ロッテにも「大谷」が降臨した。ロッテは7日、新入団選手発表会を都内で行い、新人10選手が登壇した。
背番号「31」に決まったドラフト2位の独立リーグBC富山・大谷輝龍投手(23)は「ロッテの大谷に」と1年目から飛躍を誓った。アマチュア球界最速の159キロの直球と落差のあるフォークを武器に三振を取る。
吉井理人監督(58)も「マリーンズにも大谷が来てくれた」と期待を寄せる本格派右腕は「二刀流は無理ですけど、ピッチャーの成績だけでも勝ちたい」と意気込んだ。「1年間けがなく過ごして新人王とる」とルーキーイヤーの目標を掲げ、プロへの第1歩を踏み出した。
ロッテドラフト1位の明大・上田希由翔内野手(22)は「80安打、50打点」を目標に掲げた。7日、都内で行われた新入団選手発表会に登壇した。
1年目の目標を「80安打、50打点」と掲げ「持ち味はバッテイングなので、チャンスでの1本や率を残せるように。最低でも1年目はこの成績が残せるように日々努力していきます」と意気込んだ。
背番号は明大4年時につけていた「10」に決まった。「印象深い番号。(大学と)変わらないので明治のファンの方も引き連れてこれたら」と話した。
即戦力として期待される上田は「いち早く1軍のピッチャーに対応して、即戦力として使ってもらいたい。サードだけでなくファーストも外野も守れる準備をしている」とユーティリティープレーヤーを目指す。
ロッテの新入団選手発表会が7日、都内で行われ、新人10選手が登壇した。吉井理人監督(58)は「みんな1軍で活躍して欲しい。チャンスは必ず来ると思うので、思う存分マリーンズで暴れてください。頑張ってください」とエールを送った。
合わせて新人選手の背番号も発表された。
労働組合・日本プロ野球選手会は7日、大阪市内で定期大会を開き、保留制度について、日本野球機構(NPB)に対し「ゼロベース」からの話し合いを提案することを確認した。
会沢翼会長(35=広島)は「今ある制度をベースに手直しするやり方は限度がある。今の制度にダメだしをするのではなく、プラスな部分は残しながら交渉を続けていく」と説明した。
選手会は国内外とも一律登録6年でのFA権取得を求めていた(現状は国内7、8年、海外9年)。だが「投資の回収と戦力均衡」には保留制度が必要とする12球団側との乖離(かいり)は大きく、交渉は行き詰まっている。選手会としても、制度を全否定するものではない。「そもそも、必要なのか?」という点から考えることで、制度改革につなげたい考えだ。
来季からウエスタン・リーグに新規参加するハヤテ223は7日、入団が内定した29選手を発表した。
元NPBの選手が10人、含まれる。
投手では、元オリックス西浜勇星、元DeNA藤岡好明、元DeNA田中健二朗、元DeNA池谷蒼太。
捕手では、元ロッテ谷川唯人、元ソフトバンク居谷匠真。
内野手では、元DeNA倉本寿彦、元巨人折下光輝。
外野手では、元ロッテ西川僚祐、元ロッテ福田秀平。
また、群馬大医学部で今秋のドラフト候補に挙がっていた竹内奎人投手も入団が内定した。
ハヤテ223は、静岡市の清水庵原球場を本拠地とし、監督は元近鉄投手の赤堀元之氏(53)が務める。
ロッテは7日、友杉篤輝内野手(23)の背番号が「10」から「4」に変更になったと発表した。
プロ1年目の今季は開幕を1軍で迎え、64試合に出場し、打率2割5分4厘、47安打、9打点。球団を通じて「今年まで(藤岡)裕大さんがつけていた番号を来シーズンから自分がつけるということに関しては驚いていますが、新しい番号を背に今年学んだ経験を生かして、来シーズンは大きく飛躍できるように頑張りたいです。また背番号4は友杉と言われるようにこれから自分の番号にしていきたいと思います!新しい友杉を応援よろしくお願いします」とコメントした。
ロッテの新入団選手発表会が7日、東京・新宿区のロッテ本社で行われた。東京六大学リーグで歴代4位の74打点を記録したD1位の上田希由翔(明大)は「持ち味は打撃。1年目は最低でも80安打と50打点を目標にしたい」と決意を込めた。本職は三塁だが、打撃力を生かすために「一塁、外野も守れるように準備している」と気合十分だ。背番号は10に決定。球団では通算367打点の大松尚逸がつけた番号で「10番といえば上田といわれるように」と闘志を燃やした。
本家に負けない存在感を示す。ロッテの新入団選手発表会が7日、東京・新宿区のロッテ本社で行われ、最速159キロのドラフト2位・大谷輝龍(ひかる)投手(23)=日本海リーグ富山=が、同姓の大谷翔平投手(29)=エンゼルスからFA=に負けない活躍を誓った。
「二刀流は無理ですけど、大谷翔平選手にピッチャーの成績だけでも勝ちたいなと思う。ロッテの大谷≠ノなりたい」。
日本海リーグ富山では救援として活躍し、北陸の大谷さん≠フ異名を持つ。先発を担う二刀流右腕と役割は異なるが、最速159キロの直球が武器の本格派右腕で即戦力と期待される。日本ハム時代の大谷は通算85試合に登板し、42勝15敗、防御率2.52。意識してプロのマウンドに立つ。
壇上では隣に座った吉井理人監督(58)から早速、「大谷くんは大谷翔平に負けないように」とハッパをかけられ、「マリーンズにも大谷が来てくれました」と紹介された。日本ハム時代や3月のWBCで二刀流右腕を指導した吉井監督の予想外の言葉に、ルーキーは「うれしかったです」と頬を緩めた。
1年目の目標に新人王を掲げた右腕は「(大谷翔平選手の)人間性を尊敬している。野球にあそこまで真っ直ぐになれるのはすごい。僕もそこに近づけたら」。WBCでは大谷が言った「憧れるのをやめましょう」との合言葉が日本代表の世界一を後押しした。プロの世界で一歩を踏み出すロッテの大谷さん≠ェ憧れを超えていく。
労働組合・日本プロ野球選手会は7日、大阪市内で定期大会を開き、現行のフリーエージェント(FA)に代わる新たな制度の創設を目指し、日本野球機構(NPB)と12球団に交渉を求めていくことを決めた。
これまではFA権取得までの年数の短縮や、人的補償の廃止などを訴えてきた。会沢翼選手会長(広島)は「今の制度をベースに手直しするやり方は限度がある。ゼロベースで(新ルールを)設計し、それをたたき台にして交渉を続けていく」と話した。今月下旬のNPBとの事務折衝で、正式に提案する。
また、前楽天の安楽智大投手のハラスメント問題を受け、NPBが相談窓口の設置を決めたことについて、会沢会長は「何重にも色んなところの窓口があったらいい。この問題にはしっかりと向き合っていくという話もした」と語った。同会長は来季も続投することが決まった。
ロッテが7日、友杉篤輝内野手(23)の背番号を「10」から「4」に変更すると発表した。「4」は今季まで、5日の契約更改後に背番号が「7」に変わることを明かした藤岡裕大内野手(30)がつけていた番号。併用する形でともに遊撃を守った先輩の背番号を引き継ぐことになり、友杉は球団を通じて「今年まで(藤岡)裕大さんがつけていた番号を来シーズンから自分がつけるということに関しては驚いていますが、新しい番号を背に今年学んだ経験を生かして、来シーズンは大きく飛躍できるように頑張りたいです」とコメントした。
2023年に天理大からドラフト2位で入団。ルーキーイヤーの今季は開幕1軍を勝ち取り、シーズンの大半を1軍で過ごした。64試合の出場で打率.254、9打点、9盗塁を記録。オフは1年間を戦い抜くための体づくに力を注ぐ右打者は「背番号4は友杉と言われるようにこれから自分の番号にしていきたいと思います。新しい友杉を応援よろしくお願いします」と呼びかけた。
ロッテの2023年新入団選手発表会が7日、東京・新宿区のロッテ本社ビルで開かれ、吉井理人監督(58)がドラフト2位の最速159キロ右腕・大谷輝龍投手(23=日本海・富山)に“メジャーのススメ”を説いた。
ユニホーム姿の新人10選手(育成含む)と初対面した指揮官は「みんな野球選手なので、ユニホームが似合っててカッコいい。しっかり話してくれているので、頼もしい限り」と印象を語り、「自分の特長しっかり出せるように、自分のできることをしっかりとできるようになって来年2月のキャンプに来て欲しい」と要望。さらに「大谷君は大谷翔平に負けないように。マリーンズに大谷が来てくれました」と激励した。
プロ入り後も長く野球を続けることを希望する大谷が「シーズン中の食事だったり睡眠だったり、野球以外の部分でどういうことをしているのか教わりたい」と吉井監督に質問すると、指揮官は「たくさん食べてたくさん寝ることが基本ですけど、中身も大事なので。マリーンズには優秀な栄養士さんがいるので勉強して欲しい。あとは早くメジャーリーグに行くことですね」と回答。いきなり新人に米球界に進むことを勧め、会場の笑いを誘った。
エンゼルスからFAとなった同姓のスーパースターは右腕にとって憧れであり、目標とする存在。「二刀流はできないけど、いずれ投手の成績では超えたい」と力強く話した。
労働組合・日本プロ野球選手会は7日、大阪市内のホテルで定期大会を開催。現行のフリーエージェント(FA)に代わる新たな制度の創設を目指し、日本野球機構(NPB)と12球団に交渉を求めていくことを決めた。
権利取得期間を国内外ともに一律6年に短縮することや補償制度の廃止などを訴えてきたが、ここまで進展はない。来季留任が決まった会沢会長は「今ある制度をベースに手直しするというやり方は限度がある。(新ルールを)ゼロベースでつくり直すという発想も解決策。ゼロベースで設計し、それをたたき台にして交渉を続けていく。(NPBと)一緒に(新ルールを)つくり上げていくところがメーンになる」と説明。現行を手直しするのではなくNPBと共につくり直すことを求める方針に転換。今月下旬のNPBとの事務折衝で正式に提案する。
同会の森忠仁事務局長は「白紙というところから考えていきましょうと」と説明。「FAイコール移籍ではない。FAを取ったら移籍も残るも選択の1つ。選択する場を提供だと思っている。移籍が全てじゃない」と意義を強調した。
ロッテは7日、東京・新宿区のロッテ本社ビルで2023年新入団選手発表会を開き、新人10選手(育成契約含む)の背番号を発表した。ドラフト1位の上田希由翔内野手(明大)は「10」、同2位の大谷輝龍投手(日本海・富山)は「31」に決まった。
背番号「10」は今季は昨年のドラフト2位の友杉が付けていたが、この日「4」に変更されることが発表されていた。かつては08年に24本塁打を放った大松が背負った番号で、上田にとっては主将を務めた明大4年時に付けた慣れ親しんだ数字。「31」は今季は外野手の菅野が付けたが、「幕張のサブマリン」こと渡辺俊の背番号が01〜13年に付けた番号でもある。
他の新人の背番号は以下の通り。
ロッテは7日、来季から友杉篤輝内野手(23)の背番号を「10」から「4」に変更すると発表した。「4」は今季まで藤岡裕大内野手(30)が付けていたが、藤岡は5日の契約更改後に来季から「7」に変わることが発表されていた。
友杉は球団広報を通じ、「今年まで(藤岡)裕大さんがつけていた番号を来シーズンから自分がつけるということに関しては驚いていますが新しい番号を背に今年学んだ経験を活かして、来シーズンは大きく飛躍できるように頑張りたいです、また背番号4は友杉と言われるようにこれから自分の番号にしていきたいと思います!新しい友杉を応援宜しくお願いします」とコメントした。
ロッテの吉井理人監督(58)が7日、ドラフト2位の日本海L富山・大谷輝龍(ひかる)投手(23)に初対面でメジャー挑戦指令を下した。
都内で新入団選手発表会が行われ、吉井監督、新入団全10選手をはじめ、玉塚オーナー代行、高坂球団社長も出席。冒頭の挨拶で指揮官は「大谷くんは大谷翔平に負けないように頑張ってください。マリーンズにも大谷が来てくれました!」と早速、大谷イジりで会場を沸かせた。
息の長い選手になるためのアドバイスを求められると「たくさん食べてたくさん寝ること。あとは、早くメジャーリーグに行くことですね」と初対面からわずか30分で渡米を勧めるジョーク。将来的にはどの選手も米大リーグを目指すレベルになって欲しいという願いも含まれているが、吉井節全開で会場の笑いを誘った。
最速159キロで大きく落ちるフォークが武器の即戦力右腕。リリーフの一角として期待され「二刀流は無理だけど、ピッチャーの成績だけでも勝てるように。ロッテの大谷になれるように頑張りたい」と意気込み。最後は「後々はメジャーに行って活躍できるように」と、指揮官の暗示でその気にさせられていた。
ロッテの新入団選手発表会が7日、都内で行われ、新入団全10選手と玉塚オーナー代行、高坂球団社長、吉井理人監督が出席した。
会見ではドラフト2位の大谷輝龍(ひかる)投手(BC富山)が、息の長い選手になるために吉井監督へ「シーズン中の食事だったり睡眠だったり、野球以外の部分でどういうことをしているのか教わりたい」と質問した。
すると吉井監督は「たくさん食べてたくさん寝ることですね。中身も大事だけど、マリーンズには優秀な栄養士のお姉さんがいるので、そこで勉強して欲しい。あとは、はやくメジャーリーグに行くことですね」と入団からわずか30分で、ジョークを交えて渡米指令。メジャーで活躍する大谷翔平と同じ名字にかけて、会場を沸かせた。
ロッテの新入団選手発表会が7日、都内で行われ、全10選手の背番号が発表された。
ドラフト1位・上田希由翔(きゅうと)内野手(明大)は背番号「10」、同2位・太田輝龍投手(BC富山)は「31」、同3位・木村優人投手(霞ケ浦)は「53」、同4位・早坂響(おと)投手(幕張総合)は「59」、同5位・寺地隆成捕手(明徳義塾)は「65」となった。
また育成1位・武内涼太投手(星稜)は「133」、同2位・松石信八内野手(藤蔭)は「134」、同3位・高野光海外野手(BC富山)は「135」、同4位・藤田和樹外野手(延岡学園)は「136」、同5位・富山紘之進捕手(会津北嶺)は「137」となった。
ロッテのドラフト2位・大谷(日本海リーグ富山)が7日、新入団会見で“大谷翔平超え”を誓った。
会見中に吉井監督から「マリーンズにも大谷が来てくれました。大谷翔平に負けないように」とハッパをかけられた最速159キロ右腕。「後々はメジャーで活躍したい。二刀流は無理だけど、ピッチャーの成績だけでも勝ちたい。ロッテの“大谷”になりたい」と力強く宣言した。
日本プロ野球機構(NPB)は8日に第2回現役ドラフトを開催する。同日午後にオンラインで実施。非公開で行われ、移籍選手のみ発表される。
各球団が保留選手名簿の中から2人以上の対象選手をリストアップ。全球団が少なくとも1人は獲得し、1人は獲得される。最大2巡目まで指名が可能。今年から年俸5000万円以上1億円未満の選手を1人リストアップした場合、年俸5000万円未満の選手を追加しなければならなくなった。
初開催の昨年はソフトバンクから阪神に移籍した大竹、DeNAから中日に移籍した細川が新天地で活躍した。
来季からプロ野球2軍リーグに新規参入する「ハヤテ223」が7日、入団が内定した29人を発表した。
NPB経験者は10人で前ロッテの福田秀平外野手(34)や前DeNAの田中健二朗投手(34)、元DeNAで社会人・日本新薬に所属していた倉本寿彦内野手(32)らに加え、群馬大医学部で今秋ドラフト候補にも挙がった竹内奎人投手(24)も加わった。今後は外国人選手5人を含め、40人前後のチーム編成を目指す。
ロッテのドラフト2位・大谷輝龍投手(23)=日本海リーグ富山=が7日、入団会見に臨み、同席した吉井理人監督(59)から“大谷翔平超え指令”を受けた。
会見の冒頭では来季の目標として「1年間ケガなく、新人王取ります!」とパネルに記した。最速159キロの右腕は「ケガがないことが1番大事。長くプレーできるように、40歳くらいになってもずっとプレーできるように頑張りたい」と話した。
隣の席に座っていた指揮官へは「シーズン中の食事だったり、睡眠だったり、食事以外でどういうことをしてるのか教わりたい」と質問した。吉井監督は「たくさん食べてたくさん寝ること。あとは、早くメジャーリーグに行くことです」と即座に回答。「大谷」という名字にあやかり、スケールの大きい指令を出した。
さらに「大谷くんは大谷翔平に負けないように」とハッパもかけた指揮官。右腕は「二刀流は無理だけど、大谷翔平選手にピッチャーの成績だけでも勝ちたい。ロッテの“大谷”になりたいです」と意気込んだ。
ロッテの新入団会見が7日、東京都内のロッテ本社で行われ、新人選手10人が参加した。玉塚オーナー代行、高坂球団社長、吉井監督が同席。指揮官は「ようこそマリーンズへ。こんな顔で怖いかもしれないけど、怖くないと思うので存分マリーンズで暴れてください」とルーキー達に挨拶した。
ドラフト1位の上田希由翔内野手(22)=明大=は、1年目の目標として「80安打・50打点」とボードに記した。「持ち味はバッティング。1年目はこの成績を残せるように日々努力したい」と意気込んだ。
183センチ、96キロの大型内野手だ。明大では主に三塁を守っていたが「サードだけでなくファーストも外野も守れるようにやっている。すぐにいける準備をしていきたい」と話した。
労働組合・日本プロ野球選手会は7日、大阪市内で定期大会を開き、現行のフリーエージェント(FA)に代わる新たな制度の創設を目指し、日本野球機構(NPB)と12球団に交渉を求めていくことを決めた。
これまではFA権取得までの年数の短縮や、人的補償の廃止などを訴えてきた。会沢翼選手会長(広島)は「今の制度をベースに手直しするやり方は限度がある。ゼロベースで(新ルールを)設計し、それをたたき台にして交渉を続けていく」と話した。今月下旬のNPBとの事務折衝で、正式に提案する。同会長は来季も続投することが決まった。
ロッテは7日、東京都内のロッテ本社で育成を含む新入団10選手の記者会見を行い、ドラフト1位の上田希由翔内野手は「持ち味は打撃。1年目は最低でも80安打と50打点が目標。即戦力になりたい」と意気込みを語った。
労働組合・日本プロ野球選手会は7日、大阪市内で定期大会を開き、現行のフリーエージェント(FA)制度に代わる新たな移籍制度の設立を目指し、日本野球機構(NPB)と12球団に交渉していくこと決議した。会沢翼会長(広島)は「ゼロベースで考え直す発想も必要になる」と話した。
これまでプロ野球選手会は、FA権取得年数を国内、海外、大学社会人出身、高校出身の条件を問わず一律で6年に短縮を要望。人的や金銭による補償を、完全撤廃することなどを求めていた。今回の決議に、会沢会長は「スポーツを取り巻く環境が変化していく中で、今ある制度をベースに手直しするというやり方には限度があるのでは」とした。
今回の提案は、現行の制度を否定するものではなく、「選手にだけ有利な制度を目的にしたものではない。今の制度をダメだしするものでもない」と前置きした上で、具体案として「プラスな部分は残しながらプロ野球の未来を見て、選手会とNPB、それぞれゼロベースで設計し、それを叩き台にして交渉を続けていくという内容で今日の総会を終えました」と明かした。
来季からプロ野球2軍リーグに新規参入する「ハヤテ223」が7日、ロッテを戦力外となった福田秀平外野手、前DeNA・田中健二朗投手らの入団を発表した。
この日発表された29選手のうち、NPB経験者は計10人。前オリックス・西浜勇星投手、元DeNA・藤岡好明投手、前DeNA・池谷蒼太投手、前ロッテ・谷川唯人捕手、前ソフトバンク・居谷匠真捕手、前ロッテ・西川僚祐内野手、元巨人・折下光輝内野手、元DeNA・倉本寿彦内野手もメンバーに名を連ねた。
監督は近鉄などで活躍した赤堀元之氏。来年1月から本拠地の静岡県・清水庵原球場でキャンプを行う。
NPB2軍に参入するもう1つの球団、「オイシックス新潟アルビレックスBC」には前阪神・高山俊、前巨人・三上朋也投手、前広島・薮田和樹投手らの入団が発表されている。
プロ野球の選手会総会が7日、大阪府内のホテルで行われ、後輩へのパワーハラスメント行為で楽天を自由契約になった安楽智大投手の問題について話し合った。
会沢会長(広島)は「色んなところに窓口を作ろうという話がメイン。その中で話し合いをしながらやっていけたら」と語り、「球団に言えなかったら、選手会に言える窓口。選手会に言えなかったらNPBに。何重にも窓口があったらいい」と対策を口にした。
社会的にも大きな問題。「難しい問題という話が出た。しっかりとこの問題に向き合っていこうという話が出た」と語った。
ロッテ・石川慎吾外野手が6日、インスタグラムを更新。古巣の巨人選手達と食事したことを報告した。
石川は巨人・北村、湯浅、秋広と私服姿での集合写真を投稿。「みんなで食事 久しぶりに会った感じせんかったなぁ」とつづった。
ハッシュタグを付け、「まるちょ15分前到着」「湯浅飯のこと忘れてた」「秋広でかすぎ」「松原君には断られました」「また近々」と、ユーモアたっぷりに記述。その松原からは「ごめんな また誘ってな 笑」と返信があり、亀井コーチからは「全然誘われへんやん」のコメントも届いた。
ロッテの澤村拓一投手の“熱い言葉”が反響を呼んでいる。球団公式YouTubeが公開した映像。日米での豊富な経験を持つ35歳が、今のロッテに必要なことや「弱さと向き合う」ことを語る姿に、ファンは「澤村選手の考え方ってプロ野球選手じゃない自分にもすごい響くな…」「めちゃくちゃカッコいい。男としてリスペクトします」「熱い漢でほんとにかっこいい」と反応している。
坂本光士郎投手とともに、自主トレに出発するため成田空港に向かう車中に密着した映像で、澤村はシーズン終了後に選手らで食事会を行った際のエピソードを披露。「心技体どれが大事か。みんな技って言った。僕は心。挫折しているし、このまま終わっていくんだろうなと思っていた時期もあったので。プロだからもちろん技術はみんなある。ただこのチームに関しては、僕の意見は、心の部分が技術を引っ張っていかないとダメ。束なってくるから、必ず」と力説し、坂本も大きくうなずいた。
2010年ドラフト1位で巨人に入団。新人だった2011年から2桁勝利を挙げ、2016年には抑えとしてセーブ王に輝いた。しかし故障による低迷もあり2020年途中にロッテにトレード移籍。レッドソックスでの2年間を経て今季ロッテに復帰と、13年間のプロ生活で酸いも甘いも味わってきた。
だからこそ言葉には実感がこもる。「143試合やっていたら体きついな、今日グラウンド行きたくないなって日がある。中継ぎなんかは、打たれて次投げるときが怖い。これを怖いと言えるかどうか。怖いという弱さと向き合っているから怖いと言える。恥ずかしくも何んともない。それはそこに立った人間しか分からないので。その弱さと向き合う、そこから逃げない」と自らと向き合っている。
この動画は、公開から3日ほどで6万回再生を突破。「澤村さんって人間力の塊だね」「澤村が上司だったら人間的に成長できそう」「言葉1つ1つが心に響いてきました」「ロッテにこういう熱い先輩来てくれるの本当にありがたい」とファンの心を打った。
ロッテは7日、友杉篤輝内野手の背番号変更を発表。背番号「10」から来季は今季まで藤岡裕大内野手が着けていた「4」を背負うことが決まった。
友杉は球団を通じて「今年まで(藤岡)裕大さんがつけていた番号を来シーズンから自分がつけるということに関しては驚いていますが新しい番号を背に今年学んだ経験を活かして、来シーズンは大きく飛躍できるように頑張りたいです、また背番号4は友杉と言われるようにこれから自分の番号にしていきたいと思います!新しい友杉を応援宜しくお願いします」とコメントした。
ロッテのドラフト5位・寺地隆成(明徳義塾高)は、これから始まるプロ野球生活での将来の目標に“日本代表”入りを掲げた。
今年行われた『第31回 WBSC U−18ベースボールワールドカップ』ではU18の一員としてプレーし、「木製バットの方が打ちやすい感覚があったので、あんまり違いというのは感じなかったです」と木製バットにもしっかり順応。
打撃は、広角に強い打球を打つことができる。「自分のアピールポイントとして打撃なんですけど、やっぱり広角に打てるのは自分のアピールポイントの1つです」と話し、「それともう1つは率を残せるというのを自分の中で軸にしています。ホームランバッターというよりは、アベレージを残せるバッターだと思っています」と教えてくれた。
打撃フォームを見ると、どことなくソフトバンクの近藤健介に似ているようにも見える。近藤を参考にしているのだろうか−。
「参考にしているのは高橋由伸選手にしていますが、最近で言うと近藤選手の打撃の動画を見たりしています。目指すべきところは、近藤選手。率も残せてかつ、ホームランも打てるバッターを目指しています」。
また、守備では捕手だけなく、一塁や三塁など色々なポジションを守れる。「最初はキャッチャーでやっていきたいと思うんですけど、他のポジションでも守れるぞというところを1年目に見せていきたいと思います」。
プロの世界で活躍するために、「(打撃面でプロの投手は)球速も速いですし、落ちる系になると緩急の差が激しいと思うので、そこは柔軟に対応していかないと、今後は通用しないと思います。打撃力向上であったり守備も全然なので、しっかり自分の中でレベルアップしていきたいなと思います」と誓った。
ロッテのドラフト2位・大谷輝龍(富山)は、最速159キロを誇る本格派右腕だ。
富山で最速が7キロアップしたとのことだが、球速がアップした要因について訊くと、「色々あるんですけど、フォームの部分だと思っていて、元々自分のバランスがどこか分からないまま投げていた。その軸という部分、ここだなという軸を見つけて、土台になってどんどん球速が上がっていったと思います」と説明し、「トレーニングだったり、キャッチボールの意識だったり変えた部分があります。それがうまく重なって、球速に表れたのかなと思います」と続けた。
特に右打者の外角のストレート、左打者のインコースのストレートはかなり良い。大谷本人も「本当にその通りだと思いますね。そこのコースが得意というか、投げ方的にそこがうまくハマる部分だと思う」と自己分析し、その一方で「逆に反対方向のところ(左打者のアウトコース、右打者のインコース)をもっと磨いていかないといけないなと思います」と課題点も挙げた。
またロッテで話を聞いてみたい選手については、同じ速球派で最速165キロを誇る佐々木朗希の名前を挙げた。
「球速出るのはみんな分かっている。ただコントロールもいい。あのスピードでどうやってあそこまでコントロールしているのか、9回までスピード落ちずに160キロ近く投げている。そこら辺もどういった感じで投げているのか聞いてみたいですね」。
ドラフト2位で入団し、来季プロ1年目ではあるが、来年7月で24歳と即戦力としての活躍に期待がかかる。1年目の目標に「1年間怪我なく新人王」を掲げ、「怪我がないことが1番大事だと思って、長くプレーできるように40歳くらいになってもずっとプレーできるようにやっていきたいと思います」と意気込んだ。
「高校3年間で1度も内野手をしたことがないので、学ぶところしかないと思っています。そこはしっかり学んでいきたいと思います」。
ロッテ育成2位・松石信八(藤蔭高)は、藤蔭高校時代は投手だったが、プロで初めて内野に挑戦する。
打撃の特徴について「足を活かした打撃というか、小技もそうなんですけど、塁に出たら盗塁して足を活かしていきたい。率を上げて、いつも塁にいるような選手になりたいと思います」と話す。
木製バットの対応に関しては「練習で木製バットでやっているんですけど、全然違うなという感覚はないのでそこはプラスに考えて、プロのピッチャーに対応できるようにやっていきたいなと思います」と、練習の段階では特に違和感なくバットを振れているとのことだ。
目指す選手像は「走攻守三拍子の揃った選手」を掲げ、「守備と走塁は小坂誠コーチのようなスピードのある選手になりたいと思います」と意気込んだ。
来年1月には新人合同自主トレが始まる。新人合同自主トレが始まるまで、「自主トレで目立ちたいので、今は自主トレで動ける体づくりをやっている。引退してずっとショートとか野手で練習しているので、動けるようにやっていきたいと思います」と、初日からアピールできるように準備をしていく。