わたしはかもめ2023年鴎の便り(12月)

便

12月18日

[ロッテ]ドラ1上田希由翔「家康公のように長くプロで」最初のパフォはボルト弓矢ポーズに決定[ニッカン]

スタートの地で決意を新たにした。ロッテのドラフト1位、明大・上田希由翔(きゅうと)内野手(22)が地元の愛知・岡崎市を訪問。母校である愛知産大三河で講演を行い、後輩達と交流した。

本塁打パフォーマンスで何をしたいか、との質問には「何も考えてなかったので、プロ1号はここで決めたやつにしよう」と提案。陸上界のスター、ウサイン・ボルトのライトニング・ポーズがいいという生徒からのリクエストを快諾し、実演した。

また打席での登場曲については「東海オンエアさんのを使えればなと思っている」と、同市に拠点を置くYouTuberグループの曲を希望。地元愛を見せた。その後は岡崎市役所の中根康浩市長を表敬訪問した。岡崎市といえば徳川家康生誕の地。前夜17日にはNHK大河ドラマ「どうする家康」が最終回を迎えた。「活躍することが1番の地元への恩返し。家康公のように長くプロで活躍できれば」と志を高く持った。

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[ロッテ]友杉篤輝ら4選手が特別支援学校で野球体験型授業、10番ユニ姿は「今日が最後かも」[ニッカン]

ショートからコンバート陣を支える。ロッテ友杉篤輝内野手(23)が18日、鈴木昭汰投手(25)横山陸人投手(22)金田優太内野手(18)とともに千葉・我孫子市の湖北特別支援学校を訪問。高等部151人に野球体験型授業を実施した。

体を動かす楽しみを味わってもらう「パラ支援プロジェクト」の一環。4人はキャッチボールや打撃実演などを行った。友杉は「楽しんでもらえてたと思うんで、こっちもうれしい」と振り返った。

来季は“藤岡超え”で遊撃の定位置取りに燃えていたが、吉井監督が内野陣のコンバートを示唆。藤岡は二塁へ、二塁の中村奨が三塁へと、配置転換される見込みとなった。「僕が一層、頑張らないと、そのシャッフルが成り立たない。結果を出さないとまた藤岡さんがショートになると思いますし。ショートで勝負するんですけど、セカンドやサードの人にも負けないようにやっていかないといけない」。自身にポジション変更はないが、茶谷らと競って守備の要からもり立てる覚悟だ。

1年目の今季は64試合に出場した。「今年は3試合に1回くらいのペースだった。それをどんどんフル(出場)に近づけるように。このオフしっかり頑張りたい」。来季は背番号も「4」に変わる。10番のユニホーム姿は「今日が最後かもしれないです」と笑った。

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ロッテ・鈴木昭汰、横山陸人らが特別支援学校で交流、「野球に興味を持ってもらえたらいい」[サンスポ]

ロッテ・鈴木昭汰投手(25)、横山陸人投手(22)、友杉篤輝内野手(23)、金田優太内野手(18)が18日、社会貢献活動プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の1つである「パラ支援プロジェクト」の一環で、千葉・我孫子市の湖北特別支援学校を訪問。高等部151人を対象に野球体験型授業を実施した。

横山は「僕達も楽しかったですし、生徒の皆さんも僕たちとの時間を楽しんでいただけていたら嬉しいです。今日をきっかけに野球に興味を持ってもらったり、マリーンズを好きになってもらえたらいいなと思います。またこういった機会があればぜひ参加したいと思います」とコメントした。

「パラ支援プロジェクト」では、千葉県内の特別支援学校への訪問や球場への招待を実施。千葉ロッテマリーンズが提供する「野球」や「ダンス」に特化したコンテンツで児童、生徒に体を動かす楽しみや喜びを味わってもらうことを目的としている。藤原、山口、松川、小川が千葉・流山市の千葉県立特別支援学校流山高等学園を訪問した12月4日が初の学校訪問で、今回が2回目となる。

「MARINES LINKS」はマリーンズの選手が中心となって行う社会貢献活動を球団がパートナー企業とともにサポートするプロジェクト。「MARINES LINKS」というネーミングにはマリーンズの選手を中心にファン、地域住民、行政機関、パートナー企業などの千葉ロッテマリーンズに関係する人々全員を「LINK(リンク、つなげるという意味)」という思いが込められている。

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ロッテ1位・上田、「岡崎の顔」になる!母校で講演「家康公のように長く活躍できるように」[スポニチ]

ロッテにドラフト1位で入団した上田希由翔(きゅうと)内野手(22=明大)が18日、故郷の愛知県岡崎市に帰郷し、母校の愛知産大三河と岡崎市役所を訪れた。地元の熱い期待や応援に触れ、同地出身の徳川家康公のように長く第一線で活躍し、周囲にも愛される「岡崎の顔」になることを誓った。

約半年ぶりの里帰りで懐かしい空気に触れつつ、上田は地元の期待を改めて感じ取った。午前中は母校で人生初の講演会を行い「夢の実現に向かっての目標設定」をテーマに後輩へ熱く説いた。

タジタジとなったのが質問コーナーだ。公式戦初アーチを打った際のポーズを問われ「何も考えていないけど…。第1号は決めたやつにしようか」。すると生徒は陸上男子100メートルの世界記録保持者ウサイン・ボルト(ジャマイカ)の決めポーズをリクエスト。「では打った時に」と約束し、大拍手を浴びた。

打席に向かう際の登場曲を聞かれると「地元を推したい」と岡崎市に拠点を置く人気ユーチューバー「東海オンエア」の曲を使えればと明かした。地元愛に満ちた発言だった。

400年以上、市民の心に残る徳川家康への憧れも強い。「家康公のように、長い期間を経て活躍できる人になりたい。自分も長くプロ野球選手として活躍できれば」。岡崎を主に舞台としたNHK大河ドラマ「どうする家康」は17日に最終回を迎え終了。岡崎が熱く盛り上がった1年が終わったが、今度は明大で1年秋から4番を打ち、東京六大学歴代4位の通算74打点した上田が熱くさせる番だ。内野陣が総シャッフルされる来季は、一、三塁で安田、中村奨らとのレギュラー争いが待つ。「活躍して結果を残すことが1番の恩返しになる。頑張らないと、と改めて感じました」と誓った。

町が結ぶ不思議な縁もある。キャンプ地の沖縄・石垣島は、岡崎市と親善都市として提携。高校時代には修学旅行で足を運んだ。表敬訪問を受けた中根康浩市長は、石垣島キャンプや公式戦への応援ツアーにも意欲を示したという。家康公と同じく、地元を愛し、周囲に愛される上田が「希由翔=キュート」な野球人生に挑戦する。

岡崎市
愛知県のほぼ中央部に位置し、徳川家康が生誕した岡崎城の城下町として発展。江戸時代には東海道屈指の宿場町として栄えた。県庁所在地の名古屋市とは約35キロ、電車で30分ほどの距離にあり、岡崎城の他にも大樹寺、伊賀八幡宮など家康ゆかりの歴史的建造物が残る。八丁味噌発祥の地としても有名。人口約38万人。主な球界の出身者は近藤貞雄(中日など)、大宮龍男(日本ハムなど)、DeNA・伊藤ら。
どうする家康
NHK大河ドラマ第62作目として放送し、江戸幕府初代将軍・徳川家康の生涯を描いた。原案・脚本を古沢良太氏、主演を松本潤が務め、他に家康の正室・瀬名役で有村架純、織田信長役で岡田准一らが出演。史実の範囲内で従来の家康像を破る新解釈や、デジタル技術「バーチャルプロダクション」を導入した撮影方法を用いるなど新たな試みに挑戦。全48話の平均視聴率は11.2%で、17日に最終回を迎えた。

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ロッテ・友杉、遊撃レギュラー獲りへドラ1・上田もライバル「先輩でも新人でもどの選手にも負けたくない」[スポニチ]

ロッテの友杉と鈴木、横山、金田の4選手は「パラ支援プロジェクト」の一環として千葉県内の特別支援学校で野球教室を行った。

友杉は今季遊撃では52試合の出場で、来季は正遊撃手候補に期待されるが、明大から入団する上田も内野のライバルとなる。「先輩でも新人でもどの選手にも負けたくない。周りがどうこうより、まず僕が頑張って誰よりも結果を出したい」と意気込んでいた。

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ロッテ友杉、2年目の来季は「遊撃フル出場」へ気合込める、パラ支援プロジェクト参加[スポニチ]

ロッテは18日午前、「パラ支援プロジェクト」の一環として、鈴木昭汰投手(25)横山陸人投手(22)友杉篤輝内野手(23)金田優太内野手(19)が千葉県我孫子市の湖北特別支援学校を訪問し、高等部151人を対象に野球体験型授業を実施した。

「パラ支援プロジェクト」は県内の特別支援学校へ訪問または球場への招待を実施しつつ、ロッテが提供する「野球」や「ダンス」に特化したコンテンツで児童に体を動かす楽しみを味わってもらうことを目的としており、今月4日に続き2回目となる。

4選手は約1時間半、同校生徒とキャッチボールや打撃を指導しながら、笑顔で触れあった。プロ1年目のシーズンを終えた友杉は「生徒の皆さんも楽しんでもらえたと思うし、こちらもすごく嬉しい気持ちになりました」と話した。

来季から背番号が「10」から藤岡裕大内野手(30)がつけていた「4」に変わる。同時に吉井監督は内野陣シャッフルをぶち上げており、友杉も52試合遊撃守備についた今季から、24年はさらに増えることになりそうだ。「ボクがより一層責任というか頑張らないと、シャッフルは成り立たないと思うので、すごく気合が入りました。今年は(年間)3試合に1回のペースだったんですけど、フル(出場)に近づけるように頑張ります」と声を大にした。

ルーキーイヤーから開幕1軍を勝ち取り、7月には10試合で10安打を放つなど計64試合出場で打率.254、47安打、9打点、14犠打、9盗塁と奮闘した友杉が、2年目へさららる飛躍を期している。

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[ロッテ]ドラ1・上田希由翔、プロ1号パフォーマンスはボルト・ポーズ、母校講演で生徒に求められ[報知]

ロッテのドラフト1位・上田希由翔(きゅうと)内野手(22)=明大=が18日、プロ1号のホームランパフォーマンスとして、陸上男子短距離で活躍したウサイン・ボルト氏のライトニングポーズを取り入れることを決めた。

愛知・岡崎市出身の上田は、母校の愛知産大三河で講演。質問コーナーで男子生徒に「こんなパフォーマンスをやってもらいたい」と“ボルト・ポーズ”を求められ、「じゃあ、最初にホームランを打った時に」と快諾した。ロッテでは、これまでレアードの「すし」パフォーマンスやポランコの「パワー」ポーズが定番化しており、レギュラー奪取に成功すれば定着する可能性も十分にある。

パンチ力のある打撃が魅力のルーキーは、中村奨や安田らと三塁を争うが、「地元の方がこういう会を開いてくれて、頑張らなきゃいけないなとあらためて思った」と決意。同郷のYouTuber「東海オンエア」の曲を登場曲として使用することも検討している。

ウサイン・ボルト
2000年代から10年代にかけて活躍したジャマイカの元陸上競技短距離選手。100メートル9秒58の世界記録保持者で、五輪で8つの金メダルを獲得した人類史上最速のスプリンター。愛称は稲妻を意味する「ライトニング」。

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ロッテ加入の愛斗が入団会見「守備に絶対的自信」、吉井監督も期待「長打力不足解消を」[Full-Count]

◇移籍の連絡には「『あ、ロッテに行くんだ』くらいで…」

現役ドラフトで西武からロッテに移籍した愛斗外野手が18日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。背番号は「50」に決定。新天地で迎えるプロ9年目に向けて「またイチから、1年目の気持ちで頑張りたい」と意気込み、目標は「レギュラーを獲ることです」と宣言した。

自宅で移籍の連絡を受けた際は「『あ、ロッテに行くんだ』くらいで。そこからロッテで頑張ろうとすぐに思いました」とさほど驚きはなかったという。「守備面では絶対的な自信が自分の中にあるので、そこの信頼を得てから、打撃でも少しでも貢献できるようにやりたいと思います」と話した。

同席した吉井理人監督は「彼のプレーをライオンズ時代から見ていて、すごくハッスルプレーの選手で、マリーンズにもフィットすると思っている。来季はZOZOマリンスタジアムで思い切り暴れて欲しいと思っています」と期待。選んだ理由については「1番は長打力があるということ。長打力不足でいつも悩んでいるので、そこを解消してもらえる打者だと思っています」と説明した。

花咲徳栄高から2015年ドラフト4位で西武に入団。2017年に1軍デビューし、昨季は自身最多の121試合に出場して打率.243、9本塁打、28打点をマークした。そして今季、開幕スタメンと掴むなど序盤は1番打者として定着しかけていたが、5月中旬以降に調子を落として出場機会を減らして73試合にとどまった。

2019年のプロ初安打、2021年のプロ初本塁打はいずれもZOZOマリンスタジアムで放った。守備では今季を含めて2度、ライトゴロを記録。今季も3試合ながら打率.385(13打数5安打)をマークした相性のいい球場が新たな本拠地となる。

強肩と守備範囲の広さは魅力。ロッテは今季、正右翼手を固定できなかったとあって、愛斗が“大化け”する可能性もありそうだ。西村天裕投手(前日本ハム)や石川慎吾外野手(前巨人)ら“移籍組”が大活躍している例もあり、26歳には大きな期待が懸かる。

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愛斗加入でどうなる…吉井監督も“嬉しい悩み”、ロッテに吹き荒れる外野バトル[Full-Count]

◇現役ドラフトで西武から移籍の愛斗が入団会見、目標は「レギュラー」

現役ドラフトで西武からロッテに移籍した愛斗外野手が19日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。同席した吉井理人監督は、高い守備力と長打力を評価。来季の外野の布陣について「白紙ですね。みんなでいい競争をしてもらって、出番をつかんでもらえたらなと思います」と熾烈なバトルのゴングを鳴らした。

愛斗は自身最多の121試合に出場した昨季、打率.243、9本塁打、28打点をマーク。今季も開幕スタメンを勝ち取るなど序盤は1番打者として定着しかけていたが、5月中旬以降に調子を落として出場機会を減らして73試合出場だった。

そんな26歳を指名した理由について、指揮官は「1番は長打力があるということ」と説明。「マリーンズは長打力不足でいつも悩んでいるので、そこを解消してもらえる打者だと思っています。あと守備も、本当にアグレッシブ。肩も強いし、足も速い…よな?いい外野手だと思っています」と称賛した。

今季のチームを見てみると、愛斗がこれまで主に守っていた右翼の先発出場は、荻野貴司が49試合、平沢大河が35試合、岡大海が28試合、山口航輝が12試合など11人が務め、固定することができなかった。打線も“日替わり”となっていただけに「基本は相手の投手を見て使っていくんですけど、理想としては5、6番くらいまでは固定して、7、8、9番はツープラトンが理想かなと考えています」と明かした。

「レギュラー獲ること」と目標を掲げ、数字を聞かれると「全てにおいてチームで1番できるように頑張りたい」と誓った愛斗。プロ初安打、初本塁打をマークしたZOZOスタジアムを本拠地に、大暴れする準備はできている。

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[千葉魂]協調と主体の難しさ、学び多き吉井監督1年目[千葉日報]

シーズン途中、ZOZOマリンスタジアム監督室のホワイトボードに、新たに「チームワーク。協調性をベースに主体性を保つ!!」と書き加えられた。主体性を尊重する姿勢を常に大事にしてきた吉井理人監督だが、チームを指揮する過程で、その方針の中にアクセントを加えた。

「自分で考えて、自分の責任の下、行動をする主体性。でもチームというものには、やっぱり協調性も必要。チームという大きな枠の中で主体性を出してもらうことが大事だとシーズンを過ごす中で改めて考えさせられた」と吉井理人監督は話す。


初めての監督業。発見の連続だった。もちろん、失敗することもあった。ゲームの中で感情を表に出さないようにしようとシーズン前に決めていた。しかし、やはりシーズン中盤に入るとその自らの約束事を破ってしまったこともあった。気が抜けているように見えたプレーを目にして試合中、ベンチ裏の食堂で思わず感情をあらわにしてしまった日があった。普段は温厚な指揮官の表情に、その場は凍りついた。吉井監督自身も空気が変わったことを察した。そして自分の約束事を破ったことを、すぐに理解した。だから、試合後、全員を集めると頭を下げて謝った。采配ミスも素直に認めてきた。試合後のメディア対応で「あれはこちらのミス」と口にしたことは何度もあった。

「監督って難しい。これまで一緒に戦った歴代の監督の皆様に謝らないといけない。これまでワガママ言ってしまってすいませんって」と笑う。


移動中や監督室では色々な書物に目を通して学びを得ようとした。今では便利な電子書籍も積極的に利用している。ある時、書籍を読んでいて目に入った言葉があった。それが「協調性をベースに主体性を保つ」。すぐに共感した。まだ監督になりたての頃だと、そこまで心に引っかからなかったかもしれない。主体性を重んじていた。しかし、チームを率いて半ばを過ぎると、この言葉の前でピタリと目が止まった。

「奥の深い言葉。主体性を重んじることはもちろん大事。そこは一貫して今でも変わらない。でも優勝という大きな目標のためにはみんながそれぞれ勝手にやっていてはダメ。チームワーク、協調性なくしてチーム力は上がらない」(吉井監督)。

監督就任後、ホワイトボードに1番最初に書いたのは「Players win Games Teams win Championships」という言葉。大きな意味では同じ事を指していると言ってもいい。ただ、シーズン中盤に書いた言葉の中には実戦でつかんだ実感がこもっていた。

監督1年目が終わった。70勝68敗5分けでリーグ2位。しかし、首位バファローズとは15.5ゲーム差をつけられた。収穫もあったが、反省と課題多き1年でもあった。年は暮れた。そして、まもなく新たな1年が始まる。リーグ優勝という大目標に向けて着々と新たなチームの姿が見えてきている。協調性をベースに主体性を保つためには指揮官のマネジメント力が必要不可欠だろう。この絶妙なバランスを意識し吉井監督が2年目のタクトを振るう。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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