わたしはかもめ2023年鴎の便り(12月)

便

12月12日

[ロッテ]先発転向で8勝の西野勇士「維持しようなんて思っていない」オフは本拠地で自主トレ[ニッカン]

ロッテ西野勇士投手(32)は通常運転から、進化を追い求める。「どこでもやることは99パーセントぐらい変わらない」と今オフはプロ入り後初めて、海外などへは行かずZOZOマリンで自主トレを行うことを明かした。11月に米国のトレーニング施設「ドライブライン」のスタッフが来日。現在はそこで行った動作解析を元にフォームの修正を加えながらトレーニングに励んでいる。

今季は先発に転向し6年ぶりに開幕ローテーション入りするなど18試合に登板し8勝5敗、防御率2.69と活躍したが、「維持しようなんて思っていない。より良くなりたいっていう気持ちの方がやっぱり強いので、もっと球の質だったり、球速だったり全体的にレベルアップしていきたい」と現状に満足せず、さらなる高みを目指す。

体重はキャンプインまでに2キロの増量を試みるが、基本的なことは変えないのが西野スタイル。「毎年そうなんですけど、やることはあまり変わらない」。来季もブレずに、レベルアップする。

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ロッテ移籍の愛斗、新天地の先輩から「雰囲気変えて欲しい」に思い新た[スポニチ]

現役ドラフトで西武からロッテ移籍が決まった愛斗が、荷物整理のために西武球団施設を訪れた。

チームメート、特に後輩達から「寂しいです」など多くの連絡をもらい「可愛がっていて良かった。(気持ちは)全然、切り替わっています」と笑顔。

新天地の根元内野守備兼走塁コーチは母校・花咲徳栄の先輩。「ロッテには愛斗みたいな選手はいない。雰囲気を変えてほしい」と言われたといい、思いを新たにしていた。

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ロッテ・西野「より良くなりたい気持ちが強い」、来季2桁勝利へフォーム修正&肉体改造[スポニチ]

ロッテの西野が11月に国内で、米トレーニング施設ドライブラインのスタッフに動作解析を受け、投球フォームの修正と肉体改造に着手した。

先発再転向した今季は、肩の不安で登板間隔を空けることが続いた。フォーム修正で肩への負担を軽減し、同時に球質の向上、さらに体重増で球威アップを狙う。

「維持しようとは思っていない。より良くなりたい気持ちが強い」と自身初の2桁勝利が目標。今オフはZOZOマリンに腰を据えて自主トレを行う。

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ロッテ西野、初の2桁勝利へ、フォーム修正&体重増「より良くなりたい」[スポニチ]

ロッテの西野勇士投手(32)が12日、ZOZOマリンスタジアムでの自主練習後に取材に応じ、来季の目標として掲げる「中6日」での登板を実現すために、すでに動き出していることを明かした。

右肘手術から完全復活し、先発に再転向した今季は8勝5敗、防御率2.69の好成績。ただ、中6日での登板は1度だけで、間隔を空けての登板が続いたことで18試合の登板にとどまった。

昨年は米アリゾナのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で自主トレを行ったが、今年は11月に国内で「ドライブライン」の動作解析を受け、来季への課題を明確にしたという。

肩への不安が間隔を空けることを余儀なくされた要因となったが、動作解析によりフォームが一因となっていることが判明。より肩への負担が軽減されるフォームにすれば、登板後の回復を早めることも可能で、同時に球質の向上も狙う。

「維持しようなんて思ってないというか、より良くなりたいという気持ちの方が強いので、もっと球の質だったり、球速だったり、全体的なレベルアップができれば」。

ストレングス系の解析から体重増も進めている。「理想というか、今の段階で言うと、2キロぐらい上げると、さらに良くなるという結果が出たので」と説明。現在は92キロだが、「2週間で500グラムずつ増やすと、キャンプまでに94キロになるので、そのまま維持していけたら」と話した。

年間を通じて中6日での登板がキープできれば、2桁勝利は見えてくる。今オフはキャンプインまでZOZOマリンで自主トレを行う予定。「暖かいところでやりたい気持ちもあるけど、場所が変わっても、やることは同じなので」と西野。ホームに腰を据えて練習に取り組む。

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プロ野球最強将棋王「球王」は誰の手に!?巨人・丸、ロッテ・安田ら参戦!![スポニチ]

プロ野球選手の将棋最強王こと「球王」のタイトルをかけて戦う「勘定奉行クラウド杯 球王決定戦2023」(主催:スポーツニッポン新聞社、囲碁将棋チャンネル、特別協賛:勘定奉行クラウド、協賛:ファミリー劇場)が12月21日に開催される。

対局の模様は21日17時〜21時、囲碁将棋チャンネルで生放送。YouTube「囲碁将棋プラス」でも生配信する。

今年も日本プロ野球選手会の全面協力のもと、豪華選手が出場する。昨年「球王」を獲得したロッテ・安田尚憲内野手(24)、巨人・丸佳浩外野手(34)、日本ハム・田中瑛斗投手(24)、中日・松山晋也投手(23)、西武・長谷川信哉内野手(21)がエントリー。「球王」のタイトルをかけて熱い戦いが繰り広げられる。

解説陣も豪華棋士が顔をそろえる。渡辺明九段(39)と室谷由紀女流(30)の出演が決定している。

前半はプロ野球選手の総当たりリーグ戦、後半はリーグ戦の優勝者「球王」が渡辺九段に挑む。

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現役ドラフトでロッテに移籍の西武・愛斗、後輩から多くの惜別メッセージ「後輩を可愛がって良かった」[スポニチ]

8日の現役ドラフトでロッテへの移籍が決まった西武・愛斗外野手が12日、荷物整理のために所沢市の球団施設を訪れた。

指名から4日が経ち「(気持ちは)全然、切り替わっています」と明るい表情。西武のチームメート、特に後輩からは「寂しいです」など多くの連絡をもらったといい「後輩を可愛がって良かった」と笑顔で話した。ロッテでも積極的にコミュニケーションを取ってチームに溶け込む。

ロッテ・根元俊一コーチは母校・花咲徳栄の先輩。連絡を取った際には「ロッテには愛斗みたいな選手はいない。雰囲気を変えて欲しい」と言われたといい、新天地への思いを新たにしていた。

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ロッテ・東妻勇輔「1年通して安定して投げられなかった」と悔やむ。来季は「今年よりもチームのためになる数字を」[BASEBALL KING]

「最初の方と中盤はそれなりにチームのために投げられていたと思うんですけど、後半は失速して大事なところで投げられなかったり、いいところで抑えられなかった。1年通して安定して投げられなかったのは不甲斐なかったかなと思います」。

ロッテの東妻勇輔は今季、シーズン自己最多登板を果たした21年の37試合に次ぐ、36試合に登板し、シーズン自己最多の11ホールド、防御率2.91の成績を残したが、満足しなかった。

◇開幕2軍スタート

シーズンオフは、「3年もお世話になって、そろそろ独り立ちというか、お世話になっていてばかりではダメだなと思ったので今年は1人で考えながらやってみようというところです」と、森唯斗(現DeNA)が行う自主トレには参加せず、1人でロッテ浦和球場を中心に新シーズンに向けたトレーニングに励んだ。

2月の春季キャンプ中に行われた楽天モンキーズとの国際交流試合で1回を無失点に抑え、沖縄本島、高知遠征での練習試合メンバーにも選ばれた。「自分の持ち味を出せるだけ出せればと思っています」と意気込んでいたが、4試合に登板し3試合で失点。2月26日の西武との練習試合での登板を最後に、ファームで調整することになった。

「指のかかりが悪かったので、色々練習方法を探しながら、自分に合ったものを模索していた。それが見つかってからは、すごいボールのかかりも良くなって、2軍でしっかりいい練習ができていたと思いますね」。

ファームでは9試合・8イニングを投げて、防御率0.00。イニング頭からの1イニングだけでなく、ワンポイントやロングリリーフなど様々な役割をこなした。

「それができないと勝負にならないと思います。ストライクゾーンに投げた時にバッターが振ってこなかったらストライク、振られたらヒットとなりかねない。自分優位で進められるように最低限できるようにしておかないと、と思っていました」。

ファームではストライク先行の投球で、与四球はわずかに1。2月の練習試合で引っ掛け気味だったスライダーもしっかりと制球されていた。

「体のキレが出てきたからストライクゾーンに投げられるようになったのかなと。体がキレていないと、腕だけでいこうとしてひっかけていたんですけど、今は体がついてきているので、ゾーンで投げられているのかなと思います」。

5月5日に今季初昇格を果たすと、同日のソフトバンク戦、0−0の10回にマウンドに上がり、先頭の川瀬晃を遊ゴロ、続くガルビスを右飛に打ち取り、簡単に2死とする。甲斐拓也にセンター前に運ばれたが、中村晃を134キロの変化球で空振り三振。2イニング目となった11回は周東佑京、柳田悠岐から三振を仕留めるなど、3人で片付けた。

続く5月9日の西武戦では、6−2の9回に登板し、3番・外崎修汰から始まる打順も三者三振で試合を締めた。今季初登板から3試合連続で無失点に抑えたが、5月21日の楽天戦で今季初失点すると、続く5月27日のソフトバンク戦では5−5の12回に登板するも、柳田に適時打を浴びサヨナラ負け。それでも、5月31日の巨人戦から6月15日の中日戦にかけて8試合連続無失点。柳田にサヨナラ打を浴びたのを最後に、8試合連続無失点中は、1本も安打を打たれなかった。

「ソフトバンク戦、言い方を変えれば、1イニングで1失点してしまっただけという考え方にしています。その前の楽天戦でも1失点していると思うんですけど、延長だったらと考えたら、結局それでサヨナラ負けを食らっているワケなので。“延長だから抑えられて良かったね”とかではなくて、どの場面でいっても1点取られたら1点取られたで、それで試合が勝ったとしてもピッチャーとしてはすごい嫌な感じが残りますし、ランナー3人出してもゼロだとしたら、いいピッチングになる。全ては結果だと思う。内容も大事だと思うんですけど、僕は結果、ゼロというのを求めてずっとやっていきたいと思います」。失点したことや走者を出したことを引きずることなく、マウンドに上がったら“結果”、ゼロに抑えることだけをとにかくこだわった。

「普通ピッチャーは点を取られるのが嫌じゃないですか。ただそれを場面とかで考えたら、萎縮したり、何点差開いて、ここで点を取られたら雰囲気が悪くなるなとか、そういう考えも出てくると思う。そんなことを考えていたら、そういう時ほど点を取られる。そういったことを考えないように、1点は1点という解釈の仕方に変えただけですね」。

なぜ、このような考え方に変わったのだろうか−。

「5年目に入って1点というのを大切さも分かってきましたし、負け、勝ちとかの重みも分かってきた。慣れてきたところで、怖さが出てくるんですよ。ここで1点取られたら負け、ここで打たれると雰囲気が悪くなる。プロに入って余計に流れとかが分かるようになって考えだしてしまった。それを考えると悪い方にいってしまう。そういう考え方の意識で、厳しく入らなきゃというのはあると思うんですけど、悪い方に傾く、緊張して足が動かなくなる、そういう風に向かうのが嫌なので、逆にもっとラフに考えようという感じです。切り替えたと言ったら気持ちの中での切り替えだけですね」。

点を取られた次の日も新たな気持ちで迎える。

「長いシーズン戦うのに0で行くというのにこだわっていますけど、昨日の失点を引きずると次に影響してくるので、そこは引っ張らないようにしています」。

6月18日のDeNA戦、続く23日の日本ハム戦で2試合連続失点したが、24日の日本ハム戦から7月26日の西武戦にかけて9試合連続無失点に抑えた。7月は10試合・8回1/3を投げ、防御率1.08も、8月は6試合・5回1/3を投げ、防御率5.06。8月24日に1軍登録抹消された。

「出力が落ちているなと思ったので、出力を戻すにはどうすればいいか考えながら、自分でもちょっと答えが見つからないままでした。何から手をつければいいか分からなかったんですけど、とりあえず体を休めてからウエイトトレーニングなり、筋力を戻すというのを主にやりました」と、ファームで過ごした日々を振り返る。

9月24日に特例2023の代替指名選手で昇格すると、同日のソフトバンク戦は1回を無失点に抑えたが、翌25日のソフトバンク戦で2失点し1軍登録を抹消。10月3日に再び昇格すると「個人的な活躍というよりもチームが良い位置にいれているので、最後までチームのためにどんな場面であれ腕が振れれば、自分の中では幸せだなと思うので、そこで腕を振りたい」と、3日の西武戦、そして6日のオリックス戦とテンポよく3人で完璧救援。クライマックスシリーズでもソフトバンクとのCSファーストステージで1試合、オリックスとのファイナルステージに3試合登板した。

◇来季に向けて

今季は36試合に登板したが、今季も開幕から1軍で投げることが叶わなかった。シーズン通して1軍で投げるために必要なことについて「体力面もあるとは思うんですけど、自分的には体力面よりも技術面なのかなという風に思っています」と話す。

「体力がへばってきて落ちてきたというよりかは、同じことを続けられなかった。変化球の安定感だったり、真っ直ぐの安定感というところが1年間安定していなかったので、そこは体力というより技術の問題かなと思うので、それを毎回同じ動き、同じボールの動き方で投げられるようにするというのが次の課題かなと思います」。

秋季練習でアナリスト、コーチ陣と話し合い、“クイックで投げた時の平均球速を強くする、“左打者に食い込むボールを作る”、“フォークの安定感を増す”の3つを重点的にシーズンオフの自主トレで取り組むと決めた。

また、シーズン中は失点しても引きづらないと話していたが、そこはシーズン通して貫けたのだろうか−。

「投げる時に次に引きづらないようにしていたんですけど、そこもメンタルの波が少しはあったのかなと。後半、自信がなくなっちゃったのかなと思ったので、最後まで自信を持って投げられたら結果はもっと変わっていたのかなと思うので、そこですね。(50試合登板を)やりたいという目標は掲げていましたけど、最後までできなかったというのが本音ですね」。

自信を持って投げるために「安定感ですね。同じようにいっていれば、自分の強みだったりが自信になっていたと思う。勝負ができるという自信があったと思うんですけど、そこが落ちてきたことによって、他のボールでケアしなきゃと思った時点で自信がなくなっていると思うので、そこはできていなかったのかなと思います」と話した。

「不甲斐ないこともないとは思うんですけど、自分の中でもっとできたと思うシーズンだったので、具体的な数字を挙げるのはアレなんですけど、今年よりもチームのためになる数字をあげていければと思いますね」。来季こそ自身初となる開幕1軍を掴み、シーズン通して1軍で貢献したい。

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