にいいものが出ている。試合でも結果が残った」と手応えをにじませた。
1回に鮮やかなセンター返しで号砲を鳴らすと、その後も右へ左へ単打を打ち分けた。価値が高かったのは五回だ。堀田に3球で追い込まれながら6球ファウルで粘り、フルカウントに持ち込んだ末に12球目の直球を右前へ運んだ。
16日に開幕する「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」(東京ドーム)では、初対戦となる投手への対応力が問われる。打席での粘り腰が攻略の糸口になり得る一方で「ファーストストライクを取ってくる変化球にも手を出し、どんどん振っていこうと思う」と持ち前の積極性も忘れない。状態の良さを買って1番打者に据えた井端監督は「やっぱり振れている。簡単に追い込まれても自分のカウントに持っていくのは素晴らしかった」と目を細めた。「アピールしていかないと。継続してやっていければ」と藤原。いやらしさに強打を兼ね備える男の評価が急上昇している。
昨日の敵は今日の友である。阪神が38年ぶりの日本一を決め、今季の全日程が終了したプロ野球。長きにわたる戦いが幕を閉じたばかりだが、選手は早くも来季に向けて動き出している。今季10勝を挙げたロッテ・小島和哉投手(27)は来年1月、ソフトバンク・和田毅投手(42)との合同自主トレーニングを志願。弟子入りすることを明かしている。
小島にとって和田は早大の大先輩で同じ左腕。今季は2度対戦した。1勝1敗で迎えたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦でも顔を合わせた。延長10回にロッテが3点差をひっくり返して逆転サヨナラ勝ちした一戦で、先発した小島は6回1/3を無失点、和田は5回無失点の好投。両者一歩も譲らない投手戦を繰り広げ、熱戦を演じた。
ともに第一線で活躍し、シーズン中はライバル関係にある。小島は「あんまり、頼りすぎるのもよくないのかなと自分の中で思っていた」と打ち明ける。遠慮気味だったが、15歳上の大先輩の貪欲な姿勢に触れ、考え方が変化した。
「どちらかというと、僕は質問して聞く側だと思っていたんですけど…ふと和田さんにアドバイスを聞いたときに和田さんからも『色々教えてよ』という話をされて…」。プロの世界で21年も戦い、日米通算163勝を挙げてもなお、10歳以上離れた後輩から何かを学ぼうとする。そんな姿勢に刺激を受けた。
「成績だけじゃなくて、人としてすごい人だなと。(和田から)『俺はここがこうなんだけど、どういう感覚なの?』という話をしてくださって。自分が色々思っても質問しなかったことがあったけど、盗めることはな何でも盗んで、少しでも多く学んで成長できたらなと思えた」。
「長年、先発で結果を出してきた方」と尊敬の眼差しを向ける和田と自主トレーニングをともにするのは、全日程のうち半分だけ参加したという2年目のオフ以来となる。今季は中盤に2ヶ月以上も白星から遠ざかる時期があり、6年目の来季に向け「(中盤にあたる夏場の)1週間の過ごし方、食事など色々聞いてみたい」と目を輝かせた。
「和田さんにも、みんなで色々考えて、みんなで成長していこうという話をしてもらった。色々聞いて自分の引き出しにしていきたい」と小島。球団の垣根を越えた切磋琢磨の先に、来季も熱い戦いが待っている。
シン大谷になる。ロッテからドラフト2位指名された大谷輝龍投手(23=日本海・富山)が10日、富山県高岡市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金7000万円、年俸1200万円(金額はともに推定)で合意。エンゼルスからFAとなった大谷翔平とは違う“大谷像”を築くことを誓った。
今をときめく同姓のスーパースターは「人として憧れている」存在。だが、憧れだけでは終われない。「二刀流はできないけど、投手としてはいずれ超えたい」と宣言。最速159キロの直球が武器で「目標は165キロ…いや166キロを目指します」と大谷の持つ日本投手最速165キロを上回る数字を掲げた。
先月29日に指名挨拶が行われたのは高岡商工ビルだったが、この日の入団交渉の会場となったのは球団側の配慮もあり、ホテルニューオータニ高岡。「大谷さんなので」と球団関係者は明かし、新しい大谷伝説への期待感を匂わせた。
即戦力として勝ちパターンの終盤での救援を期待されており、本人も「リリーフや抑えが今の僕が1番輝ける場所だと思う」と認めるが、将来的には先発を志望。追い求めるのは「当たらないストレート」を投げる投手だ。
「真っ直ぐだと分かっていても空振りを取れる。先発でも、そういうボールを投げる投手になりたい」。
JFE東日本、伏木海陸運送と2つの社会人チームを退部し、独立リーグからつかんだ夢への一歩。何と呼ばれたい?と問われると「大谷さん」と答えた。シン大谷さんは、どこまでも直球勝負を貫く。
ロッテ育成3位の高野は支度金300万円、年俸250万円(金額はともに推定)で合意した。
日本海・富山のチームメートでドラフト2位の大谷とともに会見に臨んだ19歳は「契約書に凄い文字がいっぱいあって、大人の階段を上る感じがしました」と笑いを誘い、続けて「早く支配下選手になって、ゆくゆくは右の大砲として、マリーンズの顔と呼ばれるような選手になりたい」と、決意を口にした。
「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ」(16〜19日、東京ドーム)に出場する侍ジャパンは巨人と練習試合を行い、1番に座った藤原が存在感を発揮した。井端監督の初対外試合で本番を想定した起用に、タイブレークの10回の安打を含む“3安打”で一発回答した。
「アピールをしていかないといけない。ヒットが出て良かった」。
初回。追い込まれながらも鋭く中前へはじき返した。5回の第3打席では、ファウルで粘り、カウント3ー2から12球目を右前へ。「いい投手はなかなかヒットを打つのは難しい。粘って、何とか球数を稼げるように」。思い切りの良さと粘り強さ両方を見せ、理想の1番打者の働き。打撃好調と抜てきした指揮官も「追い込まれても、自分のカウントに持っていく。素晴らしかった」とうなった。
本番で採用されるタイブレークでも、つなぎの姿勢でミスをカバーした。無死一、二塁で先頭の代打・石橋がバントで送れず。1死一、二塁となったが、藤原が左前打でつなぎ、2番岡林の2点打を呼んだ。この日は1打席でも多く打たせるため、勝敗は度外視してノーサイン。井端監督が金子ヘッドコーチと場面でのサインを想定しながら見ていた中で、フォア・ザ・チームの姿勢も示した。
中日での現役時代には荒木雅博氏との二遊間だけでなく1、2番でも共に活躍し「アライバ」と呼ばれた井端監督は、1、2番に高い出塁率を求めていく考え。走力もあり、好打の1番・藤原、2番・岡林の「フジバヤシ」がヤング侍を先頭で引っ張ってくれそうだ。
ロッテからドラフト2位指名された最速159キロ右腕・大谷輝龍投手(23=日本海・富山)が10日、富山県高岡市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金7000万円、年俸1200万円(金額は推定)で合意した。同じくロッテから育成ドラフト3位指名された高野光海外野手(19=日本海・富山)も入団交渉に臨み、支度金300万円、年俸250万円で合意した。ともに背番号は未定。
即戦力と期待される大谷は「もう本当にロッテの、千葉ロッテマリーンズの一員なんだなと再確認できた。本当にこれからより一層頑張っていこうっていう気持ちになりました」と心境を語り、「1軍でフルに出場して新人王を取りたい。まずは1年間怪我なくプレープレイできることが1番大事かなって思います」と改めて新人王獲得を目標に掲げた。
19歳の高野は「契約書にすごい文字がいっぱいあって、大人の階段を上る感じがしました」と笑わせ、「早く支配下選手になって、ゆくゆくはマリーンズの右の大砲として、マリーンズの顔と呼ばれるような選手になりたい」と意気込んだ。
会見に同席した榎康弘アマスカウトディレクターは「マリーンズの戦力になるのはもちろんのこと、ゆくゆくはマリーズの顔、球界を代表する選手になってくれると期待している」と話した。
守備の名手を決める「第52回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が10日、発表された。ロッテからは中村奨吾内野手(31)が二塁手部門で2年ぶり3度目の受賞を果たした。
中村奨は2年ぶりの受賞を受け「去年のオフにもう1度、守備を見直していこうと考え1月の自主トレから練習をしてきたことが、このような形になったことを嬉しく思います。これも監督、コーチ、スタッフの皆さまのサポートのおかげだと思っています。特に小坂(内野守備兼走塁)コーチに守備について色々とご指導をしていただきました。1年間、取り組んできたことが今回、守りの評価につながり三井ゴールデングラブ賞を獲れたと思っています。サポートしていただいた皆さまへの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」と喜びの声を発表した。
「第52回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者は以下の通り。
ロッテは10日、マリーンズオンラインストア限定で選手が監修したトレーニング用アイテム第1弾の受注販売を開始した。選手自身でロゴやデザインを監修したTシャツやパーカー、キャップなどがラインナップされており、オフシーズンのトレーニングでは選手達が自身のアイテムを実際に着用する。
安田尚憲内野手は「自分のイニシャルと背番号を組み合わせたロゴで、デザインもワンポイントと普段着としても着用できるシンプルな仕上がりとなりました。色にもこだわりました!気に入ってます!」とPRした。
選手監修トレーニング用アイテム第1弾の対象選手と商品は、唐川侑己投手:キャップ、Tシャツ、長袖Tシャツ、パーカー、ドライハーフパンツ。東妻勇輔投手:キャップ、Tシャツ、長袖Tシャツ、パーカー、ドライハーフパンツ、バスタオル。鈴木昭汰投手:キャップ、長袖Tシャツ、パーカー、ドライハーフパンツ。池田来翔内野手:キャップ、Tシャツ、長袖Tシャツ、パーカー。安田尚憲内野手:Tシャツ、パーカー、ドライハーフパンツ、スウェットパンツ。大下誠一郎内野手:キャップ、Tシャツ、長袖Tシャツ、トレーナー、パーカースウェットパンツ。和田康士朗外野手:キャップ、ドライTシャツ、パーカー、ドライハーフパンツ。
サイズは各アイテムいずれもS、M、L、XLで展開。キャップは大人フリー55〜61センチのサイズ展開となる。価格はTシャツ3800円、長袖Tシャツ4500円、パーカー7000円、スウェットパンツ7000円、トレーナー6500円、ドライハーフパンツ4500円、ドライTシャツ3800円、キャップはデザインや加工方法によって価格が異なり、4620円〜5720円(全て税込み)。数量限定の販売で、なくなり次第終了。販売はマリーンズオンラインストアで11月19日午後11時59分まで受注し、12月下旬頃の発送を予定している。
侍ジャパンのロッテ・藤原恭大外野手が「1番・左翼」で出場し、井端監督の初陣でチーム初安打を放った。
初回先頭。2ボール1ストライクから相手先発・松井の甘く入った直球を中前へはじき返した。井端監督はこの日の1番起用について「藤原の状態がいいので、多く見たいなというところ。非常に期待感を持てるバッティングをしている」と話していた中、いきなり好結果を残した。
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | |||||
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選手名 | 球団 | 得票数 | 選手名 | 球団 | 得票数 | |
◎東克樹 | デ | 126 | 投手 | ◎山本由伸 | オ | 232 |
伊藤将司 | 神 | 60 | 小島和哉 | ロ | 17 | |
村上頌樹 | 神 | 29 | 平良海馬 | 西 | 4 | |
床田寛樹 | 広 | 27 | 宮城大弥 | オ | 3 | |
今永昇太 | デ | 21 | 加藤貴之 | 日 | 3 | |
九里亜蓮 | 広 | 10 | 上沢直之 | 日 | 2 | |
山ア伊織 | 巨 | 8 | 伊藤大海 | 日 | 2 | |
柳裕也 | 中 | 8 | 則本昂大 | 楽 | 1 | |
戸郷翔征 | 巨 | 5 | ||||
岩崎優 | 神 | 3 | ||||
加治屋蓮 | 神 | 1 | ||||
島内颯太郎 | 広 | 1 | ||||
小笠原慎之介 | 中 | 1 | ||||
◎坂本誠志郎 | 神 | 117 | 捕手 | ◎若月健矢 | オ | 142 |
中村悠平 | ヤ | 98 | 甲斐拓也 | ソ | 105 | |
大城卓三 | 巨 | 59 | 古賀悠斗 | 西 | 8 | |
坂倉将吾 | 広 | 9 | 太田光 | 楽 | 5 | |
梅野隆太郎 | 神 | 4 | 佐藤都志也 | ロ | 2 | |
木下拓哉 | 中 | 3 | 田村龍弘 | ロ | 1 | |
該当者なし | 10 | 該当者なし | 1 | |||
◎大山悠輔 | 神 | 212 | 一塁手 | ◎中村晃 | ソ | 197 |
オスナ | ヤ | 36 | 頓宮裕真 | オ | 40 | |
ソト | デ | 19 | マキノン | 西 | 13 | |
中田翔 | 巨 | 13 | 鈴木大地 | 楽 | 3 | |
岡本和真 | 巨 | 8 | 該当者なし | 11 | ||
ビシエド | 中 | 5 | ||||
該当者なし | 7 | |||||
◎中野拓夢 | 神 | 110 | 二塁手 | ◎中村奨吾 | ロ | 123 |
菊池涼介 | 広 | 107 | 外崎修汰 | 西 | 98 | |
吉川尚輝 | 巨 | 70 | 浅村栄斗 | 楽 | 19 | |
牧秀悟 | デ | 10 | 三森大貴 | ソ | 8 | |
山田哲人 | ヤ | 3 | 小深田大翔 | 楽 | 5 | |
該当者なし | 11 | |||||
◎宮ア敏郎 | デ | 145 | 三塁手 | ◎宗佑磨 | オ | 213 |
岡本和真 | 巨 | 112 | 安田尚憲 | ロ | 35 | |
佐藤輝明 | 神 | 8 | 栗原陵矢 | ソ | 6 | |
村上宗隆 | ヤ | 7 | 該当者なし | 10 | ||
デビッドソン | 広 | 2 | ||||
柴田竜拓 | デ | 1 | ||||
該当者なし | 25 | |||||
◎木浪聖也 | 神 | 157 | 遊撃手 | ◎源田壮亮 | 西 | 115 |
長岡秀樹 | ヤ | 88 | 紅林弘太郎 | オ | 114 | |
坂本勇人 | 巨 | 25 | 今宮健太 | ソ | 21 | |
矢野雅哉 | 広 | 9 | 村林一輝 | 楽 | 7 | |
龍空 | 中 | 8 | 藤岡裕大 | ロ | 6 | |
該当者なし | 13 | 該当者なし | 1 | |||
◎近本光司 | 神 | 287 | 外野手 | ◎辰己涼介 | 楽 | 226 |
◎岡林勇希 | 中 | 196 | ◎万波中正 | 日 | 156 | |
◎桑原将志 | デ | 87 | ◎近藤健介 | ソ | 120 | |
秋山翔吾 | 広 | 83 | 松本剛 | 日 | 95 | |
ノイジー | 神 | 61 | 中川圭太 | オ | 47 | |
関根大気 | デ | 45 | 柳田悠岐 | ソ | 36 | |
西川龍馬 | 広 | 37 | 岡大海 | ロ | 32 | |
丸佳浩 | 巨 | 28 | 藤原恭大 | ロ | 18 | |
細川成也 | 中 | 17 | 周東佑京 | ソ | 17 | |
野間峻祥 | 広 | 11 | 愛斗 | 西 | 5 | |
大島洋平 | 中 | 10 | 江越大賀 | 日 | 5 | |
森下翔太 | 神 | 6 | 杉本裕太郎 | オ | 4 | |
佐野恵太 | デ | 2 | 小郷裕哉 | 楽 | 4 | |
並木秀尊 | ヤ | 2 | 和田康士朗 | ロ | 2 | |
該当者なし | 28 | 茶野篤政 | オ | 1 | ||
小田裕也 | オ | 1 | ||||
柳町達 | ソ | 1 | ||||
該当者なし | 22 |
ロッテの山口航輝はZOZOマリンスタジアムで行われている秋季練習で、確実性を上げるため連日バットを振り込んでいる。
昨季はチームトップの16本塁打を放ち、プロ5年目の今季は練習試合、オープン戦で合計7本のアーチを描き、開幕前に目標に掲げていた30本塁打達成に期待がかかったが、今季の本塁打数は14本だった。「自分自身にとって情けないシーズンだったと思います」と悔しがった。
この秋は「確実性をしっかり上げるためにやっていくのと、体全体を使ってもっともっと、今追い込んで体もきつい状態ですけど、その中でも下半身から使ってバッティングをしないと意味がないと思います。そこは意識してやっています」と“確実性”を上げることを重点に置いて、バットを振る。
フェニックス・リーグから戻ってきた11月1日の秋季練習では両足が突っ立ったフォームで両腕を高く上げたフォームで打ったり、2日の練習では左足を大きく上げて打ったり、ノーステップ気味で打ったり、少しヒッチしたようなフォームで打ったりと、「福浦さんとか修さん(村田修一打撃コーチ)と話しながら、今しかできないことを色々と試したりしています」と色々な構えを試していた。
打球方向も「今はセンターを中心に返すことをイメージして、コースに逆らわないように。全方向にホームランを打つためにやっていかないといけないと思っています」と、どの方向でも本塁打が打てるように練習する。
また、バットもこの秋季練習では「岡本和真さんモデルです。(CSの)最後からこの形のバットで打っていました。(CSで打っていた)白黒(のバット)と同じ形なので、松ちゃん(松川虎生)からもらって打っています」と、10日の秋季練習を除いて、巨人・岡本和真モデルの黒茶のバットで打撃練習を行っている。
岡本和真モデルのバットを使うようになった理由について山口は「振りやすいしバランスも良かったので、試してみて良かったのでちょっと使ってみようかなと思って使っています」と説明した。
18年12月4日に行われた新入団会見で掲げた「ホームランも30本以上打って、ホームランを獲りたい」という目標は、今も変わらない。「同級生だし意識する部分はあるので、すごいなと思ってみていました」と、山口と同じ右投げ右打ちの外野手で、同学年の万波中正(日本ハム)はポランコ(ロッテ)と共に本塁打王を争った。来季は本塁打王争いに山口も加わり、ハイレベルな競争に期待したい。
そのためにも、この秋、シーズンオフの過ごし方が大事になってくる。シーズンオフは「まずはしっかりと1年間戦える体、体力をしっかりつけて、食事の面だったり、私生活の面で野球に対して意識を高く持ってやっていきたいと思います」と山口。プロ6年目となる来季、飛躍のシーズンに向けた戦いはもう始まっている。
ロッテの秋季練習が10日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。
同日『第52回三井ゴールデン・グラブ賞』が発表され、安田尚憲は前半戦、好守備を連発したが、ゴールデン・グラブ賞受賞とはならなかった。この秋季練習では打撃練習が終わったあと、小坂誠内野守備兼走塁コーチとマンツーマンで守備練習をする姿がある。この日も打撃練習後に、キャッチボール、ノックを受けたあと、小坂コーチと1対1で守備練習を行った。
安田は「足捌きと今年後半戦は色々あって足が動かなくなったので、そこをもう1回取り戻すようにやっています」と、守備練習で重点を置いている部分について教えてくれた。プロ入り当初は不安定な部分があった守備だが、毎年のように三塁の守備が上達しており、今季は何度もチームを救った。安田本人も「そこはもうマイナスだとは思わないので、もっともっとプラスになれるようにというか、自分の長所にもなれるようにと思って頑張っていけたら」と自信を深める。
「そこは毎年目指して上達していけたらなと思います」と、来季こそ、ゴールデン・グラブ賞受賞に期待だ。
佐藤都志也は室内練習場で行われた打撃練習が終わったあと、アナリストと30分近く身振り手振り会話する場面が見られた。
練習後にそのことについて聞くと、佐藤は「アナリストさんとの話の中で、僕のイメージと他の選手のイメージ、打撃のフォーム、スイング軌道を色々話しさせてもらいました」と説明。
「強い打球を打てているけど、ライナーでアウトだったり、強いゴロでも正面に飛ぶとか、ここ2、3年、そういうシーズンが続いていた。角度を上げるというところ。ゴロだったらアウトですけど、セカンドの頭を越えていけば長打になるじゃないですか。そこを本当に数ミリですけど変えていければ、もっと率も上がってくるんじゃないかなと。今シーズン、去年とやってきた中で、自分の中で踏ん切りがつけられたりしていなかったところがあったので、映像のチェックとスイング軌道のチェックをしてというところですかね」。
佐藤はプロ入りから“打てる捕手”として期待されている。佐藤自身が考える“打てる捕手”としての数字の目安について「打てることに越したことはないですけど、2割5分以上は打ちたいなと」と、打率2割5分以上を挙げた。
また、打者・佐藤都志也はどういった打者を目指しているのだろうか−。
「目指すは勝負強いところ。打点、あとは長打、なんですけどホームランは延長でいいかなというくらいで、二塁打、ライナー性の打球で右中間、左中間というイメージではあります」。
プロ5年目の来季こそ、打てる捕手としてバットで好不調の波を少なく、安定した打撃を披露して欲しいところだ。