名前 | 年俸(万円) | 前年比 |
---|---|---|
佐々木千 | 3000 | ▼850 |
沢田 | 1940 | △1500 |
菊地 | 1600 | − |
河村 | 1150 | ▼350 |
八木 | 1100 | ▼200 |
土肥 | 750 | ▼100 |
田中晴 | 600 | − |
秋山 | 560 | − |
古谷 | 420 | ▼60 |
友杉 | 1900 | △700 |
柿沼 | 1500 | ▼50 |
大下 | 800 | − |
植田 | 500 | △80 |
※金額は推定=万円、前年比△はアップ、▼はダウン
ドラ1コンビで優勝に貢献する。ロッテの昨年のドラフト1位右腕、菊地吏玖投手(23)がZOZOマリンで初の契約更改に臨み、現状維持の1600万円で合意した。即戦力として期待されたが、1軍登板は8月11日の西武戦のみ。5回もたずに敗戦投手となった。「目の色を変えてやる決意が芽生えた試合だった。1年目から本当に悔しい思いができたのは大きかった」と振り返る。
2軍では先発を、フェニックスリーグではリリーフを経験。「来年以降、どっちになるか分からないですけど、ずっと1軍で投げ続けたい」とフル回転を望んでいる。今秋ドラフトでは、大学日本代表で親交があった明大・上田希由翔(きゅうと)内野手(22)が1位指名された。「僕が投げて、上田が打って勝つ試合が増えれば、優勝も近づいてくる。そういうのを目指していけたら」と、プロでの共闘を心待ちにした。
ロッテの育成ドラフト5位、会津北嶺・富山紘之進捕手(18)が18日、福島・会津若松市内のホテルで入団交渉を行い、支度金300万円、年俸230万円で合意した。
強肩強打の捕手で、今夏の福島大会では全試合で4番を務めた。契約会見を終え「いよいよ始まるんだなという気持ちです。まずは支配下契約を勝ち取ることが目標です。しっかり体をつくって、プレーも同時に磨いていきたいです。憧れのオリックス森友哉選手のように打てる捕手になって、チームに欠かせない存在になりたいです」と意気込んだ。好きなロッテの菓子には「パイの実」を挙げた。(金額は推定)
ロッテは18日、土肥星也投手(28)河村説人投手(26)古谷拓郎投手(23)と育成契約を結んだと発表した。
背番号は後日、発表される。3選手は今季限りで戦力外通告を受けていた。
ロッテは18日、2024年のオフィシャルカレンダーの販売をマリーンズオンラインストアで開始したと発表した。
ファン感謝デー「MERINES FAN FEST2023」が開催される19日から、マリーンズストア各店でも販売される。
展開時はB3サイズのカレンダーになる。掲載は以下の通り。
ロッテ沢田圭佑投手(29)が18日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、1500万円増の1940万円(金額は推定)でサインした。「体は常に万全を保てた」と振り返った。
昨年、トミー・ジョン手術を受けオリックスを戦力外に。今年1月、ロッテと育成契約を結んだ。7月に支配下登録されると、8月には1563日ぶりの白星を飾った。今季は17試合に登板し、防御率1.08。「獲得してもらったチームに恩返ししないといけないし、成績を残して当たり前だと思っているので、そういうチームへの思いを試合で表現できたのがよかった」と話した。
復活を果たした1年。「試合勘も投げる度に良くなっていったので、そういうところもまだまだ伸びしろがあるなと思って、来季も頑張ります」と意気込んだ。
ロッテ佐々木千隼投手(29)が18日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、850万円減の年俸3000万円(金額は推定)でサインした。
今季は2年ぶりの開幕1軍でシーズンをスタートさせたが、登板は2試合のみ。「去年もそうですし、今年も同じようなシーズンになってしまった」と振り返りつつ「最後の方は、球威が戻ってきて、バッターの反応も良くなってきた」と手応えもつかんだ。来季に向けては「どこでも言われたところで、とにかく自分で投げて貢献できるようにしたい」と意気込んだ。
ロッテ・菊地吏玖(りく)投手(23)が18日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1600万円(推定)でサインした。
札幌大谷高、専大を経て、ドラフト1位で入団。即戦力投手として期待されたが、ルーキーイヤーの今季は、4月に左内腹斜筋損傷の診断を受けて戦線離脱。1軍登板は8月11日の西武戦(ZOZOマリン)の1試合にとどまり、4回4失点(自責点1)で黒星を喫した。「悔しさしかなかったけど、あの1試合のおかげで、さらに目の色を変えてという決意が芽生えた。悔しいけど全て意味がないというシーズンではない。そういう意味では1年目からこういう悔しい思いができたというのは、大きかった」と振り返った。
10月に宮崎で行われた秋季教育リーグ「フェニックス・リーグ」ではリリーフにも挑戦。「来年以降はどっちになるか分からないけど、どのポジションでも結果を残し、ずっと1軍で投げて、ロッテが優勝できるように戦力になりたい」と意気込んだ。その上で「僕が得意だと思っていた真っ直ぐの強さは全然通用しなかった。もっと自信を持って投げ込める真っ直ぐを持っていかないといけない。決め球もしっかり1球で決められるものが必要」と2年目の進化を誓った。
10月26日のドラフト会議では、昨年の大学日本代表でともに戦った明大の上田希由翔(きゅうと)内野手(22)が1位指名された。菊地は「自分がすごいと思っていた選手と一緒にできるというのはすごい光栄なこと。僕が投げて、上田が打つという試合が増えれば、優勝も近づいてくると思う。そういうのを目指していけたらと思う」と切磋琢磨する。
ベンチを温めていたクールな男の心は燃えていた。「やってやるぞ」。3戦目にして「1番・左翼」で初先発した藤原恭大外野手(23)=ロッテ=が、3安打2打点で大勝に貢献。同じ2000年生まれの森下、万波らの活躍が原動力だった。
「自分も一緒に戦いたい、負けていられないと思いながら見ていた」。
三塁内野安打を放った1回に先制のホームを踏み、7回には右前2点打。2四球を含む5出塁で得点源となり、13安打10得点の快勝劇を演出した。
初戦で森下、2戦目で万波が本塁打を放ち、脚光を浴びた。中学時代にチームメートだった小園は3試合で12打数6安打と大当たり。同世代のライバルに先を越されていたが、ようやく巡ってきたチャンスをつかみ、お立ち台で喝采を浴びた。
森下らとは大会前のキャンプ期間に食事をともにし、結束を深めてきた。「2000年世代でもっとプロ野球界を盛り上げていかないといけない」。粒ぞろいの新世代で主役を目指す。
ロッテ・友杉篤輝内野手(23)が18日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、700万円増の年俸1900万円でサイン。開幕1軍を勝ち取り、シーズンの大半を1軍で過ごした1年目を振り返り、「しんどかったです。特に僕は移動が苦手だったので」と意外な悩みを明かした。
パ・リーグは北は北海道から南は福岡まで本拠地が分散する。移動距離が長いことが特徴で、ストレスのない移動が、コンディションの維持につながる。「そういう面でも1年間経験できたので、来季に生かしていきたい」と見据えた。
ルーキーイヤーは遊撃で藤岡と併用され、64試合に出場。打率.254、0本塁打、9打点で9盗塁を記録した。10月3日にプロ入り後初めて出場選手登録を外れた際には、首脳陣から「来年の準備を」との言葉をかけられ、2年目への思いは強い。「今年の成績を全て上回れるように。まずはショートを磨いていきたい」と遊撃奪取に挑む。
ロッテ・友杉篤輝内野手(23)が18日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、700万円増の1900万円(推定)でサインした。
島根・立正大淞南高、天理大を経て、2023年にドラフト2位で入団。ルーキーイヤーの今季は、開幕1軍を勝ち取り、64試合に出場し、打率.254、9打点、9盗塁だった。
遊撃のスタメンとして、藤岡裕大内野手(30)と併用され、走攻守で存在感を示し、球団からは「1年目からよくやってくれた。(来年も)期待している」との評価を受けたというが、自身は「悔しいというのが1番。特に終盤はなかなか結果が出なかった。シーズンが始まる前には後半にかけて成長していけるようにと思っていたんですけど、それが逆になってしまった。そこは悔しいシーズンでした」と振り返った。
開幕から、プロ入り後初めて出場選手登録を外れた10月3日まで1軍に同行。「僕は特に移動が苦手だった。そういう面でも、1年間経験できたので、来年に生かしていきたいなと思います」と見据えた。抹消の際には、首脳陣から「来年の準備」との言葉をかけられたことも明かし、「(来年は)開幕から試合に出られるように」と決意を新たにした。
2年目の来季に向け、秋季練習では二塁など様々なポジションで練習を積んでいたが、「まずはショートを狙ってやっていきたい。今年の成績を全て上回れるように、体づくりをしっかりして、その中で技術にもつなげていきたい」と力を込めた。
ロッテは18日、マリーンズオンラインストアで「2024マリーンズオフィシャルカレンダー」の販売を開始したと発表した。ファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2023」が開催される11月19日からは、マリーンズストア各店でも販売する。
2024マリーンズオフィシャルカレンダーには、23年の選手のプレー写真が使用されている。
カレンダー各月の掲載内容は以下の通り。
ロッテ・沢田圭佑投手(29)が18日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、1500万円増の1940万円(推定)でサインした。
昨年6月に右肘の内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、同年にオリックスを戦力外。今季ロッテと育成契約を結び、今年7月に支配下登録された。8月9日のオリックス戦で復帰登板に臨むと、中継ぎで17試合に登板し、2勝0敗、防御率1.08、6ホールド。主に勝ちパターンを担い、プロ7年目で初セーブを挙げるなど2セーブをマークした。
復活を遂げたシーズンを振り返り、「獲得してもらったチームに恩返ししないといけないし、成績を残して当たり前だと思っている。そういうチームへの思いを、まずは試合で表現できたのがよかったかなと思います」とうなずいた。
年俸が大幅にアップしたが、「このチームに対しては、正直もう自分が1番苦しいときに助けてもらったチームなので、そういうの(金額の増減について)はあんまり思わない。来年も500万円でと言われても、1軍に1年間いて、投げられればそれでいいという気持ちです」と思いを打ち明けた。
来季に向けては「(球団から)来季は1年間投げてもらえるようにと言われたので、最低目標はそこで1試合でも多く頑張ります。最低50試合は当たり前だと思う。今年は3連投があまりチームではなかったと思うんですけど、そこもリリーフの投手をやるなら、3連投、4連投くらいは勝負どころではバンバンできるように体をつくってきます」と気合十分に話した。
ロッテから育成ドラフト5位で指名された福島・会津北嶺高の富山紘之進捕手(18)が18日、会津若松市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金300万円、年俸230万円(金額は推定)で合意した。
強肩強打が持ち味で、夏の福島大会では同校初の4強入りに貢献した富山は「いよいよ始まるんだなという気持ちです。まずは支配下契約を勝ち取ることが目標です。しっかり体を作って、プレーも同時に磨いていきたいです。自分のセールスポイントは肩の強さなので、肩を活かしながら憧れのオリックス森友哉選手のように打てるキャッチャーとなって、チームに欠かせない存在になりたいです」と抱負を語った。
ロッテは18日、土肥星也投手(28)、河村説人投手(26)、古谷拓郎投手(23)と育成選手として再契約したと発表した。
ロッテのドラフト2位ルーキー友杉篤輝内野手(23)が18日、ZOZOマリンスタジアムで初めての契約更改に臨み、700万円増の年俸1900万円でサインした。
新人では唯一、開幕1軍を勝ち取った友杉は遊撃で藤岡と併用され、64試合に出場して打率.254、9打点。14犠打、9盗塁を記録した。年俸アップにも本人は「シーズン始まる前は後半につれて成長できるようにと思っていたけど、逆になってしまったのでそこは悔しいシーズンでした」と振り返り、来季に向けて「今年の成績を全て上回れるように。試合数も打率も守備の面でも盗塁でも。出る数字全てで上回りたい」と意気込んだ。
ドラフト1位の菊地菊地吏玖投手(23)は現状維持の1600万円でサイン。8月11日の西武戦でプロデビューを果たしたが、4回4失点で敗戦投手となり、1軍での登板はこの1試合に終わった。「悔しいしかなかったですけど…あの1試合のおかげで本当に目の色を変えてというか、そういう決意だったりとか、そういうのが芽生えた試合だった」と振り返り、「来年以降は(先発か救援か)どちらなるか分からないですけど、どのポジションでも結果を残して、ずっと1軍で投げ続けて、ロッテが優勝できるように戦力になりたい」と誓った。
ドラフト3位の田中晴也投手(19)も現状維持の年俸600万円でサインした。(金額はいずれも推定)
ロッテの吉井理人監督(58)がプライムビデオの中継で解説を務めた。
7回2死満塁の場面で藤原恭大がこの日3安打目となる右前2点タイムリーを放つと「調子いいみたいですね。タイミング取るのがうまくなって、うまく振れるようになってきた」と目を細めた。
ロッテOBの里崎智也氏から今回の侍ジャパンのメンバー入りした横山陸人について「来季は勝利の方程式に入ってきますか?」と質問された。
前日の韓国戦では8回に登板して1イニングを無失点で抑えた22歳について、吉井監督は「大事な場面で緊張する。その辺慣れてこないとダメかな」とちょっぴり辛口のコメントをしていた。
ロッテの沢田圭佑投手(29)が18日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、1500万円増の1940万円でサインした。
昨年10月にはオリックスを戦力外となり、育成契約でロッテ入り。昨年6月に手術した右肘も順調に回復し、7月に支配下登録されると、8月9日のオリックス戦で移籍後初登板を果たすと、17試合に登板して2勝2セーブ6ホールド、防御率1.08と活躍した。
右腕は「獲得してもらったチームに恩返ししないといけないし、成績を残して当たり前だと思っている。そういう思いを試合で表現できたのがよかった」とシーズンを振り返り、来季へ「最低50試合は当たり前。救援投手なら3連投、4連投ぐらいは勝負どころでバンバンできるように体をつくっていきます」と意気込んだ。
大幅な年俸アップについては「自分が1番苦しいときに助けてもらったチームなので。別に来年も500万円でと言われたら、1軍に1年間いて、投げられればそれでいいというか、そんな感じです」と男気をみせた。
また、今季2試合の登板に終わった佐々木千隼投手(29)は850万円ダウンの3000万円、オリックスから現役ドラフトで加入した大下内誠一郎野手は現状維持の800万円、柿沼友哉捕手(30)は50万円ダウンの1500万円で、それぞれサインした。(金額はいずれも推定)
ロッテは18日、マリーンズオンラインストアで「2024マリーンズオフィシャルカレンダー」の販売を開始した。マリーンズストア各店でもファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2023」が開催される19日から販売する。
2024マリーンズオフィシャルカレンダーには2023年の選手プレー写真を使用。1月が吉井理人監督、2月は中村奨吾内野手、3月は小島和哉投手、種市篤暉投手、佐々木朗希投手、4月は安田尚憲内野手、山口航輝外野手、5月は佐藤都志也捕手、藤岡裕大内野手、茶谷健太内野手、6月はC.C.メルセデス投手、ルイス・ぺルドモ投手、グレゴリー・ポランコ外野手、7月は美馬学投手、西野勇士投手、8月は荻野貴司外野手、角中勝也外野手、岡大海外野手、9月は坂本光士郎投手、西村天裕投手、横山陸人投手、10月は岩下大輝投手、鈴木昭汰投手、森遼大朗投手、11月は藤原恭大外野手、和田康士朗外野手、12月は益田直也投手、沢村拓一投手で、価格は1600円(税込)
ロッテから育成ドラフト5位で指名された会津北嶺高(福島)の富山紘之進捕手(18)が18日、会津若松市内のホテルで支度金300万円、年俸230万円(金額はいずれも推定)で仮契約を結んだ。会津地方の高校から55年ぶりに高卒指名でプロへの道を切り開いた強肩捕手は、球界を代表するロッテのエース・佐々木朗希(22)とのバッテリー結成を熱望した。
仮契約を終え、緊張の面持ちで富山は会見に臨んだ。憧れのユニホームに初めて袖を通し、お立ち台に上がった選手だけがもらえる大きなマーくんを抱えながら「いよいよ始まるんだなという気持ちです。まずは支配下を勝ち取るためにしっかり努力していきたい」と決意を語った。
二塁送球タイム1.86秒をマークする強肩と、公式戦打率4割超え、高校通算12発の強打が持ち味だ。会津北嶺では1年春からベンチ入りし、2年夏から正捕手。今夏は全5試合で4番を務めて計7打点を挙げ、同校初の4強入りに貢献した。榎康弘アマスカウトディレクターは「1番は肩の強さが魅力。インサイドワークもいいし、まだ細いですがスケールの大きい捕手になれる」と潜在能力を評価。富山自身もまだ70キロ台という線の細さを課題に挙げ「80キロ以上にしたい」とウェートや体幹トレーニングなどで体づくりの真っ最中だ。
ロッテではエース・佐々木朗とのバッテリー結成を夢見る。「受けたことがないので、160キロ以上の球を捕ってみたい」と未知の剛速球の感触をイメージする。捕手としての目標はオリックス・森友哉(28)。「打率もしっかり残していてチームに欠かせない存在」と、自らも攻守で核になる選手を目指していく。
学校関係者によると、会津地方の高校から高卒でプロ入りするのは1968年大洋(現DeNA)ドラフト7位の鈴木哲夫さん(猪苗代高卒)以来55年ぶり。創部6年目の会津北嶺高としても初の快挙で、地元・大阪から遠く離れた雪国で夢を咲かせた18歳は「体をつくってプレーも磨いて、会津の方々にも頑張りを見せていきたい」と第2のふるさとにも活躍を届けるつもりだ。令和の怪物と肩を並べる日を思い描き、会津から夢舞台へのスタートを踏み出す。
ロッテの友杉篤輝内野手が18日、ZOZOマリン内で契約更改を行い、700万円増の1900万円でサインした(金額は推定)。
ルーキーイヤーだった今季は開幕1軍入りを果たし、遊撃のポジションで64試合に出場。打率2割5分4厘で、俊足を生かして9盗塁をマークした。終盤まで1軍帯同を続けていたが、CS出場はならず、「悔しい気持ちが1番。シーズン始まる前には、後半にかけて成長していけるようにと思っていたが、それが逆になってしまった」と振り返った。
ショートのレギュラーをつかむには藤岡という大きな壁を越える必要がある。来季は内野手としてドラ1の明大・上田も入団する。「1年先にプロ野球っていうのを経験できているので、そこは負けないように。今年の成績を全て上回れるように、まずはショートを磨いていきたい」と藤岡超えでレギュラー定着を狙う。
ロッテの大下誠一郎内野手が18日、ZOZOマリン内で契約更改を行い、現状維持の800万円でサインした。(金額は推定)
オリックスから昨オフ初めて行われた現役ドラフトでロッテに加入。今季は23試合に出場し打率2割2分7厘、1本塁打、2打点。持ち前の声とハッスルプレーでムードメーカーとしてチームを盛り上げた。「探り探りの1年だった。1日でも早くなじめたので良かった」と振り返った。
5年目の来季へ向けては「優勝することはもちろんだけど、個人としてはしっかり1軍でレギュラー張れるように」。色紙にはゴールデングラブ賞と掲げ、サードのレギュラー奪取を誓った。
ロッテの沢田圭佑投手が18日、ZOZOマリン内で契約更改を行い、1500万円増の1940万円でサインした。(金額は推定)
昨オフ、オリックスを戦力外となり、今年1月に育成でロッテに入団。右肘のトミージョン手術からのリハビリを乗り越え、今年7月に支配下登録。その後は1軍の戦力として17試合に登板し2勝2セーブ、6ホールド、防御率1.08の好成績を残した。「まずはリハビリで失敗がなかったというか、再発がなかったので、それがまず1番よかった。そこから試合に復帰しては、もうちょっとできたかなというところもあるし。よかった点も少しあるかなーくらいですね」。
CS最終シリーズでは古巣であるオリックス相手に登板したがチームは日本シリーズ出場を逃した。「現時点でのオリックスとの差がすごく出た試合だった。でも、越えられない壁ではない。来季は絶対に勝たないといけないので悔しい思いをした分、このオフに練習頑張れるかな」と来季への糧とする。
「まずはこの獲得してもらったチームに恩返ししないといけないし、成績を残して当たり前だと思っている。最低50試合は当たり前。リリーフのピッチャーをやるなら、3連投、4連投やる。勝負どころではバンバンできるように」と新天地でさらに大きな花を咲かせる。
ロッテの佐々木千隼投手が18日、ZOZOマリン内で契約更改を行い、850万円ダウンの3000万円でサインした(金額は推定)。
今季はコンディション不良などもありファームでは先発も経験しながら26試合に登板したが、1軍ではわずか2試合にとどまった。
「去年もそうだけし、うまくいかないシーズンだった。今年も同じようなシーズンになってしまって。でも最後の方は2軍でもちょっと良い感覚っていうのがあったのでそれをもっともっと伸ばして来年に向けていきたいかなと思う」。
桜美林大から16年ドラフト1位で入団し来季は8年目を迎える。リリーフでは横山や沢田、坂本、西村、沢村など争いは激しいが、「本当にどこでも。言われた所で。とにかく1軍で投げて貢献出来るようにしたいなと思います」と意気込んだ。
ロッテ・沢田が18日、契約更改に臨み、1500万増の年俸1940万円でサインした。(金額は推定)
昨年6月にトミー・ジョン手術を受け、今年1月にロッテと育成契約。7月に支配下登録を勝ち取った。リハビリに励み、プロ7年目にして初セーブも達成。「リハビリで失敗なく再発がなかったことが1番よかった。(来季は)最低50試合(登板)は当たり前」とさらなる飛躍を誓った。
ロッテ・菊地吏玖投手(23)が18日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改に臨み、現状維持の年俸1600万円でサインした。(金額は推定)
プロ1年目だった今季は、8月11日・西武戦で初先発し、4回4失点(自責点1)。「春先にもけがをしてしまって長い間(実戦を)離れてしまった。いざ投げてみたらああいう結果になってしまったので、悔しいしかなかった」と振り返った。それでも「あの1試合のおかげでさらに目の色を変えて、決意が芽生えた試合だった」と、悔しさをバネに変えた。
ファームでは、体の強さやボールの質、変化球に重点を置き特訓を積んだ。だが右腕は「まだまだだと思います」と足りないものを追い求める。来季は「困ったときに自信もって投げ込めるだけの真っ直ぐっていうのを持っていかないといけないですし、決め球もしっかり1球で決められるだけのものは必要」。来季は1軍で投げ続けるため、鍛錬を続けていく。
25日からは台湾ウインターリーグに参加するため、海を渡る。「いつもとは違う国で野球をやるということは、全然こっちでやる野球とは違うものが見えてくると思う。そういったところでどれだけ対応できるかを見たい」と、貪欲に学ぶ姿勢を見せた。
ロッテ・友杉篤輝内野手(23)が18日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改に臨み、700万増の年俸1900万円でサインした。
ルーキーイヤーだった今季は開幕1軍入りを果たし、遊撃のポジションで64試合に出場。俊足を生かして9盗塁を決め、打率は.254の成績を残した。だが、10月3日に出場選手登録を抹消され、CSでの出場はなし。1年のほとんどを1軍で過ごした反面、勝負どころでは帯同できず「悔しい気持ちが1番。シーズン始まる前には、後半にかけて成長していけるようにと思っていたが、それが逆になってしまった」と振り返った。
だが、フェニックスリーグでは収穫も得た。「結果よりも、追い込まれてもしっかりバットを振るっていうのを意識してやった。率的には物足りなかったけど、いい1ヶ月を過ごせた」。1軍ではレベルの高い投手に合わせるのが精いっぱいだったというが、改めて打撃を見つめ直す機会となった。
来季に向けては「今年の成績を全て上回れるように。試合数もそうですけど、打率も守備も、盗塁の面でも出る数字全てで上回りたい」。鍛錬の冬を過ごし、正遊撃手の座を狙う。
ロッテは18日、マリーンズオンラインストアで「2024マリーンズオフィシャルカレンダー」の販売を開始したことを発表した。マリーンズストア各店でも、ファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2023」が開催される今月19日から販売される。価格は1600円(税込)。
カレンダー各月の掲載内容は以下の通り。
1月・吉井監督、2月・中村奨、3月・小島、種市、佐々木朗、4月・安田、山口、5月・佐藤都、藤岡、茶谷、6月・メルセデス、ぺルドモ、ポランコ、7月・美馬、西野、8月・荻野、角中、岡、9月・坂本、西村、横山、10月・岩下、鈴木、森、11月・藤原、和田、12月・益田、沢村
ロッテ・佐々木千隼投手(29)が18日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改に臨み、850万減の3000万円でサインした。(金額は推定)
今季は開幕1軍スタートを切ったものの、登板は2試合のみ。「うまくいかないシーズンだった。去年もそうだし、今年も同じようなシーズンになってしまった」と振り返った。だが、シーズン終盤には「2軍でちょっと良い感覚があった。球威が戻ってきたのもあるし、バッターの反応に手応えがあった」と、好感触を飛躍の足がかりとする。
来季に向けては「どこでも、言われたところでとにかく1軍で投げて貢献できるようにしたい」と意気込んだ。
ロッテ・沢田圭佑投手(29)が18日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改に臨み、1500万増の1940万円でサインした。(金額は推定)
昨年6月にトミー・ジョン手術を受け、オリックスを戦力外に。今年1月にロッテと育成契約を結び、7月に支配下登録された。新天地での活躍を誓った今季は、17試合で登板し、2勝0敗、プロ初セーブを含む2セーブ、6ホールドと、復活を見せた。
トミー・ジョン手術を受けると、通常はリハビリ期間を1年以上要するが、右腕は1年に満たない期間で実戦復帰。「リハビリで失敗がなく、再発がなかったことが1番よかった」と振り返った。
課題も見つかった。「試合復帰してからはもうちょっとできたところもある」と話し、「疲労がたまった時に微妙な体のコントロールができなかった」と挙げた。今オフに改善し、万全な状態でキャンプに臨む。
大阪桐蔭では、エース藤浪晋太郎を好救援で支え、甲子園で春夏連覇を成し遂げた。ロッテへの感謝もあふれた1年間。「自分が1番苦しい時に助けてもらったチーム。1番支えてくれてる人達に、結果で恩返ししたい」。来季の目標には「最低50試合(登板)は当たり前」と掲げ、「3連投、4連投できるように体を作っていきたい」と意気込みを語った。
侍ジャパンの藤原恭大(ロッテ)が18日、『カーネクストアジアプロ野球チャンピオンシップ2023』のオーストラリア戦に『1番・左翼』でスタメン出場し、3安打2四球2打点の活躍で勝利に貢献した。
藤原は10日に行われた巨人との練習試合では『1番・左翼』で出場し3安打放ったが、16日から始まった『アジアプロ野球チャンピオンシップ』では2試合出場がなかった。今大会初出場・初スタメンとなった藤原は、「しっかり準備してきたのでやってやるぞという気持ちで臨みました」と2試合出場できなかった悔しさを試合で晴らした。
初回の第1打席、内野安打で出塁すると、小園海斗のセンター前の安打で先制のホームを踏む。4回の第3打席に四球を選び、先頭で迎えた4−0の6回の第4打席は3ボール2ストライクから6球目をセンターへ弾き返した。続く5−0の7回2死満塁の第5打席は、1ストライクからの2球目をライトに引っ張る2点適時打。8回の第6打席にも四球を選び、3回の第2打席以外は全ての打席で出塁した。
藤原はプロ5年目の今季シーズン自己最多の103試合に出場したが、打率.238、3本塁打、21打点だった。開幕直後に一時リーグトップの打率、安打をマークした時期もあったが、今季も好不調の波が大きく、シーズン通して安定した活躍ができなかった。
9月にはヒッチしたフォームなど色々なフォームで打ち試行錯誤していたが、10月2日の西武戦からバットを変更。「色んな人のバットを10本くらい使って石川さんのバットが1番良かった。石川さんのバットを自分の形にしてうまくハマりました」と、チームメイトの石川慎吾のバットをモデルに現在は85センチ、880グラムの白木のバットを使用するようになった。そこから再び当たりが戻ってきた。
10月6日のオリックス戦では2本の適時打を含む3安打2打点と、CSを前に藤原は「状態としては非常に良い」と手応えを掴みつつあった。クライマックス・シリーズでもオリックスとのCSファイナルステージ第4戦、0−3の8回無死走者なしの第3打席、セットアッパー・山ア颯一郎が2ボール1ストライクから投じた4球目の153キロストレートをライトスタンドに放り込んだ。
11月1日の取材で藤原は「バッティングは自分の感覚というか、打球も最近上がってきて、今シーズンで今1番いいかなという状態。来年につながる練習、そういうのをしていければ来年もっと打てるのかなと思います」と、最高の状態で侍ジャパンの合宿に合流した。ジャパン合流後、冒頭にも述べたように巨人との練習試合、オーストラリア戦で共に猛打賞と好調を維持。
19日には行われる韓国との決勝戦でも、バットで活躍して欲しい。そして、良い形でシーズンオフに突入したいところだ。
18日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース まるごと!千葉ロッテスペシャル!』にロッテ・和田康士朗が出演した。
和田は『カーネクストアジアプロ野球チャンピオンシップ2023』のオーストラリア戦に『1番・左翼』でスタメン出場し、3安打2四球2打点の活躍で勝利に貢献した藤原恭大と同じ左投げ左打ちの外野手で、ポジションを争うライバルだ。和田は藤原の存在について「同じ外野手で同じ足を使うタイプで、左投げ左打ちなのですごく意識をしています」と明かした。
和田は開幕2軍スタートも、2軍でスタメン出場し打席数を確保。5月2日に今季初昇格を果たすと、1度もファームに落ちることなく80試合に出場して、プロ初本塁打を含む3本塁打、9打点、打率.265。プロ初本塁打は「気づいたらベンチにいたという感じなので、あまり感触もグラウンド一周も覚えていないですね」と振り返った。シーズン終盤の9・10月には打率.423(26−11)、2本塁打、5打点の活躍を見せた。走っても2年ぶりに20盗塁をマークした。10月31日に左肘関節鏡視下手術(クリーニング手術)を行った。
来季に向けて和田は「走るだけでなく、来シーズンはバッティングでも結果を残したいと思います」と意気込んだ。
18日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース まるごと!千葉ロッテスペシャル!』にロッテ・西村天裕が出演した。
西村は今季開幕前に福田光輝とのトレードで加入。ロッテファンの応援に「敵チームだった時は声援に圧倒されていた感じだったんですけど、応援してもらう側になると心強いですし、いいピッチングにつながっていると思います」と感謝した。
西村は移籍後初登板となった4月2日のソフトバンク戦から6月7日のヤクルト戦にかけて21試合連続無失点。連続無失点中は「全部同じことをしないと気が済まなかった。お風呂入る時は右足から、玄関家入るのも右足から、ドアを開けるときも右手で開ける、靴も右からとか、全部右からになっていって、途中で自分で苦しんでいましたね」というエピソードを披露した。
目標に掲げた50試合登板は叶わなかったものの、シーズン自己最多となる44試合に登板して4勝0敗14ホールド、防御率1.25で、チーム2年ぶりの2位入りに大きく貢献した。来季に向けては「今年達成できなかった50試合登板をしっかり達成して、チームの優勝に貢献できるように頑張りたいと思います」と決意した。
18日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース まるごと!千葉ロッテスペシャル!』にロッテ・澤田圭佑が出演した。
球団のSNSで澤田が“あってはならない”とコメントするシーンが多い。澤田は“あってはならない”を言うようになった理由について「元々田村が言っていたんですよ。田村が言うことって一言一言全部が面白くて、僕はすぐに笑ってしまう。みんな笑っていないんですけど、僕は面白いなと思ったので、あってはならないを真似しました」と明かした。その後、「西村さんとかに、田村って“あってはならないって言っていますよね”と言ってたら、僕らも使うようになっていました」と話し、同じくスタジオ出演した西村天裕は「引きずり込まれましたね」と笑顔だった。
オリックス時代の昨年6月にトミー・ジョン手術を受けた澤田は、今季育成選手としてロッテに入団。5月10日のヤクルト2軍戦で実戦復帰、ロッテ移籍後初登板を果たし、7月27日に支配下選手登録となった。8月9日に移籍後初昇格を果たすと、同日のオリックス戦で移籍後初登板。この試合について澤田は「まず投げられたのは良かったですけど、オリックス相手に抑えられたのも良かったかなと思います」と振り返った。勝ち試合でも登板するなど、17試合・2勝0敗6ホールド、2セーブ、防御率1.08。シーズン最終盤のブルペン陣を支えた。
来季に向けては「1年間投げ切れるように1試合でも多く投げたいと思います」と意気込んだ。
ロッテの中森俊介投手は今季、1軍デビューを飾って飛躍を予感させる1年を過ごした。13試合(2先発)で3勝2敗、防御率3.54。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが公開した「パテレプロスペクト」に選ばれ、「ドラフト2位で取れたの奇跡だわ」とポテンシャルの高さを絶賛されている。
明石商では2年生エースとして甲子園を沸かせた。春夏連続でベスト4まで進み、翌年は新型コロナウイルスの影響で大会中止になったが、2020年ドラフト2位でロッテに指名された。最初の2年は体作りやフォーム固めに専念し、1軍登板はなかったが、デビュー戦では、いきなり自己最速152キロを計測した。
ワインドアップから投じられる150キロを超える直球と、変化量の大きいチェンジアップのコンビネーションは、簡単には打てない。ファンからは「金子千尋さんを彷彿とさせるとんでもないチェンジアップ」「絶滅しかけているワインドアップ」「世代を代表するような投手になる」との声があがっている。