わたしはかもめ2023年鴎の便り(11月)

便

11月22日

[ロッテ]吉井理人監督、来季飛躍へ3投手のエース争いに期待「チームを引っ張ってもらいたい」[ニッカン]

ロッテ吉井理人監督が3投手のエース争いに期待した。今季は左腕の小島がチームで唯一、規定投球回に到達。中6日、中5日で回りきった。「1週間に1回、試合の半分以上投げて、勝てばなおよしというのがエース。それができるのは今、小島しかいない」と“現エース”に認定している。

2位から優勝へと来季飛躍するには、柱は1人では足りない。対抗馬が、小島と同じく10勝した右の種市だ。加えて「(佐々木)朗希もその力を持っている。この子達に争ってもらって、チームを引っ張ってもらいたい」。左脇腹肉離れによる離脱はあったものの、7月までに7勝した165キロ右腕も候補に入れた。

同監督は所有するリジンが浦和競馬で5連勝し、競走馬の知識を深めている。「疲労を取ったり鍛えたり、科学的なやり方は学ぶところがあって、野球選手の方がトレーニング遅れてるなって思うくらい」。選手も大切に育てて、来季のペナントをぶっちぎる。

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[オーナー会議]打者交代30秒以内徹底へ、明文化せず時短図る、ピッチクロックは結論出さず[ニッカン]

プロ野球12球団のオーナー会議が22日、都内で行われ、来季は打者交代30秒以内を徹底することが確認された。

前の打者がアウトになったり出塁したりしてから、次の打者は30秒以内に構えるというもの。明文化された規定ではないが、従来からの運営目安として存在する。徹底することで時間短縮を図る。

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「1つの目安だが、これを守ることにまず取り組んでいく。投球間隔5年分の平均値を出した。その結果、23年シーズンはNPB全体で36.9秒だった。30秒より、6.9秒多い。打者間の回数は1試合(平均)55回。6.9秒かける55回が、1つの時間短縮になる。それを守ることで、きびきびした動きになると考えている」と説明した。

今季の1試合平均時間は3時間7分(9回試合のみ)。NPBとしては、2時間50分から3時間を目標としている。6.9秒かける55回の379.5秒、およそ6分20秒の短縮ができれば、目標時間に近づく。

今回の時間短縮策は、3ステップで計画。まずステップ1として、来季から1軍で30秒以内の交代を徹底、2軍では30秒を計るタイマーも設置し、さらに投球間隔も計る。ステップ2では30秒を25秒と、さらに短縮する。ステップ3で、時間を守らない場合の罰則を検討するというものだ。いつからステップ2、3に移行するかは決まっていない。

打者が打席に向かう際に流れる出ばやしは10秒以内という目安もあり、こちらも順守する。打者がアウトになった後の内野のボール回しも制限される可能性がある。

時間短縮については、7月のオーナー会議で、MLBが導入したピッチクロックについてNPBでも導入可否を検討するよう指示が出された。ピッチクロックの導入について、現時点で結論は出していない。会議議長の西武後藤高志オーナーは「どうやったら、きびきびと試合時間を短縮できるか、色々な分析などを加えた結果として、例えばイニング間だったり、打席間隔だったり、そういったところで時短をまず実現していこうということ」と説明した。

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BC・新潟、ハヤテ223のファームリーグ戦新規参加を正式承認、オーナー会議[ニッカン]

プロ野球12球団によるオーナー会議が22日、都内で開かれ、BC・新潟とハヤテ223の2球団が来季からファームリーグ戦に参加することを正式に承認した。

9月のオーナー会議で、BC・新潟がイースタンに、ハヤテ223がウエスタンに参加することが内定していた。その後の準備状況も順調と判断され、この日の正式承認に至った。ただし、選手の正式契約はこれからとなる。そこで、来年1月の実行委員会で契約状況について確認は行う。

議長を務めた西武の後藤高志オーナーは「今回のファーム拡大が野球振興策としての裾野拡大実現につながることを期待する」と話した。

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プロ野球オーナー会議、2軍2球団拡張を正式承認「着実に準備を整えてくれた」[サンスポ]

プロ野球のオーナー会議が22日、東京都内で開かれ、静岡市が本拠地の「ハヤテ223」と「オイシックス新潟アルビレックスBC」の来季からの2軍戦への新規参加が正式に承認された。日本野球機構(NPB)によると、1950年から52年にかけて兵庫県を本拠地に「山陽クラウンズ」が2軍戦のみに出場した例がある。

詳細な日程は今後詰めるが、既存の12球団が静岡と新潟でそれぞれ3試合以上を行うことも決まった。議長を務めた西武の後藤高志オーナーは「2球団が着実に準備を整えてくれた。順調にスタートできる手応えを持っている」と語った。

また、試合時間短縮に向け、来季から打者がアウトになってから次打者が打席に入るまでを30秒以内に収めるよう徹底することを決めた。罰則は設けないが、今季平均の36.9秒から短縮を図る。7月のオーナー会議では投球間の時間制限「ピッチクロック」の導入が議論されたが、後藤オーナーは打者の間隔を詰めることの方が重要とし「まずは(30秒ルールを)しっかりやって、きびきびとしたプレーで魅力を高める」と語った。

榊原定征コミッショナーは体調不良のため欠席した。来年の議長は中日の大島宇一郎オーナーが務める。

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DeNA・小園健太&ロッテ・松川虎生バッテリー、寄付金800万円で母校・市和歌山高に照明設備完成[サンスポ]

和歌山市は22日、市立和歌山高OBのDeNA・小園健太投手(20)、ロッテ・松川虎生捕手(20)の寄付金による同校野球部グラウンドの照明設備が完成したと発表した。総工費は867万1300円。野球部員の打撃練習のみならず、内野の守備練習も可能となった。

両選手は1月に和歌山市役所を訪問し、母校の野球部へ400万円ずつを寄付していた。

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馬主のロッテ・吉井監督、競馬は「凄い勉強になる」[スポニチ]

ロッテの吉井監督が馬主としての経験も野球に生かす。

20日の浦和競馬で愛馬「リジン」がデビュー5連勝。野球と競馬の共通点について「疲労を取ったり、鍛えたり、そういうやり方を学ぶところはあった」と明かし、さらに「厩舎もかなりのスタッフを抱えて育ててるのでコミュニケーションとか、凄い勉強になる」とした。しっかり育て、一丸となって戦うのが吉井流で、自主トレという“放牧”に出た選手達の成長を期待した。

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プロ野球オーナー会議、来季「打者交代30秒以内の徹底」、西武・後藤議長「キビキビとした試合の推進」[スポニチ]

プロ野球のオーナー会議が22日、都内で開催され、時間短縮のため「打者交代30秒以内の徹底」が確認された。明文化規定ではなく、目安となる。罰則はないが、来季から取り組んでいく。

前打者の打席完了から次打者が構えるまでを30秒以内に収めるよう設定。罰則は設けないが、今季平均の36.9秒から短縮を図る。NPBのデータでは打者間30秒を順守すれば約6分20秒の試合短縮となり、今季の1試合平均3時間7分が目標の3時間に近づく。

議長の西武・後藤オーナーは「MLBで導入された試合時間短縮策についての検討報告でした。NPBは野球の魅力向上を目的として、(打者交代30秒以内の)徹底を図り、キビキビとした試合の推進に取り組むこととなりました」と説明した。

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[ロッテ]吉井理人監督“サラブレッド式強化”でウマくなれ!馬主として「鍛え方とか学ぶこと多い」[報知]

ロッテの吉井理人監督(58)が22日、来季に向けてサラブレッドの育成法をチーム強化に取り入れるプランを明かした。DeNAの三浦監督と同様、監督兼馬主として才能を発揮する指揮官は「疲労の取り方とか鍛え方とか学ぶことが多い」と大まじめに語った。

20日には所有する浦和所属の「リジン」がデビュー5連勝を達成した。由来は「理人」の音読み。母は初めて所有した「フォーシーム」で、「思い入れがあるから」と自身の名前から命名した。管理する水野調教師からは、人間と馬は科学的なトレーニング後の体の反応が同じだと教わったそうで、選手の育成にも反映させていきたいという。

日本での競走馬のトレーニングは進化の一途をたどっており、26日のGI・ジャパンカップに出走するイクイノックスはレーティング世界1位。佐々木朗らのリフレッシュ抹消を「放牧」と表現するなど、競馬と野球をこよなく愛する吉井監督ならではのサラブレッド式ロッテ強化策。果たして、ウマくいくか。

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ピッチクロックの来季導入は見送り、試合時間短縮へ「打者間30秒以内」徹底…オーナー会議で確認[報知]

プロ野球のオーナー会議が22日、都内で行われた。7月の同会議でオーナー側が検討を指示していた「ピッチクロック」(投球間隔の制限)の来季導入は見送られたが、試合時間短縮への取り組みとして、来季から「打者間30秒以内」を徹底することが確認された。

「打者間30秒以内」は、前の打者の打撃終了から次打者が打席で構えるまでを30秒以内とするもの。明文化はされていないが、目安として10年ほど前から各球団で申し合わせていた。今季は平均36.9秒かかっており、6.9秒オーバー。イニング間や投手交代などを除いた「打者間」は1試合平均55回あり、30秒以内の徹底で6.9秒×55=約6分20秒短縮できる計算だ。

今季からピッチクロックを導入し、走者なしで15秒、走者ありで20秒以内に投球することになったMLBでは、平均試合時間が24分短縮された。しかし、NPBの最近5年間の平均は、走者なしで10秒程度、走者ありでも18〜19秒程度と制限時間をクリアしており、導入しても効果は未知数。そのため、まずは明確にオーバーしている「打者間」がターゲットに。6分20秒短縮することで、3時間7分だった今季の平均試合時間が、当面の目標としている3時間以内に近づくことが期待される。

試合では審判の指導や登場曲の時間厳守(10秒以内)などで短縮を図る方針で、罰則はない。来季の状況などを参考にした上で、さらに25秒以内への短縮や罰則の導入なども検討する。

WBC導入でも対応は問題ない

今回のオーナー会議では、ピッチクロック導入の可否についての結論は見送られた。26年の次回WBCでは導入が確実視されるが、NPBの調査では19年のプレミア12、21年の東京五輪、今年のWBCで日本代表の投手は投球間隔の平均がいずれも規定以内。井原事務局長は、国内で導入しないままでも「対応は可能」との見通しを示した。

米大リーグのピッチクロック
時間短縮を目的に今季から導入された投球間の時間規定。無走者の場合はボールを受けてから15秒以内、走者ありの場合は20秒以内に投球動作に入らなければならず、打者は残り8秒までに打撃姿勢に入らなければならない。違反すると、投手は1ボール、打者は1ストライクが加算される。これにより延長戦を除く今季の試合時間は昨季の3時間4分から2時間40分と24分も短縮された。21年に390試合あった3時間半以上の試合は、わずか9試合に激減。来季は走者ありの場合、18秒にするプランも出ている。

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NPB、来季から「打者交代30秒以内」徹底へ、米「ピッチクロック」に代わる独自時短策[デイリー]

プロ野球12球団によるオーナー会議が22日、都内のホテルで開かれ、来季から試合時間短縮を目的に「打者交代30秒以内」を徹底することを決めた。投球間の時間制限「ピッチクロック」に代わるNPB独自の時間短縮策。議長を務めた西武・後藤高志オーナーは「野球の魅力向上を目的として徹底を図り、きびきびした試合の推進に取り組む」と意図を述べた。

阪神の38年ぶり日本一で、長いシーズンが幕を閉じた。WBCの世界一から始まった1年。野球人気の再燃が期待される中、オーナー会議では野球振興、裾野拡大を念頭に「打者交代30秒以内」の徹底を決めた。主目的は時間短縮。議長の西武・後藤オーナーが明かす。

「プロ野球の魅力を高めていくために、どうすれば試合時間を短縮できるか。色々な分析とシミュレーションを加えた結果として、まずは打席間隔の時短を実現していこうと」。

発端は7月10日のオーナー会議。MLBで既に導入されている投球間の時間制限「ピッチクロック」について検討を始めるよう、日本野球機構(NPB)事務局、実行委員会に指示した。NPBではゲームオペレーション委員会でデータを集めて分析。結果、同機構の井原敦事務局長は「過去5年間の投球間隔は、MLBの定めている秒数をほとんどクリアしている」とし、まずは打者交代における時間短縮が妥当と判断した。

今回の30秒以内徹底は、前打者の打席完了から次打者が打席に入るまでの時間。今季平均は36.9秒で、1試合平均の打者間は約55回。30秒を順守すれば6分19秒の短縮が見込まれる。1試合平均の試合時間が3時間7分で、同機構の井原敦事務局長は「今考えているのは3時間を切る、2時間50分〜3時間が、試合時間の一つ適正な目安かな」と述べた。

「30秒以内」は野球協約に明文化の規定はなく、10年前からある「アンリトンルール」で罰則もないが、来季は周知徹底し、順守して時間短縮を目指す。同局長は「実際に来季、やる内容はもう少し詰める」と前置きした上で、打席前のテーマ曲は10秒以内を順守、1アウトごとのボール回しの撤廃などが促進内容になりそうだ。

委員会で継続議論中だが、今策は3ステップで計画する。まず「1」で順守を徹底し、2軍戦では30秒を計るタイマーも設置。「2」でさらに25秒に短縮する。最終的に「3」で罰則を伴う適用を検討する。ピッチクロックの導入可否については現時点で結論は出していない。MLBに倣うだけではなく、NPB独自の短縮案で魅力向上を図る。

ピッチクロック
今季から大リーグで試合時間短縮を目標に導入された。
(1)投手がボールを受け取ってから走者がいない場合は15秒、走者がいる場合は20秒以内に投球動作に入らなければならない。違反すると1ボールとなる。
(2)打者は制限時間の残り8秒前までに打席に入って構えなければならない。違反すると1ストライクとなる。
導入により今季の延長戦を除く1試合平均時間はおよそ2時間40分となり、22年より24分、21年より30分短縮された。

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NPB、ハヤテ&新潟の来季参加を正式承認、井原事務局長「裾野拡大をさらに」[デイリー]

プロ野球の12球団オーナー会議が22日、都内で行われ、静岡市が本拠地の「ハヤテ223(ふじさん)」と「オイシックス新潟アルビレックスBC」の2球団が来季から拡大する2軍リーグに新規参加することも正式に承認された。

既に9月の同会議で参加は内定していたが、その後の準備状況なども順調と判断。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「特に大きな問題はない。裾野拡大をさらに進めていく」とし、この日の正式承認に至った。

両球団はこの日の承認を経て、選手と正式契約を結んでいく。来季は12球団が両球団の本拠地に出向き、1カード(3試合)以上を戦う日程を組む。

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プロ野球、来季から新たに30秒ルール導入へ、前打者と次打者の入れ替わりで時間短縮、スピードアップへ[デイリー]

プロ野球の12球団オーナー会議が22日、都内で行われ、来季は前打者から次打者へ移る際に30秒ルールを設定することが発表された。

議長を務めた西武・後藤オーナーは「MLBで導入された試合時間短縮策ですが、NPBは野球の魅力向上を目的として、まず打者間の30秒ルールの徹底を図る。きびきびとした試合の推進に取り組むこととなりました」と語った。

今季、NPBでは次打者が打席に入るまで平均36.9秒要したデータが出ており、NPBの井原事務局長は「スピードアップをやりましょうという話の中で」と30秒ルールを設定したと説明。今年は試合時間が平均3時間7分だったため、3時間を切るための方法だという。

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ロッテ“常勝軍団”へ必要な若手野手の成長、福浦コーチ「1年間戦える体力、メンタルがもっともっとつけば…」[BASEBALL KING]

ロッテはチームビジョンとして、常勝軍団になることを目標に掲げている。今季野手では安田尚憲、藤原恭大、山口航輝、佐藤都志也、茶谷健太、友杉篤輝、和田康士朗、小川龍成といった若手選手達が多くの時間を1軍で過ごした。“Vision2025”を実現させるためには、ここに名前の挙がった選手達をはじめ若手選手達が、1人でも多く”期待の若手を卒業“しなければならない。特に安田、藤原、山口の3人は、1日も早く一人前になってチームを引っ張る存在にならなければならないだろう。

花を咲かせるところまで、もう一歩のところまで来ている。安田は前半戦を終えた時点で打率.260、7本塁打、32打点で自身初となるオールスターにも出場したが、後半戦に失速。それでも、クライマックスシリーズ進出へ絶対に負けが許されないシーズン最終戦となった10月10日の楽天戦ではシーズン自己最多タイとなる第9号ソロを放てば、CSではソフトバンクとのファーストステージ第1戦で2安打2打点、3戦目には途中出場してサヨナラ打を含む2安打、オリックスとのファイナルステージでも第2戦に2安打3打点と勝負強さを発揮した。

良い形でシーズンを終えたが、この1年について「やれたところもありますし、課題も多く残ったシーズンにはなったので、悔しさはもちろんあるシーズンでした」と振り返った。

山口は練習試合、オープン戦で合計7本のアーチを描き、開幕前に目標に掲げていた30本塁打に期待がかかったが、今季の本塁打数は14本。「自分自身にとって情けないシーズンだったと思います」と悔しがった。

プロ5年目で初めて規定打席にも到達した。「1つの目標としてあったので、そこは達成できて良かったと思います。これだけ低い数字でも打席立たせてもらったので、監督、コーチ陣に感謝したいと思います」。打率.235、14本塁打、57打点という数字に全く満足していない。

藤原も春先に一時打率と安打数でリーグトップに立つなど好スタートを切り、5月17日に故障で離脱するも、復帰後も故障前と変わらずコンスタントに安打を放ち、故障前の5月6日ソフトバンク戦から故障復帰後の6月17日のDeNA戦にかけて12試合連続安打。

故障から復帰後も“1試合に1安打”安打を放ち、今季こそレギュラーを掴むかと思われたが、交流戦明けはなかなか思うようにいかなかった。試行錯誤した中で10月2日の西武戦からバットを変更し、6月のオリックス戦では2本の適時打を含む3安打2打点、クライマックス・シリーズでもオリックスとのCSファイナルステージ第4戦で山ア颯一郎から本塁打を放った。

ファームから指導してきた福浦和也コーチは安田、藤原、山口の3人の現状をどう見ているのだろうか−。

「本当に良かった月もあれば、悪かった月もある。そこを何とかコンスタントに。調子が悪い時を短く、調子が良い時を長く。1年間戦える体力、メンタルがもっともっとつけば1年間戦えると思います」。

彼ら3人だけでなく、ロッテの若手選手に共通しているのは、“短期間”では活躍するが、シーズン通して安定した活躍ができないこと。

その点についても福浦コーチは「試合に出ないと、体力もつかない。試合に出るということは調子が良いからずっと出られる訳であって、怪我したり、不調が長いとなると…。怪我をすることが1番ダメじゃないですかね、試合に出られなくなってしまうので、怪我をしない。尚且つ技術もそうですけど、メンタルもそうですし、しっかり準備して毎試合毎試合臨めるか、臨めないかそういうところだと思います」と説明した。

常勝軍団を目指す2025年まで、残された時間が少ない。安田、藤原、山口をはじめ、期待の若手野手陣が“期待の若手”を卒業し、不動のレギュラーとなり、成績でチームを引っ張るようにならなければ明るい未来が描けなくなる。来季こそ、“本物”のレギュラーになりたい。

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