ロッテの吉井理人監督(58)が26日、ますだおかだ・岡田圭右(55)とアンタッチャブル・柴田英嗣(48)が出演する文化放送「おかしば」にゲスト出演。佐々木朗希投手(22)について言及した。
22年にプロ野球史上最年少で完全試合を達成し「令和の怪物」と称される佐々木朗は、今季15試合に登板し7勝4敗。後半は左脇腹の肉離れなどに悩まされ未勝利でシーズンを終えた。
吉井監督は「毎シーズン終盤息切れしてしまっているので、1シーズンしっかりローテーションを守って欲しい」と期待を口にし、「そのために準備は進めていると思います」と見守る。
来季5年目の節目を迎える佐々木朗に対し、指揮官は「フルシーズンいかないとメジャー挑戦はきついかなと思う。来シーズンは中6日でいって欲しい」と鼓舞した。
期待の新人が有名アイスと同じ系譜でロッテ入りした。ロッテのドラフト1位、明大・上田希由翔(きゅうと)内野手(22)が26日、横浜市内にある新横浜プリンスホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高、年俸1600万円で契約した。「千葉ロッテマリーンズさんの一員としての自覚が少しずつ湧いてきた。しっかり頑張らなきゃいけないなという気持ちです」と気を引き締めた。
好きなロッテのアイスは、実家でよく父と一緒に食べたレディーボーデン。寮の冷蔵庫にも常備しており「隙があれば食べていました」と笑顔を見せた。実はレディーボーデンはかつて、明治乳業がライセンス契約をしていたが、94年にロッテとライセンス契約を結んだ過去を持つ。偶然にも同じ“明治”−ロッテの経歴となった。
目標の選手には明大(−日本ハム)−ロッテと同系譜の先輩・岡の名前を挙げた。東京6大学で通算74打点、歴代単独4位の記録を作った強打者の上田は「岡大海選手のように勝負強さだったり色んな対応力がある選手になりたい」とレベルアップを誓った。
未来の4番候補は「開幕1軍を目指して頑張りたい」。キュートな名前とは裏腹に、アイスのようにクールに1軍入りを狙う。
ロッテのドラフト1位、明大・上田希由翔(きゅうと)内野手(22)が26日、横浜市内にある新横浜プリンスホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高、年俸1600万円(金額はいずれも推定)で入団に内諾した。
明大で1年秋から4番に座り、4年間で83試合に出場。通算74打点は現役最多で、歴代単独4位の記録だ。3年時にはリーグ春夏連覇、明治神宮大会で優勝。4年時には主将としてチームを牽引し、春のリーグ制覇も果たした。未来の4番候補は「やっとプロ野球選手選手として千葉ロッテマリーンズさんの一員としての自覚が少しずつ湧いてきた。これからしっかり頑張らなきゃいけないなという気持ち」と気を引き締めた。
榎康弘アマスカウトディレクター部長(51)は「シュアなバッティングで、勝負強く、打点が稼げる選手。マリーンズの得点力アップに貢献してくれると期待している」と話した。
上田は現在、筋力アップなど体作りに励んでいる。技術面では「早いストレートに打ち負けないことと、インコースの対応を課題にやっていきたい」と語り、「いずれはタイトルを取れるような選手になりたい」と思い描いた。
好きなロッテのアイスは「レディーボーデン」。この日の会見では「寮の冷蔵庫に入れて隙があれば食べていた」という大好きなアイスに囲まれ、嬉しそうに頬張るなど、キュートな笑顔を見せた。
ロッテからドラフト1位で指名された明大・上田希由翔(きゅうと)内野手(22)が26日、横浜市の新横浜プリンスホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円で合意した。出身地の愛知・岡崎市は、江戸幕府を開いた徳川家康の生誕の地。東京六大学リーグで歴代4位の74打点を記録した左打ちのスラッガーは、平均寿命が人生50歳とされた時代に75歳まで生きた地元の英雄のように、「息の長い選手」を目指す。
采配を振るう大将のように、ロッテの旗を力強く掲げた。憧れてきたプロの世界への出陣。入団が決まった上田は、大いなる野望を抱いた。
「プロ野球選手、千葉ロッテマリーンズの一員として、自覚が湧いてきた。いずれは打撃でタイトルを取りたい」。
183センチ、96キロ。厚みのある体格を生かしたパワフルなスイングを武器に、明大で1年秋から4番を務めたスラッガーは、愛知・岡崎市出身。同市は天下統一を果たし、江戸幕府を開いた徳川家康の生誕の地として有名だ。「岡崎城(にある神社)に毎年、初詣に行っていますし、好きな武将は徳川家康です」と意識して育った。
徳川家康は人生50年とされた時代に75歳まで生きた。長寿としても知られており、「野球人としての寿命は短いので、どれだけ長くやれるかは大事。たくさんの方に応援される息の長い選手になりたい」。今でも愛される地元の英雄のように息の長い選手を目指す。
そのためには、プロの世界で活躍することが求められる。伝統の東京六大学リーグで歴代4位の通算74打点を記録した上田について、榎アマスカウトグループディレクターは「シュアな打撃で打点を稼げる。得点力アップに貢献してくれると思う」と期待する。現在は体づくりに励むほか、「早いストレートに打ち負けないこと、インコースの対応を課題にやっていきたい」と技術の向上も図る。
「もう1度ここからスイッチを入れてやっていく。開幕1軍を目指す」。岡崎が生んだスラッガーは、その打棒でプロの世界で天下≠取る。
上田の名前「希由翔」は「きゅうと」と読む。父・節二(せつじ)さん(53)は「(生まれたときに)本当に可愛かったんですよ」と実感を込めた。「可愛い」は英語で「cute(キュート)」。「その響きを名前にしたかった」と笑った。漢字の「希由翔」は、母・恭代(やすよ)さん(55)が考えたといい、「希望に向かって自由に羽ばたいて欲しい」という思いが込められている。
ロッテがドラフト1位で指名した明大の上田希由翔内野手(22)=183センチ、96キロ、右投げ左打ち=の入団が26日、決まった。神奈川県内で交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円で合意した。即戦力の中軸候補は「たくさんの方に応援される息の長い選手になりたい」と意気込んだ。
愛知・愛産大三河高から進んだ明大では、1年秋のリーグ戦から4番を務めた。榎康弘アマスカウトグループディレクターは「シュアな打撃で打点を稼げる。開幕からレギュラーとして出て欲しい」と期待する。本人は「いつか打撃でタイトルを取りたい。守備には自信がある訳ではないのでレベルアップしていきたい」と語った。(金額は推定)
ロッテからドラフト1位指名された明大・上田が26日、横浜市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円で合意。地元・愛知の英雄・徳川家康のような“長寿”を誓った。
「野球人として、どれだけ長くやれるかというのは大事なこと。たくさんの方に応援される息の長い選手になりたい」。
愛知県岡崎市出身。徳川家康が生まれた岡崎城は天守閣側に龍城神社があり「毎年初詣に行ったりしている」という身近な場所だ。好きな戦国武将も家康。人生50年とされた時代に75歳まで生き、天下統一した大将軍のように、プロでの長い活躍を目指す。
左打ちの強打の内野手で、明大では1年秋のリーグ戦から4番を務めた。主将としてもチームをけん引し、勝負強い打撃でリーグ戦3連覇に貢献。「開幕1軍。打撃の方が自信があるので、いずれは打撃でタイトルを獲りたい」と打者としての“天下獲り”を目標に掲げた。
好きなロッテ商品は高級アイスクリーム「レディーボーデン」。「実家にいた時に父が食べていて、自分も一緒に食べて好きになりました」。かつて明治乳業がライセンス生産していたが、現在はロッテが製造・販売しており、明治(明大)からロッテへと進む上田と重なる。
今季2位だったチームの最大の課題は得点力アップ。同席した榎康弘アマスカウトディレクターも「打点が稼げる選手」と期待。上田が期待通りに活躍すれば、ロッテの“天下統一”も近づいてくる。
ロッテからドラフト1位指名された明大・上田希由翔内野手(22)が26日、横浜市の新横浜プリンスホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高、年俸1600万円(金額は推定)で合意した。
会見に臨んだ上田は「やっと、プロ野球選手として、千葉ロッテマリーンズの一員としての自覚が少しずつ湧いてきたというか、こっから、しっかり頑張らなきゃいけないなという気持ちになりました」と心境を明かし、「期待していただいてるので、その期待にしっかり応えれる準備とアピールをできればなと思います。(明大の)先輩の岡大海選手のような勝負強さだったり、対応力がある選手になりたい。最初からいいスタート切れるとは思ってないんですけど、しっかり準備をして開幕1軍目指して頑張りたい」と意気込みを語った。
明大では1年秋から4番に座り、4年間でリーグ戦83試合に出場。打率.312、10本塁打に加えて歴代単独4位の74打点を挙げた勝負強い打撃を武器に3季連続優勝に貢献。会見に同席した榎康弘アマスカウトディレクターは「シュアな打撃で勝負強く、打点が稼げる選手なので、チームの得点力アップに貢献してくれると思う」と期待した。
ロッテにドラフト1位で指名された明大・上田希由翔(きゅうと)内野手が26日、新横浜プリンスホテルで契約金1億円プラス出来高、年俸1600万円で契約に合意した(金額は推定)。
183センチ96キロと恵まれた体格を生かし、大学では通算3割1分2厘、10本塁打、歴代単独4位となる74打点をマーク。3年春秋、4年春にはベストナインに輝いた左のスラッガーで、「期待をしてもらっているので、応えられる準備とアピールをしていきたい」と意気込んだ。
目指す選手像には明大の先輩・岡大海外野手を挙げ、「岡さんのような勝負強さとか対応力のある選手になりたい。CSの一塁からの走塁とか、野球観がすごい。僕も見習いたい」と身近な先輩から技術の吸収をしていく。内野手争いは激しいが、「しっかり準備して開幕1軍目指して頑張りたい。いずれはバッティングの方でタイトルがとれるように」と猛アピールを誓った。
ロッテのドラフト1位・上田希由翔内野手(22)=明大=が26日、横浜市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い、年俸1600万円(金額は推定)で合意。球界の徳川家康になると誓った。
愛知県岡崎市出身。好きな武将に「徳川家康です」と、三英傑の1人である郷土の武将を挙げた。「野球人として寿命は短い。どれだけ長く野球をやれるかが大事」。天下を取り、260年も続いた江戸幕府を築いた英雄のように、球界で長く輝き続ける。
愛知産大三河時代には46本塁打、明大では歴代4位の74打点を記録した大型スラッガー。引き締まった表情で会見の席に着くと、「千葉ロッテマリーンズの一員としての自覚が湧いてきた」とプロとしての覚悟を口にした。
会見に同席した榎アマスカウトディレクターからの「得点力アップに貢献してくれると思う」という期待に応えるべく、現在は体づくり中。「しっかり準備をして、開幕1軍を目指したい」と宣言した。
「やれたところもありますし、課題も多く残ったシーズンにはなったので、悔しさはもちろんあるシーズンでした」。
ロッテの安田尚憲は、2020年以来3年ぶりに規定打席に到達したものの、打率.238、9本塁打、43打点だった。
プロ5年目の昨季は前半戦を終えた時点で打率.247、2本塁打、15打点と物足りなさが残ったが、オールスター明けは打率.283、7本塁打、32打点と今季に期待の持てる内容で終えた。今年に入ってからも練習試合では打率.317(41−13)、1本塁打、4打点と、昨季からの良い流れを継続。開幕に向けてさらに勢いを加速させたいところだったが、オープン戦は打率.158(38−6)、1本塁打、4打点に終わった。
「なかなか実戦的な感覚で良くなっていかなかったので、そこでの焦りというのはあったんですけど、もう1度自分のバッティングフォームを見つめ直して、徐々に良くなっていたのかなと思います」。
自分の打撃を見つめ直し、状態を上げていった。安田の良い時は、左中間、右中間に打球が飛んでいる時。安田本人も「特にフライが出ている時よりも、ライナーが出ているときは状態が良い時だと思うので、その辺も意識しながら練習でやっています」と、4月22日のソフトバンク戦で大津亮介から放ったライトフェンス直撃の適時二塁打、4月26日の西武戦で隅田知一郎から打った左中間を破る二塁打はとても良かった。
4月終了時点の打率は.275で、5月に入ってからも、24日の西武戦、5−0の3回無死一、三塁の第2打席、今井達也が2ボール2ストライクから投じた5球目のアウトコース150キロストレートを逆らわず左中間ラグーン席に放り込んだ本塁打は良かった。
「あそこは狙って打った場面ではないんですけど、結果的にあそこに飛んでホームランになったというのは、すごく自分の中で収穫になった。今後もああいった打球が打てるように頑張っていけたらなと思います」。
5月31日の巨人戦では「打てるところは変わらずアタックしていく。積極的な気持ちを忘れずにやっていきたい」と、戸郷翔征が3ボール0ストライクから投じた4球目の145キロストレートを打ちにいきファウルになるも、3ボール2ストライクからの6球目の148キロをバックスクリーンに放り込んだ。
5月終了時点の打率は.282と上昇。前半戦の安田は好不調の波が小さく、安打が出なくても四球で出塁したり、犠牲フライを放つなど、最低限の役割を果たしていた。6月6日からのヤクルト3連戦は7打数0安打だったが、3試合で4つの四球を選び、犠牲フライを放った試合もあった。
「まだまだシーズンが長いので、できるだけ調子を維持できるように最低限に(不調が)抑えられるように頑張っていきたい。毎日が日々新たにという気持ちで挑めています」。
6月は月間打率.194と落ち込んだが、7月に入って復調。6日の西武戦では6−6の10回2死二、三塁の第5打席、佐々木健が1ボールから投じたツーシームをセンター前に弾き返すサヨナラ打。自身初となるオールスター出場も果たした。
オールスターでは「色んなバッター、先輩方と話ができましたし、リーグを代表する選手達が集まっていたので、たくさん勉強になりました。どの選手に聞いても自分の技術、感覚を確立している選手が多かったので、自分の中での感覚を大切にしないといけないと思います」と充実の時間になった。
「交流戦で少し苦しんだ部分がありましたけど、リーグ戦に再開して順調にいけていると思うので、ここからもう少しギアを上げて頑張れたらと思います」。
勝負の後半戦に突入した。
オールスター明けも7月23日のソフトバンク戦、3−3の10回2死満塁の第6打席、津森宥紀が1ボール1ストライクから投じた真ん中のスライダーをライト前に弾き返すサヨナラ打を放ち、26日の西武戦では2−5の8回2死一、三塁の第4打席、平井克典に対して2球で簡単に追い込まれるも、そこからボールを見極め6球目の146キロストレートを見送り四球を選んだ。
後半戦もさらなる活躍が期待された中で、8月の月間打率は.153、0本塁打、4打点と苦しんだ。
「8月は全然ダメなのでもう少し何とかしないとなと思います」。
ブロッソ―が途中加入し、8月は一塁で出場することが多くなった。慣れ親しんだ三塁から一塁での出場となったことも、打撃の状態に関係しているのだろうか−。
「僕はそこは関係ないと思っていますけど、シンプルに技術的な部分を改善しないといけないところがありましたし、その辺は8月苦しんだ部分かなと思います」。ポジションが変更になったことを言い訳することなく、技術不足だと自己分析した。
ただ苦しみながらも、積極的に初球から打ちに姿勢は変わらずに見られた。
「積極的にいくのはもちろん大事なんですけど、積極性の履き違いをなくして、打たなくていいボールは打たなくていいという感じでいきたいと思います」。
「8月は結果を残さないといけないという焦りがありつつ、打つべきボール、打たなくていいボール、何でもかんでも振っていたところがあるので、その辺は修正してやっていけたらなと思います」。
打撃フォームも8月30日の日本ハム戦からバットを担ぎ気味の構えに変わった。
「それは監督、コーチのアドバイスもあって担いで、構えてみようという話になりました」。8月30日の日本ハム戦では0−1の4回2死三塁の第2打席、ポンセが3ボール2ストライクから投じたカーブを早速ライト前に同点となる適時打を放ち、同日の9回の第4打席も打ち取られたが、田中正義のストレートを捉えたあたりの左飛だった。
「8月30日の日本ハム戦はいい感じで打てたので、この感じを継続してちょっとやっていこうかなという感じです」。
しかし、勝負の9月に入っても安田のバットからなかなか快音が響かない。「8月、9月は色々と調子も良くなかったので、コーチの方と話しながら色々試行錯誤していたんですけど、もう1回戻してみようということで前半の時に形に戻しました」と、打撃フォームを前半戦の打ち方に戻すなど試行錯誤。
「結果が出ていないので、焦りはもちろんありますし、打たなくていいボールを振っている部分もある。そこをアグレッシブにいく部分と、冷静にいく部分を持って向かっていきたいと思います」。
それでも、9月18日の西武戦では0−1の9回2死一塁の第4打席、クリスキーが投じた1ボールからの2球目の152キロをライト前に弾き返す貴重な同点適時打を放てば、9月19日のオリックス戦では守護神・平野佳寿が2ボール1ストライクから投じた4球目の外角148キロのストレートを左中間スタンドへ放り込んだ。
復調の兆しを見せた中で、特例2023で9月25日に1軍登録を抹消されたが、1軍復帰した10月3日の西武戦では復帰後初打席でセンター前に安打を放ち、第2、3打席は四球を選んだ。1−4の8回無死一塁の第4打席は、一併に倒れたが、捉えた痛烈な当たりだった。
そしてクライマックスシリーズ進出へ絶対に負けが許されないシーズン最終戦となった10月10日の楽天戦ではシーズン自己最多タイとなる第9号ソロを放てば、CSではソフトバンクとのファーストステージ第1戦で2安打2打点、3戦目には途中出場してサヨナラ打を含む2安打、オリックスとのファイナルステージでも第2戦に2安打3打点と勝負強さを発揮し、良い形で2023年を終えた。
改めてシーズンを振り返り、前半戦と後半戦で何か違ったことがあったのか訊くと、「8月くらいから調子を崩してそこからなかなか自分のスイング、メンタル的にもブレがあって調子を落として、8月、9月は勿体無いシーズンだった。そこを乗り切れるようにというのは今の課題です」と反省。
9月途中に打撃フォームを戻して復調し、CSでも良い働きを見せた。「福浦コーチとも話しながら8月9月は疲れもあったし、打てないというのもあったしで、体が固く、固めて構えるようになっているという話になって、自然体にペッパーというくらいの感じで構えようとなりました。そこからいい感じにスイングができていた。CSを含めていいスイングができたんじゃないかなと思います」と振り返った。
真のレギュラーになるためには“好不調の波”をいかに小さくするか−。そこは難しいのだろうか。
「簡単じゃないと思いますし、それができている選手が一流の選手。一瞬、良いとか1ヶ月良い選手はいると思うんですけど、それを1年間ずっとできる選手がいい選手なのかなと思います」。
安定した打撃をするために必要なことについて安田は「体の強さももちろんそうですけど、メンタルの強さ、メンタル的な切り替えの速さ、数字に左右されないというか、打率とかそういったところで左右されないメンタルのトレーニング、この1、2年ずっとやっているところではあるんですけど、そこでの切り替え方をうまくできたらなと思います」と分析する。
来季こそはバットでチームを引っ張るような存在になって欲しいところ。「チームを引っ張っていて、1年間トータルで結果を残して頑張っていけたらなと思っています」。
豪州でのウインターリーグ・シドニーに参加しているロッテ・中森俊介投手が、初勝利を挙げた。24日に行われたブリスベン戦に先発し、6回7奪三振無失点の投球を披露。力強い投球に「力強さ増した」「来季めちゃくちゃ期待」とファンも期待したくなる投球だった。
ロッテは中森のほか池田来翔内野手、森遼大朗投手、大隣憲司コーチを同チームに派遣しており、12月23日まで参加する。中森はこの日が2戦目で、前回の先発となったキャンベラ戦では、5回を投げて5奪三振も、失策も絡んで2失点(自責0)し、負け投手となっていた。
この日は、得意のチェンジアップも冴えて5回には3者連続三振を奪う快投だった。ウインターリーグ公式X(旧ツイッター)が動画を公開すると、「一気にブレークしそうだな」「逞しくなって戻ってきてください」「先発ローテで2桁お願いします」「無双しとる」とコメントが寄せられていた。
中森は来季が4年目。今季は1軍デビューし、13試合(2先発)に登板して3勝(2敗)をマークした。CSでも計3試合に登板して無失点の好投を披露。近年は減ったワインドアップのフォームから、150キロ前後の直球と、大きく変化するチェンジアップが武器だ。来季の飛躍に向けて、武者修行で鍛えぬく。