名前 | 年俸(万円) | 前年比 |
---|---|---|
東條 | 5000 | ▼500 |
国吉 | 5000 | ▼1000 |
角中 | 6600 | △1100 |
※金額は推定=万円、前年比△はアップ、▼はダウン
ロッテのファン感謝デーがZOZOマリンで行われた。コンビ愛を確かめる「アチアチカップル対決」では、打ち合わせなしでそれぞれが選んだ衣装がペアになっているかを試す企画に佐々木朗希投手(22)と松川虎生捕手(20)が挑戦。佐々木朗はピカチュウ、松川が「ポケットモンスター」の主人公サトシに扮し、見事なコンビネーションを発揮した。侍ジャパンに参加中の藤原、横山からも「参加できないですが、皆さん楽しんで」とビデオメッセージが寄せられた。
ロッテ東條大樹投手(32)が19日、ZOZOマリンで契約更改に臨み、500万円減の5000万円(金額は推定)でサインした。
昨季59試合登板とフル回転でブルペンを支えたが、今季は出場11試合に減。防御率も7.45とふくらんだ。「チーム状態がいい中で全然投げることができなかった。そこはすごい悔しかった」と吐露した。
レベルアップに向けては、アマチュア時代に投げていたカットボールと新球種チェンジアップの習得を掲げた。「新しい気持ちで取り組んでみたい。年齢が年齢なので、活躍できなかったらすぐ終わり。野球選手のうちに経験できることを大事に過ごしていきたい」と話した。
ロッテ国吉佑樹投手(32)が19日、ZOZOマリンで契約更改に臨み、1000万円減の5000万円(金額は推定)で合意した。
今季は右ふくらはぎを痛めた影響などで1軍登板3試合にとどまったが、シーズン終盤の9月とオリックスとのCSファイナルステージで好投。「来季はそれを春から出していけるようにしていきますっていう話を(球団に)させてもらった」と明かした。
来季はプロ15年目となるが、DeNA時代と合わせても優勝経験がない。「現役のうちにしたい目標でもありますし、そこに向かって投げていくチームのピースになれればいい。個人の目標とか数字というのは一切ない。優勝に貢献できればそれでいい」と話した。
ロッテ角中勝也外野手(36)が19日、ZOZOマリンで契約更改に臨んだ。
昨年の会見では「5555万5555円」と冗談めかしていたが、今年は「エリートサラリーマンくらいの年俸を上げてもらった。6666万円」と、再びとぼけた顔で“昇給”を明かした。
17年目の今季は86試合に出場して打率2割9分6厘、39打点、自己最多の9本塁打をマーク。7月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で代打逆転サヨナラ2ランを放つなど、勝負強さを見せた。昨季までは代打が好きではなかったが「レギュラーとして常に出続けるのはもう無理だなと思った。そっち(代打)で結果を出したいなと思いながらやったシーズンだった」と考え方が変わった。先発かベンチスタートかで、前日の過ごし方も変えたという。
「個人的にはスタメンでいく方がいいですけど、来年に関してはチームにとっては、代打1本でいくくらいの方がいい」とベテランとしての立ち位置を分析。一方で「若い子らが全然しっかりしてないんで。結局、そいつらがしっかりしないと話になんない」と、若手外野陣に奮起を促した。(金額は推定)
谷保さんにサプライズ!
ロッテのファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2023」を迎えた19日、名物場内アナウンス担当の谷保(たにほ)恵美さん(57)に選手会からプレゼントが贈られた。
谷保さんは今季限りで33年に及ぶアナウンス業務を引退。ZOZOマリンで選手達から、背中部分に「TANIHO」の文字とマイクのイラストが入ったユニホームを贈呈された。代表して額を手渡した益田直也投手(34)と中村奨吾内野手(31)から「谷保さん、33年間お疲れさまでした!」と声をかけられると、谷保さんは「こんな素敵なものをいただいて。皆さん、ありがとうございました」と感激していた。
今季限りで現役を引退したロッテ・三木亮内野手(32)の引退セレモニーが19日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。同日に開催されたファン感謝デー「MARINES FAN FESTA 2023」の最後にマイクの前に立ち、集まった2万6559人の声援を受けてスピーチ。涙をこらえながら言葉をつないだ。
花束贈呈では、上武大の先輩で2021年にロッテから中日に移籍した加藤翔平外野手(32)がサプライズで登場し、球場からは拍手が送られた。最後はホームベース付近で、5度宙に舞った。
三木のスピーチは以下の通り。
このような盛大なセレモニーを開いてくださった球団職員、関係者の皆さま、本当にありがとうございます。そして、今日ここにお集まりいただいたファンの皆さまにも感謝の気持ちでいっぱいです。さまざまな気持ちの葛藤はありましたが、今シーズン限りで現役を引退することを決断しました。
レギュラーを取ったこともありませんし、大した成績も残していませんが、10年間お世話になった千葉ロッテマリーンズには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。歴代の監督、コーチの方々、先輩方、後輩達、そして一部の外国人選手に支えられて10年間もの間、本当に幸せな現役生活を送ることができました。
ロッテの応援は本当に日本一だと思います。良いときも悪いときもありましたが、いつも変わらず熱い応援をいただきました。その日本一の応援を受けながらプレーできたことは、本当に自分の中で宝物です。まだまだ未練はたくさんありますが…(15秒間の沈黙)。まだまだ未練はたくさんありますが、10年間、自分がやってきたことに後悔は一切ありません。
来シーズンからはコーチとしてチームが日本一になるために必要な選手を育成できるよう、選手に寄り添いながら、選手とともに自分自身も日々精進して、成長しながらやっていきたいと思います。最後になりますが、10年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
完全試合バッテリーのコンビ愛≠ェ輝いた。ロッテ・佐々木朗希投手(22)が19日、ファン感謝デー「MARINES FAN FESTA 2023」内の企画「アチアチカップル対決」に登場。2歳下の松川虎生捕手(20)との相性の良さを示した。
ハイライトはペアルック対決だ。ペアが別の部屋に入り、互いが選ぶ衣装を予想して着替え、対になっていれば成功。佐々木朗は「黄色だから」と人気アニメ「ポケットモンスター」のピカチュウ、松川は令和の怪物≠ネらぬモンスター<Qットを狙い「僕が(佐々木朗を)獲りにいこうと」と同アニメの主人公、サトシ姿で登場し、見事にマッチ。球場が沸く中、笑顔でハイタッチを交わした。
野球対決では代打で安打を放つなど盛り上げた最速165右腕は「楽しかったです。来年もまた来てくださ〜い」と呼びかけた。来季も幕張を熱くする。
ロッテ・角中勝也外野手(36)が19日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、「国内のエリートサラリーマンくらいの年俸を上げてもらったんじゃないですか。知らんけど。昨年は5555(万円)にしたんで、6666万円で」と年俸6666万円(推定)でサインした!?
プロ17年目の今季は86試合に出場し、打率.296、39打点、キャリアハイとなる9本塁打を記録した。「個人的には悪くないシーズンだったけど、後半戦からはオリックスに完全に力の差を見せつけれらたというか、すごく感じたというのはあるので、そこをひっくり返せるようにやっていくしかないですね」と振り返った。
7月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)では、九回に代打で登場し、オスナからプロ初となる逆転サヨナラ2ランをマーク。勝負強さを発揮し、代打打率は.440を誇る。「途中からいったときの成績をよくしたいと意識してやっていた。レギュラーとして常に出続けるのは無理だなと思ったので。去年までは代打は嫌いだった。そもそも代打にいきたくないと思っていたが、考え方が変わった。そっちで結果を出したいなと思いながらやってたシーズンだった」と話した。
来季に向けては「優勝」を目標に掲げた。今季はスタメンで出場する機会も多かったが、「来年に関しては代打一本≠ナいくくらいの方がチームにとってはいい。個人的にはスタメンでいく方がいいですけど、チームにとっては本当に、自分が後ろからいく方が絶対いいかなと思う。結局、若い子らが全然しっかりしていないんで、結局そいつらがしっかりしないとまずは話にならないんで、頑張ってくださいって感じです」と若手に奮起を促していた。
ロッテの選手会は19日、1991年からアナウンス担当を務め、今季限りでマイクを置く谷保恵美さん(57)にサプライズで特注のユニホームをプレゼントした。
ファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2023」の開催を前にZOZOマリンスタジアム内で、選手会長の益田直也投手(34)と主将の中村奨吾内野手(31)が代表して贈呈。縁に入れられたユニホームには、「TANIHO」の背ネームのほか、「THANKS 33 YEARS」との文字やマイクのイラストが描かれていた。
ロッテのファン感謝デーがZOZOマリンで行われ、佐々木朗が松川とのコンビで、打ち合わせなしで衣装を選びペアになるかという「アチアチカップル対決」に参加した。
佐々木朗がポケモンのピカチュウ、松川が主人公サトシに扮し以心伝心ぶりを証明した。
野球対決では代打で中前打した佐々木朗は「楽しかったです」と笑顔を見せた。
また、今季限りで場内アナウンス担当を引退した谷保恵美さんに、選手会から名前とマイクの絵柄がデザインされた額入りのユニホームが贈られた。
ロッテ17年目のベテラン角中がZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、1100万円増の6600万円でサインした。
今季は86試合で打率.296、自己最多の9本塁打などスタメン、代打の両方で活躍した。
優勝を目標に掲げる来季へ「自分が代打一本でいくぐらいの方がチームにとっては絶対に良いと思う」とし「まずは若い子がしっかりしないと話にならないので、頑張ってくださいって感じ」と若手の奮起を求めた。
ロッテのファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2023」が19日、ZOZOマリンで行われ、「TEAM WHITE」と「TEAM BLACK」に分かれての対決は「TEAM BLACK」が1300−1000で勝利。MVPには昨年のドラフト1位・菊地吏玖投手(23)が獲得した。
菊地はものまね対決で大きくデフォルメした西村の物真似で会場を笑わせ、「白黒野球」では満塁本塁打を放つ活躍。「まさか(MVPを)を取れるとは思わなかった。初めてだったけど。今日1日楽しかったので良かったです」と笑顔。賞品のJAL国内線航空券の使い道を問われると「(台湾)ウインターリーグに行きたい」と天然ぶりを発揮して笑いを誘った。
ロッテのファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2023」が19日、ZOZOマリンで行われ、佐々木朗と松川の“完全バッテリー”が改めて息の合ったところを見せつけた。
「TEAM WHITE」としてアチアチカップル対決に登場。1種目目の以心伝心カップルクイズでは「おでんの具は?」というお題に対し、2人とも「だいこん」とひらがなで回答、さらにコンビ同士が別の部屋に用意された衣装を打ち合わせなしで着用してペアになるかを競う3種目目のペアルック対決では、松川がポケットモンスターの主人公サトシに扮すると、佐々木朗はピカチュウの着ぐるみで登場。見事に“ペアルック”成功した2人は会心のハイタッチを決め、会場を沸かせた。
ロッテは18日、ZOZOマリンスタジアムでファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2023」を開催。今季限りで33年間務めたZOZOマリンの場内アナウンスから卒業する谷保恵美さんに選手会からサプライズで記念品が贈呈された。
贈られたのは額縁入りの特注ユニホームで、「TANIHO」の背ネームとマイクの絵柄の“背番号”、そして感謝の言葉がプリントされていた。選手会長の益田、主将・中村奨から手渡された谷保さんは「こんな素敵なものいただいて…。皆様、ありがとうございました」と感激。ビッグなプレゼントに「大きな家を買わなくちゃ」と笑った。
ロッテの国吉佑樹投手(32)が19日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、1000万円減の年俸5000万円でサインした。(金額は推定)。
今季3試合目の登板に終わったが、終盤のCS進出が懸かった試合で無失点の好投を続け、オリックスとのCSファイナルでも2回を無失点に抑えた。
右腕は「悔しいのが多かったシーズンだと思うけど、最後は良い形で終われたので、来季に向けて良い準備ができるかなと思う」と来季へ目を向けた。
東條大樹投手(32)は500万円減の年俸5000万円でサイン。昨季の59試合から11試合に登板数が激減した右腕は「今年は悔しいシーズンでした。チームの状態もいい中で、全然、投げることできなかったんで、そこはすごい悔しかった」と振り返り、来季に向け新たの球種にトライすることを明かした。
ロッテの角中勝也外野手(36)が19日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、1111万円増の6666万円でサインした。
プロ17年目の今季は86試合に出場し、打率.296、キャリアハイとなる9本塁打をマークした。「個人的には悪くないシーズンだったとは思うけど、結局、後半戦からはオリックスに完全に力の差を見せつけられた」と今季を振り返り、昇給額について「エリートサラリーマンぐらい上げてもらった」と笑わせ、「6666万(円)で」と“公表”した。
スタメン、代打としてフル稼働したベテランは「途中からいった時の数字は意識した」と明かす。
その理由を「もうレギュラーとして常に出続けるのは無理だなと思った」と説明し、来季も代打での成績にこだわっていく意向を示した。ただ、個人的な数字目標は挙げず、目指すのはチームの優勝のみ。「代打一本でいくくらいの方がチームにとっては絶対いいかなと思う」としつつ、「結局、若い子らが全然しっかりしてないので。若手がしっかりしないと話にならない」と若手に奮起を促した。
ロッテのファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2023」が19日、ZOZOマリンで行われ、沢村拓一投手が3年ぶりに参加した。
巨人から移籍した20年は新型コロナの影響でファン感謝デーはオンラインで行われた。同年オフに海外FA権を行使し翌年2月に米大リーグ・レッドソックスに移籍。今年1月にロッテに復帰し、3年ぶりに古巣でのファン感となった。ファンとの写真撮影やキャッチボール、黒組白組の野球対決ではタイムリーを放つなど、球場を沸かせた。沢村は「楽しいね。ファンと触れ合えるのはこういう機会しかないので自分自身も楽しめた」と振り返った。
今季限りで現役を引退したロッテの三木亮内野手の引退セレモニーが19日、ZOZOマリンで開催されたファン感謝デーの最後に行われた。上武大から2013年ドラフト3位でロッテに入団し、通算525試合に出場、打率2割1分4厘、5本塁打、45打点をマーク。昨季は46試合に出場したが、今季は1軍出場なしに終わり、プロ10年目で現役生活にピリオドを打った。
三木は涙ぐみながら以下のようにスピーチした。
「このような盛大なセレモニーを開いてくださった球団職員、関係者の皆さん本当にありがとうございます。そして今日ここにお集まりいただいたファンの皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。様々な葛藤はありましたが今シーズン限りで現役を引退することを決めました。レギュラーを取ったこともありませんし、大した成績も残していませんが、10年間お世話になった千葉ロッテマリーンズには感謝の気持ちでいっぱいです。歴代の監督、コーチの方々、先輩方、後輩達、一部の外国人選手に支えられて10年間もの間本当に幸せな現役生活を送ることができました。ロッテの応援は日本一だと思います。良いときも悪い時もありましたがいつも変わらず熱い応援をいただきました。その日本一の応援を受けながらプレーできたことは本当に自分の中で宝物です。まだまだ未練はたくさんありますが…(数秒沈黙)。10年間自分がやってきたことに後悔は一切ありません。来シーズンからはコーチとしてチームが日本一になるために必要な選手を育成できるよう、選手に寄り添いながら、選手とともに自分自身も日々精進して成長しながらやっていきたいと思います。10年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。」
ロッテのファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2023」が19日、ZOZOマリンで行われ、佐々木朗希投手が「TEAM WHITE」としてアチアチカップル対決に登場した。
ペアルック対決は、コンビ同士が違う部屋に用意された衣装を打ち合わせなしで着用し、コンビ同士で衣装がペアになっているかを競う企画。同じ「TEAM WHITE」の朗希と松川は違う部屋に入り、5分後に登場。ピカチュウの着ぐるみを着た朗希と、ポケットモンスターの主人公「サトシ」に扮した松川で、見事“ペアルック”に成功した。
打ち合わせ無しでも見事なコンビ力に球場は拍手。2人も笑顔でハイタッチを交わし、完全試合バッテリーが強力なコンビ愛を見せつけた。
まさかのサプライズだ。この日のZOZOマリンで行われるファン感謝デー前に、ロッテの選手ら全員が今季限りで引退する場内アナウンス担当・谷保恵美さんへサプライズプレゼントを渡した。
選手会長・益田と主将・中村奨を先頭にZOZOマリン内に佐々木朗や沢村ら選手が登場。先頭の2人の手には「TANIHO」と書かれた特注ユニホームが額縁に入れられ、「THANKS 33YEARS」などと刺?が入っていた。まさかのサプライズに谷保さんは驚き「こんな素敵なものをいただいて、皆さんありがとうございます」と嬉しそうな表情を見せた。最後は記念撮影をし、選手らは改めて感謝を伝えていた。
ロッテの角中勝也外野手が19日、ZOZOマリン内で契約更改を行い、「国内のエリートサラリーマンくらいの年俸を上げてもらったかな。知らんけど。去年5555万円にしたので6666万円です」と“角中節”で会見を行った(金額は推定)。
プロ17年目の今季は、86試合に出場し打率2割9分6厘。キャリアハイとなる9本塁打をマークした。7月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)ではオスナからプロ初のサヨナラ弾を放つなど、勝負強さを見せつけた。
「個人的には悪くないシーズンだったとは思うけど。結局、後半戦からはオリックスに完全に力の差を見せつけれらたというか、すごく感じたというのはあるので、まぁそこをひっくり返せるようにやっていくしかないですね」と振り返った。
藤原や和田ら外野手の若手が台頭する中でも今季はスタメン出場が増えたが「もうレギュラーとして常に出続けるのは無理だなと思ったので。極端な話、全打席途中からでもいいかなと。むしろ来年に関しては代打1本でいくくらいの方が多分チームにとってはいい。結局、若い子らが全然しっかりしてないんで、結局そいつらがしっかりしないとまずは話にならない」と若手への喝を入れた。
来季こそリーグ優勝をかなえるため、縁の下の力持ちとしてチームを支える。
ロッテのファン感謝祭「MARINES FAN FEST2023」が19日、ZOZOマリンスタジアムで開催され、「アチアチカップル対決」で佐々木朗希投手(22)&松川虎生捕手(20)のペアが“カップル愛”を証明した。
その中の企画の「ペアルック対決」は、お互いが選ぶ衣装を予想し、対になるように着替えてペアになるかを競うゲーム。佐々木朗はアニメ「ポケットモンスター」のピカチュウ、松川は同アニメの主人公・サトシの格好で登場し、奇跡のマッチングを披露した。
朗希は笑顔でサイン会や写真撮影にも応じ、1年間応援してくれたファンに恩返し。「楽しかったです!また来年も来てくださ〜い!」と呼びかけた。
ロッテのファン感謝祭「MARINES FAN FEST2023」が19日、ZOZOマリンスタジアムで開催され、最後に、今季限りでの現役引退を決めた三木亮内野手(32)の引退セレモニーが行われた。
ロッテでの現役生活10年間をまとめられた映像が流された後、三木がファンの前で挨拶。監督やチームメート、球団スタッフ、ファンに感謝を伝え、涙ながらに話した。ファン感謝祭に訪れた2万6559人のファンから、拍手が降り注いだ。
中村奨から花束を受け取ると、今度はサプライズで上武大時代の先輩で、現中日の加藤翔平外野手が登場。加藤からも花束を受け取った。最後はチームメート固い握手を交わした。
プロ通算525試合に出場し、108安打、5本塁打、打率.214だった。来季からはコーチとして、ロッテに貢献する。
以下、挨拶全文。
「このような盛大なセレモニーを開いてくださった球団職員、関係者のみなさま、本当にありがとうございます。そして、今日ここにお集まりいただいたファンの皆さまにも感謝の気持ちでいっぱいです。様々な気持ちの葛藤はありましたが、今シーズン限りで現役を引退することを決断しました。レギュラーを取ったこともありませんし、大した成績も残していませんが、10年間お世話になった千葉ロッテマリーンズには感謝の気持ちでいっぱいです。歴代の監督、コーチの方々、先輩方、後輩達、そして一部の外国人選手に支えられて、10年間もの間、本当に幸せな現役生活を送ることができました。ロッテの応援は本当に日本一だと思います。良い時も悪い時もありましたが、いつも変わらず熱い応援をいただきました。その日本一の応援を受けながらプレーできたことは、本当に自分の中で宝物です。まだまだ未練はたくさんありますが、10年間自分がやってきたことに後悔は一切ありません。来シーズンからはコーチとして、選手とともに自分自身も日々精進して成長しながらやっていきたいと思います。最後になりますが、10年間本当にお世話になりました。」
ロッテの角中が19日、1100万円増の年俸6600万円で契約を更改した。17年目の今季は出場86試合で打率2割9分6厘、本塁打は7月の代打逆転サヨナラアーチを含めて自己最多の9本、39打点。「チームは後半戦からオリックスに力の差を見せつけられたが、個人的には悪くないシーズンだった」と満足げに振り返った。
東條は500万円減の5千万円でサイン。登板11試合と昨季から大きく減らし「チームの状態がいい中で、全然投げることができなかった」と悔やんだ。国吉は1千万円ダウンの5千万円で更改した。(金額は推定)
ロッテの角中勝也外野手(36)が19日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改に臨み、昨季の年俸5555万5555円から「国内のエリートサラリーマンくらいの年俸を上げてくれたんじゃないですか、知らんけど」と年俸6666万円でサインした。(金額は推定)
今季は86試合に出場し、打率.296。7月24日・ソフトバンク戦では、0−0の9回2死1塁から代打で出場し、オスナから劇的なサヨナラ2ランを放った。7月度には「スカパー!サヨナラ賞」を受賞。代打の切り札としてチームに貢献し「個人的には悪くないシーズンだった」と振り返った。
来季は「代打1本でいくくらいの方がチームにとっては」と話す。「自分が後ろからいく方が絶対にいい」と考える理由は「結局若い子らが全然しっかりしてない」から。「頑張ってくださいって感じです」と若武者に奮起を求めた。
今年で36歳を迎えたベテラン。目指すは「優勝」のみ。「(今年は)結局後半戦からはオリックスに力の差を見せつけられた。ひっくり返せるようにやっていきたい」。人生初のビールかけに向け、走り続ける。
ロッテの選手会が19日、ZOZOマリンスタジアム内で、今季限りで引退する事を決めた場内アナウンス担当の谷保恵美さんに、サプライズでユニホームをプレゼントした。
「MARINES FAN FEST2023」の開始前、選手会長・益田と主将・中村奨が、大きな額縁を抱え、選手を率いてゾロゾロと登場。その場に呼ばれた谷保さんへ、贈呈された。
額縁の中身は「TANIHO」の背ネームとマイクの絵柄が描かれた特注ユニホーム。谷保さんは「こんな素敵なものいただいて…。皆さんありがとうございました」と感激。ファン感前に、谷保さんへ感謝を届ける心温まるサプライズとなった。
試合前まで3位だったロッテは、10月10日の4位・楽天との最終戦に勝利すれば2位、敗れれば4位という絶対に負けられない大1番で、先発・小島和哉が7回を無失点に抑えて2年ぶりに2位に入った。
先発陣のチーム防御率は4月終了時点でリーグトップの「2.51」だったが、最終的にはリーグ4位の「3.43」。ソフトバンクとの開幕3連戦で3連敗したが、シーズン序盤は佐々木朗希、種市篤暉、小島和哉、西野勇士、C.C.メルセデスと勝ちがある程度計算のできる投手が複数人いた。4月終了時点で佐々木朗が防御率1.00、種市が防御率1.40、小島が防御率2.19、メルセデスが防御率2.31、西野が防御率3.50だった。
また前半戦は6連戦が交流戦以外では、雨天中止などもあった関係で、リーグ戦期間中の6連戦(4月18日日本ハム〜4月23日のソフトバンク戦)は1度しかなく、先発陣はゆとりのあるローテションが組め、戦いやすい日程となっていた。
黒木知宏コーチは「1年通してのマネジメントを監督と相談しながら。要はスタミナ切れ、ガス欠しないところでの配慮、人によって中6でいける選手もいれば、中8空けた方がいい選手もいるだろうし、投球のボリュームとかを含めて監督とコントロールをやっていましたね」と振り返る。
シーズンを振り返ってみると、美馬学、森遼大朗らは春先から先発で登板する機会が何度かあったが、ファームで開幕から好調で5月終了時点で9試合・44回2/3を投げて、防御率1.81だった本前郁也の1軍での先発機会が6月10日の広島戦しかなかった。1軍の先発陣が安定していたとはいえ、本前の登板チャンスはなぜ極端に少なかったのだろうか−。
黒木コーチは「もちろん1軍の状態が良いところもあったし、当時の本前はバックアップの選手としてコントロールはしていました。なかなかタイミングがうまく合わなかったというのがあったので、本人にとっては不本意なシーズンだったかなと思います。1軍だけを見ているだけではなくて、ファームの選手も大谷コーチとやりとりをしてコントロールはしていましたね」と話した。
開幕から好調だった先発陣も交流戦を境に、徐々に不安定になっていく。小島は6月の月間防御率8.50、7月は月間防御率5.66と苦しみ、登板間隔を空けながら開幕から投げていた西野は右肩の不安で登板間隔を10日以上空けた時期もあった。さらに佐々木朗希が7月24日のソフトバンク戦で左脇腹に違和感を感じ、翌日病院で『左内腹斜筋損傷』と診断を受け離脱。
それでもチームは7月終了時点で貯金は12あり、首位・オリックスと3ゲーム差の2位。リーグ優勝を狙える位置につけていた。8月1日の日本ハム戦から5週連続で6連戦、9月中旬以降は土曜日からの変則的な6連戦が2週連続で続く中で、大事なシーズン終盤に向けて、序盤から先を見据えて管理してきた。
小島が8月以降復調すれば、種市も8月10日のオリックス戦に中5日で先発し9勝目をマークすると、続く8月18日の楽天戦で10勝を挙げた。メルセデス、西野も登板間隔を空けながらゲームを作った。
ただ、美馬学は8月4試合に先発して0勝2敗、防御率6.20、先発ローテーションの谷間で投げた菊地吏玖、森、カスティーヨ、中森俊介にも8月は白星がつかなかった。ファームでも開幕から安定していた本前が打ち込まれ、夏場に1、2軍ともに先発の駒がやや不足気味になった。
「1番は夏場以降、スタミナ切れが起こしやすい時期で、そこのバックアップがなかなか噛み合わなかったですよね。2軍の方も本前、森であったり、他の選手も含めて裏合わせをしてはいたんですけど、なかなかいい結果が出なかったり、調子が出なかったりというところがあった。1軍はインフルエンザだったり少し不具合が起きたり、ちょうど悪い時期に重なっちゃったというところ。逆にいうと選手にすごくリリーフ陣だったりに負担をかけたなと思いますけどね」(黒木コーチ)。
投手陣を開幕からしっかりと管理してきた中で、8月10日のオリックス戦に中5日で先発した種市は、最初から中5日で投げることを予定されていたのだろうか−。
「そういうことも想定しながら球数を少なくしたり、中5日で行けるのか探りつつ、1年間通して我々やってきましたので、小島も含めてですね」(黒木コーチ)。
その小島は8月以降調子を取り戻し、9月25日のソフトバンク戦、中5日で先発すれば、絶対に負けられないシーズン最終戦となった10月10日の楽天戦に先発するなど、立ち位置がかなり上がったように見える。
黒木コーチは「それぐらい逞しくなってきたというのもあります。またチーム事情とかもありましたし、彼のスタミナ、体の強さを考えたら中5日、チームの運用の仕方としては間違いではないですし、それをやっていかないと他の投手に歪みがくるというのを考えたら、オジに託したいという思いもありましたね。開幕投手を託して、チームで1番大事なここを勝たなければいけないという登板に投げて、大事なところで投げて全部もぎ取ってきた。開幕だけはうまくいかなったですけど、小島は中5日であったり、チームを引っ張っていくという意味ではエースとしての自覚であったり、そういう成績を残したというところでは、1つ2つ成長したのかなと思いますね」と絶賛した。
西野はトミー・ジョン手術を受けてから本格復帰2シーズン目となった今季、基本的には登板間隔を空けながらの先発となったが、大きな離脱することなく1年間を投げ抜いた。西野は「すごく気を遣ってもらったところもあるし、そういう意味では味方に色んな部分に助けられてはいるんですけど、1年間しっかり投げきれたというのはよかったなと思います」と首脳陣に感謝した。
そのことを黒木コーチに伝えると、「我々なりにそういうことを考えて、選手の体の状態を見ながら含めて運用していきましたけど、とはいうものの、選手からすると登板間隔を詰めてもっと投げたいという投手もいるだろうし。もう少し空けてくれないと回復しない、本当に上手くいかないというのがあると思うんですよね。ただ何とか多少なりとも不具合が起きながらも、何とか1年間通してローテーションを守りきれて、かつちゃんと結果を出してくれたという意味では、西野には本当に頭が下がる思いですよ」と黒木コーチも西野に感謝の言葉を述べていた。
シーズン通してみると、佐々木朗が夏場以降故障で離脱したのは結果的に痛かった。今季も離脱前の7月までの成績を見ても、7勝2敗、防御率1.48。5回未満で降板した登板は1試合もなく、全て5イニング以上投げ、13試合中11試合がクオリティスタート(6回以上3自責点以内)をクリア。“たられば”になってしまうが、佐々木朗が1年間怪我なく投げ続けていれば、チームもまた違った展開になっていたかもしれない。
黒木コーチは「投げれば圧倒的なピッチングをするので、送り出した時にはベンチとしての安心感はあるんですけど、1年間通して大きな故障をさせないような運用の仕方をしないといけない。結果としては怪我をしてシーズン終盤はうまく本人が思うような、我々が期待を込めて送り出しているようなものではなかったというのがあるので、そこはお互いに反省しないといけないところではあると思うんですよね。ただやっぱり投げて自分のパフォーマンスを出した時は圧倒的なピッチングができるものがある。そういうものを来年、開幕から1年間通して守って欲しいなと」とお願いした。
来季以降に向けては、若手の突き上げは必要不可欠。森、中森がオーストラリア、菊地は11月下旬から台湾のウインターリーグに参加し、技術向上を図る。
黒木コーチは若手投手陣に「素材的には十分いい素材を持っていますよ」と評価しながらも、「ただ素材を本当に5試合、8試合託した時にそれを継続できるかどうかというのはベンチの中で判断しないといけない。そのステージに上がってもらわなきゃ困る選手。彼らがそういう自覚を持って1軍で投げたことによってとか、1軍で投げてうまくいかなくて悔しい思いをする、さらなる高みを目指して練習するとかね。そういったものをこの秋、冬、来年に向けて取り組んで欲しい。若い選手がベテラン、中堅を突き上げるようにならないとチームとして強くならない。それを担うような選手ではありますよ」と期待した。
種市、小島、佐々木朗が3本柱を形成し、西野、美馬といったベテランに若手がローテーションに入り込めるくらいの力をつけてくれば、一定期間ではなく、シーズン通して強力な先発陣が作れるはずだ。
プロ13年間、オリックスとロッテで通算298試合を投げ、54勝を挙げた川越英隆氏。2011年限りで引退後、西村徳文、伊東勤、井口資仁の3監督の下で11年間、ロッテの投手コーチを務め、今をときめく佐々木朗希や種市篤暉らを育て上げた。そして、今秋からソフトバンク4軍投手コーチとして再びプロの現場に復帰。ロッテ時代の、投手の特徴を生かした育成法について語ってもらった。
「当然のことですが、1軍は勝つか負けるかのやりくり。勝つためにどうするかが目標です。2軍は育成がメイン。大学・社会人出なら即戦力とはいえ2年前後、高卒なら4〜5年をかけて育てます」。
まずは、佐々木朗。岩手・大船渡高から2019年ドラフト1位入団。高校時代から“160キロ”を計測した「令和の怪物」だ。
「朗希は別格で、投げたらプロ1年目でも抑えていたと思います。ただ、怪我をしていたでしょう。出力が高いということは、それだけ壊れるリスクも高いので、出力に耐えられる筋力を先に作ってあげなければいけません。体力や筋肉がついたらもっとスピードも上がるし、自然と切れも出てきます。3年目の完全試合に関しても、なるべくしてなったというところでしょう」。
佐々木朗は「考える力」があったので、トレーニングにおいても「なぜ、これが必要なのか」ということを会話しながら進めていけたという。
種市は青森・八戸工大一高から2016年ドラフト6位での入団。“ドラ6”ではあっても、恵まれた体で、球質、投球フォームなど、傑出した素材だったという。
「早い段階で1軍先発ローテーション投手に育て上げなかったら、僕の責任だなと感じたほどです。技術というのは、換言すればコントロールや変化球の切れのこと。最初は成功体験を得やすい状況の実戦で投げさせて、自信をつけさせました」。
150キロ超のストレートとフォークを武器に、高卒3年目の2019年に23イニング連続奪三振を記録し、8勝をマーク。2020年のトミー・ジョン手術を経て、今季10勝。奪三振タイトル争いで、山本由伸(オリックス)を最後まで脅かした。それでも種市の今季の成績を、川越氏は「普通にやっていれば残せるはず」と予想していたそうだ。
二木康太(鹿児島情報高→2013年ドラフト6位)に関しては「二木プロジェクト」と称された育成プランがあったという。
「190センチながら線が細く、2〜3年間は、1シーズン野球ができる体力強化、1試合投げ切れる筋肉づくりを徹底させました。プロ1年目は129キロでしたが、ウエートトレーニングで徐々に150キロ超まで球速が伸びました。抜群の制球力を誇りますが、フォークとカーブを交えて、奪三振率も高いです」。高卒3年目の2016年に7勝。2020年からはエースナンバー「18」を背負い、2021年には開幕投手を務めた。今季は1軍登板なしに終わったが、来季、プロ11年目の復活を目指す。
ソフトバンクでの川越氏は、4軍投手コーチとして育成をメインに担当することになる。各投手の素材・特徴に合った指導で、1軍の勝利に貢献できる戦力を養っていく。
ロッテの佐々木朗希投手が“プロ初安打”を放った。令和の怪物が見せた華麗なバットコントロールと喜びのニコニコ笑顔に、ファンが「投げるのも打つのもできるなんて天才ですね!」「センター返しでドヤ顔の佐々木朗希」と注目している。
この日ZOZOマリンスタジアムでファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2023」が行われ、2万6559人のファン集結した。そこで行われた「白黒野球対決」で佐々木朗が代打で登場。大歓声の中、バットを手に小走りで右打席に入ると、投手・田村の球を華麗に中前へ運んだ。
田村も驚く痛烈な一打に「昨年田村さんに打ち取られていたんでリベンジできてよかったです」と帽子を上げて歓声に応えた。見守った吉井理人監督も「いやーいいバッティングしましたね。ピッチャーみんなバッティングいいので」と称賛した。
これまで公式戦では計8打席で無安打7三振ながら、初めて生まれた快音。「パーソル パ・リーグTV」公式X(旧ツイッター)が映像を公開すると、SNS上では「佐々木朗希も来年二刀流やりますかね?」「野球少年朗希くん めちゃくちゃ楽しそう!」「野手朗希かっこよ」「珍しい朗希ヒット」といったコメントが集まった。
ロッテの菊地吏玖投手が、衝撃の一発を放って見せた。ファン感謝祭の“紅白戦”で金属バットながら、ZOZOマリンスタジアムの中段へ突き刺した。ファンも「金属とはいえ中段まで飛ばすのエグすぎる」「大谷2世来た」と衝撃を隠せないようだ。
19日にファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2023」が行われ、2万6559人のファンが集結した。終盤に行われた「白黒野球対決」では、2チームに分かれて選手達が対決。普段投手としてプレーする選手も、打席に立って場内を盛り上げた。
菊地は3回1死満塁のチャンスで打席に入ると、投手・石川慎吾の106キロを捉え、快音を響かせた。打球はあっという間に外野の頭上を超え、右翼スタンド中段付近に着弾。ベンチの選手も大興奮だった。
「パーソル パ・リーグTV」公式X(旧ツイッター)が映像を公開すると、「金属とはいえ流石の打球です」「これは札幌大谷の主砲」「安田とか山口より飛ばしてるじゃん」「超特大や」「エグすぎるだろ」と驚く声であふれた。